JPH0659020A - レーダ信号処理装置 - Google Patents

レーダ信号処理装置

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JPH0659020A
JPH0659020A JP4209093A JP20909392A JPH0659020A JP H0659020 A JPH0659020 A JP H0659020A JP 4209093 A JP4209093 A JP 4209093A JP 20909392 A JP20909392 A JP 20909392A JP H0659020 A JPH0659020 A JP H0659020A
Authority
JP
Japan
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clutter
threshold
data
section
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP4209093A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Sato
千晶 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッタ抑圧によるクラッタの消え残りがあ
るときに消え残りレベルに合わせたスレッショルドを用
いて自動目標検出を行うことにより、クラッタによる誤
警報を防ぐ。 【構成】 通常のレーダ信号処理にクラッタレンジビン
を検出するクラッタ検出部6、フーリエ変換部3のデー
タをサンプルするデータサンプル部7、この出力により
スレッショルドの計算を行うスレッショルド計算部8を
付加することにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は地上または航空機等に
搭載されたレーダにおいてレーダ目標を検出するレーダ
信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば1990年にMcGraw
−Hill PablishingCompanyから
発行されたMerrill I.Skolnik著Ra
dar Handbookに示された従来のレーダ信号
処理装置を示す図である。図において1は受信データ、
2は受信データのクラッタ抑圧を行うクラッタ抑圧部、
3はクラッタ抑圧部の出力データのフーリエ変換を行う
フーリエ変換部、4はフーリエ変換部の出力データの振
幅を検出する振幅検出部、5は振幅検出部の出力データ
から目標を自動検出する自動目標検出部である。
【0003】従来のレーダ信号処理装置は上記のように
構成され以下のように動作する。レーダの受信機からの
データである受信データ1は目標信号の他にクラッタ、
ノイズ信号を含んでいる。目標検出を行うためにまず、
クラッタ抑圧部においてクラッタの抑圧を行う。クラッ
タ抑圧フィルタとしては、通常3パルスキャンセラを使
用し、主としてメインローブクラッタを抑圧している。
そしてフーリエ変換部3において、目標の周波数分析を
行う。フーリエ変換部3の出力を振幅検出部4にて振幅
値を検出し、自動目標検出部5により通常ドップラ・ビ
ン毎に目標の自動検出を行う。自動目標検出部5ではガ
ウス分布等の特有の分布を持つ各不要信号に含まれる目
標信号を一定の誤警報確率で検出できるようにスレッシ
ョルドを決定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなレーダ信
号処理装置では自動目標検出部にて距離方向のクラッタ
振幅情報の統計的処理に基づくスレッショルドにより検
出を行っている。ところがクラッタ抑圧部にてクラッタ
を抑圧しきれず、消え残りがある場合にはクラッタレベ
ルがスレッショルドより高いため、クラッタを目標とし
て検出する誤警報が生じるという問題点を有していた。
【0005】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたものであり、目標の自動検出における誤警報を
少なくして、検出精度を上げることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるレーダ
信号処理装置においては、通常のクラッタ抑圧、フーリ
エ変換、振幅検出、自動目標検出に、クラッタ情報を検
出するクラッタ検出部、クラッタの存在するレンジビン
(以下クラッタレンジビンと称す。)についてクラッタ
抑圧の出力データを取出すデータサンプル部、クラッタ
の消え残りによる誤警報を小さくするためのスレッショ
ルド計算部を付加したものである。
【0007】
【作用】上記のように構成されたレーダ信号処理装置で
はクラッタ検出の出力であるクラッタレンジビンについ
てクラッタの消え残りレベルに応じたスレッショルドを
決めるのでクラッタの消え残りによる誤警報を防ぐこと
ができる。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例の全体構成図であ
る。1,2,3,4は上記従来装置と全く同一のもので
ある。6はクラッタレンジビンを検出するクラッタ検出
部、7はクラッタ検出部によって求めたクラッタレンジ
ビンについてフーリエ変換部の出力データをサンプルす
るデータサンプル部、8はデータサンプル部の出力から
自動目標検出のスレッショルドを計算するスレッショル
ド計算部、5はスレッショルド計算部の出力であるスレ
ッショルドを用いて自動目標検出処理を行う自動目標検
出部である。
【0009】上記のように構成されたレーダ信号処理装
置はクラッタレンジビンについてデータサンプル部7の
出力からの消え残りの有無を判定しスレッショルドを決
定する。クラッタ検出部6ではレンジ方向に広がりを持
つノイズレベルより大きい信号をクラッタとしてクラッ
タレンジビンを求めている。データサンプル部7ではこ
のクラッタレンジビンについてのデータを取り出す。こ
れによりクラッタの存在するレンジビンについてのみス
レッショルド計算部8の計算を行えばよいことになる。
【0010】スレッショルド計算部8の構成は図2に示
すようになっている。9は従来の自動目標検出にて求め
たスレッショルドである。これとデータサンプル部7の
出力であるクラッタレンジビンデータからアキュムレー
タ10にてクラッタの消え残りレベルを計算する。この
クラッタ消え残りレベルによりオフセット演算を行うの
がオフセット計算部11である。クラッタの消え残りレ
ベルが大きい場合にはオフセットが大きくなる。これに
より、クラッタの消え残りレベルより高いレベルにスレ
ッショルドが設定される。またクラッタの消え残りレベ
ルが小さいときにはオフセットは0となる。オフセット
計算部の出力であるオフセット値とスレッショルド9を
加算するのが加算器12である。この加算器12の出力
であるスレッショルドを用いて目標の自動検出を行うの
が自動目標検出部5である。また、スレッショルドは式
(1)に従う。 Y2=Y1+α (1)
【0011】式(1)においてY1は通常の自動目標検
出によって求められる自動目標検出スレッショルド、α
はオフセット計算部11で求められたオフセットであ
る。このY1とαの和であるY2が上記のレーダ信号処
理装置のスレッショルドとなる。これにより、クラッタ
レンジビンについては消え残ったレベルに合わせてスレ
ッショルドが変化する。
【0012】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れたいるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0013】クラッタレンジビンについてのみ処理を行
っているので他のレンジビンに影響なく目標の自動検出
が行える。
【0014】クラッタの消え残りレベルによりスレッシ
ョルドを決めているのでクラッタによる誤警報が少なく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成を示す図である。
【図2】スレッショルド計算部の構成を示す図である。
【図3】従来のレーダ信号処理装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 受信データ 2 クラッタ抑圧部 3 フーリエ変換部 4 振幅検出部 5 自動目標検出部 6 クラッタ検出部 7 データサンプル部 8 スレッショルド計算部 9 スレッショルド 10 アキュムレータ 11 オフセット計算部 12 加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ受信データからクラッタを抑圧す
    るクラッタ抑圧部、このクラッタ抑圧部の出力データの
    フーリエ変換を行うフーリエ変換部、このフーリエ変換
    部の出力データの振幅を検出する振幅検出部、レーダ受
    信データからクラッタ情報を求めるクラッタ検出部、こ
    のクラッタ検出部の出力であるクラッタの存在するレン
    ジビンについてクラッタ抑圧部の出力データをサンプル
    するデータサンプル部、このデータサンプル部の出力デ
    ータからクラッタの消え残りレベルを求め、自動目標検
    出のスレッショルドを計算するスレッショルド計算部、
    このスレッショルド計算部の出力であるスレッショルド
    を用いて振幅検出の出力データから目標検出を行う自動
    目標検出部とを備えたことを特徴とするレーダ信号処理
    装置。
JP4209093A 1992-08-05 1992-08-05 レーダ信号処理装置 Pending JPH0659020A (ja)

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JP4209093A JPH0659020A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 レーダ信号処理装置

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JP4209093A JPH0659020A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 レーダ信号処理装置

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JPH0659020A true JPH0659020A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16567172

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JP4209093A Pending JPH0659020A (ja) 1992-08-05 1992-08-05 レーダ信号処理装置

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JP (1) JPH0659020A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0943339A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 Nec Corp レーダビデオ圧縮装置
US5907301A (en) * 1997-01-17 1999-05-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Procedure and device for the control of a radar unit
WO2020039797A1 (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 古野電気株式会社 エコーデータ処理装置、レーダ装置、エコーデータ処理方法、および、エコーデータ処理プログラム

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JPWO2020039797A1 (ja) * 2018-08-22 2021-08-10 古野電気株式会社 エコーデータ処理装置、レーダ装置、エコーデータ処理方法、および、エコーデータ処理プログラム

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