JPH0658974U - 消波装置付きコースロープ - Google Patents
消波装置付きコースロープInfo
- Publication number
- JPH0658974U JPH0658974U JP006733U JP673393U JPH0658974U JP H0658974 U JPH0658974 U JP H0658974U JP 006733 U JP006733 U JP 006733U JP 673393 U JP673393 U JP 673393U JP H0658974 U JPH0658974 U JP H0658974U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- ring
- float
- cable
- course rope
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H4/00—Swimming or splash baths or pools
- E04H4/14—Parts, details or accessories not otherwise provided for
- E04H4/143—Swimming lane markers with or without wave suppressors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 消波リング11を簡単に交換でき、しかも単
独のフロートリング12を使用せず消波リング11自体
にフロートとしての機能を持たせたものを得ること。 【構成】 ケーブル10に多数の消波リング29を嵌め
込んでなるコースロープにおいて、消波リング29は、
ケーブル10を挿通する弧状の挿通孔部39を通って2
以上に分割し、フロート取付け孔35にフロート筒37
を取付けた同一のもの2個以上を用意して、軸部38の
挿通孔部39にケーブル10をあてがいながら、一方の
翼部15が互いに接するようにして一方の係合突部31
を、他方の係合孔32に嵌合しつつ圧入する。すると、
全体が円形の消波リング29となる。同様にして、2個
以上一対で構成される弧状リング部30を順次組み立て
ることにより、消波装置付きコースロープとなる。
独のフロートリング12を使用せず消波リング11自体
にフロートとしての機能を持たせたものを得ること。 【構成】 ケーブル10に多数の消波リング29を嵌め
込んでなるコースロープにおいて、消波リング29は、
ケーブル10を挿通する弧状の挿通孔部39を通って2
以上に分割し、フロート取付け孔35にフロート筒37
を取付けた同一のもの2個以上を用意して、軸部38の
挿通孔部39にケーブル10をあてがいながら、一方の
翼部15が互いに接するようにして一方の係合突部31
を、他方の係合孔32に嵌合しつつ圧入する。すると、
全体が円形の消波リング29となる。同様にして、2個
以上一対で構成される弧状リング部30を順次組み立て
ることにより、消波装置付きコースロープとなる。
Description
【0001】
本考案は、水泳プールにおいて各コースを区分するとともに、水泳中に発生し た波を消すための消波装置付きコースロープに関するものである。
【0002】
従来の水泳プールの消波装置付きコースロープは、図7ないし図9に示すよう に、ケーブル10に消波リング11とフロートリング12とを多数連続的に嵌め 込んでなるものであった。 さらに詳しくは、消波リング11は、プラスチック成型品からなり、直径約1 10mmで、幅約20mmの外部リング13に、この消波リング11の内側略中 央に補助リブ14を設け、この補助リブ14から一方側に突出するように十字状 の一方の翼部15を設け、他方側に突出するように十字状の他方の翼部16を設 ける。これらの一方の翼部15と他方の翼部16とは、互いに45度の間隔をも っており、したがって、外部リング13の内側に一方の翼部15と他方の翼部1 6との間に8個所の貫通空間17が形成される。また、一方の翼部15と他方の 翼部16の中心部分には、軸18が一体に形成され、その中に挿通孔19が貫通 し、ステンレススチールなどのケーブル10が挿通されている。さらに、軸18 の両端部には、互いに係合して必要以上に回転しないように回り止め凹部20が 形成されている。
【0003】 前記フロートリング12は、両端が密閉した円筒状をなし、中央に挿通孔21 が貫通している。 そして、前記消波リング11は、10ないし20個毎にフロートリング12が 1個入るようにケーブル10に順次嵌め込まれて25m、50mなどのコースロ ープとなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 (1)この種のコースロープは、1本のケーブル10に数百個もの消波リング1 1とフロートリング12とを差し込むものであり、使用の前後は、コンクリート の床を引きづりながら、巻き取り機に巻き取ったり、巻き取り機から引き出した りする。そのため、一部の消波リング11やフロートリング12が壊れたとき、 その壊れた部分だけを交換するのが極めて面倒であった。 (2)一部の消波リング11やフロートリング12が壊れたままの状態で使用す ると、水泳をしている者が怪我をすることがあるため、できるだけ早く補修する 必要があるが、製造元へ送り返さないとそれができず、しかも、補修のための費 用がかかりすぎる。
【0005】 (3)フロートリング12が一定間隔毎に入っているのでフロートリング12の 部分の浮き上がり高さと、消波リング11の浮き上がり高さとが異なり、コース ロープに波を打ち、消波作用にむらがある。 (4)フロートリング12は、内部が空気であり、特に壊れやすい。
【0006】 本考案は、消波リング11を簡単に交換でき、しかも単独のフロートリング1 2をなくして消波リング11自体にフロートとしての機能を持たせたものを得る ことを目的とするものである。
【0007】
本考案は、ケーブル10に多数の消波リング29を嵌め込んでなるコースロー プにおいて、前記消波リング29は、ケーブル10を挿通する弧状の挿通孔部3 9を通って2以上に分割したものを互いに結合してなることを特徴とする消波装 置付きコースロープである。
【0008】
フロート取付け孔35に、両端を閉鎖したフロート筒37を取付けた2以上に 分割した同一のものを用意して、軸部38の挿通孔部39にケーブル10をあて がいながら、一方の翼部15が互いに接するようにして一方の係合突部31を、 他方の係合孔32に嵌合しつつ圧入する。すると、係合突部31が係合孔32に 係合して全体が円形の消波リング29となる。 同様にして、2個以上を一対として構成される弧状リング部30を順次組み立 てることにより、消波装置付きコースロープとなる。この場合において、消波リ ング29がフロート筒37を具備しているので、フロートリング12を途中に介 在する必要がない。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1ないし図3において、29は、本考案による消波リングで、この消波リン グ29は、プラスチック成型品からなり、前記図9における消波リング11を上 下180度ずつに2分割して係合突部31と係合孔32で連結するようにしたも のである。
【0010】 さらに詳しくは、弧状のリング部30は、直径約110mm、幅約20mmの 半円リング状をなし、この弧状のリング部30の内側略中央には補助リブ14を 一体に設け、この補助リブ14から一方側に突出するようにT字形の一方の翼部 15を一体に設け、さらに、他方側に突出するようにハ字形の他方の翼部16を 一体に設ける。これらの一方の翼部15と他方の翼部16とは、互いに45度の 間隔をもっており、したがって、外部リング13の内側に一方の翼部15と他方 の翼部16との間に4個所の貫通空間17が形成される。
【0011】 前記一方の翼部15と他方の翼部16の中心部分には、半円樋状の軸部38が 一体に形成され、その中に半円状の挿通孔部39が形成され、前記軸部38の両 端部には、回り止め凹部20が形成されている。前記一方の翼部15のうち、水 平面をなす一方端部には、係合突部31と位置合わせ突起33が突出して形成さ れ、また、他方端部には、係合孔32と位置合わせ孔34が穿設されている。さ らに、前記リング部30の内側であって、他方の翼部16と弧状リング部30と の角隅部分には、フロート取付け孔35が一体に形成され、このフロート取付け 孔35の内側には、係止爪36が突設されている。 このフロート取付け孔35には、図4に示すように、両端を閉鎖したフロート 筒37を圧入して、係止爪36により、また、必要に応じて接着剤を使用して取 付けられる。
【0012】 図3のように成型加工され、かつ、フロート取付け孔35にフロート筒37を 取付けた同一のもの2個を用意して、軸部38の挿通孔部39にケーブル10を あてがいながら、一方の翼部15が互いに接するようにして一方の係合突部31 と位置合わせ突起33を、他方の係合孔32と位置合わせ孔34に嵌合しつつ圧 入する。すると、図1に示すように、係合突部31が係合孔32に係合して全体 が円形の消波リング29となる。 同様にして、2個一対で構成される弧状リング部30を順次組み立てることに より、消波装置付きコースロープとなる。この場合において、消波リング29が フロート筒37を具備しているので、従来のようなフロートリング12を途中に 介在する必要がない。
【0013】 前記実施例では、180度間隔で2個に分割した場合を説明したが、これに限 られるものではない。 図5は、90度間隔で4個に分割した場合を示している。この場合においても 、一方の翼部15と他方の翼部16とを45度間隔で設け、係合突部31と係合 孔32を形成し、かつ、フロート取付け孔35を一体に設ける。そして、同一形 状の4個を組み立てることにより1つの消波リング29が得られる。
【0014】 図6は、120度間隔で3個に分割したさらに他の実施例を示している。この 場合において、一方の翼部15と他方の翼部16とを60度間隔で設け、係合突 部31と係合孔32を形成し、かつ、フロート取付け孔35を一体に設ける。そ して、同一形状の3個を組み立てることにより1つの消波リング29が得られる 。
【0015】
(1)1本のケーブル10に数百個もの消波リング29を差し込んであっても、 一部の消波リング29が壊れたとき、その壊れた消波リング29の係合突部31 と係合孔32との係合部分だけを外して交換することができる。 (2)素人でも現場にて素早く交換できるので、水泳をしている者が怪我をする のを未然に防ぐことができるとともに、補修のための費用がほとんどかからない 。 (3)フロート筒37が消波リング29に直接取付けられることにより、浮き上 がり高さが一定であり、消波効果がどの位置でも同一である。 (4)従来のようなフロートリング12を持たないので、壊れにくい。
【図1】本考案による消波装置付きコースロープの消波
リング29の一実施例を示す一部切り欠いた正面図であ
る。
リング29の一実施例を示す一部切り欠いた正面図であ
る。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1おける消波リング29を構成する一部の斜
視図である。
視図である。
【図4】図1において、フロート取付け孔35にフロー
ト筒37を取付けた状態の断面図である。
ト筒37を取付けた状態の断面図である。
【図5】本考案の消波リング29の第2実施例の正面図
である。
である。
【図6】本考案の消波リング29の第3実施例の正面図
である。
である。
【図7】従来の消波装置付きコースロープの断面図であ
る。
る。
【図8】従来の消波装置付きコースロープの正面図であ
る。
る。
【図9】従来の消波リング11の斜視図である。
10…ケーブル、11…消波リング、12…フロートリ
ング、13…外部リング、14…補助リブ、15…一方
の翼部、16…他方の翼部、17…貫通空間、18…
軸、19…挿通孔、20…回り止め凹部、21…挿通
孔、29…消波リング、30…リング部、31…係合突
部、32…係合孔、33…位置合わせ突起、34…位置
合わせ孔、35…フロート取付け孔、36…係止爪、3
7…フロート筒、38…軸部、39…挿通孔部。
ング、13…外部リング、14…補助リブ、15…一方
の翼部、16…他方の翼部、17…貫通空間、18…
軸、19…挿通孔、20…回り止め凹部、21…挿通
孔、29…消波リング、30…リング部、31…係合突
部、32…係合孔、33…位置合わせ突起、34…位置
合わせ孔、35…フロート取付け孔、36…係止爪、3
7…フロート筒、38…軸部、39…挿通孔部。
Claims (4)
- 【請求項1】 ケーブル10に多数の消波リング29を
嵌め込んでなるコースロープにおいて、前記消波リング
29は、ケーブル10を挿通する弧状の挿通孔部39を
通って2以上に分割したものを互いに結合してなること
を特徴とする消波装置付きコースロープ。 - 【請求項2】 消波リング29を構成する2以上に分割
した各部分は、互いに同一形状とした請求項1記載の消
波装置付きコースロープ。 - 【請求項3】 消波リング29を構成する2以上に分割
した各部分は、一方に形成した係合突部31を他方に形
成した係合孔32に係合して一体化してなる請求項1ま
たは2記載の消波装置付きコースロープ。 - 【請求項4】 消波リング29内に、フロート筒37を
一体に具備してなる請求項1、2または3記載の消波装
置付きコースロープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP006733U JPH0658974U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 消波装置付きコースロープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP006733U JPH0658974U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 消波装置付きコースロープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658974U true JPH0658974U (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11646433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP006733U Pending JPH0658974U (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 消波装置付きコースロープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658974U (ja) |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP006733U patent/JPH0658974U/ja active Pending
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