JPH0658528B2 - 染料転写画像作成法 - Google Patents

染料転写画像作成法

Info

Publication number
JPH0658528B2
JPH0658528B2 JP60155875A JP15587585A JPH0658528B2 JP H0658528 B2 JPH0658528 B2 JP H0658528B2 JP 60155875 A JP60155875 A JP 60155875A JP 15587585 A JP15587585 A JP 15587585A JP H0658528 B2 JPH0658528 B2 JP H0658528B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
dye
vapor
deposited
photoresist layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60155875A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6145241A (ja
Inventor
ソロマン フイスク リチヤード
Original Assignee
ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング コンパニ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング コンパニ− filed Critical ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング コンパニ−
Publication of JPS6145241A publication Critical patent/JPS6145241A/ja
Publication of JPH0658528B2 publication Critical patent/JPH0658528B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/025Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet
    • B41M5/035Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet by sublimation or volatilisation of pre-printed design, e.g. sublistatic
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/003Transfer printing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/34Imagewise removal by selective transfer, e.g. peeling away
    • G03F7/346Imagewise removal by selective transfer, e.g. peeling away using photosensitive materials other than non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は基体上の蒸着着色剤層と該着色剤層上の輻射線
感受性レジスト層とから成る感光性物品を使用する染料
転写画像作成法に関する。さらに本発明は、好ましくは
金属層がこの感光性物品中に包含されており、そしてこ
の金属層を有するかかる感光性物品を使用する方法に関
する。
特に、本発明は基本の表面上に少なくとも1層の蒸着着
色剤層を有する画像作成可能な物品を用いた染料転写画
像作成法に関する。基体は着色剤が蒸着される表面上に
前もつて金属またはその他の輻射線吸収性層を有してい
てもよいし、又はいなくてもよい。まず、輻射線感受性
層を、該層の溶解性および/または染料蒸気透過性を変
化させる輻射線で像様露光し、そして該層をフオトレジ
ストの態様にエツチングし又はせずに、該層を通して染
料を像様に転写する。
先行技術 染料や顔料のような着色剤は広範囲の様々な画像作成法
に使用されて観察可能な画像に適した光学濃度を付与す
る。カラー写真、ジアゾニウム塩カツプリング、平版お
よびレリーフ印刷、染料漂白画像作成、ロイコ染料酸
化、染料の昇華転写、フオトレジスト画像作成の諸シス
テムのような広範な種々の技術はいずれも観察可能な光
学濃度を形成するために染料や顔料を使用している。こ
れ等タイプの技術のいくつかの例は例えば米国特許第
3,136,637号、第3,671,236号、第
4,307,182号、 第4,262,087号、第4,230,789号、第
4,212,936号、 第4,336,323号等に見い出せる。かかるシステ
ムのいずれにおいても、着色剤は溶剤や高分子バインダ
ーのようなキヤリヤ媒体中で、画像作成可能な物品中に
存在している。昇華による染料転写における最終画像は
一般に受容体シート上の本質的に純粋な染料から成るに
すぎない。これ等様々な画像形成技術の各々を複雑性、
バラツキの無さ、画像品質、スピード、安定性、および
価格によつて評価したときのその利点と欠点は個々様々
である。
染料は多数の様々な目的のために蒸着されてきた。米国
特許第4,268,541号では蒸着金属層上に有機保
護層を付着させている。付着有機物質の中にはローダミ
ンBとフタロシアニン、染料と顔料がある。これ等物質
が何らかの画像形成方法に積極的に関係するとは記載さ
れていない。
米国特許第4,271,256号は染料を含む蒸着有機
物質を使用する画像転写方法を示しているが、その場合
の転写は接着フイルムを用いて基体から画像を剥離する
ことによつて行われる。該特許はまた輻射線吸収を向上
せしめるために蒸着金属層下での染料の使用を開示して
いるが、その物品はフオトレジスト層を使用するもので
はない。
米国特許第3,822,126号には染料層(これは蒸
着されたものであつてもよい)に照射してその染料を酸
化またはさもなくば脱色して画像を残し、それから、こ
の像を受容体表面へ転写できることが開示されている。
米国特許第3,811,884号には有機色材の層に照
射してその材料を発色、変色、または退色させ、その残
留染料像を加熱によつて転写できる画像転写方法が開示
されている。
米国特許第3,751,285号に開示された画像転写
方法においては感光性システムを作成するために染料と
ジアジドスルホン酸誘導体が同時に蒸着されている。
発明の概要 基体、蒸着染料または顔料、および輻射線感受性層の順
に構成された物品から染料像の転写を行うことができ
る。輻射線感受性層は輻射線感受性層の溶解性および/
または透過性を変化させる輻射線で像様露光される。蒸
着着色剤(染料または顔料)は該物品を加熱することに
よつて該物品から転写除去される。転写像を受容するた
めに受容体を使用することができるし又は選択的に除去
された染料を有する物品を最終像として使用することも
できる。着色剤はレジストタイプ層のエツチング無しで
転写できる。何故ならばレジストタイプ層の透過性が変
化しており、重合領域における移動は妨げられるからで
ある。また、フオトレジストを選択的にエツチング除去
してから加熱によつて染料を転写してもよい。金属層を
基体上に又は染料と輻射線感受性層との間に(この場合
にはエツチングが行われるはずである)使用すると、よ
り有効に熱を吸収するので又は非エツチング領域の染料
転写に対してより有効なバリヤを付与するので染料転写
の効率が増大する。
蒸着金属層および/または蒸着カラー層の上に摩耗防護
層を使用することは本発明の好ましい構成である。ま
た、蒸着染料層と輻射線感受性層すなわち感光層との間
にバリヤ層を使用することはフオトレジスト層中への着
色剤の吸着を防止するために望ましい。
感光層中への蒸着染料または顔料層の浸透を防止するこ
とが望ましい。隣接感光層に不溶性のおよび/または不
相溶性の顔料または染料を使用すること、または染料/
顔料と感光層との間の薄い蒸着有機バリヤ層を使用する
ことは大いに望ましい。感光層中への染料または顔料の
浸透は写真フイルムの垂直方向におけるスピードを不均
一にし、それは画像作成に必須の溶解性の光開始変化に
悪影響を与える。かかる変動はネガまたはポジモードに
おいてそれぞれアンダーカツテイングまたは不完全な画
像洗除を許してしまう。
1)カルボニル基(カルボキシル基の一部であるものを含
む)、2)フエノキシ基、3)エステル基、4)尿素基、5)ア
ルコール基、6)フタロシアニン、または7)サツカライド
を有し、20℃に於ける蒸気圧が1−n−オクタノール
のそれより大きくない有機物質の層を蒸着着色剤または
金属の表面上に設けることは任意の金属層に優れた耐損
傷性を与えると云うことが判明した。
発明の詳細 本発明の実施に使用される感光性物品は基体と、光学濃
度を与える蒸着着色剤層と、該蒸着着色剤層上の輻射線
感受性層とから成る。基体は単一層から構成されていて
もよいし、又は複合体例えば支持層上に蒸着金属層をま
たは蒸着金属層と摩耗防護性蒸着有機層との両方を有す
るものから構成されていてもよい。本発明に使用されて
いる用語「輻射線感受性層」は電磁スペクトル中の科学
作用のある輻射線(好ましくは赤外、可視、および紫外
線)によつて照射されたときに1)水性アルカリ性のもし
くは有機の溶剤に対してより可溶性になる、2)水性アル
カリ性のもしくは有機の溶剤に対してより溶解しなくな
る、3)蒸気相有機物質(例えば分子量150〜400の
有機メロシアニン染料)によつてより浸透されるように
なる、または蒸気相有機物質(例えば上記のもの)によ
つてより浸透されなくなる層を意味する。
染料または顔料は280〜900nm(好ましくは400
〜700nm)の間の電磁スペクトルの10nmバンドに対
して少なくとも0.3の光学濃度を付与するように十分
な厚さで被覆されねばならず、好ましくは、少なくとも
0.6、より好ましくは少なくとも0.8、最も好まし
くは少なくとも1.0の光学濃度が染料によつて付与さ
れる。蒸着できる化学的クラスから選択された染料また
は顔料はいずれも本発明の実施に使用できる。これは限
定されるものではないがメチン類、アントラキノン類、
オキサジン類、アジン類、チアジン類、シアニン類、メ
ロシアニン類、フタロシアニン類、インダミン類、トリ
アリールメタン類、ベンジリデン類、アゾ類、モノアゾ
ン類、キサンテン類、インジゴイド類、オキソノール
類、フエノール類、ナフトール類、ピラゾロン類等であ
る。層の厚さは少なくとも最小の光学濃度を付与するた
めの着色剤の能力に依存する。蒸着層は数nm(例えば3
〜10nm)ほどの薄さであつてもよいし、また、千nmほ
どの厚さであつてもよい。一般的範囲は3〜1000nm
であり、好ましい範囲は10〜700nmまたは10〜2
00nmである。染料または顔料にとつて、より好ましい
範囲は20〜100nmの厚さである。複数の染料層を又
は単一層中に染料混合物を使用してもよい。特に重要な
ことであるが、染料は少なくとも0.3の透過光学濃度
をもたらすべきである。0.3から7.0以上までの濃
度範囲が獲得可能である。少なくとも0.5または少な
くとも1.0の好ましい光学濃度をもたらすべきであ
る。染料の最大吸光度の波長における最大光学濃度は
1.0〜5.0の範囲が好ましい。
層の輻射線感受性組成物は知られているようなネガ型ま
たはポジ型感光性レジスト物質であればよい。通常、ネ
ガ型感光性レジスト系は露光等によつて照射されたとき
に像様に重合する重合性組成物である。これ等組成物は
文献によく報告されており、また市販されている。通
常、これ等組成物は感光性の遊離基発生剤と組合わされ
たエチレン型またはポリエチレン型不飽和重合性物質か
らなるが、光開始カチオン重合触媒を有する感光性エポ
キシ系も公知である。アクリレート、メタクリレート、
アクリルアミド、およびアルキル系のような好ましいエ
チレン型不飽和光重合性系が使用される。本発明の実施
によれば、遊離基光開始剤と組合わされたオリゴマー、
三量体、二量体、または単量体のアクリルおよびメタク
リル重合性系が最も好ましい。米国特許第3,639,
185号;第4,349,620号;第4,008,0
84号;第4,138,262号;第4,139,39
1号;第4,158,079号および第3,469,9
82号には本発明の実施に一般に有効な感光性組成物が
開示されている。非重合性バインダー、染料、顔料、酸
化防止剤、充填剤、界面活性剤、帯電防止剤、潤滑剤、
およびその他の周知の助剤がフオトレジスト層中に存在
してもよい。有効なバインダーは、例えば、アクリル樹
脂[例えば、ポリ(アルキルメタクリレート)、ポリ
(エチルアクリレート)、共重合体等]、高分子量ポリ
オール(例えば、ポリビニルアルコール、ヒドロキシ置
換付加ポリエステル例えばポリアクリレートおよびポリ
メチルアクリレートポリエステル)、ヒドロキシ置換共
重合体[例えば、ポリ(メチルメタクリレート/ヒドロ
キシメチルアクリレート)]、天然コロイド(例えば、
ゼラチンやシエラツク)、ポリビニルヒドロゲンフタレ
ート、エチレンオキシド重合体および共重合体、ポリア
クリルアミド、ポリエチレン型不飽和物質(例えばポリ
スチレンおよびその共重合体)、ポリアミド、ポリエス
テル、およびその他の様々な高分子物質(知られている
ような天然および合成、熱可塑性および架橋のどちらで
も)である。好ましくは、これ等物質はアルカリ性水溶
液または有機現像剤溶液に対して少なくともいくらかの
妥当な溶解度を有する。感光性層の厚さは一般に0.0
5〜2.0ミル、好ましくは0.10〜0.50ミル、
最も好ましくは少なくとも0.1ミルで且つ0.3ミル
未満である。
フオトレジスト型輻射線感受性層はレジストとして作用
できるあまり知られていない輻射線感受性層で置き変え
られてもよい。米国特許第4,430,366号のグレ
ーデツド(graded)金属層;米国特許第4,36
4,995号に開示されているような非グレーデツド金
属/金属酸化物;ビスマスおよびテルルのスパツタリン
グ層または蒸着層(その酸化物を有する又は有さな
い);および、その他の熱融除性または電子融除性の、
相変化する、または再溶解性の無機層は感光層として有
効である。これ等材料は無機層が輻射線に応答して蒸
発、溶解、または反対するので溶剤で処理されることさ
え必要ない。しかしながら、先に記載されているような
有機層の方が好ましい輻射線感受性層である。
本発明の方法に有効な別の物品はさらに、基体と、該基
体の少なくとも一方の表面上の蒸着金属層と、該金属層
上に蒸着着色剤層と、任意に該金属層上の、フエノキシ
基、アルコール基、尿素基、エステル基、サツカライ
ド、またはカルボニル基(これはカルボキシル基の一部
であつてもよい)を有する物質からなる保護用蒸着有機
層とからなる。フオトレジスト層と蒸着着色剤層との間
には輻射線吸収性物質の実質的量が存在しないことが好
ましい。しかしながら、基体上に染料または顔料の層を
有し、蒸着着色剤層とフオトレジスト層との間に蒸着金
属層を有する構造は有効な構造である。かかる構造にお
いては、染料は金属層のエツチング機に熱転写(例えば
昇華)される。
基体は着色剤を蒸着できる表面または材料であればよ
い。基体は粗面であつても又は平滑であつてもよく、そ
して透明であつても又は不透明であつてもよく、そして
連続であつても又は多孔質であつてもよい。それは天然
または合成の重合体樹脂(熱可塑性または熱硬化性)、
セラミツク、ガラス、金属、ペーパー、織物等であつて
もよい。大部分の商業上の目的のためには、基体は好ま
しくはポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレー
ト)、セルロールエステル、ポリカーボネート、ポリビ
ニル樹脂(例えば、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール)、
ポリアミド、ポリイミド、ポリアクリレート(例えば、
アクリル酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、アク
リル酸n−ブチル、無水アクリル酸等の共重合体および
単独重合体)、ポリオレフイン、等々のような重合体樹
脂である。重合体は透明でも、半透明でも、又は不透明
でもよい。それはカーボンブラツクやチタニアや酸化亜
鉛や染料や顔料のような充填剤を含有していてもよく、
そして、勿論、塗付助剤や潤滑剤や酸化防止剤や紫外線
吸収剤や界面活性剤や触媒等のようなフイルムの形成に
一般に使用されているものを含有していてもよい。
蒸着金属層は蒸着された金属またはメタロイドの層であ
ればよい。本発明によれば、用語「金属層」は金属、金
属合金、金属塩、および金属化合物からなる層として定
義される。その対応する意味は用語「メタロイド層」に
も適用される。金属層における用語「金属」は本発明に
おいては半金属(即ち、メタロイド)および半導体材料
を含むものとして定義される。金属はアルミニウム、ア
ンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、クロ
ム、コバルト、銅、ガリウム、ゲルマニウム、金、イン
ジウム、鉄、鉛、マンガン、マグネシウム、モリムデ
ン、ニツケル、パラジウム、ロジウム、セレン、珪素、
銀、ストロンチウム、テルル、錫、チタン、タングステ
ン、バナジウム、亜鉛のような物質を含む、好ましく
は、金属はアルミニウム、クロム、ニツケル、錫、チタ
ン、および亜鉛から選択される。より好ましくは、金属
はアルミニウムである。アルミニウム−鉄、アルミニウ
ム−銀、ビスマス−錫、および鉄−コバルト合金のよう
な金属合金は用語「金属層」に含まれ、特に有効であ
る。金属ハロゲン化物、金属炭酸塩、金属硝酸塩等のよ
うな金属塩も有効である。金属酸化物や金属硫化物のよ
うな金属化合物は像形成系に特殊な有用性を有する。金
属と金属酸化物の混合物、金属と金属塩の混合物、およ
び金属塩と金属酸化物の混合物のようなこれ等材料の混
合物からなる金属層も特に興味がある。米国特許第4,
364,995号はかかる被覆を提供できる方法を教示
している。
特に望ましい基体は微細構造の輻射線吸収性表面からな
る。これ等構造は例えば米国特許第3,975,197
号、第4,138,262号、および第4,252,8
43号におけるように一般に公知である。これ等特許で
は、基体の表面構造は入射輻射線を吸収するように改質
されている。米国特許第4,396,643号には基線
に対するピークの平均高さが20〜1200nmである突
起を有する微細構造表面が開示されており、それは非常
に良好な輻射線吸収をもたらす。本発明の実施におい
て、微細構造基体を金属で被覆することは必須ではな
い。何故ならば、それ等は代りに染料で被覆できるから
である。輻射線吸収を増大せしめるために表面を任意に
金属の順応性薄膜で被覆することはやはり有効である。
蒸着金属層の厚さは最終製品の具体的要求に依存する。
厚さは少なくとも約2nmであるべきである。一般に、こ
の層はもし金属層のエツチングを必要とする場合には長
時間のエツチングを必要とする750nmより厚くならな
いようにする。より実際的な商業的範囲は10〜500
nmである。好ましい範囲は20〜400nmであり、より
好ましい範囲は25〜300nm、または30〜200nm
である。これ等値の最大値は金属層がエツチングされる
べきである場合にのみ関係する。
金属層の断面の大半は本質的に金属、金属合金、金属
塩、または金属化合物からなる。その層中には10%ま
で又は10%以上までの微量のその他物質も一般に許容
され、そして或る製法においては実際、金属層および保
護層の境界域は100%金属から100%有機物質まで
の段階変化または漸次変化を有してもよい。しかし、そ
の断面の大半(少なくとも50%)が本質的に金属、金
属合金、金属塩、金属化合物、またはそれ等の組合わせ
からなる金属層が好ましい。金属層中の欠陥は177mm
2当り100個未満、より好ましくは50個未満、より
好ましくは30個未満であるべきである。
着色剤層または金属層の蒸着はいずれの手段によつて行
なわれてもよい。金属または着色剤の熱蒸発、イオンプ
レーテイング、高周波スパツタリング、A.C.スパツ
タリング、D.C.スパツタリング、およびその他の公
知の付着法が本発明の実施に使用できる。圧力は被覆中
に大巾に変動するかも知れないが、通常10−6〜10
−4トルの範囲にある。
有機保護層は1)カルボニル基(それはカルボキシル基の
一部であつてもよいがそうである必要もない)を有する
有機物質、2)フエノキシ基、3)アルコール、または4)サ
ツカライドからなる群から選択された、20℃に於ける
蒸気圧が1−n−オクタノールのそれよりも大きくない
物質から成つていてもよい。保護被覆は単一化合物また
は単量体化合物である必要はないので用語「有機物質」
を使用した。
それ等タイプの物質に加えて、二量体、三量体、オリゴ
マー、重合体、共重合体、ターポリマー等を使用しても
よい。
カルボキシル基の一部でないカルボニル基を有する有機
物質は例えば、1)アミド、例えばフタルアミド、サリチ
ルアミド、尿素ホルムアルデヒド樹脂、およびメチレン
−ビス−アクリルアミド、および2)アニリド、例えばフ
タルアニリドやサリチルアニリドである。これ等有機物
質は1nmほどの薄い層で使用することもでき、そして良
好な防摩耗または防擦傷をもたらすと云うことが判明し
た。それ等は600nmまでの厚さで使用されてもよい
が、劇的な改善はもたらされず、実際、時には性質のい
くらかの減損がもたらされる。好ましい範囲は3〜20
0nm、より好ましくは5〜100nm、最も好ましくは少
なくとも5nmで且つ30nm未満または20nm未満であ
る。
エステル基含有有機物質はポリエステルオリゴマー、低
分子量ポリエステル重合体(例えば、分子量5,000
〜50,000を有するポリエチレンテレフタレートや
ポリエチレンイソフタレート等)、ジアリルフタレート
(およびその重合体)、ジアリルイソフタレート(およ
びその重合体)、モノメチルフタレート、カルボン酸ア
ルキルエステル等々のような物質である。
フエノキシ基含有有機物質はビスフエノールAや低分子
量フエノールホルムアルデヒド樹脂(例えばレジノツク
)等のような物質である。アルコール含有物質は1
−n−オクタノール、ドデカノール、ベンジルアルコー
ル等である。
フオトレジスト層は知られているようなネガ型またはポ
ジ型フオトレジストであつてもよい。通常、ポリ型フオ
トレジスト系はポジ型ジアゾニウム塩を含有する重合体
バインダー、または、例えば米国特許第3,046,1
20号、第3,469,902号、および第3,21
0,239号に開示されているような樹脂からなる。ポ
ジ型感光材料は市販されており、また、文献に十分に報
告されている。通常、ネガ型感光性レジスト系は露光等
によつて照射されたときに像様に重合する重合性組成物
からなる。これ等組成物は文献に十分に報告されてお
り、また、広く市販されている。通常、これ等組成物は
エチレン型またはポリエチレン型不飽和光重合性物質か
らなるが、感光性エポキシ系も知られている。好ましく
は、アクリレート、メタクリレート、アクリルアミド、
およびアリル系のようなエチレン型不飽和光重合系が使
用される。本発明の実施によれば、アクリルおよびメタ
クリル重合性系が最も好ましい。米国特許第3,63
9,185号、第4,247,616号、第4,00
8,084号、第4,138,262号、第4,13
9,391号、第4,158,079号、第3,46
9,982号、および英国特許第1,468,746号
には本発明の実施に一般に有効な感光性組成物が開示さ
れている。米国特許第4,314,022号には本発明
の実施に特に有効なエツチング剤溶液が開示されてい
る。
本発明の方法は上記の多様に説明された画像作成可能な
物品を用いて次のように実行することができる。
フオトレジストがネガ型であり、そして基体上の蒸着染
料(または中間の染料透過性バインダー層を有する)の
上に直接被覆されている場合には、本方法は2つのルー
トのどちらで実行されてもよい。フオトレジストを像様
重合するために十分に照射した後で、該物品を加熱して
像を受容体シートに転写してもよい。露光によつてフオ
トレジストの特定領域が染料をより透過しないようにな
るので、染料は非露光領域ではずつと速く受容体へ転写
される。照射後、フオトレジストの非露光部は蒸着着色
剤層を残したまま現像剤によつて除去されることができ
た。中間の染料透過性バリヤ層はエツチングされても又
はされなくてもよい。フオトレジストを像様分布に除去
してから加熱すると、重合フオトレジスト層の存在しな
い領域では着色剤の迅速除去が可能であろう。
フオトレジスト層がポジ型である場合には、フオトレジ
スト層の照射部をエツチング除去することが一般に望ま
しい。透過性の割合はしばしば変更されるが、その割合
は優れた画像を与えるほど大きい差が露光部と非露光部
との間に存在しない。かかる系でエツチングしない場合
には中位の品質の画像が得られるにすぎない。
加熱は染料転写作業中にほぼ均一に行なわれる。「均一
に」とは、或る領域と別の領域とに印加された熱のバラ
ツキには染料が転写されるかどうかを決定するような熱
量差が存在しないと云うことを意味するにすぎない。こ
れはレーザー加熱染料昇華法に使用される手法とは区別
される。
上記方法は基体の特性がどうあろうと作用する。金属
層、金属被覆微細構造層、および、上記のその他変数は
本方法の効率を変動させるにすぎない。
この画像作成可能な物品がフオトレジスト層と蒸着着色
剤層との間にエツチング可能層を有する(米国特許第
4,271,256号の構成を有するような)場合に
は、金属層は染料を転写するための加熱に先立つてエツ
チングされねばならない。
本質的にどの基体でも受容体表面として使用できる。ペ
ーパー、重合体フイルム、セラミツクス、ガラス、繊維
状シート、金属等をそのまま受容体として使用してもよ
い。昇華されたまたは蒸気転写された染料および顔料の
ための受容体として有用なこれ等材料は本発明の実施に
特に適する。
次の諸例によつて本発明の実施をさらに説明する。
例1 アルミニウム700nmを蒸着された可撓性の4ミルのポ
リエステルベースに次いで10−4トルの真空圧でクロ
ムプトン&ノウルズXB−2アゾ伝熱黒色染料の層を蒸
着した。次いで、この黒色層にグツドイヤーバイテルP
E200ポリエステル樹脂の100Åの層を蒸着し、そ
れから米国特許第4,247,616号の実施例3に使
用されているタイプのポジ型フオトレジストを溶剤塗布
した。この構成体をバーキイ・アスコル2KWプリンタ
ー(フイルム距離1mのメタル・ハライド・ランプ)で
網点の段階タブレツトに20秒間露出し、そして米国特
許第4,314,022号の例1に開示されている化学
処理を用いて現像した。このフイルムをポリエステル/
綿織物からなる可能性のある転写支持体に接触させた
(像対転写像)。熱と圧力は加熱転写印刷に使用される
タイプの印刷機を用いて163℃および40ポンドで2
0秒間印加された。黒色網点画像が織物に転写された。
同じ蒸着マスターを使用して、さらに3つの転写をポリ
エステル綿織物の別のサンプルに対して行つた。同じマ
スターを使用して、3M「カラーインカラー」プロセス
に使用されている反射ペーパーシート材料に対してさら
に2つの網点転写を行つた。その受容体シートは酢酸ビ
ニルと塩化ビニルの共重合体樹脂(ユニオンカーバイド
VYNS)で一方の表面を被覆された普通紙から構成さ
れた。
例2 アルミニウム700nmで被覆され、次いで例1の条件で
ペリレン緑色顔料の層を蒸着された可撓性の4ミルのポ
リエステルベースに、さらにバイラルPE200の10
0Åを蒸着し、それから例1の感光性層を塗布した。こ
のフイルムを例1におけると同じように露光し、そして
現像した。「カラーインカラー」シート上へのペリレン
顔料の転写印刷は例1と同一の条件下で行われ、オリジ
ナルの着色網点複製を作成した。
例3 ペリレン顔料の代りに蒸着フタロシアニンブルー顔料で
置き変えたこと以外は例2を繰り返した。シアンブルー
カラーが受容体シート材料に転写された。
例4 フタロシアニン顔料層を蒸着されそして例1の感光性レ
ジスト層を溶剤塗布された4ミルのポリエステルベース
をバーキーアスコル2KW光源で露光し(20秒間)、
そして例1の処理溶液を使用して印刷版用現像剤パツド
で現像した。顔料は例7と同じように転写された。透明
背景部上のシアン着色像は目で見ることができた。
例5 透明ポリエステルフイルムのウエブから20cmの真空室
内のモリブデン金属ボートの中に構造式 の黄色顔料を入れた。10−4トルの圧力で、84℃の
抵抗加熱素子によつて染料を加熱した。透過光学濃度
2.0(ブルフイルター・ステータスAマクベス濃度
計)が達成された時に加熱を止めた。この黄色染料層上
にさらにバイテルPE200TM(グツドイヤー)の10
0nmの保護層を蒸着した。
この黄色着色ウエブを室から取り出し、そしてそのフイ
ルムの染料着色表面を下記成分からなる連続ネガ型フオ
トレジスタ組成物でオーバコートした: 12gの1,3−ビス(3−[2,2,2−(トリアク
リロイルオキシメチル)エトキシ−2−ヒドロキシ−プ
ロピル)−5,5−ジメチル−2,4−イミダゾリジン
ジオン 1.6gのポリアリルイソフタレートプレポリマー(ダ
ポン 35) 3.2gのポリ(酢酸ビニル/塩化ビニル)共重合体
(86/14) 0.4gのポリ(ブチルメタクリル酸/メチルアクリル
酸)共重合体(80/20) 0.7gのミヒラ−ケトン 1.4gのジフエニルヨードニウムテトラフルオロボレ
ート 300gにするためのアセトン この塗布溶液を着色ウエブに適用し、24時間自然乾燥
し、そして輻射線感受性層約20μ厚を得た。このサン
プルを2つに切断した。その両方とも0〜4の連続濃度
網点ウエツジを介して紫外線(ハロゲン化水銀灯)に、
レジストをステツプ4として完全硬化するのに十分な時
間、露出された。一方のサンプルを受容体ペーパーと接
触させて加圧下で150℃で1分間加熱した。黄色ポジ
像がペーパー上に転写された。
第二サンプルを水性アルカリ性現像剤でエツチングして
未重合レジストを除去した。このサンプルを加圧下で1
50℃で15秒間加熱して黄色ポジ像を受容体ペーパー
に転写した。
例6 黒色染料(クロムプトン・アンド・ノウルズ製XB−
6)を被覆し、ポリアクリロイルネガフオトレジストを
オーバーコートし、乾燥し、そして例5におけると同じ
ように画像形成した。両方とも黒色像が受容体シートに
転写された。
例7 基体として3ミルのポリエステルフイルム上の蒸着アル
ミニウムを使用したこと以外は例6を繰り返した。いず
れも有効な画像が転写された。
例8〜11 例1、2、3、および5の顔料および染料を、1981
年6月29日出願の米国特許出願第279,978号の
例1の金属被覆微細構造の輻射線吸収性基体の上に蒸着
せしめた。各々の着色剤被覆基体に米国特許第4,24
7,616号の例3の液状フオトレジスト組成物をオー
バーコートし、乾燥し、例1に従つて画像形成し、現像
した。各サンプルからネガ画像が作成された。
例12 4ミル(0.102mm)のポリエステルフイルムベース
にフタロシアニン顔料を透過光学濃度2.0で蒸着し、
それから200ÅのPE200バイテルポリエステル樹
脂を蒸着し、それから500Åのアルミニウムを蒸着し
た。
この構成体を、アガーワルの「デイジタル・ミクロテー
プ・レコーダー(Digital Microtape Recorder)」および
テイペツト・バーコヴイツツ・クラツプ等の「オプチカ
ル・アンド・エレクトロオプチカル・インフオメーシヨ
ン・プロセツシング(Optical and Electrooptical Info
rmation Processing)」(MITプレス、1965)に
記載されているような装置の中に入れた。金属層に0.
02インチ(0.508mm)間隔の微細ワイヤー(0.
01インチ直径、0.254mm)群を近接させた。これ
等ワイヤーに10KVのμ秒パルス(約120パルス/
秒)を印加した。
このパルスによつて、ワイヤに隣接したアルミニウム保
護層が除去された。このパルスエツチングされたアルミ
ニウムを例1同様の受容体シートと接触せしめ、そして
40ポンド(18.2kg)の圧力下で325゜F(163
℃)で20秒間加熱した。アルミニウム層が除去されて
いる領域ではブルーのフタロシアニン網点が受容体シー
トに転写された。
例13 4ミル(.102mm)のポリエステルベースと、200
Åの蒸着メロシアニン染料と、300Åの蒸着ポリ(ビ
ニルブチラール)(ブトバルB−76)と、米国特許
第4,430,366号の例1のグレーデツド・アルミ
ニウム(透過光学濃度3.5)とからなる構成体を作製
した。これを強度5ミリジユール/cm2のHe/Neレーザー
で露光してアルミニウム層の融除によつて網点画像を作
成した。融除像を有する構成体を例12に従つて現像し
て受容体シート上にネガ像を得た。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基体と、蒸着された染料または顔料と、輻
    射線感受性層とを含んでいる画像作成可能な物品からカ
    ラー画像をつくる方法であって、 a)該輻射線感受性層を該層の溶解性および/または透過
    性を変化させる輻射線で像様分布に露光し、そして b)該画像作成可能な物品を均一に加熱してその物品から
    該染料または顔料を異なる速度で蒸発させて画像を提供
    する ことを包含し、 受容体が該物品と接触しており、そして蒸発した染料ま
    たは顔料が該受容体の表面に付着して画像を形成し、 該輻射線感受性層は有機のネガ型フォトレジスト層また
    は有機のポジ型フォトレジスト層であり、そして該加熱
    がフォトレジスト層のエッチングなしでまたはエッチン
    グ後に行われる、 ことを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】該輻射線感受性層が有機のネガ型フォトレ
    ジスト層であり、そして該加熱がフォトレジスト層のエ
    ッチングなしで行われる、特許請求の範囲第1項の方
    法。
  3. 【請求項3】該輻射線感受性層が有機のネガ型フォトレ
    ジスト層であり、そして該加熱が露光済みフォトレジス
    ト層のエッチング後に行われる、特許請求の範囲第1項
    の方法。
  4. 【請求項4】該輻射線感受性層が有機のポジ型フォトレ
    ジスト層であり、そして該加熱がフォトレジスト層のエ
    ッチングなしで行われる、特許請求の範囲第1項の方
    法。
  5. 【請求項5】該輻射線感受性層が有機のポジ型フォトレ
    ジスト層であり、そして該加熱が露光済みフォトレジス
    ト層のエッチング後に行われる、特許請求の範囲第1項
    の方法。
  6. 【請求項6】該基体が、蒸着された染料または顔料を担
    持するための面上に蒸着金属層を有している重合体フイ
    ルムである、特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、
    第4項、または第5項の方法。
  7. 【請求項7】該基体が、蒸着された染料または顔料を担
    持するための面上に微細構造の輻射線吸収性金属被覆を
    有している重合体フイルムである、特許請求の範囲第1
    項の方法。
  8. 【請求項8】該基体が、蒸着された染料または顔料を担
    持するための面上に微細構造の輻射線吸収性金属被覆を
    有している重合体フイルムである、特許請求の範囲第2
    項の方法。
  9. 【請求項9】該蒸着された染料または顔料と該フォトレ
    ジスト層との間に蒸着金属層があり、そして該金属層も
    また該加熱前にエッチングされる、特許請求の範囲第3
    項または第5項の方法。
JP60155875A 1984-07-16 1985-07-15 染料転写画像作成法 Expired - Lifetime JPH0658528B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/631,533 US4587198A (en) 1984-07-16 1984-07-16 Dye transfer image process
US631533 1984-07-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145241A JPS6145241A (ja) 1986-03-05
JPH0658528B2 true JPH0658528B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=24531619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60155875A Expired - Lifetime JPH0658528B2 (ja) 1984-07-16 1985-07-15 染料転写画像作成法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4587198A (ja)
EP (1) EP0169049B1 (ja)
JP (1) JPH0658528B2 (ja)
CA (1) CA1268374A (ja)
DE (1) DE3582966D1 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60187948A (ja) * 1984-03-06 1985-09-25 Ricoh Co Ltd 光学的情報記憶媒体
US4657840A (en) * 1984-07-16 1987-04-14 Minnesota Mining And Manufacturing Company Graphic arts imaging constructions using vapor-deposited layers
US5270854A (en) * 1985-09-17 1993-12-14 Honeywell Inc. Narrow band selective absorption filter
US4935166A (en) * 1985-09-17 1990-06-19 Lee James C Narrow band selective absorption filter
US5102213A (en) * 1985-09-17 1992-04-07 Honeywell Inc. Narrow band selective absorption filter
GB2193687B (en) * 1986-07-11 1991-02-13 Canon Kk Image forming method and transfer recording medium therefor
JPH01235693A (ja) * 1988-03-16 1989-09-20 Brother Ind Ltd 感光感熱記録媒体及び画像記録方法
EP0360014B1 (en) * 1988-08-23 1996-01-03 Canon Kabushiki Kaisha Photosensitive material and image forming method using same
CA2000072C (en) * 1988-10-04 1997-03-18 Akihiro Mouri Image forming method and image forming medium
EP0411839A3 (en) * 1989-07-29 1992-04-15 Canon Kabushiki Kaisha Image forming medium and image forming method
US5266441A (en) * 1989-07-29 1993-11-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming medium and image forming method
JPH0369951A (ja) * 1989-08-10 1991-03-26 Oriental Photo Ind Co Ltd 感光体および多色画像形成方法
EP0453125A3 (en) * 1990-04-04 1992-01-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming method and image forming apparatus
US5024989A (en) * 1990-04-25 1991-06-18 Polaroid Corporation Process and materials for thermal imaging
EP0483412B1 (en) * 1990-10-30 1997-06-04 Agfa-Gevaert N.V. Method of forming thermal transfer dye images
US5278576A (en) * 1990-10-31 1994-01-11 Eastman Kodak Company Intermediate receiver opaque support
DE4110057A1 (de) * 1991-03-27 1992-10-01 Hoechst Ag Verfahren zur herstellung eines mehrfarben-pruefbildes und hierfuer geeignetes strahlungsempfindliches aufzeichnungsmaterial
US5252425A (en) * 1991-08-19 1993-10-12 Eastman Kodak Company Hard copy imaging system
DE4129284A1 (de) * 1991-09-03 1993-03-04 Agfa Gevaert Ag Bilderzeugungselement mit einem fotopolymerisierbaren monomer
US5236739A (en) * 1991-10-11 1993-08-17 Minnesota Mining And Manufacturing Company Vapor deposited multi-layered films--a method of preparation
EP0612285B1 (en) * 1991-10-11 1997-04-02 Minnesota Mining And Manufacturing Company Coated thin film for imaging
US5139598A (en) * 1991-10-11 1992-08-18 Minnesota Mining And Manufacturing Company Vapor deposited multi-layered films--a method of preparation and use in imaging
GB9121789D0 (en) * 1991-10-14 1991-11-27 Minnesota Mining & Mfg Positive-acting photothermographic materials
US5217832A (en) * 1992-01-23 1993-06-08 The Walt Disney Company Permanent color transparencies on single substrates and methods for making the same
DE69215904T2 (de) * 1992-08-12 1997-07-10 Minnesota Mining & Mfg Verfahren zur thermischen Bildübertragung
US5364740A (en) * 1992-12-30 1994-11-15 Minnesota Mining And Manufacturing Company Bleaching of dyes in photosensitive systems
US5308737A (en) * 1993-03-18 1994-05-03 Minnesota Mining And Manufacturing Company Laser propulsion transfer using black metal coated substrates
DE4331162A1 (de) * 1993-09-14 1995-03-16 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Cyaninfarbstoffen
US5326619A (en) * 1993-10-28 1994-07-05 Minnesota Mining And Manufacturing Company Thermal transfer donor element comprising a substrate having a microstructured surface
US5863860A (en) * 1995-01-26 1999-01-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Thermal transfer imaging
US5931566A (en) * 1995-10-12 1999-08-03 Valeo Sylvania L.L.C. Colored and decorative lighting
US6685868B2 (en) * 1995-10-30 2004-02-03 Darryl Costin Laser method of scribing graphics
US5742401A (en) * 1996-12-19 1998-04-21 Eastman Kodak Company Laser-exposed thermal recording element
US6582506B2 (en) * 2000-05-30 2003-06-24 Hampden Papers, Inc. Pigment flakes
CA3111745C (en) 2016-12-21 2023-04-04 Viavi Solutions Inc. Particles having a vapor deposited colorant
CA2988904C (en) 2016-12-21 2020-05-05 Viavi Solutions Inc. Hybrid colored metallic pigment
US10457082B2 (en) * 2017-05-09 2019-10-29 Macdermid Graphics Solutions, Llc Flexographic printing plate with improved storage stability

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1306830A (fr) * 1960-11-16 1962-10-19 Agfa Ag Préparation de reproductions au moyen de la chaleur
NL165852C (nl) * 1970-09-29 1981-05-15 Hoechst Ag Werkwijze voor het vervaardigen van een reprografisch kopieermateriaal door een lichtgevoelige laag aan te brengen op een drager.
IL38907A (en) * 1971-03-10 1975-05-22 Sublistatic Holding Sa Temporary supports,their preparation and use in dry dyeing and in dry printing by hot transfer
JPS5115743B1 (ja) * 1971-06-18 1976-05-19
US3811844A (en) * 1973-02-22 1974-05-21 Foster Wheeler Corp Rotating disc contactor draw-off system
US4063878A (en) * 1975-11-12 1977-12-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Applying sublimation indicia to pressure-sensitive adhesive tape
FR2340995A1 (fr) * 1976-02-16 1977-09-09 Fuji Photo Film Co Ltd Procede de fabrication d'un materiau en feuille comportant une couche metallique deposee sous vide, et procede de fabrication d'un materiau d'enregistrement
DE2749320A1 (de) * 1976-11-10 1978-05-11 Sublistatic Holding Sa Lichtempfindliches element und dessen verwendung in einem wiedergabe- und druckverfahren
DE2755730A1 (de) * 1976-12-16 1978-06-22 Sublistatic Holding Sa Lichtempfindliche elemente und ihre verwendung in wiedergabe- und druckverfahren durch trockenuebertragung und die dabei verwendeten relieg-druckformen
JPS5446034A (en) * 1977-09-19 1979-04-11 Fuji Photo Film Co Ltd Image rorming method
JPS55126487A (en) * 1979-03-26 1980-09-30 Fuji Photo Film Co Ltd Colored-picture forming method
JPS5661199A (en) * 1979-10-23 1981-05-26 Fujitsu Ltd Electric eouipment container structure
JPS57191635A (en) * 1981-05-22 1982-11-25 Ricoh Co Ltd Light and heat sensitive copying material
EP0125086A3 (en) * 1983-05-02 1985-07-10 Minnesota Mining And Manufacturing Company Imageable vapor-deposited colorant layers

Also Published As

Publication number Publication date
EP0169049A3 (en) 1987-07-29
JPS6145241A (ja) 1986-03-05
EP0169049A2 (en) 1986-01-22
EP0169049B1 (en) 1991-05-29
CA1268374A (en) 1990-05-01
US4587198A (en) 1986-05-06
DE3582966D1 (de) 1991-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0658528B2 (ja) 染料転写画像作成法
FI94108C (fi) Lämpökuvausmateriaali
EP0160396B1 (en) Laser-imageable assembly and process for production thereof
US4139853A (en) Laserbeam recording
US4004924A (en) Thermorecording
US5506085A (en) Thermal imaging element
US4705739A (en) Graphic arts imaging constructions using vapor-deposited colorant and metalloid layers with overlying photosensitive resist layer
JP2003260880A (ja) 改良された除去転写画像形成・記録
US5352562A (en) Image forming process and light-sensitive image forming material
CA2093115C (en) Imageable recording films
EP0035574A1 (en) Photo-polymerizable light-sensitive resin composition and light-sensitive sheet material
EP0160395B1 (en) Laser, imageable assembly and process for production thereof
JPS5814130A (ja) 像形成物品
EP0176693A2 (en) Process for protecting vapor-deposited metal layers
EP0362827B1 (en) Image forming method and image forming medium
JP2763205B2 (ja) 感熱記録材料を用いた画像形成方法
US5952136A (en) Method for the preparation of an improved heat mode image
US5139927A (en) Permanent yellow imaged light modulating film
US5627007A (en) Method for use formation of an improved image
US3661579A (en) Method for recording and reproducing graphic information on processed photographic material
US5215870A (en) Process of forming a permanent yellow imaged light modulating film
EP0489972A1 (en) Heat-sensitive recording material
US5158862A (en) Processless imaging to maximize blue light absorption of an image
JPS59231526A (ja) 像形成性物品
JPH04211990A (ja) 赤外レーザービーム感光性記録材料