JPH0657389B2 - 平滑化及び又は硬化圧延のための工具 - Google Patents

平滑化及び又は硬化圧延のための工具

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JPH0657389B2
JPH0657389B2 JP1031265A JP3126589A JPH0657389B2 JP H0657389 B2 JPH0657389 B2 JP H0657389B2 JP 1031265 A JP1031265 A JP 1031265A JP 3126589 A JP3126589 A JP 3126589A JP H0657389 B2 JPH0657389 B2 JP H0657389B2
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roller
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shaft
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アルフレート・エステルターク
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Wilhelm Hegenscheidt GmbH
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はローラヘッドに回転可能に支承され、案内され
かつ支持された少なくとも1つの圧延ローラを備えた平
滑化及び又は硬化圧延のための工具に関する。この際圧
延ローラはボールでもあり得る。圧延ローラがボールと
してではなくむしろローラとして形成されている限り、
圧延ローラは旋回可能にもかつその旋回角度を調整可能
にも支承され得る。旋回はローラヘッドの相応した旋回
によっても達成されることができる。
前記のような圧延工具は一般的に平滑化圧延工具の形で
使用されかつ良好であることが実証された。圧延工具は
例えば回転部分の平滑圧延のためのセンタ旋盤に使用さ
れる。必要に応じてそのような工具は作業者によって刃
物台上にクランプされかつ必要に応じて重要なスペース
要求のために再び外される。工具は大きく、比較的多数
の個々の部品を有しかつ製造が高価である。
上記の形式の改良された工具は西独国実用新案登録8802
635号によって公知である。この工具は既に従来公知の
工具よりも非常に小さく構成されかつ僅かなかつ簡単な
構成部分から成る。
平滑化操作の実施のために一般に工作物と接触する平滑
化ローラが出来る限り小さい直径を有することが望まし
い、そのわけはこのことは必要な絶対的な圧延力を減少
させるからであり、圧延ローラを、圧延軸受を介してロ
ーラヘッドに支承されかつ保持されている支持ローラ上
に支持しかつ支承することが必要である。それによって
圧延ローラの支承及び支持のための構造コストが段々大
きくかつローラヘッドの構造大きさが必要な支持ローラ
の大きさ及びその圧延軸受によって決定される。その上
圧延ローラを備えたそのような工具が既に走行する工作
物に当接させることが好適である、そのわけはその際支
持ローラの相応した慣性力のために一方では圧延ローラ
と支持ローラとの間に、そして他方では圧延ローラと工
作物は加速工程の間著しいスリップ従って著しい加熱を
生ずるからである。
(発明の課題) 本発明の課題は従来技術から出発して冒頭に記載した形
式の圧延工具をローラヘッドのための構造大きさが一層
小さくされかつバックアップローラの慣性の影響が消失
されるように形成することである。
(課題の解決のための手段) 本発明の課題は、ローラヘッドは受けハウジングを形成
し、受けハウジングは圧延ローラをその周囲の半分以上
に渡ってラジアル方向の遊隙をもって取り囲んでおり、
その結果圧延ローラはラジアル方向に係脱不可能であ
り、前記受けハウジングは静圧軸受として形成されてお
りかつ流体のための排出ダクトを有し、その際静圧軸受
は流体の圧力源と連接するための接続ダクトを有するこ
とによって解決される。こうして付設の圧延ローラ支承
部を備えた従来必要とされたバックアップローラが回避
されることができる。こうしてローラヘッドが相応した
構造範囲だけ減少されかつ更にバックアップローラの慣
性及びその圧延支承部の作用が省略される、そのわけは
圧延支承部は最早存在しないからである。その上さの構
造形式では圧延ローラ自体の直径を従来よりも小さく保
持されることができ、その結果ローラヘッドの必要な絶
対的な圧延力は一層減少されることができ、このことは
ローラヘッドの構造大きさの一層の減少をもたらす。そ
の上圧延ローラの静圧的支承によって従来圧延ローラと
支持ローラとの間に発生したヘルツの応力及びそれによ
るピッティング形成が完全に回避されることが達成され
る。それによって相応した構造の寿命が明らかに高めら
れることができる。有利な方法で圧延ローラを例えば酸
化セラミック、金属セラミック、炭化セラミック等のよ
うなセラミック材料から作ることが可能である。そのよ
うな圧延ローラによって硬化された材料又は硬化された
表面を備えた材料を平滑化圧延することが簡単に可能に
なる。更に寿命及びそのような工具の経済性がセラミッ
ク材料から成る圧延ローラの使用によって改良される。
他の有利な具体的な構成は特許請求の範囲第2項から第
22項までに記載されている。
(実施例) 第1図及び第2図は回転部分のの面、特に円筒状部分の
平滑化圧延のための圧延工具を示す。この圧延工具はハ
ウジング1とともに図示しない旋盤、例えばNC旋盤の刃
物台又はセンタ旋盤の図示しないターレットヘッドにも
クランプ可能である。静圧軸受3に支承されかつ係脱を
防止されている圧延ローラ2は圧延力Fで工作物1の平
滑化されるべき面に押付けられる。圧延力Fは圧延ロー
ラ2及び圧延ローラ2の静圧軸受3から成りかつハウジ
ング1及び付設のカバー14内に案内されているプランジ
ャを介して吸収される。圧延力Fは静圧軸受に必要な圧
力下にある流体によって発生される。図示しない圧力源
は接続部6に接続されかつ流体は矢印7の方向にダクト
8を貫流しかつ静圧軸受3内に入りかつ軸受シエル9と
圧延ローラ2との間に圧力クッションを形成する。ここ
では圧延ローラ22は必ずしもローラである必要はな
く、ボールでもあり得る。同時にプランジャ横断面10も
流体を附勢される。圧延ローラ2及びプランジャ5上へ
の流体の圧力の下にローラヘッド4は工作物11の方向に
動かされかつ圧延ローラ2は工作物11に対して押圧され
かつ平滑化圧延のために設定された力が構成される。流
体は圧延工具を貫流しかつ定常流動を形成する。静圧軸
受3を出る流体はローラヘッド4から減圧ダクト12を介
して排出されかつ圧延工程の潤滑のために利用される。
圧延力Fは圧延ローラ2で流体の圧力を附勢される面積
13によって決定される。圧延ローラ2が圧力の下に工作
物11に当接するや否や力平衡が実現される、そのわけは
圧延ローラ2の面積13はプランジャ横断面積10と等しい
からである。プランジャ5はハウジング1のカバー14内
に同心的に形成された孔68内に収容されかつ軸線方向に
案内される。孔68とカバー14との間に、プランジャ5と
カバー14との間の流体の流出を防止するために、リング
隙間70の緊塞のためのパッキング69が設けられている。
カバー14はねじ71によってハウジング1と結合されてお
りかつ同時に案内孔72中にハウジング1内にあるストッ
パ16を固定する。カバー14とハウジング1との間の隙間
の緊塞のためにパッキング73が設けられている。カバー
14中のプランジャ5の案内に追加してプランジャ5の他
の案内が設けられており、他の案内は案内ディスク15が
ねじ74によってプランジャ5上に固定されていることに
よって形成される。この案内ディスク15はハウジング1
の案内孔72中にプランジャ5を案内しかつ同時にストッ
パ17及び16によるストローク制限として役立つ。ハウジ
ング1の案内孔72中に均一な圧力構成を保持するため
に、案内ディスク15は通過孔75を備えている。
第2図による圧延工具は追加的に戻しばね18を備え、戻
しばねはカバー14及びハウジング1によってストッパ16
と案内ディスク15との間にクランプされ、それによって
図示のようにローラヘッド4又はプランジャ5は出発位
置に戻されることができる。戻しばねの使用の際にプラ
ンジャ横断面積10は静圧軸受3の面積13よりも大きくさ
れ、それによって全ての力の総和は零に等しい。
圧延ローラ2は静圧軸受3内で工作物11の方向に、圧力
クッションが形成される際、圧延ローラ2が工作物11に
当接する場合に圧延ローラ2が保持部分19から開放され
る程の隙間を有する。第2図に示すようにハウジング1
は1つのクランプシャフト83に多重配列されて設けられ
ている。クランプシャフト83はその際所望の場合には、
軸線87のまわりに回転可能に配設されていることもでき
る。
第3図には圧延工具が示されており、圧延工具は圧力の
影響のために絞り20を備えている。この絞り20はプラン
ジャ5のダクト8の入口に配設されておりかつ静圧軸受
3自体によって他の絞り21が形成される。絞り20によっ
て室22の入口圧力P1はダクト8の圧力P2に絞られ、その
結果圧延力発生のために圧力P2が使用される。圧力P1
圧力P2よりも高いので、プランジャ5に圧力過剰が生
じ、圧力過剰は戻しばね18を設けることを強制する。プ
ランジャ横断面積を圧延ローラ2の面積に等しく又はよ
り小さく又はより大きくすることが可能である。好適な
戻しばねの組み込みによって全ての力の総和が零に等し
く特定されることのみが必要である。その際戻しばねは
できる限り偏平な特性曲線を有すべきである。
第4図には工具が示され、その際圧力P1の決定のための
絞りがプランジャにではなくてローラヘッド4に配設さ
れている。絞り23は調整可能な絞りとして形成されてい
る。孔24の横断面は絞り針25によって狭窄され又は拡張
される。ねじとして形成されている絞り針25はその針尖
端を孔24中に達せしめかつ孔24の自由横断面を制限して
いる。所望の圧力p2の調整のために絞り針25はねじによ
って孔24中を軸線方向に移動される。絞り針はナット26
によって調整された横断面の変動を防止される。ナット
26の下に組み込まれたパッキング69は絞り針を流体の流
出に対して緊塞する。
第5図同様に回転部分の面の平滑化のための圧延工具を
示す。この圧延工具はハウジング28によって図示しない
NC-旋盤又はセンタ旋盤の刃物台又はターレットヘッド
にクランプ可能である。静圧軸受3内に支承されかつ係
脱を防止されている圧延ローラ2は圧延力Fで圧延され
るべき工作物29の面に押圧される。圧延力Fは圧延ロー
ラ2と反対端に、ハウジング28のシリンダ32によって収
容されるピストン31としてして形成されているローラヘ
ッド30によって収容される。接続部33を介して静圧軸受
3はハウジング34とは別個に流体を供給される。ハウジ
ング34は接続部35を介して圧力媒体を供給される。パッ
キング76はプランジャ31とシリンダ32との間にそしてパ
ッキング77はハウジング28とプランジャ31と連結された
ねじ付ピン78との間においてハウジング34からの圧力媒
体の流出を防止する。ハウジング28の孔79内に格納され
た戻しばね36の力に抗して一方ではハウジング28に当接
しかつ他方では戻しばね36を軸線方向に貫通しているね
じ付ピン78上に着座しているナット81を備えた圧力ディ
スク80によってローラヘッド30が接続部35を通る圧力媒
体によるハウジング34の圧力附勢の際に工作物29に押圧
される。同時に静圧軸受3は接続部33による流体の供給
によってアクチュエートされる。ハウジング34の力及び
静圧軸受における力は圧延の際に平衡しており、それに
よって静圧軸受は機能的になりかつ所望の圧延力が発生
される。
第6図は第5図に類似した工具を示す。しかし流体シリ
ンダとして形成された第5図による構造形式のハウジン
グ28はばねセット38が配設されているハウジング39に
よって置換される。実施例においてこのばねセットは皿
ばねから構成される。しかしつる巻きばねを対象とされ
ることもできる。ばねセット38のばねはハウジング39の
好適な孔に配設されておりかつローラヘッド40のシャフ
ト41の裏側を押圧している。このシャフト41はハウジン
グ39内に移動可能に案内されている。他方ではばねセッ
トのばねはハウジング39の孔の端に支持され、孔にはば
ねが組み込まれている。ローラヘッド40の軸頚41は軸頚
42によって延長されており、ピンはハウジング39の孔中
に延びている。その自由端にはこの軸頚42は長孔42を有
する。この長孔43はピン44によって貫通されている。ピ
ン44は更に孔45によって収容され、孔はハウジング39内
にある。この工具は、工作機械において圧延ローラ2に
よって工作物29に対して押圧されてクランプされ、かつ
ばね38は予め設定された圧延力に緊張される。所定の圧
延力の附勢の際にシャフト41は接続された軸頚42ととも
にハウジング39に対して移動される。同時に静圧軸受3
は接続部47を介して圧力媒体を供給されかつアクチュエ
ートされる。圧延の際にばね力は静圧軸受3の流体力と
平衡されねばならない。第6図に示すように、ばねはこ
こでも皿ばねである必要はない。らせんばねも単一の選
択ではなく、むしろ例えば運動方向に相互に間隔をおい
たかつ相互に平行に配設されている2つの棒ばねが使用
されることもでき、棒ばねはこれらが相互に棒ばねの撓
み力に抗して移動されることができるようにクランプシ
ャフトとローラヘッドとを相互に結合する。
第7図は特別に簡単な工具が示されている。クランプシ
ャフト48とローラヘッド49は一体構造を形成し、その結
果前記両部分の間の相対運動は不可能である。そのよう
な工具を収容するクランプ手段が相応したラジアル運動
を可能にする限り、圧延ローラ2の可能なラジアル運動
は圧延ローラ2の隙間50によって決定される。工作物51
への工具の当接の際に圧延ローラ2は圧延ローラが工作
物51に当接するが、軸受シエル52及び持部分19に対して
遊びを有するように位置決めさねばならない。静圧軸受
3の附勢の際に圧延ローラ2は工作物51に押圧されかつ
そのような圧延力を発生させる。
第7A図は第7図と殆ど一致する工具を示し、その際接続
部47のみがクランプシャフト48の端に設けられている。
第8図は圧延ローラ53の形状をはっきりと認識できる圧
延工具を示す。圧延ローラ53はローラヘッド58に静圧的
に案内される。ローラヘッド58はハウジング60のポケッ
ト61内に移動可能に案内されている。ローラヘッド58と
ハウジング60との間に引張ばねとしての戻しばね82が配
設されている。ローラヘッド58はさらにプランジャ59を
有し、プランジャはハウジング60の相応した孔88にすで
に述べた方法で移動可能に案内されている。プランジャ
59は内方の接続ダクト84を有し、接続ダクトは絞り20を
介して孔88と連通している。孔88は接続部85を介して圧
力媒体を供給されることができる。
第9図及及び第11図による断面図は圧延ローラ53の静圧
軸受の形状を示す。型55の軸受シェル54が形成され、形
内方には流体の圧力が構成されかつ圧延ローラ53を支持
する。流過する流体は減圧ダクト66を介して排出され
る。工作物56の相応した表面への圧延ローラ53の当接の
後に工作物56と圧延ローラ53との間に接触面57を介し
て、流体の圧力を介して平衡が保持されるための相応し
た圧延力が構成される。この平衡が存在しない場合に
は、圧延ローラ53の表面は型55の上縁に乗る。平衡の場
合には圧延ローラの表面はそこで型55の上に乗らず、そ
結果流体が流出することができる小さい隙間が生じ、既
に述べたように流体は減圧ダクト66を経て案内される。
軸受シェル54の形55が圧延ローラ53と工作物56との間の
接触面57の形に相応する場合には有利である。
第10図による断面図C-Dはローラヘッド58のストローク
制限を示す。このためにローラヘッド58自体は側方に溝
62を有し、溝にはハウジング60の相応したねじ中に案内
されているねじピン63が進入している。しかしねじピン
はピンが溝62中に進入するようにねじ込まれるだけでよ
い。溝62中に進入するピンはピンに当接することになる
上下のストッパ65によって制限されたストローク64でロ
ーラヘッド58が運動することを可能にする。
第12図は結局層流及び乱流のための曲線を備えたダイヤ
グラムを示し、その際座標上に圧延ローラの静圧的支持
のための圧力室の圧力に対する入口圧力の比がそして略
図上には絞り面の比が記載されている。ダイヤグラムは
それ自体で分かりそれ以上の説明を必要としない。
次に第3図による圧延工具による平滑化圧延工程を説明
する。
圧延工具はハウジング1とともに図示しない旋盤の刃物
台に収容されている。工作物11は旋盤のチャックにクラ
ンプされかつチャック駆動装置が投入され、その結果工
作物11が回転される。圧延工具は刃物台とともに圧延ロ
ーラ2が略ローラヘッドストローク64の半分だけ工作物
から離れた位置まで工作物の平滑化されるべき断面に近
づけられる。それから静圧軸受の流体が圧力P1の下に接
続部6を通って室22にに供給されかつつ絞り21を通って
ダクト8中に流入しかつここで圧力P2を構成する。流体
は絞り21まで流れそして静圧軸受3は活性化される。同
時にこの工程とともにローラヘッドは流体圧力によって
工作物11に向かって移動されかつ工作物11に当接の際に
圧延ローラ2が押圧する。静圧軸受3は活性化されたつ
圧延ローラ2は工作物11によって駆動されて回転する。
刃物台の縦送りが導入されかつ圧延工程が通常の方法で
行われる。圧延されるべき工作物の部分が円筒形状から
偏倚している場合、ローラヘッド4は圧延ローラ2とと
もにそのような偏倚に従う。供給された圧力p1は作業圧
力の下に低下されると、ローラヘッド4は戻しばね18に
よって工作物から持ち上げられる。
第13図〜第16図において簡単な工具が示されており、工
具はその構成において第7図及び第7A図による既に述べ
た工具に相応する。しかし静圧軸受の範囲において第13
図〜第16図による工具の形状は変えられる。この変化は
静圧軸受では圧延ローラの比較的大きなストローク運動
を可能にし、従って圧延力が大した範囲に影響されるこ
となしに工作物の比較的大きな寸法不正確を回避する状
態にある。このことは原理的に、第13図〜第16図による
工具又は圧延ローラ2の静圧軸受の実施形態では静圧軸
受の圧油のための絞り隙間は外方の端位置を除いて圧延
ローラのストローク運動によっては変えられないことに
なる。
第13図〜第16図による工具は第7A図による工具のように
そこに記載され、圧油接続部47を介して接続されるクラ
ンプシャフト48を有する。圧油接続部47と連通したダク
ト92は流動横断面93によって圧油を案内室90中に導入
し、案内は実施形態ではシリンダ91として形成されてい
る。この場合圧延ローラ2はボールとして形成された圧
延ローラ2がボールの面とシリンダ91の壁99との間の絞
り隙間95を残してのみシリンダ91中に進入する程の大き
さのボール直径に形成されている。ダクト92と反対側の
端にはシリンダ91は開きそしてそこで拡大された範囲10
1を有する。この拡大された範囲に外方へ好適な面によ
って形成された狭い範囲103が続き、その結果この狭い
範囲103はそれを形成する好適な面102を介して保持部分
19に外方へ開いた横断面104を形成し、横断面は案内室9
0の横断面105よりも小さい。
拡大部及び狭い部分の全範囲の内方に減圧ダクト12の設
けられる。
そのようなローラヘッド106の記載の構成は圧延ローラ
2に運動自由度96の量だけのストローク運動方向98にお
ける全く著しく運動を可能にする。第14図〜第16図には
中心軸線89によって圧延ローラ2の下方の位置が表され
ている。この位置は圧延ローラ2が丁度外方へ開いた横
断面104の面から直線状に接しているようにされてい
る。この位置は安全な圧延位置に達するために又は圧延
されるべき工作物の寸法不正確又は形状不正確に従うこ
とができるために、絞り95が変えられることなしに中心
位置89′において外方に量96だけ運動する状態にある。
それによって圧延ローラ2は、同時に圧延力が減少する
ことなしに全く著しい量だけラジアル方向外方へ移する
ことができる。例えば圧延工程が終了しかつ工作表面が
そのままにされるために前記状態が越えられる場合に初
めて第15図に示すようにローラ2のさらに外方への移動
が行われる。最も外方の位置において、第15に示すよう
に圧延ローラは保持部分19によって保持される。この際
しかしローラ周囲面100とシリンダ91に外方へ続いてい
る内面との間に絞り隙間95よりも著しく大きい開放され
たリング横断面94が生じ、その結果そこで圧油は大量に
貫流しかつ減圧ダクト12を介して流出することができ
る。圧延ローラ2は圧延ローラが再び圧延する工具の表
面に向かって走行されるまでこの位置に保持されかつこ
うして絞り隙間95が形成されかつ圧延力が構成されるま
での間再び圧縮される。
可能な工具形態は第17図及び第18図に示されている。こ
れらの工具はローラヘッド106の静圧軸受の構成を使用
する。そこでも第13図〜第16図に記載されたように、中
に配設されている圧延ローラ2を備えた既に記載した案
内室90が設けられており、そして多重配設及び均等な分
割において円筒状の基体97に配設されている。その際円
筒状の基体は中空体として形成されており、中空体は加
工されるべき工作物を取り囲み又は全く反対に、第17図
及び第18図に示すように、円筒状のマンドレルの形式に
形成されることができる。それによってラジアル方向に
向けられかつ円筒状の基体に中に圧延ローラ2が配設さ
れている案内室90が挿入される。全ての案内室90はダク
ト92を介して圧力媒体を供給される。こうしてローラヘ
ッド106′が形成され、ローラヘッドは工作物を取り囲
むことができ又は第17図及び第18図に示すように、孔面
の加工のために工作物の孔中に挿入され又は進入される
ことができる。その際圧延ローラ2の圧力附勢は工作物
の孔への工具の進入の前に行われ、その結果工作物の孔
壁は案内室90への進入位相の間に、そこで圧力媒体供給
量を介して又は他の措置を介して設定された圧力媒体圧
力従って付設された圧延力が調整される程度に戻され
る。その際工具又は工作物又は両者は回転準備状態にあ
り、又は前記部分の回転とともに工作物表面と圧延ロー
ラ2との接触の時点で初めて開始される。ローラヘッド
106′の許容できない片側の移動のおそれはない、その
わけは圧延ローラ2は拡大された配設されている101
(第15図及び第16図参照)に進入し、その結果発生した
隙間94が圧延力の崩壊のために考慮され、こうしてロー
ラヘッド106′は直ちに再び正しい位置に心立てされる
からである。
ローラヘッド106′は他のローラヘッドに対して既に記
載した方法でクランプシャフト83を備えかつ軸線87のま
わりに回転可能に又は付設の保持要素を介して回転可能
に保持されることができる。
静圧的に案内される圧延ローラを備えた本発明による圧
延工具は多くの利点を有する。工具は非常に小さくかつ
従って他の切削工具のように相応した工作機械のターレ
ッドに装着されかつ固定されることができる。回転する
工作物では工作物に当接されることができ、そ結果従来
必要であった平滑化工具の当接のために必要とされた工
作物の停止は最早必要ではない。同時に圧延ローラは従
来よりも本質的に長い寿命を有する、そのわけは従来必
要な支持ローラとの協働によるピッティングが省略され
るからである。この利点はセラミック材料から成る圧延
ローラの使用の際に改良される。
静圧軸受の技術は公知であり、良好に操作される。例え
ば第13図〜第16図の実施例に示すような案内室の特別の
構成はそのような支承部を著しく改良しかつ大した圧延
力の変化なく圧延ローラの大きなストローク又は偏倚運
動を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧延工具の基本要素の縦断面図、第2図は第1
図と同様なしかし戻しばねを備えた多重シャフト上の構
成の正面図、第3図は第1図又は第2図と同様なしかし
絞りダクトを備えた装置の正面図、第4図は第3図と同
様なしかし調整可能な絞りを備えたものの正面図、第5
図は構造変化の縦断面図、第6図は他の構造変化のもの
の縦断面図、第7図、第7A図は著しく簡単化された工具
の部分縦断面図、第8図は工具の圧延ローラの縦断面
図、第9図は第8図によるしかし圧延ローラを除いたA-
B断面図、第10図は第8図のC-D断面図、第11図は第8図
によるE-F断面図、第12図はダイヤグラム、第13図はロ
ーラヘッドの縦断面図、第14図は圧延位置に圧延ローラ
を備えた第13図によるローラヘッドの破断図、第15、16
図は相異なる位置に圧延ローラを備えた第14図によるロ
ーラヘッドの破断拡大図、第17図は孔のための圧延工具
の正面図そして第18図は第17図による側面図である。 図中符号 2、53……圧延ローラ 3……静圧軸受 4;30;40;49;58;106……ローラヘッド 8;24、27;33;47;84、92……接続ダクト

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラヘッドに回転可能に支承され、案内
    されかつ支持された少なくとも1つの圧延ローラを備え
    た平滑化及び又は硬化圧延のための工具において、 ローラヘッド(4;30;40;49;58;106)
    は受けハウジングを形成し、受けハウジングは圧延ロー
    ラ(2;53)をその周囲の半分以上に渡ってラジアル
    方向の遊隙をもって取り囲んでおり、その結果圧延ロー
    ラはラジアル方向に係脱不可能であり、前記受けハウジ
    ングは静圧軸受(3)として形成されておりかつ流体の
    ための減圧ダクト(12、66)を有し、その際静圧軸
    受(3)は流体の圧力源と連接するための接続ダクト
    (8;24;27;33;47;84;92)を有する
    ことを特徴とする前記圧延工具。
  2. 【請求項2】ローラヘッド(4;30;40;49;5
    8;106)はシャフトと接続している、請求項1記載
    の圧延工具。
  3. 【請求項3】シャフトがハウジング(1;34;39;
    60)内に移動可能に案内されている、請求項1又は2
    記載の圧延工具。
  4. 【請求項4】シャフトが工具全体のクランプのためのク
    ランプシャフト(48、83)として形成されている、
    請求項1又は2記載の圧延工具。
  5. 【請求項5】ハウジング(1;34;39;60)が工
    具全体のクランプのためのクランプシャフトとして形成
    されている、請求項3記載の圧延工具。
  6. 【請求項6】ハウジング(1;34;39;60)がク
    ランプシャフト(83)に配設されている請求項3記載
    の圧延工具。
  7. 【請求項7】シャフトがプランジャ(5;31;59)
    として形成されている、請求項1から第3項までのうち
    のいずれか一記載の圧延工具。
  8. 【請求項8】プランジャ(5)がそのローラヘッド
    (4)と反対側の端にピストン状かつ通過孔(75)を
    備えた案内ディスク(15)を備え、案内ディスクのた
    めにプランジャシリンダは案内孔(72)として形成さ
    れている、請求項7記載の圧延工具。
  9. 【請求項9】ダクト(8;33;84;24;27)が
    プランジャ(5;31;59)内に配設されている、請
    求項7又は8記載の圧延工具。
  10. 【請求項10】ダクト(8;27、27;33;47;
    84)がその圧延ローラと反対側の端で流体のための圧
    力源と連通した開口を有する請求項9記載の圧延工具。
  11. 【請求項11】プランジャシリンダが流体のための圧力
    源と連通した接続部(6;35;85)を有する請求項
    1から10項までのうちのいずれか一記載の圧延工具。
  12. 【請求項12】ダクト(8;84)の開口がプランジャ
    シリンダ内に通じている、請求項1から11までのうち
    のいずれか一記載の圧延工具。
  13. 【請求項13】開口が絞り(20)として形成されてい
    る請求項12記載の圧延工具。
  14. 【請求項14】プランジャ(8;31)が少なくとも1
    つの戻しばね(18;36;82)の予圧下にある請求
    項1から13までのうちのいずれか一記載の圧延工具。
  15. 【請求項15】プランジャ(31)がその圧延ローラ
    (2)と反対側の端で同軸的配列によってハウジング
    (28)内でハウジングの長手方向に移動可能に案内さ
    れるねじ軸(78)を有し、ねじ軸は少なくとも拡大さ
    れた孔(79)によってその長さの一部分を取り囲まれ
    ており、孔中には戻しばね(18;36)がねじ軸(7
    8)を同軸的に取り囲んでいる、請求項14記載の圧延
    工具。
  16. 【請求項16】シャフト(41)がハウジング内におい
    て圧縮ばねに対して支持されている請求項1から3まで
    又は請求項5のうちのいずれか一記載の圧延工具。
  17. 【請求項17】シャフトの両移動方向のためのシャフト
    と共働するストッパ(17、16;37、86;43、
    44;63、65)が設けられている、請求項1から1
    6項までのうちのいずれか一記載の圧延工具。
  18. 【請求項18】圧延ローラ(2、53)とプランジャに
    おける圧力媒体のための作用面が等しい大きさである、
    請求項1から17項までのうちのいずれか一記載の圧延
    工具。
  19. 【請求項19】各圧延ローラ(2、53)が案内室(9
    0)中に圧延ローラ(2、53)のストローク運動方向
    (98)において相互に平滑化又は硬化圧延に向いた壁
    に接して配設されており、壁はローラ周囲面(100)
    を絞り隙間上まで接線状に低下しており、その際案内室
    (90)の外方端に先ず広い範囲(101)がそして狭
    くされた範囲(103)が続いており、その際最後の範
    囲は外方に開口した横断面(104)を有し、その横断
    面は案内室(90)の横断面(105)よりも小さい、
    請求項1から17項までのうちいずれか一記載の圧延工
    具。
  20. 【請求項20】案内室の外方端に続く範囲に減圧ダクト
    (12)が設けられている、請求項19記載の圧延工
    具。
  21. 【請求項21】複数の案内室(90)が横断面略円形の
    基体(97)の周囲にそれぞれ1つの圧延ローラ(2、
    53)を均等の間隔で備えており、その際基体(97)
    はローラヘッド(106′)として形成されている、請
    求項19又は20項記載の圧延工具。
  22. 【請求項22】圧延ローラ(2、53)がセラミック材
    料から成る、請求項1から21項までのうちのいずれか
    一記載の圧延工具。
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HU894281D0 (en) 1990-06-28
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