JPH0657018B2 - ディジタル移動通信回線品質モニタ方式 - Google Patents

ディジタル移動通信回線品質モニタ方式

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JPH0657018B2
JPH0657018B2 JP11007990A JP11007990A JPH0657018B2 JP H0657018 B2 JPH0657018 B2 JP H0657018B2 JP 11007990 A JP11007990 A JP 11007990A JP 11007990 A JP11007990 A JP 11007990A JP H0657018 B2 JPH0657018 B2 JP H0657018B2
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は送信側において符号器でディジタル符号化され
た情報で搬送波を変調し、受信側でこの変調波を復調す
る如く構成されたディジタル移動通信方式における通信
回線品質の検査方法に関するものである。
[従来の技術] ディジタル移動通信方式において信号の受信品質(具体
的にはビット誤り率)を情報伝送を中断することなく推
定する方法として、受信側にフレーム同期を示すために
定期的に送信側から伝送される既知のフレーム同期パタ
ーンを用いる方法が、例えば特開昭63-31328号公報等で
提案されている。この方法は伝送符号中のフレーム同期
パターンに対するディジタル相関検出結果を監視する手
段を受信機に設け、データ部分の誤り率を推定するもの
である。第9図はこのような従来の方式を説明するため
の図であって、51は送信データの入力端子、52は符号
器、53は変調器、54は送信器、55は送信アンテナ、56は
受信アンテナ、57は受信器、58は復調器、59は1/0判
定器、60はクロック再生器、66は再生クロック出力、61
は復号器、62はフレーム同期パターン監視部、63はデジ
タル符号出力、64は品質推定結果出力、67はフレーム同
期タイミング出力を表わしている。
同図において、符号器52の出力は一般的に送信データを
一定長のフレームごとに分割して符号化し、第10図に
示すように1フレームごとにフレーム同期用ビット列を
含むように構成される。
このフレーム同期用ビットは例えば複数ビットの自己相
関特性に鋭いピークを持つパターンが用いられる。フレ
ーム同期パターン監視部62はフレーム同期用ビットのパ
ターンにディジタル相関検出を行なうことにより、予め
定められた時間内のフレーム同期パターン部のビット誤
り率を算出する。
[発明が解決しようとする課題] このように、上記従来例では入力端子1に入力される情
報の信号伝送を中断することなく(すなわちインサービ
スで)受信品質を推定することができる。しかし、移動
通信においては、レイリーフェージング、短区間変動等
により秒単位で回線品質が激しく変動するため数秒単位
の短区間のビット誤り率を高精度で推定することが重要
となる。
フレーム同期用ビットに割当てられるビット数は、伝送
効率上データと比較して少ないことが望まれるため、全
ビットの10%をフレーム同期用ビットに割当てるとして
も、1秒間に数百ビット(伝送速度8kbpsの場合フレー
ム同期用ビット800bps)程度しかなく、さらに、フレー
ム数は1秒間に数十〜数百しかないため高精度で数秒程
度の短区間のビット誤り率(10-4〜10-7)を推定するこ
とは困難であるという欠点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、ディジタル
移動通信方式において、数秒程度の短区間の受信品質を
インサービスで精度よく推定する方式で提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は前述のような従来の問題点を解決するために成
されたものであって、搬送波とディジタル信号によって
変調することによって通信を行なうディジタル移動通信
方式において、受信側で受信信号を復調して得られたア
ナログ波形信号についてディジタル信号のクロックのタ
イミングでレベル値を測定する手段と、上記の方法によ
り求めた複数のレベル値の平均値と測定値との関係から
ビット誤り率を推定する手段とを設けたディジタル移動
通信回線品質モニタ方式である。
[作用] 従来技術ではフレーム同期パターンのエラーパターンの
みを監視していたため、誤り率を測定するためには、あ
る程度の測定時間を必要としていたが、本発明は、ベー
スバンドアナログ復調出力に対するビット単位のディジ
タル判定(1/0判定)過程において、再生クロックに
基づく識別タイミングにおける、瞬時のアナログ復調出
力値と、過去のいくつかのアナログ復調出力値をもとに
算出される平均値との差の絶対値をモニタすることによ
り、無線回線の短区間のビットエラー特性を推定するた
め、全データのエラーパターンを監視でき測定時間を短
くできる。
[実施例] 第1図は本発明を実施する系の構成の例を示すブロック
図であって、1は送信データ入力端子、2は符号器、3
は変調器、4は送信器、5は送信アンテナ、6は受信ア
ンテナ、7は受信器、8は復調器、9は1/0判定器、
10はクロック再生器、11は復号器、12はフレーム同期タ
イミング再生器、13は復号器出力、14はA/D変換器、
15はA/D変換器出力、16,18は再生クロック出力、17
はフレーム同期タイミング出力、19は制御部を表わして
いる。
同図において、制御部19はA/D変換器14の出力を受け
て、通信回線の品質を監視する。以下その処理に関し図
面により説明する。
第2図は平均値と瞬時値の差の絶対値出力と品質(アイ
パターン)の関係を定性的に説明するための図であっ
て、(a)はアイパターンを、(b)は測定値と平均値
との差分の絶対値出力を、(c)はエラーパルスを表わ
している。同図に示すように、アイパターンが劣化する
と識別点でのレベルが小さくなり1/0判定が難しくな
り判定誤りが起きやすくなる。そのため、アイパターン
の劣化が伝送路品質の劣化は対応することがわかる。
第3図は本発明の特徴を示すA/D変換部と制御部の機
能を示す図であって、21はA/D変換器、22は制御部、
23は極性判定部、24,25は平均値算出部、26,27は差の絶
対値、28は処理部を表わしている。
本発明は、平均値の算出法および再生クロックタイミン
グ毎に得られる平均値と瞬時値の差の絶対値の処理法に
より幾つかの実施態様が考えられる。以下これらについ
て説明する。
第4図は本発明の一実施例の制御部の機能を示す図であ
り、数字符21a〜28aは第3図の21〜28と同様である。
本実施例においては、同図に示すように平均値算出部で
瞬時値を1/N倍し、1ビット遅延させた平均値の(N
−1)/N倍を加算したものを新たな平均値として算出
する。さらに平均値と瞬時値の差の絶対値を処理部にお
いて、予め設定した閾値と比較し、閾値を超えるものに
ついてカウントを行なう。このカウント値と実測による
ビット誤り率(以下BERとも言う)との相関関係を予
め実験により求めておいて、測定時に、得られたカウン
ト値とこの相関関係より実際のBERを推定する。
第5図は上記絶対値出力と閾値との関係を定性的に説明
するための図であって、横軸に時間、縦軸に平均値と瞬
時値の差の絶対値を表示している。本実施例では、同図
中に英字符A,Bで示すような予め設定した閾値を越え
たものをカウントする。
第6図は上記実施例の効果を確認するための実験に用い
た装置のブロック図であって、31は送信器(希望局)、
32,37はフェージングシミュレータ、33〜36,38はアッテ
ネータ(ATT)、34は送信器(干渉局)、39は受信
器、40はエラーパターン、41はアナログ復調出力、42は
ADコンバータ、43は処理部、44は再生クロックを示し
ている。
上記装置による測定時間1s、信号伝送速度8kbps、変
調方式を位相変調方式、フェーシングピッチ40Hzとした
場合の室内実験による効果を第7図に示す。同図におい
て、縦軸は平均値と瞬時値の差の絶対値が閾値を超えた
ものの1s間のカウント数、横軸が実測短区間BERで
ある。閾値は平均値の50%の値とした。
本結果より短区間のBER(第7図の内容)を変換テー
ブルとして用いることにより低BERから高BERまで
精度よく推定できることがわかる。本変換テーブルでは
BER10-3のときカウント数102、BER10-2のときカ
ウント数4×102となる。
第8図は本発明の他の実施例の制御部の機能を示す図で
あって、数値符21b〜28bは、第3図の21〜28と同様で
ある。図中Xiは瞬時値、Xは平均値、nは平均値を算
出するためのシンボル数を示している。
同図の平均値算出部で回線品質が良好な時(無線回線割
当て時等)の数秒間の瞬時値の平均値を算出し、それ以
降固定値とする。処理部において、平均値と瞬時値の差
の絶対値を求め、測定時間毎に、求めた絶対値の平均値
を計算する。この平均値と実測BERとの相関関係を予
め実験等により求め、測定時に、得られた平均値とこの
相関関係より実際のBERを推定する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、従来方式であるフ
レーム同期パターンを用いた方法では測定不可能な数秒
間の測定(フレーム同期パターンのbit数を全bit数の1
割程度とすると、伝送速度8kbpsで1s間のフレーム同
期パターンの全bit数は約800bitであり、10-2以下のB
ERは良好に推定できない。)においても、精度よくビ
ット誤り率を推定できる。さらに本発明を実現するため
にはA/D変換器が必要であるが、近年はすでにA/D
変換器を内蔵したマイクロプロセッサも多数存在するた
め、本発明の実施のために新たなハードを追加すること
なく簡単なソフトの追加だけで実現することが可能であ
る。第1図の構成における1/0判定器9の機能をA/
D変換器14の最上位ビットの判定で行なうことが可能で
あり、この場合には1/0判定器9をなくした簡単な構
成で実現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する系の構成の例を示すブロック
図、第2図は絶対値出力とアイパターンの関係を説明す
るための図、第3図は本発明のA/D変換部と制御部の
機能を示す図、第4図は本発明の一実施例の制御部の機
能を示す図、第5図は絶対値出力と閾値との関係を説明
する図、第6図は実施例の効果を確認するために用いた
装置のブロック図、第7図は実施例の効果を示す図、第
8図は本発明の他の実施例の制御部の機能を示す図、第
9図は従来のビット誤り率を推定する方法の例を示す
図、第10図はディジタル移動通信における通信チャネル
の基本的なマッピングを示す図である。 1……送信データの入力端子、2……符号器、3……変
調器、4……送信器、5……送信アンテナ、6……受信
アンテナ、7,39……受信器、8……復調器、9……1
/0判定器、10……クロック再生器、11……復号器、12
……フレーム同期タイミング再生器、13……復号器出
力、14,21,21a,21b……A/D変換器、15……A/D変
換器出力、16,18,44……再生クロック出力、17……フレ
ーム同期タイミング出力、19,22,22a,22b……制御部、2
3,23a,23b……極性判定、24,24a,24b,25,25a,25b……平
均値算出部、26,26a,26b,27,27a,27b……差の絶対値、2
8,28a,28b,43……処理部、31,34……送信器、32,37……
フェージングシミュレータ、33,35,36,38……アッテネ
ータ、40……エラーパターン、41……アナログ復調出
力、42……ADコンバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送波をディジタル信号によって変調する
    ことによって通信を行なうディジタル移動通信方式にお
    いて、 受信側で受信信号を復調して得られたアナログ波形信号
    についてディジタル信号のクロックのタイミングでレベ
    ル値を測定する手段と、 上記の方法により求めた複数のレベル値の平均値と測定
    値との関係からビット誤り率を推定する手段とを設けた
    ことを特徴とするディジタル移動通信回線品質モニタ方
    式。
JP11007990A 1990-04-27 1990-04-27 ディジタル移動通信回線品質モニタ方式 Expired - Fee Related JPH0657018B2 (ja)

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JP4914202B2 (ja) * 2006-12-22 2012-04-11 日本無線株式会社 バースト信号検出法及びarq通信復調器

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