JPH065643U - 鼻づまり防止具 - Google Patents

鼻づまり防止具

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JPH065643U
JPH065643U JP10459491U JP10459491U JPH065643U JP H065643 U JPH065643 U JP H065643U JP 10459491 U JP10459491 U JP 10459491U JP 10459491 U JP10459491 U JP 10459491U JP H065643 U JPH065643 U JP H065643U
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nasal
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tubes
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JP10459491U
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弥栄子 朝岡
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弥栄子 朝岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鼻づまりを継続的に防ぐことができ、しかも
副作用を伴わない手段の提供。 【構成】 長さ1〜4cmの管1a及び1bを連結紐2
で連結してなる。管1a,1bには多数の孔があけられ
ている。管1a,1bは鼻孔の内壁に接して摩擦力で鼻
孔に保持される。 【効果】 鼻腔のはれによる気道の狭窄や鼻漏(鼻汁)
による鼻閉を防ぎ、就寝中も通気を可能にする。薬剤を
使わないから副作用はない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鼻閉すなわち鼻づまりを防止するのに用いられる器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
鼻かぜをひくと急性鼻炎となり、鼻漏すなわち鼻汁が図3の鼻腔に流れ出て、 鼻汁が粘液性であるときには鼻腔に粘液性鼻汁が滞留し、いわゆる鼻づまりを起 す。急性鼻炎にかかると、粘膜がふくれ鼻腔が狭くなり鼻づまりが持続する。鼻 づまりを取り去るためには、従来は血管収縮薬を外鼻孔から滴下していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、血管収縮薬は一時的にしか効能を示さないし、長期間使用すると線 毛機能や血流を悪くするという副作用を伴う。したがって、夜間就寝する際に鼻 づまりを防ごうとしても従来は格別な手段がなく、鼻呼吸ができず、口呼吸が余 儀なくされ、鼻呼吸による下気道の保護機能が失われるので咽候頭炎をおこした り、いびきを伴ったり、睡眠時無呼吸症候群をきたすことがあった。そこで本考 案の目的は鼻づまりを継続的に防ぐことができ、しかも副作用を伴わない手段の 提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、外鼻孔から鼻腔に挿入され、該鼻腔に気道を確保することに より、鼻づまりを防止する1〜4cmの長さの管でなり、該管は外周で鼻腔の内 壁に接触するだけの外径を有し、該管には外周から内周に貫通する複数の孔が形 成されていることを特徴とする鼻づまり防止具が得られる。
【0005】 また、本考案によれば、外鼻孔から鼻腔に挿入され、該鼻腔に気道を確保する ことにより、鼻づまりを防止する1〜4cmの長さの管でなり、該管は外周で鼻 腔の内壁に接触するだけの外径を有し、該管は不織布その他の透液性の材料でな ることを特徴とする鼻づまり防止具が得られる。
【0006】
【作用】
本考案の鼻づまり防止具は鼻腔に挿入される1〜4cmの管でなる。この管が 外鼻孔から鼻腔に挿入されたときに、管の外周が鼻腔の内壁に接し、その外周と 内壁との摩擦により管が鼻腔に保持される。管は軟質ポリ塩化ビニール等の樹脂 、不織布などでなる。この管が位置する部分の鼻腔の内壁は粘膜でなり、その粘 膜からも鼻漏がでるので、その鼻漏を外鼻孔へ排出するために、管の外周から内 周へ貫通する複数の孔を設けたり、管の材料を不織布その他の透液性のものにし たりする。鼻腔の奥の部分に生じた鼻漏は管を通り外鼻孔へ排出される。鼻かぜ をひいて急性鼻炎になり、鼻腔粘膜の血流量が増大し、粘膜の容積が増大し、鼻 腔を閉鎖しようとしても本考案の鼻づまり防止具を装着しておれば管を通して常 に通気できる。したっがって、本考案の鼻づまり防止具によれば、粘性鼻漏が出 ても、鼻腔粘膜の血流増大による鼻腔狭窄があっても通気道を常に確保できる。
【0007】
【実施例】
次に実施例を挙げ本考案を一層詳しく説明する。 図1は本考案の一実施例の使用態様を示す模式図、図2(a)はその実施例を 示す斜視図、図2(b)は同図(a)のA−B面における矢視断面図、図3は人 体の頭部における空気と食物の流れを示す模式図である。
【0008】 図2に示すように、本実施例の鼻づまり防止具は管1a、1bおよび連結紐2 からなる。管1a,1bには多数の孔12が設けられている。孔12は管1a, 1bの外周14から内周15へ貫通している。管1a,1bは長さ3cm、外径 7mmの軟質ポリ塩化ビニール製である。管1a,1bは指で強くつまむと変形 する程度の軟らかさで弾性に富んでいる。鼻腔の形は必ずしも単純ではないので 管1a,1bは図2の如く整一な円筒形でなくてもよいが、管1a,1bが軟ら かい弾性体であるから、鼻腔の形にかかわらず鼻腔内で安定に収まる。管1a, 1bが外鼻孔(鼻腔の外気への開口)から鼻腔へ挿入されたとき鼻腔から脱落し ないように、外周が鼻腔の内壁に接触するだけの外径に管1a,1bは形成され ている。管1a,1bの外周の全面が鼻腔の内壁に接触する必要はなく、一部分 で接触すれば管1a,1bは鼻腔に留まれる。
【0009】 管1a,1bが留まる部分の鼻腔の粘膜から出る鼻漏は孔12から通気孔11 に流れ入り、通気孔11内を流れて外鼻孔から排出される。鼻腔の奥で生成した 鼻漏は通気孔11の上端から入り、下端へ流れ出て、外鼻孔から排出される。こ の実施例を装着すると、急性鼻炎により鼻腔の粘膜が膨れて鼻腔が閉塞されるよ うになっても、通気孔11により通気道は常に確保される。鼻漏は通気孔11を 通して常時排出されるので粘性はあまり高くならず、通気孔11が鼻漏で詰まっ てしまうことは少ない。もし通気孔11が鼻漏で詰まったときは、連結紐2を指 で引くことにより管1a,1bを鼻腔から取り出し、水や湯で鼻漏を洗い流し、 再び外鼻孔から鼻腔へ管1a,1bを挿入する。紐2により、管1a,1bが鼻 腔の奥へ入り込んでしまって取り出せなくなることはない。
【0010】 本考案における管を不織布その他の透液性の材料で構成すれば、孔12はなく ても差し支えない。例えば、不織布は水様性の鼻漏を透過させる。管が留まる位 置の粘膜から出る鼻漏は水様性であるから、不織布製の管によりその水様性鼻漏 を排出することができる。
【0011】 実施例では管1a,1bは円筒形であったが、本考案の管は、円筒形の途中が 外方へやや膨らんだ形とか、外周に滑らかな凹凸がある形とか、外鼻孔に近い部 分の鼻腔にほぼ一致した形とかの各種の形であっても差し支えない。また、図2 の実施例の管1a,1bは軟質ポリ塩化ビニール製としたが、本考案の管はポリ エチレンその他の樹脂でも形成できる。
【0012】
【考案の効果】
以上に実施例を挙げて説明したように、本考案によれば鼻づまりを継続的に防 ぐことができる器具を提供できる。この器具は単に鼻腔に挿入して使用されるか ら、何んらかの副作用を伴うことはない。急性鼻炎により鼻づまりを起したとき 、就寝時に本考案の器具を鼻腔に挿入しておくことにより、鼻腔において通気道 が常に確保されるから、鼻呼吸が常にでき、咽喉頭炎を防ぎ、睡眠時無呼吸症候 群も予防でき、またいびきも防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の使用態様を示す模式図。
【図2】その実施例を示す斜視図および断面図。
【図3】人体頭部における空気および食物の流れを示す
模式図。
【符号の説明】
1a,1b 管 2 連結紐 11 通気孔 12 貫通孔 14 外周 15 内周

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外鼻孔から鼻腔に挿入され、該鼻腔に気
    道を確保することにより、鼻づまりを防止する1〜4c
    mの長さの管でなり、該管は外周で鼻腔の内壁に接触す
    るだけの外径を有し、該管には外周から内周に貫通する
    複数の孔が形成されていることを特徴とする鼻づまり防
    止具。
  2. 【請求項2】 外鼻孔から鼻腔に挿入され、該鼻腔に気
    道を確保することにより、鼻づまりを防止する1〜4c
    mの長さの管でなり、該管は外周で鼻腔の内壁に接触す
    るだけの外径を有し、該管は不織布その他の透液性の材
    料でなることを特徴とする鼻づまり防止具。
JP1991104594U 1991-11-25 1991-11-25 鼻づまり防止具 Expired - Lifetime JPH0633938Y2 (ja)

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JPH065643U true JPH065643U (ja) 1994-01-25
JPH0633938Y2 JPH0633938Y2 (ja) 1994-09-07

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3151095U (ja) * 2009-02-03 2009-06-11 有限会社Ur企画 側孔付経鼻エアウェイ
JP2010159998A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Mitsubishi Electric Corp Isar試験装置
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CN110507883A (zh) * 2018-05-22 2019-11-29 蔡淑真 鼻腔插入器

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