JPH065635U - 連通y字管および血液バッグ - Google Patents
連通y字管および血液バッグInfo
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- JPH065635U JPH065635U JP5141092U JP5141092U JPH065635U JP H065635 U JPH065635 U JP H065635U JP 5141092 U JP5141092 U JP 5141092U JP 5141092 U JP5141092 U JP 5141092U JP H065635 U JPH065635 U JP H065635U
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- Prior art keywords
- communication
- tube
- bag
- insertion groove
- diameter portion
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 血液バッグ、薬液バッグ等の医療用バッグに
装着される連通Y字管の改良に関するもので、特に内部
に装填した連通ピースの破断片を固定する挿着溝を改良
したものである。 【構成】 内部に薄肉部8を介して小径部9と大径部7
よりなる連通6を装着した筒体2と筒体2の側部に一体
成形された分岐管3とからなり、筒体の上部に連通ピー
ス6の小径部9の挿着溝4の天板4aを一体成形した連
通Y字管1。連結チューブ13(23)の途中に前記記
載の連通Y字管1を配置した血液バッグ。 【効果】 本考案の連通Y字管は筒体2に連通ピースの
破断片の挿着溝4と挿着溝4の天板4a並びに分岐管3
が一体成形されているので外気、溶剤等による汚染、液
漏れ等の問題がなく安心して使用することができる。ま
た部品の点数も簡略化できる。
装着される連通Y字管の改良に関するもので、特に内部
に装填した連通ピースの破断片を固定する挿着溝を改良
したものである。 【構成】 内部に薄肉部8を介して小径部9と大径部7
よりなる連通6を装着した筒体2と筒体2の側部に一体
成形された分岐管3とからなり、筒体の上部に連通ピー
ス6の小径部9の挿着溝4の天板4aを一体成形した連
通Y字管1。連結チューブ13(23)の途中に前記記
載の連通Y字管1を配置した血液バッグ。 【効果】 本考案の連通Y字管は筒体2に連通ピースの
破断片の挿着溝4と挿着溝4の天板4a並びに分岐管3
が一体成形されているので外気、溶剤等による汚染、液
漏れ等の問題がなく安心して使用することができる。ま
た部品の点数も簡略化できる。
Description
【0001】 本考案は、血液バッグ、薬液バッグ等の医療用バッグに装着される連通Y字管 の改良に関するもので、特に内部に装填した連通ピースの破断片を固定する挿着 溝を改良したものである。
【0002】
図7は現在使用されている連通Y字管31の概略図である。連通Y字管31は 、薄肉部38を介して小径部39と大径部37よりなる連通ピース36を装着し た筒体32と筒体32の側部に一体成形された分岐管33とから構成されている 。筒体32の上部には連通ピース36の小径部39の挿着溝34が形成され、挿 着溝34の上端は、開口40aされており先端をシールしたチューブ40(又は ムク状の棒)を装着して密封していた。
【0003】 しかしながら、チューブやムク状の棒を装着する手段では、チューブ等の外周 に溶剤を塗布して接続するので、接続不良による医療用バッグ内に封入された液 体の液漏れ、外気との接触による汚染、液体の溶剤との接触により汚染される可 能性があった。またチューブ等を必要以上に挿着溝34に挿し込むと連通ピース の破断片が挿着しにくくなったり、また連通ピースの破断片が確実に挿着できる ように挿着溝を長く形成しなければならない等の問題があった。そこで本考案者 は以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の考案に到達した。
【0004】
本考案は内部に薄肉部8を介して小径部9と大径部7よりなる連通6を装着し た筒体2と筒体2の側部に一体成形された分岐管3とからなり、筒体の上部に連 通ピース6の小径部9の挿着溝4の天板4aを一体成形した連通Y字管1を提供 するものである。
【0005】 また本考案は採血バッグ11(21)に連結チューブ13(23)を介して分 離バッグ12(22)を装着してなる血液バッグ10(20)であって、連結チ ューブ13(23)の途中に請求項1記載の連通Y字管1を配置した血液バッグ 10(20)を提供するものである。
【0006】
挿着溝4の天板4aは挿着溝4に一体成形されているので液漏れ、外気との接 触等による汚染は皆無である。
【0007】 図1は、本考案の連通Y字管1の断面図で、図2は図1の左側面図、図3は図 1の平面図、図4は図1の使用状態図である。連通Y字管1は、半硬質の合成樹 脂よりなり、筒体2と筒体2の側部に一体成形された分岐管3とより構成され、 筒体2の上部には、連通ピースの破断片の挿着溝4と挿着溝4の天板4aが一体 成形されている。筒体2の内部には薄肉部8を介して小径部9と大径部7よりな る連通ピース6が配置されている。
【0008】 筒体2の基端部は、血液バッグを構成する袋部の上端部に装着され、分岐管3 の接続部5には採血バッグと分離バッグの連結チューブが接続される。
【0009】 図5及び図6は連通Y字管1を装着した血液バッグ10(20)の概略図を示 す。図6の血液バッグ10の使用例について説明する。採血針14より血液を採 血バッグ11に採血し、これを遠心分離処理して血漿(上層)、バフィーコート (中間層)、赤血球(下層)に分離する。採血バッグ11の中間層付近を押圧し て上層の血漿をチューブ15を介して他の分離バッグ(図示せず)へ移送し、下 層の赤血球を連結チューブ13を介して分離バッグ12へ移送する。
【0010】 赤血球を、分離バッグ12へ移送する前に、連通Y字管1の液体流路を次のよ うに開通する。図4に示すように連通ピース6の小径部9を筒体2の外部より指 圧をかけ薄肉部8より破断して小径部9の先端を挿着溝4に固定することにより 分岐管3と筒体2の液体流路は開通される。
【0011】 赤血球が連結チューブ13、連通Y字管1を経て分離バッグ12へ移送される 間に、連通ピース9の細径部9(破断片)は、終始挿着溝4に固定され、分離バ ッグ12に通じる連通Y字管1の液体流路を塞ぐことがないので血液の滞留、凝 固等がなく、血液成分の移送が速やかにできる。また挿着溝4の天板4aは挿着 溝4に一体に成形されるので、液漏れ、外気との接触は皆無である。なお、本考 案の連通Y字管1を薬液バッグに使用した場合も液体の流路を終始確保すること ができるので、薬液の移送を速やかに行うことができ操作性が向上する。
【0012】
本考案の連通Y字管は筒体2に連通ピースの破断片の挿着溝4と挿着溝4の天 板4a並びに分岐管3が一体成形されているので外気、溶剤等による汚染、液漏 れ等の問題がなく安心して使用することができる。また部品の点数も簡略化でき る。
【図1】連通Y字管の断面図
【図2】図1の左側面図
【図3】図1の平面図
【図4】図1の使用状態図
【図5】図1の連通Y字管を装着した血液バッグシステ
ムの概略図
ムの概略図
【図6】図1の連通Y字管を装着した血液バッグシステ
ムの概略図
ムの概略図
【図7】従来の連通Y字管の概略図
1 連通Y字管 2 筒体 3 分岐管 4 挿着溝 4a 天板 5 接続部 6 連通ピース 7 大径部 8 薄肉部 9 小径部 10、20 血液バッグ 11、21 採血バッグ 12、22 分離バッグ 13、23 連結チューブ 14、24 採血針
Claims (2)
- 【請求項1】内部に薄肉部8を介して小径部9と大径部
7よりなる連通6を装着した筒体2と筒体2の側部に一
体成形された分岐管3とからなり、筒体の上部に連通ピ
ース6の小径部9の挿着溝4の天板4aを一体成形した
ことを特徴とする連通Y字管1。 - 【請求項2】採血バッグ11(21)に連結チューブ1
3(23)を介して分離バッグ12(22)を装着して
なる血液バッグ10(20)であって、連結チューブ1
3(23)の途中に請求項1記載の連通Y字管1を配置
したことを特徴とする血液バッグ10(20)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992051410U JP2577569Y2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 連通y字管および血液バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992051410U JP2577569Y2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 連通y字管および血液バッグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065635U true JPH065635U (ja) | 1994-01-25 |
JP2577569Y2 JP2577569Y2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=12886168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992051410U Expired - Fee Related JP2577569Y2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 連通y字管および血液バッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577569Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009045394A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-05 | Kawasumi Lab Inc | 連通y字管付採血器具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013136889A1 (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-19 | テルモ株式会社 | 血液流路接続装置及び血液バッグシステム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0444939U (ja) * | 1990-08-21 | 1992-04-16 |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP1992051410U patent/JP2577569Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0444939U (ja) * | 1990-08-21 | 1992-04-16 |
Cited By (1)
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JP2009045394A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-05 | Kawasumi Lab Inc | 連通y字管付採血器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2577569Y2 (ja) | 1998-07-30 |
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