JPH065610U - 多目的吐水装置 - Google Patents

多目的吐水装置

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JPH065610U
JPH065610U JP9798791U JP9798791U JPH065610U JP H065610 U JPH065610 U JP H065610U JP 9798791 U JP9798791 U JP 9798791U JP 9798791 U JP9798791 U JP 9798791U JP H065610 U JPH065610 U JP H065610U
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雅智 森崎
雅彦 今園
英司 松田
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 水道水供給管47に接続した水道水導入管1
3を小流量の熱交換器2の導入部8に接続し、導入管1
3には手動操作式、機械式の開閉弁10を介設し、開閉
弁の操作で熱交換器2に水道水を供給し、熱交換器の吐
出部15を吐水管16に接続し、吐水管16の中間部に
は湯水混合弁18を介設し、湯水混合弁は水道水導入管
13に分岐管19を介して接続し、分岐管から供給され
る水道水と吐水管16から供給される湯水とを混合して
温度調節を行い、吐水管の湯水混合弁下流の吐水管下流
端部には吐水孔17を設け、吐水孔に吐水グリップ2
4、吐水ノズル26、フレキシブルチューブ25からな
る吐水器具のフレキシブルチューブ25の接続部25―
1を脱着自在に接続した多目的吐水装置。 【効果】 機械式の開閉弁、湯水混合弁、熱交換器、配
管等で構成したので、構造が簡素で、部品点数も少なく
なり、安価、簡易に機能性、使い勝手性、信頼性に優れ
る多目的吐水装置が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、給湯、給水栓とは別個に設けられ、小流量の口腔洗浄、洗顔、整髪 等に用いられる専用の温水を、水道水で生成するようにした多目的吐水装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
口腔洗浄装置として、従来特開昭64―83255号が開示されている。 この技術は、給湯機で生成される湯と水道水とを混合する湯水混合栓を洗面台 に備え、湯水混合栓で得られた温水を、口腔洗浄ノズルに供給している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上の従来技術は、極めて小流量の口腔洗浄用の吐水を温水化するため、給湯 栓用の給湯機を使用している。 従って、従来技術では、給水栓用の給湯機を利用しているので、極めて小流量 用の口腔洗浄等の温水を得る場合、流量が余りにも少ないので、給湯機の着火が 円滑に行われなかったり、着火させるのに大量の捨水が必要となり、エネルギー 、資源の無駄使いとなる等の不都合が有る。 又、給湯機、給水栓を経由して温水が供給されるため、管長が長くなり、上記 と併せ即湯性が悪く、必要な時に迅速に洗浄水の温水が得られ難い。
【0004】 そこで本出願人は、先に口腔洗浄、整髪等に用いるに好適する小流量の温水吐 水が得られる多目的吐水装置として、特願平3―84716号を、又かかる多目 的吐水装置を洗面化粧台に組込んだものを特願平3―86233号で提案した。
【0005】 この技術は、湯水混合栓等の給水栓の水道水供給管に分岐管を設け、これに多 目的吐水装置を接続したもので、多目的吐水装置は、ケースに吐水機構、各種操 作スイッチ類、表示部等の電気的操作、表示機構、熱交換器、電磁弁、温度調整 装置、これ等の制御装置等を備えるものである。
【0006】 上記した本出願人の提案にかかる技術によれば、口腔洗浄等に用いる小流量用 の温水からなる吐水が得られ、専用の熱交換器を備えることから、即湯性に優れ 、迅速に、必要な時に直ちに小流量の温水吐水が得られ、機能性に優れ、使い勝 手性にも優れる。 そして、給湯機利用式の如く、大量の捨水が発生しないことから省資源上極め て有利であり、又大量の水を熱交換する必要が無いことから、省エネルギー上も 極めて有利である。
【0007】 以上の本出願人の提案にかかる多目的吐水装置は、電磁弁、電気制御装置、各 種操作スイッチ類、電気表示部、温度調整装置等を備えるので、必然的に部品点 数が多くなり、又構造も複雑化し、配線も多く、コスト的にある程度高くならざ るを得ない。 又構成部品が多いことから、ボデイ等がある程度大きくなり、洗面化粧台等に 設置する際、占有スペースが大きくなり、洗面化粧台の付設機器等の設置やレイ アウト、操作性を損ねる虞があり、特に既設の洗面化粧台に後付けする場合には 、困難性を伴う場合がある。
【0008】 本考案は、かかる課題を解決すべくなされたもので、その目的とする処は、口 腔洗浄等に用いる小流量の温水を得る多目的吐水装置を、簡素な構造、機構、最 小の部品点数で得られるようにし、特に吐水温水の温度調節を、温水供給、遮断 、流量調節とともに純機械式に行い得るようにし、利用性の高い、機能性、使い 勝手性に優れる多目的吐水装置を安価に提供し、多目的吐水装置の普及を促進し 、且つ、外形のコンパクト化を図り、洗面化粧台等に最小のスペースで、洗面化 粧台の本来の機能性、使い勝手性を確保しつつ設置し、又容易に後付けすること ができるコンパクトな多目的吐水装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 以上の課題を解決するための手段は、水道水供給管と接続され、手動式の機械 式開閉弁を介して熱交換器の上流側導入部と接続された水道水導入管と、 上記熱交換器の下流側吐出部と接続され、下流部で吐水器具と接続される吐水 管と、上記熱交換器から導出される吐水管の中間部に介設され、上記水道水導入 管とも接続され、吐水管内の温水と、水道水導入管内の水道水とを混合させる、 手動操作式で、機械式の湯水混合弁と、からなる多目的吐水装置である。 又、上記開閉弁、上記湯水混合弁、上記水道水導入管の開閉弁近傍、上記吐水 管の中間部乃至上流部をボデイで覆い、上記開閉弁、上記湯水混合弁をボデイ外 に配設し、且つ、吐水管と吐水器具との接続部をボデイの一部に露出したことで ある。
【0010】
【作用】
上記手段によれば、熱交換器と、これへの水道水導入管、温水吐水管、手動式 で、機械式の開閉弁、温水と水道水を混合する手動式、機械式の混合弁を備える だけなので、温水の供給、温度調節を行える多目的吐水装置を簡素な構造で、最 小の部品点数で構成することができる。
【0011】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を添付した図面に従って詳述する。 図1は本考案にかかる多目的吐水装置の外観を示す斜視図、図2は同要部の透 視斜視図、図3は多目的吐水装置を洗面化粧台に組込んだ一例を示す斜視図、図 4は吐水器具の収納ケースの斜視図、図5は口腔洗浄ノズルの拡大断面図、図6 は間欠噴射ノズルの拡大断面図、図7は整髪用ノズルの拡大断面図である。
【0012】 多目的吐水装置1は図1、図2に示す如くで、小流量用の専用の熱交換器2を 備える。熱交換器2は、図では方形をなすケース3に機器が収納され、熱交換器 としては、即湯性に優れたものが用いられる。 内装される加熱機構としては、熱効率を上げるべく折曲された通水管をセラミ ックヒータで囲んだもの、或いは、通水管にシーズヒータを巻き付けたもの等、 適宜のものが用いられる。 尚、熱交換器2内には、水道水の水流を感知する不図示の水流センサが内蔵さ れ、該水流センサの水流感知で加熱機構に通電し、加熱を行うように構成されて いる。
【0013】 熱交換器2のケース3の上面後端部左右には、取付孔を有する取付片4,4が 起設され、ケース3の正面下部の一方に偏寄した部分には、開閉自在な蓋板5で 覆われる電源スイッチ6が設けられ、ケース3内に内装された加熱機構に給電す るプラグ7が導出されている。
【0014】 熱交換器2のケース3の上面の一部には水道水導入部8が設けられ、該水道水 導入部8は水道水導入、案内管9に接続され、該案内管9の上方には手動操作式 で、機械式の開閉弁10が設けられ、該案内管9の下流部は、該開閉弁10の吐 出側に接続されている。 上記した開閉弁10は、これの導入側を水道水導入管13の下流部に接続され 、継手14は後述する給水栓の水道水供給管の分岐管に接続され、開閉弁10ま で水道水を導く。
【0015】 熱交換器2のケース3の上面の一部には、上記水道水導入部8と並設して温水 の吐水部15が設けられ、該吐水部15は、上記開閉弁10を避けるようにして 上方に延出された吐水管16の上流部に接続され、吐水管16は下流端部に吐水 孔17が設けられ、吐水孔17は後述する吐水器具の接続部の挿入で開く常閉の 弁蓋を備える。
【0016】 以上の吐水管16の中間部には、手動操作式で機械式の湯水混合弁18を介設 し、湯水混合弁18は上記した水道水導入管13の中間部に設けた分岐管部19 とも接続し、熱交換器2の吐出部15から吐出される温水を、吐水管16の上流 部16―1を介して受け、水道水導入管13の水道水を分岐管部19を介して上 記温水に流入させて湯と水とを混合し、使用者の好みの温度に調節し、適温の湯 水混合水を吐水管16の下流部16―2に吐出し、吐水孔17に供給する。
【0017】 以上の開閉弁10は、弁の開閉操作、回動角度で流量調節を行う操作軸11、 これの先端部に固設された操作ハンドル12を備え、一方、混合弁18は、水道 水の温水への混合割合を回動操作で調節する操作軸20、これの先端部に固設さ れた操作ハンドル21を備える。
【0018】 上記した開閉弁10、混合弁18、吐水管の下流部16―2、水道水導入管1 3の上部、案内管9の上部、吐水管の上流部16―1の上部は円筒蓋状のボデイ 22で覆われ、これの頂部に上記した吐水孔17が設けられ、開閉弁10、混合 弁18の操作ハンドル12,21は、ボデイ22の外側の両側の対称位置に突出 し、ボデイ22の下部には、後述する洗面化粧台等への取付用の筒状の取付ネジ 23が設けられている。 従って、ボデイ21の一側面に突出したハンドル12を回動操作して開閉弁1 0を開閉し、温水の吐水を行わせるといともに、回動角の調節で吐水流量を調節 し、尚、ハンドル12には操作基準用の撮み12―1を設けた。 一方、ボデイ21の他側面に突出したハンドル21を回動操作して混合弁18 を回動操作し、湯水の混合割合を調節し、温水吐水の温度調節を行うことができ ることとなる。ハンドル21には操作し易いように突起21―1を設け、又、外 周には操作基準用の目盛21―2…を設けた。
【0019】 吐水器具は、吐水グリップ24、これの下流端部に脱着自在に接続するノズル 26、吐水グリップ24の上流端部に接続された通水用フレキシブルチューブ2 5からなり、フレキシブルチューブ25は、上記したボデイ22の頂部に設けた 吐水孔17と、フレキシブルチューブ25の上流端部に設けた接続部25―1と で脱着自在に接続されている。
【0020】 以上において、電源スイッチ6をオン操作し、電源をオンさせ、ハンドル12 を開方向に回動操作する。これにより、水道水は導入管13、開閉弁10を介し て案内管9から熱交換器2内の加熱機構に流入し、内部の通水管を、この旨は水 流センサで検知されて通電を開始し、水道水を加熱し、温水化する。 加熱された温水は吐水部15から吐水管16に供給され、下流の混合弁18に 流入する。 一方、ハンドル21を回動させて混合弁18を開動させ、分岐管部19から流 入する水道水の流入量を調節し、上記した温水に水道水を混合させ、温水の温度 を調節し、利用者の最適とする温度に温水を調節する。
【0021】 温度調節された温水は、吐水孔17、フレキシブルチューブ25、吐水グリッ プ24に供給され、ノズル26から温水は吐出することとなり、かかる吐出温水 で口腔洗浄等を行う。
【0022】 ところで、上記したノズルは口腔洗浄、整髪、その他各種のものが用いられ、 図5乃至図7はその一例を示す。 図5は口腔洗浄ノズル26―1を示し、細長い管状の本体26―2の基部に上 記した吐水グリップ24との係合部26―3を備え、これの下流部にグリップ2 4への装着限を規制するフランジ部26―4を備え、内部に通水路26―5が設 けられている。そして、先端部は略L型に折曲され、これの先端部に吐水孔26 ―6が開設されている。
【0023】 図6は間欠噴射ノズル126―1を示す。 上記と同様の本体126―2の基部に係止部126―3を備え、これの近傍に 同様にフランジ部126―4を、又内部には通水路126―5を備える。先端部 には吐水孔126―6が開設され、この部分は円形の中空部126―7が形成さ れ、内部に放射状に複数の羽を有する羽車状のシャッター126―8が回転自在 に軸支、内装されている。 温水は通路126―5内を通って中空部126―7に達し、シャッター126 ―8を回転させ、羽間のポケット部が吐水孔126―6に達した際に温水を吐出 し、これの反復で間欠的に温水が吐出され、間欠吐水がなされる。 このノズル126―1は、間欠的に温水を歯茎に噴射、供給し、歯茎マッサー ジを行う。
【0024】 図7はミスト状に温水を散布するノズル226―1を示し、通水路226―5 を備える本体226―2には、上記と同様に係止部226―3、フランジ部22 6―4を備える。 先端部の吐水孔220―6は、本体226―2の先部に屈曲するように設けら れたシャワー状の先端部226―7に設けられ、吐水孔226―6の上流部内に は螺旋状の攪拌子226―8が内装され、通水路226―5内を通る温水は、攪 拌子226―8で旋回流となり、吐水孔226―6からミスト状に噴出し、これ を頭髪に散布し、頭髪を濡らして整髪を行う。 以上ノズルの一例を示したが、ノズルは用途によって各種構造のものが用いら れる。
【0025】 ところで、上記したノズル26、フレキシブルチューブ25を含む吐水グリッ プ24は、図4に示すような収納ケース30に収納される。 ケース30は方形、箱状をなし、本体31と開閉自在な蓋体32とからなる。 本体31内には上下に棚部33,34が設けられ、棚部33,34に各種ノズル 26…が係止、保持されている。 又ケース本体31内にはフック35が設けられ、吐水グリップ24を係止、保 持し、フレキシブルチューブ25を接続したまま収納されている。
【0026】 多目的吐水装置1を使用する場合、ケース30を後述する洗面化粧台の収納棚 から取り出し、蓋体32を開き、グリップ24をフック35から外して取り出し 、フレキシブルチューブ25の接続部25―1を上記したボデイ22の頂部の吐 水孔17に嵌合、装着し、グリップ24に使用するノズル26を装着し、既述の 如く温水の吐水を得る。
【0027】 以上の多目的吐水装置1は、例えば図3に示す如き洗面化粧台40に取付けら れ、使用される。 洗面化粧台40は、実施例では左右に開閉扉41―1,41―1を有する下部 の基台41、この上に取付けられた洗面ボール42、基台41の背部から起設さ れた背板部43等からなり、背板部43の左右正面左右には縦長の照明具44, 44が配設され、この間に化粧鏡45が配設されている。
【0028】 洗面ボール42の奥の部分にはリム部42―1が設けられ、リム部42―1の 中間部で一端寄り部分には給湯、給水用の給水栓46が設けられ、給水栓46の 水道水供給管47に分岐管48を介して上記した多目的吐水装置1の水道水導入 管13の継手14が接続されている。 洗面ボール42には、排水孔42―2、オーバーフロー孔42―3が設けられ 、背板部43の正面下部の一方に偏寄した部位には、照明具のスイッチ49、電 源用コンセント50が配設され、化粧鏡45と片側の照明具44との間には収納 棚51が設けられ、下部の棚板52の上等に上記したノズル収納ケース30が収 納されている。
【0029】 かかる収納棚51の下方部の例えば洗面ボール42のリム部42―1の一方に 偏寄した部分には、上記した多目的吐水装置1が配設され、外部にはハンドル1 2,21、吐水孔21を有するボデイ22が露出して起設され、熱交換器、配管 13,16の下半部、継手14等は、背板部43の下部内や基台41の上部内に 収納、設置されている。
【0030】 以上において、多目的吐水装置1は開閉弁10の操作ハンドル12、混合弁1 8の操作ハンドル21、吐水孔17を有するボデイ22のみが洗面化粧台40の 外部に露出し、熱交換器2や配管は基台41の内部等に収納され、従って、多目 的吐水装置1の外形はコンパクト化し、洗面化粧台40に対して大きなスペース を必要とすることが無く、洗面化粧台40に付設する周辺機器に干渉したり、こ れの操作性を阻害することが無く、コンパクトなので、既設の洗面化粧台に容易 に後付けすることができる。
【0031】
【考案の効果】
以上で明らかなように本考案によれば、 口腔洗浄、洗顔、整髪等を行う多目的吐水装置を、専用の熱交換器に付設して 洗面化粧台等に設けるので、従来の如く給湯、給水栓で用いられる給湯機で生成 される温水を用いる必要が無く、即湯性に優れ、使用時に迅速に必要とする口腔 洗浄等の小流量の温水吐水が得られ、従来の給湯機を利用した場合のように着火 不良、大量の捨水の発生等が無く、省エネルギー、省資源上極めて有利であると ともに、迅速に、直ちに目的とする温水吐水が得られるので、機能性、使い勝手 性に優れる多目的吐水装置が得られる。
【0032】 特に本考案は、手動式、機械式の流量調節弁を兼ねる開閉弁を熱交換器の上流 部に設けて温水吐水の開閉、流量調節を手動操作で機械式に行い、又湯水混合弁 を熱交換器の吐水管に介設して水道水導入管と接続するようにし、熱交換器から 吐出される温水と水道水とを手動操作で機械的に混合し、使用者の好みの温度に 調節して最適の温水を得、湯水混合弁の下流の吐水管端部に吐水孔を設けて口腔 洗浄等の温水吐水を得るように多目的吐水装置を構成したので、温水の吐水、遮 断、流量調節、温水の温度調節が手動操作で、且つ純機械式に構成することがで き、温水吐水の開閉、流量調節、温度調節機能を備える多目的吐水装置が、電磁 弁その他の電気機器を必要とすること無く得られ、従って、電気制御装置、配線 も必要無く、機械式の簡素な構成で、且つ、最小の部品点数で得ることができ、 簡易に、安価に、信頼性に優れる機能性、使い勝手性の良好な多目的吐水装置が 得られ、多目的吐水装置の普及等に資する処極めて大である等の効果が有る。
【0033】 又本考案は、熱交換器、配管で接続された開閉弁、湯水混合弁、ケース、操作 ハンドル等で構成されるので、外形がコンパクトで、従って、洗面化粧台等への 設置に際し、スペースが少なくて済み、洗面化粧台の他の機器のレイアウトや操 作性を阻害すること無く、これ等と干渉すること無く容易に設置することができ 、既設の洗面化粧台等への後付けも容易である等、多大の利点がある。
【提出日】平成5年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、給湯、給水栓とは別個に設けられ、小流量の口腔洗浄、洗顔、整髪 等に用いられる温水を、水道水の供給管に接続した専用の熱交換器を用いて生成 するようにした多目的吐水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
口腔洗浄装置として、従来特開昭64―83255号が開示されている。 この技術は、給湯機で生成される湯と水道水とを混合する湯水混合栓を洗面台 に備え、湯水混合栓で得られた温水を、口腔洗浄ノズルに供給している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上の従来技術は、極めて小流量の口腔洗浄用の吐水を温水化するのに、湯水 混合栓用の給湯機を使用している。 従って、従来技術では、湯水混合栓用の給湯機を利用しているので、極めて小 流量用の口腔洗浄等の温水を得る場合、流量が余りにも少ないので、給湯機の着 火が円滑に行われなかったり、着火させるのに大量の捨水が必要となり、エネル ギー、資源の無駄使いとなる等の不都合が有る。 又、給湯機、湯水混合栓を経由して温水が供給されるため、管長が長くなり、 上記と併せ即湯性が悪く、必要な時に迅速に洗浄水の温水が得られ難い。
【0004】 そこで本出願人は、先に口腔洗浄、整髪等に用いるに好適する小流量の温水吐 水が得られる多目的吐水装置として、特願平3―84716号を、又かかる多目 的吐水装置を洗面化粧台に組込んだものを特願平3―86233号で提案した。
【0005】 この技術は、湯水混合栓等の給水栓の水道水供給管に分岐管を設け、これに多 目的吐水装置を接続したもので、多目的吐水装置は、ケースに吐水機構、各種操 作スイッチ類、表示部等の電気的操作、表示機構、熱交換器、電磁弁、温度調整 装置、これ等の制御装置等を備えるものである。
【0006】 上記した本出願人の提案にかかる技術によれば、口腔洗浄等に用いる小流量用 の温水からなる吐水が得られ、専用の熱交換器を備えることから、即湯性に優れ 、迅速に、必要な時に直ちに小流量の温水吐水が得られ、機能性に優れ、使い勝 手性にも優れる。 そして、給湯機利用式の如く、大量の捨水が無く、省資源上極めて有利であり 、又大量の水を熱交換する必要が無いことから、省エネルギー上も極めて有利で ある。
【0007】 以上の本出願人の提案にかかる多目的吐水装置は、電磁弁、電気制御装置、各 種操作スイッチ類、電気表示部、温度調整装置等を備えるので、必然的に部品点 数が多くなり、又構造も複雑化し、配線も多く、コスト的にある程度高くならざ るを得ない。 又構成部品が多いことから、ボデイ等がある程度大きくなり、洗面化粧台等に 設置する際、占有スペースが大きくなり、洗面化粧台の付設機器等の設置やレイ アウト、操作性を損ねる虞があり、特に既設の洗面化粧台に後付けする場合には 、困難性を伴う場合がある。
【0008】 本考案は、かかる課題を解決すべくなされたもので、その目的とする処は、口 腔洗浄等に用いる小流量の温水を得る多目的吐水装置を、簡素な構造、機構、少 ない部品点数で得られるようにし、特に吐水温水の温度調節を、温水供給、遮断 、流量調節とともに純機械式に行い得るようにし、利用性の高い、機能性、使い 勝手性に優れる多目的吐水装置を安価に提供し、多目的吐水装置の普及を促進し 、且つ、外形のコンパクト化を図り、洗面化粧台等に最小のスペースで、洗面化 粧台の本来の機能性、使い勝手性を確保しつつ設置し、又容易に後付けすること ができるコンパクトな多目的吐水装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための手段は、水道水供給管と接続され、手動式の機械 式開閉弁を介して熱交換器の上流側導入部と接続された水道水導入管と、 上記熱交換器の下流側吐出部と接続され、下流部で吐水器具と接続される吐水 管と、該吐水管に介設され、上記水道水導入管とも接続され、吐水管内の温水と 、水道水導入管内の水道水とを混合させる、手動操作式で、機械式の湯水混合弁 と、からなる多目的吐水装置である。 又、少なくとも上記開閉弁、湯水混合弁をボデイで覆い、該開閉弁、湯水混合 弁を夫々操作する操作部をボデイ外に配設し、且つ、上記吐水管と吐水器具との 接続部をボデイの一部に設けたことである。
【0010】
【作用】
上記手段によれば、熱交換器と、これへの水道水導入管、温水吐水管、手動式 で、機械式の開閉弁、温水と水道水を混合する手動式、機械式の混合弁を備える だけなので、温水の供給、温度調節を行える多目的吐水装置を簡素な構造で、少 ない部品点数で構成することができる。
【0011】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を添付した図面に従って詳述する。 図1は本考案にかかる多目的吐水装置の外観を示す斜視図、図2は同要部の透 視斜視図、図3は多目的吐水装置を洗面化粧台に組込んだ一例を示す斜視図、図 4は吐水器具の収納ケースの斜視図、図5は口腔洗浄ノズルの拡大断面図、図6 は間欠噴射ノズルの拡大断面図、図7は整髪用ノズルの拡大断面図である。
【0012】 多目的吐水装置1は図1、図2に示す如くで、小流量用の専用の熱交換器2を 備える。熱交換器2は、図では方形をなすケース3に機器が収納され、熱交換器 としては、即湯性に優れたものが用いられる。 内装される加熱機構としては、熱効率を上げるべく折曲された通水管をセラミ ックヒータで囲んだもの、或いは、タンクにシーズヒータを水没させたもの等、 適宜のものが用いられる。 尚、熱交換器2内には、水道水の水流を感知する不図示の水流センサが内蔵さ れ、該水流センサの水流感知で加熱機構に通電し、加熱を行うように構成されて いる。
【0013】 熱交換器2のケース3の上面後端部左右には、取付孔を有する取付片4,4が 起設され、ケース3の正面下部の一方に偏寄した部分には、開閉自在な蓋板5で 覆われる湯水切替スイッチ6が設けられ、ケース3内に内装された加熱機構に給 電するプラグ7が導出されている。
【0014】 熱交換器2のケース3の上面の一部には水道水導入部8が設けられ、該水道水 導入部8は水道水導入管13に接続され、該導入管13には手動操作式で、機械 式の開閉弁10が介設されている。 上記した開閉弁10は、水道水の導入側を水道水導入管13の上流部13―1 に接続され、該導入管13の上流部13―1は継手14に上流端部が接続され、 継手14は後述する給水栓の水道水供給管の分岐管に接続され、開閉弁10まで 水道水を導く。
【0015】 熱交換器2のケース3の上面の一部には、上記水道水導入部8と並設して温水 の吐出部15が設けられ、該吐出部15は、上記開閉弁10を避けるようにして 上方に延出された吐水管16の上流部16―1に接続され、吐水管16は下流端 部に吐水孔17が設けられ、吐水孔17は後述する吐水器具の接続部の挿入で開 く常閉の弁蓋を備える。
【0016】 以上の吐水管16の中間部には、手動操作式で機械式の湯水混合弁18を介設 し、湯水混合弁18は上記した水道水導入管13の下流部13―2に設けた分岐 管19とも接続し、熱交換器2の吐出部15から吐出される温水を、吐水管16 の上流部16―1を介して受け、水道水導入管13の水道水を分岐管19を介し て上記温水に流入させて湯と水とを混合し、使用者の好みの温度に調節し、適温 の湯水混合水を吐水管16の下流部16―2に吐出し、吐水孔17に供給する。 尚、分岐管19の下流側には、不図示の逆止弁が内設されており、吐水管16 の下流部16―2からの温水が水道水導入管13に流入するのを防止している。
【0017】 以上の開閉弁10は、弁の開閉操作、回動角度で流量調節を行う操作軸11、 これの先端部に固設された操作ハンドル12を備え、一方、混合弁18は、水道 水の温水への混合割合を回動操作で調節する操作軸20、これの先端部に固設さ れた操作ハンドル21を備える。
【0018】 上記した開閉弁10、混合弁18、吐水管16の下流部16―2、水道水導入 管13の上流部13―1の上部、導入管13の下流部13―2の上部、吐水管1 6の上流部16―1の上部は円筒蓋状のボデイ22で覆われ、これの頂部に上記 した吐水孔17が設けられ、開閉弁10、混合弁18の操作ハンドル12,21 は、ボデイ22の外側の両側に突出し、ボデイ22の下部には、後述する洗面化 粧台等への取付用の筒状の取付ネジ23が設けられている。 従って、ボデイ22の一側面に突出したハンドル12を回動操作して開閉弁1 0を開閉し、温水の吐水を行わせるとともに、回動角度の調節で吐水流量を調節 する。尚、ハンドル12には操作基準用の撮み12―1を設けた。 一方、ボデイ21の他側面に突出したハンドル21を回動操作して混合弁18 を回動操作し、湯水の混合割合を調節し、温水吐水の温度調節を行うことができ ることとなる。ハンドル21には操作し易いように突起21―1を設け、又、外 周には操作基準用の目盛21―2…を設けた。
【0019】 吐水器具は、吐水グリップ24、これの下流端部に脱着自在に接続するノズル 26、吐水グリップ24の上流端部に接続された通水用フレキシブルチューブ2 5からなり、フレキシブルチューブ25は、上記したボデイ22の頂部に設けた 吐水孔17と、フレキシブルチューブ25の上流端部に設けた接続部25―1と で脱着自在に接続されている。
【0020】 以上において、プラグ7を電源に接続し、ハンドル12を開方向に回動操作す る。これにより、水道水は導入管13の上流部13―1、開閉弁10を介して導 入管13の下流部13―2から熱交換器2内の加熱機構に流入し、内部の通水管 を通り、この旨は水流センサで検知されて通電を開始し、水道水を加熱し、温水 化する。 加熱された温水は吐出部15から吐水管16に供給され、下流の混合弁18に 流入する。 一方、ハンドル21を回動させて混合弁18を開動させ、分岐管19から流入 する水道水の流入量を調節し、上記した温水に水道水を混合させ、温水の温度を 調節し、利用者の最適とする温度に温水を調節する。 又、湯水切替スイッチ6を水側に切り替えることにより、通水があっても加熱機 構に通電されないように構成しているので、夏季等水温が高い季節には、水で多 目的吐水を楽しむことができる。
【0021】 温度調節された温水は、吐水孔17、フレキシブルチューブ25、吐水グリッ プ24に供給され、ノズル26から吐出することとなり、かかる吐出温水で口腔 洗浄等を行う。
【0022】 ところで、上記したノズルは口腔洗浄、整髪、その他各種のものが用いられ、 図5乃至図7はその一例を示す。 図5は口腔洗浄ノズル26―1を示し、細長い管状の本体26―2の基部に上 記した吐水グリップ24との係止部26―3を備え、これの下流部にグリップ2 4への装着限を規制するフランジ部26―4を備え、内部に通水路26―5が設 けられている。そして、先端部は略L型に折曲され、これの先端部に吐水孔26 ―6が開設されている。
【0023】 図6は間欠噴射ノズル126―1を示す。 上記と同様の本体126―2の基部に係止部126―3を備え、これの近傍に 同様にフランジ部126―4を、又内部には通水路126―5を備える。先端部 には吐水孔126―6が開設され、この部分は円形の中空部126―7が形成さ れ、内部に放射状に複数の羽を有する羽車状のシャッター126―8が回転自在 に軸支、内装されている。 温水は通路126―5内を通って中空部126―7に達し、シャッター126 ―8を回転させ、羽間のポケット部が吐水孔126―6に臨んだ際に温水を吐出 し、シャッター部が臨んだ際には止水し、これの反復で間欠的に温水が吐出され 、間欠吐水がなされる。 このノズル126―1は、間欠的に温水を歯茎に噴射、供給し、歯茎マッサー ジを行う。
【0024】 図7はミスト状に温水を散布するノズル226―1を示し、通水路226―5 を備える本体226―2には、上記と同様に係止部226―3、フランジ部22 6―4を備える。 先端部の吐水孔226―6は、本体226―2の先部を屈曲するように設けら れたラッパ状の先端部226―7に設けられ、吐水孔226―6の上流部内には 螺旋状の攪拌子226―8が内装され、通水路226―5内を通る温水は、攪拌 子226―8で旋回流となり、吐水孔226―6からミスト状に噴出し、これを 頭髪に散布し、頭髪を濡らして整髪を行う。 以上ノズルの一例を示したが、ノズルは用途によって各種構造のものが用いら れる。
【0025】 ところで、上記したノズル26、フレキシブルチューブ25を含む吐水グリッ プ24は、図4に示すような収納ケース30に収納される。 ケース30は方形、箱状をなし、本体31と開閉自在な蓋体32とからなる。 本体31内には上下に棚部33,34が設けられ、棚部33,34に各種ノズル 26…が係止、保持されている。 又ケース本体31内にはフック35が設けられ、吐水グリップ24を係止、保 持し、フレキシブルチューブ25を接続したまま収納されている。
【0026】 多目的吐水装置1を使用する場合、ケース30を後述する洗面化粧台の収納棚 から取り出し、蓋体32を開き、グリップ24をフック35から外して取り出し 、フレキシブルチューブ25の接続部25―1を上記したボデイ22の頂部の吐 水孔17に嵌合、装着し、グリップ24に使用するノズル26を装着し、既述の 如く温水の吐水を得る。
【0027】 以上の多目的吐水装置1は、例えば図3に示す如き洗面化粧台40に取付けら れ、使用される。 洗面化粧台40は、実施例では左右に開閉扉41―1,41―1を有する下部 の基台41、この上に取付けられた洗面ボール42、基台41の背部から起設さ れた背板部43等からなり、背板部43の正面左右には縦長の照明具44,44 が配設され、この間に化粧鏡45が配設されている。
【0028】 洗面ボール42の奥の部分にはリム部42―1が設けられ、リム部42―1の 中間部で一端寄り部分には給湯、給水用の給水栓46が設けられ、給水栓46の 水道水供給管47に上記した多目的吐水装置1の水道水導入管13の継手14が 接続されている。 洗面ボール42には、排水孔42―2、オーバーフロー孔42―3が設けられ 、背板部43の正面下部の一方に偏寄した部位には、照明具のスイッチ49、電 源用コンセント50が配設され、化粧鏡45と片側の照明具44との間には収納 棚51が設けられ、下部の棚板52の上等に上記したノズル収納ケース30が収 納されている。 尚、ノズル収容ケース30は収納棚部に一体に設けておくようにしても良い。
【0029】 かかる収納棚51の下方部の例えば洗面ボール42のリム部42―1の一方に 偏寄した部分には、上記した多目的吐水装置1が配設され、外部にはハンドル1 2,21、吐水孔21を有するボデイ22が露出して起設され、熱交換器、配管 13,16の下半部、継手14等は、背板部43の下部内や基台41の上部内に 収納、設置されている。
【0030】 以上において、多目的吐水装置1は開閉弁10の操作ハンドル12、混合弁1 8の操作ハンドル21、吐水孔17を有するボデイ22のみが洗面化粧台40の 外部に露出し、熱交換器2や配管は基台41の内部等に収納され、従って、多目 的吐水装置1の外形はコンパクト化し、洗面化粧台40に対して大きなスペース を必要とすることが無く、洗面化粧台40に付設する周辺機器に干渉したり、こ れの操作性を阻害することが無く、コンパクトなので、既設の洗面化粧台に容易 に後付けすることができる。
【0031】
【考案の効果】
以上で明らかなように本考案によれば、 口腔洗浄、洗顔、整髪等を行う多目的吐水装置を、専用の熱交換器を付設して 洗面化粧台等に設けるので、従来の如く給湯、給水栓で用いられる給湯機で生成 される温水を用いる必要が無く、即湯性に優れ、使用時に迅速に必要とする口腔 洗浄等の小流量の温水吐水が得られ、従来の給湯機を利用した場合のように着火 が円滑に行われなかったり、大量の捨水等が無く、省エネルギー、省資源上極め て有利であるとともに、迅速に、直ちに目的とする温水吐水が得られるので、機 能性、使い勝手性に優れる多目的吐水装置が得られる。
【0032】 特に本考案は、手動式、機械式の流量調節弁を兼ねる開閉弁を熱交換器の上流 部に設けて温水吐水の開閉、流量調節を手動操作で機械式に行い、又湯水混合弁 を熱交換器の吐水管に介設して水道水導入管と接続するようにし、熱交換器から 吐出される温水と水道水とを手動操作で機械的に混合し、使用者の好みの温度に 調節して最適の温水を得、湯水混合弁の下流の吐水管端部に吐水孔を設けて口腔 洗浄等の温水吐水を得るように多目的吐水装置を構成したので、温水の吐水、遮 断、流量調節、温水の温度調節が手動操作で、且つ純機械式に構成することがで き、温水吐水の開閉、流量調節、温度調節機能を備える多目的吐水装置が、電磁 弁その他の電気機器を必要とすること無く得られ、従って、電気制御装置、配線 も必要無く、機械式の簡素な構成で、且つ、少ない部品点数で得ることができ、 簡易に、安価に、信頼性に優れる機能性、使い勝手性の良好な多目的吐水装置が 得られ、多目的吐水装置の普及等に資する処極めて大である等の効果が有る。
【0033】 又本考案は、熱交換器、配管で接続された開閉弁、湯水混合弁、ボデイ、操作 ハンドル等で構成されるので、外形がコンパクトで、従って、洗面化粧台等への 設置に際し、スペースが少なくて済み、洗面化粧台の他の機器のレイアウトや操 作性を阻害すること無く、これ等と干渉すること無く容易に設置することができ 、既設の洗面化粧台等への後付けも容易である等、多大の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる多目的吐水装置の外観を示す斜
視図
【図2】上記多目的吐水装置の要部の透視斜視図
【図3】上記多目的吐水装置を洗面化粧台に組込んだ一
例を示す斜視図
【図4】上記多目的吐水装置に用いる吐水器具の収納ケ
ースの斜視図
【図5】口腔洗浄ノズルの拡大断面図
【図6】間欠噴射ノズルの拡大断面図
【図7】整髪用ノズルの拡大断面図
【符号の説明】
1…多目的吐水装置、 2…熱交換器、 8…熱交換器
の水道水導入部、 10…開閉弁、 12…開閉弁の操
作部であるハンドル、 13…水道水導入管、15…熱
交換器の吐出部、 16…吐水管、 17…吐水器具の
接続部、 18…湯水混合弁、 21…湯水混合弁の操
作部であるハンドル、 22…ボデイ、 24,25,
26…吐水器具、 47…水道水供給管。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 多目的吐水装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる多目的吐水装置の外観を示す斜
視図
【図2】上記多目的吐水装置の要部の透視斜視図
【図3】上記多目的吐水装置を洗面化粧台に組込んだ一
例を示す斜視図
【図4】上記多目的吐水装置に用いる吐水器具の収納ケ
ースの斜視図
【図5】口腔洗浄ノズルの拡大断面図
【図6】間欠噴射ノズルの拡大断面図
【図7】整髪用ノズルの拡大断面図
【符号の説明】 1…多目的吐水装置、 2…熱交換器、 8…熱交換器
の水道水導入部、 10…開閉弁、 12…開閉弁の操
作部であるハンドル、 13…水道水導入管、 15…
熱交換器の吐出部、 16…吐水管、 17…吐水管と
吐水器具との接続部である吐水孔、 18…湯水混合
弁、 21…湯水混合弁の操作部であるハンドル、 2
2…ボデイ、 24,25,26…吐水器具、 47…
水道水供給管。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水供給管と接続され、手動式の機械
    式開閉弁を介して熱交換器の上流側導入部と接続された
    水道水導入管と、 上記熱交換器の下流側吐出部と接続され、下流部で吐水
    器具と接続される吐水管と、 上記熱交換器から導出される吐水管の中間部に介設さ
    れ、上記水道水導入管とも接続され、吐水管内の温水
    と、水道水導入管内の水道水とを混合させる、手動操作
    式で、機械式の湯水混合弁と、 からなることを特徴とする多目的吐水装置。
  2. 【請求項2】 上記開閉弁、上記湯水混合弁、上記水道
    水導入管の開閉弁近傍、上記吐水管の中間部乃至上流部
    をボデイで覆い、上記開閉弁、上記湯水混合弁をボデイ
    外に配設し、且つ、吐水管と吐水器具との接続部をボデ
    イの一部に露出した請求項1の多目的吐水装置。
JP9798791U 1991-10-31 1991-10-31 多目的吐水装置 Withdrawn JPH065610U (ja)

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