JPH0655961B2 - 靴下の編成方法 - Google Patents

靴下の編成方法

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JPH0655961B2
JPH0655961B2 JP2249276A JP24927690A JPH0655961B2 JP H0655961 B2 JPH0655961 B2 JP H0655961B2 JP 2249276 A JP2249276 A JP 2249276A JP 24927690 A JP24927690 A JP 24927690A JP H0655961 B2 JPH0655961 B2 JP H0655961B2
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JP
Japan
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knitting
knitted
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toe
yarn
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JP2249276A
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JPH04126803A (ja
Inventor
正行 倉知
Original Assignee
東京メリヤス機械用品株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は靴下の編成方法、特に編み終りの爪先部分の開
口部位の編成方法に関する。
〔従来の技術〕
紳士用の靴下等にあっては普通足首部分から編成を開始
し、脚部,踵部,胛側及び足裏側よりなる足部,爪先部
と連続して編成し、最後に爪先部の上部に作られた開口
を閉じる。
上記爪先開口を閉じる手段として、リンキングマシンに
よるものが実施されているが、この手段によると、爪先
の編み終りの開口端縁に捨編みが施されて、編成が終了
した靴下を裏替えしにして身編部の胛側と足裏側とが重
なるように2つ折りとし、2つに重ねた状態の、胛側と
足裏側とのそれぞれ対応するループをリンキングマシン
の針上のポイントに刺し掛け、この編目をルーパー糸と
針糸とを用いてかがり付け、捨編部分を切り離してい
る。この手段によると胛側と足裏側との編地が重なるよ
うに2つ折りにし対応するループを正確に重ねてポイン
トに刺さなければならないために、正確性を要求され、
かつ、作業能率が良くないと言う点が見受けられた。
そのため、2つ折りに重ねた胛側と足裏側との編地の編
目を揃えてポイントに刺すことをせずに縫合する自動リ
ンキング方式が採用されるようになった。この方式は、
2つ折りに胛側と足裏側の編地を重ねる点は前記手段と
同じであるが、2つ折りに重ねた編地を、ガイドプレー
トで一対の無端体よりなるニップ部材に送り込み、ニッ
プ部材で該編地をニップしつつ縫着手段を通過させ、両
編地を一体に単環縫で縫着し、捨編部の余剰部分を切り
捨てている。
この手段による場合、爪先開口の編み終り端部に独特の
組織を編成している。即ち、第3図に示すごとく、編み
終り部位に身編部1に続いて身編部1の編糸2よりも細
いウーリーナイロン等の細糸3で3乃至6コースの細糸
帯4を編成し、次いで細糸3よりも太い嵩高な糸5で捨
編部6を編成しておく。
そして、靴下を裏返しにして、胛側と足裏側との2つ折
りとし、2つ折りに重ねた状態で前記した如く、ニップ
部材7で細糸帯4をニップする(第4図)。しかし、編
地端部の捨編部6をニップ部材7に係止したとき、胛側
と踵側との境に位置する細糸帯4の両端即ち2つ折りに
重ねた身編部60(第1図)の両端部は、編地の重量或
いは伸縮性などによって下方に引かれ、コース方向が屈
曲したものとなってしまい(第4図)、縫合時に直線で
縫合しても靴下をニップ部材7から取り外すと縫合線が
直線とならず円弧状となり、編地両端に三角形状の余剰
生地9が出来(第4図)、着用時該部がごろつき感の原
因となる事態が生ずる。そこで、第5図に示す如き、捨
編部6に係止部材8を係止し、ニップ部材7より上部の
編地全体を上方に緊張し、引き上げようとする装置が、
考えられたが、操作行程が多くなるなど完全なものでは
なかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記の点に鑑みて、爪先の開口を閉じる為
に、胛側と足裏側との2つ折りにした編地の縫合部位を
ニップ部材によりニップする際に、特別な装置を使用せ
ずとも2つ折りにした編地の両端縁の小数ウエールを捨
編部と身編部の間において捨編部と同等の地厚部とする
ことにより編地両端縁を中央部に比して高く引き上げる
ことにより、縫合線の屈曲を防ぎ、縫合部両端に三角形
の余剰生地の出来るのを防止する靴下を得ることの出来
る編成方法を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
爪先部分の編み終り開口部に、身編部分に続いて環状に
編成された細糸帯とそれに続く捨編部とにわたるコース
を編成する際に、爪先開口部の胛側コースと足裏側コー
スとの境目を中心とし、胛側と足裏側との両面にわたっ
て小数ウエール間に添え糸を編み込み、該部分を地厚部
とする。
〔作用〕
爪先部分の編み終り開口部に、身編部分に続いて環状に
編成された細糸帯とそれに続く捨編部とにわたる数コー
スに、胛側と足裏側との両面に亘って小ウエール間に編
み込んだ添え糸のために、該部の細糸帯が地厚となり、
ニップ部材が細糸帯を挟持したときに、該地厚部にニッ
プ部材が良く係合することになり、かつ、上記地厚部分
が、ニップ部材にニップされた編地の両端に位置するこ
とになるから、編地両端が良くニップされ、両端の垂れ
下がりを防止する。
〔実施例〕
本発明の実施例を次に説明する。
第1図に示す紳士用のソックス51を例に説明する。ソッ
クス51はウエルト52,脚部53,踵部54に次いで胛側55,
足裏側56を同時に環状に編成し、次いで爪先57を、足裏
側56に続いて編目の減少,増加により爪先線58を発現し
つつ編成し、開口59を残して身編部60の編成を終了す
る。
ソックスを完成させるには開口59を閉じなければならな
いので、そのために組織61を身編部60に続いて編成す
る。即ち、身編部60を編成した糸62よりも細い糸63、例
えばウーリーナイロン等で3乃至6コース編成し、細糸
帯64とし、次いで身編部60の糸62よりも太い或いは嵩の
大なる糸65で捨編部66を編成する。上記細糸帯64とそれ
に続く捨編部66との数コースにわたり、かつ、胛側55
と足裏側56とが重なるように2つ折りにした靴下の爪
先開口59の両端に位置する胛側55と足裏側56との
両側適宜ウエール間に、細糸帯64を編成する糸63と捨編
部66を編成する糸65とのそれぞれに、該部の編地を地厚
にするような太い糸或いは嵩高な糸よりなる添糸67を編
み込むことにより、該部を地厚なものとする。上記添糸
67は、所定幅のウエールを編成する間に糸案内手段(図
示せず)により同区間に案内給糸され、編み込まれ、そ
の編み始めと編み終りの両端は切除される。
上記のようにして編成された開口59周縁の組織61に特徴
を有するソックスは、開口59を閉塞するため開口59の編
地を2つ折りにして縫合するとき、その折れ目を胛側と
足裏側との境目と一致するようにすると、前記添糸67が
編み込まれ地厚となった部分が2つ折りにされたソック
スの両端に位置することになる。
その状態でリンキングマシンのニップ部材で細糸帯64を
ニップしてソックス51を垂下すれば、ニップ部材にニッ
プされているソックス51の両端は、前記添糸67による地
厚部分68がニップ部材に係止してそれ以上の下方へのず
れ落ちは生じず、コース方向と縫合線を一致させること
ができる。
〔発明の効果〕
本発明方法による靴下は、リンキングのためのニップ部
材で編地がニップされたとき、捨編部分に続きニップ部
材によりニップされる編地の両端に位置するウエールに
細糸帯に編み込んだ添糸による地厚部分が位置するため
に、前記地厚部がニップ部材に良く係止し、編地両端の
伸長を防止すると共に編地を引き上げ、編地両端の伸長
がなく、身編部分側の縫合線は直線を保ち、縫合線に編
地両端に三角形の余剰生地が残ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法による靴下の側面図、第2図は同じ
く編み終り部分の組織図、第3図は従来方法による靴下
の編み終り部分の組織図、第4図は従来法による靴下を
ニップ部材で挟持した状態を示す側面図、第5図は従来
の係止部材を示す側面図、第6図は本発明方法による靴
下をニップ部材で挾持した状態を示す側面図である。 55…胛側,56…足裏側, 57…爪先部,59…開口, 60…身編部,64…細糸帯, 66…捨編部,67…添糸, 68…地厚部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】爪先部分の編み終り開口部に、身編部分に
    続いて環状に編成された細糸帯とそれに続く捨編部とに
    わたるコースを編成する際に、爪先開口部の胛側コース
    と足裏側コースとの境目を中心とし、胛側と足裏側との
    両面にわたって小数ウエール間に添え糸を編み込み、該
    部分を地厚部とすることを特徴とする靴下の編成方法。
JP2249276A 1990-09-19 1990-09-19 靴下の編成方法 Expired - Lifetime JPH0655961B2 (ja)

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JPH04126803A JPH04126803A (ja) 1992-04-27
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL3250735T3 (pl) * 2015-01-28 2020-11-30 Lonati S.P.A. Sposób zapewniania półfabrykatów wyrobów rurowych przeznaczonych do zamknięcia przez zszycie w miejscu ich zakończenia osiowego w celu wytwarzania skarpet, a także półfabrykat wyrobu rurowego uzyskiwany przy użyciu tego sposobu
JP6908227B2 (ja) * 2017-03-07 2021-07-21 グンゼ株式会社 地厚ストレッチ編地

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52108233A (en) * 1976-03-08 1977-09-10 Naado Kenkiyuushiyo Kk Method of producing socks

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