JPH0655819U - 車載用エアコン装置 - Google Patents
車載用エアコン装置Info
- Publication number
- JPH0655819U JPH0655819U JP6246291U JP6246291U JPH0655819U JP H0655819 U JPH0655819 U JP H0655819U JP 6246291 U JP6246291 U JP 6246291U JP 6246291 U JP6246291 U JP 6246291U JP H0655819 U JPH0655819 U JP H0655819U
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- JP
- Japan
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- air conditioner
- evaporator
- vehicle air
- refrigerant
- broadcasting
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、車載用エアコン装置、特に放送車
の放送用電源と共通の電源を使用するエアコン装置が電
源の電圧変化をもたらすという不都合を解決し、室内温
度を一定に保持しつつ、しかも電源電圧を一定に保つ車
載用エアコン装置を提供することを目的とする。 【構成】 本考案に係る車載用エアコン装置は、圧縮
機、凝縮器、蒸発器及びアキュムレータを冷媒が循環す
る管路により構成されている車載用エアコン装置におい
て、蒸発器をバイパスするように設けられた冷媒バイパ
ス管路と、この冷媒バイパス管路に設けられた電磁弁
と、蒸発器が設けられた室内温度を検知して前記電磁弁
を制御する信号を発生する温度検知器を有することを特
徴とする。
の放送用電源と共通の電源を使用するエアコン装置が電
源の電圧変化をもたらすという不都合を解決し、室内温
度を一定に保持しつつ、しかも電源電圧を一定に保つ車
載用エアコン装置を提供することを目的とする。 【構成】 本考案に係る車載用エアコン装置は、圧縮
機、凝縮器、蒸発器及びアキュムレータを冷媒が循環す
る管路により構成されている車載用エアコン装置におい
て、蒸発器をバイパスするように設けられた冷媒バイパ
ス管路と、この冷媒バイパス管路に設けられた電磁弁
と、蒸発器が設けられた室内温度を検知して前記電磁弁
を制御する信号を発生する温度検知器を有することを特
徴とする。
Description
【０００１】
この考案は、車載用エアコン装置、特に放送車の放送用電源と共通の電源を使 用するエアコン装置に関するものである。
【０００２】
ＴＶなどの放送車は、市販電力源に接続できない僻地でも放送可能なように、 自動車エンジンによる発電機とは別個の内燃機関原動機を備えた発電機（交流１ ００Ｖ）を設けて放送用電源としており、車載用エアコン装置も、自動車エンジ ンを停止した状態でも冷房が可能なように、この放送用電源からの電力を使用し ている。これを図２により説明すると、放送車においては、放送用機器１のため の電源として自動車エンジンとは別個の内燃機関原動機を備えた発電機２が設け られ、一方、放送用機器１を搭載した車室３の冷房用として、圧縮機４、凝縮器 ５、車室内に設置された蒸発器６及びアキュムレータ７を順次冷媒が循環する管 路により構成されているエアコン装置が設けられており、圧縮機４は放送用電力 を供給する発電機２からの電力により駆動される。なお記号８は冷媒のドライヤ ーである。
【０００３】 室内温度を適温に保つためには、予め設定した温度より室内温度が低くなった 場合に車室３内に設置した温度検知器９からの信号によりリレー１０を作動させ て圧縮機４を停止し、室内温度が高くなったらリレー１０を逆に作動させて圧縮 機４を再稼働させるようになっている。これは一般家庭用又は業務用として使用 されているエアコン装置と同じ温度制御方式である。
【０００４】 このような室内温度制御方式を有する放送車用のエアコン装置においては、エ アコン用圧縮機４が再稼働する際の起動用電流が発電機２の発電容量に対して比 較的大きな割合を占めるので、放送用機器１へ供給される電力の一時的な電圧低 下をもたらし不都合である。
【０００５】
本考案は前記の不都合を解決し、室内温度を一定に保持しつつ、しかも電源電 圧を一定に保つ車載用エアコン装置を提供することを目的とする。
【０００６】
本考案に係る車載用エアコン装置は、圧縮機、凝縮器、蒸発器及びアキュムレ ータを冷媒が循環する管路により構成されている車載用エアコン装置において、 蒸発器をバイパスするように設けられた冷媒バイパス管路と、この冷媒バイパス 管路に設けられた電磁弁と、蒸発器が設けられた室内温度を検知して前記電磁弁 を制御する信号を発生する温度検知器を有することを特徴とする。
【０００７】 本考案を図１により詳細に説明する。なお図２により説明した従来のエアコン 装置と共通する部分の説明は省略する。本考案装置においては、蒸発器６をバイ パスするように冷媒バイパス管路１１と、この冷媒バイパス管路に電磁弁１２を 設け、蒸発器が設けられた車室３内には室内温度を検知して前記電磁弁を制御す る信号を発生する温度検知器９を設ける。
【０００８】 車室３内の温度が設定温度より低下した場合には、温度検知器９からの信号に より電磁弁１２が開き、冷媒は蒸発器６を通過せずに直接アキュムレータ７に流 入し、圧縮機４、凝縮器５及びアキュムレータ７を順次冷媒が循環する。この間 圧縮機４は停止することなく常時運転状態にあるが、負荷は低減する。
【０００９】 このようにして蒸発器７に冷媒が流れず車室３内の温度が上昇して来たら、温 度検知器９が電磁弁１２を閉とする信号を発生し電磁弁１２が閉じるので、冷媒 は再度蒸発器６を流れるようになり車室３の冷却を再開する。正常運転に戻れば 圧縮機４の負荷は増加するが、停止状態から起動する場合の負荷変動に比べれば 小さいので放送用機器１へ供給される電力の電圧低下を生じる恐れがない。
【００１０】
車載用エアコン装置、特に放送車の放送用電源と共通の電源を使用するエアコ ン装置において電源の電圧変化を生じない。
【図１】本考案の車載用エアコン装置の構成を説明する
ための図である。
ための図である。
【図２】従来の車載用エアコン装置の構成を説明するた
めの図である。
めの図である。
Claims (1)
- 【請求項１】 圧縮機、凝縮器、蒸発器及びアキュムレ
ータを冷媒が循環する管路により構成されている車載用
エアコン装置において、蒸発器をバイパスするように設
けられた冷媒バイパス管路と、この冷媒バイパス管路に
設けられた電磁弁と、蒸発器が設けられた室内温度を検
知して前記電磁弁を制御する信号を発生する温度検知器
を有することを特徴とする車載用エアコン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246291U JPH0655819U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 車載用エアコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246291U JPH0655819U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 車載用エアコン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655819U true JPH0655819U (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=13200902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6246291U Pending JPH0655819U (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 車載用エアコン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655819U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018188141A (ja) * | 2017-05-02 | 2018-11-29 | ハンオン システムズ | 車両の空調システム及びその作動方法 |
| WO2020137473A1 (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-02 | 株式会社巴川製紙所 | 温度制御ユニット、温度制御装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3107323B2 (ja) * | 1992-01-23 | 2000-11-06 | 株式会社日立製作所 | 電話回線自動アクセス機能付プログラマブルコントロ−ラ |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP6246291U patent/JPH0655819U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3107323B2 (ja) * | 1992-01-23 | 2000-11-06 | 株式会社日立製作所 | 電話回線自動アクセス機能付プログラマブルコントロ−ラ |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018188141A (ja) * | 2017-05-02 | 2018-11-29 | ハンオン システムズ | 車両の空調システム及びその作動方法 |
| US11214126B2 (en) | 2017-05-02 | 2022-01-04 | Hanon Systems | Air conditioning system of a motor vehicle and method for operating the air conditioning system |
| WO2020137473A1 (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-02 | 株式会社巴川製紙所 | 温度制御ユニット、温度制御装置 |
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