JPH0655799U - 透明球写真たて - Google Patents

透明球写真たて

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Publication number
JPH0655799U
JPH0655799U JP597193U JP597193U JPH0655799U JP H0655799 U JPH0655799 U JP H0655799U JP 597193 U JP597193 U JP 597193U JP 597193 U JP597193 U JP 597193U JP H0655799 U JPH0655799 U JP H0655799U
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JP
Japan
Prior art keywords
sphere
ball
slide film
transparent
transparent sphere
Prior art date
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Pending
Application number
JP597193U
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English (en)
Inventor
喜弘 津田
Original Assignee
喜弘 津田
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Filing date
Publication date
Application filed by 喜弘 津田 filed Critical 喜弘 津田
Priority to JP597193U priority Critical patent/JPH0655799U/ja
Publication of JPH0655799U publication Critical patent/JPH0655799U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明な球の内部にスライドフィルムを容易に
装填あるいは取り外しができ、その球を覗くとスライド
フィルムの像が拡大されて見えるとともに、外観的にも
優れた卓上のインテリアにもなる、玉形の写真たてを提
供する。 【構成】 透明な球(1)を分割した球前部(3)と球
背部(4)の間にスライドフィルム(5)を設け、これ
らを台(6)に設けた円形の凹部(7)の上に設けてな
るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、透明な球の内部にスライドフィルムを装填でき、その球を覗くこ とによりスライドフィルムの像を拡大して見ることができる、透明球写真たてに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プリント写真を卓上などに飾る写真たてがあった。また、スライド 用の幻燈機があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
スライドフィルムをプリント写真用の写真たてに入れて飾っても、背面から光 が当たらないので暗く、また、通常は35mmサイズのフィルムが多く使用され ているので小さすぎて見にくい。また、幻燈機の常時点灯は困難である。 本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記欠点を解消するため本考案は、透明な球(1)を分割した形の球前部(3 )と球背部(4)を作り、その間にスライドフィルム(5)を設け、これらを円 形の凹部(7)を設けた台(6)の上に設けてなるものである。 そして、球前部(3)と球背部(4)の少なくとも一方の平面(2)に装填部 (8)を設け、または、球(1)にすき間部(9)を設け、その中にスライドフ ィルム(5)を装填してもよい。 また、台(6)の代わりに、球(1)の下部に底面部(10)を設けてもよい 。 また、球背部(4)の平面(2)に凹状の装填部(8)を設け、一方、凸部( 11)を球前部(3)に設けてはめ込んでもよい。 さらに、球背部(4)の内部に電球(12)を設けてもよい。
【0005】
【作用】
本考案のものを明るい場所の机上などに置き、球前部(3)を覗くとスライド フィルム(5)の像が拡大されて見える。 そして、台(6)を用いた場合は、球の形であるがゆえ、凹部(7)の上でス ライドフィルム(5)の左右はもとより上下の向きをも調節できる。 また、球前部(3)と球背部(4)の間にスライドフィルム(5)を挟む簡単 な構造であるためそれは容易に交換ができ、また、装填部(8)やすき間部(9 )を設けるとスライドフィルム(5)の定位置への装填がより容易にできる。 また、台(6)の代わりに球(1)の下部を平にした底面部(10)を設けて 設置し、転がりを防ぐことができる。 また、装填部(8)に凸部(11)をはめ込み、球前部(3)と球背部(4) のずれを防ぐことが出来る。 またさらに、球背部(4)の内部に電球(12)を設け、それを点灯させるこ とにより、暗い場所でも像を見ることが出来る。
【0006】
【実施例】
以下、考案の実施例について説明する。 図1、2に示す実施例では、ガラスやプラスチックなどの透明な球(1)を、 平面(2)で二つに分割した欠球の形に成形された球前部(3)と球背部(4) の間に、現像されたスライドフィルム(5)を挟み込み、これらを台(6)の上 部に設けた円形の凹部(7)の上に、転がらないように設置したものである。 ただし、球背部(4)は充分に光を通す半透明な材質、あるいは透明な材買で 成形しその表面をサンドブラストなどにより荒く仕上げたものでもよい。 さらに、球(1)の内部を中空にし、その中に水などの透明な液体あるいはゲ ル状の材質のものを充填してもよい。 また、球(1)の形状は、これを覗いて見える像に極端な歪がでない範囲で、 その中心の断面形状が楕円や卵形でもよい。 また、台(6)は円形の凹部(7)を設ける代わりに、円形の穴をあけて輪の 形を採用してもよく、その穴の上に球(1)を置くことが出来る。 なお、スライドフィルム(5)はマウント付きのものでもよく、球背部(4) が小さい場合はその大きさに合わせて切り抜いて用いてもよく、また、スライド フィルム(5)の代わりに、透明な樹脂フィルムや薄い紙に写真や絵を印刷した ものを採用してもよい。 またさらに、スライドフィルム(5)の代わりにプリント写真を用いても、球 前部(3)から入る光により、明るく拡大して見ることが可能であり、これを採 用してもよい。 そして、マウント付きのスライドフィルム(5)などは厚みがあり、このよう に厚いものを採用する場合は、球前部(3)と球背部(4)の少なくとも一方か らその厚みを除いた形に作っておき、球前部(3)と球背部(4)の間にそのス ライドフィルム(5)を挟み合わせたとき、これら全体でできるだけ正確な球の 形になるようにした方が好ましい。
【0007】 図3で示す実施例では、球背部(4)の平面(2)のほぼ中央に凹状の装填部 (8)を設け、スライドフィルム(5)をこの定めた位置へ容易に装填出来るよ うにしたものである。 なお、装填部(8)は球前部(3)の平面(2)に設けてもよい。
【0008】 図4で示す実施例では、球(1)を完全には分割した形にせず、球(1)を途 中までスリ割りしたすき間部(9)を設けた形に成形し、そのすき間部(9)の 中にスライドフィルム(5)を装填でき、定めた位置へ容易に装填出来るように したものである。
【0009】 図5で示す実施例は、台(6)を設ける代わりに、転がりを防ぐため球(1) の下部を平面に成形した底面部(10)を設けたものであり、すなわち球前部( 3)と球背部(4)のそれぞれの下部に、同一平面上における底面を設けたもの である。 ただし、平面(2)の傾きを水平あるいはそれに近くする場合は、球背部(4 )だけに底面部(10)を設ければよい。 これにより部品数が減ってコストが下がり、また外観的にも優れたものとなる 。
【0010】 図6で示す実施例では、球背部(4)の平面(2)に凹状の装填部(8)を設 けてスライドフィルム(5)を装填し、一方、装填部(8)に合う凸部(11) を球前部(3)に設けてはめ込み、傾きにより球前部(3)がずり落ちないよう にしたものでる。 ただし、装填部(8)を球前部(3)側に、凸部(11)を球背部(4)側に 設けてもよい。
【0011】 図7で示す実施例では、球背部(4)の内部に電球(12)を設け、外部の電 源と電気配線し点灯することにより、暗い場所でも像を見ることができる。 なお、外部の電源の代わりに球背部(4)の内部に電池や電源スイッチを設け てもよく、また、電球(12)に代わる光源として発光ダイオードや蛍光灯ある いはネオンランプを用いてもよい。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、上述どおり構成されているので、以下に記載されるような効果を奏 する。 本考案のものを明るい場所の机上などに設置することにより、その光は球背部 (4)に入りスライドフィルム(5)を背部から明るく照らし、そして球前部( 3)を前部より覗くとスライドフィルム(5)の像が拡大されて見える。 この際、球背部(4)は凸レンズの形であるため、光はその内部で屈折してや や集光され、スライドフィルム(5)のほぼ中央あたりを背部からより明るく照 らす。そして球前部(3)は同じく凸レンズの形でしかも球形であるので拡大倍 率が大きく、スライドフィルム(5)の像は拡大され、おもに中央部あたりが見 える。 また、球の形であるがゆえ、スライドフィルム(5)の傾きは左右はもとより 上下の傾きをも変えて凹部(7)の上に設置できる。よって、傾きを水平あるい はそれに近い角度で設置することも出来る。 また、球前部(3)と球背部(4)の間にスライドフィルム(5)を挟む簡単 な構造はその交換を容易にし、また、装填部(8)あるいはすき間部(9)を設 けるとスライドフィルム(5)の定位置への装填がより容易になる。 また、台(6)の代わりに転がりを防止するため、球(1)の下部を平にした 底面部(10)を設けることにより、部品数が減るためコストが下がり、また外 観的にも優れたものとなる。 平面(2)に凹状の装填部(8)と凸部(11)を設けて、傾きにより球前部 (3)がずり落ちないようにできる。 またさらに、球背部(4)の内部に電球(12)を設けそれを点灯させること により、暗い場所でも像を見ることができ、また、夜の部屋に飾るインテリアと しても用いることができる。 上記のほか、水晶玉占いで使う球の形であるので、恋人が写ったスライドフィ ルムを装填して、水晶玉で恋人を占う気分を味わえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の縦断面図
【図2】本考案の分解斜視図
【図3】本考案の球背部に装填部を設けた実例を示す縦
断面図
【図4】本考案の球にすき間部を設けた実例を示す縦断
面図
【図5】本考案の球に底面部を設けた実例を示す縦断面
【図6】本考案の平面に装填部と凸部を設けた実例を示
す縦断面図
【図7】本考案の球背部に電球を設けた実例を示す縦断
面図
【符号の説明】
1 球 2 平面 3 球前部 4 球背部 5 スライドフィルム 6 台 7 凹部 8 装填部 9 すき間部 10 底面部 11 凸部 12 電球

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】球前部(3)と球背部(4)の間にスライ
    ドフィルム(5)を設け、これらを台(6)に設けた凹
    部(7)の上に設けたことを特徴とする透明球写真た
    て。
  2. 【請求項2】平面(2)に装填部(8)を設けた請求項
    1の透明球写真たて。
  3. 【請求項3】球(1)にすき間部(9)を設けた請求項
    1の透明球写真たて。
  4. 【請求項4】球(1)の下部に底面部(10)を設けた
    請求項1、2、又は3の透明球写真たて。
  5. 【請求項5】平面(2)に装填部(8)と凸部(11)
    を設けた、請求項1、2、又は4の透明球写真たて。
  6. 【請求項6】球背部(4)の内部に電球(12)を設け
    た、請求項1、2、3、4、又は5の透明球写貞たて。
JP597193U 1993-01-08 1993-01-08 透明球写真たて Pending JPH0655799U (ja)

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JP597193U JPH0655799U (ja) 1993-01-08 1993-01-08 透明球写真たて

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JP597193U JPH0655799U (ja) 1993-01-08 1993-01-08 透明球写真たて

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JPH0655799U true JPH0655799U (ja) 1994-08-02

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ID=11625747

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JP (1) JPH0655799U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005261727A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Hoya Corp 写真立て

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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