JPH0655633A - 光輝性ホログラム装飾シート及びその中間シートの製造方法 - Google Patents
光輝性ホログラム装飾シート及びその中間シートの製造方法Info
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- JPH0655633A JPH0655633A JP4213989A JP21398992A JPH0655633A JP H0655633 A JPH0655633 A JP H0655633A JP 4213989 A JP4213989 A JP 4213989A JP 21398992 A JP21398992 A JP 21398992A JP H0655633 A JPH0655633 A JP H0655633A
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- hologram
- layer
- sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外光が反射されて種々のホログラム反射光が
表面に形成される光輝性シートのホログラムエンボス層
が効率的に短時間で形成されるようにすると共に、この
エンボス層の凹凸面をシャープに仕上げることができ、
さらに、絵柄層の絵柄に合わせてホログラムエンボス層
を形成することができる光輝性ホログラム装飾シートの
製造方法を提供する。 【構成】 ベースシート２にポリエステル層４と光反射
層６と絵柄層８を、順次、形成した後、絵柄層８に透明
な常温硬化型樹脂１０を塗布する。次いで、常温硬化型
樹脂１０を半乾燥させた後、この常温硬化型樹脂１０の
表面に所望のホログラム装飾パターンを有するホログラ
ムエンボス版による賦型を施し、ホログラムエンボス層
１０aを形成する。そして、このホログラムエンボス層
１０aを、再度、乾燥させて、これを完全に硬化させ
る。
表面に形成される光輝性シートのホログラムエンボス層
が効率的に短時間で形成されるようにすると共に、この
エンボス層の凹凸面をシャープに仕上げることができ、
さらに、絵柄層の絵柄に合わせてホログラムエンボス層
を形成することができる光輝性ホログラム装飾シートの
製造方法を提供する。 【構成】 ベースシート２にポリエステル層４と光反射
層６と絵柄層８を、順次、形成した後、絵柄層８に透明
な常温硬化型樹脂１０を塗布する。次いで、常温硬化型
樹脂１０を半乾燥させた後、この常温硬化型樹脂１０の
表面に所望のホログラム装飾パターンを有するホログラ
ムエンボス版による賦型を施し、ホログラムエンボス層
１０aを形成する。そして、このホログラムエンボス層
１０aを、再度、乾燥させて、これを完全に硬化させ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、包装紙、包装袋、壁紙
等、種々の分野に利用できる光輝性装飾シート及びその
中間シートの製造方法に関し、詳しくは、外光が反射さ
れて種々のホログラム反射光が表面に形成される光輝性
ホログラム装飾シート及びその中間シートの製造方法に
関する。
等、種々の分野に利用できる光輝性装飾シート及びその
中間シートの製造方法に関し、詳しくは、外光が反射さ
れて種々のホログラム反射光が表面に形成される光輝性
ホログラム装飾シート及びその中間シートの製造方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、表面にホログラム反射光を形
成して意匠的効果を発揮させるための光輝性ホログラム
装飾シートの製造方法として、たとえば、図１に示すよ
うに、ベースフィルム６にＵＶ硬化型樹脂８を塗布し、
このＵＶ樹脂層８にホログラムエンボス加工を施すべ
く、これを版胴２と圧胴４との間に送り紫外線を照射し
て硬化させた後、凹凸が形成されたホログラムエンボス
層８aとしてのＵＶ樹脂層８側の面に、さらに、光反射
層を形成してなる光輝性ホログラム装飾シート(特開昭
６２−１７７８３号公報)の製造方法が知られている。
また、図２に示すように、ベースフィルム６の片面に、
押し出しダイ１２から押し出された溶融状態の合成樹脂
１０を、表面にレリーフホログラムが形成されているス
タンパ２bを備えた冷却ロール２aからなる版胴２と、圧
胴４との間でラミネートした後、表面に凹凸が形成され
たホログラムエンボス層１０aとしての合成樹脂１０側
の面に、さらに、光反射層を形成してなる光輝性ホログ
ラム装飾シート(特開昭６２−１９１８７２)の製造方法
が知られている。
成して意匠的効果を発揮させるための光輝性ホログラム
装飾シートの製造方法として、たとえば、図１に示すよ
うに、ベースフィルム６にＵＶ硬化型樹脂８を塗布し、
このＵＶ樹脂層８にホログラムエンボス加工を施すべ
く、これを版胴２と圧胴４との間に送り紫外線を照射し
て硬化させた後、凹凸が形成されたホログラムエンボス
層８aとしてのＵＶ樹脂層８側の面に、さらに、光反射
層を形成してなる光輝性ホログラム装飾シート(特開昭
６２−１７７８３号公報)の製造方法が知られている。
また、図２に示すように、ベースフィルム６の片面に、
押し出しダイ１２から押し出された溶融状態の合成樹脂
１０を、表面にレリーフホログラムが形成されているス
タンパ２bを備えた冷却ロール２aからなる版胴２と、圧
胴４との間でラミネートした後、表面に凹凸が形成され
たホログラムエンボス層１０aとしての合成樹脂１０側
の面に、さらに、光反射層を形成してなる光輝性ホログ
ラム装飾シート(特開昭６２−１９１８７２)の製造方法
が知られている。
【０００３】ところで、前者の製造方法による装飾シー
トは、ホログラムエンボス層８aにＵＶ樹脂を使用して
いるため、該ＵＶ樹脂硬化後におけるホログラムエンボ
ス層８aのその凹凸面はシャープに形成される反面、紫
外線を照射して該ホログラムエンボス層８aを硬化させ
ているために時間がかかり、その作業能率を上げること
ができなかった。
トは、ホログラムエンボス層８aにＵＶ樹脂を使用して
いるため、該ＵＶ樹脂硬化後におけるホログラムエンボ
ス層８aのその凹凸面はシャープに形成される反面、紫
外線を照射して該ホログラムエンボス層８aを硬化させ
ているために時間がかかり、その作業能率を上げること
ができなかった。
【０００４】一方、後者の製造方法による装飾シート
は、冷却ロール２aにより冷却されたスタンパ２bによ
り、高温溶融状態の樹脂１０を賦型すると同時に冷却す
ることによって製造されるため、ホログラムエンボス層
１０aを短時間で効率的に形成することができる。しか
し、上記スタンパ２bにより賦型・形成されたホログラ
ム凹凸面は型崩れを起こしやすく、ホログラムエンボス
層１０a硬化後におけるその凹凸面をシャープに仕上げ
ることが困難であった。
は、冷却ロール２aにより冷却されたスタンパ２bによ
り、高温溶融状態の樹脂１０を賦型すると同時に冷却す
ることによって製造されるため、ホログラムエンボス層
１０aを短時間で効率的に形成することができる。しか
し、上記スタンパ２bにより賦型・形成されたホログラ
ム凹凸面は型崩れを起こしやすく、ホログラムエンボス
層１０a硬化後におけるその凹凸面をシャープに仕上げ
ることが困難であった。
【０００５】また、上記各装飾シートの製造工程におい
ては、ベースフィルム６の製造ラインと、該ベースフィ
ルム６に積層されるべきホログラムエンボス層８a,１０
aの製造ラインとが分離しており、仮に、ベースフィル
ム６に、図の一点鎖線で示す如く絵柄層７を積層したと
しても、該絵柄層７の絵柄にタイミングを合わせてベー
スフィルム６上にホログラムエンボス層８a,１０aを形
成することが困難であった。
ては、ベースフィルム６の製造ラインと、該ベースフィ
ルム６に積層されるべきホログラムエンボス層８a,１０
aの製造ラインとが分離しており、仮に、ベースフィル
ム６に、図の一点鎖線で示す如く絵柄層７を積層したと
しても、該絵柄層７の絵柄にタイミングを合わせてベー
スフィルム６上にホログラムエンボス層８a,１０aを形
成することが困難であった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の解決
すべき主たる技術的課題は、ホログラムエンボス層が比
較的短時間で効率的に形成されるようにすると共に、ホ
ログラムエンボス層の凹凸面をシャープに仕上げること
が可能な製造方法を提供することである。
すべき主たる技術的課題は、ホログラムエンボス層が比
較的短時間で効率的に形成されるようにすると共に、ホ
ログラムエンボス層の凹凸面をシャープに仕上げること
が可能な製造方法を提供することである。
【０００７】また、他の一つの技術的課題は、絵柄層を
積層する場合、該絵柄層の絵柄に合わせてホログラムエ
ンボス層を形成できる製造方法を提供することである。
積層する場合、該絵柄層の絵柄に合わせてホログラムエ
ンボス層を形成できる製造方法を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記技術的
課題を解決するために、本発明によれば、以下の光輝性
ホログラム装飾シート及びその中間シートの製造方法が
提供される。
課題を解決するために、本発明によれば、以下の光輝性
ホログラム装飾シート及びその中間シートの製造方法が
提供される。
【０００９】すなわち、上記主たる技術的課題を解決す
るために、この光輝性ホログラム装飾シートの製造方法
は、光反射層を有する基材シートに透明な常温硬化型樹
脂を塗布する塗布工程と、該常温硬化型樹脂を半乾燥さ
せる第１乾燥工程と、半乾燥せしめられた常温硬化型樹
脂表面にホログラムエンボス版により所望のホログラム
装飾パターンを賦型してホログラムエンボス層を形成す
る賦型工程と、該ホログラムエンボス層を、再度、乾燥
させる第２乾燥工程とを有することを特徴とする。
るために、この光輝性ホログラム装飾シートの製造方法
は、光反射層を有する基材シートに透明な常温硬化型樹
脂を塗布する塗布工程と、該常温硬化型樹脂を半乾燥さ
せる第１乾燥工程と、半乾燥せしめられた常温硬化型樹
脂表面にホログラムエンボス版により所望のホログラム
装飾パターンを賦型してホログラムエンボス層を形成す
る賦型工程と、該ホログラムエンボス層を、再度、乾燥
させる第２乾燥工程とを有することを特徴とする。
【００１０】上記各層を形成する材料として、基材シー
トには、たとえば、紙やアルミホイルやプラスチックフ
ィルム等、又は、これらの積層体が好適に使用され、常
温硬化型樹脂には、たとえば、アクリル・ウレタン系樹
脂等が好適に使用される。また、この基材シートの光反
射層には、たとえば、アルミ等の金属材料を金属蒸着し
たものや、金インキ、銀インキ等が好適に使用される。
トには、たとえば、紙やアルミホイルやプラスチックフ
ィルム等、又は、これらの積層体が好適に使用され、常
温硬化型樹脂には、たとえば、アクリル・ウレタン系樹
脂等が好適に使用される。また、この基材シートの光反
射層には、たとえば、アルミ等の金属材料を金属蒸着し
たものや、金インキ、銀インキ等が好適に使用される。
【００１１】上記製造方法において、第１乾燥工程で
は、基材シートに塗布された常温硬化型樹脂は、該樹脂
の粘着性が残らない程度にまで溶剤を蒸発させることに
よって半乾燥せしめられるようにすることが好ましく、
また、第２乾燥工程では、ホログラムエンボス層は、該
エンボス層内部に含まれている溶剤が蒸発するまで乾燥
せしめられるようにすることが好ましい。このように、
常温硬化型樹脂は、半乾燥状態でホログラムエンボス面
が形成されるため、その賦型工程での賦型完了後、第２
乾燥工程に至るまでの間、ホログラムエンボス層の凹凸
面の型崩れはより確実に防止され、その凹凸面の形状が
保持された状態で、再度、ホログラムエンボス層が乾燥
されるため、第２乾燥工程終了後のホログラムエンボス
層の凹凸面はシャープにかつ堅牢に仕上げられる。
は、基材シートに塗布された常温硬化型樹脂は、該樹脂
の粘着性が残らない程度にまで溶剤を蒸発させることに
よって半乾燥せしめられるようにすることが好ましく、
また、第２乾燥工程では、ホログラムエンボス層は、該
エンボス層内部に含まれている溶剤が蒸発するまで乾燥
せしめられるようにすることが好ましい。このように、
常温硬化型樹脂は、半乾燥状態でホログラムエンボス面
が形成されるため、その賦型工程での賦型完了後、第２
乾燥工程に至るまでの間、ホログラムエンボス層の凹凸
面の型崩れはより確実に防止され、その凹凸面の形状が
保持された状態で、再度、ホログラムエンボス層が乾燥
されるため、第２乾燥工程終了後のホログラムエンボス
層の凹凸面はシャープにかつ堅牢に仕上げられる。
【００１２】また、上記製造方法においては、ホログラ
ムエンボス層を形成する樹脂として、常温硬化型樹脂が
使用されており、また、該樹脂を硬化させるために、複
数の乾燥工程(第１,２乾燥工程)が設けられており、こ
れによって、ホログラムエンボス層を硬化させるための
時間は、前記従来例に係るＵＶ樹脂を使用したものと比
較して、短縮される。
ムエンボス層を形成する樹脂として、常温硬化型樹脂が
使用されており、また、該樹脂を硬化させるために、複
数の乾燥工程(第１,２乾燥工程)が設けられており、こ
れによって、ホログラムエンボス層を硬化させるための
時間は、前記従来例に係るＵＶ樹脂を使用したものと比
較して、短縮される。
【００１３】また、上記主たる技術的課題を解決すると
共に、上記他の一つの技術的課題を解決するために、上
記基材シートは、ロール状に巻かれた連続シートとして
供給され、上記各工程(塗布工程・第１乾燥工程・賦型
工程・第２乾燥工程)は、この連続基材シートが送られ
る一製造ラインの流れに沿って、順次、インラインで行
なわれるようにすることが好ましく、また、絵柄層を積
層する絵柄層積層工程は、上記塗布工程の前で行なわれ
るようにすることが好ましい。
共に、上記他の一つの技術的課題を解決するために、上
記基材シートは、ロール状に巻かれた連続シートとして
供給され、上記各工程(塗布工程・第１乾燥工程・賦型
工程・第２乾燥工程)は、この連続基材シートが送られ
る一製造ラインの流れに沿って、順次、インラインで行
なわれるようにすることが好ましく、また、絵柄層を積
層する絵柄層積層工程は、上記塗布工程の前で行なわれ
るようにすることが好ましい。
【００１４】このようにすることによって、絵柄層とホ
ログラムエンボス層との見当合わせに関して、絵柄層を
基準とするホログラムエンボス版による常温硬化型樹脂
に対する賦型タイミングを自在に調整することができ、
従って、絵柄層の絵柄に合わせて、容易に、該絵柄層上
にホログラムエンボス層を形成することができる。
ログラムエンボス層との見当合わせに関して、絵柄層を
基準とするホログラムエンボス版による常温硬化型樹脂
に対する賦型タイミングを自在に調整することができ、
従って、絵柄層の絵柄に合わせて、容易に、該絵柄層上
にホログラムエンボス層を形成することができる。
【００１５】本発明は、ホログラムエンボス層の形成工
程に特徴があり、光反射層の形成は、ホログラムエンボ
ス層の形成前、又は、形成後のいずれであっても良い。
上記光輝性ホログラム装飾シートでは、予め光反射層を
有する基材シートにホログラムエンボス層が形成される
が、上記光反射層を有する基材シートに代えて、光反射
層を有しないベースフィルムにホログラムエンボス層を
形成して中間シートを構成し、この中間シート形成後
に、該シートに光反射層を積層して光輝性ホログラム装
飾シートを形成しても良い。
程に特徴があり、光反射層の形成は、ホログラムエンボ
ス層の形成前、又は、形成後のいずれであっても良い。
上記光輝性ホログラム装飾シートでは、予め光反射層を
有する基材シートにホログラムエンボス層が形成される
が、上記光反射層を有する基材シートに代えて、光反射
層を有しないベースフィルムにホログラムエンボス層を
形成して中間シートを構成し、この中間シート形成後
に、該シートに光反射層を積層して光輝性ホログラム装
飾シートを形成しても良い。
【００１６】また、この中間シートに用いられるベース
フィルムは、ロール状に巻かれた連続ベースフィルムと
して供給され、ホログラムエンボス層の形成工程(塗布
工程・第１乾燥工程・賦型工程・第２乾燥工程)は、こ
の連続ベースフィルムが送られる一製造ラインの流れに
沿って、順次、インラインにより行なわれるようにする
ことが好ましく、また、絵柄層を積層する絵柄層積層工
程は、常温硬化型樹脂の塗布工程の前で行なわれるよう
にすることが好ましい。
フィルムは、ロール状に巻かれた連続ベースフィルムと
して供給され、ホログラムエンボス層の形成工程(塗布
工程・第１乾燥工程・賦型工程・第２乾燥工程)は、こ
の連続ベースフィルムが送られる一製造ラインの流れに
沿って、順次、インラインにより行なわれるようにする
ことが好ましく、また、絵柄層を積層する絵柄層積層工
程は、常温硬化型樹脂の塗布工程の前で行なわれるよう
にすることが好ましい。
【００１７】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図３〜６に従って
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１８】先ず、本実施例に係る光輝性ホログラム装
飾シートの製造方法を図３,４に従って説明する。
飾シートの製造方法を図３,４に従って説明する。
【００１９】図３,４は、夫々、本光輝性ホログラム装
飾シートの要部製造工程と、該製造工程に従って製造さ
れる装飾シートの積層工程を示している。この光輝性ホ
ログラム装飾シートは、以下の方法により製造される。
すなわち、先ず、図４(Ｉ)に示すように、連続ベースシ
ート２と連続ポリエステル層４とがウェットラミネート
された積層体が、図３のＡ1に示す光反射層積層工程に
送られ、ここで、光反射層６がポリエステル層４上に形
成され(図４(II)参照)、ベースシート２とポリエステル
層４と光反射層８とからなる連続基材シート７が形成さ
れる。次いで、この連続基材シート７は、図３のＢ1に
示す絵柄印刷工程に送られて基材シート７の光反射層６
上に絵柄層８が積層される(図４(II)参照)。次いで、こ
れは、図３のＣ1に示す塗布工程に送られて、絵柄層８
に透明な常温硬化型樹脂１０が塗布され(図４(III)参
照)た後、図３のＤ1に示す第１乾燥工程へ送られ、ここ
で、常温硬化型樹脂に含まれる溶剤の残留総量が１００
〜１０００mg／m2程度となるまで、半乾燥せしめられ
る。さらに、これは、図３のＥ1に示す賦型工程に送ら
れ、半乾燥せしめられた常温硬化型樹脂が所望のホログ
ラム装飾パターンに対応したエンボスパターンを有する
エンボス版により賦型されてホログラムエンボス層１０
aが形成された後(図４(IV))、図３のＦ1に示す第２乾燥
工程に送られ、ホログラムエンボス層１０aは、その内
部まで完全に硬化せしめられる。
飾シートの要部製造工程と、該製造工程に従って製造さ
れる装飾シートの積層工程を示している。この光輝性ホ
ログラム装飾シートは、以下の方法により製造される。
すなわち、先ず、図４(Ｉ)に示すように、連続ベースシ
ート２と連続ポリエステル層４とがウェットラミネート
された積層体が、図３のＡ1に示す光反射層積層工程に
送られ、ここで、光反射層６がポリエステル層４上に形
成され(図４(II)参照)、ベースシート２とポリエステル
層４と光反射層８とからなる連続基材シート７が形成さ
れる。次いで、この連続基材シート７は、図３のＢ1に
示す絵柄印刷工程に送られて基材シート７の光反射層６
上に絵柄層８が積層される(図４(II)参照)。次いで、こ
れは、図３のＣ1に示す塗布工程に送られて、絵柄層８
に透明な常温硬化型樹脂１０が塗布され(図４(III)参
照)た後、図３のＤ1に示す第１乾燥工程へ送られ、ここ
で、常温硬化型樹脂に含まれる溶剤の残留総量が１００
〜１０００mg／m2程度となるまで、半乾燥せしめられ
る。さらに、これは、図３のＥ1に示す賦型工程に送ら
れ、半乾燥せしめられた常温硬化型樹脂が所望のホログ
ラム装飾パターンに対応したエンボスパターンを有する
エンボス版により賦型されてホログラムエンボス層１０
aが形成された後(図４(IV))、図３のＦ1に示す第２乾燥
工程に送られ、ホログラムエンボス層１０aは、その内
部まで完全に硬化せしめられる。
【００２０】この製造方法においては、ホログラムエン
ボス層１０aを形成する材料として、常温硬化型樹脂１
０を用いているため、該樹脂１０硬化時においてホログ
ラムエンボス層１０aの凹凸面をシャープに仕上げるこ
とができるのみならず、常温硬化型樹脂１０を硬化させ
るための手段として複数の乾燥工程Ｄ1,Ｆ1を設けてお
り、これによって、ホログラムエンボス層１０aを比較
的短時間で効率良く形成することができる。また、この
製造方法においては、上記各製造工程Ａ1〜Ｆ1は、一つ
の製造ラインの流れに沿って、順次、インラインにより
行なわれるため、絵柄層８の絵柄に合わせて常温硬化型
樹脂１０に賦型するための見当合わせは、絵柄層８の絵
柄を基準として極めて容易に行うことができる。
ボス層１０aを形成する材料として、常温硬化型樹脂１
０を用いているため、該樹脂１０硬化時においてホログ
ラムエンボス層１０aの凹凸面をシャープに仕上げるこ
とができるのみならず、常温硬化型樹脂１０を硬化させ
るための手段として複数の乾燥工程Ｄ1,Ｆ1を設けてお
り、これによって、ホログラムエンボス層１０aを比較
的短時間で効率良く形成することができる。また、この
製造方法においては、上記各製造工程Ａ1〜Ｆ1は、一つ
の製造ラインの流れに沿って、順次、インラインにより
行なわれるため、絵柄層８の絵柄に合わせて常温硬化型
樹脂１０に賦型するための見当合わせは、絵柄層８の絵
柄を基準として極めて容易に行うことができる。
【００２１】ところで、本実施例においては、光反射層
積層工程Ａ1のつぎに絵柄印刷工程Ｂ1を設けているが、
絵柄層８を必要としない場合には、この絵柄印刷工程Ｂ
1を省略することができる。この場合には、常温硬化型
樹脂１０に賦型するための上記見当合わせが当然のこと
ながら必要でなくなるため、図４に示した積層工程図か
ら絵柄層８を取り除いたものを、たとえば、バッチ作業
等により行うこともできる。
積層工程Ａ1のつぎに絵柄印刷工程Ｂ1を設けているが、
絵柄層８を必要としない場合には、この絵柄印刷工程Ｂ
1を省略することができる。この場合には、常温硬化型
樹脂１０に賦型するための上記見当合わせが当然のこと
ながら必要でなくなるため、図４に示した積層工程図か
ら絵柄層８を取り除いたものを、たとえば、バッチ作業
等により行うこともできる。
【００２２】つぎに、本実施例に係る光輝性ホログラム
装飾シートの中間シートの製造方法を図５,６に従って
説明する。
装飾シートの中間シートの製造方法を図５,６に従って
説明する。
【００２３】図５,６は、夫々、中間シートの要部製造
工程と、該製造工程に従って製造される中間シートの積
層工程を示している。この中間シートは、以下の方法に
より製造される。すなわち、先ず、図６の(Ｉ)に示すよ
うな透明な連続ベースフィルム２０は、図５のＡ2に示
す絵柄印刷工程に送られ、ベースフィルム２０に絵柄層
２２が積層される(図６(Ｉ)参照)。次いで、この積層体
は図５のＢ2に示す塗布工程に送られ、ここで、透明な
常温硬化型樹脂２４が塗布され(図６(II)参照)た後、図
５のＣ2に示す第１乾燥工程に送られて、常温硬化型樹
脂２４に含まれる溶剤の残留総量が１００〜１０００mg
／m2程度となるまで、半乾燥せしめられる。さらに、こ
れは、図５のＤ2に示す賦型工程に送られ、半乾燥せし
められた常温硬化型樹脂２４が所望のホログラム装飾パ
ターンに対応したエンボスパターンを有するエンボス版
により賦型されてホログラムエンボス層２４aが形成さ
れた後(図６(III))、図５のＥ2に示す第２乾燥工程に送
られて、ホログラムエンボス層２４aはその内部まで完
全に硬化せしめられ、ベースフィルム２０と絵柄層２２
とホログラムエンボス２４aとからなる中間シート２５
が形成される。なお、ベースフィルム２０を形成する材
料としては、たとえば、延伸ポリエステルや延伸ポリプ
ロピレン等が好適に使用される。
工程と、該製造工程に従って製造される中間シートの積
層工程を示している。この中間シートは、以下の方法に
より製造される。すなわち、先ず、図６の(Ｉ)に示すよ
うな透明な連続ベースフィルム２０は、図５のＡ2に示
す絵柄印刷工程に送られ、ベースフィルム２０に絵柄層
２２が積層される(図６(Ｉ)参照)。次いで、この積層体
は図５のＢ2に示す塗布工程に送られ、ここで、透明な
常温硬化型樹脂２４が塗布され(図６(II)参照)た後、図
５のＣ2に示す第１乾燥工程に送られて、常温硬化型樹
脂２４に含まれる溶剤の残留総量が１００〜１０００mg
／m2程度となるまで、半乾燥せしめられる。さらに、こ
れは、図５のＤ2に示す賦型工程に送られ、半乾燥せし
められた常温硬化型樹脂２４が所望のホログラム装飾パ
ターンに対応したエンボスパターンを有するエンボス版
により賦型されてホログラムエンボス層２４aが形成さ
れた後(図６(III))、図５のＥ2に示す第２乾燥工程に送
られて、ホログラムエンボス層２４aはその内部まで完
全に硬化せしめられ、ベースフィルム２０と絵柄層２２
とホログラムエンボス２４aとからなる中間シート２５
が形成される。なお、ベースフィルム２０を形成する材
料としては、たとえば、延伸ポリエステルや延伸ポリプ
ロピレン等が好適に使用される。
【００２４】本実施例に係る中間シートの製造方法は、
上記光輝性ホログラム装飾シートの製造方法における絵
柄印刷工程Ｂ1から第２乾燥工程Ｆ1に至る一連の製造工
程と同一の製造工程を有しており、この製造方法を採用
することによって、上記光輝性ホログラム装飾シートの
製造方法から得られる効果と実質的に同一の効果が得ら
れる。すなわち、この製造方法を採用することによっ
て、ホログラムエンボス層２４aの凹凸面をシャープに
かつ堅牢に仕上げることができると共に、該ホログラム
エンボス層２４aを比較的短時間で効率良く形成するこ
とができるのみならず、絵柄層２２とホログラムエンボ
ス層２４aとの見当合わせに関して、絵柄層２２を基準
とするホログラムエンボス版による常温硬化型樹脂２４
に対する賦型タイミングを自在に調整することができる
ため、絵柄層２２の絵柄に合わせて、容易に、該絵柄層
２２上にホログラムエンボス層２４aを形成することが
できる。
上記光輝性ホログラム装飾シートの製造方法における絵
柄印刷工程Ｂ1から第２乾燥工程Ｆ1に至る一連の製造工
程と同一の製造工程を有しており、この製造方法を採用
することによって、上記光輝性ホログラム装飾シートの
製造方法から得られる効果と実質的に同一の効果が得ら
れる。すなわち、この製造方法を採用することによっ
て、ホログラムエンボス層２４aの凹凸面をシャープに
かつ堅牢に仕上げることができると共に、該ホログラム
エンボス層２４aを比較的短時間で効率良く形成するこ
とができるのみならず、絵柄層２２とホログラムエンボ
ス層２４aとの見当合わせに関して、絵柄層２２を基準
とするホログラムエンボス版による常温硬化型樹脂２４
に対する賦型タイミングを自在に調整することができる
ため、絵柄層２２の絵柄に合わせて、容易に、該絵柄層
２２上にホログラムエンボス層２４aを形成することが
できる。
【００２５】この中間シート２５は、これを用いて、種
々の構成を有する光輝性ホログラム装飾シートを形成す
ることができる。たとえば、この中間シート２５を図５
のＦ2に示す光反射層積層工程に送って、中間シート２
５のホログラムエンボス層２４aに光反射層２６を形成
した後、該光反射層２６に、順次、ポリエステル層２８
と、紙やアルミホイルやプラスチックフィルム又はこれ
らの積層体からなる基材シート３０とを積層して、図６
(IV)に示すような光輝性ホログラム装飾シートを形成す
ることができる。
々の構成を有する光輝性ホログラム装飾シートを形成す
ることができる。たとえば、この中間シート２５を図５
のＦ2に示す光反射層積層工程に送って、中間シート２
５のホログラムエンボス層２４aに光反射層２６を形成
した後、該光反射層２６に、順次、ポリエステル層２８
と、紙やアルミホイルやプラスチックフィルム又はこれ
らの積層体からなる基材シート３０とを積層して、図６
(IV)に示すような光輝性ホログラム装飾シートを形成す
ることができる。
【００２６】ところで、本実施例においては、ベースフ
ィルム２０に絵柄層２２を形成するための絵柄印刷工程
Ａ2を設けているが、絵柄層２２を必要としない場合に
は、この絵柄印刷工程Ａ2を省略することができる。こ
の場合には、常温硬化型樹脂２４に賦型するための上記
見当合わせが当然のことながら必要でなくなるため、図
６に示した積層工程図から絵柄層２２を取り除いたもの
を、たとえば、バッチ作業等により行うこともできる。
ィルム２０に絵柄層２２を形成するための絵柄印刷工程
Ａ2を設けているが、絵柄層２２を必要としない場合に
は、この絵柄印刷工程Ａ2を省略することができる。こ
の場合には、常温硬化型樹脂２４に賦型するための上記
見当合わせが当然のことながら必要でなくなるため、図
６に示した積層工程図から絵柄層２２を取り除いたもの
を、たとえば、バッチ作業等により行うこともできる。
【００２７】なお、上記ホログラム装飾シート及びその
中間シートの製造方法に関して、上記第１乾燥工程Ｄ1,
Ｃ2と賦型工程Ｅ1,Ｄ2との間には、絵柄層８,２２の絵
柄位置を検出するためのセンサーを備えることが好まし
く、これによって、上記第１乾燥工程Ｄ1,Ｃ2における
常温硬化型樹脂１０,２４に、絵柄層８,２２の絵柄に合
わせて上記ホログラムエンボス版による賦型を自動的に
効率的に行なうことができる。また、絵柄層８,２２に
塗布されるべき常温硬化型樹脂１０,２４の膜厚を調整
するために、上記塗布工程Ｃ1,Ｂ2は、複数段設けられ
ても良い。また、上記塗布工程Ｃ1,Ｂ2における常温硬
化型樹脂１０,２４の塗布作業、及び上記賦型工程Ｅ1,
Ｄ2におけるホログラムエンボス版による賦型作業は、
たとえば、輪転印刷機等、既設の印刷機を転用すること
により、その作業効率を大幅にアップさせることができ
る。
中間シートの製造方法に関して、上記第１乾燥工程Ｄ1,
Ｃ2と賦型工程Ｅ1,Ｄ2との間には、絵柄層８,２２の絵
柄位置を検出するためのセンサーを備えることが好まし
く、これによって、上記第１乾燥工程Ｄ1,Ｃ2における
常温硬化型樹脂１０,２４に、絵柄層８,２２の絵柄に合
わせて上記ホログラムエンボス版による賦型を自動的に
効率的に行なうことができる。また、絵柄層８,２２に
塗布されるべき常温硬化型樹脂１０,２４の膜厚を調整
するために、上記塗布工程Ｃ1,Ｂ2は、複数段設けられ
ても良い。また、上記塗布工程Ｃ1,Ｂ2における常温硬
化型樹脂１０,２４の塗布作業、及び上記賦型工程Ｅ1,
Ｄ2におけるホログラムエンボス版による賦型作業は、
たとえば、輪転印刷機等、既設の印刷機を転用すること
により、その作業効率を大幅にアップさせることができ
る。
【図１】 第１従来例に係る光輝性ホログラム装飾シー
トの製造工程図である。
トの製造工程図である。
【図２】 第２従来例に係る光輝性ホログラム装飾シー
トの製造工程図である。
トの製造工程図である。
【図３】 本発明の一実施例に係る光輝姓ホログラム装
飾シートの要部製造工程図である。
飾シートの要部製造工程図である。
【図４】 (I)〜(IV)は、図３に示した製造工程に従っ
て製造される光輝性ホログラム装飾シートの積層工程図
である。
て製造される光輝性ホログラム装飾シートの積層工程図
である。
【図５】 本発明の一実施例に係る光輝性ホログラム装
飾シートの中間シートの要部製造工程図である。
飾シートの中間シートの要部製造工程図である。
【図６】 (I)〜(IV)は、図５に示した製造工程に従っ
て製造される中間シートの積層工程図である。
て製造される中間シートの積層工程図である。
２ ベースシート ４,２８ ポリエステル層 ６,２６ 光反射層 ７,３０ 基材シート ８,２２ 絵柄層 １０,２４ 常温硬化型樹脂 １０a,２４a ホログラムエンボス層 ２０ ベースフィルム ２５ 中間シート Ａ1,Ｆ2 光反射層積層工程 Ｂ1,Ａ2 絵柄印刷工程 Ｃ1,Ｂ2 塗布工程 Ｄ1,Ｃ2 第１乾燥工程 Ｅ1,Ｄ2 賦型工程 Ｆ1,Ｅ2 第２乾燥工程
Claims (6)
- 【請求項１】 光反射層(６)を有する基材シート(７)に
透明な常温硬化型樹脂(１０)を塗布する塗布工程(Ｃ1)
と、 該常温硬化型樹脂(１０)を半乾燥させる第１乾燥工程
(Ｄ1)と、 半乾燥せしめられた常温硬化型樹脂(１０)表面にホログ
ラムエンボス版により所望のホログラム装飾パターンを
賦型してホログラムエンボス層(１０a)を形成する賦型
工程(Ｅ1)と、 該ホログラムエンボス層(１０a)を、再度、乾燥させる
第２乾燥工程(Ｆ1)とを有することを特徴とする光輝性
ホログラム装飾シートの製造方法。 - 【請求項２】 光反射層(６)を有する基材シート(７)に
常温硬化型樹脂(１０)からなる透明樹脂層を積層してな
る光輝性ホログラム装飾シートにして、 透明樹脂層は、表面に、所望のホログラム装飾パターン
に対応した凹凸模様を備えてなることを特徴とする光輝
性ホログラム装飾シート。 - 【請求項３】 光反射層(６)を有する連続基材シート
(７)が、絵柄印刷工程(Ｂ1)へ順次送られて光反射層
(６)に絵柄層(８)が積層され、 次いで、塗布工程(Ｃ1)へ順次送られて該絵柄層(８)に
透明な常温硬化型樹脂(１０)が塗布され、 次いで、第１乾燥工程(Ｄ1)へ順次送られて該常温硬化
型樹脂(１０)は半乾燥せしめられ、 次いで、賦型工程(Ｅ1)へ順次送られて半乾燥せしめら
れた常温硬化型樹脂(１０)表面にホログラムエンボス版
により所望のホログラム装飾パターンが賦型されてホロ
グラムエンボス層(１０a)が形成され、 さらに、第２乾燥工程(Ｆ1)へ順次送られて該ホログラ
ムエンボス層(１０a)が、再度、乾燥せしめられること
を特徴とする光輝性ホログラム装飾シートの製造方法。 - 【請求項４】 透明なベースフィルム(２０)に透明な常
温硬化型樹脂(２４)を塗布する塗布工程(Ｂ2)と、 該常温硬化型樹脂(２４)を半乾燥させる第１乾燥工程
(Ｃ2)と、 半乾燥せしめられた常温硬化型樹脂(２４)表面にホログ
ラムエンボス版により所望のホログラム装飾パターンを
賦型してホログラムエンボス層(２４a)を形成する賦型
工程(Ｄ2)と、 該ホログラムエンボス層(２４a)を、再度、乾燥させる
第２乾燥工程(Ｅ2)とを有することを特徴とする光輝性
ホログラム装飾シートの中間シートの製造方法。 - 【請求項５】 透明なベースフィルム(２０)に常温硬化
型樹脂(２４)からなる透明樹脂層を積層してなる光輝性
ホログラム装飾シートの中間シートにして、 透明樹脂層は、表面に、所望のホログラム装飾パターン
に対応した凹凸模様を備えてなることを特徴とする光輝
性ホログラム装飾シートの中間シート。 - 【請求項６】 連続ベースフィルム(２０)が、絵柄印刷
工程(Ａ2)へ順次送られて該ベースフィルム(２０)に絵
柄層(２２)が積層され、 次いで、塗布工程(Ｂ2)へ順次送られて該絵柄層(２２)
に透明な常温硬化型樹脂(２４)が塗布され、 次いで、第１乾燥工程(Ｃ2)へ順次送られて該常温硬化
型樹脂(２４)は半乾燥せしめられ、 次いで、賦型工程(Ｄ2)へ順次送られて半乾燥せしめら
れた常温硬化型樹脂(２４)表面にホログラムエンボス版
により所望のホログラム装飾パターンが賦型されてホロ
グラムエンボス層(２４a)が形成され、 さらに、第２乾燥工程(Ｅ2)へ順次送られてホログラム
エンボス層(２４a)が、再度、乾燥せしめられることを
特徴とする光輝性ホログラム装飾シートの中間シートの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213989A JPH0655633A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 光輝性ホログラム装飾シート及びその中間シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213989A JPH0655633A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 光輝性ホログラム装飾シート及びその中間シートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0655633A true JPH0655633A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16648416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4213989A Pending JPH0655633A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 光輝性ホログラム装飾シート及びその中間シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0655633A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100441160B1 (ko) * | 1999-10-15 | 2004-07-21 | 에스케이씨 주식회사 | 홀로그램 복제용 폴리머 필름 및 그 제조방법 |
| JP2008032829A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Toppan Printing Co Ltd | ホログラムシートの製造方法およびホログラムシート |
| JP2008522237A (ja) * | 2004-12-03 | 2008-06-26 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 保存、強調されたホログラフィー、変光装置およびそれを作るための方法 |
| US20100040811A1 (en) * | 2006-12-14 | 2010-02-18 | Colgate-Palmolive | Hologram Appearing Package Image |
| AU2011253683B2 (en) * | 2006-12-14 | 2012-05-24 | Colgate-Palmolive Company | A hologram appearing package image |
| WO2015000216A1 (en) * | 2013-07-01 | 2015-01-08 | New Hip Lik Packaging Products (shenzhen) Co., Ltd. | Semi-rigid plastic article, carton, or package with select optical element and manufacturing method thereof |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP4213989A patent/JPH0655633A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100441160B1 (ko) * | 1999-10-15 | 2004-07-21 | 에스케이씨 주식회사 | 홀로그램 복제용 폴리머 필름 및 그 제조방법 |
| JP2008522237A (ja) * | 2004-12-03 | 2008-06-26 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 保存、強調されたホログラフィー、変光装置およびそれを作るための方法 |
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| AU2011253683B2 (en) * | 2006-12-14 | 2012-05-24 | Colgate-Palmolive Company | A hologram appearing package image |
| AU2011253683C1 (en) * | 2006-12-14 | 2013-01-10 | Colgate-Palmolive Company | A hologram appearing package image |
| US8865374B2 (en) * | 2006-12-14 | 2014-10-21 | Colgate-Palmolive Company | Hologram appearing package image |
| WO2015000216A1 (en) * | 2013-07-01 | 2015-01-08 | New Hip Lik Packaging Products (shenzhen) Co., Ltd. | Semi-rigid plastic article, carton, or package with select optical element and manufacturing method thereof |
| GB2530191A (en) * | 2013-07-01 | 2016-03-16 | New Hip Lik Packaging Products Shenzhen Co Ltd | Semi-rigid plastic article, carton, or package with select optical element and manufacturing method thereof |
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