JPH0655313A - 切削用工具 - Google Patents

切削用工具

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JPH0655313A
JPH0655313A JP34661392A JP34661392A JPH0655313A JP H0655313 A JPH0655313 A JP H0655313A JP 34661392 A JP34661392 A JP 34661392A JP 34661392 A JP34661392 A JP 34661392A JP H0655313 A JPH0655313 A JP H0655313A
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JP
Japan
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holder
cutting tool
stud bolt
rear end
pull stud
Prior art date
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Pending
Application number
JP34661392A
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English (en)
Inventor
Shuichi Maruyama
周一 丸山
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YAPOTSUKU KK
Original Assignee
YAPOTSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ホルダーと切削用刃物とのチャッ
クによる締付けを不要にし、コンパクトな形状でホルダ
ーと刃物を機械主軸に固定できる工具を提供する。 【構成】 ホルダー2の内部に、プルスタッドボルト4
が貫通するボルト挿通孔11を設け、切削用刃物3の後
端面に、ボルト4先端の係合突起15と係合する係合溝
14を設ける。プルスタッドボルト4を引き込むと、刃
物3とホルダー2が一体で機械主軸Aに引き込まれ、固
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マニシングセンタや
その他の切削機械等に使用される切削用工具及びホルダ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マニシングセンタやNCフライス
盤等の主軸に切削用刃物を取付ける場合、図15に示す
ようなテーパシャンク付きのホルダー51が使用されて
いる。この従来のホルダー51は、先端部に、コレット
チャックを内蔵した締付けリング52を備え、後端部
に、プルスタッドボルト53を取付けたテーパシャンク
54が設けてあり、締付けリング52によりコレットチ
ャックを締付けて切削用刃物55を取付けた後、ホルダ
ー51のテーパシャンク54をプルスタッドボルト53
により機械主軸に引き込んで取付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、作業者が締付けリング52によりコレットチャック
を締付けて切削用刃物55をホルダー51に取付ける構
造では、作業者の違いによって締付け力が相違し、締付
け状態にバラツキが生じる。このため、締付け忘れや締
付け力の不足等によって使用中に刃物55がホルダー5
1から落下する事故が生じたり、加工中刃物55に大き
な切削力が加わった場合、刃物55が空回りし、刃物や
チャックの嵌合部に損傷が生じる問題がある。
【0004】また、ホルダー51の外周にコレットチャ
ックの締付けリング52を設けた場合、ホルダー51の
先端の径寸法が大きくなるため、工作物等との干渉が多
くなり、工具のツーリング上で制約を受けやすい問題が
あり、加えて、締付けリング52を用いたコレットチャ
ック等の締付け機構は、ホルダー51の構造を複雑に
し、工具の価格を上昇させる不具合もある。
【0005】そこで、この発明は、作業者による切削用
刃物やチャックの締付けを不要にし、コンパクトな形状
で刃物とホルダーを確実に機械主軸に取付けることがで
きる切削用工具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の第1の手段は、ホルダーと、切削用刃物
と、プルスタッドボルトとから成り、上記ホルダーの先
端に切削用刃物の嵌合孔を、後端にテーパシャンクをそ
れぞれ設け、その嵌合孔とテーパシャンクの後端部との
間にプルスタッドボルトが挿通する貫通孔を設け、上記
切削用刃物の後端にプルスタッドボルトの先端が着脱自
在に係合する係合部を設けたのである。
【0007】なお、上記の構造において、ホルダーと切
削用刃物の一方に、刃物の回転方向に独立する突起を設
け、他方に、上記突起が嵌合する凹所を設けた構造とす
ることができる。
【0008】また、この発明の第2の手段は、ホルダー
と、テーパコレットチャックと、プルスタッドボルトか
ら成り、上記ホルダーの先端に上記テーパコレットチャ
ックが嵌合するテーパ状の嵌合孔を、後端にその嵌合孔
と同一方向に傾斜するテーパシャンクをそれぞれ設け、
上記嵌合孔とテーパシャンクの後端部との間にプルスタ
ッドボルトが挿通する貫通孔を設け、上記テーパコレッ
トチャックの先端には切削用刃物の挿入孔を、後端には
上記プルスタッドボルトの先端が着脱自在に係合する係
合部をそれぞれ設けた構造を採用したのである。
【0009】
【作用】上記の構造においては、ホルダーの先端に切削
用刃物を嵌合させ、ホルダー内部を挿通させたプルスタ
ッドボルトの先端を刃物の係合部に係合させ、その状態
でプルスタッドボルトを機械主軸の内部に引き込む。こ
れにより、刃物の後端とホルダーの嵌合孔が圧着し、そ
の圧着によってホルダーが機械主軸に引き込まれる。
【0010】この構造では、プルスタッドボルトによっ
て刃物とホルダーが一体に機械主軸に引き込まれるた
め、刃物の締め忘れ等がなく、主軸に確実に固定するこ
とができる。
【0011】また、上記の構造において、ホルダーと切
削用刃物に互いに嵌合する突起と凹所を設けると、その
突起と凹所が刃物を回り止めするため、刃物に大きな切
削力が加わっても空回りが生じず、刃物を確実に駆動す
ることができる。
【0012】一方、上記第2の手段においては、ホルダ
ーにテーパコレットチャックを嵌合させ、プルスタッド
ボルトの先端をテーパコレットチャックの後端に係合さ
せた状態でプルスタッドボルトを機械主軸の内部に引き
込むと、テーパ状嵌合孔とテーパコレットチャックが当
接してホルダーのテーパシャンクが機械主軸に引き込ま
れ、同時にホルダーの嵌合孔とテーパコレットチャック
の当接によりコレットチャックが縮径し、コレットチャ
ックの内側に挿入した切削用刃物を把持する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1に示すように、この実施例の切削用工
具1は、機械主軸Aに装着されるホルダー2と、そのホ
ルダー2に嵌合する切削用刃物3と、ホルダー2の内部
を貫通するプルスタッドボルト4とから構成されてい
る。
【0014】上記ホルダー2は、図1及び図2に示すよ
うに、後端部に、機械主軸Aの先端に形成した工具嵌合
孔5に嵌合するテーパシャンク6を備え、そのテーパシ
ャンク6の先端側に設けたフランジ7に、機械主軸Aの
キー8が嵌まり込むキー溝9が形成されている。
【0015】また、ホルダー2の先端部には、切削用刃
物3の後端部が嵌合するテーパ状の刃物嵌合孔10が形
成されている。この刃物嵌合孔10の内周面は、プルス
タッドボルト4の引込み方向に対して上記ホルダー2の
テーパシャンク6と同一方向に傾斜する傾斜面で形成さ
れ、かつ、そのテーパシャンク6の周面と、同一軸線上
において芯出しされている。
【0016】また、ホルダー2の内部には、テーパシャ
ンク6の後端面から刃物嵌合孔10に貫通するボルト挿
通孔11が形成され、そのボルト挿通孔11に、プルス
タッドボルト4が挿入されている。
【0017】上記切削用刃物3は、図3及び図4に示す
ように、後端部に上記ホルダー2の刃物嵌合孔10に嵌
合するテーパ部12が形成され、先端部に、エンドミル
刃を構成する多数のスパイラル状切刃13が形成されて
いる。また、刃物3の後端面には、Tスロット加工によ
って側方に開放するT字径の係合溝14が形成されてお
り、その係合溝14に、プルスタッドボルト4先端の係
合突起15が着脱自在に係合するようになっている。
【0018】なお、この切削用刃物3は、例えば50m
m、40mm、30mm、25mm、20mm、15m
mというように所定の間隔をおいて複数の径寸法のもの
が用意され、それに応じてホルダー2にも複数のサイズ
のものが準備される。
【0019】一方、上記プルスタッドボルト4は、図1
及び図5に示すように、後端部に引込み用突起16が形
成され、その突起16が、機械主軸Aの内部でエアシリ
ンダによって駆動される引込み爪B、Bに係合するよう
になっており、先端部に、上記刃物3の係合溝14に係
合する係合突起15が形成されている。また、プルスタ
ッドボルト4の周面には、ねじ部17が形成され、その
ねじ部17に、調節ナット18が取付けられている。こ
の調節ナット18の先端部は、ボルト挿通孔11の後端
に設けた座グリ部11aに嵌まり込むようになってお
り、プルスタッドボルト4の先端を切削用刃物3の係合
溝14に係合させた状態で調節ナット18を回動させる
ことにより、ホルダー2に対するボルト4と刃物3の出
入り量を調節でき、刃物3を嵌合孔10に仮締め状態で
固定することができる。
【0020】この実施例の切削用工具1は上記のような
構造であり、次にその作用を説明する。工具1を機械主
軸Aに取付ける場合は、図1に示すようにホルダー2の
先端部に刃物3を嵌合させ、その刃物3の係合溝14
に、プルスタッドボルト4の先端の係合突起15を係合
させる。この状態で、ホルダー2を機械主軸Aの工具嵌
入孔5に嵌合させ、プルスタッドボルト4の後端部を、
主軸A内部の引込み爪B、Bに係合させてボルト4を主
軸Aの奥側に引き込む。
【0021】これにより、刃物3が後方に引き込まれ
て、その後端部のテーパ部12がホルダー2の刃物嵌合
孔10に圧着し、その圧着によってホルダー2のテーパ
シャンク6が機械主軸Aの工具嵌合孔5に圧着して主軸
Aに固定される。
【0022】このようにプルスタッドボルト4の引込み
によって刃物3とホルダー2が一体に機械主軸Aに固定
されるため、刃物3は確実に主軸Aに取付けられること
になり、使用中に落下事故が生じない。また、刃物3は
ホルダー2と共に直接機械主軸Aに取付けられるので、
刃物3をホルダー2にチャックによって締付ける作業が
不要になり、刃物3の数が多くなっても短時間で工具1
の装着を終えることができる。さらに、ホルダー2の先
端部の径寸法が小さくなるため、ホルダー2と工作物等
との干渉が少なくなり、自由な工具のツーリングを行な
うことができる。
【0023】図6は切削用刃物の他の実施例を示してい
る。この例では、ストレートシャンクを備えるドリル2
1の後端に、ボルト23によってアダプタ22を固定
し、そのアダプタ22の後端面に、プルスタッドボルト
4と係合する係合溝14を設けている。上記の例におい
ては、ドリル21とアダプタ22が切削用刃物3を構成
し、両者が常に一体で切削に使用されたり、ホルダー2
に装着される。
【0024】図7は切削用工具の第2の実施例を示す。
この例では、プルスタッドボルト4の先端にねじ部24
を形成し、切削用刃物3の後端に、ねじ孔25を形成
し、そのねじ部24とねじ孔25を係合することにより
プルスタッドボルト4と刃物3を連結している。他の構
造は、図1に示した構造と同じであるため、同一部品に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0025】一方、図8乃至図12は第3の実施例を示
し、図8及び図9はホルダーを、図10及び図11は切
削用刃物を、図12はその両者を組合せた切削用工具を
それぞれ示している。なお、図1の実施例と同一の部品
については同一の符号を付している。
【0026】この例においては、ホルダー2の刃物嵌合
孔10の内側端面に、刃物の回転方向に独立する2個の
凹所26、26を設けている。
【0027】また、切削用刃物3の後端面に、上記凹所
26、26に対応して回転方向に独立する2個の突起2
7、27を設けている。
【0028】この凹所26、26と突起27、27は、
図12のようにホルダー2の嵌合孔10に刃物3を挿入
すると互いに嵌合し合い、この嵌合状態でプルスタッド
ボルト4を引込むことにより嵌合孔10と刃物3のテー
パ部12が圧着し、刃物3とホルダー2が一体に固定さ
れるようになっている。
【0029】上記の構造では、嵌合する突起27、27
と凹所26、26が刃物3を回り止めするために、刃物
3に大きな切削トルクが加わっても刃物3の空回りが防
止され、ホルダー2の回転力を確実に刃物3に伝えるこ
とができる。
【0030】ここで、上記の例とは逆に、突起27、2
7をホルダー2の嵌合孔10に設け、凹所26、26を
刃物3に設けるようにしてもよい。
【0031】また、上記の突起と凹所は、図示のような
キーとキー溝の形状に限定されず、嵌合孔10と刃物3
の一方に、ピンや波形の突起を設け、他方にピン嵌合孔
や波形の凹所を設けるようにしてもよい。
【0032】なお、上記の各実施例では、ホルダー2の
刃物嵌合孔10と刃物3の後端部の周面をテーパ面に形
成したが、これらはホルダー2のテーパシャンク6に正
確に芯出しできるものであれば、円筒面等の他の形状に
形成してもよい。
【0033】一方、図13及び図14は、この発明に係
る工具用ホルダーの第4の実施例を示している。
【0034】この実施例の切削用工具31は、機械主軸
Aに装着されるホルダー32と、そのホルダー32に嵌
合するテーパコレットチャック33と、ホルダー32の
内部を貫通するプルスタッドボルト34とから構成され
る。
【0035】上記ホルダー32は、後端部に、機械主軸
Aの工具嵌合孔に嵌合するテーパシャンク35を備え、
先端部にはテーパコレットチャック33の外周面が嵌合
するテーパ状のコレット嵌合孔36が形成されている。
このコレット嵌合孔36の内周面は、プルスタッドボル
ト34の引込み方向に対して上記ホルダー32のテーパ
シャンク35と同一方向に傾斜する傾斜面で形成されて
いる。
【0036】また、ホルダー32の内部には、テーパシ
ャンク35の後端面からコレット嵌合孔36に貫通する
ボルト挿通孔37が形成され、そのボルト挿通孔37
に、プルスタッドボルト34が挿入されている。
【0037】上記テーパコレットチャック33は、外周
面が上記ホルダー32のコレット嵌合孔36に嵌合する
テーパ面38で形成され、先端部に、切削用刃物42の
シャンクが挿入される刃物挿入孔39が形成されてい
る。また、コレットチャック33の後端面には、係合ね
じ40が形成されており、その係合ねじ40に、プルス
タッドボルト34先端のねじ部41が着脱自在に係合す
るようになっている。
【0038】なお、このテーパコレットチャック33の
刃物挿入孔39は、刃物42のシャンク径に応じて例え
ば30mm、25mm、20mm、15mmというよう
に所定の間隔をおいて複数の径寸法のものが用意され
る。
【0039】この実施例の切削用工具31は上記のよう
な構造であり、工具を機械主軸に取付けるには、図13
に示すようにホルダー32の嵌合孔36にテーパコレッ
トチャック33を嵌合させると共に、そのコレットチャ
ック33の挿入孔39に刃物42を挿入し、そのコレッ
トチャック33の係合ねじ40に、プルスタッドボルト
34の先端のねじ部41を係合させる。この状態で、ホ
ルダー32を機械主軸Aの工具嵌入孔に嵌合させ、プル
スタッドボルト34の後端部を、主軸A内部の引込み爪
に係合させてボルト34を主軸Aの奥側に引き込む。
【0040】これにより、テーパコレットチャック33
が後方に引き込まれて、その外周部のテーパ面38がホ
ルダー32のコレット嵌合孔36に圧着し、その圧着に
よってホルダー32のテーパシャンク35が機械主軸A
の工具嵌合孔に圧着して主軸Aに固定される。
【0041】また、上記ホルダー32の固定と共に、コ
レット嵌合孔36との当接によってテーパコレットチャ
ック33が縮径し、内部に挿入された刃物42を固定す
る。
【0042】このようにプルスタッドボルト34の引込
みによってホルダー32とコレットチャック33が一体
に固定されると共に、コレットチャック33が縮径して
刃物42を締付けるため、刃物42を常に一定の締付け
力でホルダー32に固定することができ、安定した工具
の使用を行なうことができる。
【0043】なお、上記の各実施例において、切削用刃
物は、図示したエンドミルやドリルに限らず、リーマな
どの他の回転刃物や、スローアウェイチップを用いた刃
物を用いることもできる。
【0044】
【効果】以上のように、この発明の第1の手段は、プル
スタッドボルトによってホルダーと切削用刃物を一体で
機械主軸に引き込んで取付けるため、切削用刃物を確実
に固定することができ、落下事故を完全に防止すること
ができる。
【0045】一方、この発明の第2の手段では、ホルダ
ー内に嵌合したテーパコレットチャックをプルスタッド
ボルトにより引込んで切削用刃物を締付けるため、刃物
を常に一定の力で締付けることができ、安定したホルダ
ーと刃物の固定を行なうことができる。
【0046】また、上記各手段においては、ホルダーと
刃物との締付け作業を不要にできるので、多数の工具で
も短時間で機械主軸に装着できる利点がある。
【0047】併せて、ホルダーの外周に締付けリング等
を設ける必要がないため、ホルダーと工作物との干渉を
少なくでき、かつ、工具のコストを低減できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の切削用工具を示す一部縦断正面図
【図2】図1のII−II線からみたホルダーの側面図
【図3】切削用刃物を示す一部縦断正面図
【図4】同上の側面図
【図5】(a)はプルスタッドボルトを示す正面図、
(b)はその側面図
【図6】切削用刃物の他の実施例を示す縦断正面図
【図7】切削用工具の第2実施例を示す一部縦断正面図
【図8】第3実施例のホルダーを示す一部縦断正面図
【図9】図8のIX−IX線からみた側面図
【図10】同上の切削用刃物を示す正面図
【図11】同上の切削用刃物の側面図
【図12】第3実施例の切削用工具を示す縦断正面図
【図13】第4実施例の切削工具を示す縦断正面図
【図14】同上のテーパコレットチャックを示す断面図
【図15】従来例を示す正面図
【符号の説明】
1、31 切削用工具 2、32 ホルダー 3、42 切削用刃物 4、34 プルスタッドボルト 6、35 テーパシャンク 10 刃物嵌合孔 11、37 ボルト挿通孔 13 切刃 14 係合溝 15 係合突起 21 ドリル 22 アダプタ 24 ねじ部 25 ねじ孔 26 凹所 27 突起 33 テーパコレットチャック 36 コレット嵌合孔 39 刃物挿入孔 A 機械主軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダーと、切削用刃物と、プルスタッ
    ドボルトとから成り、上記ホルダーの先端に切削用刃物
    の嵌合孔を、後端にテーパシャンクをそれぞれ設け、そ
    の嵌合孔とテーパシャンクの後端部との間にプルスタッ
    ドボルトが挿通する貫通孔を設け、上記切削用刃物の後
    端にプルスタッドボルトの先端が着脱自在に係合する係
    合部を設けた切削用工具。
  2. 【請求項2】 上記ホルダーと切削用刃物の一方に、刃
    物の回転方向に独立する突起を設け、他方に、上記突起
    が嵌合する凹所を設けた請求項1に記載の切削用工具。
  3. 【請求項3】 上記切削用刃物を、切刃を備える部材
    と、その部材に固定されるアダプタとから形成し、その
    アダプタにプルスタッドボルトの係合部を設けた請求項
    1又は2に記載の切削用工具。
  4. 【請求項4】 上記嵌合孔と切削用刃物の嵌合面を、プ
    ルスタッドボルトの引込み方向に対してホルダーのテー
    パシャンクと同じ方向に傾斜するテーパ面とした請求項
    1乃至3のいずれかに記載の切削用工具。
  5. 【請求項5】 先端に切削用刃物の嵌合孔を、後端にテ
    ーパシャンクをそれぞれ備え、その嵌合孔とテーパシャ
    ンクの後端部の間に、プルスタッドボルトが挿通する貫
    通孔を設け、上記嵌合孔の表面に、切削用刃物の回転方
    向に独立する突起又は凹所を設けた工具用ホルダー。
  6. 【請求項6】 先端に切刃を有する切刃部を、後端にホ
    ルダーと嵌合する嵌合部をそれぞれ備え、上記嵌合部の
    後端に、プルスタッドボルトの先端が着脱自在に係合す
    る係合部を設け、上記嵌合部に、刃物の回転方向に独立
    する突起又は凹所を設けた切削用刃物。
  7. 【請求項7】 ホルダーと、テーパコレットチャック
    と、プルスタッドボルトから成り、上記ホルダーの先端
    に上記テーパコレットチャックが嵌合するテーパ状の嵌
    合孔を、後端にその嵌合孔と同一方向に傾斜するテーパ
    シャンクをそれぞれ設け、上記嵌合孔とテーパシャンク
    の後端部との間にプルスタッドボルトが挿通する貫通孔
    を設け、上記テーパコレットチャックの先端には切削用
    刃物の挿入孔を、後端には上記プルスタッドボルトの先
    端が着脱自在に係合する係合部をそれぞれ設けた切削用
    工具。
JP34661392A 1992-06-10 1992-12-25 切削用工具 Pending JPH0655313A (ja)

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