JPH0655157U - 画像形成装置におけるトナー補給用トナーボトル - Google Patents

画像形成装置におけるトナー補給用トナーボトル

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JPH0655157U
JPH0655157U JP8924092U JP8924092U JPH0655157U JP H0655157 U JPH0655157 U JP H0655157U JP 8924092 U JP8924092 U JP 8924092U JP 8924092 U JP8924092 U JP 8924092U JP H0655157 U JPH0655157 U JP H0655157U
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JP
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toner
toner bottle
opening
bottle
blower
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JP8924092U
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正純 矢羽田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作性が良好でありかつ装置および人をトナー
で汚すことのない画像形成装置におけるトナー補給用ト
ナーボトルを提供する。 【構成】縦長のトナーボトル10において、その長さ方
向において、すなわち送風パイプ11の接続されている
送風側と、吸引パイプ12の接続している吸引側との間
が、仕切り16により複数個の室10aに分割されてい
る。そして、各仕切り16の下方にそれぞれ開口17が
設けられており、さらに各室10aの底面は山形に形成
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、送風装置を備えたトナー補給装置によりトナーを補給する画像形成 装置におけるトナーボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に、トナー補給のために用 いるトナーボトルとしては、従来次のようなものが用いられている。
【0003】 (1)図6に示すように、筒状のボトル1に開口部2を設け、この開口部2の 範囲に折り返した形のシール3を貼り付け、使用時には該シールを剥がして開口 部2を露出させるトナーボトル。あるいは、筒状のボトルの代りに、図7に示す ような箱状のボトル4を用い、その1つの側面に設けた開口部5に、同じく折り 返した形のシール6を貼り付けるトナーボトル。
【0004】 (2)図8に示すように、箱状のボトル7の開口部を覆ったシールの外側にシ ャッタ8を設けたトナーボトル。
【0005】 (3)ポンプ手段とノズルを用い、これらによる空気流を利用してトナーをほ ぐしかつその流動性を上げたトナーボトル(特開平4−143781号公報)。
【0006】 (4)ファンまたは真空ポンプのごとき給送手段による負圧を利用して、内蔵 したトナーを補給するようにしたトナーボトル(特開昭61−59465号公報 、特開平4−9082号公報)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記(1)および(2)に記した従来のトナーボトルは、トナー補給を行うと き、トナーボトル交換後図6に示すシール3または図7に示すシール6を取り除 き、または図8に示すシャッタ8を引く等の動作を伴い、操作性の点で改良の余 地があり、またその操作時にトナーで手を汚す不具合を免れない。
【0008】 また、前記(1)ないし(3)に記す従来のトナーボトルは、トナー補給を行 うための開口部を下にし、重力を利用してトナーの補給を行っている。このため 、トナーボトルをそのままの状態で装置外へ出すと、トナーボトルに付着してい るトナーが振動等で落下し、装置内外あるいは人手を汚す結果となる。これを防 ぐために、開口部を上にもってきたり、またはシャッタを利用してトナーの落下 を防止する必要がある。
【0009】 前記(4)に記す従来のトナーボトルは、その設置位置の自由度は大きいが、 負圧を生ずるためのファンまたは真空ポンプのごとき吸引装置にかなり大きな駆 動力が必要であり、その結果機械が大型化するとともに、トナーボトルの交換時 の操作性に改良の余地がある。
【0010】 本考案は、従来のトナーボトルにおける前述の不具合を解消したトナーボトル を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本考案により、送風装置を備えたトナー補給装置によりトナー を補給する画像形成装置に用いるトナーボトルにおいて、このトナーボトルにお ける前記送風装置の送風側接続部と吸引側接続部との間が2つ以上の室に仕切ら れ、仕切りの1部が開口となっていることにより解決される。
【0012】 また、本考案は、前記の課題を解決するために、前記仕切りの開口が仕切りの 下側に配置されていることを提案する。
【0013】 さらに、本考案は、前記の課題を解決するために、前述のように仕切られた前 記各室の底面が山形になっていることを提案する。
【0014】
【作用】
水平方向に比較的大きい長さを有するトナーボトルが、その長さ方向において 、仕切により複数個の室に分割されており、そして各仕切の下方に開口が設けら れいる。さらに、各室の底面は山形に形成されている。それによって、水平方向 に長いトナーボトルであっても、長さの小さい1つの室のみのトナーボトルと同 等の補給性能をもたせ、かつトナーボトル内のトナー残量を減らすことができる 。
【0015】
【実施例】
図1に示す現像装置1は、従来周知のように、現像ローラ2、撹拌ローラ3等 を備え、感光体4上の潜像をトナーにより可視像化する。図1には、2成分現像 剤を用いた現像装置を示しているが、1成分現像剤を用いた現像装置でもよい。
【0016】 現像装置1内のトナーが不足すると、トナーホッパー5に設けたトナー補給ロ ーラ6が回転してトナーを現像装置1内へ補給する。トナーホッパー5内には、 トナー補給装置7から補給されたトナーが貯蔵されており、トナー撹拌部材8に より撹拌されている。トナーホッパー5内のトナーがなくなりまたは少なくなる と、図示していない検知装置により検知され、ユーザにトナーボトル10の交換 を指示する。9はトナー搬送スクリュウ、9aは搬送スクリュウガイド、そして 9bは、この搬送スクリュウガイド9aからトナーホッパー5内へのトナー落下 用開口部である。
【0017】 図2において、本考案によるトナーボトル10がパッキン装置13、14を介 してトナー補給装置7の送風パイプ11と吸引パイプ12とに挿着されている。 トナーボトルの交換時は、取付けられている空のトナーボトルを図の左方向へ取 り出し、新しいトナーボトルを左方向から右方向へ移動させて取り付ける。15 は、トナーボトル10内に貯蔵されたトナーである。
【0018】 前記両パイプ11、12との送風接続部と吸引接続部との間にあるトナーボト ル10の内部空間は、仕切り16により3つの室10aに分けられ、各仕切り1 6の下側にはそれぞれ開口17が配置されている。
【0019】 図3に、トナー補給装置7として作用する送風装置を示す。同送風装置は、大 きく分けて上容器21と下容器22とよりなり、両容器の間に仕切板23が配置 されている。この仕切板23は、蛇腹24を介して両容器21、22に上下方向 に移動自在に取付けられている。上容器21には、前記送風パイプ11へ送風す るための開口21aと、この開口を開閉する弁25が設けられている。また、仕 切板23にも、同じく開口23aとこの開口を開閉する弁26が設けられている 。吸引パイプ12は、開口22aを介して下容器22内に通じている。
【0020】 図4に示す仕切板23用駆動装置は、図示していないモータの駆動軸に固定し た円板31と、この円板31に偏心して取付けた軸32に1端を枢着した継手3 3とを備えている。継手33の他端は、仕切板23に固定した軸34に枢着され ている。それによって、前記モータ駆動軸の回転運動が、円板31と継手33と を介して、矢印Fで示す仕切板23の上下直線運動に変換される。
【0021】 上述のように、仕切板23用駆動装置が作動すると、仕切板23が矢印F方向 に運動する。仕切板23が上方へ移動するとき、上容器21内の空気は圧縮され るので、開口23aの弁26が閉止して開口21aの弁25が開く。そして、前 述圧縮された空気は開いた開口21aを通って送風パイプ11へ送られ、また吸 引パイプ12よりは開口22aを経て空気の吸引が行われる。仕切板23が下方 へ移動するとき、開口23aの弁26が開き、開口21aの弁25が閉止し、こ のとき前述した送風、吸引は行われない。
【0022】 前述した送風装置では、この送風装置7とトナーボトル10とが閉回路を形成 しているので、送風装置の作動中内部の空気は循環し、トナーボトル10内のト ナーが吸引パイプ12を通って次第に下容器22の下部に移動する。この間、仕 切板23が上方へ移動するとき、トナーホッパー5より若干のトナーを吸引する こともある。図3に示す実施例では、吸引パイプ12を通しての吸引を強くする ために、開閉板27が設けられている。この開閉板27は、送風装置の作動中は ばね29の作用の下に閉止されているが、開閉板27上にある程度トナーが溜る と、ソレノイドその他の駆動装置28により開放し、その上に溜ったトナーをト ナーホッパー5へ送る。その場合、トナーは搬送スクリュウガイド9a内に落下 し、搬送スクリュウガイド9の回転により搬送され、前記ガイド9aの開口部9 bを経てトナーホッパー5の全域にわたり落下し、トナーホッパー5内に溜る。
【0023】 図5に示す本考案のトナーボトル10は、水平方向に比較的大きい長さLを有 し、その長さ方向において、すなわち送風パイプ11の接続されている送風側と 、吸引パイプ12の接続している吸引側との間が、既述のように、仕切16によ り複数個の室10aに分割されている。そして、各仕切16の下方に開口17が 設けられており、さらに各室10aの底面は山形に形成されている。
【0024】 本考案によりトナーボトルを前述のように形成することにより、水平方向に長 いトナーボトルであっても、長さLの小さい1つの室のみのトナーボトルと同等 の補給性能を付加することが可能となる。
【0025】 前記の仕切16をなくした単一室のトナーボトルの場合、トナーの流動性にも よるが、長さLが100mmを超えると、トナーボトル内のトナー残量が急激に 多くなる。
【0026】 また、図9に示すように、トナーボトル10’の底面を平面にすると、トナー が底面上に図示のごとき山形に残り易くなる。本考案により、各室10aの底面 を山形に形成することにより、トナーボトル内のトナー残量を減らすことができ る。
【0027】 因みに言えば、トナーボトル10’の設置スペースに制約がなければ、図10 に示すように、長さLを100mm以内とし、高さHを大きくすることで、大容 量かつトナー補給性の高いトナーボトルを得ることができる。
【0028】
【考案の効果】
請求項1の構成により、水平方向に長いトナーボトルのトナー補給性能を高め ることが可能となる。
【0029】 請求項2の構成により、請求項1の構成のトナーボトルの内部におけるトナー 残量を減らすことができる。
【0030】 請求項3の構成により、請求項2の構成のトナーボトルにおけるトナー残量を 、さらに減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案によるトナーボトルを備える現像
装置の断面図である。
【図2】図2は図1の矢印A方向に見た断面図である。
【図3】図3はトナー補給装置の送風機構部分を示す断
面図である。
【図4】図4は前記送風機構部分の駆動装置の説明図で
ある。
【図5】図5は本考案により構成したトナーボトルの別
の実施例の断面図である。
【図6】図6は従来周知のトナーボトルの斜視図であ
る。
【図7】図7は同じく従来周知のトナーボトルの断面図
である。
【図8】図8はさらに別の従来周知のトナーボトルの斜
視図である。
【図9】図9は従来周知のトナーボトルの底面における
トナー残量の状態を示す断面図である。
【図10】図10は長さの比較的小さいトナーボトルの
設置可能性を示す断面図である。
【符号の説明】
1 現像装置 7 トナー補給装置 10 トナーボトル 10a 室 11 送風パイプ 12 吸引パイプ 16 仕切り 17 開口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風装置を備えたトナー補給装置によりト
    ナーを補給する画像形成装置に用いるトナーボトルにお
    いて、前記送風装置の送風側接続部と吸引側接続部との
    間が2つ以上の室に仕切られ、仕切りの1部が開口とな
    っていることを特徴とするトナーボトル。
  2. 【請求項2】前記仕切りの開口が仕切りの下側に配置さ
    れていることを特徴とする、請求項1に記載のトナーボ
    トル。
  3. 【請求項3】仕切られた前記各室の底面が山形になって
    いることを特徴とする、請求項2に記載のトナーボト
    ル。
JP8924092U 1992-12-28 1992-12-28 画像形成装置におけるトナー補給用トナーボトル Pending JPH0655157U (ja)

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