JPH0655080U - 向流式冷却塔 - Google Patents
向流式冷却塔Info
- Publication number
- JPH0655080U JPH0655080U JP9247092U JP9247092U JPH0655080U JP H0655080 U JPH0655080 U JP H0655080U JP 9247092 U JP9247092 U JP 9247092U JP 9247092 U JP9247092 U JP 9247092U JP H0655080 U JPH0655080 U JP H0655080U
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- JP
- Japan
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- water tank
- circulation pump
- cooling tower
- body frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 下部水槽底部を支持する架台で平面に見て略
四角形の本体枠を形成し、本体枠と下部水槽の間に循環
ポンプとその駆動モータを収納し、下部水槽における落
し込み水槽の循環冷却水出口にその吸込口が接続された
循環ポンプを、本体枠の一部に搭載し固定することによ
り、省設置空間及び省設置スペースを図る。 【構成】 向流式冷却塔Aおける下部水槽10底部を支
持する架台Bは平面に見て略四角形の本体枠18を形成
する。この本体枠と下部水槽の間に循環ポンプCとその
駆動モータDを収納し、下部水槽における落し込み水槽
11の循環冷却水出口15に循環ポンプCの吸込口16
を接続する。この循環ポンプCを、本体枠の一部に搭載
し固定する。このようにして一つの架台で向流式冷却塔
の下部水槽及び循環ポンプとその駆動モータを支持し
て、向流式冷却塔を省設置空間及び省設置スペース化す
る。
四角形の本体枠を形成し、本体枠と下部水槽の間に循環
ポンプとその駆動モータを収納し、下部水槽における落
し込み水槽の循環冷却水出口にその吸込口が接続された
循環ポンプを、本体枠の一部に搭載し固定することによ
り、省設置空間及び省設置スペースを図る。 【構成】 向流式冷却塔Aおける下部水槽10底部を支
持する架台Bは平面に見て略四角形の本体枠18を形成
する。この本体枠と下部水槽の間に循環ポンプCとその
駆動モータDを収納し、下部水槽における落し込み水槽
11の循環冷却水出口15に循環ポンプCの吸込口16
を接続する。この循環ポンプCを、本体枠の一部に搭載
し固定する。このようにして一つの架台で向流式冷却塔
の下部水槽及び循環ポンプとその駆動モータを支持し
て、向流式冷却塔を省設置空間及び省設置スペース化す
る。
Description
【0001】
この考案は、向流式冷却塔に関する。
【0002】
この種の向流式冷却塔の下部水槽は通常少なくとも3本の脚体で支持され、こ れら脚体の下端が基盤にアンカー止めされている。
【0003】
前記した従来技術の向流式冷却塔においては、向流式冷却塔と負荷部を循環ポ ンプを介して連通しており、この冷却塔で冷却された循環水を循環ポンプにより 負荷部(例えば冷凍機)に送る構造であり、向流式冷却塔と循環ポンプの設置場 所は別途としてあるため、小規模ビルの最上階又は狭隘な場所に向流式冷却塔と 循環ポンプを併置することができず、循環ポンプを異なる場所に設定し、長い管 により接続しなければならないという不都合を生じている。
【0004】 この考案の目的は、前記従来の技術の欠点を一挙に改良し、一つの架台で向流 式冷却塔の下部水槽と循環ポンプを支持し、かつ下部水槽の脚体を不要として、 その構造を簡略化すると共に、循環ポンプが余り下部水槽の周囲から出張らない ようにし、省設置空間及び省設置スペースを図った向流式冷却塔を市場に提供す ることにある。
【0005】
前記課題を解決するために、この考案は向流式冷却塔における下部水槽底部を 支持する架台は平面に見て略四角形の本体枠を形成し、かつ基盤にアンカー止め 可能としてあり、この本体枠と下部水槽の下間に循環ポンプとその駆動モータが 収納され、この下部水槽における落し込み水槽の循環冷却水出口には前記循環ポ ンプの吸込口が接続され、この循環ポンプは、前記本体枠の一部に搭載され固定 されていることを特徴とする向流式冷却塔としてある。
【0006】 前記考案の向流式冷却塔における前記循環ポンプとその駆動モータはカバーに より全体が覆われていることが好ましい。
【0007】
請求項1に記載された考案の作用を次に説明する。 前記架台を基盤にアンカー止めし、向流式冷却塔を所定場所に設置する。次に この向流式冷却塔を運転し通常通り冷凍機などの負荷部から前記落し込み水槽に 設けた循環冷却水入口を経てこの向流式冷却塔の散水装置に送られてくる温水を 充填材上に散水し、空気流と向流式に接触させ、その蒸発による潜熱により温水 を冷却する。この後、この冷却水を前記落し込み水槽に収集し、前記循環ポンプ の作動により、前記落し込み水槽の循環冷却水出口に接続されたこの循環ポンプ の吸込口から直ちに吸い込み、前記循環ポンプの吐出口から送水管を通って前記 負荷部へ送り、循環使用する。 この運転時、向流式冷却塔の自重及び、循環冷却水の荷重は、前記本体枠によ り、支持される。
【0008】 更に前記冷却塔の架台である前記本体枠により、前記循環ポンプの荷重を支持 する。 この循環ポンプとその駆動モータは前記下部水槽の下側に略収納されているた め、循環ポンプが余り下部水槽の周囲から出張らず、若干余裕のある冷却塔設置 場所があれば、向流式冷却塔と共にこの循環ポンプとその駆動モータは同一場所 に設置される。 請求項2に記載された考案においては、前記循環ポンプとその駆動モータはカ バーにより全体が覆われているため、前記請求項1に記載された考案の作用に加 えて、前記循環ポンプの運転に伴い発生する騒音はこのカバーにより外部に漏れ ない。
【0009】
次に前記請求項1乃至請求項2に記載された考案の代表的な実施例を説明する 。 図1において、Aは冷凍機などの負荷部(図示せず)から下部水槽10にお ける落し込み水槽11に設けた循環冷却水入口12を経て散水装置13に送られ てくる温水を充填材14上に散水し、空気流と向流式に接触させ、その蒸発によ る潜熱により温水を冷却し、この後、この冷却水を前記落し込み水槽11に収集 し、循環ポンプCの作動により、前記落し込み水槽11の循環冷却水出口15に 接続されたこの循環ポンプCの吸込口16から直ちに吸い込み、前記循環ポンプ Cの吐出口17から送水管(図示せず)を通って前記負荷部へ送り、循環使用す る形式の向流式冷却塔である。 この向流式冷却塔Aにおける下部水槽10底部を支持する架台Bは平面に見て 略四角形の本体枠18を形成し、かつ基盤24にアンカー止め可能としてあり、 この本体枠18と下部水槽10の間に前記循環ポンプCとその駆動モータDが収 納され、かつ前記循環ポンプとその駆動モータはカバー20により全体が覆われ ている。更に、前記下部水槽10における落し込み水槽11の循環冷却水出口1 5には前記循環ポンプCの吸込口16が弾性継手により接続され、この循環ポン プCは、前記本体枠18の一部である支持枠25に搭載され固定されている。
【0010】 21は、下部水槽10の水面より上方に設置された消音マット22下側に配置 された自動給水管の給水口であり、循環冷却水の蒸発による目減り分を補充する 。 前記落とし込み水槽11の前面に、前記循環冷却水入口12及び給水口21 が設けてあり、同一方向からこれらの配管が行われ、かつ循環冷却水出口15は この前面と直角な側面に設けてあり、この側面に直角に循環ポンプCの吸込管2 3の軸線が延び、この吸込管23の前記吸込口16がこの循環冷却水出口15に 接続されている。 前記実施例の作用は対応する請求項に記載された考案の作用と同じため、ここ での説明は省略する。
【0011】
【考案の効果】 請求項1に記載された考案において、向流式冷却塔における下部水槽底部を支 持する架台は平面に見て略四角形の本体枠を形成し、かつ基盤にアンカー止め可 能としてあり、この本体枠と下部水槽の間に循環ポンプとその駆動モータが収納 され、この下部水槽における落し込み水槽の循環冷却水出口には前記循環ポンプ の吸込口が接続され、この循環ポンプは、前記本体枠の一部に搭載され固定され ていることを特徴とするため、一つの架台で向流式冷却塔の下部水槽及び循環ポ ンプとその駆動モータを支持でき、かつ下部水槽の脚体を不要として、その構造 を簡略化できると共に、循環ポンプが余り下部水槽の周囲から出張らず、省設置 空間及び省設置スペース型の向流式冷却塔を得ることができる。
【0012】 加えて、この本体枠と下部水槽の間に循環ポンプとその駆動モータを収納し、 この下部水槽における落し込み水槽の循環冷却水出口に前記循環ポンプの吸込口 を接続することにより、前記落し込み水槽に収集された冷却済みの循環冷却水を 、長い配管を経ずに前記循環ポンプにより直ちにその吸込むことができ、その配 管作業、保守管理を省略できる。
【0013】 請求項2に記載された考案においては、前記循環ポンプとその駆動モータはカ バーにより全体が覆われているため、前記請求項1に記載された考案の効果に加 えて、循環ポンプの運転に伴い発生する騒音がこのカバーにより外部に漏れるの を防止できる。
【図1】実施例の一部破断概略側面図である。
【図2】図1の架台の平面図である。
A 向流式冷却塔 B 架台 10 下部水槽 18 本体枠
Claims (2)
- 【請求項1】向流式冷却塔における下部水槽底部を支持
する架台は平面に見て略四角形の本体枠を形成し、かつ
基盤にアンカー止め可能としてあり、この本体枠と下部
水槽の下間に循環ポンプとその駆動モータが収納され、
この下部水槽における落し込み水槽の循環冷却水出口に
は前記循環ポンプの吸込口が接続され、この循環ポンプ
は、前記本体枠の一部に搭載され固定されていることを
特徴とする向流式冷却塔。 - 【請求項2】前記循環ポンプとその駆動モータはカバー
により全体が覆われていることを特徴とする請求項1に
記載された向流式冷却塔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092470U JP2603993Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 向流式冷却塔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092470U JP2603993Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 向流式冷却塔 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0655080U true JPH0655080U (ja) | 1994-07-26 |
JP2603993Y2 JP2603993Y2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=14055225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992092470U Expired - Fee Related JP2603993Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 向流式冷却塔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603993Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5343262U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP1992092470U patent/JP2603993Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5343262U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2603993Y2 (ja) | 2000-04-04 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |