JPH0655059U - サンプリングクーラ - Google Patents

サンプリングクーラ

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Publication number
JPH0655059U
JPH0655059U JP9132492U JP9132492U JPH0655059U JP H0655059 U JPH0655059 U JP H0655059U JP 9132492 U JP9132492 U JP 9132492U JP 9132492 U JP9132492 U JP 9132492U JP H0655059 U JPH0655059 U JP H0655059U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling
tank
cooling
inlet
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP9132492U
Other languages
English (en)
Inventor
茂生 山岡
明 大森
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
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Publication of JPH0655059U publication Critical patent/JPH0655059U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 筒形状の水槽7を設け、該水槽7の上部壁面
に供給弁8と排出弁9とを相対するよう配設し、該水槽
7の中央部にドーナツ状円筒形密閉型のサンプリング冷
却槽11を設け、該サンプリング冷却槽11の上面にサ
ンプリング入口14を設け、底面の前記サンプリング入
口14とサンプリング冷却槽11中心を挟む反対位置に
サンプリング弁16を設けている。 【効果】 構造が簡単になり、しかもサンプリングと冷
却水との間でサンプリング冷却槽11の槽壁を介して十
分な熱交換が行なわれ、サンプリングが効率的に冷却さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サンプリングクーラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
蒸気や高温高圧水などの流体を使用する一般プラントにおいては、プラントの 性能をチェック確認するために管路系の流体を必要に応じて抽出するサンプリン グを行なっているが、該流体が高温であるので冷却する必要があるため、従来か ら図4および図5に示すようなサンプリングクーラを使用している。
【0003】 該サンプリングクーラでは、所要の大きさを有する矩形の鋼板により形成した クーラ台座1を設け、該クーラ台座1の上部および下部の所定位置に、クーラ台 座1の長手方向の外側へ向いて開口する冷却水出入口2aとクーラ台座1の幅方 向の外側へ向いて開口するサンプリング出入口2bとを有する出入口継手2を設 け、該出入口継手2,2の間に、比較的大径の管により形成した冷却水コイル3 と該冷却水コイル3の管内に挿通し得る比較的小径の管により形成したサンプリ ングコイル4とにより構成した螺旋状の2重管5を設け、該2重管5の各端部を 前記出入口継手2に接続し、冷却水コイル3が冷却水出入口2aに連通し、サン プリングコイル4がサンプリング出入口2bを貫通するよう形成し、サンプリン グコイル4の各端部にサンプリング出入口継手6を接続している。
【0004】 さらに、一方のサンプリング出入口継手6に図示していないプラントの管路系 を接続し、他方のサンプリング出入口継手6に図示していないサンプリング装置 を接続する。また、一方の冷却水出入口2aに図示していない冷却水源を接続し 、他方の冷却水出入口2aに図示していない冷却水戻入管を接続する。
【0005】 そして、プラントの管路系から一方のサンプリング出入口継手6を介してサン プリングコイル4の管内へサンプリングを送給し、冷却水源から一方の冷却水出 入口2aを介して冷却水コイル3の管内へ冷却水を送給すると、サンプリングと 冷却水との間でサンプリングコイル4の管壁を介して熱交換が行なわれ、冷却さ れたサンプリングは他方のサンプリング出入口継手6を介して図示していないサ ンプリング装置へ供給され、サンプリングを冷却したあとの冷却水は他方の冷却 水出入口2aを介して図示していない冷却水戻入管へ放出される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のサンプリングクーラでは、冷却水コイル3とサンプリン グコイル4とよりなる2重管5をコイル状に成形するため構造が複雑であり、製 作コストが嵩むなどの問題があった。
【0007】 本考案は、前述の実情に鑑み、水槽中に密閉型のサンプリング冷却槽を設ける ことにより、簡単な構造で十分な冷却機能を有するサンプリングクーラを提供す ることを目的としてなしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上部壁面に冷却水の供給弁と排出弁とを相対するよう設けた水槽の 中央部に、外管の内側に内管を配し且つ外管と内管の対峙空間の両端部を夫々端 板により閉塞して成るサンプリング冷却槽を該サンプリング冷却槽の槽壁に沿い 冷却水が流れるように配設し、且つ前記サンプリング冷却槽の一方の端板にサン プリング入口を、他方の端板に前記サンプリング入口に対しサンプリング冷却槽 中心を挟み反対側に位置するサンプリング弁を設けた構成としている。
【0009】
【作用】
従って、本考案では、プラントの管路系からサンプリング入口を介してサンプ リング冷却槽内へサンプリングを送給し、冷却水源から供給弁を介して水槽内へ 冷却水を送給すると、サンプリングと冷却水との間でサンプリング冷却槽の槽壁 を介して熱交換が行なわれ、サンプリングが冷却される。冷却されたサンプリン グはサンプリング弁を介してサンプリング装置へ供給され、サンプリングを冷却 したあとの冷却水は排出弁を介して外部へ放出される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0011】 図1は本考案のサンプリングクーラの概略を表す側面図、図2は図1のII− II矢視図、図3は図1のIII−III矢視図である。
【0012】 四角型筒形状で上面開放型の水槽7を設け、該水槽7の相対する各壁面の上部 に供給弁8と排出弁9とを配設し、供給弁8の取付け位置を排出弁9の取付け位 置よりも少し低い位置とする。
【0013】 また、水槽7の底面の中央部に複数の帯板製の脚10を所定の間隔を置いて配 設し、外管18、内管19、端板20,21より成るドーナツ状円筒形密閉型の サンプリング冷却槽11を前記脚10上に設け、該サンプリング冷却槽11の振 動を防止するため、サンプリング冷却槽11の上部と下部の各周壁と該周壁に相 対する水槽7の壁面との間に複数の振れ止め材12を固設する。
【0014】 さらに、前記サンプリング冷却槽11の上面の所定位置に固設されて上方へ延 びる短管の先端部にフランジ13を設けてサンプリング入口14とし、該サンプ リング入口14に対してサンプリング冷却槽11上面の中心を挟む対称位置に固 設されて上方へ延びる短管の先端部にベント弁15を設け、該ベント弁15の直 下のサンプリング冷却槽11の底面に固設されて水平方向へ延び水槽7の壁面を 貫通して外部へ突出する短管の先端部にサンプリング弁16を設ける。なお、1 7は水槽7内の冷却水を排出する場合に使用するドレンコックである。
【0015】 而して、サンプリング入口14のフランジ13に図示していないプラントの管 路系を接続し、サンプリング弁16に図示していないサンプリング装置を接続す る。また、供給弁8に図示していない冷却水源を接続し、排出弁9に図示してい ない冷却水戻入管を接続する。
【0016】 プラントの管路系からサンプリング入口14を介してサンプリング冷却槽11 内へサンプリングを送給し、冷却水源から供給弁8を介して水槽7内へ冷却水を 送給すると、サンプリングと冷却水との間でサンプリング冷却槽11の槽壁を介 して熱交換が行なわれ、冷却されたサンプリングはサンプリング弁16を介して 図示していないサンプリング装置へ供給され、サンプリングを冷却したあとの冷 却水は排出弁9を介して図示していない冷却水戻入管へ放出される。また、必要 に応じてベント弁15を開放することによりサンプリング冷却槽11内の圧力を 放散させる。
【0017】 前記によれば、ドーナツ状円筒形密閉型のサンプリング冷却槽11を水槽7の 中央部に配置し、水槽7の上部壁面に供給弁8と排出弁9とを相対するよう配設 し、且つ供給弁8を排出弁9より少し低い位置に取付けたので、簡単な構造で、 しかも冷却水の循環運動が円滑に起こり易く、自然対流によるサンプリング冷却 効率の向上を図ることができ、さらにベント弁を設ければ必要に応じてサンプリ ング冷却槽11内の減圧を図り得る。
【0018】 なお、本考案は前述の実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、サンプ リング冷却槽に設けたベント弁の代わりに圧力調整弁を使用してもよいことなど 、その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは 勿論である。
【0019】
【考案の効果】
本考案のサンプリングクーラによれば、下記のごとき種々の優れた効果を奏し 得る。
【0020】 I)簡単な構造なので、製作コストの削減ができる。
【0021】 II)冷却水の循環運動が円滑に起こり易く、自然対流によるサンプリング冷 却効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のサンプリングクーラの概略を表す側面
図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】従来のサンプリングクーラの一例の概略を表す
側面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【符号の説明】
7 水槽 8 供給弁 9 排出弁 11 サンプリング冷却槽 14 サンプリング入口 16 サンプリング弁 18 外管 19 内管 20,21 端板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部壁面に冷却水の供給弁と排出弁とを
    相対するよう設けた水槽の中央部に、外管の内側に内管
    を配し且つ外管と内管の対峙空間の両端部を夫々端板に
    より閉塞して成るサンプリング冷却槽を該サンプリング
    冷却槽の槽壁に沿い冷却水が流れるように配設し、且つ
    前記サンプリング冷却槽の一方の端板にサンプリング入
    口を、他方の端板に前記サンプリング入口に対しサンプ
    リング冷却槽中心を挟み反対側に位置するサンプリング
    弁を設けたことを特徴とするサンプリングクーラ。
JP9132492U 1992-12-15 1992-12-15 サンプリングクーラ Pending JPH0655059U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132492U JPH0655059U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 サンプリングクーラ

Applications Claiming Priority (1)

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JP9132492U JPH0655059U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 サンプリングクーラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0655059U true JPH0655059U (ja) 1994-07-26

Family

ID=14023280

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JP9132492U Pending JPH0655059U (ja) 1992-12-15 1992-12-15 サンプリングクーラ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107957352A (zh) * 2017-12-25 2018-04-24 苏州班顺工业气体设备有限公司 碳分子筛热炉取样分析方法及装置

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