JPH065429Y2 - 炉のガス流通装置 - Google Patents

炉のガス流通装置

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JPH065429Y2
JPH065429Y2 JP11190987U JP11190987U JPH065429Y2 JP H065429 Y2 JPH065429 Y2 JP H065429Y2 JP 11190987 U JP11190987 U JP 11190987U JP 11190987 U JP11190987 U JP 11190987U JP H065429 Y2 JPH065429 Y2 JP H065429Y2
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JP
Japan
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gas
furnace
furnace body
inert gas
jacket
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JP11190987U
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JPS6418160U (ja
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典夫 橋本
治 米川
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はガリウムなどの単結晶を製造するための真空炉
におけるガス流通装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の真空炉においてはアルゴンガスのような
不活性ガスを炉内に直接に吹き込んでいた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このために炉内においてガス雰囲気の均一化がむずかし
くまた不活性ガス流によって炉内の材料の液面が波打つ
などの不具合が生じていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、その目的と
することろはガス雰囲気を均一にするし不活性ガスが炉
本体内の材料の液面に吹きつけることがなく、この液面
の波打ちが防止できる炉のガス流通装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上記の目的を達成するために本考案は、ガス雰囲気とな
る炉本体の水冷ジャケットに、不活性ガスを炉本体の内
部に噴出する噴出孔を周方向に複数個設け、炉本体の内
部に噴出孔より噴出された不活性ガス流を拡散する拡散
板を設けた構成にしてある。
そして、不活性ガスを噴出孔より炉本体内に噴出した後
拡散板に衝突させて拡散させるようにした。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面中1は炉本体であり、この炉本体1の上部の開口部
2に冷水ジャケット3がボルト4′で取付けてある。こ
の冷水ジャケット3は円板形状のジャケット本体4を備
えており、このジャケット本体4の中央には孔状部5が
形成してある。ジャケット本体4には環状の水路6が形
成してあり、またジャケット本体4には水路6から外周
面に抜ける流入孔7と流出孔8とが設けてある。
またジャケット本体4には水路6の外周方に位置させて
円弧状のガス通路9が形成してあり、またジャケット本
体4には周方向に所定の間隔をおいて複数個の噴出孔1
0が設けてあり、これら噴出孔10は前記ガス通路9に
連通していてジャケット本体4の下面に開口している。
そして噴出孔10は炉本体1の内方に向って傾斜してい
る。
前記冷水ジャケット3の下面部には周方向に所定の間隔
をおいてナット部材より成る取付座19が設けてあり、
これら取付座19にスペーサ20を介して拡散板21が
取付ボルト22により取付けてある。この拡散板21は
円環状であって軸体17を囲んでいる。
前記冷水ジャケット3の上部にはホルダ11が設けてあ
り、前記ガス通路9の上面開口部分はホルダ11の底面
11aで閉塞されている。そしてホルダ11の下部に
は、前記ガス通路9に通じるガス入口12が設けてあ
り、このガス入口12にガス供給管13が接続してあ
る。また前記ホルダ11の内側には磁気シール14が設
けてあり、またホルダ11内には軸受15,16を介し
て軸体17が設けてあり、この軸体17は前記冷水ジャ
ケット3の孔状部5を貫通して炉本体1内に挿入してあ
り、軸体17の炉本体1からの出口側は前記磁気シール
14によりシールされている。また前記軸体17内には
種引上げ棒18が設けてある。
次に作動を説明する。
前記ガス供給管13からガス通路9内にアルゴンガスの
ような不活性ガスを供給して、この不活性ガスを前記噴
出孔10より炉本体1内に噴出させてこの不活性ガス流
を拡散板21に衝突させてこの不活性ガスを拡散し、ガ
ス雰囲気を均一にする。
このために炉本体1内にある材料の液面に直接に不活性
ガス流が衝突しないため、この液面の波打ちが防止され
る。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案に係る炉のガス流通装置
は、ガス雰囲気となる炉本体の水冷ジャケットに、不活
性ガスを炉本体の内部に噴出する噴出孔を周方向に複数
個設け、炉本体の内部に噴出孔より噴出された不活性ガ
ス流を拡散する拡散板を設けたことを特徴とするもので
ある。
したがって、不活性ガスを噴出孔より炉本体内に噴出さ
れた後拡散板に衝突して拡散しガス雰囲気を均一にする
し不活性ガスが炉本体内の材料の液面に吹きつけること
がなく、この液面の波打ちが防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の縦断面図、第2図は水冷ジャ
ケットの平面図、第3図は第2図III−III線に沿う断面
図、第4図は水冷ジャケットの下面図である。 1は炉本体、3は水冷ジャケット、9はガス通路、10
は噴出孔、19は取付座、22は拡散板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス雰囲気となる炉本体の水冷ジャケット
    に、不活性ガスを炉本体の内部に噴出する噴出孔を周方
    向に複数個設け、炉本体の内部に噴出孔より噴出された
    不活性ガス流を拡散する拡散板を設けたことを特徴とす
    る炉のガス流通装置。
JP11190987U 1987-07-23 1987-07-23 炉のガス流通装置 Expired - Lifetime JPH065429Y2 (ja)

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JPS6418160U JPS6418160U (ja) 1989-01-30
JPH065429Y2 true JPH065429Y2 (ja) 1994-02-09

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