JPH0653897U - 潤滑油循環装置 - Google Patents

潤滑油循環装置

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Publication number
JPH0653897U
JPH0653897U JP9295992U JP9295992U JPH0653897U JP H0653897 U JPH0653897 U JP H0653897U JP 9295992 U JP9295992 U JP 9295992U JP 9295992 U JP9295992 U JP 9295992U JP H0653897 U JPH0653897 U JP H0653897U
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JP
Japan
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lubricating oil
pipe
oil circulation
filter
oil
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Pending
Application number
JP9295992U
Other languages
English (en)
Inventor
信男 高井
Original Assignee
神鋼電機株式会社
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  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設用機器等に使用される小型,高速のエン
ジンのように潤滑油供給タンクを設置するスペ−スが取
れない用途のエンジンに対する潤滑油循環装置を提供す
る。 【構成】 潤滑油循環ポンプ14により,供給管を介し
てエンジン等の機器11に潤滑油を循環させるようにし
た潤滑油循環装置において,潤滑油の循環経路中に密閉
タンク13を設置するように構成した。この場合,密閉
タンク13の代わりに,循環経路となる配管の一部を大
口径の角パイプ等の太管を使用するようにしても良い。
さらに,上記循環経路の配管中にフィルタ−21を設
け,このフィルタ−21と並列に電磁弁22aを備えた
分岐管22を設置することが望ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエンジン等の機器に対して潤滑油を循環供給する潤滑油循環装置の改 良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエンジン等の機器に対して潤滑油を循環供給する潤滑油循環装置は図2 に示すように構成されていた。 図2において,1はエンジン等の機器,2は機器1のオイルパン,3は潤滑油 供給タンク,4は潤滑油循環ポンプ,5は逆止弁,6は供給管,7は戻入管,8 は上記オイルパン2の油面検出計である。9は上記機器1及びオイルパン2を設 置する共通台盤で潤滑油供給タンク3と一体型に構成される。なお,10a,1 0bは夫々機器1とタンク3の支持体である。 上記構成において,潤滑油は潤滑油循環ポンプ4によって自動的に潤滑油供給 タンク3から供給管6を介して機器1に供給され,更にオイルパン2,戻入管7 を介して潤滑油供給タンク3に戻入される循環経路を形成していた。 潤滑油は機器1の運転により汚れるため定期的に交換しなければならないが, 潤滑油供給タンク3の目的は機器1の保有する潤滑油の量を増加させ,この潤滑 油の交換の時間間隔を長くするためである。 ここで,オイルパン2の油面の検出は油面検出計8によって行われ,油面検出 計8の水位が最低位レベルLLに達したときは,上記経路中で潤滑油が漏れてお り,また最高位レベルHHに達したときは過剰に潤滑油が機器1に供給されてい るか,又は潤滑油が燃料により希釈されているので,上記油面検出計8から機器 1及びポンプ4の運転を停止させる信号が発せられ,警報が鳴るようになってい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のものは,例えば機器1が大型エンジンのときは図示のように共通台盤9 に対し,機器1を支持体10aを介して設置する場合に形成される空間部のスペ −スを利用して潤滑油供給タンク3を設置するという方式を取っていた。このよ うに従来の方式は機器1が大型の場合は良いが,例えば建設用機器等に対しては 小型,高速のエンジンが使用されるため,このようなものではオイルパンが小さ いので保有する潤滑油量が少なく潤滑油供給タンク3を設置するスペ−スが取れ ないため潤滑油を短い時間間隔(たとえば,200時間毎)で交換しなければな らないという問題点があった。 本考案は従来のものの上記課題(問題点)を解決するようにした潤滑油循環装 置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は潤滑油循環ポンプにより,供給管を介してエンジン等の機器に潤滑油 を循環させるようにした潤滑油循環装置において,潤滑油循環ポンプよりの潤滑 油の循環経路中に密閉タンクを設置するように構成した。 また,上記密閉タンクを用いる代わりに,潤滑油循環ポンプよりの循環経路中 の配管の一部を大口径の角パイプ等の太管を使用するようにしても良い。 更に,フィルタが目詰まりした場合に備え,上記循環配管中にフィルタ−を設 け,上記フィルタ−と並列に電磁弁を備えた分岐管を設置するようにした方が望 ましい。
【0005】
【作用】
本考案の潤滑油循環装置は潤滑油の循環経路中に密閉タンクを設けるか,また は上記循環経路中の配管の一部の区間に太管を設けて構成されるため,小型エン ジンに対しても潤滑油の循環装置の設置が可能であり,またオイルパン油面の異 常変化が防止される。 また,上記循環経路となる配管中にフィルタ−を設け,上記フィルタ−と並列 に電磁弁を備えた分岐管を設けるようにしたものでは,フィルタ−の汚れによる 目詰まり等の原因によるオイルパン油面の異常変化も防止され,又電磁弁による 分岐管を利用してフィルタ−の清掃,取り替えも容易となる。
【0006】
【実施例】
図1に示す一実施例を用いて本考案の潤滑油循環装置を説明する。 図1において,11はエンジン等の機器,12はオイルパン,13は機器11 の潤滑油の循環経路となる循環配管中に設けた密閉タンクである。15は逆止弁 ,16a,16b,16cは供給管,17は戻入管,18は油面検出計,19a ,19b及び20a,20bは常時開放弁,21はフィルタ−,22は分岐管, 22aはこの分岐管22中に設けた電磁弁である。 上記構成において,密閉タンク13内の潤滑油は密閉タンク13より下部に設 けられた潤滑油循環ポンプ14により,供給管16a,フィルタ−21,供給管 16b,16cを介して機器11のオイルパン12に供給される。更に機器11 で使用された潤滑油は戻入管17,潤滑油循環ポンプ14を介して密閉タンク1 3に戻入され,循環経路を形成している。 ここで,オイルパン12の油面の検出は油面検出計18で行っており,上記油 面検出計18の水位が最低位レベルLLに達したときは,上記経路中で潤滑油が 漏れており,また最高位レベルHHに達したときは過剰に潤滑油が機器11に供 給されているか,又は潤滑油が燃料で希釈されているので,上記のような場合油 面検出計18から機器11,潤滑油循環ポンプ14の運転を停止させる信号が発 せられ,警報が鳴るようになっている。
【0007】 なお,密閉タンク13は比較的大型形状のものであるから,このタンク13を 循環経路中に設けると取り扱い上危険を生じるような場合には,この密閉タンク 13の代わりに大口径の角パイプ等の太管を循環経路となる配管(上記供給管あ るいは上記戻入管)中に所定区間に亙って設け,所要容量の潤滑油を貯蔵できる ようにしても良い。
【0008】 また,上記循環経路中の上記循環配管にフィルタ−21を設け,上記フィルタ −21と並列に電磁弁22aを備えた分岐管22を設置するようにした方が望ま しい。上記電磁弁22aは上記フィルタ−21がクリ−ンな場合OFFとなり分 岐管はバイパスの働きをせず,上記フィルタ−21が汚れてきた場合のみONと なり分岐管22はパイパスの働きをし潤滑油を円滑に循環させるようにしている 。なお,電磁弁22aのONの期間中にフィルタ−21の清掃又は取り替えを行 えば良い。
【0009】
【考案の効果】
本考案の潤滑油循環装置は潤滑油の循環経路中に潤滑油密閉タンクを設けるか ,または循環経路となる配管の一部の区間を太管として構成されるため,小型エ ンジンに対してもその循環経路を利用して潤滑油の循環装置を設置し,潤滑油交 換時間の延長を図ることが可能である。 また,上記循環経路の配管中にフィルタ−を設け,上記フィルタ−と並列に電 磁弁を備えた分岐管を設けるようにしたものなので,フィルタ−の汚れによる目 詰まり等の原因による潤滑油の循環停止も防止され,フィルタ−の清掃又は取り 替えも容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す配管図を含む正
面略図である。
【図2】従来例の構成を示す配管図を含む正面略図であ
る。
【符号の説明】
13:密閉タンク 14:潤滑油循環ポンプ 21:フィルタ− 22:分岐管 22a:電磁弁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑油循環ポンプにより,供給管を介し
    てエンジン等の機器に潤滑油を循環させるようにした潤
    滑油循環装置において,潤滑油循環ポンプよりの潤滑油
    の循環経路中に密閉タンクを設置するようにしたことを
    特徴をする潤滑油循環装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の潤滑油循環装置にお
    いて,上記密閉タンクを用いる代わりに,潤滑油循環ポ
    ンプよりの循環経路中の配管の一部を大口径の角パイプ
    等の太管を使用するようにしたことを特徴とする潤滑油
    循環装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の潤滑油循環装置
    において,上記循環配管中にフィルタ−を設け,上記フ
    ィルタ−と並列に電磁弁を備えた分岐管を設けるように
    したことを特徴とする潤滑油循環装置。
JP9295992U 1992-12-28 1992-12-28 潤滑油循環装置 Pending JPH0653897U (ja)

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JP9295992U JPH0653897U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 潤滑油循環装置

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JP9295992U Pending JPH0653897U (ja) 1992-12-28 1992-12-28 潤滑油循環装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008505283A (ja) * 2004-07-10 2008-02-21 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 内燃機関の運転方法およびその方法を実施する装置
JP2011163204A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Yanmar Co Ltd エンジンの潤滑油循環システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008505283A (ja) * 2004-07-10 2008-02-21 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 内燃機関の運転方法およびその方法を実施する装置
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