JPH065283Y2 - リフト機構付搬送ローラー装置 - Google Patents
リフト機構付搬送ローラー装置Info
- Publication number
- JPH065283Y2 JPH065283Y2 JP1989081881U JP8188189U JPH065283Y2 JP H065283 Y2 JPH065283 Y2 JP H065283Y2 JP 1989081881 U JP1989081881 U JP 1989081881U JP 8188189 U JP8188189 U JP 8188189U JP H065283 Y2 JPH065283 Y2 JP H065283Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underframe
- stopper
- roller frame
- piece
- step portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主としてトラックやトレーラーあるいは鉄道貨
車等の荷台上において使用する持運び式のリフト機構付
搬送ローラー装置に関する。
車等の荷台上において使用する持運び式のリフト機構付
搬送ローラー装置に関する。
(従来の技術) 一般に貨物の移動に使用される搬送ローラー装置は、ロ
ーラー枠の上面に一部を突出させて多数のローラーが平
行に取り付けられたものが広く使用されている。このよ
うなローラー装置は、例えばトラックやトレーラーの荷
台上に荷物を搬入する際に使用する場合、貨物をローラ
ーに載せたままにしておくと輸送中にも貨物が移動しや
すい状態になり危険である。従って多くの場合はローラ
ー上から貨物を下ろし、床上に直接載せるようにしてい
る。
ーラー枠の上面に一部を突出させて多数のローラーが平
行に取り付けられたものが広く使用されている。このよ
うなローラー装置は、例えばトラックやトレーラーの荷
台上に荷物を搬入する際に使用する場合、貨物をローラ
ーに載せたままにしておくと輸送中にも貨物が移動しや
すい状態になり危険である。従って多くの場合はローラ
ー上から貨物を下ろし、床上に直接載せるようにしてい
る。
しかし、大型の大重量の貨物の場合にはローラー上から
の移し換えが困難であるため、ローラーを使用した搬送
はあまりなされなかった。
の移し換えが困難であるため、ローラーを使用した搬送
はあまりなされなかった。
一方近年において、貨物の梱包による定形化やコンテナ
の使用が多く、特定の貨物専用のトラックやトレーラー
が使用されるに至り、貨物の移動の能率化を図るため、
荷台の床面に昇降自在なリフト付機構搬送ローラー装置
が組み込まれ、搬入出の際に床面上にローラーを上昇さ
せ、輸送中には床面上に降下させるようにしたリフト機
構付搬送ローラー装置が開発されるに至った(例えば実
公昭45−20009号公報)。
の使用が多く、特定の貨物専用のトラックやトレーラー
が使用されるに至り、貨物の移動の能率化を図るため、
荷台の床面に昇降自在なリフト付機構搬送ローラー装置
が組み込まれ、搬入出の際に床面上にローラーを上昇さ
せ、輸送中には床面上に降下させるようにしたリフト機
構付搬送ローラー装置が開発されるに至った(例えば実
公昭45−20009号公報)。
(考案が解決しようとする課題) 本考案はローラーの昇降操作をワンタッチに近い操作で
簡単にでき、しかも構造が単純で製造が容易であり、か
つ、堅牢で破損しにくい構造の手動式動作手段及びスト
ッパー機構を具備したリフト機構付搬送ローラー装置の
提供を目的としたのである。
簡単にでき、しかも構造が単純で製造が容易であり、か
つ、堅牢で破損しにくい構造の手動式動作手段及びスト
ッパー機構を具備したリフト機構付搬送ローラー装置の
提供を目的としたのである。
(課題を解決するための手段) 上述の如き目的を達成するための本考案の特徴は、細長
の台枠15と、該台枠15上に長手方向にスライド自在
に支持され、多数のローラー12を回転自在に支持させ
たローラー枠10と、該ローラー枠10の長手方向の往
復スライドによって該ローラー枠10を台枠15に対し
て上下に昇降させるローラー枠昇降部材と、前記ローラ
ー枠10を台枠15に対して長手方向に移動させる梃子
を利用した手動式動作手段とを備えてなるリフト機構付
搬送ローラー装置において、前記手動式動作手段は、前
記台枠15とローラー枠10との一端部間に台枠長手方
向側に傾斜した配置で両端をそれぞれ枢着させた操作用
リンク24と、該リンク24に設けたハンドル嵌合口2
6に着脱自在な棒状をしたハンドル25とをもって構成
するとともに、前記操作用リンク24の上端部下側面に
前記操作用リンク24の枢着軸22,23と平行配置の
軸31をもって回動自在に連結されたストッパー片32
と、該ストッパー片32の先端が突き当たって係止され
る前記台枠15の上面のストッパー段部33と、該スト
ッパー段部33に向けてスプリング35により附勢さ
れ、背部に前記台枠端面側に突出されたハンドル36を
有する解除片34とから構成され、前記解除片34をス
トッパー段部33から引き離して前記操作用リンク24
をローラー枠10が上昇する側に回動させることにより
前記ストッパー片32がストッパー段部33に突き当っ
て戻り止めされるストッパー機構30を備えたことこと
にある。
の台枠15と、該台枠15上に長手方向にスライド自在
に支持され、多数のローラー12を回転自在に支持させ
たローラー枠10と、該ローラー枠10の長手方向の往
復スライドによって該ローラー枠10を台枠15に対し
て上下に昇降させるローラー枠昇降部材と、前記ローラ
ー枠10を台枠15に対して長手方向に移動させる梃子
を利用した手動式動作手段とを備えてなるリフト機構付
搬送ローラー装置において、前記手動式動作手段は、前
記台枠15とローラー枠10との一端部間に台枠長手方
向側に傾斜した配置で両端をそれぞれ枢着させた操作用
リンク24と、該リンク24に設けたハンドル嵌合口2
6に着脱自在な棒状をしたハンドル25とをもって構成
するとともに、前記操作用リンク24の上端部下側面に
前記操作用リンク24の枢着軸22,23と平行配置の
軸31をもって回動自在に連結されたストッパー片32
と、該ストッパー片32の先端が突き当たって係止され
る前記台枠15の上面のストッパー段部33と、該スト
ッパー段部33に向けてスプリング35により附勢さ
れ、背部に前記台枠端面側に突出されたハンドル36を
有する解除片34とから構成され、前記解除片34をス
トッパー段部33から引き離して前記操作用リンク24
をローラー枠10が上昇する側に回動させることにより
前記ストッパー片32がストッパー段部33に突き当っ
て戻り止めされるストッパー機構30を備えたことこと
にある。
(作用) このリフト機構付搬送ローラー装置は、その使用に際
し、あらかじめこの装置にて移動させようとする貨物の
下に入るようにその貨物下に角材等の載荷台を敷いてお
く。そして、ローラー枠12を台枠15上に降下させた
状態で貨物下の空間に装置を挿入する。この状態で操作
用リンク24のハンドル嵌合口26にハンドル25を挿
入し、該リンクを引き起す側に回動させる。これによっ
てローラー枠12が一方側にスライドされ、昇降部材に
よって上昇され、貨物がローラー上に載荷される。そし
て、一定高さまでローラー枠12が上昇すると、ストッ
パー機構のストッパー片32の先端がストッパー段部3
3上に至る。このとき解除片34がハンドル36によっ
て引かれているとストッパー片32の先端がストッパー
段部33の前面に落ち込み、戻り止めされる。またこの
とき、解除片34の引操作を離しても貨物の荷重により
ストッパー片32は外れない。
し、あらかじめこの装置にて移動させようとする貨物の
下に入るようにその貨物下に角材等の載荷台を敷いてお
く。そして、ローラー枠12を台枠15上に降下させた
状態で貨物下の空間に装置を挿入する。この状態で操作
用リンク24のハンドル嵌合口26にハンドル25を挿
入し、該リンクを引き起す側に回動させる。これによっ
てローラー枠12が一方側にスライドされ、昇降部材に
よって上昇され、貨物がローラー上に載荷される。そし
て、一定高さまでローラー枠12が上昇すると、ストッ
パー機構のストッパー片32の先端がストッパー段部3
3上に至る。このとき解除片34がハンドル36によっ
て引かれているとストッパー片32の先端がストッパー
段部33の前面に落ち込み、戻り止めされる。またこの
とき、解除片34の引操作を離しても貨物の荷重により
ストッパー片32は外れない。
この状態から操作用リンク24に嵌合させたハンドル2
5により操作リンク24を引き起す側に少し動作させる
ことによってストッパー片32を段部33から離すとス
プリング35によって押されている解除片34によって
ストッパー片32が押し上げられてストッパー段部から
外れ、ハンドル25を戻すことによってローラー枠12
は元の高さに降下される。
5により操作リンク24を引き起す側に少し動作させる
ことによってストッパー片32を段部33から離すとス
プリング35によって押されている解除片34によって
ストッパー片32が押し上げられてストッパー段部から
外れ、ハンドル25を戻すことによってローラー枠12
は元の高さに降下される。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を図面について説明する。
図において、10はローラー枠であり、一対の断面コ字
状のフレーム11,11間に多数のローラー12が軸1
3により回転自在に横架されて構成されている。ローラ
ー枠10下には細長の台枠15が配置され、両者は平行
な複数のリンク16を介して結合されている。台枠15
は一対の断面L型のフレーム17,17を互いに平行に
配置し、両者間を連結板によって一体化されて構成され
ている。
状のフレーム11,11間に多数のローラー12が軸1
3により回転自在に横架されて構成されている。ローラ
ー枠10下には細長の台枠15が配置され、両者は平行
な複数のリンク16を介して結合されている。台枠15
は一対の断面L型のフレーム17,17を互いに平行に
配置し、両者間を連結板によって一体化されて構成され
ている。
リンク16はローラー枠10を昇降させる昇降部材とな
っており、下端が台枠15のフレーム17,17間に軸
18によって回動自在に支持され、その上端がローラー
枠10のフレーム11,11間に軸19によって回動自
在に連結されている。そして、ローラー枠10が台枠1
5上に接した状態のとき、各リンク16が斜めに傾斜し
た向きとなるようになっており、この状態からローラー
枠10が長手方向に移動されることにより各リンク16
が立ち上る方向に回動され、これによってローラー枠1
6が上昇されるようになっている。
っており、下端が台枠15のフレーム17,17間に軸
18によって回動自在に支持され、その上端がローラー
枠10のフレーム11,11間に軸19によって回動自
在に連結されている。そして、ローラー枠10が台枠1
5上に接した状態のとき、各リンク16が斜めに傾斜し
た向きとなるようになっており、この状態からローラー
枠10が長手方向に移動されることにより各リンク16
が立ち上る方向に回動され、これによってローラー枠1
6が上昇されるようになっている。
ローラー枠10及び台枠15のそれぞれの一端間に梃子
を利用した手動式動作手段21が備えられ、これによっ
てローラー枠16を長手方向に往復動させるようになっ
ている。この手動式動作手段21は、両枠10,15の
先端間に前述したリンク16と同じ角度で両端をそれぞ
れ軸22,23により回動自在に連結した操作用リンク
24及びこの操作用リンク24を回動させるためのハン
ドル25とから構成されている。
を利用した手動式動作手段21が備えられ、これによっ
てローラー枠16を長手方向に往復動させるようになっ
ている。この手動式動作手段21は、両枠10,15の
先端間に前述したリンク16と同じ角度で両端をそれぞ
れ軸22,23により回動自在に連結した操作用リンク
24及びこの操作用リンク24を回動させるためのハン
ドル25とから構成されている。
操作用リンク24は、その中央に棒状をしたハンドル2
5が挿脱自在なハンドル嵌合口26が開口され、これに
ハンドル25の先端を嵌め合わせ、これを動作させるこ
とにより、操作用リンク24が回動操作されるようにな
っている。
5が挿脱自在なハンドル嵌合口26が開口され、これに
ハンドル25の先端を嵌め合わせ、これを動作させるこ
とにより、操作用リンク24が回動操作されるようにな
っている。
操作用リンク24には、その戻り方向の回動が阻止され
るストッパー機構30が備えられている。このストッパ
ー機構30は、操作用リンク24の上端部背面、即ち下
側面に一端が軸31をもって回動自在に連結されたスト
ッパー片32と、台枠15の上面に設けられ、このスト
ッパー片32の先端が突き当たって係止されるストッパ
ー段部33と、このストッパー段部33のストッパー片
32を押し出す解除片34とから構成されている。スト
ッパー片32は、操作リンク24の回動により先端が自
重により台枠15の上面に摺接され、操作リンク24が
回動上死点まで起き上がったとき、第4図(イ)に示す
ように先端がストッパー段部33下に落ち込むように構
成されている。なお、各リンク16及び操作リンク24
は台枠15に対して直立(90°)より稍手前の位置で
起立方向の回動が停止されるように固定のストッパー
(図示せず)が設けられている。
るストッパー機構30が備えられている。このストッパ
ー機構30は、操作用リンク24の上端部背面、即ち下
側面に一端が軸31をもって回動自在に連結されたスト
ッパー片32と、台枠15の上面に設けられ、このスト
ッパー片32の先端が突き当たって係止されるストッパ
ー段部33と、このストッパー段部33のストッパー片
32を押し出す解除片34とから構成されている。スト
ッパー片32は、操作リンク24の回動により先端が自
重により台枠15の上面に摺接され、操作リンク24が
回動上死点まで起き上がったとき、第4図(イ)に示す
ように先端がストッパー段部33下に落ち込むように構
成されている。なお、各リンク16及び操作リンク24
は台枠15に対して直立(90°)より稍手前の位置で
起立方向の回動が停止されるように固定のストッパー
(図示せず)が設けられている。
解除片34は、ストッパー段部33内にスライド自在に
収容され、スプリング35によりストッパー段部33を
閉じる方向に附勢されている。また、解除片34にはハ
ンドル36が一体に設けられ、これが台枠15の端部に
突出されているとともに、その側面に係止鉤部37が一
体に設けられ、ハンドル36によりストッパー段部33
を開放する方向に引き出し、係止鉤部37を台枠15の
係止片38に係合させることによりストッパー段部33
の開放状態が維持されるようになっている。
収容され、スプリング35によりストッパー段部33を
閉じる方向に附勢されている。また、解除片34にはハ
ンドル36が一体に設けられ、これが台枠15の端部に
突出されているとともに、その側面に係止鉤部37が一
体に設けられ、ハンドル36によりストッパー段部33
を開放する方向に引き出し、係止鉤部37を台枠15の
係止片38に係合させることによりストッパー段部33
の開放状態が維持されるようになっている。
このように構成されるリフト機構付搬送ローラー装置A
の使用に際し、木製の角材等の複数の載荷台40上に梱
包され、あるいはパレット上に載せられた貨物41を載
せておき、その載荷台40間の間隙より貨物41下に搬
送ローラー装置Aを挿入する。なお、このときローラー
枠10は台枠15上に降下させた状態にしておく。
の使用に際し、木製の角材等の複数の載荷台40上に梱
包され、あるいはパレット上に載せられた貨物41を載
せておき、その載荷台40間の間隙より貨物41下に搬
送ローラー装置Aを挿入する。なお、このときローラー
枠10は台枠15上に降下させた状態にしておく。
また、載荷台40の高さは、ローラー枠10を上昇させ
た際の搬送ローラー装置Aの全高より低いものを使用す
る。
た際の搬送ローラー装置Aの全高より低いものを使用す
る。
そして、第4図(イ)に示すようにストッパー機構30
の解除片34を引き出し、ストッパー段部33を開放し
た状態にしておく。
の解除片34を引き出し、ストッパー段部33を開放し
た状態にしておく。
この状態でハンドル25を操作用リンク24のハンドル
嵌合口26に嵌め込み、先端を押し上げて操作用リンク
24を起立させる方向に動作させる。これによってロー
ラー枠10は水平方向にスライドされ、各リンク16が
起立方向に回動されて上昇する。このとき第5図(イ)
に示すように上面のローラー12上に貨物41が載荷さ
れ、載荷台40より浮き上がり、ローラー12上を滑動
自在になる。また、このとき操作用リンク24が回動上
死点に近づくと、その稍手前の角度でストッパー片32
がストッパー段部33に落ち込み、ハンドル25の押し
下げ力を除いても操作用リンク24の倒れ方向の戻りが
阻止され、これによってローラー枠10の上昇状態が維
持される。
嵌合口26に嵌め込み、先端を押し上げて操作用リンク
24を起立させる方向に動作させる。これによってロー
ラー枠10は水平方向にスライドされ、各リンク16が
起立方向に回動されて上昇する。このとき第5図(イ)
に示すように上面のローラー12上に貨物41が載荷さ
れ、載荷台40より浮き上がり、ローラー12上を滑動
自在になる。また、このとき操作用リンク24が回動上
死点に近づくと、その稍手前の角度でストッパー片32
がストッパー段部33に落ち込み、ハンドル25の押し
下げ力を除いても操作用リンク24の倒れ方向の戻りが
阻止され、これによってローラー枠10の上昇状態が維
持される。
貨物41を滑動させた後、載荷台40上に降下させる際
には、第4図(ロ)に示すように解除片34の係止鉤部
37を係止片38から外す。これによって解除片34は
ストッパー片32の背面にスプリング35により圧接さ
れる。この状態でハンドル25を押し下げる操作用リン
ク24を起立方向に少し回動させると、ストッパー片3
2が後退し、その先端にかかっている荷重が除かれる。
このとき解除片34がスプリング35の弾力によってス
トッパー片32の背面を押し上げ、ストッパー片32の
先端をストッパー段部33から押し出し、該ストッパー
段部33内に入り込んでこれを閉塞し、ストッパー片3
2を係止不能となす。
には、第4図(ロ)に示すように解除片34の係止鉤部
37を係止片38から外す。これによって解除片34は
ストッパー片32の背面にスプリング35により圧接さ
れる。この状態でハンドル25を押し下げる操作用リン
ク24を起立方向に少し回動させると、ストッパー片3
2が後退し、その先端にかかっている荷重が除かれる。
このとき解除片34がスプリング35の弾力によってス
トッパー片32の背面を押し上げ、ストッパー片32の
先端をストッパー段部33から押し出し、該ストッパー
段部33内に入り込んでこれを閉塞し、ストッパー片3
2を係止不能となす。
これによって操作用リンク24は倒れ方向に回動できる
こととなり、第5図(ロ)に示すように貨物41の荷重
によりローラー枠10が押し下げられ、載荷台40上に
貨物41が載荷され、ローラー装置Aが自由に引き出せ
る状態になる。
こととなり、第5図(ロ)に示すように貨物41の荷重
によりローラー枠10が押し下げられ、載荷台40上に
貨物41が載荷され、ローラー装置Aが自由に引き出せ
る状態になる。
なお、上述の実施例ではローラー枠昇降部材にリンクを
使用しているが、この他傾斜面上を滑り上がらせる構造
にしてよく、また手動式動作手段としてリンク機構を使
用しているが、この他カムを使用してもよい。
使用しているが、この他傾斜面上を滑り上がらせる構造
にしてよく、また手動式動作手段としてリンク機構を使
用しているが、この他カムを使用してもよい。
(考案の効果) 上述したように本考案のリフト機構付搬送ローラー装置
は、ローラー枠の上下動作を手動の簡単な操作にて行わ
せることができ、電力や油圧、空気圧パワーユニットの
ない場所でも使用が可能であり、汎用性のトレーラーや
大中小型の各トラック更には鉄道貨車等に使用でき、ま
た構造が簡単であるため、軽量で運搬が容易で、しか
も、堅牢なものとすることができ、各種の汎用性輸送車
両の装備として廉価にて備え付けることができる等の効
果がある。
は、ローラー枠の上下動作を手動の簡単な操作にて行わ
せることができ、電力や油圧、空気圧パワーユニットの
ない場所でも使用が可能であり、汎用性のトレーラーや
大中小型の各トラック更には鉄道貨車等に使用でき、ま
た構造が簡単であるため、軽量で運搬が容易で、しか
も、堅牢なものとすることができ、各種の汎用性輸送車
両の装備として廉価にて備え付けることができる等の効
果がある。
図面は本考案の実施例の一例を示すもので、第1図は部
分縦断面図、第2図は正面図、第3図はストッパー機構
部分の平面図、第4図(イ)(ロ)はローラー枠の上
昇、降下時を示す部分縦断面図、第5図(イ)(ロ)は
同正面図である。 A……搬送ローラー装置、10……ローラー枠、 11……フレーム、12……ローラー、 15……台枠、16……リンク、 17……フレーム、21……手動式動作手段、 22,23……軸、24……操作用リンク、 25……ハンドル、26……ハンドル嵌合口、 30……ストッパー機構、31……軸 32……ストッパー片、33……ストッパー段部、 34……解除片、35……スプリング、 36……ハンドル、37……係止鉤部、 38……係止片、40……載荷台、41……貨物。
分縦断面図、第2図は正面図、第3図はストッパー機構
部分の平面図、第4図(イ)(ロ)はローラー枠の上
昇、降下時を示す部分縦断面図、第5図(イ)(ロ)は
同正面図である。 A……搬送ローラー装置、10……ローラー枠、 11……フレーム、12……ローラー、 15……台枠、16……リンク、 17……フレーム、21……手動式動作手段、 22,23……軸、24……操作用リンク、 25……ハンドル、26……ハンドル嵌合口、 30……ストッパー機構、31……軸 32……ストッパー片、33……ストッパー段部、 34……解除片、35……スプリング、 36……ハンドル、37……係止鉤部、 38……係止片、40……載荷台、41……貨物。
Claims (1)
- 【請求項1】細長の台枠15と、該台枠15上に長手方
向にスライド自在に支持され、多数のローラー12を回
転自在に支持させたローラー枠10と、該ローラー枠1
0の長手方向の往復スライドによって該ローラー枠10
を台枠15に対して上下に昇降させるローラー枠昇降部
材と、前記ローラー枠10を台枠15に対して長手方向
に移動させる梃子を利用した手動式動作手段とを備えて
なるリフト機構付搬送ローラー装置において、前記手動
式動作手段は、前記台枠15とローラー枠10との一端
部間に台枠長手方向側に傾斜した配置で両端をそれぞれ
枢着させた操作用リンク24と、該リンク24に設けた
ハンドル嵌合口26に着脱自在な棒状をしたハンドル2
5とをもって構成するとともに、前記操作用リンク24
の上端部下側面に前記操作用リンク24の枢着軸22,
23と平行配置の軸31をもって回動自在に連結された
ストッパー片32と、該ストッパー片32の先端が突き
当たって係止される前記台枠15の上面のストッパー段
部33と、該ストッパー段部33に向けてスプリング3
5により附勢され、背部に前記台枠端面側に突出された
ハンドル36を有する解除片34とから構成され、前記
解除片34をストッパー段部33から引き離して前記操
作用リンク24をローラー枠10が上昇する側に回動さ
せることにより前記ストッパー片32がストッパー段部
33に突き当って戻り止めされるストッパー機構30を
備えたことを特徴としてなるリフト機構付搬送ローラー
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989081881U JPH065283Y2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | リフト機構付搬送ローラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989081881U JPH065283Y2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | リフト機構付搬送ローラー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0321014U JPH0321014U (ja) | 1991-03-01 |
JPH065283Y2 true JPH065283Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31628207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989081881U Expired - Lifetime JPH065283Y2 (ja) | 1989-07-12 | 1989-07-12 | リフト機構付搬送ローラー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065283Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100750269B1 (ko) * | 2006-05-29 | 2007-08-17 | 형제산업(주) | 컨테이너카의 화물 이동용 스케이트 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4520009Y1 (ja) * | 1965-06-06 | 1970-08-12 | ||
JPS63151429U (ja) * | 1987-03-25 | 1988-10-05 |
-
1989
- 1989-07-12 JP JP1989081881U patent/JPH065283Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321014U (ja) | 1991-03-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |