JPH065265U - 衛星放送受信装置 - Google Patents

衛星放送受信装置

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JPH065265U
JPH065265U JP7808191U JP7808191U JPH065265U JP H065265 U JPH065265 U JP H065265U JP 7808191 U JP7808191 U JP 7808191U JP 7808191 U JP7808191 U JP 7808191U JP H065265 U JPH065265 U JP H065265U
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JP
Japan
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signal
mhz
band
detection
satellite broadcast
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Pending
Application number
JP7808191U
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English (en)
Inventor
良治 高橋
昌浩 伊藤
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衛星放送FM検波信号より、信号対雑音比
(C/N)を検出する際、MUSE放送についても対応
すると共に、安価に行なうことを目的とする。 【構成】 衛星放送信号のFM検波後の信号を入力し
て、10.7MHzの雑音成分を取 り出す帯域制限濾
波器と、前記雑音信号を増幅する増幅器と、検波する検
波器と、検波後の信号を基に表示を行なう表示器をもつ
衛星放送受信器において、10.7MHzの帯域 制限
濾波器を特徴とする衛星放送受信器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は衛星放送受信気に関し、特に信号対雑音比(C/N)の検出に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、衛星放送受信器での信号対雑音比(C/N)の検出において、雑音成分 を取り出す帯域制限濾波器の帯域は、映像及び音声キャリアを避けた7MHz程 度以上に設定され ていた。 具体的には、図3に示すように一般の衛星放送FM検波信号を7MHz帯域制限 濾波器11に入力し、7MHzの帯域に含まれる信号成分(雑音成分)を取り出 す。そしてこの取り出された信号成分を検波器13で検波可能なレベルまで増幅 器12で増幅し、検波器13で検波する。検波後は、アナログあるいはデジタル 等の表示器14でC/Nを表示する。 従来ではこのように7MHz付近の信号を検波してC/Nを検出していた。これ は図2に信号レベルの図で示す様に、一般的な衛星放送信号では、その信号のベ ースバンドレベルは約5MHz近傍までで、7MHz付近では放送信号(画像又 は音声信号)がないので、この周波数付近の信号を検波すれば、雑音成分の検出 が容易にかつ正確に出来る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように7MHz付近の信号でC/Nを検出すると、現行の衛星放送信号な どは、ベースバンドを5MHz付近までに設定しているので、7MHz付近では 映像及び音声信号が存在しないので、そのためこの従来のC/N検出方法で充分 にC/N検出が行える。
【0004】 しかし、現在ハイビジョン放送の検討が行われており、詳細は説明しないが、 このハイビジョン放送は、ハイビジョン放送信号をミューズ方式によって帯域圧 縮し、この圧縮した信号を現行の衛星放送方式で放送する様にしようとしている 。この圧縮されたミューズ信号はそのベースバンドを約8MHz付近まで持って いる。したがって通常のC/N検出方法で(つまり7MHzで帯域濾波して雑音 成分を検出する)行うと、映像及び音声信号を含む信号でC/Nレベルを検出を してしまい、良好にレベル検出が出来ない。
【0005】 したがってこのミューズ信号を含む場合は7MHzではなく、少なくとも9M Hz以上の周波数帯域を持つ濾波回路を用いなければならない。 9MHz以上の周波数帯域で濾波すれば、ミューズ信号については良好にC/ Nを検出でき、また一般の衛星放送信号などでも映像及び音声のない部分でのC /N検出が出来る。
【0006】 そこで単にこの濾波回路として9MHz以上の物を採用すると、あらためて回 路を設計しなければならず、そのためコトス面で不利になる。したがって本発明 では9MHz以上の濾波帯域を持ちかつ比較的コストの低いC/N検出装置を提 供する。
【0007】
【考案が解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、 衛星放送信号を受信してFM検波し、この検波後の放送信号を入力とする9MH z以上の信号帯域制限濾波回路と、 この濾波回路からの濾波出力を増幅する増幅回路と、 増幅された信号を検波する検波器と、 この検波出力を表示する表示器とを備えた衛星放送受信装置を提供し、さらに前 記帯域制限濾波器は10.7MHzの帯域制限濾波器であることを特徴とする衛 星放送受信装置である。
【0008】
【実施例】
本発明の1実施例を図1に示す。図1に示すように、FM検波後の衛星放送信 号を10.7MHzの帯域制限を持つ濾波器1で濾波する。これによって10. 7Hzにある信号成分(雑音成分)を検出できる。この検出された雑音成分を増 幅器2で増幅し、検波器3で検波する。そして検波された雑音成分は表示器4で 、アナログ又はデジタルなどの方式で表示され、C/Nが検出される。
【0009】 このときあえて濾波回路に10.7MHzの帯域制限濾波回路を用いているの は、一般のFM放送(ラジオ放送)での中間周波数がこの10.7MHzであっ て、10.7MHzの帯域制限回路はFM受信機に広く用いられている。従って この10.7MHzの帯域制限濾波回路はかなり以前から広く普及しており、非 常に安価に手にはいるのである。
【0010】 この理由で本発明では10.7MHzの帯域制限濾波回路を用いてC/N検出 を行っている。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、10.7MHz帯域制限濾波器を用いることで 、MUS E放送にも対応した信号対雑音比(C/N)の検出が可能となり、し かも安価であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】信号対雑音比(C/N)検出回路である。
【図2】衛星放送FM検波信号帯域のスペクトラム図で
ある。
【図3】従来のC/N検出回路である。
【符号の説明】
1 10.7MHz帯域制限濾波器 2 増幅器 3 検波器 4 表示器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送信号を受信してFM検波し、こ
    の検波後の放送信号を入力とする9MHz以上での帯域
    制限濾波器と、この濾波器からの濾波出力を増幅する増
    幅回路と、増幅された出力を検波する検波器と、この検
    波出力を表示する表示器とを備えた衛星放送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記帯域制限濾波器は10.7MHzの
    帯域制限濾波器であることを特徴とする請求項1記載の
    衛星放送受信装置。
JP7808191U 1991-09-26 1991-09-26 衛星放送受信装置 Pending JPH065265U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH065265U true JPH065265U (ja) 1994-01-21

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ID=13651898

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49150092U (ja) * 1973-04-20 1974-12-25

Cited By (1)

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