JPH06511169A - 関節屈曲特性測定装置及び方法 - Google Patents

関節屈曲特性測定装置及び方法

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JPH06511169A JP5503784A JP50378493A JPH06511169A JP H06511169 A JPH06511169 A JP H06511169A JP 5503784 A JP5503784 A JP 5503784A JP 50378493 A JP50378493 A JP 50378493A JP H06511169 A JPH06511169 A JP H06511169A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関節屈曲特性測定装置及び方法 交R立万 本発明は、一般に、人間等の関節を操作するための解剖学的に適正な装置に関し 、特に、臨床診療又は実験等において関節の荷重変位及び屈曲特性を測定するた めの装置及び方法に関する。
失i亙1 今日、主として柔組織やその他の靭帯損傷を伴う関節病理の臨床学的診断は、本 質的に主観的なものである。
臨床医は、関節の診断に当っては主として患者の関節を手で操作することに依存 している。傷害のある関節を臨床診断する際、臨床医は、正常な関節の強直度の 触診によって得た過去の経験に照らして、あるいは、無傷の対側関節と比較して 、損傷関節に存在する弛緩度又は強直度について主観的な「感触」を得るのであ る。この臨床診断を補足するものとして患者の診療層や、放射線による診察が加 えられる。更に、ギブス包帯による治療であれ、外科療法であれ、その治療の効 果の評価も、完全に主観的なものであり、大部分は患者自身から聴取する感想に 依存している。従って、関節病理の臨床治療技術に寄与する目的で関節の屈曲特 性を評定するための定量的な、信頼し得る技法をめる要望がある。
関節病理のより客観的な査定の必要性とは別に、靴等の履物の構造設計の客観的 分析及び履物(以下、単に「靴」と称する)の評価をする手段をめる要望もある 。
即ち、運動靴によってくるぶし関節等の関節に付与される支持の度合(三次元の 荷重変位及び屈曲特性)を測定し、その靴の適合性(合い具合)を評価する手段 をめる要望がある。現在は、運動靴や、その他の足及びくるぶし支持器具は、純 粋に直観に頼って設計されている。
性能を改善するために靴の設計を合理的に改変するのに十分なフィードバック情 報を靴の設計者に提供するために靴の特定の設計にか与える定量的支持度合を測 定するための客観的手段は、現在まで開発されていない。
関節病理の客観的臨床診断の必要性に加えて、患者の関節の術後治療及び外傷後 治療を改善する必要性もある。従来、患者の関節の術後治療及び外傷後治療には 、関節の固定処置を伴うのが普通であった。即ち、損傷した関節をギブスや牽引 によって長期間固定する。しかしながら、そのような固定の結果として、様々な 病変問題が発生する。具体的にいえば、一般に固定に基因するとされている病気 としては、一般に、関節嚢、靭帯及び関節の癒着、血栓塞栓症、静脈田圃、外傷 後オステオベニア、末梢水腫、筋萎縮等がある。
今日、固定に基因する病変問題は、損傷した関節を早期に可動化する(動くこと ができるようにする)ことによって軽減又は回避することができることが知られ ている。即ち、整形外科手術の後直ちに、多くの場合患者がまだ麻酔下にある間 に手術室又は回復室で関節駆動術(可動化術)を開始するのが有利であることが 認められている。詳述すれば、損傷関節の連続的な駆動(受動的運動)は、上述 した病変問題を軽減又は回避し、治癒を促進し、治療中の傷みの度合を抑え、損 傷関節の回復後の運動可能範囲を大きくする等の効果をもたらすことが判明して いる。
連続駆動器具(CPM器具)は、通常、モータ駆動されるものであり、特定の関 節を繰返し屈伸することによって運動させるように設計されている。CPM器具 は、反復的に一定の態様で連続的な運動を関節に与えることができ、異なる速度 で、又、規定された運動範囲内で作動するように調節することができる。そのよ りなCPM器具では、関節をCPM器具に解剖学的に整列(心合)させることが 肝要である。患者の四肢は、通常、モータによって駆動される可動キャリッジ又 はフレーム部材上に支持する。キャリッジ又はフレーム部材は、関節又は四肢を 直接受容するためのプレート又はその他のストラップ(革帯)又はパッド(一般 に、「柔軟部材」と称される)を備えている。ストラップ等は、四肢又は関節の 一部分をプレートに固定するために用いられる0例えば、脚用のCPM器具の場 合、通常、足だけがCPM器具に固定され、脚の残りの部分は単に柔軟部材(パ ッド)の上に載せておく。
関節を解剖学的に正しい態様で受容しないCPM器具は、患者の関節の全運動範 囲に亙って関節の3つのピボット(枢動)軸線に軸方向に常時心合した状態に維 持することができないという欠点がある。四肢を単一のピボット軸線に沿って解 剖学的に正しい態様で受容する02M器具は知られているが、器具に加えられる 荷重及びトルクの如何に拘らず、関節を3つのピボット軸線のすべてに沿って解 剖学的に心合した状態に留まることができるCPM器具はなく、そのような器具 をめる要望がある。
本発明は、臨床医及び靴設計者が、それぞれ、関節及び靴の荷重変位(荷重を受 けて変位する度合)及び屈曲特性を測定することができるようにする装置及び方 法に関する。特定的にいえば、本発明は、関節の複数のピボット軸線の回りに加 えられたトルク及びそれらの軸線に沿って加えられた力に応答して生じる、関節 のピボット軸線を中心とする角変位(回転運動の大きさ、即ち回転角)及びピボ ット軸線に沿っての直線変位(直線運動の大きさ)を測定することに関する。従 って、本発明は、関節病理の臨床治療技術並びに靴の設計に大いに寄与する、関 節の荷重変位及び屈曲特性を査定するための信頼性の高い、客観的、定量的技法 を提供する0本発明は、又、治療中関節の3つのピボット軸線のすへてに対して 終始一貫して解剖学的に心合した状態に維持することができる関節用CPM装置 を提供する。
l肚曳盟I 概略的にいえば、本発明は、関節の荷重変位及び屈曲特性を測定するための装置 に関する。関節は、第1身体部分と第2身体部分とで構成され、第2身体部分が 第1身体部分に対して第1関節ピボット軸線及び第2関節とポット軸線の回りに 枢動自在とされている0本発明の装置は、第1身体部分を受容する第1フレーム と、第2身体部分を受容する第2フレームを備え、第1フレームは、第1身体部 分を第1フレームに固定するための第1固定手段を有し、第2フレームは、第2 身体部分を第2フレームに固定するための第2固定手段を有している。第2フレ ームを第1フレームに対して第1フレームピボツト軸線及び第2フレームとポッ ト軸線の回りに枢動させることができるように第1フレームと第2フレームの間 にピボット手段が連結されている。第1関節ピボット軸線及び第2関節ピボット 軸線が、それぞれ第1フレームピボツト軸線及び第2フレームとポット軸線にほ ぼ心合(整列)するように、第1身体部分及び第2身体部分をそれぞれ第1フレ ーム及び第2フレーム上に位置づけすることができる。第2身体部分を第1身体 部分に対して運動させるために、第1関節ピボット軸線及び第2関節ピボット軸 線の少なくとも1つの軸線を中心とする外部トルクを関節に加えるための手段と 、そのようなトルクが加えられたとき、第1フレームに対する第2フレームの、 第1フレームピボツト軸線及び第2フレームピボツト軸線の少なくとも1つの軸 線を中心とする角変位を測定するための手段と、上記トルクが加えられたとき、 第1ピボツト軸線及び第2とポット軸線の少なくとも1つの軸線を中心とするト ルクを測定するための手段が設けられており、測定された角変位及び測定された トルクの大きさが、関節の荷重変位及び屈曲特性を表すようになされている。
本発明は、又、関節を操作するための解剖学的に適正な装置に関する。この装置 は、第1身体部分を受容する第1フレームと、第2身体部分を受容する第2フレ ームを備え、第1フレームは、第1身体部分を第1フレームに固定するための第 1固定手段を有し、第2フレームは、第2身体部分を第2フレームに固定するた めの第2固定手段を有している。第2フレームを第1フレームに対して第1フレ ームピボツト軸線及び第2フレームピボツト軸線の回りに枢動させることができ るように第1フレームと第2フレームの間にピボット手段が連結されている。第 1関節ピボット軸線及び第2関節ピボット軸線が、それぞれ第1フレームピボツ ト軸線及び第2フレームピボツト軸線にほぼ心合(整列)するように、第1身体 部分及び第2身体部分をそれぞれ第1フレーム及び第2フレーム上に位置づけす ることができる。第1フレームを第2フレームに対して第1フレームピボツト軸 線の回りに枢動させるための第1駆動手段が、前記ピボット手段と、第1フレー ム及び第2フレームの1つとの間に連結されており、第1フレームを第2フレー ムに対して第2フレームピボツト軸線の回りに枢動させるための第2駆動手段が 、前記ピボット手段と、第1フレーム及び第2フレームの1つとの間に連結され ている。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の第1実施例による装置の透視図である。
図2は、図1に示された装置の正面図である。
図3は、図1に示された装置の左側側面図である。
図4は、図1に示された装置の下からみた平面図である。
図5A〜5Fは、図1の装置がくるぶし関節に与えることができる6つの運動自 由度を示す図である。
図6は、本発明の第1実施例による図1の装置のためのモニター装置のブロック 図である。
図7は、本発明の第2実施例による装置の透視図である。
図8は、図7の線8−8に沿ってみた、直線変位兼角変位ポテンショメータの断 面図であり、ポテンショメータが収縮状態にあるところを示す。
図9は、図7の線8−8に沿ってみた、直線変位兼角変位ポテンショメータの断 面図であり、ポテンショメータが伸長状態にあるところを示す。
K車重 以下の説明では、便宜上履つかの特定の用語が用いられているが、それらは本発 明を限定するものではない。
例えば、「右」、「左」、「下」及び「上」は、参照する図面における方向を示 す言葉である。又、「内方」及び「外方」という言葉は、それぞれ、装置及びそ の特定の部分の幾何学的中心に向かう方向及び幾何学的中心から遠ざかる方向を 意味する。その他のこれらに類する言葉についても同様である。
図1〜4及び6を参照すると、くるぶし関節12(仮想線で示されている)(以 下、単に「関節」とも称する)のような人体関節の荷重変位及び屈曲特性を測定 するための、本発明の第1実施例による装置10が示されている。くるぶし関節 (以下、単に「関節」とも称する)12は、図5A〜5Cに示されるように、第 1身体部分14と第2身体部分16に連結されており、第2身体部分16が第1 身体部分14に対して第1関節ピボット軸線18、第2関節ピボット軸線20及 び第3関節ピボット軸線22の回りに枢動自在である。
ここに開示する本発明の各実施例では、関節12はくるぶし関節であるが、当業 者には明らかなように、本発明は特定の関節に限定されるものではない0例えば 、本発明は、人体の手首、肘、ひざ、及び肩の関節及びその他の任意の関節に等 しく適用することができる。又、本発明は、特定数のピボット軸線を有する人体 関節に限定されるものでもない。例えば、1つ又は2つのとポット軸線を有する 人体関節にも適用することができる。更に、本発明は、人間以外の動物の関節、 例えば猿のくるぶし関節等にも等しく適用することができることも、当業者には 明らかであろう。
図5A〜5Cを参照して説明すると、くるぶし関節12の第1関節ピボット軸線 18、第2関節とポット軸線20及び第3関節ピボット軸線22は、互いにほぼ 垂直に延長している。関節12の第1関節ピボット軸線18は、内果(内くるぶ し)の突部24及び外柔(外くるぶし)の突部26(図5B、5F参照)に心合 (整列)している。
図5Aに示されるように、第1関節ピボット軸線18を中心とする踵骨と脛骨( 図示せず)との相対運動により関節12の中側屈曲AI及び足裏側屈曲A2が行 われる。
第2関節ピボット軸線20は、第1関節とポット軸線18にほぼ垂直であり、関 節12の内果の突部24と外柔の突部26とのほぼ中間点で第1関節ピボット軸 線18に交差している。図5Bに示されるように、第2関節ピボット軸線20を 中心とする踵骨と脛骨との相対運動により関節12の内反B+及び外反B2が行 われる。
第3関節ピボット軸線22は、第1関節ピボット軸線18及び第2関節ピボット 軸線20にほぼ垂直に延長し、第1関節ピボット軸線18と第2関節ピボット軸 線20とが交差している点と同じ点で第1及び第2関節ピボット軸線18.20 と交差している。図5Cに示されるように、第3関節ピボット軸線22を中心と する踵骨と脛骨との相対運動により関節12の内転C8及び外転C、が行われる 。
次に、図5D〜5Fを参照して説明すると、第1身体部分14は、第2身体部分 16に対して第1、第2及び第3関節ピボット軸線18,20.22に沿って直 線的に変位することができる。関節12が傷害のない(健康な)状態にあるとき は、第1身体部分14と第2身体部分16との間の相対的直線変位はごく僅かで あるが、傷害が起きると、第1身体部分14と第2身体部分16との間の相対的 直線変位が大きくなることがある。従って、傷害の度合や、治療の効果(効きめ )を評定するに当っては、関節12の直線変位を確認することが望ましい図5D には、第2身体部分16が第1関節ピボット軸線18に沿って第1位置即ち正常 状態にある場合と、第2位置即ち傷害状態にある場合とが、それぞれ実線と仮想 線で示されている0図5Eには、第2身体部分16が第2関節ピボット軸線20 に沿って第1位置即ち正常状態にある場合と、第2位置即ち傷害状態にある場合 とが、それぞれ実線と仮想線で示されている0図5Fには、第2身体部分16が 第3関節ピボット軸線22に沿って第1位置即ち正常状態にある場合と、第2位 置即ち傷害状態にある場合とが、それぞれ実線と仮想線で示されている。
関節の上述した諸パラメータは、「生体力学エンジニアリング・ジャーナルJ1 988年11月刊、第110巻、第364〜374頁に掲載された「人体のくる ぶし及び距骨関節の三次元運動学及び屈曲特性−第1部:運動学」と題する論文 に記述されているように当業者には周知である。
特に断らない限り、装置10の各構成要素は、いずれも、アルミニウムのような 高力軽量金属材で形成するのが好ましいが、本発明は、装置1oを特定の材料で 構成することに限定されるものではなく、装置1oは他の高力軽量金属材、例え ば繊維入り複合樹脂材、又は他の任意の適当なポリマー材で形成することが可能 であることは当業者には明らかであろう。
図1〜3を参照して説明すると、装置1oは、第1身体部分14を受容するため の第1フレーム28を備えている。第1フレーム28は、互いにほぼ垂直に交差 した第1辺部片30aと第2辺部片30bを有するほぼL字形の取り付はブラケ ット3oを含む、第1辺部片30aは、検査すべき患者(図示せず)の脚以外の 残りの身体部分を支持するためのテーブル34又は他の支持構造体の縁に固定す ることが好ましい、第1辺部片30aは、ブラケット30をテーブル34の縁に 固定するためのねじ等の締着具(図示せず)を挿通する長平方向のスロット32 を有している。
図1及び4に明示されているように、ブラケット30の第2辺部片30bは、第 1身体部分14即ち図示の実施例では関節を検査すべき患者の脚を受容するため のほぼ半円形の切欠部36を有している。第2辺部片30bには、更に、それぞ れ第1細長バー40a及び第2細長バー40bを摺動自在に受容するように配置 された第1円弧状スロット38aと第2円弧状スロット38bが穿設されている 。第1及び第2円弧状スロット38a、38bは、後述するように、第1身体部 分14を第1フレーム28上の適正位置に位置づけするために、第1及び第2細 長バー40a、40bを取り付はブラケット30の第2辺部片30bに対して調 節することを可能にする、第1及び第2細長バー40a、40bの上端は、蝶ナ ツト42のようなナツトと螺合するようにねじを切られており、ナツト42を締 め付けることによって、第1及び第2細長バー40a、40bを取り付はブラケ ット30の第2辺部片30bにしっかりと固定することができるようになされて いる。
第1細長バー40aと第2細長バー40bとは、互いにほぼ平行に延長させ、両 者の間に第1身体部分14をぴったり受容するように互いに離隔させて配置する ことが好ましい、更に、第1及び第2細長バー40a、40bは、はぼ直線状と し、断面はぼ円形とすることが好ましいが、当業者には明らかなように、第1身 体部分14の形状に合致するように非直線状としてもよく、又、正方形、や楕円 形等の他の断面形状としてもよい。更に、第1及び第2細長バー40a、40b は、取り付はブラケット30の第2辺部片30bに調節自在に固定することが好 ましいが、当業者には明らかなように、取り付はブラケット30に対する第1及 び第2細長バー40a。
40bの相対位置を調節するための手段として図示の手段以外の手段を用いるこ ともできる0例えば、取り付はブラケット30に対する第1及び第2細長バー4 0a。
40bの迅速調節を可能にするラチェット機構(図示せず)を用いることができ る。
第1及び第2細長バー40a、40bは、取り付はブラケット30を介してテー ブル34に固定することが好ましいが、当業者には明らかなように、取り付はブ ラケット30を用いて、又は用いずに他の構造体に固定してもよい。例えば、第 1及び第2細長バー40a、40bは、ここに例示した態様と同様の態様で椅子 (図示せず)に固定してもよい。このように、本発明は、装置10を安定させる ことができる限り、装置10を特定の構造体又は器具に取り付けることに限定さ れない。
図1及び4に示されているように、第1フレーム28は、第1身体部分14を該 第1フレームに固定するための第1固定手段を有している0図1〜4に示された 第1実施例においては、この第1固定手段は、第1身体部分14を受容するよう に、第1細長バー40aと第2細長バー40bとの間に延長させた、上下に離隔 した1対のU字状部材44.44で構成することが好ましい。各U字状部材44 の両端に、図1に示されるように、それぞれ第1及び第2細長バー40a、40 bを摺動自在に受容する適当なサイズの貫通孔44aを設けることが好ましい、 U字状部材44を第1及び第2細長バー40a。
40bに沿って所望の位置にしっかりと固定するために止めねじ(図示せず)を 用いる。この第1固定手段は、更に、各U字状部材44に組み合わされた布製ス トラップ(革帯)46を含むことが好ましい、各布製ストラップ46の一端と、 U字状部材44の対応する一端にマジックテープのフック部材46aとループ部 材46aを付設する。
第1身体部分14を第1フレーム28に固定するには、第1身体部分14を第1 細長バー40aと第2細長バー40bの間に挿入し、U字状部材44に係合させ る。
次いで、ストラップ46を第1身体部分14に巻きつけ、マジックテープのフッ ク部材46aとループ部材46aを係合させれば第1身体部分14を第1フレー ム28にしっかりと保持することができる。
上記第1固定手段は、2つのU字状部材44と2つの2つのストラップ46とで 構成することが好ましいが、当業者には明らかなように、他の固定手段を用いる こともできる。例えば、ストラップ46の代わりに、U字状部材44の一端に枢 動自在に取り付けたU字状部材(図示せず)を用い、それらのU字状部材の間に 第1身体部分14を固定するための適当なタイプの締着具を用いることができる 。又、U字状部材44をストラップ46に固定するための手段として、マジック テープ以外の、例久ばクランプやバックル(図示せず)等の他の手段を用いるこ ともできる。
図1及び3を参照して説明すると、装置10は、更に、第2身体部分16を受容 するための第2フレーム48を備えている。第1実施例では、第2フレーム48 は、第2身体部分16の下に位置するほぼ長方形のプレート50と、第2身体部 分16をプレート50にしっかりと取り付けるための第2固定手段を含む、第1 実施例では、この第2固定手段は、検査すべき人の第2身体部分16即ち足をし っかりと受容するためのスニーカ(図示せず)等の靴52で構成することが好ま しい、プレート50は、接着剤のような適当な締着材又は慣用の締着具で靴52 の底面に固着させる。
第2固定手段は、プレート5oに結合させた靴52で構成することが好ましいが 、第2身体部分16を第2フレーム48に固定するために他の手段を用いること も可能であることは当業者には明らかであろう0例えば、プレート50を第2身 体部分16の幅に対応するように寸法づけし、第2身体部分16を挟むようにプ レート50の両側から直立した側壁を有する構成としてもよい、もちろん、装置 10をくるぶし関節以外の人体関節に適用する場合は、第2身体部分16を第2 フレーム48に固定するには、上述したものとは異なる別の手段が必要とされる ことは明らかである。例えば、装置10を肘関節に適用するには、第2固定手段 は、患者の前腕を受容するだめのスリーブ等(図示せず)で構成する必要があろ う。
図1〜4を参照して説明すると、装置10は、更に、第2フレーム48を第1フ レーム28に対して第1フレームピボツト軸線18゛、第2フレームピボツト軸 線20°及び第3フレームピボツト軸線22°の回りに枢動させることができる ように、第1フレーム28と第2フレーム48の間に連結されたピボット手段を 含む。第1、第2及び第3フレームピボット軸線18°、20°。
22゛は、互いにほぼ垂直に延長しており、上記ピボット手段がどのような位置 にお□かれているときでも、共通の交差点で交差することが好ましい、第1身体 部分14及び第2身体部分16は、両者間の関節12の第1、第2及び第3関節 ピボット軸線18,20.22が、それぞれ第1、第2及び第3フレームピボツ ト軸線18゛。
20’ 、22’にほぼ心合するような態様に、それぞれ第1フレーム28及び 第2フレーム48上に位置づけすることができることが好ましい、「フレームピ ボット軸線」は、単に「ピボット軸線」とも称し、「関節ピボット軸線」は、単 に「関節軸線」とも称する。
図1.3及び4に明示されているように、上記ピボット手段は、第1フレーム2 8に固定された第1組立体54を含む。第1組立体54は、第1組立体54を第 1フレーム28に対して枢動させることができるように第1組立体54と第1フ レーム28の間に連結された第1ヒンジ手段を含む、第1ヒンジ手段は、第1フ レームピボツト軸線18°を画定する。
図1及び4に示されるように、第1組立体54は、それぞれ第1及び第2細長バ ー40a、40bの内端に近接して配置され、互いにほぼ平行に延長した第1細 長部材54a及び第2細長部材54bと、第1及び第2細長部材54a、54b に対してほぼ垂直に延長し、両線長部材54aと54bの間に固定された第3細 長部材54Cから成る。第3細長部材54cを関節12の後方において第1及び 第2細長部材54a、54bの後端に固定し、第1、第2及び第3細長部材54 a、54b、54Cが全体として平面図でみてU字形(図4参照)となるように 構成することが好ましい、当業者には明らかなように、第3細長部材54cを関 節12の前方において第1及び第2細長部材54a、54bの前端に固定する構 成も本発明の範囲内である。
第1実施例においては、第1組立体54の第1ヒンジ手段は、それぞれ第1及び 第2細長バー40a、40bの内端に固定された第1及び第2胴体58a、58 bと、それぞれ第1及び第2胴体58a、58bに枢動自在に取り付けられてお り、それぞれ第1及び第2細長部材54a、54bを摺動自在にぴったり受容す るための孔62.64を有する第1及び第2円筒体60a、60bから成るもの であることが好ましい。
図2及び4に明示されているように、第1及び第2円筒体60a、60bは、関 節12の方に向けて突出し、それぞれ第1及び第2胴体58a、58bの対応す る寸法の孔に突入したロッド60a’ 、60b’を有しており、第1及び第2 胴体58a、58bに対して枢動自在である。即ち、ロッド60a’ 、60b ’は、円筒体60a、60bを胴体58a、58bに対して第1フレームピボツ ト軸線18゛の回りに回転させることができるように寸法づけされており、それ によって、第1組立体54全体を第1フレーム28に対して第1フレームとポッ ト軸線18°の回りに回転させることができる。
図1及び3を参照して説明すると、上記ピボット手段は、更に、第1組立体54 に連結された第2組立体66を含む、第2組立体66は、第2組立体66を第1 組立体54に対して枢動させることができるように第1組立体54と第2組立体 66の間に連結された第2ヒンジ手段を含む、第2ヒンジ手段は、第2フレーム ピボツト軸線20°を画定する。第2組立体66は、一端に円筒体68を有する 細長部材66aで構成することが好ましい、円筒体68は、第1組立体54の第 3細長部材54cを摺動自在にぴったり受容するための適当な寸法の孔72を有 する胴体70に回転自在に取り付けることが好ましい。
胴体70は、その長手軸線が第1細長部材54aと第2細長部材54bの間に両 者から等間隔のところに位置し、第2フレームピボツト軸線20° (図3参照 )を画定するように第3細長部材54c上に位置づけすることが好ましい0円筒 体68を胴体70に対して第2フレームピボツト軸線20°の回りに回転させる ことができるように、円筒体66には、胴体70の対応する寸法の孔に突入する ロッド68°が突設されている0円筒体68と、ロッド68゛と、胴体70とが 協同して、第2組立体66を第1組立体54に対して第2フレームピボツト軸線 20’の回りに回転させることができる第2ヒンジ手段を構成する。
図1〜3に明示されているように、上記ピボット手段は、更に、第2組立体66 と第2フレーム48との間に連結された第3組立体74を含む、第3組立体74 は、第3組立体74を第2フレーム48に対して枢動させることができるように 第3組立体74と第2フレーム48の間に連結された第3ヒンジ手段を含む。第 3ヒンジ手段は、第3フレームピボツト軸線22°を画定する。第3組立体74 は、第2組立体66の細長部材66aの、円筒体68のある側とは反対側の端部 に固定された細長部材76から成る。細長部材76は、第2フレーム48の下に 位置することができるように第2組立体66の細長部材66aから十分な距離延 長させることが好ましい第1実施例では、第3ヒンジ手段は、第3組立体74の 細長部材76に取付けられた胴体80と、プレート50にに固定され、胴体80 に回転自在に取り付けられた円筒体78とで構成することが好ましい0円筒体7 8は、関節12を装置lO上に適正に心合させるためにプレート50と円筒体7 8との間の間隔を調節することを可能にするねじ付きロッド79によってプレー ト50に固定される。胴体80は、第3組立体74の細長部材76を摺動自在に 受容する貫通孔81を有することが好ましい。胴体80を第3組立体74の細長 部材76に掛止するために胴体80に止めねしく図示せず)が設けられている。
胴体80は、第1組立体54及び第2組立体66に関連して上述したのとほぼ同 様の態様で円筒体78に対して回転自在であるが、1対のバー82が、円筒体7 8の周面に固定され、後述するトルク付与器具を受容するやめに胴体80を越え て下方に延長しており、バー80を回転させることによって円筒体78及びプレ ート50を胴体80に対して回転させることができるように構成されている点で 第1組立体54及び第2組立体66の場合と異なる。
上記ピボット手段は、更に、第2フレーム48を第1フレーム28に対して第1 5第2及び第3フレームとポット軸線18°、20°、22゛の少なくとも1つ の軸線に沿って直線的に変位させることを可能にするための直線変位手段を含む 。ここで、「沿ってjという用語は、「平行に」と「整列(心合)して」の一方 又は両方を意味する。第1フレーム28を第2フレーム48に対して第1フレー ムピボツト軸線18°に沿って直線的に変位させることを可能にするために、第 1組立体54の細長部材54cは、第2組立体の胴体70に摺動自在に装着され ている。従って、第2組立体66と、第3組立体74と第2フレーム48とは、 第1組立体54の細長部材54cに沿って移動させることができる。第2組立体 66を細長部材54cに掛止するために、当業者には周知の態様で胴体70に止 めねじ84が設けられている。
第2フレーム48を第1フレーム28に対して第2フレームピボツト軸線20゛ に沿って直線的に変位させることを可能にするために、第1組立体54の第1及 び第2細長部材54a、54bは、それぞれ第1及び第2円筒体60a、60b の孔62.64に摺動自在に装着されている。第1及び第2細長部材54a、5 4bは、それぞれ第1及び第2円筒体60a、60bに設けられた止めねじ84 によって第1及び第2円筒体60a、60b掛止することができる。
第2フレーム48を第1フレーム28に対して第3フレームピボツト軸線22゛ に沿って直線的に変位させることを可能にするために、第3組立体74の細長部 材76は、第2組立体66の細長部材66aに形成されたスロット86に摺動自 在に装着されている。第3組立体74の細長部材76は、第2組立体66の細長 部材66aにに設けられた止めねじ84によって第2組立体66の細長部材66 aに掛止することができる。
第1実施例においては上記ピボット手段は、上述したように第1組立体54、第 2組立体66及び第3組立体74によって構成するのが好ましいが、第2フレー ム48を第1フレーム28に対して第1、第2及び第3フレームとポット軸線1 8°、20’ 、22°の回りに枢動させることを可能にするための手段として 、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、別の手段を設けることができる ことが可能であることは当業者には明らかであろう。
図1及び6を参照して説明すると、装置10は、更に、第2フレーム48、第2 身体部分16及び上記ピボット手段の1つに少なくとも1つの力を加えたとき、 第1フレーム28に対する第2フレーム48の、第1、第2及び第3フレームピ ボット軸線18°、20°、22゜の少なくとも1つの軸線を中心とする角変位 を測定するための角変位測定手段を含む0図1〜4の第1実施例では、角変位測 定手段は、それぞれ第1、第2及び第3フレームピボツト軸線18’ 、20’  、22’上に配置された第1、第2及び第3角変位ポテンショメータ88a、 88b、88cで構成することが好ましい、第1実施例においては、第1角変位 ポテンショメータ88aは、第1組立体54の第1胴体58aの一部として構成 され、第2角変位ポテンショメータ88bは、第2組立体66の胴体70の一部 として構成され、第3角変位ポテンショメータ88cは、第3組立体74の胴体 78の一部として構成される。これらの角変位ポテンショメータ自体は、当業者 には周知のものであるから、これ以上の説明は省略する。
力は、第2フレーム、第2身体部分48及び上記ピボット手段の1つに加えても よいが、直接箱1、第2及び第3組立体54,66.74の1つに第1、第2及 び第3フレームピボット軸線18’、20°、22°の1つ又はそれ以上の軸線 の回りに(軸線を中心として)加えることが好ましい、上記第1実施例において は、第1組立体54の円筒体60a及び第2組立体66の円筒体68の露出端に ボルトヘッド90を突設しておくことが好ましい。後述するように、このボルト ヘッド90にソケット(ボックススパナ−のような受口)を嵌めてそれぞれの円 筒体60a、68を回すことができる。
装置10は、更に、第1、第2及び第3フレームピボツト軸線18’ 、20’  、22’の少なくとも1つの軸線を中心とする上述した力を加えたとき、該軸 線を中心とするトルクを測定するためのトルク測定手段を含む。
第1実施例では、そのトルク測定手段は、第1T型トルクセンサー92を含む。
第1トルクセンサー92は、その一端に第1組立体54の円筒体60aのボルト ヘッド90に嵌合するソケット94を備えている。トルクセンサー92の他端に 設けられたT型ハンドル96を適当な駆動手段によって回すことによって第1フ レームとポット軸線18°を中心とする外力即ちトルクを加えることができる。
第1実施例では、この駆動手段は、臨床医の手であることが好ましい、即ち、臨 床医は、手でT型ハンドル96を握り、第1フレームピボット軸線18’従って 第1関節ピボット軸線18を中心とするトルクを加えることができる。T型ハン ドル96とソケット94の間には、両者の間に加えられたトルクを検知即ち測定 するトルク検知部材98が連結されている。T型ハンドル96とソケット94の 間に加えられたトルクは、第1フレームピボツト軸線18°及び第1関節ピボッ ト軸線18を中心とするトルクに相当する。
図1及び3に示されるように、上記トルク測定手段は、更に、第2組立体66の 円筒体68のボルトヘッド90に加えられるトルクを測定するように構成されて いる点を除いては、第1トルクセンサー92とほぼ同じ構成の第2トルクセンサ ー100を含む、第2トルクセンサー100を介して加えられるトルクは、第2 フレームピボツト軸線20゛及び第2関節ピボット軸線20を中心として加えら れる。
図1及び2に示されるように、上記トルク測定手段は、更に、第3フレームピボ ツト軸線22°及び第3関節ピボット軸線22を中心として加えられるトルクを 測定するための第3トルクセンサー102を含む、第3トルクセンサー102は 、その一端にソケットを設けるのに代えて、第3組立体74の円筒体78に付設 した1対のパー82に係合するための1対の対応する溝108を有する連結部材 104が設けられている点を除いては、第1及び第2トルクセンサー92.10 0とほぼ同じ構成である。即ち、連結部材104を、その溝106内にバー82 を突入させるように胴体80に近接して位置づけすれば、第3トルクセンサー1 02が第3組立体74の円筒体78に相対回転しないように固定される。従って 、第3トルクセンサー102を回転させれば、円筒体78が唖胴体80に対して 回転せしめられ、それによってプレート50を含む第2フレーム48を第3フレ ームピボツト軸線22°及び第2関節とポット軸線2oの回りに回転させること ができる。
第1実施例では第1、第2及び第3フレームピボット軸線18°、20°、22 °の少なくとも1つの軸線を中心とするトルクを測定するためのトルク測定手段 は、第1、第2及び第3トルクセンサー92.100,102の形とすることが 好ましいが、そのようなトルクを加え、測定するための手段として他の手段を用 いることができるは、当業者には明らかであろう0例えば、第1実施例の装置が 連続駆動器具(CPM器具)として使用されるものである場合は、第1、第2及 び第3フレームピボット軸線18°、20°、22°の1つを中心とするトルク を加え、測定するための手段は、当業者には明らかなように、トルクを加え、測 定することができる、単に、3つの個別に制御し得るDCモータ(図示せず)で 構成することができる。その場合、各DCモータは、第1、第2及び第3フレー ムピボット軸線18°、20゜、22°の1つを中心とするトルクを加える。各 DCモータは、上記第1、第2及び第3トルクセンサー92゜100.102の 場合と同じ態様で第1.第2及び第3組立体54.66.74に連結することが できるが、もちろん本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の連結手段を 用いることもできる。このように、第1、第2及び第3フレームピボット軸線1 8°、20’ 、22°の少なくとも1つの軸線を中心とするトルクを加えるた めの手段としてDCモータを用いることにより、本発明を連続駆動器具として使 用することを可能にする。例えば、臨床医が規定した運動プログラムに従って、 当業者には明らかな態様で各DCモータの回転速度及び回転方向を制御すること により関節12に所望の可変運動を与えることができる。
装置lOは、更に、第1、第2及び第3フレームピボット軸線18’、20°、 22°の少なくとも1つの軸線に沿って力を加えたときの該受なくとも1つの軸 線に沿っての第1フレーム28に対する第2フレーム48の直線変位を測定する ための直線変位測定手段を含む。第1実施例では、第1フレーム28に対する第 2フレーム48の直線変位を測定するための直線変位測定手段は。
それぞれ、第1組立体54の第1円筒体60a内、第2組立体66の胴体72内 、及び第2組立体66の細長部材66aのスロット86内に配設した第1、第2 、及び第3直線変位ポテンショメータ108a、108b、108cによって構 成することが好ましい。
詳述すれば、第1直線変位ポテンショメータ108aは、第1組立体54の第1 細長部材54aが第1円筒体60aの孔62に沿ってしたとき、第1円筒体60 aに対する第1細長部材54aの相対変位を測定する。この相対変位は、第2フ レームピボツト軸線20゛に沿っての、第2フレーム48の第1フレーム28に 対する直線変位に相当する。
同様にして、第2直線変位ポテンショメータ108bは、第1組立体54の第3 細長部材54cが第2組立体66の胴体70の孔62に沿って移動したとき、第 2組立体66の胴体7oに対する第1組立体54の第3細長部材54cの相対変 位を測定する。第3細長部材54cに沿っての胴体70の相対移動は、第1フレ ームピボツト軸線18°に沿っての、第2フレーム48の第1フレーム28に対 する直線変位に相当する。
第3直線変位ポテンショメータ108cは、第3組立体74の細長部材74が第 2組立体66の細長部材66aのスロット86に沿って移動したとき、第2組立 体66の細長部材66aに対する第3組立体74の細長部材76の相対変位を測 定する。第2組立体66の細長部材66aに対する第3組立体74の細長部材7 6の直線変位は、第3フレームピボツト軸線22°に沿っての、第2フレーム4 8の第1フレーム28に対する直線変位に相当する。
装置lOは、更に、第2フレーム48、第2身体部分16及び上記ピボット手段 の1つに上記力を加えたとき、第1フレームピボツト軸線18゛の回りに、及び 第2及び第3フレームピボツト軸線20’ 、22°の1つに沿って及ぼされる 軸線方向の力を測定するための軸線方向力測定手段を含む。第1実施例では、第 1、第2及び第3フレームピボット軸線18°、20’、22°の回りの、又は それらに沿っての軸線方向の力を測定するための軸線方向力測定手段は、第1、 第2及び第3荷重測定器具107(図1〜4には、第1及び第2荷重測定器具1 07だけが示されている)で構成することが好ましい。各荷重測定器具107は 、臨床医が手で握るための握り109と、それから突出した長手部材110を有 する、総体的にねじ回しの形のものである。長手部材110の先端は、鈍端11 1aとされている。第1、第2及び第3荷重測定器具107は、各々、その長手 部材110に設けられた第1、第2及び第30−ドセル110a、110b、1 10c (図6参照)を有している。
例えば、第1荷重測定器具107は、図2に示されるように、その長手部材11 1の鈍端111aを第1フレームピボツト軸線18゛にほぼ平行に円筒体78に 係合させ、第2フレーム48を第1フレームピボツト軸線18°に沿って第1フ レーム28に対して移動させるように握り109に力を加えることによって第1 フレームピボツト軸線18゛を中心とするトルクを加えることができる。即ち、 第3組立体74が第3組立体74の細長部材76に沿って摺動し、第1フレーム 28に対する第2フレーム48の相対運動を可能にする。この加えれた力は、第 10−ドセル110aによって検出され、検知された力は、後述するモニター装 置へ送られる。
第2フレームピボツト軸線20°に沿っての軸線方向の力を測定するには、臨床 医は、第2荷重測定器具107(図3)の握り109を握り、その長手部材11 1の鈍端111aを第2組立体66の円筒体68のボルトヘッド90に係合させ 、(第2トルクセンサー100を介して第2フレームピボツト軸線20゛を中心 とする力を加えるのとは異なり)荷重測定器具107により第2フレームピボツ ト軸線20°に沿って関節12の方に向けて力を加える。この加えれた力は、第 20−ドセル110bによって検出され、検知された力は、後述するモニター装 置へ送られる。
第3フレームピボツト軸線22“に沿っての軸線方向の力を測定するには、臨床 医は、第3荷重測定器具1O7(図示せず)の握り109を握り、その長手部材 111の鈍端111aを第3組立体74の胴体80のボルトヘッド90に係合さ せ、(第3トルクセンサー102を介して第3フレームピボツト軸線22゛を中 心とする力を加えるのとは異なり)荷重測定器具107により第3フレームピボ ット軸線22゛に沿って関節12の方に向けて力を加える。この加えれた力は、 第30−ドセル110cによって検出され、検知された力は、後述するモニター 装置へ送られる。
第1実施例は、上記ピボット手段の各軸線の回りにトルク及び軸線方向力を加え るための器具として2つの別個の器具を用いることに限定されるものでないこと は、当業者には明らかであろう、即ち、加えられたトルクと軸線方向力を同時に 検出及び、又は測定することができる単一の器具を用いることも、本発明の精神 及び範囲から逸脱することなく可能である。そのような単一器具は、例えば、第 1トルクセンサー92に、荷重測定器具107に関連して上述したように、軸線 方向の力を測定するためのロードセルを組み入れたものとすることができる。
図6を参照して説明すると、各センサー、即ち、第1、第2及び第3トルクセン サー92,100,102、第1、第2及び第30−ドセル11oa、11ob 、110c、第1、第2及び第3角変位ポテンショメータ88a、88b、88 c、及び、第1、第2及び第3直線変位ポテンショメータ108a、108b、 108cは、各々、臨床医に関節12の臨床的評定に関する客観的データを提供 するモニター装置(総体的に参照番号115で示されている)に導線等によって 電気的に接続されている。
詳述すれば、モニター装置115は、第1、第2及び第3トルクセンサー92. 100.102、及び、第1、 t142及U11430−トセル110a、1 10b、110Cに電気的に接続された歪計調整用増幅器112を含む。従って 、第1フレームピボツト軸線18°を中心とするトルクを加えるために第1トル クセンサー92が用いられる場合は、それによって加えられたトルクに対応する 信号が増幅器112へ送られる。この信号は、増幅器112によって増幅されて 、アナログ/デジタル変換器114へ送られる。第2及び第3トルクセンサー1 o。
、102も同様の態様で作動し、第1トルクセンサー92と同時併行的に用いる こともできる。
第1 、 第2及び第30−ドセルl 10a、110b。
110cも、加えられた軸線方向力を検出すると、その軸線方向力に対応する信 号を増幅器112へ送る。この信号も増幅器112によって増幅され、アナログ /デジタル変換器114へ送られる。
アナログ/デジタル変換器114は、増幅器112から信号を受け取るだけでな く、第2身体部分16、第2フレーム48又は上述したピボット手段に加えられ た力に応答して作動する第1、第2及び第3角変位ポテンショメータ88a、8 8b、88c、及び、第1、第2及び第3直線変位ポテンショメータ108a、 108b。
108cからも信号を受け取る。アナログ/デジタル変換器114は、各センサ ー(センサー92,100,102、ロードセル110a、110b、110c 、角変位ポテンショメータ88a、88b、88c、直線変位ポテンショメータ 108a、108b、108c)からの信号をデジタル信号に変換してマイクロ プロセス116へ送る。マイクロプロセス116は、受は取った情報を適当なプ ログラミングに従って相関させる9例えば、マイクロプロセス116は、関節1 2の状態に関して出力すべき所望の情報に対応する情報を該マイクロプロセス1 16に入力するための入力手段を備えている6図1〜4の第1実施例においては 、この入力手段は、当業者に周知のキーボード118とすることが好ましい、た だし、例えばフロッピーディスクのような他の入力手段を用いることができるこ とは、当業者には明らかであろう図6に示されるように、マイクロプロセス11 6は、検出された実際のパラメータに対応する上記各センサーからのデータを受 け取り、格納するメモリ120に接続されている。即ち、各センサーからの信号 は、マイクロプロセス116によってそれぞれ別個に識別することができ、メモ リ120内の識別可能な位置に格納することができるように何らかの態様でコー ド化される。マイクロプロセス116は、又、各センサーからのデータをメモリ 120から取り出す機能をも果たし、そのデータを、臨床医に出力を提供するた めの機器の形態に適合するように変換する。第1実施例においては、その出力は 、臨床医がキーボード118を操作することによって所望に応じて陰極線管(C RT)装置122又はプリンター124に供給される。別法として他の出力装置 を用いることもできる。
メモリ120は、特定の患者の1つ又は複数の関節に関するデータを1回の測定 又は時間間隔をおいて実施された複数回の測定の結果として格納するのに用いる ことができる。更に、メモリ120は、特定の関節に関する予測される標準の又 は平均的データを臨床医に提供する統計的データベースを作成するために、複数 の患者のうちの何人かについて統計的データを格納することもできる。そのよう な統計的データベースは、特定の患者の関節に関して得られたデータと比較する ための基準を提供する。このような統計的データ及び、又は標準の又は平均的デ ータは、印刷されたチャート(図示せず)とじても提供することができる。又、 マイクロプロセス116は、特定の患者の関節に関して得られたデータを標準の 又は平均的データと自動的に比較し、その関節の屈曲特性を標準の又は平均的デ ータのパーセントとして算出することもできる。
装置10を用いて関節の荷重変位及び屈曲特性を測定する方法は、以下の通りで ある。まず、装置lOを人体の関節12に当てがい、装置の第1、第2及び第3 フレームピボット軸線18°、20°、22°をそれぞれ関節12の第1、第2 及び第3関節ピボット軸線18.20.22にほぼ心合させる。詳述すれば、関 節12を装置10に心合させるためには、第2身体部分16を化52内にしっか り嵌合させ、次いで、内くるぶしの突部24と外くるぶしの突部26が第1フレ ームピボツト軸線18゛に心合するまで第1及び第2バー40a、40bとプレ ート50をナツト42とねじ付きロッド79を用いて調節する。関節12が装置 の第1フレームピボツト軸線18°に心合されたならば、次に、第2及び第3フ レームピボット軸線20°、22°も、それぞれ関節12の第2及び第3関節ピ ボット軸線20.22に心合させる。
次に、第2身体部分16を第1身体部分14に対して変位させるために第2身体 部分16に力を加える。上述した第1実施例においては、第1、第2及び第3ト ルクセンサー92.100.102を同時にあるいは別々に用いることによって 第2身体部分16に力を加えることが好ましい、即ち、第1トルクセンサー92 は、ソケット94をボルトヘッド94に係合させ、第1組立体54を第1フレー ムピボツト軸線18゛の回りに回動させるようにT型ハンドル96にトルクを加 えることによって第1フレームピボツト軸線18°を中心とするトルクを与える ことができる。同様にして、第2及び第3トルクセンサー100.102を用い ることによって第2及び第3フレームピボット軸線20°、22′を中心とする トルクを与えることができる。臨床医が第1、第2及び第3フレームピボツト軸 線18’ 、20’ 、22°を中心とする関節12の角変位を測定することだ けに関心がある場合は、トルクセンサー92,100,102を用いずに関節1 2を手で動かしてもよい。
先に述べたように、第1、第2及び第3荷重測定器具107を同時にあるいは別 々に用いることによって第1フレームピボツト軸線18°の回りに、そして、第 2及び第3フレームピボット軸線20°、22°に沿って直線力を加えることが できる。例えば、第1荷重測定器具107の長手部材111の鈍端111aを第 1フレームピボツト軸線18°にほぼ平行に円筒体78に係合させ、第2フレー ム48を第1フレームピボツト軸線18゜に沿って第1フレーム28に対して移 動させるように握り109に力を加えることによって第1フレームピボツト軸線 18°を中心とするトルクを加λることができる、同様にして、先に述べたよう に、第2及び第3荷重測定器具107をそれぞれ第2組立体66の円筒体68の ボルトヘッド90、及び、第3組立体74の胴体80のボルトヘッド90に係合 させることによって第2及び第3フレームピボット軸線20°、22°に沿って 力を加えることができる。
先に述べたように、モニター装置115は、第2身体部分16、第2フレーム4 8又は上述したピボット手段に力が加えられる際、第1、第2及び第3角変位ポ テンショメータ88a、88b、88c、第1、で2及び第3トルクセンサー9 2,100.102、第1、第2及び第3直線変位ポテンショメータ108a、 108b。
108c、及び、ロードセル110a、110b、110cに常時接続されてい る。モニター装置115は、力がどこに加えられようとも、3つの軸線のすべて の回りに検査される4つのパラメータに関するデータを臨床医に提供する。例え ば、第1フレームとポット軸線18゜の回りに(を中心として)加えられたトル クは、他の2つのフレームピボット軸線20’、22°に対応するセンサーによ って間接的に検出される。
従って、臨床医は、モニター装置115と各センサーを用いることにより、第1 、第2及び第3関節ピボット軸線18.20.22を中心とする力を第2身体部 分16に加えることに対する応答として、第1、第2及び第3関節ピボット軸線 18,20.22を中心とする第2身体部分16の第1身体部分14に対する角 変位を客観的に測定することができる。
又、臨床医は、モニター装置115と各センサーを用いることにより、第1、第 2及び第3関節ピボット軸線18.20.22を中心とする力を加えることに対 する応答として、第1、第2及び第3関節ピボット軸線18.20.22を中心 とするトルクを客観的に測定することができる。
同様にして、臨床医は、モニター装置115と各センサーを用いることにより、 第1、第2及び第3関節ピボット軸線18,20.22に沿っての力を第2身体 部分16に加えることに対する応答として、第1、第2及び第3関節ピボット軸 線18,20.22の沿っての第2身体部分16の第1身体部分14に対する直 線変位を客観的に測定することができ、第1、第2及び第3関節とポット軸線1 8,20.22の沿って加えられた第2身体部分16の第1身体部分14に対す る軸線方向力を客観的に測定することができる。
次いで、臨床医は、そのようにして測定された角変位、トルク、直線変位及び軸 線方向力を相関させ(相互に関連させ)、関節12の屈曲特性及び広範な変位( 運動)特性を確認することができる。例えば、測定された角変位とトルクは、関 節12の屈曲特性に対応する。即ち、特定の患者の関節に比較的小さなトルクを 加えたのに対して比較的大きな角変位が生じたとすれば、その関節は、比較的大 きなトルクを加えたのに対して比較的小さな角変位が生じた関節に比べて屈曲性 が大きいことが分かる。
臨床医は、本発明を用いることにより、治癒過程中の関節を定期的に検査し、上 述のようにして得られる客観的データを比較することによって治療の進捗状況を 見極めることができる。同様にして、装置1oは、関節12の損傷の度合を幾つ かの異なる態様で測定するのに用いることができる0例えば、臨床医は、傷害の ある関節に関して装置10によって得られた客観的データを、対側関節の荷重変 位及び屈曲特性や、損傷する前に実施した検査に基づく以前のデータや、統計標 準と比較することができる。
更に、装置10は、損傷する前の統計標準と比べた関節の健康度を測るために関 節の荷重変位及び屈曲特性を測定するのに用いることもできる。この用法により 、臨床医は、例えば、プロスポーツ選手との契約にサインする前にその選手の関 節の荷重変位及び屈曲特性をチェックすることができる。
又、履物(靴)や医療器具(即ち、固定器)の性能を査定するのに用いることも できる0例えば、靴の性能測定に関していえば、まず、関節の通常状態での荷重 変位及び屈曲特性を測定するために靴を履かせないで関節を検査し、次に、検査 すべき靴を履かせた状態でその関節について同じ検査を行う、臨床医は、それら の2つの検査の結果を比較することによって、その靴が関節に与える支持の度合 を測定することができるとともに、その靴の適合性を評価することもできる。
図7〜9を参照すると、本発明の第2実施例による、関節を操作するための解剖 学的に適正な器具が示されている。即ち、くるぶし関節12のような人体関節の 荷重変位及び屈曲特性を測定するための第2実施例の装置lO°が示されている 。くるぶし関節12は、第1実施例に関連して説明したくるぶし関節12とほぼ 同じであり、これ以上の説明は省略する。
特に断らない限り、装置10’の各構成要素は、いずれも、アルミニウムのよう な高力軽量金属材で形成するのが好ましいが、本発明は、装置10°を特定の材 料で構成することに限定されるものではなく、装置10’は他の高力軽量金属材 、例えば繊維入り複合樹脂材、又は他の任意の適当なポリマー材で形成すること が可能であることは当業者には明らかであろう。
図7を参照して説明すると、装置10’は、第1身体部分14を受容するための 第1フレーム28°を備えている。第1フレーム28°は、ベース126を有す るスタンド125から成る。ベース126は、平面図でみてほぼH字形であり、 装置lO°の移動を容易にするために底部に車輪128を有している。ベース1 26から互いにほぼ平行に離隔した第1及び第2支持脚130,132が立設さ れている。第1フレーム28゛に構造的一体性を与えるために第1支持脚130 の上端と第2支持脚132の上端の間に横パー134が連結されている。
第1フレーム28°は、検査すべき患者13の脚辺外の残りの身体部分を支持す るためのテーブル34°又は他の支持構造体の縁に固定することが好ましい、横 パー134のすぐ下方で第1身体部分14を支持するための第1支持器具136 が、第1支持脚130と第2支持脚132の間に連結されている。第1支持器具 136の両端には、第1及び第2支持脚130,132を摺動自在に受容するよ うに寸法づけされた貫通孔138が穿設されている。この第2実施例においては 、第1支持器具136は、テーブル34°の高さに対応する高さのところに調節 自在に第1及び第2支持脚130,132固定し得ることが好ましい、その目的 のために、第1支持器具136に穿設した貫通ねじ孔(図示せず)をに螺合しそ れを貫通して第1及び第2支持脚130.132の一方又は両方に係合する慣用 のねじ付きノブ(図示せず)を設ける。そのようなねじ付ノブは止めねじと同様 の働きをする。
第1支持器具136の上面には、クランプ機構140が付設されている。クラン プ機構140は、第1身体部分14を挟むように互いにほぼ平行に離隔された第 1及び第2側壁142a、142bと、第2側壁142bの上端に慣用のヒンジ ビン146によって一端を連結された上側壁144から成る。上側壁144の他 端には、該上側壁を固定するために第1側壁142aの上端に設けられたねじ孔 (図示せず)に螺合するねじ付きノブ148が設けられている。このように上側 壁144を側壁142bに枢動自在に連結したことにより、第1身体部分14を クランプ機構140に挿入する操作が容易にされる。
クランプ機構140は、更に、第1及び第2側壁142a、142b及び上側壁 144の各々から内方に張り出した特定輪郭のプレート付パット15o(以下、 単に「パッド」と称する)を有する。パッド150と、対応する第1及び第2側 壁142a、142b及び上側壁144とは、各パッドから突出し各壁のねじ孔 154と螺合し、外部に突出したねじ付きロッド152によって連結されている 。各ロッド152の露出端には、T形ハンドル156が付設さえており、臨床医 は、このハンドルを握って回すことにより第1身体部分14に対して各パッド1 50の位置を調節し、それによって第1身体部分14をに対してクランプ機構1 40及び第1支持器具136に固定することができる。
第1支持器具136の真下に、第2支持器具158が配置されている。第2支持 器具158は、第1支持脚130と第2支持脚132の間に連結されており、第 1身体部分14即ち図示の実施例では関節12を検査すべき患者の脚を受容する ためのほぼ半円形の切欠部160を有する平坦なプレート159から成る。第2 支持器具158は、第1及び第2支持脚130.132に対する上下方向の位置 を調節するためのを備えている。第2実施例では、その調節手段は、第1及び第 2支持脚130゜132とそれぞれプレート159の端部との間に連結されたラ ック/ビニオン機構(図示せず)で構成することが好ましい。そのようなラック /ビニオン機構は、プレート159の両端に配設したハウジング164,169 内に収容することが好ましい、その場合、第1及び第2支持wJ130.132 の内側側面にラック歯(図示せず)を設け、ラック/ビニオン機構のラック部分 を構成するようにする。ハウジング164,169内に、ラック歯駆動関係に噛 合するビニオン(図示せず)を設ける。
かくして、各ビニオンに連結したクランク(図示せず)を回すことによって第2 支持器具158を第1及び第2支持脚130,132に沿って昇降させることが できる、第2支持器具158を所望の位置に錠止するために錠止ノブ(図示せず )が設けられる。このようなラック/ビニオン機構は、当業者には周知であるか らこれ以上の説明は省略する。
図7に示されるように、第2支持器具158は、第1身体部分14を該器具に固 定するための第1固定手段を備えている。図7に示された第2実施例においては 、この第1固定手段は、第1身体部分14を抱持してプレート159に固定する ための布製ストラップ(革帯)168で構成することが好ましい、布製ストラッ プ168の一端とプレート159の対応する部位にマジックテープのフック部材 とループ部材(図示せず)を付設する。
第2実施例では、第1フレーム28°はスタンド125とそれに関連した部品で 構成されているが、第1身体部分14を第1フレーム28°に固定するための手 段として図示以外の他の手段を用いることもできることは当業者には明らかであ ろう0例えば、第1身体部分14は、マジックテープ(図示せず)だけで第1支 持器具136に固定してもよい、又、第1身体部分14をクランプ機構140に 、よりしっかりと固定するために第1身体部分14の下に位置する第4のパッド を設けることも本発明の範囲内である。
装置10゛は、第2身体部分16を受容するための第2フレーム48゛を備えて いる。第2実施例では、第2フレーム48”は、第2身体部分16の下に位置す るほぼ長方形のプレート50°と、第2身体部分16をプレート50゛にしっか りと取り付けるための第2固定手段を含む、第2実施例では、この第2固定手段 は、検査すべき人の第2身体部分16即ち足をしっかりと受容するために、1対 のストラップ170と、踵の形としたカップ172で構成することが好ましい、 ストラップ170及びカップ172は、接着剤のような適当な締着材又は慣用の 締着具でプレート50゛に固着させる。
第2固定手段は、プレート50゛に結合させたストラップ170及びカップ17 2で構成することが好ましいが、第2身体部分16を第2フレーム48°に固定 するために、第1実施例に関連して説明したような他の手段を用いることも可能 であることは当業者には明らかであろう。
図7に示されるように、装置10゛は更に、第2フレーム48゛を第1フレーム 28°に対して第1フレームピボツト軸線18°、第2フレームピボツト軸線2 0“及び第3フレームピボツト軸線22°の回りに枢動させることができるよう に、第1フレーム28°と第2フレーム48°の間に連結されたピボット手段を 含む、第1フレームピボツト軸線18°は、脛骨と一緒に動くように脛骨のX軸 線において固定されていることが好ましく、関節12の中側屈曲AI/足裏側屈 曲A 2に対応する、第3フレームピボツト軸線22゛は、踵骨と一緒に動くよ うに踵骨のZ軸線において固定されていることが好ましく、関節12の内転C, /外転C2に対応する。第2フレームピボツト軸線20°は、脛骨にも踵骨にも 固定されておらず、浮動状態にあって、このピボット手段の運動中宮に第1フレ ームピボツト軸線18°及び第2フレームピボツト軸線20゛に対して垂直に維 持され、関節12の内反B、及び外反B 2に対応する。この記載は、上述した 「生体力学エンジニアリング・ジャーナル」の「人体のくるぶし及び距骨関節の 三次元運動学及び屈曲特性−第1部:運動学」に記載された関節の諸パラメータ に対応するものである。第1身体部分14及び第2身体部分16は、両者間の関 節12の第1、第2及び第3関節ピボット軸線18,20.22が、それぞれ第 1、第2及び第3フレームピボット軸線18°、2o。
、22°にほぼ心合するような態様に、それぞれ第1フレーム28°及び第2フ レーム48°上に位置づけすることができることが好ましい。
上記ピボット手段は、第1フレーム28°に固定された第1組立体54°を含む ものであることが好ましい。
第1組立体54°は、第1組立体54゛を第1フレーム28′に対して枢動させ ることができるように第1組立体54°と第1フレーム28°の間に連結された 第1ヒンジ手段を含む。第1ヒンジ手段は、第1フレームピボツト軸線18°を 画定する。
第1組立体54°は、それぞれ第1及び第2支持脚130.132の内端に近接 して配置され、互いにほぼ平行に延長した第1細長部材548′及び第2細長部 材54b’と、第1及び第2細長部材54a’ 、54b’に対してほぼ垂直に 延長し、両線長部材54a゛と54b゛の間に固定された第3細長部材54c゛ から成る。第3細長部材54c°を関節12の前方において第1及び第2細長部 材54a’ 、54b’の前端に固定し、第1、第2及び第3細長部材54a’  、54b’ 、54c’が全体として平面図でみてU字形(図4参照)となる ように構成することが好ましい。当業者には明らかなように、第3細長部材54 c゛を関節12の後方において第1及び第2細長部材54a゛、54b’の後端 に固定する構成も本発明の範囲内である。
第2実施例においては、第1組立体54°の第1ヒンジ手段は、第1細長部材5 4a°の後端に固定された円筒体174で構成することが好ましい0円筒体17 4は、第1支持脚130の方向けられた中心孔(図示せず)を有する8、第1支 持脚130には、支持ブロック176aが上下に調節自在に装着されており、支 持ブロック176aから外方に突出したロッド177が円筒体174の中心孔に 嵌められている。ロッド177の外径は、円筒体174を該ロッドに対して回転 させることができ、かつ軸線方向にも移動させることを可能にするような寸法と する。第1ヒンジ手段は、更に、第2支持脚132に上下に調節自在に装着され た支持ブロック176bと、第2細長部材54b°の間に延設された第1直線変 位兼角変位ポテンショメータ(以下、単に「組み合わせポテンショメータ」とも 称する)180aを含む。支持ブロック176a及び支持ブロック176bは、 それぞれのブロックに収容されたラック/ビニオン機構(第2支持器具158に 関連して先に説明したのと同様のもの)によって第1及び第2支持脚130,1 32に沿って上下に調節自在とすることができる。
図8及び9に示されるように、第1組み合わせポテンショメータ180aは、支 持ブロック176bの方に向けて開口した内孔184を有するほぼ円筒形の第1 ハウジング182から成る。支持ブロック176bからハウジング182の内孔 184内ヘロツド178が延長している。ロッド178は、ねじ/ナツト結合部 186によって支持ブロック176bに螺着させることが好ましいロッド178 とハウジング182との間で内孔184内にロッド178を直接受容する環状の 直線軸受188が配設されている。直線軸受188は、ロッド178を図8及び 9に示される伸長位置と収縮位置の間でハウジング182に対して軸線方向に移 動自在に受容する。
又、直線軸受188とハウジング182との間で内孔184内にロッド178及 び直線軸受188を受容する環状の回転軸受190が配設されている0回転軸受 190は、ロッド178をハウジング182内で回転自在に受容する。回転軸受 190は、ハウジング182内で1対のスナップ嵌めリング192の間に軸線方 向に移動しないように錠止されている。内孔184の開口端は、ロッド174を 回転自在に、かつ軸線方向にも移動自在に挿通するように寸法づけされた孔19 6を有する端板194によって閉鎖されている。かくして、第1組立体54゛は 、第1組み合わせポテンショメータ180aと円筒体174の上記構成により、 第1フレーム28°に対して第1フレームピボツト軸線18゛の回りに枢動する ことができ、かつ、第1フレームピボツト軸線に沿って直線的に(軸線方向に) 移動することもできる。
図7を参照して説明すると、上記ピボット手段66゜は、更に、第1フレーム2 8°に連結された第2組立体66°を含む。第2組立体66′は、第2組立体6 6゛を第1組立体54°に対して枢動させることができるように第1組立体54 ゛と第2組立体66°の間に連結された第2ヒンジ手段を含む。第2ヒンジ手段 は、第2フレームピボツト軸線20’を画定する。第2ヒンジ手段は、その一端 に、第1直線変泣兼角変泣ポテンシヨメータ(組み合わせポテンショメータ)1 80aとほぼ同じ構成の第2直線変位兼角変位ポテンショメータ(組み合わせポ テンショメータ)isobを有する細長部材668°で構成することが好ましい 、第2組み合わせポテンショメータ180bは、第2組立体66゛と第1組立体 54゛の第3細長部材54C°の間に連結される。
第2組み合わせポテンショメータl 80bは、その長手軸線が第1細長部材5 4a°と第2細長部材54b゛の間に両者から等間隔のところに位置し、第2フ レームピボツト軸線20°を画定するように第3細長部材540゛上に位置づけ することが好ましい。即ち、第2組立体66゛の細長部材66a°の上端は、第 2組み合わせポテンショメータ180bの第1ハウジング182と、第1組立体 54゛の第3細長部材54C°に連結される、第2組立体66°の細長部材66 a゛の下端は、第2組み合わせポテンショメータ180bのロッド178と第1 組立体54°の第3細長部材54c°との連結点と心合するように、第2組立体 66°のプレート50°に連結され、それによって第2フレームピボツト軸線2 ゜゛を画定する。これについては後に詳述する。
上記ピボット手段は、更に、第2組立体66°と第2フレーム48°との間に連 結された第3組立体74°を含む。第3組立体74°は、第3組立体74°を第 2フレーム48°に対して枢動させることができるように第3組立体74°と第 2フレーム48°の間に連結された第3ヒンジ手段を含む。第3ヒンジ手段は、 第3フレームピボツト軸線22゛を画定する。第3組立体74°は、一端をL字 形コネクタ198によって第2組立体66°の細長部材66a°に調節自在に結 合された細長部材76゛から成る。細長部材76゛は、第2フレーム48°の下 に位置することができるように第2組立体66゛の細長部材66a°から十分な 距離延長させることが好ましい。即ち、L字形コネクタ198の各辺は、中空で あり、第2フレーム48゛の水平及び垂直方向の調節を可能にするように、第2 組立体66゛の細長部材66a゛及び第3組立体74°の細長部材76°をぴっ たり受容するように寸法づけされている。第2フレーム48゜の水平及び垂直方 向の調節を可能にするL字形コネクタ198のこの構成により、臨床医は、関節 12の第1、第2及び第3フレームピボット軸線18,20.22をそれぞれ第 1、第2及び第3フレームピボット軸線18°、20’、22°に心合させるよ うに第1フレーム28゛に対する第2フレーム48゛の位置をillwJするこ とができる。
L字形コネクタ198を所望の位置に錠止するために、当業者には周知の態様で L字形コネクタ198の各辺に止めねじとして機能するねじ付きつまみ(図示せ ず)が設けられている。L字形コネクタ198を所望の位置に錠止する手段とし て、別の手段を用いることができることは当業者には明らかであろう0例えば、 第2組立体66゛の細長部材668゛と第3組立体74°の細長部材76゛との 間にラチェット/爪機構を設けることも、本発明の範囲内である。
第2実施例では、第3ヒンジ手段は、プレート50゜と第3組立体74°の細長 部材76°との間に固定された第3直線変位兼角変位ポテンショメータ(組み合 わせポテンショメータ)180cで構成することが好ましい。第3組み合わせポ テンショメータ180cは、以下に述べる点を除いては、の第1組み合わせポテ ンショメータ180aとほぼ同じ構成である。即ち、第3組立体74°の細長部 材76°は、第3組み合わせポテンショメータ180cのロッド182に取り付 けられ、第3組み合わせポテンショメータ180cの第1ハウジング182は、 プレート50°の底部に固定されている。かくして、プレート50°は、第3組 立体74°に対して枢動自在とされる。
上記ピボット手段は、更に、第2フレーム48°を第1フレーム28°に対して 第1.第2及び第3フレームピボット軸線18°、20’ 、22°のすべての 軸線に沿って直線的に変位させることを可能にするための直線変位手段を含む。
第2フレーム48°を第1フレーム28°に対して第1フレームピボツト軸線1 8°に沿って直線的に変位させることを可能にするために、第1組み合わせポテ ンショメータ180aの第1ハウジング182は、ロッド178に対して直線的 に摺動自在とされ、円筒体174は、支持ブロック176aから突出したロッド 177に対して直線的に摺動自在とされており、それによって、第1、第2及び 第3組立体54°、66゜、74゛及び第2フレーム48゛が第1フレームピボ ツト軸線18゛に沿って移動し得るようになされている。
第2フレーム48°を第1フレーム28°に対して第2フレームピボツト軸線2 0”に沿って直線的に変位させることを可能にするために、第2組立体66”、 第3組立体74゛及び第2フレーム48′は、第2組み合わせポテンショメータ l 80bのハウジング182内に突入したロッド178に摺動自在に装着され ている。
第2フレーム48°を第1フレーム28°に対して第3フレームピボツト軸線2 2゛に沿って直線的に変位させることを可能にするために、第3組み合わせポテ ンショメータ180cをプレート50’ と第3組立体74゜の細長部材76° との間に介設したことにより、プレート50゛を第3組立体74゛の細長部材7 6°に対して直線的に移動し得るようになされている。
スロット86に摺動自在に装着されている。第3組立体74°の細長部材76° は、第2組立体66゛の細長部材66a°にに設けられた止めねじ84によって 第2組立体66°の細長部材66a゛に掛止することができる第2実施例におい ては上記ピボット手段は、上述したように第1組立体54°、第2組立体66° 及び第3組立体74゛によって構成するのが好ましいが、第2フレーム48”を 第1フレーム28”に対して第11第2及び第3フレームピボット軸線18°、 20°、22°の回りに枢動させることを可能にするための手段として、本発明 の精神及び範囲から逸脱することなく、別の手段を設けることができることが可 能であることは当業者には明らかであろう。
図8及び9を参照して説明すると、装置10°は、更に、第2フレーム48°、 第2身体部分16及び上記ピボット手段の1つに少なくとも1つの力を加えたと き、第1フレーム28°に対する第2フレーム48°の、第1、第2及び第3フ レームとポット軸線18°、20゜ための角変位測定手段を含む。第2実施例で は、角変位測定手段は、それぞれ第1、第2及び第3組み合わせポテンショメー タ180a、180b、180c内に配設された第1、第2及び第3角変位ポテ ンショメータ88a、88b、88cで構成することが好ましい。第1、第2及 び第3角変位ポテンショメータ88a、88b。
88cは、同じ構成であるから、以下に第1組み合わせポテンショメータ180 aの第1角変位ポテンショメータ88aについてのみ説明する。
第1組み合わせポテンショメータ180aの第1角変位ポテンショメータ88a は、ロッド178の内端に形成された孔20.0内に配置されている。孔200 内に配置された第1角変位ポテンショメータ88aから、ロッド178を貫通し て支持ブロック176bの近くに開口した導孔204を通してリード線202が 導出されている。内孔184の左端壁から内孔184内へ1対のスピンドル20 6が延長している。スピンドル206は、ガイド208を摺動自在に受容してお り、第1ハウジング182がロッド178に対して移動するにつれて、ガイド2 08が内孔184内で並進(直線移動)することができるようになされている。
ガイド208には、第1角変位ポテンショメータ88aから突出した軸210が 固定されている。従って、ロッド178が第1ハウジング182に対して回転す ると、第1角変位ポテンショメータ88aが軸210に対して回転し、第1角変 位ポテンショメータ88aの抵抗値が変化する。ロッド178が第1ハウジング 182に対して並進運動(直線運動)と回転運動を同時に行う場合、ガイド20 8は内孔184内を往復動し、軸210が第1角変位ポテンショメータ88aに 対して回転方向に固定されるようにする。この変化した抵抗値を用いて第1ハウ ジング182に対するロッド178の角度位置を確認することができる。変化し た抵抗値を用いてロッド178の角度位置を測定する態様は、当業者には周知で あるから、これ以上の説明は省略する。
力は、第2フレーム48゛、第2身体部分16及び上記ピボット手段の1つに加 えてもよいが、直接第1、第2及び第3組立体54°、66°、74°の1つに 第1、第2及び第3フレームピボツト軸線18’ 、20’ 。
22°の1つ又はそれ以上の軸線の回りに(軸線を中心として)加えることが好 ましい、第2実施例においては、第1組み合わせポテンショメータ180aの第 1ハウジング182の露出端に、ソケット(ボックススパナ−のような受口)を 受容するためのボルトヘッド90゛を突設しておくことが好ましい。後述するよ うに、このボルトヘッド90゛にソケット(ボックススパナ−のような受口)を 嵌めて第1ハウジング182を第1フレームピボツト軸線18°の回りに回すこ とができる。
装置10゛は、更に、第1、第2及び第3フレームとポット軸線18°、20° 、22°の少なくとも1つの軸線を中心とする上述した力を加えたとき、該軸線 を中心とするトルクを測定するためのトルク測定手段を含む、第2実施例では、 そのトルク測定手段は、第1実施例に関連して先に述べたのと同様の第1T型ト ルクセンサー92(図7〜9には示されていない)を含む。
又、このトルク測定手段は、第1実施例のものと同様の第2トルクセンサー10 0(図7〜9には示されていない)をも含む、ただし、第2実施例では、そのト ルクセンサー100は、第2組み合わせポテンショメータ180bのボルトヘッ ド90’にトルクを加えるのに用いられる。
更に、このトルク測定手段は、第1実施例のものと同様の第3トルクセンサー1 02 (図7〜9には示されていない)をも含む。第3トルクセンサー102は 、第3フレームピボツト軸線22°を中心として加えられたトルクを測定するた めに用いられる9、その場合、第1実施例に関連して説明したように、第3組み 合わせポテンショメータ180cのバー82° (図7には1つだけが示されて いる)に係合させる。
装置10°は、更に、第2フレーム48゛、第2身体部分16及び上記ピボット 手段の1つにカを加えたとき第1、第2及び第3フレームピボット軸線18’、 20°、22°の少なくとも1つの軸線に沿っての第1フレーム28°に対する 第2フレーム48°の直線変位を測定するための直線変位測定手段を含む、第2 実施例では、第1フレーム28゛に対する第2フレーム48゛の直線変位を測定 するための直線変位測定手段は、上述した第1、第2及び第3組み合わせポテン ショメータ180a、180b、180c内に配設した第1、第2、及び第3直 線変位ポテンショメータ108a、108b、108c(図8及び9参照)によ って構成することが好ましい、第1、第2及び第3直線変位ポテンショメータ1 08a、108b、108cは、同じ構成であるから、以下に第1直線変位ポテ ンショメータ108aについてのみ説明する。
詳述すれば、第1直線変位ポテンショメータ108aは、図に示されるように、 第1組み合わせポテンショメータ180aの第1ハウジング182の上面に取り 付けられた第2ハウジング214を含む。第2ハウジング214は、はぼ円筒形 であり、第1直線変位ポテンショメータ108a及びその配線217を受容する ための内孔216を有している。配線217は、第2ハウジング214の左端壁 の孔219を通して導出されている。内孔216の開口端は、第1直線変位ポテ ンショメータ108aの軸220を往復動自在に挿通するように寸法づけされた 孔を有する端板218によって閉鎖されている。
ロッド178が並進運動(直線運動)すると、ロッド178と共に軸220を第 1直線変位ポテンショメータ108a内で並進運動させるように、軸220の露 出端と、ロッド178との間にリンク機構222が連結されている。詳述すれば 、軸220の露出端には、リンク機構222のナツト224を受容するための雄 ねじが刻設されており、ナツト224を回すことによって、軸220の位置を第 1直線変位ポテンショメータ108aに対して微調節することができるようにな されている。リンク機構222の連結部材226は、ナツト224から下方に延 長し、1対のスナップ嵌めリング228によってロッド178に固定されている 。かくして、ロッド17Bが直線運動すると、それに応じて連結部材226及び 軸220が直線運動する。ロッド178を連結部材226に対して回転自在とす るためにロッド17Bと連結部材226の間に軸受230が介設されている。
かくして、ムビボット軸線22°に沿っての、第2フレーム48゛の第1フレー ム28°に対する直線変位に相当する。
第1組み合わせポテンショメータ180a内の第1直線変位ポテンショメータ1 08aは、第1フレーム28′に対する第2フレーム48゛の、第1フレームピ ボツト軸線18°に沿っての相対的直線変位を測定する。
同様にして、第2組み合わせポテンショメータ180b内の第2直線変位ポテン ショメータ108bは、第1フレーム28°に対する第2フレーム48°の、第 2フレームピボツト軸線20’に沿っての相対的直線変位を測定する。第3組み 合わせポテンショメータ180c内の第2直線変位ポテンショメータ108cは 、第1フレーム28゛に対する第2フレーム48°の、第32フレームピボツト 軸線22゛に沿っての相対的直線変位を測定する。
第2実施例においては、装置10°は、更に、第2フレーム48゛、第2身体部 分16及び上記ピボット手段の1つに上記力を加えたとき、第1、第2及び第3 フレームピボツト軸線18°、20°、22゛の少なくとも1つに沿って及ぼさ れる軸線方向の力を測定するための軸線方向力測定手段を含む、第2実施例では 、第1、第2及び第3フレームピボット軸線18’、20°、22゛に沿っての 軸線方向の力を測定するための軸線方向力測定手段は、第1.第2及び第3荷重 測定器具107(第1実施例の図2及び3に示されている)で構成することが好 ましい。第2実施例においては、第1実施例の場合とは異なり、荷重測定器具1 07を第1、第2及び第3フレームピボット軸線18’、20°、22゛の各々 軸線に沿って直接適用することができる。即ち、荷重測定器具107は、第1実 施例に関連して説明したのとほぼ同じ態様で第2フレームピボツト軸線20°及 び第3フレームピボツト軸線22°に沿って適用することができる。更に、この 荷重測定器具107は、その長手部材111の鈍端111aを第1組み合わせポ テンショメータl 80aのボルトヘッド90°に係合させることによって第1 フレームピボツト軸線18°に沿って適用することができる。
第2実施例は、上記ピボット手段の各軸線の回りにトルク及び軸線方向力を加え るための器具として2つの別個の器具を用いることに限定されるものでないこと は、当業者には明らかであろう、即ち、加えられたトルクと軸線方向力を同時に 検出及び、又は測定することができる単一の器具を用いることも、本発明の精神 及び範囲から逸脱することなく可能である。そのような単一器具は、例えば、第 1トルクセンサー92に、荷重測定器具107に関連して先に説明したように、 軸線方向の力を測定するためのロードセルを組み入れたものとすることができる 。
第2実施例の装置の制御及び操作は、荷重測定器具107を第1フレームピボツ ト軸線18’に沿って適用することを除いては、図6を参照して先に説明した第 1実施例の装置の制御及び操作とほぼ同じである。従って、これ以上の説明は省 略する。
本発明の第2実施例の説明は、人間等の関節の荷重変位及び屈曲特性を測定する ための装置に適用される場合についてなされているが、本発明の第2実施例は、 分析又は診断目的に限定されるものでないことは、当業者には明らかであろう。
例えば、第1実施例に関連して説明したように、第1フレーム28゛を第1、第 2及び第3フレームピボット軸線18°、20°、22°の回りに第2フレーム 48°に対して枢動させるための第1、第2及び第3駆動手段を上記とポット手 段と、第1及び第2フレーム28°、48゛の1つとの間に連結することができ る。各駆動手段は、例えば、ロッド178をハウジング182に対して駆動する ように各組み合わせポテンショメータ180a、180b、180c内に配設し たDCモータとすることができる。各DCモータは、それぞれのフレームピボッ ト軸線のための他のDCモータと別個に、あるいは、同時に、関節12の連続受 動運動を行わせるように制御することができる。連続受動運動を行わせるための DCモータの制御方法は、当業者には明らかであるから、DCモータの制御及び 操作の説明は省略する。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実施例 の構造及び形態に限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱する ことなく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変更及び改変を加える ことができることを理解されたい。
特表千6−511169 (19) FIG、6 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第1身体部分と第2身体部分を有し、第2身体部分が第1身体部分に対して 第1関節軸線及び第2関節軸線の回りに枢動自在とされている関節の荷重変位及 び屈曲特性を測定するための装置であって、第1身体部分を受容するためのもの であり、第1身体部分を固定するための第1固定手段を含む第1フレームと、 第2身体部分を受容するためのものであり、第2身体部分を固定するための第2 固定手段を含む第2フレームと、 第2フレームを第1フレームに対して第1ピボット軸線及び第2ピボット軸線の 回りに枢動させることができるように第1フレームと第2フレームの間に連結さ れており、前記関節の第1関節軸線及び第2関節軸線が、それぞれ第1ピボット 軸線及び第2ピボット軸線にほぼ心合するように第1身体部分及び第2身体部分 をそれぞれ第1フレーム及び第2フレーム上に位置づけすることを可能にするピ ボット手段と、 第2身体部分を第1身体部分に対して運動させるために、前記関節に第1関節軸 線及び第2関節軸線の少なくとも1つの軸線を中心とする外部トルクを加えるた めのトルク付与手段と、 外部トルクが加えられたとき、第1フレームに対する第2フレームの、第1ピボ ット軸線及び第2ピボット軸線の少なくとも1つの軸線を中心とする角変位を測 定するための角変位測定手段と、 前記外部トルクが加えられたとき、第1ピボット軸線及び第2ピボット軸線の少 なくとも1つの軸線を中心とするトルクを測定するためのトルク測定手段とから 成り該測定された角変位及び測定されたトルクの大きさによって前記関節の荷重 変位及び屈曲特性を表すようになされている装置。
  2. 2.前記第2身体部分は、前記第1身体部分に対して第3関節軸線の回りにも枢 動自在であり、前記ピボット手段は、第3関節軸線にほぼ心合させるための第3 ピボット軸線を含み、前記角変位測定手段は、前記外部トルクが加えられたとき 、前記第1フレームに対する前記第2フレームの、前記第3ピボット軸線を中心 とする角変位を測定するための手段を含み、前記トルク測定手段は、前記外部ト ルクが加えられたとき、前記第3ピボット軸線を中心とするトルクを測定するた めの手段を含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 3.前記ピボット手段は、前記第1フレームに固定された第1組立体と、第1組 立体に固定された第2組立体と、第2組立体と前記第2フレームとの間に連結さ れた第3組立体とから成り、 前記第1組立体は、前記第1ピボット軸線を画定し、該第1組立体を第1フレー ムに対して枢動ずることを可能にするために第1組立体と第1フレームとの間に 連結された第1ヒンジ手段を含み、 前記第2組立体は、前記第2ピボット軸線を画定し、該第2組立体を第1組立体 に対して枢動ずることを可能にするために該第2組立体と第1組立体との間に連 結された第2ヒンジ手段を含み、 前記第3組立体は、前記第3ピボット軸線を画定し、該第3組立体を第2フレー ムに対して枢動ずることを可能にするために該第3組立体と前記第2フレームと の間に連結された第3ヒンジ手段を含むことを特徴とする請求の範囲第2項に記 載の装置。
  4. 4.前記ピボット手段は、更に、前記外部トルクが加えられたとき、前記第2フ レームを前記第1及び第2ピボット軸線の少なくとも1つに沿って前記第1フレ ームに対して直線的に変位させることを可能にするための直線変位手段を含むこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  5. 5.前記外部トルクが加えられたとき、前記第2フレームの、前記第1及び第2 ピボット軸線の少なくとも1つに沿っての前記第1フレームに対する直線変位を 測定するための直線変位測定手段を含むことを特徴とする請求の範囲第4項に記 載の装置。
  6. 6.前記第1及び第2ピボット軸線の少なくとも1つに沿って前記第2フレーム 及びピボット手段の1つに軸線方向の力を加え、その加えられた前記第1及び第 2ピボット軸線の少なくとも1つに沿っての軸線方向力を測定するための軸線方 向力測定手段を含むことを特徴とする請求の範囲第5項に記載の装置。
  7. 7.第1身体部分と第2身体部分を有し、第2身体部分が第1身体部分に対して 第1関節軸線及び第2関節軸線の回りに枢動自在とされている関節の荷重変位及 び屈曲特性を測定するための方法であって、第2身体部分を第1身体部分に対し て運動させるために第2身体部分外部トルクを加える工程と、該加えられた外部 トルクに応答して第1身体部分に対して変位した第2身体部分の、第1関節軸線 及び第2関節軸線を中心とする角変位を客観的に測定する工程と、該加えられた 外部トルクに応答して生じた第1関節軸線及び第2関節軸線を中心とするトルク を測定する工程から成り、該測定された角変位及び測定されたトルクの大きさに よって前記関節の荷重変位及び屈曲特性を表すことを特徴とする方法。
  8. 8.前記関節の屈曲特性を査定するために前記測定された角変位とトルクを相関 させる工程を含むことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. 9.前記第1及び第2関節軸線に沿って軸線方向の力を加える工程と、 該加えられた軸線方向力に応答して前記第1及び第2関節軸線に沿って前記第1 身体部分に対して変位した第2身体部分の直線変位を測定する工程と、前記第2 身体部分に加えられた軸線方向力に応答して前記第1及び第2関節軸線に沿って 及ぼされた軸線方向力を測定する工程を含むことを特徴とする請求の範囲第8項 に記載の方法。
  10. 10.第1身体部分と第2身体部分を有し、第2身体部分が第1身体部分に対し て第1関節軸線及び第2関節軸線の回りに枢動自在とされている関節を操作する ための解剖学的に適正な装置であって、 第1身体部分を受容するためのものであり、第1身体部分を固定するための第1 固定手段を含む第1フレームと、 第2身体部分を受容するためのものであり、第2身体部分を固定するための第2 固定手段を含む第2フレームと、 第2フレームを第1フレームに対して第1ピボット軸線及び第2ピボット軸線の 回りに枢動させることができるように第1フレームと第2フレームの間に連結さ れており、前記関節の第1関節軸線及び第2関節軸線が、それぞれ第1ピボット 軸線及び第2ピボット軸線にほぼ心合するように第1身体部分及び第2身体部分 をそれぞれ第1フレーム及び第2フレーム上に位置づけすることを可能にするピ ボット手段と、 第1フレームを第2フレームに対して第1ピボット軸線の回りに枢動させるため に前記ピボット手段と、第1及び第2フレームの1つとの間に連結された第1駆 動手段と、 第1フレームを第2フレームに対して第2ピボット軸線の回りに枢動させるため に前記ピボット手段と、第1及び第2フレームの1つとの間に連結された第2駆 動手段と、 から成る装置。
  11. 11.前記第2身体部分は、前記第1身体部分に対して第3関節軸線の回りにも 枢動自在であり、前記ピボット手段は、第3関節軸線にほぼ心合させるための第 3ピボット軸線を含み、前記第1フレームを第2フレームに対して第3ピボット 軸線の回りに枢動させるために前記ピボット手段と第1、第2及び第3フレーム の1つとの間に連結された第3駆動手段手段を含むことを特徴とする請求の範囲 第10項に記載の装置。
  12. 12.前記ピボット手段は、前記第1フレームに固定された第1組立体と、第1 組立体に固定された第2組立体と、第2組立体と前記第2フレームとの間に連結 された第3組立体とから成り、 前記第1組立体は、前記第1ピボット軸線を画定し、該第1組立体を第1フレー ムに対して枢動ずることを可能にするために第1組立体と第1フレームとの間に 連結された第1ヒンジ手段を含み、 前記第2組立体は、前記第2ピボット軸線を画定し、該第2組立体を第1組立体 に対して枢動ずることを可能にするために該第2組立体と第1組立体との間に連 結された第2ヒンジ手段を含み、 前記第3組立体は、前記第3ピボット軸線を画定し、該第3組立体を第2フレー ムに対して枢動ずることを可能にするために該第3組立体と前記第2フレームと の間に連結された第3ヒンジ手段を含むことを特徴とする請求の範囲第11項に 記載の装置。
  13. 13.前記第1及び第3ピボット軸線の各々は、前記第2ピボット軸線に対して 少なくともほぼ垂直に維持されていることを特徴とする請求の範囲第11項に記 載の装置。
  14. 14.前記第1及び第3ピボット軸線の各々は、前記第2ピボット軸線に対して 少なくともほぼ垂直に維持されていることを特徴とする請求の範囲第10項に記 載の装置。
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