JPH06510012A - 蓋を保持するカールした不正操作証バンド付き容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 蓋を保持するカールした不正操作証バンド付き容器発明の背景 ｌ　発明の分野 本発明は、蓋を保持する不正操作証バンド付きの新規且つ改良された容器に関す る。特に、本発明は、蓋を保持するように内方にカールさせた上周縁に取り付け られたバンドを有する薄肉の広口容器に関する。蓋を取り外すためには、ノくン ドを取り除かなければならず、これは容器を不正操作の証にする。

２、関連技術の説明 プラスチックの円筒形バンドのカーリングがこの技術で知られている。例えば、 凹面工具を円筒形プラスチック部材に適用することがトムソンに対する多くの特 許に示されており、米国特許第４．７０８．２５５号、同第４．７０９．８２４ 号、同第４．７９３．５０６号、同第４．８７２．３０４号、同第４．８２３． ９６７号、同第４．８１１，８５７号及び同第４．８５６．６６７号が典型的で ある。これらの特許は、弾力性があって、ネジ蓋を容器の首部に付けたときに圧 縮されるカールビードを開示している。同様なカーリングの技術が本発明に採用 されているが、カールフランジが完全に異なる目的のために採用されており、圧 縮されるカールビードを開示している。同様なカーリングの技術が本発明に採用 されているが、カールフランジが完全に異なる目的のために採用されており、即 ちバンドは蓋の縁の４二にカールして、バンドが取り除かれるまで蓋をその場に 保持する。

発明の概要 本発明の容器には、容器本体の外側の外方に間隔を隔てられ且つ弱い脆弱線によ って容器本体の外側に連結された真っ直くな円筒バンドが最初に成形される。

この成形に引き続いて、カーリング工具がバンドの縁に係合し、工具には凹面が 形成され、この凹面により、バンドの縁を内方且つ下方にカールさせる。蓋が容 器に軸受線方向に付けられる。蓋がカールしたバンドに係合すると、蓋はバンド を外方に弾性的に押し、ついには、バンドのカール部分が蓋の頂部にぴたっと当 たる。バンドがそままま完全である限り、蓋を取り外すことができない。しかし ながら、バンドを容器から弱め線に沿って破ることができ、しかる後、蓋を取り 外すことができる。弱め線での破断は不正操作の証になる。

変形例として、不正操作証バンドのカーリングを、蓋がその場にある後に、行っ てもよい。

図面の簡単な説明 この明細書に組み込まれ、且つ明細書の一部をなす添付図面は本発明の実施例を 示し、説明とともに、発明の詳細な説明するのに役立つ。

第１図は、不正操作証バンドのカーリング前の本発明に従って形成された容器の 平面図である。

第２図は、第１図の２−２線における断面図である。

第３図は、不正操作証バンドに係合する直前のカーリング工具を示す分解断面図 である。

第４図は、バンドの上縁に形成されたカールを示す第２図と同様な図である。

第５図は、蓋の取付けを示す断面図である。

好ましい実施例の詳細な説明 添付図面に示す本発明の好ましい実施例を今詳細に言及する。本発明を好ましい 実施例について説明するけれども、発明をこれらの実施例に限定するつもりがな いことが理解されよう。それどころか、本発明は、添付した特許請求の範囲によ って定められる発明の精神及び範囲内に含まれる変形、変更及び均等物を含まれ るものである。

容器１１は広範な変更を受ける。ここに示すように、容器は、マーガリン、コテ ージチーズ等の種々の日用品に用いられるタイプの高密度ポリエチレン又はポリ プロピレンで作られた薄肉の広口容器として示されている。容器１１の構造の詳 細は広範な変更を受けることが理解されよう。図示のように、容器１１は、上方 且つ外方に傾斜した円錐壁１２及び底１３を有する。壁１２の上縁には、垂直下 方に延びた部分１６で合体した外方カールのリップ１４がある。弱め線（もっと 正確には、弱め円）を構成する実質的に水平な薄い脆弱橋渡し部１７が部分１６ の下縁から外方に延びている。橋渡し部Ｉ７は途切れていることが好ましく、即 ちギャップによって分離された角度的に間隔の隔たった連結部で作られるのが好 ましい。第２図に示すように最初円筒形である不正操作証バンド１８が橋渡し部 １７から」１方に延びている。

第２図に示す容器は第３図に示す工具によって変形される。バンド１Ｂの上縁の 上には、下面に凹面２２を形成したリング形工具２１がある。バンド１８の下に は、バンド１８の下縁及び橋渡し部１７を支持する第２の工具がある。工具２１ を垂直方向下方に持ってきて、バンド１８の上縁が凹面２２に係合すると、バン ドは曲げられて第４図に示す内向きのカール２６になり、このカール２６はリッ プ１４から上方に間隔を隔てた端２７を有する。

容器１１について用いられる蓋３１を第５図に示す。このような蓋３１は、壁２ ２の頂の直径よりも小さい直径の項円板３２を有する。円板３２の外縁には上方 に延びた縁３３が形成され、リップ１４の上に延びる環状リング３４が縁３３か ら外方に延びている。下方に向いたスカート３６がリング３４の外縁に連結され ている。

蓋３１は、外蓋３Ｉを垂直方向下方に移動させることによって、第４図に示す状 態の容器１１に付けられる。スカート３６の下縁がカール２６に係合してこれを 十分外方に曲げ、その結果、蓋はカール２６を通り越して第５図に示すように、 容器ＩＩに着座する。橋渡し部１７及びバンド１８の弾力性特徴のために、カー ル２６は第４図に示す位置に戻る。かくして、第５図に示すように、カール２６ は蓋３１のリング３４を囲ってリング３４をその場に保持する。容器は、」１方 に延びた縁３３と壁１２の内側との接触口３８及びリング３４の下側とリップ１ ４の頂部との接触口３９によって密封される。

カール２６がリング３４に係合している限り、蓋３１を取り外すことはてきない 。誰かが蓋を取り外そうとすれば、橋渡し部１７が破れ、不正操作の証拠を与え る。消費者が容器を開けたいときには、橋渡し部１７を破断してバンド１８を破 り取る。スカート３６の下縁にてこ作用を上方に与えることによって、使用者は 蓋３Ｉを取り外すことができる。所望ならば、蓋３Ｉをリップ１４へ押すことが 必要であるに過ぎないから、蓋３１は再び塞ぐことができる。

第６図及び第７図の変形例では、バンド１８ａがカールされる前に蓋３１ａが容 器１１ａに付１ノられる。蓋３１．　ａを付けた後、工具２１ａ及び２４ａがカ ール操作を行う。

他の点ては、第６図及び第７図の変形例は前の実施例と同様であり、対応する要 素には同し参照番号にａを付けて指示しである。

以上の説明及び請求の範囲では、「円」、「リング」、又は「円筒形」なる用語 が用いられている。しかしながら、容器は楕円形状、長方形又は他の非円形形状 であってもよいことが理解されよう。用語はこの項に従って理解されよう。

本発明の特定の実施例の上記の説明は例示のためのものである。上記の説明は発 明を、開示した厳密な形態に限定するものではなく、上記の教示に照らして、多 くの変更及び変形が可能であることは明らかである。実施例は、発明の原理及び 発明の実際的な適用を最も良く説明するために選ばれ、且つ説明されたものであ り、これにより、当業者が、意図した特定の用途に適するように、発明及び種々 の実施例を種々の変更とともに最も良く利用することができる。発明の範囲はこ こに添付の請求の範囲及びその均等物によって定められるべきものである。

平成　年　月　日

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．最上縁を有する上リップをもった壁と、前記リップから外方に間隔を保ち、 前記リップの頂面より上に延び、カールできる材料で形成された、最初円高形の 不正操作証バンドと、前記バンドを前記リップに隣接して前記壁に接合する脆弱 手段と、を有し、前記バンドは、前記バンドの上部分が下方かつ内方にカールす るように変形されてカール部分になり、該カール部分は、前記最上縁に対向し、 且つ最上縁の上に間隔を隔てた最下縁を有する、成形薄肉弾性プラスチック容器 。
2. ２．前記リップは下方かつ内方にカールした延長部を有し、前記脆弱手段は前記 延長部の下縁を前記バンドの下縁に連結する、請求の範囲１に記載の容器。
3. ３．蓋が、前記容器の上端を塞ぎ、前記リップを超えて外方に延び、且つ前記リ ップと前記バンドの内方にカールした部分の前記最下縁との間に介在された頂部 と、前記リップの下で前記壁の上部分の内側に係合する第１の部分と、前記バン ドの内方に配置された前記リップの外側に係合する垂下した周囲スカートとを有 し、これにより、前記脆弱手段を破断して前記バンドを取り除かなければ前記蓋 を取り外すことができない、請求の範囲１に記載の容器と蓋との組合せ。
4. ４．前記蓋は前記リップに密封的に係合するシール手段を更に有する、請求の範 囲３に記載の容器と蓋との組合せ。
5. ５．前記円板の外縁は前記容器の前記壁の内部に係合し、さらに、上方に延びた 垂直縁と、この垂直縁から外方に延び、前記リップの頂部に係合するリングとを 有し、前記末端は前記リングの直ぐ上に置かれる、請求の範囲４に記載の成形薄 肉弾性プラスチック容器と蓋との組合せ。
6. ６．前記リングの外縁に下方に延びたスカートをさらに有し、前記スカートは前 記リップの外部に係合する、請求の範囲５に記載の成形薄肉弾性プラスチック容 器と蓋との組合せ。
7. ７．カールできる材料で形成され、最上縁を有する上リップをもった壁と、前記 リップから外方に間隔を保ち、前記リップの位置より上に延びる最初円筒形の不 正操作証バンドと、前記バンドを前記リップに隣接して前記壁に接合する脆弱手 段と、を有する成形プラスチック容器を準備し、前記バンドの上端にカーリング 工具を軸受線方向に当てて前記バンドに対して９０°以上で、前記最上縁と対向 し且つ前記最上縁の上に間隔を隔てた最下縁を有する内方且つ下向きのカールを 形成し、前記リップよりも大きく、前記バンドの最初の幅よりも小さい外径を有 する蓋を準備し、 前記蓋を前記容器に向かって軸線方向下方に押し、前記外径は前記カールを外方 に弾性的に変位させて、前記蓋を前記リップに係合させ、前記カールを、前記最 下縁が前記リップの上に間隔を隔てた初期の位置に戻させ、これにより、前記脆 弱手段を破断して前記不正操作証バンドを取り除かなければ前記蓋を取り外すこ とができない、容器の不正操作証閉鎖部を蓋で形成する方法。
8. ８．前記容器及び蓋は、前記蓋が前記リップ上へ押されるとき、協同するシール 手段を有する請求の範囲７に記載の方法。
9. ９．蓋が、前記容器の上端を塞ぎ、前記リップを超えて外方に延び、且つ前記リ ップと前記バンドの内方にカールした部分の前記最下縁との間に介在された頂部 と、前記リップの下で前記壁の上部分の内側に係合する第１の部分と、前記バン ドの内方に配置された前記リップの外側に係合する垂下した周囲スカートとを有 し、これにより、前記脆弱手段を破断して前記バンドを取り除かなければ前記蓋 を取り外すことができない、請求の範囲１に記載の容器と蓋との組合せ。