JPH06509630A - 流体、特に炭化水素を運ぶためのパイプ - Google Patents

流体、特に炭化水素を運ぶためのパイプ

Info

Publication number
JPH06509630A
JPH06509630A JP4506892A JP50689292A JPH06509630A JP H06509630 A JPH06509630 A JP H06509630A JP 4506892 A JP4506892 A JP 4506892A JP 50689292 A JP50689292 A JP 50689292A JP H06509630 A JPH06509630 A JP H06509630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
sleeve
casing
pipe according
outer casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4506892A
Other languages
English (en)
Inventor
マルシャル フィリップ
ジュリアン クロード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH06509630A publication Critical patent/JPH06509630A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • F16L59/16Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like
    • F16L59/18Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like adapted for joints
    • F16L59/20Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like adapted for joints for non-disconnectable joints
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S285/00Pipe joints or couplings
    • Y10S285/906Equivalents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、断熱金属管を組み立てることによって作られた、流体、特に炭化水素 を運ぶためのパイプに関する。
原油は、多くの場合、周囲温度より数4一度高い温度で地中から取り出され、こ の原油がバラフィン系物質を含んでいるときには、原油の周囲温度まで(或いは 、周囲温度より高い温度まてても)冷えることにより、例えば、これらの物質の 沈澱を引き起し、この沈澱が徐々にパイプの閉塞をもたらすことが知られている 。
発泡材料に基つく厚い断熱材でパイプを囲うことによって、前記問題点を解消す る試みがなされているが、この断熱材は、それ自体、パイプを取付ける時にも、 パイプを使用する時にもパイプが受ける種々の力に耐えるように剛性部材の層で 保護されなりればならない。
これらの断熱材は、かさばり、そ(ヅC、パイプの外径を相当に増大させるとい う欠点をfjずる。この断熱材はパイプのn力を大いに増大させ、この浮力によ り、バラスト(Ballasti口g)を増加させることをL,ばしば必要とす る。
後者の場合には、パイプをフンクリードC包むことによってパイプを重くするこ とが必要であり、コンクリートは、殆ど常に、断熱材の外壁に付着にくい。
これら周知のパイプは、又、外側の断熱材が劣化したとき、或いは、鋼と断熱材 との間で異なる熱膨張によって、容易に腐食するという欠点を有している。
端が溶接され、パイプを形成するために、間に断熱要素を入れた外側管状要素と 内側管状要素とからなる断熱管状部分を製造することも考えられてきた。
口のような管状部分の使用は、特にパイプを構成するために管状要素を互いに接 合する際に遭遇する問題のために、不満足であることが判明した。
本発明の目的は、断熱鋼管部分から製造され、外側の断熱材を備えず、水中用或 いは陸上用パイプを製造する際に、断熱材を備えない在来の鋼管部分と全く同し ように取扱え、取付けられ、使用できるパイプを簡単かつ経済的な方法で、得る ことである。
本発明の対象は、断熱鋼管部分からなり、流体、特に炭化水素を運ぶパイプであ り、外側円筒鋼シェルと、小径の内側円筒鋼シェルと、を備え、前記内側シェル が、管部分の各端で前記外側シェルに漏れの無いように溶接されており、両シェ ルの間には、好ましくは断熱材料を収容する、閉鎖環状空間を残している、前記 パイプにおいて、牽引力、圧縮力、曲げ力がパイプに加えられた時、前記スリー ブがこれらの力を外側シェルに伝え、少なくとも管部分の機械的強度と同じ機械 的強度を各接合部でパイプに与えるように、2つの管部分の間の各接合部で、2 つのパイプ部分の内側シェルの端が互いに溶接され、スリーブが外側シェルの端 を接合していることを、特徴とするものある。
本発明の第1実施例によれば、スリーブは、好ましくは、真っ直ぐなネジ山前部 を有する円筒状のネジによって各外側シェルに螺合され、ネジは、内側シェルを 溶接することによって2つの部分が接合されたとき、2つの部分のアラインメン ト及び位置の欠陥を補償するのに充分な間隙を雄ネジと雌ネジとの間に備え、雄 ネジと雌ネジとの間の空間は、物質、例えば重合物質、にょって満たされ、これ が、スリーブと他のシェルとの間に及ぼされる圧縮力或いは牽引力を伝える。
これを行うために、ネジ山の側面の全体表面領域は、外側シェルの雄ネジとスリ ーブの雌ネジとの間に入れられる物質の圧縮強さを見込んで充分大きく選択され なければならない。
この実施例は、内側シェルを漏れの無い方法で接合する1つの溶接部によって、 2つのバイブライン部分を簡単且つ経済的な方法で連結するのを可能にし、外側 シェルは、互いに、最もしばしば冷たい状態で用いられる物質によって連結され 、この物質は、ネジ山の間に配置される。
更に、スリーブのネジ山と外側シェルのネジ山との間の間隙は、2つの部分の内 側シェルを溶接して2つの部分を接合することに起因する位置の欠陥、又は、ア ラインメントの欠陥或いは2つの部分の軸線の視差(Para I l ax) 、又は、2つの外側シェルのネジ山の間のピッチのズレを補償するのに充分であ る。
ネジ山の間に入れる物資は、例えば、エポキシ樹脂、又は、アラルダイト樹脂の ような、収縮することなく、しかし、好ましくは膨張を伴って重合するものがよ い。
熱い状態で用いられ、且つ、冷たくすることが許容される、重合可能なエラスト マ及びコールピッチのような物質を使用することも可能である。
第1実施例の第2変形例では、バイブラインが曲げられたときに、2つの部分の 外側シェルの雄ネジがスリーブの雌ねしに当接するという事実によって、スリー ブと2つの部分の外側シェルとの間で力が伝えられる。スリーブのネジ山と外側 シェルのネジ山との間の間隙に対する補償を確実にするのに充分な接合部での内 側シェルの曲げを許容するために、内側シェルと外側シェルとを各部分の端に接 合するカラーが、内側シェルの端から充分に離れて内側シェルに溶接されている 。
この変形例では、内側シェルの自由長さが、接合部に残され、この長さは、例え ば1メ一トル程度である。
たとえ、注入された物質がスリーブのネジ山と外側シェルのネジ山の間の空間を 部分的に専有するだけであり、従って、不十分な機械的強度しか有さなかったと しても、パイプラインの機械的連続性を確実にすることができるので、この特徴 はこの実施例の第1の変形例で有利である。
本発明の第2実施例では、スリーブは、一端が第1の管部分の外側シェルの端に 形成された対応する外側ネジに螺合する内側ネジで取付けられ、前記スリーブの 他端が、隣接する第2の管部分の外側管状シェルと一体の止め部に対して、パイ プが各部分の間の接合部で少なくともパイプの他の部分の機械的強度と同じ機械 的強度をもつのに充分な力で、当接するようになっている。
好ましい変形例によれば、スリーブが、第1の管部分の外側管状シェルに螺合さ れているネジ山は、パイプの軸線に実質的に直角の支持用ネジ山前部を備えた円 筒状ネジであり、内側管状シェルが溶接によって接合されたときに作られ、互い に平行であるにもかかわらずパイプのそれぞれの部分の軸線が少しばかりオフセ ットされることに至る僅かな視差を補償するようになっている。
この実施例によれば、パイプが取付けられ或いは使用されるときにスリーブの母 面のいくつかが受ける最大伸びより大きな値の軸線方向の圧縮を、取付けの間に 、スリーブに加えるように、スリーブは螺合される。
本発明によれば、螺合の後、スリーブは、少なくともその端の一つが、部分の1 つの外側シェルに溶接されており、偶発的にネジが緩むのを防ぐようにするのが 有利である。
スリーブの両端での溶接は、スリーブと内側シェルとの間の環状空間を隔絶し、 かくして、この空間に、腐食を起こすかも知れないバイブ外の流体が侵入するの を防ぐことを可能にする。
この第2実施例の1つの変形例では、ネジ付スリーブが他の部分に螺合されたと きに該ネジ付スリーブが当接する止め部が、スリーブの軸線と止め部の軸線との 間のアラインメントの欠陥を自動的に補償できるようにする球面リングに取付け られている。
スリーブと内側シェルとの間の環状空間に外部の流体が入るのを防ぐための上記 2つの実施例によれば、この空間を、例えば、瀝青質の物質或いは、パイプの断 熱を増加させるという付加的な利点を有する発泡ポリウレタンのような多孔性物 質で満たしても良い。
本発明の好ましい実施では、内側シェルの端の溶接と、同し部分の外側シェルと の溶接は、外側シェルに対する伸びを内側シェルに与えた後に行われ、この伸び は、パイプが使用されたときに発生し、内側シェルを加熱することになる温度差 の半分にほぼ笠しい温度差を、内側シェルが外側シェルに対して受けたときの伸 びに実質的に対応する。
この特徴の有利な実施によれば、内側シェルは、パイプが使用される時に内側ノ ニルと外側シェルとの間に発生する温度差の約半分の温度差に予軌され、そして 、この状態で、2つのシェルの端を溶接によって連結する。
この結果、本発明による管部分か均一温度のときには、内側シェルは伸び状態で あり、一方、外側シェルは圧縮状態である。この状態は、熱い流体がパイプの中 を流れるときに、外側シェルは徐々に圧縮され、一方、外側シェルを徐々に牽引 するようにさせる。
本発明によれば、パイプを高温流体を運ぶために使用するときに、内側シェルと 、できればカラーとを、例えば、インバー(Invar)の名称で知られている ような低膨張率の金属で作るのが有利である。
100℃より高い温度の蒸気を運ぶために本発明によるパイプを使用することが できる。
本発明によれば、内側シェルと外側シェルとは、同じ厚さが良いが、しかし、管 部分を作るために一緒に溶接される部分の内側シェルは、スリーブによって連続 性が確保されている外側部分の厚さより大きな厚さを有するのが一般的に有利で ある。
かくして、内側シェルは、例えば外側シェルの厚さの約3から4倍の厚さを有す るのがよい。
本発明の特別な実施例によれば、内側シェルと外側シェルとは、最も薄いシェル の厚さとほぼ同じ厚さのカラーを使って一緒に溶接されている。
これらの存在に起因する熱架橋(Thermal Bridge)の大きさを制 限するために、これらカラーは、外側シェルの内面から内側シェルの外面を離し ている距離の3から5倍の間の長さに亘って延びるのがよい。
本発明の一つの特別な実施例では、シェルの端でこれらシェルを接合するカラー は、8字の、或いは、半サイン波の概略形状の断面を有している。
一つの変形例では、カラーは円筒形状を有し、その端は、該カラーが接合する内 側シェルと外側シェルの端と一体の環状ボスに溶接されている。
もう一つの変形例では、カラーは、各々、外側筒状シェルに直接溶接された2つ の截頭円錐部分によって延長された円筒状の中央部分を有している。
本発明によれば、カラーは、インバー(Inver)の名称で知られているよう な熱に対する低い反応性を有する合金ててきているのが有利である。
本発明の好ましい実施例によれば、2つのシェルの間の環状空間は、耐熱放射断 熱材の複数の薄いシートで満たされ、このシートは、熱を伝導しないキャビティ 構造によって分離されているのが好ましく、このキャビティ構造が、シートが互 いに接触するのを防止する。
本発明のもう一つの実施例によれば、閉鎖環状空間を、例えば、発泡ポリウレタ ン或いはポリエチレンのような発泡合成材料で満たしてもよい。
通常入手可能な管部分が約12メートルの長さであること、そして、特にバイブ に取付けるときに、これらの管が強い曲げ力を受けることを考虜し、て、本発明 では、内側ノニルと外側シェルとの間に配置するスペーサ部を、適当な間隔、例 えば、1メートル毎或いは2メートル毎に、位置決めすることがおこなわれる。
これらのスペーサ部材は、充分な機械的強度を有し、熱の良い導体ではない材料 、例えば、合成材料でできていなければならない。
スペーサ部材によって形成される熱架橋(Thermal Bridge)を制 限するために、本発明では、これらスペーサの曲がりの境界線全体に亘って一定 の断面を与えないことが、望ましい。これら部月は、例えば、内側シェルが、例 えば曲げ力の間に、外側シェルに対して崩壊するのを防止するのに充分な大きさ のブロックの形状であり、このブロックが材料の薄い部分によって接合され、こ の部分が熱伝達を制限するのがよい。
本発明によれば、管部分が異常な力を受けないときには、スペーサ部材がシェル の一方だけに接触するのが有利である。
本発明のもう一つの好ましい実施例によれば、バイブの断熱性は、内側シェルと 外側シェルとの間の空間で、例えば1O−5から10−lバール程度の高い真空 を発生させることよって実質的に改善される。
この排気は、一般に、先行技術のクリーニング或いは加熱による金属表面の脱気 を含む在来の技術によって行うのがよい。
1つの変形例では、内側シェルと外側シェルとの間の環状空間を、空気より低い 熱の導体である、例えば、四塩化炭素或いはクロロホルムのようなガスで満たし てもよい。
本発明の詳細な説明の目的で、実例として、そして、本質を何ら制限することな く、添付の図面に表された本発明のいくつかの実施例の説明が行われる、図面中 、 図1は、本発明による2つの管部分の間の接合部の第1実施例の軸線方向断面の 図であり、 図2は、本発明による2つの管部分の間の接合部の第2実施例の軸線方向断面の 図てあり、 図3は、図2の111部分を拡大した図であり、図・1は、図2のスリーブの端 の支持部の一変形例の拡大断面図であり、図5は、図2の実施例の一変形例の断 面図であり、図6は、部分の2つのシェルの間で真空を作れるようにする装置を 表す断面図図1は、2本のバイブ部分の端部の連結を示し、各パイプ部分は、内 側管状シェルlと外側管状シェル2とを有している。
本実施例においては、一方の内側シェルlの各要素の端付近に、金属を加えて厚 肉部4が形成され、この厚肉部の外周面は、内側シェルlと円筒状に同軸になる ように機械加工されている。
円筒状カラー6は、その一方の端が、溶接ビード5によって厚肉部4に固定され 、一方、溶接によって各外側シェル2の端に取付けられた成形部材7が、溶接ビ ード8によって環状カラー6に連結されている。
部材7は、その外周に、ネジ9bを有し、このネジのネジ山は、本実施例の場合 には、方形の断面を有している。
円筒状スリーブ9は、両端に雌ネジを備え、この雌ネジのネジ山9aも方形の断 面を有している。
図1かられかるように、溶接部3によって内側シェルlを接合する前に2つのパ イプ部分の一方に係合させられたスリーブ9が、スリーブの両端で、外側管状シ ェル2の端要素7のネジ山9bに螺合てきるように、ネジ9aと9bとの間には 大きな間隙がある。
ネジ山9aとネジ山9bの間のこの間隙は、一方において、溶接ビード3によっ て接合された2本の内側シェルlのアラインメントの欠陥(2つのシェルlの軸 線の間の視差欠陥及びこれら2本の軸線の並行欠陥)を補償するのに充分であり 、又、一方の管部分のネジ山9bと他方の管部分のネジ山9bとの間に存在する ピッチの差を補償するのにも充分でなければならない。
本発明の第1実施例によれば、例えばエポキシ樹脂、又は、アラルダイト樹脂の ような材料が、ネジ山9aとネジ山9bとの間に注入され、樹脂は、素早く重合 し、収縮することなく、若し可能なら、膨張を伴って重合するものが好ましい。
この材料がネジ山9aとネジ山9bとの間の空間全体をふさいでいる様子を、図 1で10として示す。
この充填材料は、スリーブ9の外壁に形成されたl又は2以上のオリフィス(図 示せず)から、ネジ山9aとネジ山9bとの間に容易に注入することができる。
図2及び図3は、本発明の第2実施例を示す。
内側シェルlと外側シェル2とが、図2に再び示されている。
内側シェルlは、厚肉部4を備えた要素4aによって延長されており、要素4a は、4bで、内側シェル1に溶接されている。
前記実施例と同様に、各パイプ部分の内側シェルlと外側シェル2の端は、5て 厚肉部4に、8て外側シェル2の端7に溶接されたカラー6を介して、−緒に接 合されている。
外側シェル2の2つの端部材7は、溶接によってシェル2を構成するチューブに 取付けられても、或いは、鍛造され、これらチューブの端部て機械加工されても よい。
図1に示すバイブを製造するためには、先ず、シェルを構成するチューブの端の 近くに厚肉部4を形成するために鋼を付加し、次いて、厚内部を内側シェルlと 同心にするために、厚肉部の外周面を機械加工する。
外側シェル2の端部材7を溶接によって、これらシェル2を構成する管に取付け 、次いて、カラー6の一端を、8で、外側シェル2の端部材7の内周面に溶接す る。
次いで、場合によっては断熱コーティング(図1には示さず)が設けられている 内側シェルlを、外側シェル2の内側に係合し、その両端をカラー6に取付ける 。次いて、管部分の一端で、カラー3の自由端を、5で、内側シェルlの厚肉部 4に溶接する。
本発明の好ましいI実施例によれば、この内側シェルlを伸び状態にしながら、 管部分の他端で、内側シェルlの厚肉部4へのカラー6の溶接5を行い、一方、 外側シェル2は、圧縮状態におかれる。
内側シェルを伸ばし、外側シェルを圧縮(7ながら、溶接によって同じパイプ部 分の内側シェル及び外側ノニル古を接合することで、熱い流体がパイプの内側を 流れたときにパイプの全体的な力のより良い配分が得られ、この配分は内側シェ ルlの伸びを起こす効果がある。
この方法で個々のバイブライン部分を製造したとき、スリーブ9を各部分の外側 シェルに係合させた後、個々の部分を内側ン1ルlの連続性を確実にする溶接ビ ード3によっT突き合わせ接合する。
本発明によるバイブを得るためには、スリーブ9を2つパイプ部分のネジ山9a 上に動かし、これに螺合し、ネジ山9aと9bとの間に接合材料を注入するだけ で充分である。
本発明によれば、パイプの接合部の数を減らずために、各パイプ部分の管状シェ ルを製造する少なくとも12メートルの管を突き合わせ溶接することによって部 分を製造するのが有利である。
本発明の第2実施例では、スリーブ9は、端の内の一方が、外側シェル2の延長 部の対応する雄ネジ9bに係合する雌ネジ9aを備えている。
スリーブ9は、他の端で、ネジ山を備えない端によって、肩7aに当接している 。
図2の111の部分を、図3で拡大して示す。
図3かられかるように、ネジ山9aと、ネジ山9FJとは、パイプの軸線に直角 の支持側面を何し、更に、ネジ山9aの直径と、ネジ山9bの直径との間に比較 的大きな間隙がある。
このやり方では、本発明によって、溶接3による内側シェルlの接合に起因する 視差の誤りを補正することができる。
図4は、図2のスリーブ9の右端の止め部の一変形例を示す。
この変形例では、スリーブ9の端と外側シェル2との間に、可動リング7bが設 置され、この可動リング7bは、左側に、スリーブ9の右端が摺接する平坦面を 倫え、又、右側に、部品7に形成された同じ形状の凹面に支えられる球面を備え る。
このやり方では、2一つの部分の2つの内側シェルの軸線の並行及びアラインメ ントの欠陥が補償される。
この第2実施例によるパイプの取付けを実施するためには、スリーブの右端を止 め部7aに当接させ、スリーブ9がネジ山9aとネジ山9bによって圧縮される ようにするために、スリーブ9のネジ山9aを左に位置するバイブ部分の外側シ ェルのネジ山9bに係合させるだけで充分である。スリーブ9の圧縮の大きさは 、パイプに対してスリーブに与えられる回転によって容易に制御される。
本発明によれば、スリーブ7に伝えられる圧縮は、力、特に、パイプを嵌合する とき或いは使用するときにパイプが受ける曲げ力にかかわらず、スリーブが圧縮 されたままであるのに充分である。
スリーブ9は、溶接部20.21によって固定されている。
図5は、本発明の第3実施例を示し、この第3実施例では、内側管状要素lが、 成形部品を備えず、溶接ビード5によって直接接合されている。
この実施例では、外側管状要素2が、一方では、外周ネジ山9bに取付けられた 成形部品16に、他方では、止め部と県で作用する成形部品15に、溶接ビード 17.18によって接合されている。
管状ノニル2のこの要素の端は、対応する形状を引き受けるように、鍛造し、そ して、機械加工するのがよい。
この本発明の第3実施例では、カラー6がS字状の断面を有し、この形状により 、カラー6が、溶接ビード5によって内側シェルlの外側面に、そして、溶接ビ ード8によって外側管状シェル2の内側面に、直接取付けられるようにする。
本発明の好ましい実施によれば、内側シェルと外側シェルの全ての端を接合する 前に、内側要素と外側要素とは、夫々、伸ばされ、圧縮される。
図5に示す実施例では、スリーブ9は、外側シェルl、2に溶接されておらず、 スリーブ9と内側シェルlとの間の空間には、物質19が入れられており、この 物質19は、瀝青質の物質、或いは、スリーブ9の下側の空間を専有して腐食を 防ぐという事実に加え、断熱を補う発泡形態の物質であるのがよい。
図5に示す実施例では、その反射能力が効率的な断熱を作る複数の薄いシート2 2を、個々の部分の管状シェルl、2の間に配置する。
これらの薄いシート、例えば、アルミニウムシート或いはケブラーの商標名で知 られているような合成材料でできたシートは、低い熱伝導性材料でできたキャビ ン構造物23によって、互いに分離されているのが有利である。
パイプが受ける力、特に曲げ力にがかわらず、内側と外側シェルとの間の間隔を 維持するように、スペーサ部材24を、これら2つのシェルの間で周期的に配置 する。
これらの要素、即ち、部材24は、熱伝導を制限するために、プラスチックでで きているのが有利であり、シェルl、2の壁と周期的に接触するような形状であ る。
図6は、各部分の内側シェルと外側シェルとの間で比較的強い真空を形成する実 施例を示す。
この目的のため、内側シェルと外側シェルとの間の空間を真空ポンプに連結する ことができるように、チューブ26に連結されたオリフィス25を、例えば、部 品4aの厚肉部に形成する。
当該空間の内側で真空を維持するためには、所望の真空が得られたときにチ。
−126を塞ぐだけで充分である。
一つの変形例では、内側シェルと外側シェルとの間の空間を、例えば、四塩化炭 素或いはクロロホルムのような熱伝導性の低いガスで満たしても良い。
図7は、図1の実施例の一変形例を示し、この変形例では、外側管状シェル2の 各端が雄ネジ9bを有し、ピッチの不正確さと、内側管状要素lの溶接部3に起 因する整合欠陥とを補償するのに充分な間隙をもって、雄ネジ9bにスリーブ9 の雌ねじ9aが係合する。
この変形例では、接合部においてパイプの機械的強度の連続性を確かにするため に、内側管状シェルlは、スリーブ9と列をなした、充分な長さの区域を有して おり、この区域の中で、シェルはカラー6及び外側シェル2がら独立しており、 この区域のなかで、外側シェル2の端7の雄ネジ9bがスリーブ9の雌ねじ9a に当接するのに充分な弾性的な撓みを受け、一方、スリーブと外側管状要素2の 端の間で圧縮力或いは牽引力を伝えるように、ネジ山間の間隙を補償する。
図7に示す変形例によれば、2つの截頭円錐面6a、6bによって延長させられ ている中央円筒状部分をiffるカラー6は、一端が8で管状シェル2の端に、 他端が、2−っの内側筒状要素lを接合する溶接部3がら比較的離れた個所5で 溶接されている。
例として、2つのカラー6の内側シェルlとの溶接部5は、約1メー トル離れ ているのが良い。
このよ−ラな構成は、図1に示す実施例で使用することもでき、スリーブ9と外 側:ノニル2の端7の間に注入された張合物質がネジ山の間の間隙によって何も 無い状初にされた空間全体を専aせず、これによって、それだけでは全体の機械 的一体性を確保できない場合には、接合部の機械的保持のための安全性を確かに するという利点がある。この場合には、この物質は、部分的に押し潰され、図7 に関して説明したように、力は吸収される。
逆に、図7に示す変形例で、スリーブの端で、オリフィス(図示せず)を通して 、物質、例えば、張合物質を注入し、この物質がネジ山の間の間隙を塞ぎ、流体 、特に、水が、スリーブ9とカラー6と内側シェルIの端との間の空間に浸透す るのを防止するのがa利であり、この空間を、断熱性物質で満たすのが有利であ る。
16述した実施例は決して制限的なものでなく、これら実施例に所望の変更を加 えることができることは明確である。
請求の範囲 ■、断熱鋼管部分からなる、流体、特に炭化水素を運ぶパイプであって、鋼シェ ル(2)と、小径の内側円筒状鋼シェル(1)とを備え、前記内側シェルが、前 記管部分の各端で前記外側シェルに漏れの無いように溶接され、更に、前記2つ のシェルの間に閉鎖環状空間を残し、2つの部分の前記内側シェル(1)の端が 、2つの管部分の間の各接合部で、互いに溶接(3)され、スリーブ(9)が外 側シェル(2)の端(7)を接合しているパイプにおいて、引−〕張り力、圧縮 力力或いは曲げ力がパイプにかかったとき、管部分の機械的強度と少なくとも同 し機械的強度を各接合部でパイプに与えながら、前記スリーブ(9)がこれらの 力を外側シェル(2)に伝えるように、スリーブ(9)が、好ましくは、真っ直 ぐなネジ山正面部を備えた、円筒ネジ(9a、9b)によって、外側シェル(2 )の少なくとも一方に螺合され、前記円筒ネジは、管部分のアラインメントの欠 陥を補償するのに充分な間隙を雄ネジ(9b)と雌ネジ(9a)との間に、有し ている、ことを特徴とするパイプ。
2、スリーブ(9)が、好ましくは真っ直ぐなネジ前側面を備えた円筒ネジ(9 a、9b)によって、各外側シェル(2)に螺合され、前記スリーブが、雄ネジ (9b)と雌ネジ(9a)との間に、前記2つの管部分の間のアラインメントの 欠陥及び位置の欠陥を補償するのに充分である間隙を備え、更に、雄ネジ(9b )と雌ネジ(9a)との間にある空間(lO)が、物質、例えば、重合物質で満 たされ、該物質が、スリーブ(9)と外側シェル(2)との間にかかる圧縮力或 いは引っ張り力を伝える、ことを特徴とする請求の範囲lによるパイプ。
3、カラー(6)が、内側シェル(1)の端から離れた点(6)で、外側シェル (2)の端(8)に溶接されている、ことを特徴とする請求の範囲2によるパイ プ。
4、前記スリーブ(9)のネジ(9a)と外側シェルのネジ(9b)との間に、 前記力を伝える物質が注入されている、ことを特徴とする請求の範囲2又は3の いずれかによるパイプ。
5、ネジ(9a、9b)の間に挿入された物質が、エポキシ樹脂、或いは、アラ ルダイトのような、収縮を伴わず、或いは、膨張を伴って重合する物資である、 ことを特徴とする請求の範囲2から4のいずれか−によるパイプ。
6、ネジ(9a、9b)の間に挿入された物質が、重合可能なエラストマー、或 いは、コールピッチのような熱い状態で用いられる物質である、ことを特徴とす る請求の範囲2から4のいずれか−によるパイプ。
7、パイプが各々の管部分の間の接合部で少なくともパイプの他の部分の機械的 強度と等しい機械的強度を有するのに充分な力で、スリーブ(9)のもう一方の 端が、隣接する第2の管部分の外側管状シェル(2)と一体となった止め部(7 a)に当接するように、スリーブ(9)は、一端が、第1の管部分の外側ネジ( 2)に螺合される内側ネジ(9a)と取付けられている、ことを特徴とする請求 の範囲lによるパイプ。
8、ネジ(9a)が、パイプの軸線にほぼ直角な支持ネジ前面を倫えた円筒ネジ である、ことを特徴する請求の範囲7に記載のパイプ。
9、スリーブ(9)の端が、リング(7a)に当接し、該リングが、スリーブ側 の平面と、外側シェル(2)の端(7)に形成された凹状球面表面に自由に当接 する凸状球面表面とを有する、ことを特徴とする請求の範囲7又は8のいずれか によるパイプ。
10、断熱材を、スリーブ(9)と内側シェル(1)によって境界を定められた 空間内に配置した、ことを特徴とする請求11、内側シェル(1)に外側シェル (2)に対する伸びを与えた後に、1つの管部分の、内側シェル(1)の端と外 側シェル(2)の端とを、例えば、カラー(6)を用いて、溶接(4、8)によ り接合し、前記伸びが、パイプの使用の間に生じて、内側シェルを温めることに なる温度差の半分に実質的に等しい温度差を、内側シェル(1)が外側シェル( 2)に関連して受けたときに生じる伸びに実質的に対応するものである、ことを 特徴とする前記請求の範囲の何れかによるパイプ。
12、1つの管部分の内側シェル(1)と外側シェル(2)とを組立てるため( こ、内側シェル(1)を、パイプを使用するときに内側シエノレ(1)と外側シ エノレ(2)との間に存在する温度差の約半分まで予熱する、ことを特徴とする 請求の範囲11によるパイプ。
1;3.パイプライン部分の2つのシェル(1、2)の間の閉鎖環状空間を、厚 さ2、3数1iミリの、アルミニウム或いは商標名ケプラーで知られる製品のシ ートのような、熱放射を防ぐ断熱材(22)の複数の薄いシート(22)で満t こす、ことを特徴とづる前記請求の範囲の何れかによるノ督ブ。
14、前記シート(22)を、鴫を伝達しないキャビティ構造(23)lこよっ て、離した、ことを特徴とする請求の範囲15に記載のノくイブ。
15、内側シェル(1’)と外側ノニル(2)との間にある閉鎖空間内1こ、熱 伝導性の低い材料ててきたスペーサ部材(24)を周期的に配置する、ことを特 徴とする01■記請求の範囲の何れかによる1<イブ。
16、内側シェル(1)と外側シェル(2)との間1こある空間内で、真空を発 生させる、ことを特徴とする前記請求の範囲の何れかによるノ《イブ。
17、内側シェル(1)と外側ンエlし(2)との間にある環状空間内(こ、四 項イし炭素、或いは、クロロホルムのような熱伝導性の低0プfスを導ノ(する 、ことを特徴と1る請求の範囲lから15のいずれかーによるノくイブ。
+8.内側シェル(1)と、場合によって(よカラー(6)と力《、インハー( INVAR)の名作で知られる金属のような、低膨張率の金属でてきて0る、こ とを特徴とずる]r1記請求の範囲の何れかによるノくイ′プ。
国際調査報告 フロントページの続き

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.断熱鋼管から形成される、流体、特に炭化水素を運ぶパイプであり、鋼でで きた外側円筒ケーシング(2)と、鋼でできた小径の内側円筒鋼ケーシング(1 )とを備え、前記内側ケーシングが、前記管の各端で前記外側ケーシングに漏れ の無いように溶接され、更に、閉鎖環状空間を備えた前記パイプにおいて、 引っ張り力、圧縮力力或いは曲げ力がパイプに加わったとき、スリーブ(9)が これらの力を外側ケーシング(2)に伝え、これにより、管の機械的強度と少な くとも同じ機械的強度を各接合部でパイプに与えるように、2つの管の間の各接 合部において、2つの内側ケーシング(1)が互いに溶接部3で溶接され、一方 、スリーブ(9)が外側ケーシング(2)の両端を接合している、ことを特徴と するパイプ。
  2. 2.スリーブ(9)が、好ましくは平坦なネジ前側面を有する円筒ネジ(9a、 9b)によって、各外側ケーシング(2)に螺合され、前記ネジが、雄ネジ(9 b)と雌ネジ(9a)との間に間隙を備え、該間隙が、前記2つの管の間のアラ イソメントの欠陥及び位置の欠陥を補償するのに充分である、ことを特徴とする 請求の範囲1によるパイプ。
  3. 3.雄ネジ(9b)と雌ネジ(9a)との間にある空間10が、物質、例えば、 重合物質で満たされ、該物質が、スリーブ(9)と外側ケーシング(2)との間 で働く圧縮力或いは引っ張り力を伝える、ことを特徴とする請求の範囲1及び2 の1によるパイプ。
  4. 4.2つのパイプの間の連結部と並んだ内側ケーシングの自由長が、圧縮力、引 っ張り力、或いは、曲げ力に耐えられるように、スリーブ(9)の雌ネジ(9a )をその曲げによって外側筒状ケーシング(2)の端部(7)の雄ネジ(9b) に当接させるの充分である、ことを特徴とする請求の範囲1及び2の一によるパ イプ。
  5. 5.カラー(6)が、内側ケーシング(1)の端から離れた点(6)で、外側ケ ーシング(2)の端(8)に溶接されている、ことを特徴とする請求の範囲4に よるパイプ。
  6. 6.スリーブ(9)のネジ(9a)と外側筒状ケーシングのネジ(9b)との問 に物質が注入されている、ことを特徴とする請求の範囲4及び5の一によるパイ プ。
  7. 7.ネジ(9a、9b)の間に挿入された物質が、エポキシ樹脂、或いは、アラ ルダイト樹脂のような、収縮を伴わず、或いは、膨張を伴って重合する物資でで ある、ことを特徴とする請求の範囲3及び6の一によるパイプ。
  8. 8.ネジ(9a、9b)の間に挿入された物質が、重合可能なエラストマー、或 いは、コールピッチのような熱い状態で用いられる物質である、ことを特徴とす る請求の範囲3及び6の一によるパイプ。
  9. 9.スリーブ(9)は、その一端が、内側ネジ(9a)を備え、パイプが各々の 管の間の接合部で少なくともパイプの他の部分の機械的強度と等しい機械的強度 を示すのに充分な力で、スリーブ(9)のもう一方の端が隣接する第2の管の外 側管状ケーシング(2)と一体となった止め部(7a)に当接するように、該内 側ネジが第1の管の外側ネジ(2)に螺合されている、ことを特徴とする請求の 範囲1によるパイプ。
  10. 10.ネジ(9a、9b)が、パイプの軸線にほぼ直角な支持ネジ前面を備えた 円筒ネジである、ことを特徴する請求の範囲9に記載のパイプ。
  11. 11.スリーブ(9)の端がリング(7a)に当接し、該リングが、スリーブ側 の平坦面と、外側ケーシング(2)の端に形成された凹状球面に自由に当接する 球面表面とを示す、ことを特徴とする請求の範囲9又は10の一によるパイプ。
  12. 12.断熱材を、スリーブ(9)と内側ケーシング(1)によって境界を定めら れた空間内に配置した、ことを特徴とする前記請求の範囲の何れかによるパイプ 。
  13. 13.内側ケーシング(1)に外側ケーシング(2)に対する伸びを与えた後に 、1つの管の、内側ケーシング(1)の端と外側ケーシング(2)の端とを、溶 接により、例えば、カラー(6)を介して、接合し、前記伸びが、パイプの使用 の間に生じて、内側ケーシングを温めることになる温度偏向の半分に実質的に等 しい温度偏向を、内側ケーシング(1)が外側ケーシング(2)に関連して受け たときに生じる伸びに実質的に対応するものである、ことを特徴とする前記請求 の範囲の何れかによるパイプ。
  14. 14.1つの管の内側ケーシング(1)と外側ケーシング(2)との組立体を製 造するために、内側ケーシング(1)を、パイプを使用したときに内側ケーシン グ(1)と外側ケーシング(2)との間に存在する温度偏向の約半分に予熱する 、ことを特徴とする請求の範囲13によるパイプ。
  15. 15.1つの管の2つのケーシング(1、2)の間の閉鎖された環状空間を、厚 さ数百ミリの、アルミニウム或いは商標名ケプラーで知られる製品でできたシー トのような熱放射を防ぐ複数の薄いシート(22)で満たす、ことを特徴とする 前記請求の範囲の何れかによるパイプ。
  16. 16.前記シート(22)を、熱を伝達しない間隙構造(23)によって、離し た、ことを特徴とする請求の範囲15に記載のパイプ。
  17. 17.内側ケーシング(1)と外側ケーシング(2)との間にある閉鎖空間内で 所定位置に、熱伝導性の低い材料でできた間隔部材(24)を配置する、ことを 特徴とする前記請求の範囲の何れかによるパイプ。
  18. 18.内側ケーシング(1)と外側ケーシング(2)との間にある空間内で、真 空を発生させる、ことを特徴とする前記請求の範囲の何れかによるパイプ。
  19. 19.内側ケーシング(1)と外側ケーシング(2)との間にある環状空間内に 、四塩化炭素、或いは、クロロホルムのような熱伝導性の低いガスを導入する、 こととを特徴とする請求の範囲1から17のいずれか一によるパイプ。
  20. 20.内側ケーシング(1)と、適当な場合にはカラー(6)とが、インバー( INVAR)の名称で知られる金属のような、低膨張率の金属でできている、こ とを特徴とする前記請求の範囲の何れかによるパイプ。
JP4506892A 1991-02-26 1992-02-26 流体、特に炭化水素を運ぶためのパイプ Pending JPH06509630A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9102266A FR2673264B1 (fr) 1991-02-26 1991-02-26 Conduite pour le transport de fluides, en particulier d'hydrocarbures.
FR91/02266 1991-02-26
PCT/FR1992/000175 WO1992014962A1 (fr) 1991-02-26 1992-02-26 Conduite pour le transport de fluides, en particulier d'hydrocarbures

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06509630A true JPH06509630A (ja) 1994-10-27

Family

ID=9410099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4506892A Pending JPH06509630A (ja) 1991-02-26 1992-02-26 流体、特に炭化水素を運ぶためのパイプ

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5447339A (ja)
EP (1) EP0574500B1 (ja)
JP (1) JPH06509630A (ja)
AT (1) ATE142762T1 (ja)
AU (1) AU1429992A (ja)
BR (1) BR9205676A (ja)
CA (1) CA2104869A1 (ja)
DE (1) DE69213718D1 (ja)
FR (1) FR2673264B1 (ja)
OA (1) OA09814A (ja)
TW (1) TW233334B (ja)
WO (1) WO1992014962A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2712745B1 (fr) * 1993-11-15 1996-02-09 Entrepose Montalev Dispositif de gaine de pour câbles.
WO1996033365A1 (fr) * 1995-04-21 1996-10-24 Entrepose-Montalev Dispositif de gaine pour cables
NL1002786C2 (nl) * 1996-04-04 1997-10-07 Kema Nv Buizenstelsel voor het ten opzichte van de omgeving thermisch geïsoleerd transporteren van fluïda.
FR2751721B1 (fr) * 1996-07-26 1998-09-11 Itp Procede de montage de canalisations par assemblage en mer de tuyaux successifs, et tuyaux pour la mise en oeuvre de ce procede
US6045033A (en) * 1998-04-02 2000-04-04 Tri-Clover, Inc. Pipe connection and method
DE10149167A1 (de) * 2001-10-04 2003-04-17 Endress & Hauser Gmbh & Co Kg Drei mit einer Schweißverbindung verbundene Bauteile
US20050116468A1 (en) * 2003-11-28 2005-06-02 Otten Gregory K. Threaded connectors for axial alignment of tubular components, and method of installing pipe sections employing such connectors
US20050212285A1 (en) * 2004-03-29 2005-09-29 Ope International, L.P. Dual-walled piping system and methods
FR2879715B1 (fr) * 2004-12-17 2007-04-06 Saipem S A Sa Element de conduites coaxiales sous-marines allege et renforce
WO2011046169A1 (ja) 2009-10-14 2011-04-21 国立大学法人京都大学 微細構造体の作製方法
US8960272B2 (en) 2012-01-13 2015-02-24 Harris Corporation RF applicator having a bendable tubular dielectric coupler and related methods
FR3014528B1 (fr) * 2013-12-10 2016-02-26 Itp Sa Procede et dispositif de pose d'un conduit double enveloppe
WO2015169858A1 (fr) * 2014-05-06 2015-11-12 Total Sa Ensemble de jonction pour former une conduite
FR3049038B1 (fr) * 2016-03-16 2018-04-20 Itp Sa Tuyau double enveloppe pour grandes profondeurs
FR3056628B1 (fr) * 2016-09-29 2019-09-13 Saipem S.A. Procede d'installation en mer d'une conduite sous-marine prechauffee a double enveloppe pour le transport de fluides
CN108506609A (zh) * 2018-05-15 2018-09-07 张家港艾普能源装备有限公司 低温真空管道的绝热对接机构

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL152649B (nl) * 1970-01-28 1977-03-15 Shell Int Research Pijpleiding of pijpleidingsectie voor het transport van een fluidum bij cryogene temperaturen, bijvoorbeeld vloeibaar aardgas.
NL154317B (nl) * 1970-08-06 1977-08-15 Walvin B V Verbinding voor geisoleerde buizen of buisdelen.
DE8213761U1 (de) * 1981-09-29 1984-04-12 Von Roll AG, 4563 Gerlafingen Rohrverbindung fuer rohrleitungen aus isolierten doppelrohren
US4524996A (en) * 1982-10-15 1985-06-25 Allegheny Ludlum Steel Corporation Corrosion-resistant tube assembly
DE3322405A1 (de) * 1983-06-22 1985-01-03 kabelmetal electro GmbH, 3000 Hannover Druckdichte verbindung zwischen den enden zweier leitungsrohre
FR2557671B1 (fr) * 1983-12-28 1986-08-01 Hutchinson Sa Perfectionnements apportes aux moyens d'isolation thermique de tuyauteries soumises a des contraintes thermiques, hydrostatiques et mecaniques et a leur mise en place, et procedes de realisation desdits moyens d'isolation
CH664816A5 (de) * 1984-10-12 1988-03-31 Brugg Ag Kabelwerke Verbindung von doppelwandigen rohren.
US4635967A (en) * 1985-03-29 1987-01-13 Kawasaki Thermal Systems, Inc. Internal seal for insulated steam injection casing assembly
SE8504955L (sv) * 1985-10-21 1987-04-22 Forsheda Ab Anordning for sammankoppling av rorledningar
DE3606065A1 (de) * 1986-02-25 1987-08-27 Koeolajkutato Vallalat Waermeisolierungsrohr, ueberwiegend fuer bergbau
IT1204399B (it) * 1986-06-20 1989-03-01 Snam Progetti Giunto perfezionato per la connessione delle estremita' di due tubi concentrici,particolarmente adatto nella realizzazione di condotte isolate termicamente di piccolo diametro

Also Published As

Publication number Publication date
WO1992014962A1 (fr) 1992-09-03
EP0574500B1 (fr) 1996-09-11
CA2104869A1 (fr) 1992-08-27
BR9205676A (pt) 1994-05-17
DE69213718D1 (de) 1996-10-17
ATE142762T1 (de) 1996-09-15
US5447339A (en) 1995-09-05
FR2673264B1 (fr) 1994-03-11
TW233334B (ja) 1994-11-01
AU1429992A (en) 1992-09-15
EP0574500A1 (fr) 1993-12-22
FR2673264A1 (fr) 1992-08-28
OA09814A (fr) 1994-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06509630A (ja) 流体、特に炭化水素を運ぶためのパイプ
US6701967B2 (en) Device having a radial partition in a double walled pipe intended for great depths
US7207603B2 (en) Insulated tubular assembly
US7143788B2 (en) High temperature line expansion installation with bellows
US10995889B2 (en) Flexible pipe joint having an annular flexible boot thermally or chemically insulating an annular elastomeric flexible element
RU2076986C1 (ru) Соединение для труб
US5868437A (en) Composite pipe structure
US9310012B2 (en) Sleeve part of a pipe joint and a pipe joint
EP0070065A1 (en) Pipe coupler for insulated pipes and method for fitting same
CN208058172U (zh) 复合锥形套筒
US3907049A (en) Lined pipe and method of making same
AU741319B2 (en) Pipe in pipe assembly
US3943618A (en) Method of assembly of a dual-walled pipe
KR102030202B1 (ko) 극저온 유체를 이송하기 위한 연결부와 가요성 파이프를 포함하는 조립체
US20070262075A1 (en) Heat Plate for Welding the Pipe with Multi-Walls and the Method for Welding the Same
JP4807564B2 (ja) 電気融着式角度自在継手
US3284110A (en) Coupling means for tubular members
KR101404011B1 (ko) 보온관과 그 제조장치와 제조방법, 이를 이용한 배관의 시공방법과 보수방법 및 단열 시공방법, 이중 보온관의 제조장치 및 제조방법
KR102149532B1 (ko) 이중보온관 케이싱 및 케이싱 시공방법
JP2008121732A (ja) 分岐継手、この分岐継手を用いた消雪スプリンクラ配管ユニット及び消雪パネルユニット
US6679294B1 (en) Cryogenic fluid system for conduction of cryogenic liquids
JPH11257570A (ja) 高温流体を通すフッ素樹脂製管状部材用のフッ素樹脂製継手
KR200330149Y1 (ko) 합성수지관 융착용 분할형 연결관
EP0580799A1 (en) Elbow fittings for double containment pipe assemblies
RU2086847C1 (ru) Муфтовое соединение труб