JPH06509361A - インシュリン様増殖因子の用法 - Google Patents

インシュリン様増殖因子の用法

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JPH06509361A
JPH06509361A JP5520132A JP52013293A JPH06509361A JP H06509361 A JPH06509361 A JP H06509361A JP 5520132 A JP5520132 A JP 5520132A JP 52013293 A JP52013293 A JP 52013293A JP H06509361 A JPH06509361 A JP H06509361A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 インシュリン様増殖因子の用法 技術分野 本発明は1型糖尿病(IDDM)の治療用薬剤製造用のインシュリン様増殖因子 (IGF−I)の用法に関する。詳述すれば、本薬剤は健康人、特に幼児、青年 期や若者たちのIGF−I血清レベルの特徴達成に必要な皮下投与量から成る用 法に関する。このような治療の効力に対する証拠はインシュリン依存性1型糖尿 病を有する青年期に示されている。
背景技術 ヒ1−IGF−I (hIGF−I)は血漿その他の体液に存在するペプチドで ある。それは人の血漿から精製され、その完全なアミノ酸配列は周知である。主 要配列は3つのジスルフィド結合を含む70アミノ酸から成る。
そのうえ、他の種の血漿からの精製IGF−I : SはhIGF−Iと広範囲 の配列同族性を示す。
hIGF−Iは広範囲の種類の細胞の成長を刺激できる。それは全身的および局 部的の両効果を有し、異なる結合蛋白に主として関連する循環に存在し、異なる 結合蛋白のうちの6つを配列させる(IGFBPI−6)。
前記結合蛋白は生物学的機能とIGF−Iの有用性を調整する。前記結合蛋白に 対する親和性変化に表面上関連して変化する生物的活動性を有するIGF−Iが 生産された。
IGF−Iは数多くの異種類の細胞の外面に曝された前記IGF−I型の受容体 を主として通して作用する。
しかし、活動の相対的特異性は細胞レベルで、たとえば係合蛋白の変化する作用 のため変わることがある。前記IGF−Iとインシュリン受容体の構造は極めて 同族性があるが、IGF−Iとインシュリンの結合は限度のある交叉反応以外は 示さない。
精製血漿hIGF−Iが欠乏しているため、市販できる量の生産方法のシステム の開発が強くめられた。今日、hIGF−Iのこのような大規模生産が組換えD NA技術を用いることで容易に達成できる。
IGF−Iは成長ホルモン(GH)の体因性効果の中和に主として関係する。組 換えDNA誘導hIGF−I合成の研究の結果として、それが骨格の成長と骨格 筋蛋白合成を促進することが実証された。そのうえ、hIGF−Iも異化状態の 治療もしくは予防に有効である(国際特許出願公開92103154号公報)。
国際特許出願公開箱91/12018号公報(パラート氏等)には、IGF−I またはそのペプチド類似体を胃腸病の治療用に、あるいは外科手術後の短くなっ た腸の治療のための使用が開示されている。さらに、IGF−Iが切断抹消神経 損傷組織の再生を促進(ヨーロッパ特許第308゜386号明細書)し、またI GF−Iが筋細胞中のアクチン培養合成(フロリニ ジュニア著「筋肉と神経」 第10巻、1987年、第577頁乃至第598頁)と、新生児ラットの心臓細 胞の収縮性(ベラター ニー著「心臓学の基礎研究」第38巻、1988年、第 647頁乃至第654頁)を促進することが試験管内で実証された。
hIGF−Iの大量投与は糖尿病にかかっていない動物と人の血中グルコースを 大いに低下させる(ザブフジエイ著「臨床研究ジャーナル」6月号、第77(6 )巻、1986年、第1768頁乃至第1775頁及び、ダラー エッチ ビー 著「新医療技術ジャーナル」第317巻、1987年、第137頁乃至第140 頁)。これらの研究ではhIGF−Iの低血糖効果がインシュリンの約1.5乃 至7%であった。膵臓摘出した犬での最近の研究では血中グルコース低下用薬剤 としてのhIGF−1はインシュリンの8乃至11%もの強さがあった(ギアツ カ エイ著「糖尿病」第39巻、1990年、第340頁乃至第347頁)こと を実証した。しかし、これらの研究はさらに、IGF−Iの代謝効果はインシュ リンのそれらとは全く性質の異なるものであり得ることを立証した。IGF−I のグルコーゼ低下効果はグルコースの取り込みを増やすことで十分にもたらされ る一方、グルコースの生成速度はそのまま変化しなかった。
この所見は成人の肝臓中のIGF−I受容体の相対的な不足で説明がつく(カロ  ジェイ エフ著「臨床研究ジャーナル」第81巻、1988年、第976頁乃 至981頁)。IGF−Iの効果が筋肉を通して十分にもたらされる。受容体の 分布における同様の特異性は体外でのインシュリン(ボリンダー氏等著「臨床内 分連字新陳代謝」第65巻、1987年、第732頁乃至第737頁)および体 内でのインシュリン(1986年のザック ジェイ氏等、1987年のグラ−エ ッチ ビー氏等、1990年のギアツカ エイ氏等)と比較してIGF−Iの抗 脂肪分解効果がそれほど強くないことで説明がつく。
IGF−Iは蛋白質分解を弱め、また糖尿病にかかっていないネズミのアミノ酸 レベルを低下させる(ヤコブアール氏等著の[臨床研究ジャーナル」第83巻、 1989年、第1717頁乃至第1723頁)。更に、1990年のギアツカ  エイ氏等の研究では、等しい力のインシュリン投与(グルコーゼ低下に対し)で 起こらなかった泌乳増が観察された。
IGF−Iは、53KGH−依存性酸安定IGF結合成分と、酸不安定サブユニ ットとから成る大型150に複合体(IGFBP3)として主として循環する。
比較的小型の28乃至35にの結合蛋白(IGFBPl)は成長ホルモン依存性 でなく、インシュリンに逆に関連する著しい概日変異を示す(ブリスマー ケー 氏等著の「内分泌研究ジャーナルJ第11巻、1988年、第599頁乃至第6 02頁、コツチリル エイ エム氏等著の「臨床内分連字新陳代謝ジャーナル」 第678巻、1988年、第882頁乃至第887頁、ホリー ジェイエム ビ ー氏等著の「臨床内分連字」第29巻、1988年、第667頁乃至第675頁 )。測定された循環IGF−IレベルはIGFBP3の使用可能容量により主と して測定されると考えられているのに対し、IGFBPIは他の機能、たとえば IGF−Iの循環プールもしくは組織内の生物学的活動の調節に主として掛かり 合っているようである(ホリー ジェイ エム ビー氏等著の「内分泌ジャーナ ル」第121巻、1989年、第383頁乃至第387位頁および「糖尿病医学 」第7巻、1990年、第618頁乃至第623頁)。
更に、インシュリンの欠乏はIGF−Iの生物学的活動を抑制するものと考えら れるIGFBPIの高レベルをもたらす(タイロー ニー エム氏等著の「臨床 内分連字」第32巻、1990年、第229頁乃至第239頁)。
健康被実験者の血漿IGF−Iの年齢に関係する変化を調査した(スミス シー  ビー氏等著の「臨床内分連字新陳代謝」第68巻第5号、1989年、第93 2頁乃至第937頁)。基礎血漿IGF−I濃度は思春期中著しく上昇し、人生 の30歳台までには思春期前のレベルに下降することがわかった。濃度は思春期 前後で約IU/ml、また思春期中で約20/mlであった。
糖尿病において異なるIGFBPの分布が内因的もしくは外因的に投与されたI GF−Iの生物学的利用性もしくは対生物活性にどのように影響するかは今まで 知られていなかった。
一夜のあいだに上昇したGH血漿濃度を糖尿病の若者と標準的な若者との間で比 較しくエツジ ジェイ ニー氏等著の「臨床内分連字新陳代謝ジャーナル」第7 1巻第5号、第1356頁乃至第1362頁)、GH基線とピークレベルは糖尿 病患者の方が標準対照被験者よりも高いことがわかった。
ヨーロッパ特許第331,630号明細書(チバ ガイギー社)ではhIGF− Iの投与にょるl型糖尿病における過インシュリン血症の2次的影響の治療と予 防の方法を開示している。該ヨーロッパ特許において、用いられたhIGF−I (7)投与は1日当り約500 u g/kgであった。hIGF−Iを2人の 健康被験者(非糖尿病患者)に6日間、1時間当り20μs/kgの割合で連続 皮下注入により投与した。1日当りの投与量はhIGF−I(7)内因性生成物 (1日当り50μg/kg)(7)10倍に当る。このような多量のHIGF− Iの投与によりインシュリン様効果が期待される。
前記ヨーロッパ特許の発明者は前記の結果を、これらの多量のIGF−I投与が インシュリンの城主と、その半減期の遷延をもたらしたものと解釈した。彼らは hIGF−Iが生物体をインシュリンに対しさらに敏感にさインシュリンを少な くすることが必要で、インシュリンの大量投与による過インシュリン血症が防げ るか、あるいは減少させ得る。しかし、投与経路や、特に実施例に用いられた多 量投与の臨床上の適応性は極めて限られている。
ヨーロッパ特許第331,630号明細書の所見と対照的に、循環IGF−Iレ ベルの生理的回復はフィードバック機構を介してGHレベルの減少を生じさせる 。このGHとIGF−Iの標準化はインシュリンに対する感性を高め、また夜明 は現象(朝方の血中グルコースレベルの急速な上昇が1型糖尿病に見られる)の 減少に結びつき、長時間の良好な制御ができる。
IGF−Iを用いて生理的IGF−Iのレベルを回復させ、またそれにより成長 ホルモン/IGF−I軸を換えさせる治療の考えられる臨床的数値については初 期に考慮されたことがなかった。
糖尿病におけるGH/IGF−I軸 。
インシュリン依存性糖尿病はGH/IGF−I軸に完全な反転をもたらす。十分 に制御されていない1型糖尿病では、GHのレベルが必ず上昇する。上昇し九G Hレベルには標準被験者のレベルと比べて脈拍振幅が大きく、またGHの基線濃 度が高くなることを特徴とする。GHのシグナルモードはそれが糖尿病被験者の インシュリン耐性の完全な変化に結びつく基線の増大よりもむしろ脈拍の振幅に あることを示す(パル氏等による「糖尿病学」と題する新聞論評)。高GHレベ ルはインシュリン耐性に結びつき、糖尿病の代謝異常をさらに悪化させる。GH 過剰はさらに夜明は現象の原因に関係しており、また増殖性網膜症を含む最小血 管障害の誘発に拍車をかけることがある。最後に、GHの上昇が原因のBヒドロ キシブタレート(BOH)の過度の増加が特に思春期中に観察され、インシュリ ンが夜間に欠乏していく効果により倍加される。これらは糖尿病になっている若 者における糖尿病ケト−ジスで起こる急激な代償不全の危険となる。
GHレベルの上昇にもかかわらず、IGF−Iのレベルは糖尿病では低くなる傾 向があり、これはインシュリンの低レベルに起因するGH受容体機能の低下に関 連する(ホリー ジェイ エム ビー氏等著「臨床内分易学」第29巻、198 8年、第667頁乃至第675頁)。
上昇GHレベルの共存する時に比較的低いIGF−Iレベルは糖尿病に罹ってい る幼児の遅い成長と、成人身長になれない小人症との問題に関連している(サラ ルディー ニス氏等著「古代幼児学科」第62巻、1987年、第57頁乃至第 62頁)。
上昇GHレベルの基礎によるメカニズムは論議の主題となってきた。糖尿病患者 個人における高血糖は健康人では抑制されるGH分泌の抑制がなく、これが変化 した視床下部機能を反映するものと提案されてきた。この改められた視床下部機 能はソマトスタチンのレベルの低下とソマトスタチンの効果に対する耐性を特徴 とする。血漿GHをソマトスタチンの類似体とピレンゼピンによる抑制は代謝制 御の報告された改善に繋がった。しかし、この方法は必然的に成長不全に繋がり 、成長゛が急速な幼年期ならびに未成年期には不適当であることがわかった。
過度のGH放出が低IGF−Iレベルに関係することがあると論議されてきた。
しかし、シェーバ−氏等(1990年発行の「アクタ内分易学」第122号、付 録第32頁乃至第39頁)はこのような患者のGH放出ホルモンに対する血清I GF−IレベルとGH反応の間になんらの否定的相関関係も観察できなかったの で、この仮説に対して反対理由を述べた。
この論議に照らして、IGF−Iの予備研究が糖尿病をもつ若者におけるIGF −Iの1回の皮下注射による生理学的交替投与がGHレベルを低下させるだけで なく、前記1回の注射の場合のインシュリンの必要量の統計学的に著しい減少を もたらした。1回の注射がもたらす比較的長期に維持する効果は意外で、特に糖 尿病をもつ幼児、未成年ならびに若成人の治療に1回の皮下注射による投与の可 能性を開く。
図面の簡単な説明 第1図は18:00時から08:00時までの平均血中グルコースと平均IGF −Iレベルを示すグラフ図である。
第2図は18:00時から16:00時までの平均成長ホルモンレベルを示すグ ラフ図である。
第3図は20:00時から08:00時までのグループAとグループBの、また 個人毎の平均成長ホルモンレベルを示すグラフ図である。
第4図は02:00時から08:00時までの平均血清インシュリンレベルを示 すグラフ図である。
第5図は02:00時から08:00時までの血中グルコースの安定している間 の平均インシュリン必要量百分比を示すグラフ図である。
・第6図は実施例2のおのおのの患者のぞれぞれ1週間前および4週間後におけ るIGF−Iレベルを示すグラフ図である。
本発明の開示 本発明による研究は生理学的投与量を投与されたIGF−IがGHレベルとGH 分泌に著しいフィードバック効果を及ぼすことを示す糖尿病の最初の研究である 。IGF−Iの生理的交替薬はインシュリンの必要量の著しい低下に繋がったが 、それは今までの研究で報告された遊離IGF−Iのいかなる直接効果よりもむ しろGHレベルの低下によりもたらされるものであった。
本発明は1型糖尿病(IDDM、インシュリン依存性糖尿病)の治療用薬剤を製 造するためのIGF−Iの用法に関するものであり、前記薬剤は健康な個人のI GF−■血清レベル特性達成の皮下注射投与量すなわち、血清中のIGF−Iの 生理学的代替達成必要量以下から成る。この治療は特に1型糖尿病をもつ幼児、 未成年もいくは若成人の治療に貴重で、その思春期成長の向上に導くものである 。本薬剤はさらに過血糖症の改善と安定、虚弱質の改善、急性代償不全による危 険の低減、および1型糖尿病における糖尿病ケト−ジスの発病率の低下にも有用 である。
本発明はさらに1型糖尿病をもつ幼児、未成年や若成人のインシュリン必要量を 減少させるための健康人のIGF−I血清レベル特性達成に必要な皮下注射投与 量から成る薬剤の製造用のIGF−Iの用法に関するものである。本薬剤はIG F−Iだけで成ることも、あるいはインシュリン製剤との組合せで成っても差支 えない。
本薬剤はなるべくなら1日に1回もしくは2回、1週間に2回か3回、1月に1 乃至最高7回投与できる単一注射に適応させることである。本薬剤はさらにデポ 製剤もしくはスローリリーズ製剤として投与してもよく、それによりそのように 適応させる必要がある。本発明はさらに、1型糖尿病の治療法にも関連し、その 薬剤は健康人のIGF−I血清レベル特性を達成する皮下注射投与量から成る。
生理学的血清IGF−Iレベルは健康人にとっては約IU/mlで、思春期中の 約2倍の高レベルである。IU/mlのIGF−Iは約200ng/mlのIG F−Iに相当する。
本発明は、標準的IGF−I生物学的活性の回復がG自かつ進歩的である。本発 明の意味はIGF−I治療が過血糖症制御の改善に時間がかかることと、糖尿病 合併症の危険の低減に槃がる点で意味深い。
この発見は今までの研究が標準的被験者ではIGF−■の薬理的投与量だけがな んらかのGHの突然の停止に繋がり得ることを示した点で意外であった。ぞのう え、IGF−Iはそれが直接のインシュリン様効果の達成に必要な薬理的投与量 に用いられる場合、糖尿病には価値のあるものとなる。1型糖尿病における生理 学的交替治療の意味深い効果はかつて提案されたことはなかった。
臨床的改善は以下を含んでいる。
1)過血糖制御の改善とその因果関係(たとえば、血清脂質の標準化と後期骨性 合併症の危険の低減)と、2)過血糖制御の安定化たとえば、虚弱質の改善(高 、低側血糖症の予測不能かつ発現不能の症状がより少なくなること)ならびに急 性代償不全の危険低下と、3)糖尿病ケト−ジスの頻度の減少と、4)思春期成 長のさらなる標準化 検定法 15分毎に測定した全血糖値をグルコース酸化法(英国、ハンツ所在のクラント ン サイエンティフィックリミテッド社製のYST分析器)により決定する。
15分毎に採取したGH検定用の試料を分布が完結するまで室温で保ち、その後 、それを回転、分離させて、血漿を検定まで一20℃の温度で凍結する。血漿G H濃度を国際参照標準801505を用いて免疫放射検定(IRMA)により測 定した。おのおのの個人分布からの全試料を同一のバッチで分析した。3.5. 15.2.77.4’mU/LのGH濃度での変量の相互検定係数はそれぞれ9 .4.7.7と10.5%であり、また2゜9.14.3と69.4mU/Lの GH濃度での変数の硝酸カルシウム検定係数はそれぞれ8. O12,0と3゜ 4%であった。
1時間ごとに測定した無血漿インシュリンに対し、1゜0mlの全血液を0.6 mlの水冷25%ポリエチレングリコール(PEG6000)に直ちに添加し、 その後、300ppmの速度で20分間回転させてから分離した(コリンズ エ イ シー ジー及びビカツプ ジエイシー氏著の「糖尿病治療」第2巻、198 5年、第456頁乃至第460頁)。前記血漿を一20℃の温度で貯蔵し、モル ガンおよびラザロー氏(1963年発行の「糖尿病」第12巻、第115頁乃至 第126頁)のものを改良した2重抗体放射免疫検定法(ギルドハイ アンチセ ラ リミテッド)により検定した。12.2と47.2mU/Lでの変数の相互 検定の係数はそれぞれ5゜5と8.6%であった。
脈拍検出プログラムのパルサー(メリアム ジー アール及びワヒター ケー  ダブリュー氏著の「生理学ジャーナル」第243巻、1982年、第E310頁 乃至第8318頁)を用いて22:00時から08:00時の間の12時間GH 分布を分析した。それは検定標準偏差を目盛係数として用い平滑にして特定の方 向を向かない基線からの偏差としてホルモン性脈拍を検出する。
血糖とインシュリン注入データは標準的に分布されていた。対数変数は無血漿イ ンシュリンデータを標準化したので、従って母数による統計技術を用いた。変数 の分布(2重ANOVA)を用いて時間経過による変化を考察した。別設の特記 がない限りデータを「平均上平均値の標準的誤差(SE)Jとして示した。
グリコジル化ヘモグロビン(HbAIC)をダイアマット専用HPLC装置を使 用して測定した。
血漿IGF−Iを酸性エタール抽出後、標準RIAにより測定した。l検定の最 大感度はlOμg/lである。
検定間および検定的変数は検体濃度が2.3.1,2および0.2μg / m  lでそれぞれ10%と8%以下であった。
実施例1 1型インシユリン依存性糖尿病をもつ年齢が14乃至18歳の後期思春期段階4 もしくは5(タンナー)の9人の若者(5人の女性および4人の男性)が体重1 kg当り40μgの投与量で皮下注射投与したIGF−Iの交叉二重盲検偽薬対 照試験に参加した。皮下注射され、体重1kg当り4oILgで計算されたIG F−Iもしくアリング グルコース クランプにより1晩中5mモル/Lに抑え た。グループA検査計画案に従う治療では被験者は偽薬をグループBではIGF −Iを投与される。
研究の継続時間は2時間であった。
被験者は、ボディマス指標(BMI)が2 e k g/rri以下の標準身長 と体重(下が50.3で、上が73.9kg、中央体重値が62.5kg)で、 1型糖尿病をもつものとして先々3年問診断されてきた。Cペプチドレベルは0 .025乃至0.275nモル/L以下(中央値が0.047nモル/L)であ った。被験者は肝、腎および甲状腺機能とも正常の良好な健康状態であって、1 日2乃至4回のいずれかで投与された短時間および中等度作用形インシュリンの 組合せをすべて用いた(1日当り、下が0.6、上が1,5U/kgの範囲、中 央投与量値が1日当り1.OU/kgであった)。喘息治療のため1日当り3回 200μgのジプロピオン酸ベクロメタゾンを吸入した1人を除き全被験者は定 期的薬物療法は受けてこなかった。本研究時におけるグルコシル化ヘモグロビン (全HbA1)の中央値は13.5%で、下が7.1であり、上が17.0%で あった。研究に加わった被験者の詳細を表1に要約する。
表1 患者詳細 番 号 123456789 年 齢 14 14 17 14 18 18 17 15 15性 別男女男 女女女男女男 思春期段階 5/4 4/4 515 515 5/4 515 515 4/ 4 515(G/P、)1.) 体重(k g) 61.050,364.066.951.473.972.0 54.968.2インシユリン投与量 1.0 1.5 0.8 1.0 1. 3 0.6 1.5 0.9 1.2(mU/kg) HbAl(%) 17.015.67.115.514.310,513,31 3.78.41人の被験者(3)を下記でわかるように研究中、無症候性血糖の ため大部分の分析から除外した。残り8患者のうち4人を無作為で選び最初の研 究期間中IGF−Iを投与した。
結果 血中グルコース 被験者のだれもが研究中夜通しでも低血糖症状を経験しなかった。しかし、3被 験者の最低血中グルコースが偽薬とIGF−I治療にかけて期間Aと期間Bでそ れぞれ3.3mモル/Lと0.5mモル/Lであった。両車例において、関係の ある被験者は3であった。この研究のために、低血糖を3.5mモル/L以下の 数値と規定した。比較的高い限界を採用することで、この研究の成果に影響する 可能性のある低血糖に対する逆調節反応が誘発されないことを保証したと考える 。被験者3に対する2つの研究期間からのデータはそれ故に、成長ホルモンの生 成とインシュリン必要量の全分析から除外されたわけである。前記2つの研究期 間は1被験者に対しては6週間離したこと以外、すべて1乃至2週間の間隔をお いた。
安定血中グルコースには両グループの被験者とも02:00時までには到達し、 08:00時に到るまでずっと安定したままであった。第1図に示したように研 究グループA(対照標準)とB (IGF−I)で02:00時乃至08 :  00時の平均血中グルコースはそれぞれ5゜62±0.13と5.59±0.0 7mモル/Lであった。グループ間とグループ内の変数の2法分析では血中グル コース値になんら著しい差異を示さなかった。
IGF−I IGF−Iの平均血液レベルは組換えIGF−Iの注射後5.5時間で223. 2ng/mlから413,1n g / m lのピークに達した。注射後30 分のレベルは偽薬投与後より著しく高かった(251.8±17.6対202. l±18.7ng/mlで、p=200)。
その後、研究期間中、夜通し上昇したままであった(1GF−I研究夜間の全平 均値:359,4±25.9対偽薬:206,1±22.3ng/ml ;p< 0,001)。第1図参照。
成長ホルモン 成長ホルモンの生成を研究期間(18:00から16=00まで)を通し、また 20:00時乃至08:00時の夜通し分析した。15分間の試料採取で得た平 均値を用いた。IGF−Iを投与した期間中に、偽薬を投与した期間と比べると 成長ホルモンに全体として著しい減少が見られた(16.92±3.21対27 .7±4.88mU/L;p=“t”試験との組合せで0.011)。
22時間中の平均値を第2図に示す。著しい低下が20:0時からos : o o時までの夜通しに見られた(19゜38±4.03対33.65±5.70m U/L;p=0.009: “t”試験との組合せ)。第3図参照。前パルサー の脈拍プログラムはIGF−I投与後の成長ホルモン平均ピーク振幅(41,1 ±7.1対75.2±12.2mU/L ; p=o、01)と平均計算基線成 長ホルモン濃度(1,4±0.5対8.2±2.5mU/L;p=o、02)と に著しい減少をそれぞれ示した。
インシュリン 前記22時間の研究期間中のインシュリン必要量を安定血中グルコースの確立に 導く初期段階と、クランプ段階それ自体と、最後に朝食と16:00時の研究終 了との間の期間の3つに分割できる。IGF−Iもしくは偽薬投与の時間と、0 2 : 00時の安定インシュリン ベアリング グルコース クランプの確立 の間に注入されたインシュリンはグループA (IGF−4)とグループB(対 照標準)の間では著しく異なってはいなかった(0,57±0.08対0.51 ±0.06mU/kg/分;p=Q、436)。
安定血中グルコースは上述のように02:00時まで確立された。02 : 0 0時より08 : 00時に至る期間中のインシュリン注入の分析はIGF−I を投与されるグループにおける真正血糖値を維持するに必要なインシュリン量に 前記対照標準グループと比較する時、著しい減少を示した(0.25±0.12 対0.31±0.07mU/kg/分;p=“t”試験との組合せで0. 03 )。インシュリン注入データ(体重1kg当りU)も02 : 00時から08  : 00時までの間の百分比変化の評価により分析した。おのおの個々の被験 者のグループA治療に必要な平均インシュリンの量を除数として用いることで、 グループAとBとの間のクランプ中の全差を個々の時点における平均百分比とし て示した。第4図参照。
グループAのインシュリン必要量を除数として用いたので、そのグループの百分 比値の総計が100になる。
おのおの個々の被験者のグループAとBの平均百分比値の組合せ“t”試験でI GF−I投与後のインシュリン必要量に著しい現象のあることを確認できる(8 1.4%対100%;p=Q、002)。
平均無血漿レベルもIGF−I投与後のこの期間中に減少していた(67.88 ±15.96対31.90±2.74mU/L: p=0.001)、第5図参 照。
実施例2 IGF−IレベルがIGF−Iを用いる28日間の治療期間をずっと持続された かどうか、換言すればIGF−Iの内因性生成を抑制したことを評価するため追 従調査が行われた。
階の生殖器と恥毛に対しそれぞれ3乃至5と2乃至5に当り、1型インシユリン 依存性糖尿病をもつ4人の男性患者を4週間の期間中にrhIGF−Iを用いて 治療した。
研究中の通院日程は次の通りであった。
通院前4週間から1週間までの間:選抜通院。
通院開始の週:IGF−Iの初回注射を18:00に投与、その後夜通し分布。
通院開始1週目から4週間:治療期間で、最終IGF−1注射を4週目通院の1 8:00に投与、その後、夜通し分布。
通院開始8週日:継続管理通院。
体重1kg当り40μgのIGF−Iの投与量を1日に1回18:00時に腿に 皮下注射により28日間連接投与した。本研究に参加したすべての被実験者は少 なくとも5年間(5乃至lO平年間範囲で)の糖尿病が継続した。被験者は標準 肝と腎機能をもつ正常な健康体であった。全患者は治療の開始時には甲状腺機能 が正常で、1日4回投与された短時間および中等度作用形インシュリンの組合せ を用いていた。被験者はインシュリン以外には定期的投薬を受けていなかった。
前記選抜通院・(通院前1週間)におけるグルコシル化ヘモグロビンA(HbA 1/HbA1c)の中央値は11.2%/9.7%で、範囲としては9. 9/ 8. 5乃至14.O/12.3%であった。研究に加わった被験者の詳細は表 2に要約されている。
患者で研究の開始時に腎障害もしくは網膜症のあるものはだれもいなかった。
表2 患者の詳細 番 号 1 2 3 4 年 齢 15 15 19 16 性 別 男 男 男 男 思春期段階 515 3/2 515 515(G/P、H,) 体重(kg) 78.0 38. 5 83. 8 28. 7結果 代謝制御 代謝制御の標識であるHbAlc (1%)として測定した。健康の標準範囲は HbAlcのほぼ5乃至6%である。前記4人の患者の個々のデータを第6図に 示す。
HbAlc (1%)として測定したグリコジル化ヘモグロビンのレベルは前記 4週間の治療期間中減少する傾向にあり、前記IGF−I治療後に比較的高いレ ベルに戻った(第6図)。1ケ月の観察期間は余りに短く、代謝制御の変化(H bAlcの測定で評価)を確認できないが、IGF−I治療の中止で起こる劣化 は代謝制御がIGF−Iにより影響され得ることを意味している。観察された変 化はIGF−I治療が血糖ならびに代謝制御を向上させる点で本発明にとってさ らなる支持を導く。
IGF−I 表3は夜通し分布の平均値の個々のデータを示す。
表3 IGF=1 (U/ml) 患者番号 週 −10曽 4曽曽 1 1.34 2.04 2,48 2 0.90 1,51 202 3 1.13 1.82 2.48 4 1.37 2.07 2.16 本 IGF−Iの18:00時における第1回の注射後。
”’ IGF−Iを毎日注射して4週間後。
前記4週間治療期間中、IGF−Iレベルはこの年齢グループの健康人における 標準生理的レベルに維持された。
そのうえ、内在性IGF−I分泌の抑制は治療期間中には見られなかった。結果 としてIGF−Iレベルの長期に亘る標準化は糖尿病をもつ幼児と若者の縦成長 の標準化を意味することに他ならない。
ロ ツし % フロントページの続き (72)発明者 ソンクセン ビータ−エッチイギリス国、ロンドン ニス ダ ブリュ63 ニー チー、フリストン ストリート2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)1型糖尿病治療に用いて健康な人のインシユリン様増殖因子血清レベル特性 を達成する皮下注射投与量から成る薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子 の用法。 2)前記1型糖尿病をもつ幼児、若者および若成人の治療を特徴とする請求の範 囲第1項に記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用法。 3)前記1型糖尿病をもつ幼児、若者および若成人に必要なインシユリンの量を 減少させることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の薬剤の製造に用いるイン シユリン様増殖因子の用法。 4)前記1型糖尿病における改善かつ安定化された血糖制御用薬剤の製造に用い るインシユリン様増殖因子の用法。 5)前記1型糖尿病における虚弱性を減少させることを特徴とする請求の範囲第 4項記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用法。 6)前記1型糖尿病における急性代償不全の危険を低減させることを特徴とする 請求の範囲第4項に記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用法。 7)前記1型糖尿病の糖尿病ケト−ジスの頻度を低下させることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用法。 8)前記1型糖尿病をもつ幼児と若者の思春期成長を向上させることを特徴とす る請求の範囲第2項に記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用法 。 9)前記薬剤がインシユリン製剤から成ることを特徴とする請求の範囲第1項に 記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用法。 10)前記薬剤を単一注射に適応させることを特徴とする請求の範囲第1項に記 載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用法。 11)前記薬剤を1日に1回または2回の単一注射に適応させることを特徴とす る請求の範囲第1項に記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用法 。 12)前記薬剤を1週間に1乃至最高3回の単一注射に適応させることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用 法。 13)前記薬剤を1月に1日乃至最高7日の単一注射に適応させることを特徴と する請求の範囲第1項に記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子の用 法。 14)前記薬剤をデポー製剤もしくはスローリリース製剤に適応させることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載の薬剤の製造に用いるインシユリン様増殖因子 の用法。 15)インシユリン様増殖因子(IGF−I)を健康体のIGF−I血清レベル 特性達成に必要な投与量で皮下注射投与して1型糖尿病を治療する方法。
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