JPH06508493A - 移動電話システムにおいて移動局を位置決めする方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 移動電話システムにおいて移動局を位置決めする方法技術分野 本発明は、移動局（ＭＳ）を位置決めすることを含む移動電話システムに関する 方法に関係し、この移動電話システムは、移動交換局（ＭＳＣ）に接続された基 地局（ＢＳ　１．ＭＴ）を含み、この移動電話システムへ所要数の周波数が割当 てられる。

背景技術 ＴＤＭＡ、すなわち時分割多重アクセスとＭＡＨＯｌすなわち移動援助ハンドオ フを用いた既知の移動電話システムは各基地局内に制御チャネルを有し、その制 御チャネルの信号強度は移動局により測定され又その周波数は送信基地局の特定 の地理的範囲内で識別を可能とする。

このようなシステムの例はヨーロッパの０３ＭシステムとＥＩＡ／ＴＩＡ　ｌ５ −５４指定の標準により指示された米国システムである。陸上システムは移動局 に命令して特定周波数の信号強度を測定報告させ、これは移動局に最も近い所に ある基地局を識別することを可能とする。

スエーデン特許出願第９００１３１２−９号では、屋内と屋外両方の加入者によ る使用を意図した移動電話システムか提案されている。この装置は外部サブシス テムと内部サブシステムを含む。適合チャネル割当てか内部サブシステムに適用 され、これは屋内ユーザーにシステムの全トラヒック・チャネルへのアクセスを 与える。送信器電力は外部サブシステムの送信器電力と比べて小さく、このこと は建物内のいくつかのセルで同じトラヒック・チャネルを使用することを可能と する。各屋内セルに属する制御チャネルは適合ではなく固定であり、屋外セルの ものと同様に移動局の基地局を識別する。この移動システムは多数の屋内基地局 を含む。固定制御チャネルは欠点である、何故ならこれは屋外システムから容易 に外乱を受けやすく、適合的に変更できないからである。

さらに、加入者が呼中に周辺基地局の制御チャネルに対して行った測定を報告し た時陸上システムにとって制御チャネルの周波数を基にハンドオフ用の屋内基地 局を明瞭に識別することは困難である。この困難は、加入者が特定の屋外セルの 街路からいくつかの可能な建物の内の１つへ入ることを選択した時に発生する。

これらの建物の屋内基地局はこの時移動局からの報告測定で明瞭に定義されなけ ればならず、このことはこれらの建物の全てて制御チャネル周波数か異なること か必要である。

発明の開示 本発明は、上述した適合屋内システムの固定屋内基地局制御チャネルが外乱を受 けやすいことの認識と、移動局から報告された測定から開始点として屋内基地局 を安全に認識することが可能であることの認識を基にしている。

本発明の目的は、以後副局と呼ぶ、トラヒック・チャネルのみを有し制御チャネ ルを有さない屋内基地局を提供することである。

本発明の他の目的は、副局識別の問題を解決することで、この目的のため移動シ ステムに利用可能な全てのものの中からいくつかの周波数を予約することにより 解決する。ある地理的区域内の副局の各々は、常に放送されているこれらの予約 周波数のユニークな組を割当てられる。この割当ては永久的でもよいが、半永久 的なものでシステムの移動交換局から指令されるものが望ましい。

これは局所的外乱状態に注意を払い、移動電話網の拡張に関連した変更又は修正 の必要性を可能とする。識別用にセル中で識別周波数を用いることに加えて、こ れらの周波数は又セル中でトラヒックを運ぶために用いることが可能である。本 発明は以下の請求の範囲に述べる特徴により特徴づけられる。

図面の簡単な説明 添附図面を参照して本発明の例示実施例を以下に詳細に説明する。

第１図はセルラ移動電話システムの概略図である。

第２図は時間共有無線送信用の時間スロットを図示する。

第３図は時間スロットに送信された信号列を図示する。

第４図は建物内の基地局と副局を図示する。

第５図は本発明の方法を図示する流れ図である。

本発明を実施する最も良好な態様 第１図はセルＣＩ、Ｃ２，Ｃ３を有するセルラ移動電話システムの一部を図示す る。セルの各々は基地局ＢＳ１、ＢＳ２．ＢＳ３を各々有し、これらは移動交換 局ＭＳＣへ接続される。セルＣ１は、ケーブル２により移動交換局ＭＳＣへ接続 されている一般にＭＴて参照される副局が装備されている建物Ｉを収容する。移 動局ＭＳか移動電話システムを介して発呼可能な加入者かセルＣＩへ移動して来 る。

加入者が屋外と建物ｌ内の両方から発呼可能であることか望ましい。移動局が建 物へ入った時又は出た時も加入者が呼を手動で再接続する必要なしに発呼又は会 話を継続することが可能でなければならない。移動電話システムは制御チャネル 上でさえも低い外乱レベルを有しハンドオフ前に屋内と屋外の両方で移動局の明 瞭な局所化を得るべきである。これらの是非欲しいものは本発明による移動電話 システムにより満たされる。

第１図に図示した移動電話システムは多数の周波数、又は別々の周波数対に分割 された周波数域を当局により割当てられており、この周波数対の一方は基地局又 は副局から移動局ＭＳへの通信、いわゆるダウンリンクに用いられ、他方の周波 数は反対方向、いわゆるアップリンクに用いられる。各周波数の個々の呼に対し て既知の方法、通常ＴＤＭＡ、時分割多重アクセスと呼ばれる方法で多数の時間 スロットに分割される。本願では、トラヒック・チャネルという用語は特定周波 数上のこのような１つの時間スロットを識別する意味である。第２図は周波数対 の一方に対して規則的に現われる時間スロットｌ−Ｎを図示する。時間スロット １ｏの図示実施例で、Ｔは時間を表わし、記号Ｔｌは時間スロットの接続時間を 示す。Ｔ２は時間スロット１ｏが送信される２つの発生時間の間の時間間隔を示 す。呼と接続の確立用に、例えば前述の米国規準ＥＩＡ／ＴＩＡ　ｌ５−５４の ように、移動電話システムは時間スロットを欠き、完全な周波数を占存するＭ御 チャネルＣｃを含む。

チャネルという用語は送信器と受信器間の空間を指示するために無線文脈で時々 使用されることに注意すべきである。語チャネルのこの意味は本願では使用され ない。

第３図は時間スロットで送信される既知の信号シーケンスを図示する。信号シー ケンスは、開始シーケンスＧＲ，同期シーケンス５ＹＮＣ，２つのデータ・シー ケンスＤＩ、Ｄ２と制御信号用の予約信号スペースである関連制御シーケンス５ ＡＣＣＨに分割される。前述の米国移動電話規準ＥＩＡ／ＴＩＡ　ｌ５−５４で ＋；！、対応する構成の時間スロットが指定されている。

第４図は基地局ＢＳＩとセルｃｌ中の建物ｌをより詳細に図示しである。建物は ３室３を有し、各々は副局ＭＴ１．ＭＴ２．ＭＴ３を各々備え、これらの副局は ケーブル２により移動交換局ＭＳＣに接続される。移動局ＭＳは各々Ａ、Ｂ、Ｃ と参照される３つの異なる位置に示されている。基地局ＢＳＩは適合的に割当て られるシステム・トラヒック・チャネルの全てと制御チャネルＣＣである全周波 数へのアクセスを有する。移動局ＭＳは制御チャネルＣＣの補助で基地局ＢＳＩ を呼び、移動交換局ＭＳＣは制御チャネルの補助で呼チャネルを割当てる。チャ ネルを移動する時は、新たな呼チャネル用の指令が旧呼チャネルに送信される。

これらの機能は既知の方法、例えば第２図に図示したＮの代りに３つの時間スロ ットのみを挙げている前述の米国移動電話規準に従って実行される。Ｎ時間スロ ットが本発明を記述するために用いられ、これは米国移動電話規準に限定されな い。

本発明によると、副局ＭＴ１．ＭＴ２．ＭＴ３はいくつかの送受信器を有してい る簡略化された基地局である。

副局は移動電話システムの各種ｌ・ラヒック・チャネルで送受信可能な制御チャ ネルは欠けている。移動システムにより利用可能な全てのトラヒック・チャネル 周波数の中、そして基地局ＢＳＩがアクセスを有する周波数の内で、一定数が識 別用に割当てられる。図示の実施例の場合、ＮｏｌからＮｏ３０までの３０周波 数が予約される。副局ＭＴＩ、ＭＴ２．ＭＴ３（７）各々はこれら（７）３０周 波数の中からユニークな組を割当て、各組は５周波数を含む。

副局の各々はその５つの割当て周波数を常に送信し、これらの周波数は各副局に 対してユニークな周波数の組を慣成しているため、移動局ＭＳに隣接する副局は 移動交換局ＭＳＣにより識別可能である。より広い意味で、この識別は３０個の 割当て周波数の信号強度を測定し、５個の最強信号を移動交換局ＭＳＣへ報告す る移動局ＭＳＣにより実行される。このことは、移動局ＭＳが屋内に位置して最 近接配置の副局へ引渡す時を基地局ＢＳｌが移動局ＭＳへ指令することを可能と する。このハンドオフ処理は以下により詳細に説明される。

その各々のユニークな周波数の組に加えて、副局ＭＴ１、ＭＴ２．ＭＴ３は呼用 のトラヒック・チャネルへのアクセスを存する。これらのチャネルは永久的に割 当てされてもよい。本発明の図示実施例では、トラヒック・チャネルは移動交換 局ＭＳＣにより以後適合的に割当てされる。適合チャネル割当ての場合、識別用 の副局のユニークな周波数組に属する周波数も又この副局によりトラヒック・チ ャネル周波数として使用されることに注意すべきである。

図示の例示実施例の場合、以下のユニークな周波数組が副局用に作られている。

ＭＴに周波数Ｎｏｌ、　Ｎｏ２．　Ｎｏ３．　Ｎｏ４．　Ｎｏ５゜ＭＴ２：周波 数Ｎｏｌ、　Ｎｏ３．　Ｎｏ４．　Ｎｏ５．　Ｎｏ６゜ＭＴ３：周波数Ｎｏｌ、 　Ｎｏ４．　Ｎｏ５．　Ｎｏ６．　Ｎｏ７゜周波数Ｎｏｌは副局に共通であるこ とに注意すべきである。副局ＭＴＩ、ＭＴ２．ＭＴ３がら到達する屋内信号の強 度は、相対的に短い屋内距離のため基地局ＢＳＩがら到達する屋外信号の強度よ り一般的に大きい。以下により詳細に説明するように、移動交換局ＭＳＣは周波 数Ｎｏｔの強度を閾値と比較することにより移動局ＭＳが屋外か又は建物の内部 かを決定可能である。周波数割当は移動電話システム内で多数の副局を識別可能 とする。図示実施例ては、２９１／２５１・４　！＝２３７５１のユニークな周 波数組が作成可能である。感嘆符記号（ｅｘｃｌａｍａｔｉｏｎ　ｍａｒｋ）は 通常機能（ｆａｃｕｌｔｙ）を意味する。

本発明の移動電話システムが動作する方法は第５図の流れ図を参照して説明され る。前述したように、ブロック２０に従って周波数は移動電話システムに割当て られ、ブロック２１で識別周波数Ｎｏｔ　−Ｎｏ３０が指示される。

ブロック２２で選択された各々のユニークな周波数組が副局ＭＴ１．ＭＴ２．Ｍ Ｔ３に割当てられ、副局はブロック２３に示されるようにこれらの周波数を送信 する。

移動局ＭＳがセルＣＩに配置され、発呼したり又は他の加入者から呼ばれると、 移動交換局ＭＳＣは基地局ＢＳ１へその空いているトラヒック・チャネルの１つ 、例えは周波数Ｎｏ３６の第１時間スロットを割当てる。ブロック２４に図示す るこのチャネル分割は公知の方法で実行され、移動局ＭＳは割当てトラヒック・ チャネル上で呼を開始する。移動交換局ＭＳＣはブロック２５に従って近隣の基 地局と副局の周波数を聴取するよう基地局ＢＳｌを介して移動局ＭＳへ命令する 。移動局はブロック２６で割当トラヒック・チャネルの関連制御シーケンス５Ａ ＣＣＨ上で基地局ＢＳＩへ５つの最強周波数の信号強度を報告する。ブロック２ ７で、移動交換局ＭＳＣはこれらの周波数に関する測定を受取り、報告信号強度 を閾値Ｔｈと比較する。共通周波数Ｎｏｌが閾値Ｔｈ以下である時又は周波数Ｎ ｏｌが全く検出されない時、二者択一の「いいえ（Ｎｏ）　Ｊて、移動局ＭＳは 多分屋外、例えば位置Ａにいる。このようにして、移動交換局ＭＳＣは共通周波 数Ｎｏｌの信号強度の援用により移動局を位置決めする。この場合、「いいえ」 の択一によると基地局ＢＳｌへの接続は割当てトラヒック・チャネル、周波数Ｎ ｏ３６の第１時間スロット上で続行する。反対に、共通周波数Ｎｏｔの信号強度 か閾値Ｔｈを越えると、ブロック２７の［はい（Ｙｅｓ）Ｊ択一によると移動局 ＭＳはブロック２９によると例えば位置Ｂの多分屋内にいる。この場合、移動局 ＭＳは割当てトラヒック・チャネル、周波数３６上の第１時間スロットの関連制 御周波数５ＡＣＣＨ上で周波数Ｎｏｌ、Ｎｏ３．Ｎｏ４．Ｎｏ５．Ｎｏ６を報告 する。移動交換局ＭＳＣはこのように共通周波数Ｎｏｌの信号強度の助けにより 移動局ＭＳか屋内にいることを最初に見出す。

ブロック３０によると、次いで移動交換局ＭＳＣは報告周波数がユニークな周波 数組の内の一つと一致するがどうかを確認する。択一の［はいＪの場合、移動交 換局ＭＳＣはブロック３１により移動局ＭＳを副局ＭＴ２へ位置決めする。ＭＴ ２は報告周波数Ｎｏ３．　Ｎｏ４．　Ｎｏ５゜Ｎｏ６の助けにより識別される。

ブロック３２によると、移動交換局ＭＳＣは移動局ＭＳと副局ＭＴ２との間の接 続４へ空きチャネルを割当てる。これは例えば周波数Ｎ０３５の時間スロットＩ Ｏの指示により実行される。次いでブロック３３により移動交換局はノ１ンドオ フの命令を出す。このハンドオフは前の割当てトラヒック・チャネル、周波数Ｎ ｏ３６の第１時間スロットから指示チャネル、周波数Ｎｏ３５の時間スロットｌ Ｏへ実行される。接続４が確立されると、副局ＭＴ２はケーブル２を介して移動 交換局ＭＳＣと通信する。ブロック３０の択一「いいえ」の場合、移動局ＭＳは ブロック２４に従って基地局ＢＳｌを経由して通信を続行し、ブロック２５に従 って識別周波数を聴取する。

呼が進行中に、移動局ＭＳがドア５を通過して隣接する部＠３の位置Ｃへ移動す ることも可能である。移動局ＭＳは接続４上の呼が続行する間ブロック２５に従 って周波数Ｎｏｌ　−Ｎｏ３０を聴取し続ける。この聴取過程は第２図による時 間スロットｌＯが再現する間の時間Ｔ２中に行われる。ブロック２６によると、 移動局ＭＳは割当てトラヒック・チャネル、周波数３５の時間スロットＩＯの関 連制御周波数５ＡＣＣＨ上で５つの最強信号を副局ＭＴ２を介して移動交換局Ｍ ＳＣへ報告する。移動局ＭＳがドア５を通過するある時点で、これは移動交換局 ＭＳＣへ最強周波数Ｎｏｌ、　Ｎｏ４．　Ｎｏ５．　Ｎｏ６．　ＮＯ７を報告す る。この周波数組は副局ＭＴ２に属さない。ブロック３０の「いいえＪ択一に従 って、移動交換局は基地局ＢＳＩと移動局ＭＳへＢＳＩのセル中の空きトラヒッ ク・チャネル、例えば周波数Ｎ０４９の第２時間スロットへの引継ぎを命令する 。移動局ＭＳは最強周波数Ｎｏ１．Ｎ。

４、Ｎｏ５．Ｎｏ６．ＮＯ７を常に報告し、これは周波数Ｎｏ４９の第２時間ス ロットの関連制御周波数５ＡＣＣＨ上で生じる。ブロック２７て周波数Ｎｏｌの 信号強度が閾値Ｔｈを越えた場合、移動交換局はブロック２９で移動局ＭＳを屋 内と位置決めする。ＭＳは又ブロック３０，３１を参照して上述したように、そ のユニークな周波数組の助けにより副局ＭＴ３の近傍にあるものとして位置決め される。副局ＭＴ３と移動局ＭＳとの間の接続６はブロック３２でこの副局の空 きトラヒック・チャネルの１つ、例えば周波数Ｎｏ３７の第３時間スロットに割 当てられ、移動局ＭＳはブロック３３に従ってこのトラヒック・チャネルへのハ ンドオフを行う。

図示の例の場合、室を変更する時、ハンドオフは副局ＭＴ２から基地局ＢＳ！へ 実行され、以後副局ＭＴ３へのハンドオフが行われる。これは副局交換過程での 呼の喪失の危険性を減する。しかしながら、本発明の別の実施例によると、ある 副局から他へ直接ハントオフを行うことも可能である。この方法は、新たな副局 ＭＴ３の識別周波数の報告信号強度が旧副局ＭＴ２の信号強度を越えた時に適用 可能である。この場合、ユニークな周波数組が１つの周波数以上互いに異なって いるのが適当である。

移動局ＭＳはドア５やドア７．８を介して建物ｌの外へ移動可能である。この場 合接続は上述した方法に従って基地局ＢＳＩと副局ＭＴ３．ＭＴ２．ＭＴＩ間で 以後切換えられる。移動局ＭＳがドア８を通過すると、基地局ＢＳＩはそのトラ ヒック・チャネル、例えば周波数Ｎ０４２の第２時間スロット上の接続へ引継ぐ 。移動局ＭＳはこのチャネルの関連制御シーケンス５ＡＣＣＨ上で５つの最強周 波数を報告する。この場合、共通周波数Ｎｏｔの強度は閾値Ｔｈ以下にあり、ブ ロック２７の択一「いいえ」となる。基地局ＢＳＩは移動局ＭＳをこれにより屋 外と位置決めし、基地局ＢＳＩとの接続はブロック２４により周波数Ｎ０４２の 第２時間スロット上で続行する。

副局へのこの周波数割当は、報告周波数の内の一部のみが副局のユニークな周波 数組の一部と一致する必要があるようにして実行可能である。この周波数組は例 えば以下の方法で作成される。

ＭＴＩ：周波数Ｎｏｌ、　Ｎｏ２．　Ｎｏ３．　Ｎｏ４．　Ｎｏ５゜ＭＴ２　周 波数Ｎｏｔ、Ｎｏ６．Ｎｏ７．Ｎｏ８．Ｎｏ９゜ＭＴ３　周波数Ｎｏｌ、　Ｎｏ ｔ　Ｏ，Ｎｏｌ　Ｉ、　Ｎｏｌ　２．　ＮｏＩ　３ある場合、移動局ＭＳか周波 数Ｎｏｌ、　Ｎｏ９．　ＮｏＩ　Ｏ。

Ｎｏｌ　ｌ　、　Ｎｏｌ　２を報告する。移動交換局ＭＳＣは周波数Ｎｏｌによ り移動局Ｍ　Ｓを屋内と位置決め可能である。周波数ＮｏＩ　Ｏ，Ｎｏｌ　Ｉ、 　Ｎｏｔ　２の多数決決定を基に、移動交換局ＭＳＣは移動局ＭＳを副局ＭＴ３ へ位置決めし、この局のチャネルの内の１つへの接続を割当て可能である。

位置決め用として相対的に小数の周波数を予約した場合、移動局ＭＳの局所化を いくつかの期間に分割可能である。このことは以下の例に従ってその各々のユニ ークな周波数組の助けにより多数の副局を識別可能とする。

・　セルＣ２は位置決め用に１１の番号付周波数を割当てる。

このセルの副局のユニークな周波数組は、共通周波数と、第１位置決め期間に送 信される２つの周波数と第２位置決め期間に送信される２つの周波数を含む。こ の方法は、小数の予約周波数にも係らず（１０１／２！・８　り　”　＝２０２ ５通りの異なる副局を識別可能である。このようにユニークな周波数組は２つの 部分組に分割され、その各々は位置決め期間の各々の間に送信される。

上述した本発明の図示例示実施例では、副局ＭＴＩ。

ＭＴ２．ＭＴ３は制御チャネルを欠き、一方基地局ＢＳＩのみが移動局ＭＳへ識 別用の制御チャネルＣＣを存する。しかしながら、本発明は又制御チャネルへの アクセスを存する副局や本発明の方法に従って識別用のユニークな周波数組を放 送する基地局にも適用可能である。

第２図の実施例で副局は屋内に配置されているが、副局も又屋外、例えば工場区 域内に配置してもよい。上述の３０の予約周波数ＮｏｌからＮｏ３０を用いてセ ルＣＩ以外のセル例えばセルＣ２，Ｃ３中の副局を位置決め可能である。図示実 施例ては、基地局と副局はトラヒック・チャネルの適合割当てを有しているが、 本発明の範囲は永久的なチャネル割当てを含む。可能なトラヒック・チャネルの 外乱レベルを測定する適合チャネル割当ての場合、割当てた識別周波数Ｎｏｌ　 −Ｎｏ３０を、識別用にこの周波数を用いる副局の１つによりトラヒック用に用 いてもよい。これはある識別周波数の外乱レベルが規定最大値の下にある時に可 能である。第５図を参照して上述した例示実施例では、移動局ＭＳから報告され た信号強度の全てが閾値Ｔｈと比較される。しかしながら、いくつかの閾値、例 えば共通識別周波数Ｎｏｔ用にある閾値を、残りの識別周波数用に他の閾値を用 いることも可能である。

本発明は多数の利点を与える。前述したように、副局ＭＴは相対的に簡単で、本 発明は移動局の位置を積極的に確立てきる、すなわち位置決め可能である。１つ の重要な利点は、本発明が既存の移動電話システムの［移動援助ハンドオフ」に 指定の機能を利用している点である。

この機能は移動局が個々の基地局からの多数の制御チャネルを聴取し、移動交換 局へ最強信号のいくつかを報告することを含む。交換局はこれにより移動局との 接続に最も適した基地局を選択可能である。本発明の例示実施例によると、［移 動援助ハンドオ）」機能を用いて予約周波数Ｎｏｌ　−Ｎｏ３０を聴取する。

Ｆｉｇ、　２

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．移動局（ＭＳ）を位置決めすることを含む移動電話システムに関する方法に おいて、この移動電話システムは移動交換局（ＭＳＣ）に接続された基地局（Ｂ Ｓ１，ＭＴ）を含み、この移動電話システムへ所要数の周波数が割当てられ、 移動電話システムの周波数のいくつかは識別周波数（Ｎｏ１−Ｎｏ３０）として 指示され、基地局の内のいくつか（ＭＴ１，ＭＴ２，ＭＴ３）が選択され、識別 周波数（Ｎｏ１−Ｎｏ３０）から少くとも１つの各ユニークな周波数の組（Ｎｏ １，Ｎｏ２，Ｎｏ３，Ｎｏ４，Ｎｏ５；Ｎｏ１，Ｎｏ３，Ｎｏ４，Ｎｏ５，Ｎｏ ６；Ｎｏ１，Ｎｏ４，Ｎｏ５，Ｎｏ６，Ｎｏ７）を割当て、 選択した基地局（ＭＴ１，ＭＴ２，ＭＴ３）はその各各のユニークな周波数組を 送信し、 移動局（ＭＳ）は識別周波数（Ｎｏ１−Ｎｏ３０）を聴取し、 移動局（ＭＳ）は最強信号を有する所定数の周波数を移動交換局（ＭＳＣ）へ報 告し、 移動交換局（ＭＳＣ）は報告周波数をユニークな周波数組と比較し、 報告周波数の少くとも一部と選択した基地局の内の１つ（ＭＴ２）用のユニーク な周波数組（Ｎｏ１，Ｎｏ３，Ｎｏ４，Ｎｏ５，Ｎｏ６）の少くとも一部との間 の一致の場合に、この基地局が選択されトラヒック・チャネルを割当てられ、 移動局（ＭＳ）は割当てトラヒック・チャネルを有する選択基地局（ＭＴ２）に 位置決めされ、このチャネル上で移動局（ＭＳ）との接続（４）が設定される、 ことを特徴とする移動電話システムに関する方法。
2. ２．請求の範囲第１項記載の方法において、移動局（ＭＳ）は最強周波数信号の 強度を報告し、移動交換局（ＭＳＣ）は少くとも１つの信号強度を閾値（Ｔｈ） と比較することを特徴とする方法。
3. ３．請求の範囲第１項又は第２項記載の方法において、選択した基地局（ＭＴ１ ，ＭＴ２，ＭＴ３）の各々は識別周波数（Ｎｏ１−Ｎｏ３０）の中から少くとも ２つのユニークな周波数の組を割当てられ、これらの周波数の組は少くとも２つ の相互に分離した位置決め期間中に送信されることを特徴とする方法。
4. ４．請求の範囲第１項、第２項又は第３項記載の方法において、 移動局（ＭＳ）は選択した基地局（ＭＴ２）との接続（４）の間識別周波数（Ｎ ｏ１−Ｎｏ３０）の信号強度を聴取し、 移動局（ＭＳ）は最強の信号を有する所定数の周波数（Ｎｏ１，Ｎｏ４，Ｎｏ５ ，Ｎｏ６，Ｎｏ７）を報告し、報告周波数の指定は選択した基地局（ＭＴ２）の ユニークな周波数組（Ｎｏ１，Ｎｏ３，Ｎｏ４，Ｎｏ５，Ｎｏ６）と比較され、 ユニークな周波数組（Ｎｏ１，Ｎｏ３，Ｎｏ４，Ｎｏ５，Ｎｏ６）の一部と報告 周波数（Ｎｏ１，Ｎｏ４，Ｎｏ５，Ｎｏ６，Ｎｏ７）の一部との間の偏差がある 場合、接続（４）は選択した基地局（ＭＴ２）からユニークな周波数組の欠如し た基地局（ＢＳ１）の内の１つへ切換えられる、ことを特徴とする方法。