JPH06508324A - 確実な遮断装置を有する機械的に加圧された自動分配機 - Google Patents
確実な遮断装置を有する機械的に加圧された自動分配機Info
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- JPH06508324A JPH06508324A JP4505873A JP50587392A JPH06508324A JP H06508324 A JPH06508324 A JP H06508324A JP 4505873 A JP4505873 A JP 4505873A JP 50587392 A JP50587392 A JP 50587392A JP H06508324 A JPH06508324 A JP H06508324A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
確実な遮断装置を有する機械的に加圧された自動分配機発明の背景
本発明の機械的に加圧された自動分配システムは自動分配機に関するものであっ
て、さらに詳しくは、化学的エネルギーの代りに機械的エネルギーによって加圧
されるエーロゾル自動分配機に関する。
エーロゾル自動分配機は40年以上も使用されていて、使用が便利なために好評
を得ている。しかし、これらの自動分配機の多くのものは、内容物を加圧するた
めにクロロフルオロカーボンおよび炭化水素化合物のような化学的推進剤に依存
しているのである。化学的加圧剤を使用することは充填、出荷、取扱い、保管、
加圧されて屡火炎を生じる容器の使用および廃棄の点で安全性を含む特別の問題
を生じさせるのである。他の問題点はオゾン層に対する影響に関する特別な疑問
を含む地球の生態系に対する若干の加圧化学剤の効果に関する問題および大気内
への揮発性有機化合物の解放の効果に関する問題を含んでいる。従って化学的推
進剤を使用しないで、しかもこのような化学剤を投入された自動分配機に付随す
る使用の便利さを保持するエーロゾル自動分配機の開発に大なる関心かあるので
ある。
化学的に加圧されるエーロゾル自動分配機の種々の形態の中には指で作動するポ
ンプおよびトリガーを使用する種々の機械的に加圧される型式のものかある。こ
れらのものは通常連続的なスプレーを生じさせるために引続いて強力な推進作用
を必要とし、その結果、使用者には不便である。さらに、このようなスプレーの
持続時間は大抵の場合ポンプまたはトリガーの作動行程の長さによって制限され
、スプレーの圧力は大抵の場合排出サイクルの間一定には保持されないで、サイ
クルの終りに近くなると迅速に減少し、スプレーが湿った流れ、または滴りにな
って了い、またこのような装置は一般に直立状態で作動されなければならないの
である。さらに、指で作動される多くのポンプは化粧品およびヘヤースプレーの
ような製品に使用するための微粉状の霧または適当に噴霧化されたスプレーを作
ることができない。その結果、このような装置は化学的に加圧されるエーロゾル
自動分配機の代わりになる便利でしかも安全な代替物を得る問題を僅か一部分し
か解決しないのである。
化学的に加圧される自動分配機に対する他の代替物は化学的推進剤を使用しない
で投入物を貯蔵することによって長いスプレー時間を得られる種々の機械的に加
圧される型式のものかある。このような「貯蔵された投入物」を有する自動分配
機は組立の時点で機械的に加圧される型式および使用時に操作者によって機械的
に加圧できる型式のものを含んでいる。
組立の時点て加圧される貯蔵投入物を有する自動分配機は屡内容物を圧入(pu
mped up )される袋体を含んでいる。例としては米国特許第4.387
,833号および米国特許第4,423.829号に記載されているものを含ん
でいる。
使用の際に操作者によって加圧される貯蔵投入物を有する自動分配機は通常ねじ
、カム、レバー、ラチェット、ギヤまたはその他の構造体によって投入される投
入室を含み、室の中に含まれる生成物を加圧する機械的な利点を与えるようにな
っている。この型式の自動分配機は「投入室自動分配機」と称されるものである
。多くの独創的な投入室自動分配機が製造されている。例としては本特許願の譲
受人に譲渡されたハメットその他の米国特許第4,875,595号、本特許願
の譲受人に譲渡されたキャップその他の米国特許第4.222.500号、本特
許願の譲受人に譲渡されたキャップその他の米国特許第4゜174.052号お
よび本特許願の譲受人に譲渡されたキャップその他の米国特許第4,167.9
41号に記載されているものを含んでいる。
これらの従来技術の貯蔵投入物自動分配機の若干のものは指で作動されるポンプ
またはトリガー自動分配機の欠点の若干または総てを回避するけれども、貯蔵投
入物自動分配機はそれ自体の欠点を有する。組立の時点で加圧される装置におい
ては、投入室は屡弾性的袋体になされるが、この袋体は生成物の寿命のある間投
入された状態に保持され、時間が経つにつれて劣化し、これらの装置は通常生成
物を再充填されることができないのである。
使用の際に操作者によって加圧される投入室装置の若干の゛ものは他の貯蔵投入
物自動分配機のこれらの特別の問題を回避するが、投入室自動分配機はそれ自体
の欠点を有する傾向がある。これらの欠点の内の主なものは、投入室装置か多数
の部品によって構成されているため、および/または多量の、高歩留りの射出成
形製造技術には容易に適しない部品によって構成されているため、および/また
は特別に設計された容器とともに使用されるために比較的製造が困難であったこ
とである。
これらの欠点は投入室自動分配機を高価にし、多くの市場における応用面に対し
て商業的に有用ではなく、化学的に加圧される自動分配機の完全に満足な代替物
よりも劣った他の貯蔵投入物自動分配機を形成する傾向かある。従って、既存の
貯蔵投入物自動分配機および投入室自動分配機は化学的に加圧されるエーロゾル
自動分配機の便利でしかも安全な代替物を提供する問題を一部分しか解決しない
のである。
本発明は特別な改良点を有し、使用の便利さを商業的な可能性と組合せた投入室
自動分配機である。このものは最終的に通常化学的エーロゾルに付随する望まし
い特徴を保有する非化学的エーロゾルであって、従って広範な販売者および顧客
の好評を得られ得る非化学的エーロゾルであると信しられる。
発明の要約
本発明の望ましい実施例の1つにおける機械的に加圧されるエーロゾルシステム
は実質的に、(a)ピストンを収容するキャップと、(b)このキャップに運動
可能に取付けられ、このキャップとともに分配頭部組立体を形成するアクチュエ
ーターと、(C)膨張可能の弾性的容器とより成っている。このシステムは液体
内容物を保持する標準容器上に嵌合されて、液体をこの容器から分配頭部組立体
内に吸引する浸漬管組立体およびエーロゾルノズルおよび弁を含み、内容物を分
配頭部組立体から解放する標準排出組立体を含んでいる。
キャップおよびアクチュエーターの補完的ねしはねじ止められるキャップの短い
捩じり作用がピストンを持上げ、分配頭部組立体内の投入室を解放するようにピ
ッチを決められている。このことは真空を生じさせ、吸引作用を発生させて、内
容物を浸漬管を通して吸い上げて投入室を充填させるようになす。キャップを反
対方向に捩じると、下向き行程にてピストンを下降させ、投入室を閉鎖して、内
容物を膨張可能の弾性的容器内に強制する。
この容器は圧力により膨張し、生成物を保持して、引続く排出を行わせるように
なされている。キャップ内の標準弁組立体の一部分であるボタンを押圧すると、
内容物をノズルを通して解放させるようになっている。
上述にて簡単に要約されたこのシステムの全般的な作動は、(a)ピストンおよ
びキャップが別個にモールド成形されて、それぞれに対して異なる材料およびさ
らに容易なモールド形状を可能にするスナップインピストン(snap−in
piston)の使用、(b)容器の容易な充填を可能にし、通常の瓶および標
準的な瓶詰め技術の利点を得られるようになす分配頭部組立体とは異なる別個の
部片である容器の使用、(C)ピストンの底部に取付けられて、ピストンのそれ
ぞれの下向き行程にて弾性的容器内に深く挿入され、容器内の圧力の予期せざる
拡大およびまた余分な部品を必要とせずに機構の確実な手段を得られる二重の利
点を有する「フィンガー」の使用、(d)下向き行程にて浸漬管を封止し、また
何れの作動に対しても余分な部品を必要とせずに分配されなかった内容物を容器
内に戻すように排出させる逆戻し機構を形成する一方向弁機構を形成する附加的
な利点を実現させるように設計された容器、ピストンおよびアクチュエーターの
使用および(e)キャップおよびアクチュエーターの機械的な捩り運動を容易に
なすように低い摩擦係数を保持して緊密な封止を生じさせるピストンシール機構
の使用を含む若干の特別の改良によって強調されるのである。
本発明のこのシステムに対するさらに他の改良は(f)弁の交換の度毎にキャッ
プを再整備を要せずに弁作動に対する調節を可能になす代替的なスナップインピ
ストンの使用、(g)代替的な確実な遮断作用、(h)代替的なピストンシール
機構、(i)二重壁部を有する代替的アクチュエーターおよび(j)分配頭部組
立体を容器に取付けるためのフリーホイールの使用を含む代替的な機構を含んで
いる。
上述およびその他の特別な改良(およびその他の実施例)が以下にさらに詳細に
説明され、またその特徴が説明される。これを要約すれば、たとえ上下転倒され
ても、何れの位置からも作動し、フィンガーポンプの作動を必要としないで、廃
棄可能または再使用可能の容器に適用できる非化学的エーロゾルを得られるよう
になすのは本発明のシステムにおけるこれらの機素の協働作用によるのである。
さらに、本発明のシステムは、作動サイクルの終りに近くなっても湿った流れま
たは滴りになることがなく、また極端な機械的な力を与える必要のない微細に噴
霧化された高圧のスプレーの形態の長く継続するスプレーを生じさせるものであ
る。本発明のシステムは、簡単で比較的少ない数の部品しか使用せず、しかもこ
れらの部品は総て既存の材料から製造でき、既存の成形技術によって射出成形さ
れることができるのである。
本発明のシステムの特別な目的は、現在まで非化学的なエーロゾル自動分配機が
化学的に加圧されるエーロゾル自動分配機の代替物として広く受入れられるのを
妨害していた問題を総て実質的に解決することである。
図面の簡単な説明
第1図は本発明のシステムの図解的な断面図である。
第1a図は第1図と同様であるが、第1図には示されていない投入室の詳細を示
す断面図である。
第2図はアクチュエーター組立体の第1の実施例を示す、キャップ組立体および
アクチュエーター組立体(排出組立体は図示されていない)の分解された断面図
である。
第3a図はアクチュエーター組立体の第2の実施例のI 断面図である。
第3b図はアクチュエーター組立体の第3の実施例の断面図である。
第4図は排出組立体の断面図である。
第5図は最初のサイクルの未だ取付けられていない状態における分配頭部組立体
の断面図である。
第6図はキャップおよびアクチュエーターの若干の詳細構造を示す第5図の破断
断面図である。
第7図は最初のサイクルの完全に開放された状態における分配頭部組立体の断面
図である。
第8図はキャップおよびアクチュエーターの若干の詳細構造を示す第7図の破断
断面図である。
第9図は最初のサイクルの完全に閉じられた状態における分配頭部組立体の断面
図である。
第1O図はキャップおよびアクチュエーターの若干の詳細構造を示す第9図の破
断断面図である。
第11図は投入室内への内容物の流れを示す、投入サイクルの完全に開放された
状態における分配頭部組立体の概略的断面図である。
第12図は容器から排出されて排出組立体を通る内容物の流れを示す、投入サイ
クルの完全に閉じられた状態における分配頭部組立体の概略的断面図である。
第13図は内容物の流過チャンネルの詳細を示す、投入サイクルの完全に閉じら
れた状態における分配頭部組立体の一部分の拡大図である。
第13b図はアクチュエーター組立体の他の実施例の1つにおける内容物流過チ
ャンネルの詳細構造を示す、第13図に関係する図である。
第14図はピストンの下側にある内容物流過チャンネルの詳細構造を示す、第2
図の破断断面図である。
第15図はピストンおよびキャップのリブの滑動防止スロットの詳細構造を示す
キャップおよびピストンの分解された断面図である。
第16図は便利なハンドグリップを形成するアクチュエーターのスカートの実施
例を示す、本発明のシステムの概略的側面図である。
第17図は変形形態のスナップイン弁の側面図である。
第18図は変形形態の確実な遮断組立体の側面図である。
第19図は第17図および第18図の変形形態のスナップイン弁および確実な遮
断組立体のキャップ内の配置を示す、キャップの一部断面とせる側面図である。
第20図はピストンかキャップ内で回転するのを阻止するための変形形態のキャ
ップの回転防止手段を示すキャップの底面図である。
第21図はピストンの外壁部の球状シールを示す、変形形態のピストンシール機
構の一部断面とせる側面図である。
第22図は変形形態のアクチュエーターの二重側壁部を示す変形形態のアクチュ
エーターの断面図である。
第22A図は第22図のアクチュエーターの底部を支持する支持リブを示す、前
記アクチュエーターの底面図である。
第23図はアクチュエーターおよび容器が互い相対的に回転するのを阻止するた
めの了クチユニーターおよび容器の回転防止歯を示す、アクチュエーターおよび
容器の一部断面とせる斜視図である。
第24図は第23図のアクチュエーターおよび容器の回転防止歯の詳細を示す断
面図である。
第25図はアクチュエーターおよび容器の第1の関係状態におけるフリーホイー
ル装置の図解的な斜視図である。
第26図はアクチュエーターおよび容器の第2の関係状態におけるフリーホイー
ル装置の図解的な斜視図である。
第27図はフリーホイール装置の第2の実施例の図解的な斜視図である。
望ましい実施例の詳細な説明
以下の説明において、説明を助けるために図面を利用して機械的に加圧されるエ
ーロゾル自動分配システムが複数の段階で説明される。このシステムの主な組立
体または部分は、(a)ピストンを収容するキャップと、(b)このキャップに
運動可能に取付けられてキャップとともに分配頭部組立体を形成するアクチュエ
ーターと、(C)容器とを含んでいることを理解した上で、説明の第1の段階は
、全体のシステムを概観することである。
第1図を参照すれば、主な組立体および部分が示されているが、このシステムは
、標準容器に嵌合して、内容物を分配頭部組立体内に吸引する浸漬管および(a
)ノズルおよび弁を含み、内容物を分配頭部組立体から解放する標準排出組立体
を含んでいることが判る。
このシステムの作動が若干の特別な改良によって強調されていることを理解した
上で、説明の第2の段階は、種々の組立体および部分の詳細な説明を行うことで
あり、これによってそれぞれの若干の特徴、種々の面およびその詳細が理解され
る。第2図および第3図を参照し、キャップ、ピストンおよびアクチュエーター
(アクチュエーター組立体の3つの実施例を含む)の詳細が説明される。標準エ
ーロゾル弁排出組立体が第4図を参照して説明される。この段階の説明の間に、
特別の改良が示される。これらのものの作動が引続いて説明される。
これらの組立体および部分を理解した上で、次の2つの段階の説明は、如何にし
てこれらのものが一緒に纏められて使用されるかに指向されるのである。第3の
段階の説明および第5図から第10図まではこのシステムの「最初のサイクル」
を説明し、図示しているが、これにおいては、分配頭部組立体は取付けられてい
ない状態、完全に開放された状態および完全に閉じられた状態を経て進められる
のである。第4の段階の説明および第11図および第12図はこのシステム内の
内容物の流れを示す、完全に開放された状態および完全に閉じられた状態のこの
システムの「投入サイクル」を概略的に説明し、図示している。
最後に、説明の最後の段階および第13図から第27図までは本発明を実施する
最良の態様に寄与する変形形態の機構を含む残りの詳細を示している。
システムの概観
第1図を参照すれば、本発明のシステムかキャップ20およびアクチュエーター
組立体100を含んでいることが判る。キャップ20はピストン42および排出
組立体70を収容している。アクチュエーター組立体100は容器130および
浸漬管122を収容している。
キャップ20内に着座しているピストン42はこれの中心から下方に突出してア
クチュエーター組立体100の容器130に組合う「フィンガー」60を含んで
いる。
キャップ20内に着座する排出組立体70はエーロゾルスブし・−を分配するた
めの標準的な設計のものである。
アクチュエーター組立体100内に着座している容器130はこの実施例では弾
性的な袋体であるが、圧力によって膨張して力を蓄えることのできる何れの種類
の容器になすこともできる。従って、容器+30は時には「膨張抵抗容器Jと称
され、この実施例の弾性的な袋体だけでなく、圧力によって抵抗しながら容器を
膨張させる装置をも示すものと理解しなければならないが、このような圧力によ
って抵抗しながら容器を膨張させる装置は弾性的な容器だけでなく、内部にばね
を埋設された容器を含む剛性的および半剛性的容器内のばね附勢のピストンおよ
び等価的な装置を含んでいる。アクチュエーター組立体100内に着座する浸漬
管122は標準寸法の管である。
以下にさらに詳細に説明されるように、キャップ20はアクチュエーター組立体
100上にねじ込まれて、ともに分配頭部組立体10を形成している。この分配
頭部組立体10は液体内容物を保持する標準容器12上に嵌合されている。以下
にさらに詳細に説明されるように、分配頭部組立体lOの機械的作用によりキャ
ップ20およびピストン42はアクチュエーター組立体100に対して上下運動
を行い、分配頭部組立体lO内に投入室200(開放された投入室が第1a図に
示されている)を形成している。
ピストン42が持上げられると、分配頭部組立体IO内の投入室を開放し、圧力
差が作られ、その結果内容物を容器12から浸漬管122を通して吸い出して、
投入室を充填する。次にピストン42が下降されると、この下向き行程か分配頭
部組立体lO内の投入室を閉じて、内容物を膨張抵抗容B130内に強制する。
膨張抵抗容器130は圧力によって膨張し、内容物を保持して引続いて排出させ
るようになす。ピストン42のフィンガー60が下向き行程にて膨張抵抗容器1
30内に挿入される時に、さもなければ容器内にある面積部分を減少させること
によって容器130内の圧力を増大させるのである。キャップ20内に着座する
排出組立体70の一部分をなす釦を押すと内容物が解放される。
上述の説明は本発明のシステムの甚だ一般的な概観である。上述で要約されたこ
のシステムの作動は、若干の特別な改良および後述される機能を強調するもので
ある。
これらの改良は、(a)スナップインピストン42の使用、(b)容器12とは
別個の分配頭部組立体IO内の投入室200の形成、(C)流体流過チャンネル
の形成および膨張抵抗容器130内の圧力の増大を行うピストン42のフィンガ
ー60の使用、(d)協働して種々の機能的な機構(浸漬管内の「一方向弁」、
加圧された膨張抵抗容器130から容器12への「流し戻し」および容器12内
への空気の流通を許す「通気孔」のような)を余分な部品を必要とせずに形成す
るこのシステムの若干の機素の使用および(e)低い摩擦係数を保持して形成さ
れた投入室を封止するようにピストン42およびアクチュエーター組立体100
の内壁部の間のピストンシール機構の使用を含んでいる。
本発明のシステムのさらに他の改良は、(f)弁の交換が行われる度毎にキャッ
プを再調整する必要なしに弁作動の調節を可能になし、また高速の製造を向上さ
せる変形形態のスナップイン弁組立体の使用、(g)変形形態の確実な遮断機構
(第18図)、(h)変形形態のピストン封止機構(第21図)、(i)二重壁
部を有する変形形態のアクチュエーター(第22図)および(j)分配頭部組立
体を容器に取付けるためのフリーホイールの使用を含む変形形態の機構(第25
図から第27図まで)を含んでいる。
上述およびその他の特別な改良(およびその他の実施例)は以下にさらに詳細に
説明され、その特徴が説明される。本発明のシステムのこの概観を終了した上で
、種種の組立体および部分が以下に説明される。
システムの組立体および部分
第2図を参照すれば、分配頭部組立体10が、(a)ピストン42を収容するキ
ャップ2oおよび(b)膨張抵抗容器130および浸漬管122を収容するアク
チュエーター組立体100を含んでいることが判る。アクチュエーター組立体1
00の他の実施例は第3a図および第3b図に示されているが、キャップ2o内
に収容される排出組立体70は第4図に示されている。この説明は図面の順序に
て組立体および部分に続いて行われる。
第2図を参照すれば、キャップ2oはピストン42および排出組立体70(第2
図には示されていない)を支持するハウジング22を含んでいる。キャップ2o
のハウジング22は床24、外壁部26、内壁部32および内部シリンダー34
を含んでいる。
ハウジング22の外壁部26はその内面にピストン42を保持するためのピスト
ン保持ビード28およびアクチュエーター組立体+00に取付けるためのねじ3
0を含んでいる。ハウジング22の内壁部32は外壁部26から下方に向って折
返されて、ハウジング22の内壁部および外壁部の間に空間を保持させてピスト
ン42のための余地を与え、ピストンを支持するようになっている。
ハウジング22の床24は球状ディスクになされ、ピストン42を支持するのに
適した面を形成している。ハウジング22の内部シリンダー34は床24からこ
の床の大体中央にて上方に向って伸長している。内部シリンダー34はその内面
にばねハウジング(第2図には示されていない)を保持するためのばねハウジン
グ保持リップ36およびピストン42を保持するためのピストン保持リップ38
を有する。
第2図をさらに参照すれば、ピストン42は外壁部44、内壁部52、床54、
内部シリンダー56およびフィンガー60を有する。
ピストン42の外壁部44はその外面にキャップ2゜の外壁部26のピストン保
持ビード28内に具合よく嵌合するスナップリム46およびピストン42をアク
チュエーター101の壁部102に対して封止するための先端部48を含んでい
る。この先端部48はピストン42の外壁部44を包囲する円筒形の成形体であ
る。ピストン42の内壁部52は外壁部44の頂部および底部の間に位置する肩
部50にて外壁部44から下方に向って折返されている。ピストン42の床54
はその底面に環状溝55および半径方向溝551を有する球状のディスクになさ
れている。ピストン42の内部シリンダー56は床54の大体中央でこの床から
上方に伸長している。ピストンの内部シリンダー56はその外面にキャップ20
の内部シリンダー34のピストン保持リップ38内に具合よく嵌合させるための
スナップリム58を有する。ピストン42のフィンガー60は床54の大体中央
でこの床から下方に向って伸長している。このピストンのフィンガー60はピス
トンの内部シリンダー56の直径よりも僅かに小さい直径を有し、フィンガー6
0はその表面で長手方向に位置するスロット62を有する。隆起部64がスロッ
ト62の両側およびこのスロット62の底部にてこのスロット62を取囲んでい
る。フィンガー60の中空部分およびピストン42の内部シリンダー56のフィ
ンガー60のスロット62を通るチャンネルによる外部との連通は後で説明され
る。
ピストン42はキャップ20内に具合よく嵌合し、これらの別々の部片により機
能的に単一の部片を形成している。定位置に具合よく嵌合されると、ピストン4
2の外壁部44および内壁部52はキャップ20の外壁部26および内壁部32
の間に形成された空間内に嵌合する。
ピストン42の内壁部52はキャップ2oの内壁部32によって支持されるので
ある。ピストン42の床54はキャップ20の床24によって支持される。ピス
トン42の内部シリンダー56も同様にキャップ20の内部シリンダー34によ
って支持されるのである。
スナップインピストン42を使用することは多くの利点を有する。明らかな利点
は、成形を容易にすることである。他の利点はこれから生じる。多量の、高い歩
留りの、低価格の射出成形部品を得られる能力は部品の厚み、部品の複雑さおよ
び部品を作るのに使用される材料の関数である。ピストン42およびキャップ2
0を2つの部品に分解することはこれらの部品が1つの部品である場合よりもさ
らに低価格で成形できるようになす。このことは2つの部品になしたことがそれ
ぞれを対応する単一部品の場合よりも複雑でなくするからである。その結果、2
つの部品のキャップおよびピストンか単一部品の等傷物によって期待されるより
も遥かに進んだ詳細化の尺度を含み得るのである。この詳細化のレベルはピスト
ン42の先端部48および隆起部64を形成するのに重要であって、ピストン4
2のフィンガー60およびスロット62を形成するのに極めて重要である。これ
らの特徴の特別な重要性は以下に説明されるが、これらの重要性は低い摩擦係数
を有する(従ってこのシステムを加圧するのに必要な機械的エネルギーが比較的
少なくなる)シールを形成し、圧力増大機構を形成し、確実な遮断機構(従って
内容物がサイクル作動の終りに近くなって湿った流れまたは滴りを生じないで連
続的な霧の状態で排出される)を形成することに関係するのである。
他の利点は異なる種々の材料を使用できる能力から生じるのである。キャップ2
0の内壁部32、床24および内部シリンダー34によってピストン42に与え
られる支持のために、キャップ20を比較的強力に、剛性的になすように材料を
選択することが可能になるとともに、ピストン42を比較的可撓性で軽量で薄く
なすのである。
このことは上述の低い摩擦係数を有するシール(このシールの特別な作動は後述
される)を得る利点を向上させるのである。
キャップ20およびピストン42の上述の説明を完了した上で、さらに第2図を
参照し、アクチュエーター組立体100がアクチュエーター101を、これの中
に収容される膨張抵抗容器130および浸漬管122とともに含んでいることが
判る。このアクチュエーター101は頂部が開放し、壁部102および床108
を有するシリンダーである。アクチュエーター101の床108は膨張抵抗容器
130を収容するための第1の内部シリンダー110 (以下において「容器ハ
ウジングll0Jと称する)および浸漬管122を収容するための第2の内部シ
リンダー114(以下において「管ハウジング114」と称する)を支持してい
る。
アクチュエーター101の壁部102はこれの頂部まで伸長する1組のねじ10
4と、壁部102の頂部およびこの壁部の底部の間の外方に突出するリム105
と、壁部102の底部の1組の内方に突出するラグ107とを含んでいて、さら
に壁部102の底部に隣接する円筒形面があり、以下においてスカート103と
称される。
アクチュエーター101のねじ104はアクチュエーター101に対してキャッ
プをねじ止めるようにキャップ20のねじ30と補完的になされている。壁部1
02のリム105は水平に壁部102から外方に伸長してリム105の頂部から
底部まで垂直に位置する少なくとも1つの通気孔106を有する。これらのラグ
107は水平に壁部102の底部から内方に伸長してアクチュエーター101の
壁部102により形成される円筒形の内周の廻りに等間隔に間隔をおかれている
。後述されるように、通気孔106は空気を容器工2内に流通させるための機構
の部分をなし、ラグ107は容器12をアクチュエーター101に取外し可能に
緊締するための機構の部分をなしていて、またスカート103はこのシステムを
作動させる人間に対するハンドグリップを提供するのである。
アクチュエーター101の床108は頂部に環状の隆起部109(この第1の実
施例において)を有する球状のディスクである。アクチュエーター101の容器
ハウジング110は床108の大体中央でこれから下方に伸長するシリンダーに
なされている。このアクチュエーターの管ハウジング114は容器ハウジング1
10および壁部102の間の床103上の位置でこの床から下方に伸長している
。
アクチュエーター101の容器ハウジング110はその内面に保持リップ112
を有し、膨張抵抗容器130を保持するようになっている。この第1の実施例の
膨張抵抗容器130は容器ハウジング110の保持リップ112内に具合よく嵌
合するためのスナップリム132および容器130の頂部から外方に半径方向に
伸長する水平フランジ134を有する弾性的な袋体になされている。
水平フランジ134はアクチュエーター101の床!08を覆い、また管ハウジ
ング114の口部を覆う円形部材を形成している。アクチュエーター101の床
108の環状隆起部109は容器130の水平フランジ134に対するシールを
形成するのを助ける。水平フランジ134が浸漬管122上に一方向弁を形成す
る時の水平フランジ134の作動は後述される。膨張抵抗容器の他の実施例は第
3a図および第3b図に関連して以下に説明される。
浸漬管122はアクチュエーター101の管ハウジング114内に圧入嵌合され
ている。この浸漬管122は内容物を容器12から吸い上げるのに適した寸法の
標準管になされている。
ピストン42かキャップ20内に具合よく嵌合することを理解した上で、このキ
ャップ20は(これにピストンが取付けられて)アクチュエーター組立体100
のアクチュエーター101にねじ止めされることかできる。
キャップ20のねじ30はアクチュエーター101のねじ104と補完的である
。一旦キャップ20がアクチュエーター101に取付けられると、第5図から第
8図までに関連して後述されるように、キャップ20およびアクチュエーター組
立体lOOはともにねし戻しにより再度分解されることのない実質的に自己内蔵
型の容器ユニットである分配頭部組立体10を形成するのである。その結果とし
て、分配頭部組立体10は機能的に一体的な組立体になる。また、特に分配頭部
組立体10が容器12の特別に形成された面または構造と協働する必要を伴わず
にそれ自体の投入室200(第1a図)および容器130を形成し、これらのも
のを含んでいることを理解しなければならない。従って、容器12は何れの標準
容器になすこともでき、ガス圧力に耐えるように特に作られる必要がなく−特に
形状か円筒形/丸形である必要かなく、また重量の大なる厚い材料になす必要も
ないのである。さらに、容器12は廃棄可能、または再使用可能であって、通常
の技術により容易に充填され、また再充填されることかできるのである。
第2図に関連する上述の説明で膨張抵抗容器130およびアクチュエーター組立
体100の第1の実施例が説明され、図示された。第3a図および第3b図は第
2および第3の実施例を示している。これらの異なる実施例は一方向弁機構を形
成する異なる構造を示している。一方向弁機構は浸漬管122に関連して使用さ
れて、分配頭部組立体lOの投入室が開放された時に内容物が分配頭部組立体l
Oの投入室内に流入するのを可能になすが、この室が閉じられた時には内容物が
流下して浸漬管に戻るのを阻止するようになすのである。
上述の説明を続ける助けとして、第3a図および第3b図のアクチュエーター組
立体の部分が、相違点を指摘した部分以外が実質的に第2図のものと同じである
ことに注目しなければならない。これらの相違点は主として、(a)アクチュエ
ーター101の床108によって浸漬管122を支持する管ハウジング114の
構造および位置および(b)アクチュエーターlotの容器ハウジング110内
に着座する膨張抵抗容器130の形状に関するものである。
第3a図の管ハウジング114はその凹部(別個に符号を付されていない)に拡
大された開口を有するが、この開口はアクチュエーター101の床108の平面
の下方に形成された空所内に逆止めボール124を着座させるのに充分なように
広くなされている。この空所はハウジング+14内の面によって形成されたテー
パーした円筒形室である。管ハウジング114は円筒形の形状で下方に向ってそ
の内面の肩部115まで伸長している。この肩部115からテーパーした壁部1
18が下方に向って管ハウジング114の円筒形部から角度をなして伸長してい
る。このテーパーした壁部118が円錐形を描き、この円錐形は円錐形部分が頂
部から底部まで減少する直径を有するようになされていることが判る。この肩部
l15において、またこのテーパーする壁部118によって形成される円錐形の
上に多数の保持ロッド120があることが判る。それぞれの保持ロッド120は
その底部が肩部115に取付けられていて、上方に内方に向って角度をなし、保
持ロッド120が円錐形を描き、この円錐形は円錐形部分が底部から頂部まで減
少する直径を有するようになされている。これらの保持ロッド120が管ハウジ
ング114の肩部115上に緩いキャップを形成していることが判る。逆止めボ
ール124は管ハウジング114のテーパーする壁部118によって形成された
凹部内に着座して保持ロッド120によって形成されたキャップにより定位置に
緩く保持されている。第3a図の膨張抵抗容器130は第2図のものとは唯1つ
の点て異なるだけである。第3a図の容器130は第2図の容器の水平フランジ
134を欠いているか、その他の点ては同しである。
第3b図の管ハウジング114は第2図のものとは主としてその位置および形成
方法か異なる。第3b図の管ハウジング114はアクチュエーター101の容器
ハウジング110の近くに配置されてその一部分として形成されている。第3b
図の膨張抵抗容器130は第2図のものとは2つの点で異なる。第3b図の容器
130は第2図の容器130の水平フランジ134を欠いている。
水平フランジ134の代りに第3b図の容器130は垂直なフランジ136を有
し、これが容器130のスナップリム132の僅か上の位置から外方に折返され
た容器130の廻りの柔軟な外壁部を形成するようになっている。
これらの3つの一方向弁機構の作動が以下に説明される。第1の実施例において
、また第2図を参照し、圧力差が内容物を容器12から浸漬管122を通して投
入室内に流入させる時に容器130の水平フランジ134はアクチュエーター1
01の床108の僅か上方に持上げられる。このサイクルの工程の間のこの水平
フランジ134の上昇は投入室が開放されている時に生成物がこの室に流入する
のを許す。しかし、投入室が閉じられた時には、水平フランジ134に対する押
下げ力は水平フランジを管ハウジング114に対して緊密に押圧する。このサイ
クル工程の間の管ハウジング114に対するこのフランジ134により形成され
るシールは内容物が浸漬管122を通って容器12に戻るのを阻止する。
第2の実施例において、第3a図を参照し、圧力差が内容物を容器12から浸漬
管122を通して投入室内に流入させる時に逆止めボール124は管ハウジング
114のテーパーした壁部118の僅か上方に持上げられるのである。このサイ
クル工程の間の逆止めボール124の上昇は投入室か開放されている時に生成物
が投入室に流入するのを許すのである。しかし、投入室が閉じられると、逆止め
ボール124を押下げる力は管ハウジング114のテーパーした壁部118によ
って形成される円錐形に対してホールを緊密に押圧するように働く。このサイク
ル工程の間の管ハウジング114のテーパーした壁部118に対してボール12
4により形成されるシールは内容物が浸漬管122を通って容器12に戻るのを
阻止する。保持ロッド120は逆止めボール124に対して緩い範囲の運動を許
すが、逆止めボールが位置外れを生じる運動を阻止する。
第3の実施例において、第3b図を参照し、圧力差が内容物を容器12から浸漬
管122を通して投入室に流入させる時に膨張抵抗容器130の垂直フランジ1
36は僅かに内方に容器130の中央に向って僅かに押圧される。このサイクル
工程の間の垂直フランジ136の内方への運動はアクチュエーター101の容器
ハウジング+10の内側の廻りに開口を作り、投入室が開放されている時に内容
物が投入室に流入するのを許す。しかし、投入室か閉じられた時には垂直フラン
ジ136に対する押圧力はこのフランジを容器ハウジング110の内側に緊密に
押圧するように働く。このサイクル工程の間のアクチュエーター101の容器ハ
ウジング110の内側に対して垂直フランジ136によって形成されるシールは
内容物が浸漬管122を通って容器12に戻るのを阻止する。
アクチュエーター組立体100の実施例の主体の説明から離れる前に、再度アク
チュエーター組立体100の膨張抵抗容器+30か弾性的袋体として図示され、
説明されたか、圧力によって膨張でき、力を蓄えることのできる何れの種類の容
器にもなし得ることに注目しなければならない。従って、容器130はこの実施
例の弾性的袋体だけてなく、さらに一般的に弾性的な容器だけでなく、ばね附勢
のピストンより成る構造物および同様の剛性的または半剛性的な容器内に取付け
られた等価物を含むような圧力により抵抗を生じながら容器を膨張させる装置を
示していて、このような等価物は可撓性材料の内部に埋設させるか、またはこれ
に固定されたばねを有する容器を含んでいることを理解しなければならない。こ
のような構造物は公知であって、ここではさらに説明を行わない。本発明のシス
テムの説明の残りに対しては、第2図に具体化されているアクチュエーター組立
体1゜Oが示されるが、他の実施例も図示されたアクチュエーター組立体lOo
の代りに置換えられることが理解されなければならない。
キャップ20、ピストン42およびアクチュエーター組立体100の若干の実施
例の説明を完了したが、ここでキャップ20内に収容されている排出組立体7o
を説明することだけが残っている。
第4図を参照すれば、この排出組立体7oはばねハウジング72およびスプレー
ヘッド84を含んでいる。このばねハウジング72は一端部か閉じられて他端部
が開放した円筒形容器である。ばねハウジング72はその開放端部にスナップリ
ム74を有し、キャップ20(第4図にはキャップ20は示されていない)の内
部シリンダー34のばねハウジング保持リップ36内に具合よく嵌合するように
なっている。ばねハウジング72は2つのスロット75を有し、それぞれハウジ
ングの底部からハウジングの中央位置まで長手方向に位置してばねハウジングの
内側の中空部内への流体の流入を行う開口を形成している。このはねハウジング
72は内部にばね78および弁80を収容している。
はねハウジング72内に収容されている弁80は中空のシリンダーて頂部か開放
し、底部が閉じられていて、肩部(図示せず)を有し、弁80はその直径が肩部
の上部よりも肩部の下部で僅かに大きくなされている。弁80は弁の肩部の僅か
に上方に配置される開口80を存し、この間口81は弁80の内部の中空部から
外部に連通している。ばねハウジング72内に収容されているばね78は一端部
かばねハウジング72の底面に着座し、他端部か弁80の底部に着座している。
はねハウジング72の上方に着座するガスケット76か設けられている。ガスケ
ット76は、キャップ20(第4図にはキャップ20は図示されていない)の内
部シリンダー34のリップ36の上方の位置に、はねハウジング72がこのガス
ケットの下方に位置するようにして配置される時に、弁80を緊密に包囲してキ
ャップ20を封止する。
スプレーヘッド84は頂部が閉じられ、底部が開放された円筒形容器であって、
側部に円形孔を有する。スプレーヘッド84はノズル90およびスプレー管86
を含んでいる。このノズル90はスプレーヘッド84の側部の円形孔内に嵌合し
ている。スプレー管86はこれの一端部がノズル90内に圧入嵌合されて、他端
部がスプレー管86の弁80上に圧入嵌合されている。
はねハウジングのスロット75によりピストン42の内側からはねハウジング7
2の内側に対して流体の流路が作られていることが判る。同様にして、弁80の
内側から直接にスプレー管86の内側に対し、またスプレー管86から直接にノ
ズル90に対して流体流路が作られている。この流体流路は弁80の開口81に
て制御される。開口81がガスケット76の内側に当接するように位置する時に
は、流体ははねハウジング72の内側から弁80の内側に流体が流れることがで
きないで、弁は「閉鎖Jされるのである。弁80の底部に向うばね78の作用は
弁80の肩部をガスケット76に対して押圧するように働いている。この状態で
、弁80の開口81はガスケット76の内側リップに当接するように位置して弁
は閉じられる。
この弁はスプレーヘッド84を下方に押すようにスプレーヘッドの頂部に与えら
れる手動の押圧力によって開放されることができる。スプレーヘッド84が下方
に押圧されると、スプレー管86は弁8oを下方に押す。弁80が下方に押され
ると、弁の開口81はガスケット76のリップの下方にばねハウジング72の内
側に隣接して押圧される。この状態で、弁80の開口81は妨害を受けないで、
弁が開放されてはねハウジング72の内側から弁80の内側へ流体を流通させる
のである。
前述の排出組立体70は公知であって、ここではこの実施例にて本発明のシステ
ムの分配頭部組立体10から生成物を流出させる出口装置を構成する構造を理解
するのに必要な詳細構造だけか説明される。
システムの最初のサイクル
システムの組立体および部分の説明が完了した上で、このシステムの作動の「最
初のサイクル」か第5図から第1O図までを参照して理解される。この最初のサ
イクルは全般的にキャップ20およびアクチュエーター組立体100か互いに取
付けられて分配頭部組立体IOを形成する一連の作動を示している。この説明に
おいて、最初のサイクルは後述される、自動分配機lOの作動を示す「投入サイ
クル」とは別のものである。
第5図を参照すれば、キャップ20は既述のように定位置に組合よく嵌合された
ピストン42を有する。同様に、アクチュエーター組立体100は容器12に取
付けられていることが理解できる。このシステムの最初のサイクルを通して説明
されることは、キャップ20のアクチュエーター組立体100に対する連結であ
る。
このサイクルの第1の工程(「最初の位置」として示される)において、キャッ
プ20はアクチュエーター組立体100の頂部に配置される。第5図にて判るよ
うに、キャップ20のね、じ30は未だアクチュエーター101の補完的なねじ
104に係合されていない。第6図の破断断面図はキャップ20の内面の切られ
た歯160およびアクチュエーター101の外面の切られた歯170を示してい
る。この状態ては歯160および170は未だ係合されていない。
このサイクルの第2の工程([完全に開放された位置」として示される)におい
て、キャップ20はアクチュエーター101上にねじか丁度係合するのに充分な
だけねじ込まれるのである。第7図にて判るように、キャップ20のねじ30は
丁度アクチュエーター101の補完的なねじ104に係合される。第8図の破断
断面図はキャップ20の切られた歯160がアクチュエーターlO1の切られた
歯170に係合されていることを示している。アクチュエーター101が固定さ
れてキャップ20がこれの廻りに回転されると仮定して、これらの歯が係合され
て、キャップ20が時計方向に回転できるようになされる。キャップ20はこれ
らの歯の保合によって反時計方向に回転するのを阻止されるのである。この時計
方向の回転がさらにキャップ20およびアクチュエーター101のねじを深く係
合させて、また反時計方向の回転によってこれらのねじを保合から離脱させるの
であるから、これらの歯はキャップ20がアクチュエーター101から解除され
るのを阻止することが理解されるのである。
この状態で、キャップ20およびアクチュエーター組立体100はともに運動可
能に緊締され、自動分配機10を形成するのである。この完全に開放された状態
で、また第7図を参照して、自動分配機は投入室200を形成するのである。こ
の投入室200はアクチュエーター101の壁部102、アクチュエーター10
1の床108および容器130の内側によって決定される床を有するシリンダー
である。さらに、アクチュエーター101はキャップ20のピストン42を受入
れて、ピストン42の外壁部44、内壁部52および床54かまた投入室200
の境界を形成するのである。
最初のサイクルの第3および最終工程(「完全に閉じられた位置」として示され
る)において、キャップ20は完全にアクチュエーター101上にねし止めされ
る。
第9図にて判るように、キャップ20のねじ30はアクチュエーター101の補
完的なねじ104に完全に係合されるのである。これらのねじのピッチは、アク
チュエーター101の廻りのキャップ20の完全な1回転までてはない時計方向
の回転によって分配頭部組立体IOを第7図に示される完全に開放された位置か
ら第9図に示される完全閉しられた位置になすのに充分なようになっている。従
って、第1O図の破断断面図に示されるように、キャップ20の切られた歯16
0はアクチュエーター101の切られた歯170に対して係止されない。その結
果、キャップ20はなお反時計方向に自由にアクチュエーター101の廻りに逆
に回転できるのである。第8図から第10図までを参照すれば、第8図の位置か
らキャップ20の時計方向の回転が第10図の配向状態(分配頭部組立体を完全
に開放された位置から完全に閉じられた位置に動かす)に導き、また第10図の
位置から始まるキャップ20の反時計方向の回転が第8図の位置(組立体を完全
に閉じられた位置から完全に開放された位置に戻す)に導くのであるから、自動
分配機10が自由に開閉できるようになるのを示す助けになる。切られた歯は一
方向の過回転を阻止するが、ねじのピッチ(およびピストン42およびアクチュ
エーター101の組合うこと)が他の方向の過回転を阻止するのである。
完全に閉じられた位置において、第7図を参照して説明された投入室200が総
て無くなるのである。第7図および第9図を比較すると、完全に閉じられた位置
でピストン42の床54が実質的にアクチュエーター101の床108に接触す
るのを示す助けになる。投入室200の境界を形成したピストン42およびアク
チュエーター101の間の間隔は実質的に無くなるのである。実質的には完全に
閉しられた位置における投入室200に残されるものは総て容器130の内側だ
けである。
最初のサイクルか組立体を使用の前の状態になすことが理解されなければならな
い。すなわち、組立体はキャツブ20が最初にアクチュエーター組立体100の
頂部に位置する(第5図参照)最初の位置からキャップ20がアクチュエーター
組立体100に取付けられてねじ戻しによって分解できない分配頭部組立体を形
成して投入室200(第7図参照)を作る完全に開放された位置になされ、また
投入室200がピストン42の下向き工程によって実質的に無くなる(第9図参
照)完全に閉じられた位置になされるのである。この最初のサイクルは組立体を
ともに一緒に組合せて、このサイクルの最終的工程が、組立体の完全に閉じられ
た位置を与え、この位置で組立体が、たとえ完全に内容物を装填された容器12
に取付けられていても、安全確実に出荷され、保管され得るようになす方法゛を
示し得るものである。このことは、この最初のサイクルの何れの工程においても
生成物が投入室200内に吸い入れられないで、また組立体が最終的な完全に閉
じられた位置にある状態で投入室200が何れの内容物をも受入れないから可能
になされるのである。
システムの投入サイクル
システムの最終のサイクルの説明を完了した上で、その作動は投入サイクルに関
連して、第11図および第12図を参照してさらによく理解できる。組立体が最
初のサイクルが完了した状態にあり、組立体が完全に閉じられて(第9図参照)
、液体内容物を含む容器12に取付けられた位置から説明を開始することにする
。この位置から、システムの操作者はキャップ2oをアクチュエーター101の
廻りを反時計方向に捩って分配頭部組立体lOを開放させるのである。
容器12上の分配頭部組立体10の開放は圧力差を生じさせる。第11図はを参
照すれば、分配頭部組立体10の開放によって投入室200が開放されることが
判る。
投入室200および容器12の間のこの圧力差によって生じる吸引作用は液体内
容物を容器12から浸漬管122を通して投入室200内に吸い入れる。この位
置からシステムの操作者は、分配頭部組立体が完全に閉じられた位置になるまで
、キャップ2oをアクチュエーターlO1の廻りを時計方向に捩じるのである。
分配頭部組立体の閉鎖によって投入室200は圧縮されて内容物を加圧する。第
12図を参照すれば、分配頭部組立体lOの閉鎖によってピストン42を降下さ
せ、実質的に投入室200を無くするようになす。投入室200内に入れられた
内容物は膨張抵抗容器130内に強制される。(第2図、第3a図および第3b
図に関連して)既述されたように、一方向弁装置が浸漬管122を封止して、ピ
ストンの下向き行程の間に内容物が容器12内に戻るのを阻止し、同様にしてこ
の実施例で弾性的袋体として示されている容器130は圧力によって膨張させる
装置になすことができる。
ピストン42の下向き行程の間の投入室200の圧縮によって圧力か容器130
内に生じる。容器130の壁部は圧力によって膨張してピストン42のフィンガ
ー60から引離される。(上述の第2図に関連して)既に述へたように、フィン
ガー60は、スロット62およびこのスロットを封止する、フィンガーの側部に
長手方向に位置する隆起部64を有する。ここでこのフィンガー60がスロット
62によってピストン42の内側への開口を有することが判る。容器130の壁
部がフィンガー60から引離されるにつれて、フィンガー60のスロット62は
チャンネル210に対して開放される。膨張抵抗容器+30が膨張に抵抗し、収
縮しようとする時の膨張抵抗容器130のエネルギーは内容物をスロット62を
通してチャンネル210内に、またピストン42の内側に強制する。(上述の第
4図に関連して)既に述べたように、ピストン42の内側は弁80に導かれる流
体流路の部分てあって、またこの弁は操作者がスプレーヘッド84の頂部によっ
て形成された釦を押圧する時に内容物を分配する出口装置の部分をなしている。
操作者が釦を押圧すると、内容物はノズル90を通って分配される。
システムの操作者が釦を押圧している限り、膨張抵抗容器+30か収縮するにつ
れて、一定の持続時間のスプレーか生じるのである。容器130か収縮する間に
、容器の収縮する壁部はピストン42のフィンガー60に接近し始める。成る時
点で、容器の収縮している壁部はチャンネル210を覆う程フィンガー60の上
に収縮する。
チャンネル210が覆われると、フィンガー60のスロット62は閉じられて、
容器130から流体かさらに流れるのを阻止する。この時点で、また内容物がな
お圧力によって分配されている間に、如何なる附加的な内容物も確実に遮断され
るのである。この作用は、内容物が単に完全に圧力が消費されて了うまで排出を
許される場合に生じる恐れのある湿った流れまたは滴りを消滅させるのである。
その代りに内容物は比較的一定の圧力で排出され、滴りの状態に達する前に突然
に遮断されるのである。
システムの特別な特徴
これてシステムの組立体および部分、システムの最初のサイクルおよびシステム
の投入サイクルの説明が完了され、このシステムの大抵の特徴およびその組立体
の大抵の構成および使用方法が説明され、明らかになった。
説明の最後の部分はこれらの既に説明された特徴の若干を要約するものであって
、未だ説明されていない若干の残りの特徴の説明を完了させるものである。
本発明のシステムの全般的な作動か以下のものを含む若干の特別な改良によって
強調される。すなわち、(a)このシステムはスナップインピストンを使用して
、ピストンおよびキャップが別々にモールド成形され、それぞれのものに異なる
材料を使用するのを可能にし、モールドの形状を容易になす(第2図を伴う説明
参照)。
(b)このシステムは分配頭部組立体とは別個の部片である容器を使用し、容易
な充填を可能にし、通常の瓶および標準的な瓶詰め技術の利点を有する。圧力が
投入室200および容器130内に生じるから、容器12はそれ自体圧力に耐え
る必要がなく、容器は種々の形状(円筒形/円形に制限されない)および材料(
比較的強力なプラグ、ガラスおよび金属に制限されない)にて作られることがで
きる。
投入室は完全に分配頭部組立体内に形成されるから、分配頭部組立体に特に適合
される特別な容器を準備する必要がない。その代りにアクチュエーター101
(例えば第2図参照)のラグ107の種々の方法で標準的な瓶に取付けられるよ
うにされることができる。その1つの方法は子供に安全なキャップに普通使用さ
れる型式の「バヨネットハウジング」内にフランジを配置することである。他の
方法は標準ねじの瓶を使用し、アクチュエーター101のスカート103の実施
例を利用して操作者に対するハンドグリップを形成し、操作者が誤って瓶を回転
しないようになすことである(この実施例は第16図に関連して後述される)。
このような瓶に対する取付けは、瓶が事故によって分配頭部組立体から外れない
ようになすが、操作者が望む時には取外し得るように瓶を分配頭部組立体に対し
て固定させるのである。さらに、分配頭部組立体と何れの容器との間においても
唯必要な連結は浸漬管による連結だけであるから、分配頭部組立体の使用を標準
的な瓶に対して制限する必要がないのである。如何なる種類の容器も浸漬管の端
部に連通させることができ、このような容器は分配頭部組立体2oに物理的に取
付けられることさえ必要かないのである。従って、本明細書にて示された容器に
対する構造が多くの他の方法で具体化可能のこのシステムの分配頭部組立体から
分配される内容物を含む装置を示していることは明らかである。
(C)このシステムはピストンの底部に取付けられてピストンのそれぞれ下向き
行程にて容器内に深く挿入されるフィンガーを使用している。容器内の圧力を増
大させることに加えて、このフィンガーは余分な部品の必要を伴わずに機構の確
実な遮断を与える(上述の第12図を伴う説明を参照)。
(d)このシステムは、サイクルの下向き行程にて浸漬管を封止する(上述の第
2図、第3a図および第3b図を伴う説明参照)ための一方向弁機構を形成し、
また何れの機能に対しても余分な部品を要しないで分配されなかった内容物を排
出して容器内に戻す流し戻し機構を形成する附加的な利点を実現するように設計
された容器およびアクチュエーターを使用する。この流し戻し機構は2つの重要
な機能を有する。その1つは安全性の特徴であって、加圧された内容物は容器か
ら外方に流し戻されるから、分配頭部組立体は排出の少し前に投入を行われなけ
れば排出を行わないのである。さらに、他の1つはこのシステムの寿命を延長さ
せる特徴であって、加圧された内容物は容器から外方に流し戻されるから、容器
は延長された期間の間膨張された状態で不使用状態に保持されることかできない
のである。
この流し戻し機構は既述のアクチュエーター組立体100の実施例のそれぞれに
対応して3つの異なる方法で形成されるのである。先ず第1に、第1および第2
の実施例に共通のピストン42の床54上のチャンネルが説明され、次にそれぞ
れの実施例の詳細が説明される。第2図を参照し、ピストン42の床54の下側
には環状溝55があることは既に示されている。この環状溝55はまた第13図
にも示されていて、内容物を容器130から外方に流し戻すためのチャンネルの
1つを形成している。他のチャンネルは半径方向の溝551であって、この溝は
第13図にて判るようにピストン42の床54の下側に加工された溝である。こ
の半径方向の溝551はピストン42のフィンガー60から環状溝55まで伸長
していて、ピストン42の内側から環状溝55によって形成されたチャンネルま
での流体流路を形成している。
これらの2つの溝の配向状態もまたピストン42の床54の下側を示す第14図
を参照すれば判る。この環状溝55は1つの円形のチャンネルを形成し、半径方
向の溝551はピストン42の床54の半径に沿ってピストンの中心および環状
溝55の間を連通ずる他のチャンネルを形成している。次に流し戻し機構の3つ
の特別の実施例が説明される。
第2図を参照して説明されたアクチュエーター組立体100の第1の実施例は容
器130が水平フランジ134を存するようなものである。対応する流し戻し機
構は第13図を参照すればさらによく理解できる。容器130は圧力によって膨
張し、フィンガー60のチャンネル210は開放されて、内容物がフィンガー6
0のスロット62を通って流れることができる。ピストン42の内側に流れるの
に加えて(例えば第12図参照)内容物はまた第13図に矢印によって示される
ようにピストン42の半径方向溝551のチャンネル内に流入でき、そこからピ
ストン42の環状溝55のチャンネル内に流入することができる。ピストン42
の環状溝55の開放に容器130の水平フランジ134およびアクチュエーター
101の床108を通って穿孔された1つまたはそれ以上の孔220は内容物が
容器130から外方に容器12内に流し戻されるのを許す。さらに、ピストンの
環状溝55が、その円周が浸漬管122の上にあるように配向される場合には、
アクチュエーターの床108を通して穿孔する必要はない。孔220の数および
寸法は分配される内容物に対して適当な正確に制御された流し戻し速度を可能に
なすように容易に設定されることができる。
上述の第3a図を参照して説明されたアクチュエーター組立体100の第2の実
施例は逆止めボール124が設けられているものである。対応する流し戻し機構
は逆止めボール124およびこの逆止めボールが着座する管ハウジング114の
テーパー壁部118の間の不平滑仕上げ公差(out−of−smooth f
inish tolerrance )を行うことによって達成される。逆止め
ボール124の表面および/またはテーパー壁部118の表面はボール124お
よび壁部118の間の不完全なシールを作るために不平滑仕上げになされること
ができ、内容物が浸漬管122内に戻され得るようになされる。第13図および
第3a図をともに参照しく第3a図の実施例を第13図の構成に置換える)、加
圧された内容物がアクチュエーター101の床108内の管ハウジング114上
で容器130からピストン42の床54の半径方向溝551および環状溝55内
に流れることができるから、内容物は浸漬管+22を下って逆止めボール124
によって形成される不完全なシールを通って緩徐に流し戻されることが理解され
る。ボール+24およびテーパー壁部118の間の不平滑の程度は分配される内
容物に対して適当な制御された流し戻し速度を与えるように設定されることがで
きる。
上述の第3b図を参照して説明されたアクチュエーター組立体100の第3の実
施例は容器130が垂直フランジ136を存するものである。容器130および
垂直フランジ+36の高さはアクチュエーター101の床108に対して同平面
になる高さよりも僅かに低く、また開放された室(別に符号を付されていない)
がこれによってアクチュエーター101の容器ハウジング110内に形成される
ことか判る。対応する流し戻し機構は第3b図を参照してさらによく理解される
。容器130が圧力によって膨張する時に、フィンガー60のチャンネル210
は開放され、内容物はフィンガー60のスロット62を通って流れることができ
る。ピストン42の内側に流入するのに加えて(例えば第12図参照)内容物は
第3b図に矢印によって示されるようにアクチュエーター101の容器ハウジン
グ110内の開放された室内に流入できるのである。アクチュエーター101の
容器ハウジング110の底部を通って穿孔された1つまたはそれ以上の孔220
は内容物が容器130から外方に容器12内に流し戻されるのを可能になす。孔
220の数および寸法は分配される内容物に対して適当な正確に制御された流し
戻し速度を可能になすように容易に設定できる。
(e)このシステムはキャップおよびアクチュエーターの機械的捩り運動を比較
的容易にするように予期せざる程低い摩擦係数を有するようにして緊密な封止作
用を生じさせるピストンシール機構を使用している。分配頭部組立体の機械的な
利点がアクチュエーターの廻りにキャップを捩ることによって得られるのである
から、これらの部材の間の摩擦に対してエネルギーが失われないようにすること
が重要である。第2図を参照した既述の説明は先端部48および肩部50の廻り
にピストンの内壁部52から下方に折返えされた可撓性の外壁部44を示してい
る。投入室200が開閉される時(第11図および第12図参照)、ピストン4
2の先端部48はピストン42の外壁部44の全長がアクチュエーター101の
壁部102に対して摩擦するのを阻止する。その代りに、アクチュエーター10
1の壁部102に対して摩擦するのは先端部48自体である。この摩擦係数は先
端部48およびアクチュエーター101の間の小さい接触面積のために減少され
ている。附加的な利点は、ピストンの先端部48かさらに平滑にアクチュエータ
ー101上に載置されるようにアクチュエーター101およびピストン42をモ
ールド成形するための異なるポリマー材料の賢明な選択によって得ることができ
る。
ピストン42の先端部48は摩擦を減少するように作用するが、ピストンの可撓
性の外壁部44は緊密な封止作用、特に圧縮が最も重要な時のピストン42の下
向き行程に対する緊密な封止作用を生じるように働く。第11図および第12図
を第2図と比較することによって、ピストン42の下向き行程かピストン42の
内壁部52および外壁部44の間に形成される間隙内の内容物を圧縮する。この
圧縮作用は肩部50における内壁部52および内壁部44の間に形成される角度
を開くように押圧する。この肩部50における角度が開くと、ピストン42の外
壁部44はさらに強力にアクチュエーター101の壁部102に対して押圧され
る。この作用はピストン42の外壁部上の先端部48をさらに緊密にアクチュエ
ーター101の壁部102に押圧して、ピストン42のサイクルの下向き行程に
て投入室内にさらに緊密な封止作用を生じさせるのである。
前述のことは上述の「発明の要約」の項(a)から(e)までにて予見された利
点である((f)から(j)までは以下に「さらに他の改良」の表題にて説明さ
れる)。本発明のシステムの若干の他の利点および特別な改良は次のものである
。
キャップ20がアクチュエーター101の廻りに捩られてピストンを持上げる時
にキャップ20に対して滑動しないように「滑動防止」機構が設けられている。
第15図を参照し、ピストン42の内壁部52には多数の垂直スロット53があ
り、キャップ20の内側には多数の垂直リブ40があることが判る。1つの実施
例においては、垂直スロット53の数は約30であって、ピストンの内壁部52
の廻りに等間隔に間隔をおかれていて、また垂直なリブ40の数は約4ってあっ
て、キャップ20の内側の廻りに等間隔に間隔をおかれている。これらのリブ4
0は、それぞれのリブ40がスロット53内に滑り入って、これと係合してその
後に定位置に保持するようにスロット53に対して配向されるのである。リブ4
0およびスロット53の数は、これらのリブ40が係合すべき対応するスロット
53を見出す前に極く僅かな回転しかないようになされるのである。一旦ピスト
ン42かキャップ20に係合されると、引続くキャップ20の捩りはピストンを
同期化された態様て捩り、キャップ20のピストン保持ビード28のピストン4
2のスナップリム46に対する摩擦およびピストン42に対する過大な摩耗を阻
止するのである。
第2図に関連して説明されたアクチュエーター101の底部の廻りにスカート1
03があり、このスカートは、操作者が分配頭部組立体を捩ってこれを作動させ
る時の操作者の手(他方の手は分配頭部組立体のギヤ・ツブを把持している)に
よって把持されるのである。第16図を参照して判るように、このスカート10
3は容器12上に下方に伸長されて、スカート103を長くして、操作者の把持
のためにさらに大なる面積を与えるようになし得るのである。さらに、第16図
のさらに長いスカート103を使用することにより、操作者が容器自体を捩って
このシステムを作動させるのを阻止することができる(例えば第1図を参照し、
操作者はさもなければ一方の手で容器自体を把持し、他方の手でキャップを把持
して捩る恐れがあり、その場合には分配頭部組立体10および容器12の間の「
バヨネットJまたはその他の「捩りに抵抗する」取付は装置か作動して操作者が
事故によって分配頭部組立体10を容器12から外すのを阻止するようになすこ
とが重要になることを理解しなければならない)。第16図の長くされたスカー
トlO3を使用することによって、操作者の容器に対する押圧がなくなり、容器
および分配頭部組立体の間の捩りに抵抗する取付は分配頭部組立体を確実になす
必要か無くなるのである。
従って、通常のねじ取付は装置が容器12および分配頭部組立体lOの間に使用
できるようになるのである。
投入室は、投入サイクルが一旦行われた後では捩りを繰返すことによって過大に
投入されることはできない−このことは投入室の何れの引続く開放状態も、投入
室が浸漬管を通して容器12からではなく、既に投入された容器130から充填
されるようになすからである。
このシステムは供給装置(通常の瓶および浸漬管を含む)および排出装置(標準
的な排出装置を含む)に対する通常の副組立体を使用するように設計されている
とともに、このシステム自体が比較的少ない数の部品によって組立られ、これら
の部品が総て容易に射出成形されるようになされるのである。
このシステムは充填済みの容器に嵌合された場合でも最初のサイクルの完全に閉
じられた状態で加圧されない状態になされ一嵌合され、充填された容器が完全に
出荷され、長く保管されることができる。分配頭部組立体lOおよび容器12の
間の封止作用は分配頭部組立体lOのアクチュエーター101および容器12の
間のガスケット(図示せず)によって向上されるのである。このガスケットは別
個の部片になすことができ、またはアクチュエーター101または容器12にモ
ールド成形された付属物になすこともできる。
アクチュエーター101の通気孔106(第2図参照)は、この通気孔106が
投入サイクルの完全に閉じられた状態の間にキャップ20の外壁部26の底面に
よって効果的に覆われるが、投入サイクルの完全に開放された状態の間に効果的
に露出されるような位置(第11図および第12図を第2図と比較)に配置され
−このような通気孔106の作用は投入作用に悪影響を与えないで必要なだけ圧
力の平衡を可能になすのである。
ピストン42の内側(第4図参照)、ばねハウジング72の内側および弁80の
内側を含むこのシステムの重要な流体流路は、開口が次第に小さくなるように設
計されている。このシステムの流体の内容物に対して得られるこのような次第に
小さくなる面積の結果として、圧力損失が最少限になされるのである。
最後に、本発明のシステムのこの実施例はキャップがアクチュエーターに運動可
能に取付けられるねじを使用することによって機械的な利点を実現しているけれ
ども、本発明のシステムがカム、レバー、ラチェットおよびギヤのような構造を
含む、キャップをアクチュエーターに対して相対的に動かすための他の機械的装
置によっても具体化され得ることは容易に理解される。
1つの実施例においては、本発明のシステムの材料および寸法は実質的に次のよ
うなものである。すなわちキャップ20は高密度ポリエチレン(HDPE)によ
って形成され、ピストン42はHDPEによって形成され、アクチュエーター1
01はポリプロピレンによって形成され、容器130は耐熱プラスティックゴム
(例えばニトリル、ネオブレン、EPDM、ウレタン)またはヴイトン(VIT
ON)のブランドのシリコーン、またはその他の容器130および排出される内
容物の間の化学的強調性に関係する弾性体により形成されることができ、浸漬管
122は12.07cm (4,75in)の長さの底部が斜めに切断されて2
.36mm (0,093in)の内径および4.01mm (0,158in
)の外径を有するHDPEによって形成され、容器12はHDPEによって形成
され、逆止めポール124(第3a図に示された第2の実施例の)は直径が3.
18mm (0,125in)のステンレス鋼になされるのである。
排出組立体70(弁およびスプレーヘッド)は市場で入手できる多くのものの1
つになされる。スプレーヘッド84がHDPEによって形成され、弁80がアセ
タールになされ、ガスケット76がニトリルで、ばね/)ウジング72がナイロ
ンで、はね78がステンレス鋼になされると信じられている。
キャップ20は高さが約5.21cm(2,052in)で、最も太い部分で5
.90cm(2,322in)の外径を有する。
キャップ20の床24の直径は約4.22cm(1,660in)である。キャ
ップ20の内部シリンダー34の外径は約12.42mm(0,4889in)
である。キャップ20のねじ30の垂直な立上りは約25.40mm (0,3
78in)であり(ねじ込まれない側のキャップの壁部26の垂直の長さを測定
して)、キャップ20の壁部26は約3.49cm(1,373in)の高い長
さを有する。
ピストン42は約3.95cm (1,557in)の高さくピストン42の頂
部からピストン42のフィンガー60の底部までを測定して)で、フィンガー6
0は高さが約2、41cm (0,948in)である。このピストン42は最
も太い部分で約5.1 cm (2,006in)の外径を有する(スナップリ
ム46の外側から測定して)。ピストン42の床54は約4.22cm (1,
660in)の直径を存する。
ピストン42のフィンガー60はその最も太い部分で約0、85cm (0,3
33in)の内径を有する(フィンガー60がピストン42の床54に出会う点
で測定して)。フィンガー60のスロット62は約1.91cm(0,753i
n)の長さおよび約0.76mm (0,030in)の幅で、このスロット6
2の廻りの隆起部44は高さが約1.42 co+(0,560in)で肩部5
0が外壁部の底部から約5.26mm (0,207in)立上っている。
アクチュエーター101は高さが約3.81cm(1,501in)である(ア
クチュエーターlotの頂部からアクチュエーターのスカート103の底部まで
を測定して)。
アクチュエーター101は最も太い部分で約5.92 cm(2,330in)
の外径を存する(底部で測定して)。アクチュエーター101の床108は約4
.87cm (1,916in)の直径を有する容器ハウジング110の内径は
最も太い部分で約1.90cm (0,750in)である(容器ハウジング1
10がアクチュエーター101の床108に大体出会う点て測定して)。スカー
ト103の高さは約1.08cm(0,427i口)である(しかし実質的にさ
らに長くなし得る)。
容器130は弛緩された時に約4.58cm(1,804in)の高さであり、
その長さに沿う大体中間位置で1.40cm (0,550in)の外径および
約0.85cm(,333in)の内径を有する。第1の実施例の水平フランジ
134(例えば第2図に示されている)は直径が約4.69 cm(1,845
in)である。第3の実施例の垂直フランジ136(第3b図に示されている)
は長さが約0.76 cm(0,301in)である。
容器12は高さが11.89cm(4,683in)で、最も太い部分で(底部
で測定して)約7.11cm(2,800in)および最も細い部分で(頂部で
測定して)約5.22cm (2,056in)の外径を有する。容器12は約
277゜83g(9,8オンス)の容量を存する。
さらに他の改良
(望ましい実施例における最良のモード/特別の改良)前述の説明は既述の利点
を有する機械的に加圧される自動分配機を適切に説明しているが、この装置に関
する経験は若干の他の改良が著しく本発明のシステムを向上させ得ることを示し
たのである。「発明の要約」にて紹介したように、これらの改良は項(f)から
(j)までを含んでいて、これらの改良はここで説明される。
従って、ここで説明される改良の内には、(f)高速の製造を向上させ、弁の交
換が行われる度毎にキャップの再調整を行う必要を伴わずに弁作動に対する調節
を可能になす変形形態のスナップイン弁の使用、(g)変形形態の確実な遮断装
置、(h)変形形態のピストンステンレス鋼機構、(i)二重壁部を有する変形
形態のアクチュエーターおよび(j)分配頭部組立体を容器12に取付けるため
の、フリーホイールの使用を含む変形形態の機構がある。
以下の説明においては、構成要素の部分および組立体は前述にて詳細に説明され
た部分および組立体に対する変形を含んでいる。要約して簡単に説明するために
既述の部分は上述で使用されたのと共通の符号を付しである。
同様に、これらの部分および組立体は既述のものと大体同様に作動するのである
から、以下の説明は異なる部分に集中される。
スナップイン組立体
第17図を参照すれば、弁リテーナ−302およびはねハウジング74を含むス
ナップイン組立体300が示されている。ばね78かばねハウジング内に配置さ
れ、弁80がはねハウジング内に配置され、ガスケット76がこの弁の上に着座
され、この弁の肩部(別個に符号を付してない)上に支持されるようになってい
る。種々の部材(ばね、弁およびガスケット)かばねハウジング74によって支
持されている。このばねハウジング74は弁リテーナー302内に具合よく嵌合
されて、自己内蔵および自己支持型スナップイン弁組立体300を完成させてい
る。弁リテーナ−302があるために、スナップイン弁組立体は容易に本発明の
キャップ内に形成された室35内に具合よく嵌合されることができるのである。
第19図はキャップ20内に着座したスナップイン弁組立体300を示している
。
このスナップイン弁組立体を使用する著しい利点は、このスナップイン弁組立体
がキャップとは別個に製造でき、しかも単一の組立工程でキャップ内に嵌合され
ることができることである。このことはキャップを使用される特定の弁組立体と
は実質的に別個にして、キャップの室が種々の異なる組立体を受入れるために再
成形される必要がないようになすのである。その結果、スナップイン弁組立体内
に保持される構成要素に対する如何なる数の変更(すなわち弁か種々の長さおよ
び流体通路を有し、ばねが変化する機械的特性を存する等によって、異なる内容
物および使用方法に適する種々のエーロゾル特性を有するようになすこと)がキ
ャップまたはスナップイン弁組立体の再調整を行わずに行われ得るようになすの
である。さらに、この自己内蔵型のスナップイン弁組立体は高速組立装置を使用
してキャップ20内に組込むことができるのである。スナップイン弁組立体がな
ければ、弁のそれぞれの構成要素が別個にキャップ内に組込まれなければならな
い。種々の構成要素は簡単にスナップイン弁組立体300内に配置され、このス
ナップイン弁組立体がキャップ20内に配置されるのである。このことは極めて
大なる融通性および経済性を可能になすのである。
確実な遮断作用
第18図を参照すれば、確実な遮断機構の著しく簡単化された態様が理解される
。既述のフィンガー60(第12図参照)は実際上機械的利点の著しい損失を伴
わずに頭部を切断されえることが観察されている。
頭部を切断されたフィンガー61は第19図に示されているが、この図面はまた
容器130がらキャップ2゜内の区分された室310までの直接の流体通路を示
している。この区分された室310はその形状が大体円筒形の第1の空所312
、この第1の空所の上方で内方に向って円錐形にテーパーした第2の空所314
およびその形状が大体円筒形で第2の空所の上方にある第3の空所316を存す
るように示されている。通路318が第2の空所314がら第3の空所316に
導がれている。第3の空所316はスナップイン弁組立体300の内部に流体の
連通を行い、これによって流体通路を完結するようになっていることが判る。こ
れが直線で容器130がらスナップイン弁組立体300を通して導かれる実質的
にインライン(in−1ine)流体通路であることが観察される。円筒形に附
形された中央支柱320がキャップ2゜内にモールド成形され、区分された室3
10内に同軸的に整合されて、室の中央を通って伸長するようになっている。こ
の円筒形に附形された中央支柱320がまたピストン42内にもモールド成形さ
れていて(これの形状は図示されていない)、中央支柱320が室の中心を通っ
て同じ整合状態を有するようになっている。
簡単化された確実な遮断機構が第18図に示されている。可撓性ガスケット32
2がキャップ20の区分された室310内に着座している。ガスケット322は
中央孔(別個に符号を付してない)を有し、キャップの中央支柱320はこのガ
スケットの中央孔を通されている。
ガスケットが弛緩された状態で、その外周縁部324は区分された室の第1の空
所312の壁部(符号を付されていない)の肩部325に接触し、内周縁部32
6は支柱320に接触し、これによって区分された室の第1の空所312および
第2の空所314の間の通路を封止するようになっている。
流体の圧力によって、可撓性ガスケットが動かされる。
圧力が第1の空所312の方向から第2の空所314に向う場合には、ガスケッ
トは上方に第2の空所に向って押圧されて撓む。撓まされたガスケットrBJ
もまた第18図に示されている。第2の空所は円錐形にテーパーしているから、
撓まされたガスケット「BJの内周縁部は支柱320の面に沿って上方に押圧さ
れ、外周縁部は第1の空所312の壁部の肩部325から離隔するように動くの
である。これらの運動は撓まされたガスケット「B」の廻りの流体の流れを生じ
させる開口を作る。流体は第2の空所314から通路318を通って第3の空所
316内に流入し続けるのである。
さて、第19図を参照すれば、容器130が流体を含み、流体が排出される時に
は容器130の方向から区分された室310の第1の空所312に向う流体圧力
があり、この圧力が第2の空所314に向って伝達されることが理解される。従
って、撓まされたガスケット322が動いて、上述の流体の流れを生じさせる開
口を作るのである。スプレーヘッド84が作動されると、流体が分配され、容器
130が空になる。この容器が空になると、区分された室310の第1の空所3
12および第2の空所314の間の流体圧力は減少する。圧力が充分に減少する
と、ガスケット322は弛緩状態に戻り、ガスケット322の内周縁部(第19
図には別に示されていない)および支柱320の間の通路が閉じて、これにより
第1の空所312および第2の空所314の間の通路を閉じる。この通路か閉じ
ると流体の確実な遮断が行われ、圧力がノズルを通して滴りを生じないで、なお
微細な噴霧を発生するのに充分である間にスプレーを遮断するのである。
改良されたピストン、キャップおよびピストンの回転防止歯、ピストンの球状シ
ール
ピストン42(第2図参照)がキャップ20に具合よく嵌合し、組合せキャップ
/ピストンユニットがアクチュエーター101上を上下にねじ作用で運動して投
入室を開閉することが説明された。キャップ20の底面の図面である第20図を
参照すれば、キャップ20が歯を付された棚部330を含んでいることが判る。
この歯を付された棚部はキャップの頂部のピストン42の頂部が着座する位置に
ある。第21図を参照すれば、ピストン42の頂部に歯332の列があることが
判る。ピストン42がキャップ20上に押圧されると、これらの歯が噛合うので
ある。従って、キャップ/ピストンユニットが上下にねし作用で運かされると、
キャップおよびピストンがともに動いてこれらの歯がピストンに対して相対的な
キャップの回転を阻止するのである。
第21図を参照すれば、ピストン42の他の改良が示されている。先端部48(
第2図参照)が作動のために正確な嵌合を必要とするピストンおよびアクチュエ
ーター壁部の間の若干強力なシールになされ得ることが判る。
このシールに対する望ましい改良は先端部を球状のバンド334に置換えること
である(第21図参照)。ピストン42の下方の外側のこの球状のバンドはアク
チュエーター壁部に対するさらに著しく信頼できるシールを作るのである。ピス
トン42の下向き行程でこのバンドが外方にアクチュエーターに対して押圧され
ることが(「システムの特別な特徴」の項で第2図、第11図、第12図を参照
して既に説明されたように)理解されなければならない。この球状のバンド33
4によって、ピストンの外壁部は、たとえ嵌合が完全な整合状態から外れている
場合でもアクチュエーターに対する緊密なシールを形成するのである。このこと
は、球状のバンド334の曲線のそれぞれの点がアクチュエーターに向って配置
されて、球状のバンドが当接するアクチュエーター壁部上の点を得られるからで
ある。
二重壁部アクチュエーター、アクチュエーター上の支持リブ
第22図を参照すれば、望ましい二重壁部アクチュエーターが示されている。こ
の二重壁部アクチュエーターは第19図に関連して既述された、頭部を切断され
たフィンガー61を使用して、第3b図に関連して説明された容器130の垂直
フランジの実施例および関連する部分に適用されるようになされていることが理
解されなければならない。既述したように、アクチュエーターはキャップ20(
第2図参照)とともに投入室を形成している。ピストンが下方に向って投入室内
に駆動される時にアクチュエーターの内部が比較的高圧に耐えなければならない
ことが判っている。第22図に示された改良された二重壁部アクチュエーター1
01は外壁部102から内方に折返されて導き入れられた第2の内壁部336を
含んでいる。
この内壁部336の利点は、この内壁部が外壁部102のねじ104を投入室内
に生じる圧力から絶縁することである。この圧力の結果としてアクチュエーター
壁部が湾曲することが内壁部336だけに制限されるのである。従って、外壁部
102は湾曲することがなく、このことがねじ104を湾曲しないように保護す
るのである。
もしねじ104が投入室内に生じた圧力によって湾曲すると、装置を作動させる
ことがさらに困難になるのである。このような内壁部336を付加したことは外
壁部を厚くする必要を生じないでこのような湾曲を回避させる1つの解決方法で
ある。
投入室内に発生した圧力はまたアクチュエーターの床108にも影響を与える。
床を厚くする必要を伴わずに床108の湾曲の恐れを回避するために、アクチュ
エーター101の底面図である第22A図を参照して多くのリブ340か床10
8の底部にモールド成形されていることが判る。これらのリブ340は床を安定
化して床を厚くする必要なしに強度を与えるのである。
投入室および容器の回転防止嵌合およびフリーホイール取付は
第16図を参照して、投入室が容器12上にねじ止めされ、次いで投入室および
容器12が互い相対的に回転される時にアクチュエーターのスカート103が把
持されなければならないことは既に説明された。このようなスカー)103の把
持は投入室が企図せずに容器12から分離されるのを阻止するのである。使用者
の中にはこれが不当に不自由にしていることが観察されている。
投入室を容器12に接合するためのフリーホイールの使用を含む改良が第23図
から第26図までに示されている。これらの図面において簡単化の目的で投入室
がアクチュエーター101のみにより示されていることが注意されなければなら
ない。第23図を参照すれば、歯344の列がアクチュエーターの内壁部336
の外面に設けられていて、補完的な歯346の列が容器12の内側の棚部に設け
られていることが判る。投入室のアクチュエーター101が容器12上に配置さ
れる時に、これらの歯が係合する。第24図に示されるように、アクチュエータ
ーの歯344が容器の歯346に係合して回転防止嵌合を行うのである。この嵌
合はまたアクチュエーター101の外壁部102の内面上に歯344の列があり
、容器12の外側に補完的な歯346の列があるように修正されることができる
。容器の内側に歯をモールド成形するよりも容器の外側に歯をモールド成形する
方が若干容易であるから、このような修正された嵌合は第23図および第24図
に示された嵌合状態よりも若干望ましい。
第25図は容器12上に着座した投入室のアクチュエーター101を示している
。容器のねじ354に対して補完的なねじ352を有するフリーホイール350
はアクチュエーター101の外壁部102上の支柱356を案内されることがで
きるようになっている。フリーホイール350のねじ352を遮断する切欠き3
58はフリーホイールかアクチュエーター上に取付けられてフリーホイールのね
じ352が容器354に係合するまで下方に押されるのを可能になしている。こ
れによってフリーホイール350はフリーホイールのカラー360がアクチュエ
ーター101の外壁部の棚部362と係合するまで容器上をねじ下げられて、ア
クチュエーターを下方に向って容器12に当接するように動かし、緊密なシール
を形成することができるのである。
第26図はフリーホイール350が容器12上をねじ下げられた後のフリーホイ
ール350を示している。ここでフリーホイール350が投入室のアクチュエー
ター101を容器12に固定して、この容器に対して相対的な投入室の垂直運動
を阻止するのに役立つことが判る。
同時に、回転防止歯(第23図および第24図参照)が容器に対して相対的な投
入室の回転運動を阻止するのである。
第25図に示されたフリーホイール350はねじ352を完全に遮断する切欠き
358を存する。第27図において、「巻戻し」フリーホイール(“unwin
ding”free wheel) 351が示されている。この巻戻しフリー
ホイール351はねじ352を遮断しないで唯フリーホイールのカラー360だ
けを遮断する切欠き364を有する。
本発明のシステムがたとえ上下転倒されていても、何れの位置からも作動する非
化学的エーロゾルが作動を行わせるためのフィンガーポンプを必要とせず、廃棄
可能または再使用可能の容器に嵌合され得ることが明らかである。さらに、本発
明のシステムは作動サイクルの終りに近くなって湿った流れまたは滴りにならな
いような持続性のあるスプレーおよび投入するために極端な機械的力を要しない
で微細に噴霧化された高圧スプレーを生じさせるのである。本発明のシステムは
簡単で、総て既存のモールド成形技術により射出成形できる既存の材料によって
容易に製造できる比較的少ない部品しか使用していないのである。
FIG、1
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FIG、9
FIG、+8
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FIG、19
FIG、21
FIG、22A
FIG、25 FIG、27
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF
、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG
)、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,DE、 DK。
ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、LU、MG、MW、NL、
No、PL、RO,RU、SD、SE
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.内容物を分配するための機械的に加圧されるシステムにおいて、 (a)内部空所を有するキャップと、 (b)一端部が閉じられ、この端部に1つの面を有する円筒形に附形されたピス トンであって、前記キャップ内に着座されて、前記ピストンの前記面がこのキャ ップの前記内部空所内にあるように配置され、前記面が円形の断面を有するよう になされている前記ピストンと、(c)側壁部および床を有する円筒形に附形さ れたアクチュエーターであって、前記キャップに運動可能に取付けられ、前記ピ ストンの軸線に沿って第1の方向に前記アクチュエーターに対して相対的な前記 キャップの運動を行わせ、また前記ピストンの前記軸線に沿って第2の方向に前 記アクチュエーターに対して相対的に前記キャップの運動を行わせるようになさ れていて、前記アクチュエーターおよび前記キャップが互い取付けられた時に「 分配頭部組立体」と称されるものを構成する前記アクチュエーターと、 (d)前記分配頭部組立体内に内蔵され、床、側壁部および頂部を有し、これら の機素が前記アクチュエーターの床、前記アクチュエーターの側壁部および前記 ピストンの前記面によってそれぞれ形成されるようになされている投入室であっ て、 その際前記第1の方向の前記アクチュエーターに対して相対的な前記キャップの 運動が前記ピストンを持上げて、前記投入室を開放させ、前記第2の方向の前記 アクチュエーターに対して相対的な前記キャップの運動が前記ピストンを下降さ せて、前記投入室を閉鎖するようになされている、 前記投入室と、 (e)第1の端部および第2の端部を有する浸漬管を含む入口装置であって、前 記第1の端部が前記内容物を含む内容物供給源と流体の連通状態になされ、前記 第2の端部が前記投入室と流体の連通状態になされて前記投入室が開放された時 に前記内容物を前記内容物供給源から前記投入室内に移動させるようになしてい る前記入口装置と、 (f)前記投入室と流体の連通状態になされて、前記投入室が閉じられている時 にこの投入室から内容物を受取るようになされた膨張抵抗容器装置であって、抵 抗力に抗して前記内容物を保持するように膨張するようになされている前記膨張 抵抗容器装置と、 (g)前記膨張抵抗容器装置と流体の連通状態になされ、前記抵抗力が前記内容 物を移動させるのに使用されることによって前記内容物を前記膨張抵抗容器装置 から排出させるようになす出口装置と、 を含んでいる機械的に加圧されるシステム。 2.さらに前記キャップにねじを、前記アクチュエーターに補完的なねじを含ん でいて、前記キャップおよび前記アクチュエーターがねじ込みによりともに互い 運動可能に取付けられていて、その際前記キャップの前記アクチュエーターに対 して相対的な前記第1の方向の運動が時計方向または反時計方向の内の1つの方 向の捩り運動によるもので、前記キャップの前記アクチュエーターに対して相対 的な前記第2の方向の運動が時計方向または反時計方向の内の他の方向の捩り運 動によるようになされている請求の範囲第1項に記載されたシステム。 3.(a)前記キャップに設けられた、切削加工された歯と、 (b)前記アクチュエーターに設けられた補完的な切削加工された歯と、 をさらに含んでいて、 その際前記切削加工された歯が互いに接触して前記第1の方向に運動を抑止し、 前記ピストンが持上げられる時に前記キャップが前記アクチュエーターからねじ 離されるのを阻止するようになされている、請求の範囲第2項に記載されたシス テム。 4.前記捩り運動が360°よりも小さくなされている請求の範囲第3項に記載 されたシステム。 5.前記キャップ内に支持部をさらに含んでいて、その際前記ピストンの前記面 が前記支持部によって支持されるようになされている請求の範囲第4項に記載さ れたシステム。 6.(a)前記キャップ内に前記ピストンを具合よく嵌合させて前記ピストンを 前記キャップ内に保持する前記ピストン上のスナップリムおよび前記キャップ上 の保持ビードと、 (b)前記ピストンおよび前記キャップ上にあってこれらのピストンおよびキャ ップが互いに相対的に回転するのを阻止する回転防止装置と、 をさらに含んでいる請求の範囲第5項に記載されたシステム。 7.前記回転防止装置が、 (a)前記キャップおよび前記ピストンの内の一方にある多数のリプと、 (b)前記キャップおよび前記ピストンの内の他方にある対応する数のスロット と、 を含んでいて、 前記キャップが前記アクチュエーターに対して相対的に捩られてこのピストンを 前記キャップに対して格対的に回転するように押した時に、前記リプが前記スロ ット内に滑り入り、これらのスロットと係合して、前記キャップおよび前記ピス トンが互いに対して相対的に回転するのを阻止するように前記リプおよび前記ス ロットが配置されるようになされている、 請求の範囲第6項に記載されたシステム。 8.前記回転防止装置が、 (a)前記キャップ上にある多数の「V」形に附形された歯と、 (b)前記ピストン上にある対応する数の「V」形に附形された歯と、 を含んでいて、 これらの歯が、前記キャップが前記アクチュエーターに対して相対的に捩られて 前記ピストンを前記キャップに対して相対的に回転するように押圧する時に前記 歯がこれらのキャップおよびピストンが互いに相対的に回転するのを阻止するよ うになされている、請求の範囲第6項に記載されたシステム。 9,(a)頂部および底部を有し、この底部が前記ピストンの前記面の周囲に取 付けられるようになされている内側ピストン壁部と、 (b)頂部および底部を有する外側ピストン壁部であって、前記内側壁部の頂部 および底部の間および前記外側壁部の頂部および底部の間にある流体密の接合部 にて前記内側ピストン壁部に固定されていて、前記外側ピストン壁部の少なくと も一部分が前記内側ピストン壁部の少なくとも一部分を包囲し、これによって二 重壁部を形成するようになされている前記外側ピストン壁部と、を含み、 その際前記内側ピストン壁部および前記外側ピストン壁部が可撓性材料によって 形成されて、前記接合部にて前記外側ピストン壁部を前記内側ピストン壁部から 離隔するように撓ませ、前記外側ピストン壁部が前記投入室内にこの室の側壁部 に隣接して配置されて、前記投入室を封止し、特に前記ピストンが前記投入室に 密接するように下降される時に、前記外側ピストン壁部が前記接合部にて前記内 側ピストン壁部から離隔するように撓ませられ、これにより前記外側ピストン壁 部を前記投入室の前記側壁部に対してさらに緊密に押圧し、前記ピストンが下降 される時に前記側壁部に対する前記ピストンの封止作用を緊密になすようになさ れている、請求の範囲第6項に記載されたシステム。 10.前記壁部の底部に隣接して前記ピストンの外壁部の外周の廻りに形成され たバンドをさらに含んでいて、このバンドが前記投入室の側壁部に向って配向さ れる立上った周囲の断面を有し、前記ピストンが下降される時に前記ピストンの 前記壁部に対する封止作用を緊密にするとともに、摩擦係数を最少限になし、前 記バンドが実質的に前記投入室の壁部に当接して摩擦される前記ピストンの唯1 つの機素になされている請求の範囲第9項に記載されたシステム。 11.前記バンドが第1の材料により形成され、前記投入室の壁部が第2の材料 により形成され、これらの第1および第2の材料がこれらのものの間の摩擦係数 を減少させるように選択されている請求の範囲第10項に記載されたシステム。 12.前記アクチュエーターの前記壁部が頂部および底部を有し、前記底部が前 記アクチュエーターの床の周囲に取付けられるようになされていて、またアクチ ュエーター外壁部をさらに含んでいて、このアクチュエーター外壁部が頂部およ び底部を有し、前記アクチュエーター外壁部が流体密の接合部にて前記アクチュ エーターの側壁部に固定されていて、前記接合部が前記側壁部の前記頂部および 底部の間および前記外壁部の前記頂部および前記底部の間にあって、前記外壁部 の少なくとも一部分が前記側壁部の少なくとも一部分を包囲し、これにより二重 壁部を形成するようになされていて、その際前記ねじが前記アクチュエーター外 壁部上にあり、これによって前記ねじが前記投入室から絶縁され、特に前記ピス トンが下降して前記投入室に密接にする時に、前記ねじが前記投入室内に発生さ れた力によって前記キャップのねじに対して押圧されないようになされている、 請求の範囲第5項に記載されたシステム。 13.前記アクチュエーターの床の下側に当接して配置される多数の支持リプを さらに含み、前記床を前記投入室内に発生された力に抗して前記床を支持するよ うになされている請求の範囲第12項に記載されたシステム。 14.前記膨張抵抗容器装置と流体の連通状態になされた確実な遮断装置をさら に含んでいて、前記抵抗力が完全に解除される前に前記容器装置から前記出口装 置への内容物の運動を遮断して、内容物がなお前記出口装置から強制的に排出さ れている間に、しかも内容物がこの出口装置から滴り出るようになる前に確実な 遮断装置として作動するようになされている請求の範囲第1項に記載されたシス テム。 15.前記確実な遮断装置が、 (a)前記膨張抵抗容器装置と流体の連通状態になされていて、前記出口装置と 流体の連通状態になされて、環状肩部を有する第1の空所および前記肩部で前記 第1の空所に連結され、前記肩部から内方にテーパーする面を有する第2の空所 を有するようになされている区分された室と、 (b)前記区分された室内に固定され、これの中心にその長手方向軸線に沿って 配置されて支柱と、(c)中心に孔を有する可撓性のガスケットであって、前記 孔の廻りにある内縁部および前記ガスケットの外周にある外縁部を有し、前記区 分された室内に着座されて、前記外縁部が前記肩部に当接して支持され、前記内 縁部が前記支柱に当接して支持されるようになされていて、内容物が前記膨張抵 抗容器装置から排出され、前記抵抗力の或るレベル以上である時に前記ガスケッ トが第1の方向に動き、また前記抵抗力が前記レベル以下になった時に前記ガス ケットが第2の方向に動くようになされている前記可換性のガスケットと、 を含んでいて、 その際前記ガスケットが前記第1の方向に動く時に前記ガスケットの内縁部が前 記支柱の上に乗上り、また前記ガスケットの外縁部が前記肩部から離隔するよう に動き、これによって前記ガスケットの廻りに流体通路を開放させて、内容物の 前記膨張抵抗容器装置から前記出口装置への移動を行わせ、また前記ガスケット が前記第2の方向に動く時に、前記ガスケットの内縁部が前記支柱上における乗 上り状態から下降し、これにより前記流体通路を閉じて、内容物の前記膨張抵抗 容器装置から前記出口装置への移動を遮断するようになされている、請求の範囲 第14項に記載されたシステム。 16.前記確実な遮断装置が、 (a)前記ピストンの前記面に取付けられて、前記膨張抵抗容器装置内の開口に 隣接し、前記投入室が閉じられた時に少なくとも一部分前記膨張抵抗容器装置内 に挿入されるように配向されたフィンガーと、(b)前記フィンガー上にあって 、前記フィンガーの外面上を長手方向に伸長し、このフィンガーの前記面を貫い ているスロットと、 (c)前記膨張抵抗容器装置内の運動可能の面であって、内容物がこの膨張抵抗 容器装置内に受入れられた時に第1の方向に動き、内容物がこの膨張抵抗容器装 置から排出されるように移動する時に第2の方向に動くようになされている前記 運動可能の面と、 を含んでいて、 前記フィンガーは前記出口装置と流体の連通状態になされ、前記フィンガーの前 記スロットが前記膨張抵抗容器装置の内容物を前記出口装置内に移動させるチャ ンネルを形成し、前記スロットが前記膨張抵抗容器装置に向いて配向されて、前 記面が前記第1の方向に動く時に、前記面が前記スロットから離隔するように動 かされて前記チャンネルを開放し、内容物を前記膨張抵抗容器装置から排出して 前記出口装置内に移動させ、また前記面が前記第2の方向に動く時に前記チャン ネルを閉じて、内容物の前記膨張抵抗容器装置から前記出口装置内への移動を遮 断するようになされている、 請求の範囲第14項に記載されたシステム。 17.前記出口装置が、 (a)弁およびばねと、 (b)前記弁およびばねを少なくとも一部分内蔵するようになされている弁ハウ ジングと、 (c)前記弁ハウジングに取付けられて、これとともに前記弁およびばねを内蔵 するスナップイン弁組立体を形成する弁リテーナーと、 を含んでいて、 その際前記スナップイン弁組立体の弁リテーナーが前記キャップの嵌合部上に具 合よく嵌合するようになされている、 請求の範囲第1項に記載されたシステム。 18.前記内容物供給源が前記分配頭部組立体に取付けられた容器になされてい る請求の範囲第1項に記載されたシステム。 19.(a)前記アクチュエーターの外壁部の底部に、これの外周上にある棚部 と、 (b)前記容器上の1組のねじと、 (c)前記容器のねじに対して補完的なねじを有し、また前記アクチュエーター の棚部を保持する保持カラーを有し、前記アクチュエーター上に配置されて、前 記容器にねじ止めされ、これによって前記アクチュエーターおよび前記容器をと もに保持するようになされているフリーホイールと、 (d)前記アクチュエーターおよび前記容器上にあってこれらのアクチュエータ ーおよび容器が互いに相対的に回転されるのを阻止する回転防止装置と、をさら に含むようになされている請求の範囲第18項に記載されたシステム。 20.前記回転防止装置が、 (a)前記アクチュエーター上にある多数の「V」形に附形された歯と、 (b)前記容器上にある対応する数の「V」形に附形された歯と、 を含んでいて、 前記アクチュエーターが前記容器に対して相対的に捩られた時に、前記歯が前記 アクチュエーターおよび前記容器の互いに相対的な回転を阻止するように前記歯 が係合されるようになされている、 請求の範囲第19項に記載されたシステム。 21.(a)前記容器上の1組のねじと、(b)前記アクチュエーター上の1組 の補完的な歯と、(c)前記アクチュエーターから伸長しているスカートであっ て、前記容器とは別個に操作者のハンドグリップを形成して操作者が前記容器を 捩ることなく、前記分配頭部組立体を捩ることができて、前記分配頭部組立体か ら前記容器を企図せずに取外されるのを阻止するようになす前記スカートと、 をさらに含むようになされている請求の範囲第19項に記載されたシステム。 22.前記容器を前記分配頭部組立体に取付けるためのバヨネット嵌合部をさら に含んでいる請求の範囲第18項に記載されたシステム。 23.前記内容物供給源が前記分配頭部組立体に取付けられていない容器であっ て、前記浸漬管だけで前記分配頭部組立体に連通されるようになされている請求 の範囲第1項に記載されたシステム。 24.前記投入室内にあって、前記ピストンが持上げられた時に前記浸浸管を通 して前記投入室内への一方向の流れを可能になすとともに、前記ピストンが下降 される時に前記浸漬管を通して前記投入室から排出されて戻される内容物の逆流 を阻止するようになされている一方向装置を含むようになされている請求の範囲 第1項に記載されたシステム。 25.前記投入室内にあって、前記膨張抵抗容器装置と流体の連通状態になされ て内容物を自動的に前記膨張抵抗容器装置から排出させるように流し戻しを行い 、長期間前記膨張抵抗容器装置が抵抗力に抗して前記内容物を保持するのを阻止 するようになされている流し戻し装置をさらに含んでいる請求の範囲第24項に 記載されたシステム。 26.前記一方向装置が、 (a)前記アクチュエーターの床にあって、逆止めボールを前記アクチュエータ ーの床の平面の下方に形成された空所内に着座させるのに充分な幅の拡大開口で あって、前記空所が前記アクチュエーターの床から肩部まで伸長し、また前記浸 漬管の前記第1の端部と接合されるまで前記肩部から下方に内方に向ってテーパ ーするようになされた前記拡大開口と、 (b)それぞれ底部および頂部を有し、それぞれその底部にて前記空所の肩部の 近くの位置に取付けられている保持ロッドであって、それぞれその頂部の向って 上方に内方に角度を付されて一部分前記空所を包囲するようになされている前記 保持ロッドと、 (c)前記空所内に着座され、前記保持ロッドによって緩くこの空所内に保持さ れている逆止めボールと、を含んでいて、 その際前記ピストンが持上げられる時に前記逆止めボールが前記空所の前記面の 上方に僅かに持上げられるが、前記ピストンが下降される時には前記空所の前記 面に対して緊密に押圧され、これによって前記ピストンが持上げられた時に内容 物が前記投入室内に流入するのを許すとともに、前記ピストンが下降された時に は内容物の逆流を阻止するようになされている、 請求の範囲第25項に記載されたシステム。 27.前記流し戻し装置が前記逆止めボールの前記面および前記空所の面の内の 少なくとも一方に非平滑仕上げ面を含んでいて、これによって前記逆止めボール および前記面の間に不完全な封止状態を作り、内容物が前記投入室から排出され て前記入口管を通って流し戻され、これによって前記抵抗力を解除するようにな されていて、またこの非平滑仕上げが前記膨張抵抗容器装置が長期間抵抗力に抗 して内容物を保持するのを阻止するのに適当な制御された流し戻し速度が得られ るように設定されるようになされている請求の範囲第26項に記載されたシステ ム。 28.前記一方向装置が前記膨張抵抗容器装置に取付けられた水平フランジを含 んでいて、この水平フランジが前記入口装置の上方で前記投入室の床を実質的に 覆っており、また前記水平フランジは前記ピストンが持上げられた時に僅かに持 上げられるが、前記ピストンが下降された時には前記入口装置に対して緊密に押 圧され、これによって前記ピストンが持上げられた時には内容物が前記投入室内 に流入するのを許すとともに、前記ピストンが下降された時には内容物の逆流を 阻止するようになされている請求の範囲第25項に記載されたシステム。 29.前記流し戻し装置が、 (a)前記ピストンの前記面上に形成された第1および第2のチャンネルであっ て、前記第1のチャンネルが半径方向の溝であり、前記第2のチャンネルが環状 の溝であり、前記第1のチャンネルが前記面の半径に沿って前記ピストンの前記 面の大体中心から、この面の中心からさらに遠い前記第2のチャンネルまで連通 するようになされている前記第1および第2のチャンネルと、(b)前記膨張抵 抗容器装置から前記第1のチャンネルまでの流体通路と、 (c)前記膨張抵抗容器装置の前記水平フランジに形成された少なくとも1つの 孔および前記投入室の床にある対応する孔であって、これらの孔が前記第2のチ ャンネルの下方に形成されるようになされている前記少なくとも1つの孔および 前記対応する孔と、を含んでいて、 その際内容物が前記第2のチャンネルの下方で前記膨張抵抗容器装置の前記水平 フランジおよび前記アクチュエーターの床に形成された前記孔によって前記膨張 抵抗容器装置から排出され、前記第1および第2のチャンネル内に流入し、また 前記投入室から流出するようになされていて、また前記膨張抵抗容器装置が長期 間抵抗力に抗して内容物を保持するのを阻止するのに適当な制御された流し戻し 速度が得られるように前記孔の数および直径が設定されるようになされている、 請求の範囲第28項に記載されたシステム。 30.前記一方向装置が前記膨張抵抗容器装置に取付けられて前記投入室に対す る入口装置を覆う垂直フランジを含んでいて、また前記垂直フランジは前記ピス トンが持上げられた時に僅かに前記入口装置から離隔するように撓まされるが、 前記ピストンが下降された時に前記入口装置に対して緊密に押圧されて、これに より前記ピストンが持上げられた時に内容物が前記投入室に流入するのを許すと ともに前記ピストンが下降された時には内容物の逆流を阻止するようになされて いる請求の範囲第25項に記載されたシステム。 31.前記流し戻し装置が、 (a)前記アクチュエーター内にあって前記膨張抵抗容器装置と流体の連通状態 になされている室と、(b)前記室内に形成された少なくとも1つの孔と、を含 んでいて、 その際前記室に形成された孔によって内容物が前記膨張抵抗容器装置から排出さ れ、前記室に流入し、この室から排出されるようになされている、 請求の範囲第30項に記載されたシステム。 32.前記内容物供給源および前記分配頭部組立体に連通されて、前記分配頭部 組立体の作動に応答して空気を前記内容物供給源内に流通させる通気装置をさら に含んでいる請求の範囲第1項に記載されたシステム。 33.前記出口装置内にあってその長さに沿って次第にその直径が狭くなり、流 体の圧力を保持するようになされている流体通路をさらに含むようになされてい る請求の範囲第1項に記載されたシステム。 34.前記アクチュエーターに対する最初の前記第1の方向および前記第2の方 向の前記キャップの運動の後で、また前記抵抗力が解除される前の前記アクチュ エーターに対する引続く前記第1の方向および前記第2の方向の前記キャップの 運動が内容物を前記膨張抵抗容器装置から排出して前記投入室内に流入するよう に移動させて、前記内容物供給源から附加的な内容物によって前記投入室が過大 に充填されるのを阻止するようになされている請求の範囲第1項に記載されたシ ステム。 35.内容物を分配する出口装置および前記出口装置を支持するハウジングを含 む内容物の分配装置において、前記出口装置と流体の連通状態になされたスナッ プイン弁組立体より成り、前記スナップイン弁組立体が、(a)弁およびばねと 、 (b)前記弁およびばねを少なくとも一部分内蔵する弁ハウジングと、 (c)前記弁ハウジングに取付けられて前記弁ハウジングとともに前記弁および ばねを内蔵するスナップイン弁組立体を形成する弁リテーナーと、 を含んでいて、 その際前記スナップイン弁組立体の前記弁リテーナーが前記出口装置を支持して いる前記ハウジング上の嵌合分配頭部組立体に具合よく嵌合するようになされて いる、改良。 36.内容物が分配されるに従って減少するような圧力状態で内容物を保持する 容器および前記容器と流体の連通状態になされて内容物を分配する出口装置を含 む内容物の分配装置において、前記容器と流体の連通状態になされて、前記圧力 が完全に解除される前に前記容器から前記出口装置に対する内容物の移動を遮断 するようになす確実な遮断装置により成る改良。 37.前記確実な遮断装置が、 (a)前記容器と流体の連通状態になされ、また前記出口装置と流体の連通状態 になされた区分された室であって、この区分された室が環状肩部を有する第1の 空所を有し、また前記区分された室が前記肩部で前記第1の空所に連結され、前 記肩部から内方にテーパーする面を有する第2の空所を有するようになされてい る前記区分された室と、 (b)前記区分された室内に固定されてこれの中央にその長手方向軸線に沿って 配置された支柱と、(c)中央に孔を有する可撓性ガスケットであって、前記孔 の廻りの内縁部および前記ガスケットの外周の外縁部を有し、前記ガスケットが 前記区分された室内に着座して前記外縁部が前記肩部に当接して支持され、前記 内縁部が前記支柱に当接して支持されるようになされていて、前記容器内の内容 物が圧力状態にある時に前記ガスケットが第1の方向に動き、また前記圧力が減 少した時に前記ガスケットが第2の方向に動くようになされている前記可撓性ガ スケットと、 を含んでいて、 その際前記ガスケットが前記第1の方向に動く時に前記ガスケットの前記内縁部 が前記支柱を乗上るとともに前記ガスケットの前記外縁部が前記肩部から離隔す るように動き、これによって前記ガスケットの廻りに流体通路を開いて前記容器 から排出されて前記出口装置内への移動を行わせ、また前記ガスケットが前記第 2の方向に動く時に前記ガスケットの前記内縁部が前記支柱から乗り下り、これ によって前記流体通路を閉じて、前記容器から前記出口装置内への内容物の移動 を遮断するようになされている、 請求の範囲第36項に記載された組立体。
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