JPH06507778A - ケーブル封止 - Google Patents

ケーブル封止

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JPH06507778A
JPH06507778A JP4509857A JP50985792A JPH06507778A JP H06507778 A JPH06507778 A JP H06507778A JP 4509857 A JP4509857 A JP 4509857A JP 50985792 A JP50985792 A JP 50985792A JP H06507778 A JPH06507778 A JP H06507778A
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ブリュッセルマン、ジャック・ユーベル・フランソワ
フテリクス、ポール
ジャンブリュジュ、ユーベル
クラッブ、リュク
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エヌ・ヴェ・レイケム・ソシエテ・アノニム
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  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ケーブル封止 本発明は、ケーブル封止(seal、シーノりに関し、特に、電気通信ケーブル 接続部ケースに関する。
ケーブル接続部ケースは、以下の機能を有する。ケーブル接続部を形成する場合 、内部の導体を接続するために、ケーブルジャケットをケーブル端部から剥離す る必要がある。一旦、導体を接続すると、導体およびコネクターの腐食または他 の損傷を防止するために、ケーブルジャケットにより予め提供されていた環境的 保護を接続部にわたって良好に形成する必要がある。これは、入って来るケーブ ルの無傷のケーブルジャケットから出て行くケーブルの無傷のケーブルジャケッ トまで接続部を横切っていわゆる接続部ケース(splice case)を形 成することにより行われる。
何年もの間、そのようなケーブル接続部ケースは、内側にホットメルト接着剤を 被覆した熱収縮性スリーブを接続部の周囲に配置して、それを加熱することによ り形成されてきた。熱により接着剤が活性化され、スリーブが収縮して入って来 るケーブルおよび出て行くケーブルの周囲で緊密に係合する。熱収縮したスリー ブは極めて強くかつ強靭であり、ケーブルの間の良好な機械的強度を提供する。
このことは、ケーブルに沿った軸方向の引っ張り、ケーブルの曲げおよび振動な どがケーブルの使用の間に生じる傾向があり、内側導体およびコネクターにより これらの荷重(負荷)を支持してはならないので重要である。軸方向の荷重は、 スリーブによりジャケットからジャケットまで接続部を横切って伝達されること が判る。もう1つの観点は、勿論、接続部ケースにより提供される環境的封止は 、ケーブルに作用するこれらの機械的な力にも拘わらず無傷のままでなければな らないということである。例えば、軸方向の荷重に対する強度について接続部ケ ースが試験されるが、その要件は極めて厳しいものである。加圧ケーブルの間の 接続部の場合、典型的な試験は、−15〜45℃の温度範囲、内部圧力フ0KP aで行われ、ケーブルは軸方向に100ONまでの荷重が加えられる。24時間 後、接続部は気密のままでなければならない。
しかしながら、熱収縮性スリーブの欠点は、それを装着するためには裸火トーチ が一般的に必要であり、再入する(re−enter、接続部を損傷することな く接続部へのアクセスを得るために接続部ケースを除去することを意味する)こ とは困難である。近年、スリーブを熱収縮させることまたは接着剤を熱活性化す ることの必要性を回避する接続部ケースを設計することに向けて努力がなされて いる。
国際公開第W090105401号(レイヶム(Raychem) )には、装 着のために熱を必要とせず、結果として再入が容易である接続部ケースが開示さ れている。その好ましい態様において、ゲル、特に少なくとも100%の伸びお よび30%以下の70℃における圧縮永久歪みを有するものにより封止が提供さ れる。
封止材料は、圧縮下に置かれ、封止すべきケーブルとその周囲のハウジングとの 間の環状空隙を封止する。
ある状態における欠点は、ある機械的性室、例えば軸方向引っ張り強さを有する 全体としての接続部ケースを提供するほどにはゲルは強度を有さないということ である。
従って、国際公開第W090105401号の接続部ケースにおいては、接続部 を横切る機械的コネクションを供給するという条件付けがなされている。ケーブ ルの外装または他の補強部材がボルトのような固定手段により(第2図に示すよ うに)フランジに取り付けられる。
機械的強度を提供する他の種々の既知の手段を説明する。米国特許第3,663 .740号(デルチット(Deltett) )には、幾つかの異なる種類の外 装付きまたは保護管付き電話ケーブルに使用する接続部ケースが開示されている 。このケースは、ケーブルの外装に確実に投錨して接続部を損傷する引っ張り荷 重を防止するためにグリッパ−(gripper、つかみ部材)を含む。グリッ パ−の外部には環状溝が設けられ、これはケースの一部分と嵌め合いになって、 軸方向の相対的な動きを防止する。グリッパ−は2つの対になるハーフから構成 され、エポキシ材料がその間の空間を充填するために注入され、それにより、グ リッパ−がケーブルに固定される。
米国特許第4.262.167号(スリー・エム(3M))には、2バート外側 ンエル、分割孔あきエンドプレートおよびそれぞれのケーブル端部用のケーブル カラー(collar)を有して成る、通信ケーブル用ケーブル接続ケースが開 示されている。ケーブルカラーはエンドブレートガスケットを受容するように溝 が設けられている。カラーの好ましい形態は、2バート形態であり、ケーブル上 で2つのワッシャーの間で巻きつけたマスチック上で一体に合い、気密的に封止 されたケーブル端部構造を形成する。補強プレース(brace、補強材)によ り歪み逃げが供給され、その2つまたはそれ以上は、均等に離され、エンドプレ ートの内向きにケーブル端部に縛られている。プレースは延び出たタン(tan g、突出部)付きの外側ケーブル外装をつかみ、ホースクランプにより所定状態 に保持される。
ケース内でプレースがエンドプレートを通って延在する場合、プレースの側板( upright)は、ケーブルカラーの端部に当接する。
米国特許第2.771.502号(ベル・テレフォン・ラボラトリーズ(Bel lTelephone Laboratories) )では、ケーブルジャケ ットが接続部にて長手方向にスリットを入れられ、剥離されてエンドプレートの 間で締結されるタブが提供される。
ケーブルを接続部ケースの接線部ケースのエンドピースのフランジに取り付ける ホースクランプの使用は、ドイツ国特許第3536598号(シーメンス(Si emens) )に開示されている。
我々は、従来技術における問題点を回避できる軸方向引っ張り強さを提供する改 善された技術を案出した:例えば好ましい態様では、その技術はエポキシ接着の 必要性、ホースクランプのような金属パーツの必要性およびケーブルジャケット を分割する必要性を回避する。特に、我々は、自己締結できる(セルフ・タイト ニング、self−tightening)クランプを考案した。
従って、本発明は、ケーブルの周囲で環境的封止を提供するデバイスを提供し、 このデバイスは、 (a)ケーブルを包囲できる構造部材、(b)ケーブルと構造部材との間の空隙 を封止できる封止材料、ならびに(C)ケーブルの軸方向の荷重を構造部材に伝 達する手段(C)であって、(i)構造部材に当接できる第1部分、(if)ケ ーブルに取り付けることができる第2部分、および(ffi)第1部分と第2部 分との間で可撓性接続を提供でき、および/またはケーブルの軸方向荷重に応じ てケーブルに手段(C)を自己締結させることができる第3部分 を有して成る手段 を有して成る。
また、本発明は、ケーブルの周囲で環境的封止を提供するためのデバイスを提供 し、このデバイスは、 (a)ケーブルを包囲できる構造部材、(b)ケーブルと構造部材との間の空隙 を封止できる封止材料、ならびに(C)ケーブルの軸方向の荷重を構造部材に伝 達する手段(C)であって、(i)構造部材に当接できる第1部分、(if)ケ ーブルに取り付けることができる第2部分、および(ffl)第1部分から第2 部分までテーパー形状を形成する実質的に円錐台形状の第3部分 を有して成る手段 を有して成る。
本発明は、軸方向のケーブルの荷重を伝達するための手段を更に提供し、この手 段は、 (i)接続部ケースのエンドピースに当接できる第1部分、(ii)ケーブルに 取り付けることができる第2部分、ならびに(ffi)第1部分に対して相対的 にケーブルを軸方向に移動する場合、篤1部分と第2部分との間で可撓性かつ/ または実質的に円錐台形状の接続を提供でき、および/あるいは第2部分とケー ブルとの間で自己締結性を提供できる第3部分を冑して成る。
本発明のデバイスは、ケーブル接続部ケースの少なくとも一部分を構成するよう に使用するのが好ましい。特に、ケーブル接続部を形成するアッセンブリを提供 することができ、このアッセンブリは、(i)本発明の第1デバイス、 (ii)本発明の第2デバイス、および(ffl)2つの開口端部を有するカバ ーであって、それぞれの端部内において第1デバイスおよび第2デバイスをそれ ぞれ配置できるもの、好ましくはラップアラウンド構造のもの を有して成る。
このようにすると、インライン(in−1ine)接続部ケースを形成できる。
第1デバイスおよび第2デバイスのいずれかまたはそれぞれは、2本以上のケー ブルを収容してよ(、従って、分岐したケーブルの接続部が封止される。
突き合わせ接続部(butt 5plice)を同様にして封止できる。この場 合、単一の開口端部を有する(好ましくはドーム形状の)カバーの開口端部にて 本発明の単一のデバイスを使用できる。
手段(C)の第3部分が可撓性であり、第2部分を第1部分に向かって移動させ る構造部材に対するケーブルの軸方向の移動により変形するのが好ましい。デバ イスは、ケーブルの動きが接続部ケースから外にケーブルを引っ張る張力により 生じるように配置されているのが好ましい。しかしながら、このデバイスは、接 続部ケースに向かってケーブルを押すことに抗するように配置することができる 。また、単一のデバイスをそれぞれの方向の力に抗するように設計することがで き、あるいは、2つのデバイスを使用して一方が一方の力に、他方が他方の力に 抗するようにできる。
先に説明したように、デバイスは自己締結性であり得る。例えば、篇3部分の変 形により手段(C)の一部分、一般的には第2部分をケーブルに向かうようにす ることができる。これは、実質的に円錐台形状を有するか、あるいはテーパー状 である第2部分によりもたらされ得る。より小さい端部は、ケーブルに取り付け られ、ケーブルが動くと、より小さい端部は大きい端部に向かって押し付けられ 、テーパ一つき表面が内側に腰折れしてケーブルをつかむ。より小さい端部は、 ケーブルをつかんでよく、あるいはホースクランプ(hose clanp)ま たはタイラップ(tie wrap)のような何等かの取り付は手段を使用して よい。好ましいタイラップは、一方の端部に他方の端部が通過するアイ(eye 、開口部)および鋸歯状面を有し、自己締結する(組み合う)ようになっている 。
手段(C)は、好ましくはプラスチック材料、特にポリプロピレンから作られ、 金属を含まないのが好ましい。上述のこれらの機能を有する3つの部分は、好ま しくは相互に一体である。
その細かい形状はそれほど重要ではないが、実質的に円錐台形状であるのが好ま しく、場合により実質的に円筒状の延長部をそれぞれの端部に有する。本明細書 において円錐台形状および円筒状形状と言う場合、完全な表面だけでなく、包囲 物(envelol)e−包絡面)がそのような形状を有するフレームをも意味 する。実際、手段(C)の第3部分は、カラー(collar、第1部分)から 延び、内向きに曲がって所望のテーパーを形成できる脚部分を有して成るのが好 ましい。カラーの周囲で4本またはそれ以上のそのような脚部分が周方向で離れ ているのが好ましい。
デバイスは、好ましくはラップアラウンド構造であり、ケーブルの自由端部にア クセスできない場合であうでもケーブルの周囲に装着することができる。上述の 例において、カラーは、ケーブルの周囲で開いて、再度間じることができるよう に長手方向にスリットを有してよい。このスリットは、カラーを横切ってそのバ ス(path)でダブルバック(double −back、二重後退)構造で あってよく、その結果、カラーの周方向の張力だけではそれを開くことができな いニスリットのいずれかの側で何等かの相対的な長手方向の移動か必要である。
しかしながら、追加のパーツを含む他の相互締結手段を使用してよい。
また、手段(C)の第1部分と構造部材との間にも相互締結を供給してよい。
これは、装着を容易にし、および/または手段(C)が構造部材から離れる動き および/または構造部材に向かう動きを制限するために供給してよい。
勿論、単独で機能を果すことができないので、構造部材および封止材料の双方が 環境的封止には必要である:構造部材は、装着の困難性および製造の精密な許容 性無しでは、それ自体で信頼性をもってケーブルを封止することはできず、また 、封止材料は、接続部クロージヤー全体に強度を与えられない。(2またはそれ 以上の部分を有して成ってよい)構造部材はクロージヤーの何等かを提供するだ けなく、封止材料を保持し、必要であれば加圧等により変形して保持する機能を 有することが好ましい。
特に、構造部材は少なくとも部分的に中空であるのが好ましく、封止材料は、中 空の部材内に部分的に供給され、部分的にそれから延在し、部材とケーブルとの 間の空隙を封止する。
(構造部材により供給してよい)手段(d)を供給してよく、封止材料を圧縮下 に置き、それにより、封止材料をケーブルおよび/または構造部材に向かって押 し付ける。これは、 相互に向かい合い: その間に封止材料を配置でき: それぞれが孔を有し、それぞれの孔をケーブルが通過でき;また、該手段(d) により相互に向かって動くことができる第1および第2エンドピースを有して成 ってよい。
第1および第2エンドピースは、何等かの手段、例えば1つまたはそれ以上のボ ルト、場合により、封止材料の僅かな移動にも拘わらず実質的に一定の圧縮力が 封止材料に残存するようにコイルまたは他のスプリングを備え付けたものにより 相互に向かって更に駆動させてよい。
構造部材またはそれを存して成るエンドピースは、ケーブル用の穴を有する単な るプレートであってよく、あるいはより複雑な構造を有してよい。特に、これら はラップアラウンド構造であるのが好ましい。例えば、構造部材は、内側部分な らびに内側部分の周囲で環状部分の少なくとも一部分を形成して、その間にケー ブルが通過できる穴を残すようにできる1またはそれ以上の外側部分を有して成 ってよい。内側部分および外側部分により窪み部分(recess)が規定され てもよく、その中に手段(C)の第1部分が受容される。
手段(C)の第1部分は、一般的に、構造部材部分の穴より大きい断面寸法を有 する。しかしながら、より小さくてもよ(、構造部材部分を完全に通り抜けるの を防止するために何等かのキャッチ(catch、留め部材)を供給してよい。
構造部材部分の穴の中に、特にテーパー状の穴または断面積がステップ状に変化 する穴の中にそれを配置してよいのは勿論である。
封止材料は好ましくはゲルを含んで成る。30〜400 (10−1+u)の範 囲の(ASTM D217により測定される)円錐貫入度:少なくとも100% の伸びまで実質的に弾性的に変形する、100%以上の(ASTM D412に より測定される)極限伸びを有する液体エキステンプイツト(liquid−e xtended、液体増量)ポリマー組成物が好ましい。2種もしくはそれ以上 のゲルまたは他の異なる性質を有する材料を一緒に使用してよ(、例えば封止を 提供するより軟質のゲル(softer gel)およびより軟質のゲルを配置 してそれに圧力を加えるより硬質のゲル(harder gel)を使用してよ い。
ゲルは、種々の材料、例えばオイル・エキステンプイツト・ポリウレタンまたは シリコーンから作ることができる。しかしながら、オイルエキステンディッドブ ロックコポリマーが好ましい。米国特許第3.676.387号(リンドロフ( Lindlof) ) 、同jlr3.827.999号(クロスランド(Cr ossland) ) 、同第4.176.240号(サビア(Sabia)  ) 、同第4.369.284号(チェノ(Chen) )および国際公開第W O38100603号(レイケム(Raychem) )を参照できる。
有用な組成物は、ブロックコポリマー100重量部当たり少なくとも400重量 部、好ましくは少なくとも500重量部、より好ましくは少なくとも700重量 部、特に650〜750重量部のエキステンダー液体、例えば可盟化油を含んで 成るように作ってよい。好ましいブロックコポリマーは、ハードブロックおよび エラストマーブロックを含んで成り、適当なポリマーは、スチレン−エチレンブ チレン−スチレントリブロックコポリマーを含んで成る。適当な例には、シェル (Shell)により商標クラトン(Kraton) 、特にクラトンG165 1で市販されているものがある。他のブロックコポリマーを使用してよく、一般 的に、ハードブロックおよびエラストマーブロックを有し、250000〜27 0000の分子量を有するポリマーが好ましい。好ましい材料の詳細は、国際公 開第WO90105401号(レイケム)から得ることができ、本明細書におい てもこれを参照できる。
添付図面を参照して、本発明を更に説明する。
第1図は、従来技術の接続部ケースを示す。
第2図は、軸方向荷重を伝達するための従来技術の手段を示す。
第3図は、軸方向荷重を伝達するための新規な手段を示す。
第4図は、接続部ケース内に装着した第3図の手段を示す。
第5図は、第3図の手段のラップアラウンド構造の場合を示す。
第6A図、第6B図および第6C図は、第3図の手段の装着および使用を示す。
第7図は、一体のピースとして形成された軸方向荷重を伝達するための幾つかの 手段を示す。
第1図において、接続部ケース1は、電気通信ケーブル30間で接続部2の周囲 に配置されている。接続部ケースの各端における封止は、構造部材4および封止 材料5、例えばゲルから形成されている。構造部材は、第1エンドピース6およ び第2エンドピース7を有して成ってよく、その間に封止材料が配置されている 。これらのエンドピースは、スプリングを有するボルト8により一体にすること ができる。接続部ケースの各端における封止は、中央部分9により橋渡しされる 。
第2図は、ケーブル3から構造部材4、例えば第1図に示したようなものに軸方 向荷重を伝達するための手段10を示す。手段10は、フランジ11を有して成 り、これは、ケーブルの周囲で締結され、次にフランジ11に接続されるホース クランプ12と一緒にケーブル構造部材4にボルト留めされる。このようにして 、第1図のケーブルの軸方向荷重を、接続部のコネクターおよび導体を通じてで はなく、接続部ケースを通じて伝達することができる。
軸方向荷重を伝達するための新規な手段を第3図に示す。これは、装着が簡単で あり、共に使用する構造部材の(例えばねじの穴を設けることのような)修正を 必要としない。これは、第1部分13、好ましくはカラーの形態のもの、(例え ばタイラップ(tie wrap)により)ケーブルに取り付けることができる 第2部分14、好ましくは脚の形態のものおよび第1部分と第2部分との間で可 撓性接続を提供できる第3部分15を有して成る。好ましくは、第3部分はケー ブルに手段10を自己締結することができる。手段10は、好ましくはポリプロ ピレンから成り、好ましくは弾性的に変形可能であり、その結果、ケーブルが弛 緩する場合、軸方向にケーブルを引っ張ることにより生じる変形が逆になる。従 って、手段10を再使用することができる。
第4図は、第1図の接続部ケースのエンドシールにて装着されている手段10を 示す。ケーブル3に対して第1部分14を保持するためにタイラップが使用され るが、簡単にするために図面からは省略している。第1パーツ13は、ケーブル 3が通過する構造部材の穴より大きい断面寸法を有するのが判る。
第1図の右手側にて示すように、2本以上のケーブルを有する接続部ケースのエ ンドシール上で手段10を使用する場合、追加の特徴が望ましい場合がある。
第4図の右手の封止の構造部材は、内側部分およびそれを包囲する外側環状部分 を有し、内側部分と環状部分との間にケーブル用の穴が供給される。環状部分の 縁は、内側部分の縁に対してくぼんでいてよく(あるいは、その逆であってよく )、手段10の篤1部分13は、そのようなくぼみに適合する、その部分の周囲 にある延び出し部分を有してよい。第3図の手段10は、そのような延び出し部 分を有する。
手段10は、好ましくはラップアラウンド構造であり、ケーブル端部にアクセス しなくてもケーブルの周囲に装着できる。好ましくは、第1部分13は、ラップ アラウンド構造で部分13をロック(Lock)できる手段を有し、そのような 手段の例を第5図に相互締結突起部分16として示している。
第6A図、第6B図および第6C図において、手段10を装着して軸方向のケー ブルの引っ張りに抗する状態で示している。第6A図では、手段10はケーブル 3の周囲に配置されている。第2部分15は、粗面化された、接着剤または鋸歯 状の表面17を有し、ケーブルへの取り付けを助長できることが判る。第6B図 において、第2部分15は、タイラップ18によりケーブルに取り付けられてい る。
次に、ケーブルは矢印19により示されるように、軸方向の引っ張りにさらされ る。第3部分14は、第6C図の矢印20により示されるように変形でき、手段 10をケーブルに対して自己締結できる。脚(第3部分)は、それと第1部分と の間および/またはそれと第2部分との間の接続領域に対して少な(とも相対的 に剛性を有するのが好ましい場合がある。従って、例えば弱くしたラインにより 供給される一体蝶番または他のピボット(pivot、軸回転)手段を第3部分 と他の部分の一方または双方との間に供給してよい。このようにして、要すれば 、相当に曲がることなく、軸方向の荷重を伝達することができる。自己締結作用 はまだ生じ得る。
第7図に示した軸方向の荷重を伝達するための手段は、曲がり、折れ曲がり、あ るいは変形して4本のケーブルを処理できる。同様の手段を他の数、例えば2本 、3本、5本または6本のケーブル用に形成できる。この手段は、主骨格部分2 1および構造部材に当接または係合できる幾つかの第1部分22、ケーブルに係 合できる幾つかの第2部分15および変形できる幾つかの第3部分14を有して 成ってよい。第2部分は、2つの方向のそれぞれに延びる鋸歯状部分または他の 変形部分を冑してよく、手段は、これらの2つの方向のそれぞれの軸方向の荷重 を伝達できる。
国際調査報告 。I’T/l!II 07/n。。9゜フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、 SE)、 AU、  BR,CA、 FI、 HU、JP、 KR,MG、 NO,RO,RU、  US(72)発明者 ジャンプリュジュ、ユーベルベルギー国 ビー−1970 ウェゼンベークーオッペン、アルベルトラーン 80番(72)発明者 クラッ プ、リュク ベルギー国 ピー−3080テルフユーレン、ブリュッセルセステーンベーク  61番

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ケーブルの周囲で環境的封止を提供するためのデバイスであって、(a)ケ ーブルを包囲できる構造部材、(b)ケーブルと構造部材との間の空隙を封止で きる封止材料、ならびに(c)ケーブルに加わる軸方向の荷重を構造部材に伝達 する手段(c)であって、 (i)構造部材に当接できる第1部分、(ii)ケーブルに取り付けることがで きる第2部分、および(iii)第1部分と第2部分との間で可撓性接続を提供 でき、および/またはケーブルに加わる軸方向荷重に応じてケーブルに手段(c )を自己締結させることができる第3部分 を有して成る手段 を有して成るデバイス。
  2. 2.ケーブルの周囲で環境的封止を提供するためのデバイスをであって、(a) ケーブルを包囲できる構造部材、(b)ケーブルと構造部材との間の空隙を封止 できる封止材料、ならびに(c)ケーブルに加わる軸方向の荷重を構造部材に伝 達する手段(c)であって、 (i)構造部材に当接できる第1部分、(ii)ケーブルに取り付けることがで きる第2部分、および(iii)第1部分から第2部分までテーパー形状を形成 する実質的に円錐台形状の第3部分 を有して成る手段 を有して成るデバイス。
  3. 3.第3部分は、可撓性であり、また、第2部分を第1部分に向かって移動させ る構造部材に対するケーブルの軸方向の相対的な動きにより変形する請求の範囲 第1項または第2項に記載のデバイス。
  4. 4.変形は、ケーブルに向かって手段(c)の部分を変形させ、それにより、ヶ ーブルの相対的な動きが手段(c)をケーブルに対して締結させる請求の範囲第 3項に記載のデバイス。
  5. 5.第3部分は、ケーブルの回りで周方向に離れた2またはそれ以上の脚部分有 して成る請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載のデバイス。
  6. 6.第1部分、第2部分および第3部分は、相互に一体である請求の範囲第1〜 5項のいずれかに記載のデバイス。
  7. 7.手段(c)は、ラップアラウンド形態である請求の範囲第1〜6項のいずれ かに記載のデバイス。
  8. 8.手段(c)の長手方向縁は、ラップアラウンド形態で手段(c)を固定する ように相互に組み合うことができる請求の範囲第7項記載のデバイス。
  9. 9.手段(c)が、 (iv)ケーブルに対して第2部分を固定するための取り付け手段を更に有して 成る請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載のデバイス。
  10. 10.取り付け手段(2)は、タイラップまたはホースクランプである請求の範 囲第9項記載のデバイス。
  11. 11.第1部分および構造部材は、相互に組み合うことができ、それにより、構 造部材に向かう、また、それから離れる手段(c)の動きを制限する請求の範囲 第1〜10項のいずれかに記載のデバイス。
  12. 12.構造部材は、少なくとも部分的に中空であり、封止材料は、該中空部分内 に部分的に供給され、また、それから部分的に延び出て該空隙を封止する請求の 範囲第1〜11項のいずれかに記載のデバイス。
  13. 13.(d)封止材料を圧縮下に置き、それにより、ケーブルに向かっておよび /または構造部材に向かって封止材料を押し付ける手段を有して成る請求の範囲 第1〜12項のいずれかに記載のデバイス。
  14. 14.相互に向かい合い: その間に封止材料を配置でき; それぞれが孔を有し、それぞれの孔をケーブルが通過でき;また、該手段(d) により相互に向かって動くことができる第1および第2エンドピースを構造部材 が有して成る請求の範囲第13項に記載のデバイス。
  15. 15.構造部材は、内側部分および内側部分の回りで環状部分の少なくとも一部 分を形成できる1またはそれ以上の外側部分を有して成り、それらの間で、ケー ブルが通過できる穴を形成する請求の範囲第1〜14項のいずれかに記載のデバ イス。
  16. 16.手段(c)の第1部分は、内側部分および外側部分により規定される窪み 部分内に受容され得る請求の範囲第15項記載のデバイス。
  17. 17.手段(c)の第1部分は、構造部材の穴より大きい断面寸法を有する請求 の範囲第14項、第15項または第16項に記載のデバイス。
  18. 18.封止材料は、ゲルを含んで成る請求の範囲第1〜17項のいずれかに記載 のデバイス。
  19. 19.ケーブル接続部ケースを形成するためのアッセンブリであって、(i)請 求の範囲第1〜18項のいずれかに記載のデバイス、および(ii)デバイス( i)を配置できる開口端部を有するカバーを有して成るアッセンブリ。
  20. 20.ケーブル接続部を形成するアッセンブリであって、(i)請求の範囲第1 〜19項のいずれかに記載の第1デバイス、(ii)請求の範囲第1〜19項の いずれかに記載の第2デバイス、(iii)2つの開口端部を有するカバーであ って、第1デバイス(i)および第2デバイス(ii)をそれぞれ内部に配置で きるものを有して成るアッセンブリ。
  21. 21.カバーの端部から離れた構造部材の側方に手段(c)が配置され、その箇 所において、構造部材は、カバーから外へのケーブルの軸方向の動きが制限され るように、配置されている請求の範囲第19項または第20項に記載のアッセン ブリ。
  22. 22.構造部材は、相互に向かい合う第1エンドピースおよび第2エンドピース を有して成り、これらの間に封止材料が配置され;手段(c)は、カバーの端部 から離れたエンドピースの側方にて配置され、その箇所において、構造部材は、 カバーから外へのケーブルの軸方向の動きがエンドピースを相互に向かって動か そうとするように配置され、それにより封止材料が圧縮される請求の範囲第21 項記載のアッセンブリ。
  23. 23.軸方向のケーブルの荷重を伝達するための手段であって、(i)接続部ケ ースのエンドピースに当接できる第1部分、(ii)ケーブルに取り付けること ができる第2部分、ならびに(iii)第1部分に対して相対的にケーブルを軸 方向に移動する場合、第1部分と第2部分との間で可撓性かつ/もしくは実質的 に円錐台形状の接続を提供でき、および/または第2部分とケーブルとの間で自 己締結性を提供できる第3部分を有して成る手段。
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