JPH06507278A - ラジオトランシーバ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ラジオトランシーバ装置 本発明は、幾つかのトランシーバと、アンテナ手段と、アンテナ手段に接続可能 であって、アンテナ手段に与えられ且つアンテナ手段によって受信された信号を フィルタするだめのフィルタ手段と、トランシーバに共通のアンテナ手段によっ て受信された信号を、異なるトランシーバに分割する分割ユニット手段若しくは 他の同様の手段と、を備えており、トランシーバからの信号は、装置のフィルタ 手段を通じて、装置のトランシーバに共通なアンテナ手段に与えられるよう構成 されているラジオトランシーバ装置に関する。

今日、異なるタイプのラジオトランシーバの使用とデバイス技術の発展により、 ＴＡＣ３，ＥＴＡＣＳ、ＮＭＴ、更に将来は、例えばＧＳＭ等、様々なタイプの 移動電話装置が移動電話ネットワークで動作中である。既知の装置では、異なる ラジオトランシーバは、容具なるタイプのベース基地がそれ自身のアンテナを有 するような方法でアンテナ手段に接続されていた。あるベース基地位置に既に存 在しているある装置のベース基地のアンテナ構造は用いられず、新たなアンテナ と他の関連構造とが、そのベース基地位置でインストールされるべき他の装置の ベース基地のインストール時にそのベース基地で構成される。

従来技術は幾つかの欠点を持つ。新たなタイプの移動電話ネットワークのために ベース基地ネットワークがインストールされるような場合には、幾つかのアンテ ナの材料費及び建築コストは非常に高くつく。余計なアンテナに必要とされる多 数のケーブルの敷設によって、不必要なケーブルの敷設が行われることとなる０ このように、異なるタイプの移動電話装置に対して共通のベース基地位置を使用 することは効率が悪い。ベース基地位置で既に構築されている既存の移動電話装 置（ＴＡＣ３，ＥＴＡＣＳのような）に僅かな変更を加えるだけで利用できるに も係わらずに、新たな装置（ＧＳＭのような）は、それ自身のアンテナ構造及び アンテナを使用することもある。

米国特許第４２１１８９４号は、移動電話装置で用いる送信機・マルチプレクサ 装置を開示する。この装置は、幾つかの素子を有するアンテナデバイスに自身の バンドパスフィルタを通じて接続されているような幾つかの送信機を備える。

しかしながら、この場合には、同じラジオ装置、即ち、単−且つ特定の移動電話 装置の送信機が、単一のアンテナ集成装置に接続される。この米国特許に開示さ れた装置は、単に、送信機に対する共通アンテナ装置に関するものであって、本 発明のように、異なるタイプを有する幾つかの移動電話装置のベース基地の送信 機に対する共通アンテナ装置に関するものではない。

独特許ＤＥ３５４５６３９は、その各々が他とは異なるそれ自身の送信周波数で 動作するような幾つかの高周波数送信機を有した送信装置を開示する。この特許 文書に記述された装置では、各送信機を単一のアンテナに接続することができる 。このアンテナは、異なるグループに分割された幾つかの素子を備える。送信機 とこれらのアンテナグループは、各アンテナグループによって異なる送信機の送 信信号から発生された放射パターンが共通の広域放射パターンに取り込まれるよ うにして相互接続されている。この構成は従来のＵＳＷネットワークに使用され ている。欧州特許第３１６６１１号は、少なくとも２つのラジオ送信機を有する 装置を開示し、これもまたＵＳＷネットワークでの使用を意図しており、送信機 は単一の共通アンテナに接続される。この装置では、１つの送信機の制御増幅器 の信号部分が適当な位相で与えられ、他の送信機の電力増幅器の入力に対して適 切な電力を用いることにより、他の送信機の電力増幅器の出力においである送信 機の影響を補償する。米国特許第４４４９１２８号は、サーキュレータカップリ ングを開示する。このサーキュレータかツブリングでは、少なくとも３つの送信 機が、３つのサーキュレータと４つの入力とを有する結合器（ｃｑｍｂｉｎｅｒ ）を通じて共通アンテナに接続される。この場合には、同一のラジオ装置の異な る送信機が共通アンテナに接続される。同じようなサーキュレータカップリング が独特許第３６３２９８４号にも開示されている。

従来装置では、共通アンテナはこのように、同一のラジオ装置における異なる送 信機に対する送信アンテナとしてのみ用いられた。更に、この従来技術の装置は 、主として、ＵＳＷレンジ内における広域ネットワークの送信機に対する共通ア ンテナ装置と関連していた。

本発明の目的は、従来技術に関連する上述の欠点を防ぐようなラジオトランシー バ装置を提供することにある。

この目的は、本発明によるラジオトランシーバ装置によって達成される。本発明 のラジオトランシーバ装置は、トランシーバが、異なるタイプを有するラジオ装 置に属すること、及び、異なるタイプの装置のラジオトランシーバが、ＴＡＣ８ ，ＥＴＡＣ８，ＧＳＭのような移動電話装置のベース基地であること、を特徴と する。

本発明は、共通アンテナ装置、即ち、共通アンテナと共通アンテナフィルタとを 、異なるタイプを有する移動電話装置のベース基地のために使用することにより 不必要な構造を防止し、実質的に同じ装置構造を使用するという考えに基づく。

本発明のラジオトランシーバ装置の利点は、現存のアンテナとアンテナケーブル を用いることができるために、異なるタイプを有する移動電話ネットワークのベ ース基地に対して、共通のベース基地位置をより実効的に使用することができる ことにある。また、アンテナのタワー構造をより軽量にすることもでき、更に、 装置の共通アンテナの制御を従来構造よりもより簡易なものとすることもできる 。

第１図は、本発明によるラジオトランシーバ装置を示す。

第２図は、共通アンテナフィルタと、このフィルタのアンテナに対する接続を示 す。

第１図及び第２図を参照しつつ、本発明によるラジオトランシーバ装置の動作を 記述する。このラジオトランシーバ装置は、幾つかのラジオトランシーバＢＳ１ 、ＢＳ２、ＢＳ３を備える。これらのラジオトランシーバは、異なるタイプを有 した移動電話装置のベース基地であって、例えば、ＢＳＩは、ＴＡＣＳ装置のベ ース基地を表し、ＢＳ２は、ＥＴＡＣ３装置のベース基地を表し、ＢＳ３は、Ｇ ＳＭ装置のベース基地を表す。これらの図面及び本明細書は、幾つかのブロック を備えた完全な装置における１つのブロック形態を記述する。以下の記述では、 「ラジオトランシーバ」の代わりに「ベース基地」という言葉を用いる。少な（ とも２つのベース基地が存在し、この図には、３つのベース基地が示されている 。

ベース基地Ｂｌ、Ｂ２、Ｂ３は、ケーブルｌによってフィルタ手段２に接続され る。フィルタ手段２は、共通アンテナフィルタとして動作するものであり、異な る装置に切換られるバンドパスフィルタ３．４．５を備えており、送信フィルタ として動作する。バンドパスフィルタの数は、異なるタイプのベース基地ＢＳ１ 、ＢＳ２、ＢＳ３．、、ＢＳｎの数と等しい。ケーブルｌは、各結合器（図示し ていない）の出力、ＴＸｌｏｕｔ、ＴＸ２ｏｕｔ、ＴＸ３ｏｕｔを、共通アンテ ナフィルタとして動作するフィルタ手段２の送信人力ＴＸＡ、ＴＸＢ、ＴＸＣに 接続する。共通アンテナフィルタ２の送信入力、ＴＸＡ、ＴＸＢ、ＴＸＣは、更 に、アクチュアル送信フィルタ３．４．５を通じて共通アンテナフィルタ２のア ンテナ出力／入力６に接続されており、アンテナ出力／入力６は、更に、アンテ ナケーブル７によってアンテナ８に接続される。

送信フィルタとして作用するバンドパスフィルタ３．４．５は、フィルタ３．４ ．５のパスバンドが重なり合わないよう切換えを行なう。送信フィルタ３．４． ５は、フィルタ手段の異なる送信入力、ＴＸＡ、ＴＸＢ、ＴＸＣを互いに分割し 、上述の送信フィルタのうちの１つに与えられる信号が、他のフィルタからは見 ることができないようにする。例えば、フィルタ２の送信人力ＴＸＡ、即ちフィ ルり３、に与えられた信号は、フィルタ４．５では見ることができない。

共通アンテナフィルタとして作用するフィルタ手段２のアクチュアル送信フィル タの共通出力６は、ケーブル７のようなものによってアンテナ手段８に接続され る。このアンテナ手段は、全方向性アンテナ、或いはセクショナライズアンテナ であってもよく、後者の場合にあっては、第１図に示すプロ１．グが、アンテナ セクタ数によって多重化される。

異なるタイプを備えたラジオトランシーバ装置のベース基地は、いずれにあって も、送信及び受信の双方で同一のアンテナ８を使用し、また、異なる装置は、別 々に共通送信アンテナ９及び受信アンテナ８を有し、後者はそれ自身のアンテナ ケーブル１１を備える。

信号受信区分では、共通アンテナフィルタとして作用するフィルタ手段２は、少 なくとも１つ、より好ましくは１つの受信フィルタ１２を備えており、ＴＡＣ３ ，ＥＴＡＣ３’、ＧＳＭ装置の場合、その周波数レンジ、或いはノ５スノくンド は、送信フィルタ３．４．５のパスバンド以下である。受信フィルタ１２は、受 信機バンド外の他の周波数と同様に、送信信号を減衰させる。受信フィルりとし て作用するバンドパスフィルタは、アンテナケーブル７若しくは１１によってア ンテナ手段８に接続される。このアンテナ手段は、単一の共通送信／受信アンテ ナ８か、若しくは、異なるトランシーバに、この特別の場合にあっては、ベース 基地ＢＳｉ　ＢＳ２、ＢＳ３、ＢＳｎに、共通であるような、別々の送信アンテ ナ９及び受信アンテナｌＯか、そのいずれによって形成されてもよい。

フィルタ手段２は、更に、加算ネットワーク１３、若しくは他の同様な手段を備 えており、この手段によって、送信フィルタ３．４．５の出力１４．１５．１６ と、その一方で、受信フィルタ１２の入力１７は、そこを通じて送信信号ＴＸが アンテナ線７．８に与えられ得るようなアンテナ人力／出力６で、連絡可能とさ れている。

フィルタ手段２の受信フィルタ１２は、ケーブル１８のようなものにより、分割 ユニットＩ９のようなものに接続される。分割ユニツト１９は、受信フィルタ１ ２から分割ユニット１９に与えられた受信信号ＲＸを、異なるタイプのベース基 地ＢＳＩ、ＢＳ２、ＢＳ３．、、ＢＳｎの数Ｃと等しい数を有するような部分に 分割する。分割ユニット１９から、信号は更に、ケーブル２０によって、異なる タイプのベース基地ＢＳＩ、ＢＳ２、ＢＳ３．、、ＢＳｎの１つ１つに与えられ る。本質的に知られる分割ユニット１９は、少なくとも分割ネットワークと方向 性カップラ（図示していない）とを備える。

複数部分への周波数分割はフィルタ手段２でも行われる。しかしながら、この場 合には、ＲＸフィルタ１２と同様の幾つかのフィルタがこれらのフィルタに接続 されたケーブル２０によって分割ユニット１９に対応する手段を形成するように 、幾つかのＲＸフィルタが必要とされる。

フィルタ手段２では、フィルタ手段２の受信人力１７と分割ユニット１９に接続 されたフィルタ手段２の出力２１との間に、受信フィルタ１２が位置づけられて いる。

本発明のより好ましい実施例では、共通アンテナフィルタとして作用するフィル タ手段２は、いわゆるＱｕａｄｐｌｅｘｅｒタイプをしており、このフィルタ手 段２は、異なるタイプを有した移動電話ネットワークのベース基地ＢＳ１．ＢＳ ２、ＢＳ３の数（ｎ＝３）に対応して３つのバンドパスフィルタ３．４．５を送 信フィルタとして備えており、ここでは、バンドパスフィルタの１つ１つが各べ −１基地ＢＳＩ、ＢＳ２、ＢＳ３に対応しており、更に、フィルタ手段２は、単 一の共通バンドパスフィルタ１２を受信フィルタとして備えている。受信フィル タ１２は分割ユニット１９と関連して位置付けられていてもよＬＮｏこの構成（ 虚構造的に非常にコンパクトである。

本発明の１つのより好ましい実施例では、ラジオトランシー／く装置は、順方向 電力（ｆｏｒｗａｒｄ　ｐｏｗｅｒ）及び反射電力（ｒｅｆｌｅｃｔｉｎｇ　ｐ ｏｗｅｒ）のために測定装置２２を備える。この測定装置は、異なるタイプのラ ジオ電話装置のベース基地ＢＳＩ・ＢＳ２、ＢＳ３．、、ＢＳｎに対して共通で あり、アンテナ８．９、で作用する電力を測定し、このため、アンテナ８．９、 ｌＯで放射する電力の測定は簡単な方法で実行される。測定装置２２は、共通ア ンテナ８．９、ＩＯへの順方向電力を測定するテストコネクタｐｆを備えており 、このコネクタを通じて一４０ｄＢＣの減衰で測定を行なうことができる。測定 装置２２は更に、テストコネクタＰｒを備えており、このテストコネクタを通じ て、アンテナから反射された電力を一３０ｄＢｃの減衰で測定することができる 。アンテナライン７からのテストコネクタＰｆ及びＰｒのサンプリングは、例え ば、捕獲ワイヤ２３．２４に影響される。

図面及び記述は、本発明を示すことだけを目的とする。従って、本発明のラジオ トランシーバ装置を、その細部において、本発明の範囲内で変更すること力（可 能である。

用静膿査報告 、７．凶−Ａ、、１１ｃｍ１ｗ　ＩＩＬρＣＴ／Ｆｌ　９２１００００８国際調 査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．幾つかのトランシーバ（ＢＳ１、ＢＳ２、ＢＳ３．．．ＢＳｎ）と、アンテ ナ手段（８、９、１０）と、前記アンテナ手段（８、９、１０）に接続可能であ って、前記アンテナ手段（８、９）に与えられ且つ前記アンテナ手段（８、１０ ）によって受信された信号（ＴＸ、ＲＸ）をフィルタするためのフィルタ手段（ ２）と、前記トランシーバに共通のアンテナ手段（８、１０）によって受信され た信号（ＲＸ）を、異なるトランシーバ（ＢＳ１、ＢＳ２、ＢＳ３．ＢＳｎ）に 分割する分割ユニット手段（１９）若しくは他の同様の手段と、を備えており、 前記トランシーバ（ＢＳ１、ＢＳ２、ＢＳ３．．．ＢＳｎ）からの信号（ＴＸ） は、装置のフィルタ手段（２）を通じて、装置の前記トランシーバ（ＢＳ１、Ｂ Ｓ２、ＢＳ３．．．ＢＳｎ）に共通なアンテナ手段（８、９）に与えられるよう 構成されており、前記トランシーバ（ＢＳ１、ＢＳ２、ＢＳ３．．．ＢＳｎ）が 異なるタイプのラジオ装置に属し、異なるタイプの前記装置のラジオトランシー バ（ＢＳ１、ＢＳ２、ＢＳ３）が、ＴＡＣＳ、ＥＴＡＣＳ、ＧＳＭのような移動 電話装置のベース基地であることを特徴とするラジオトランシーバ装置。 ２．請求項１記載のラジオトランシーバ装置において、前記アンテナ手段（８） に接続可能であるフィルタ手段（２）は、異なるタイプの移動電話装置のベース 基地（ＢＳ１、ＢＳ２、ＢＳ３．．．ＢＳｎ）に共通である結合型の送信／受信 アンテナ（８）に接続することができるラジオトランシーバ装置。 ３．請求項１記載のラジオトランシーバ装置において、前記アンテナ手段（８） に接続可能であるフィルタ手段（２）は、別個の送信アンテナ（９）と別個の受 信アンテナ（１０）に接続可能であって、前記アンテナは、異なるタイプの移動 電話装置のベース基地（ＢＳ１、ＢＳ２、ＢＳ３．．．ＢＳｎ）に共通であるラ ジオトランシーバ装置。 ４．請求項１、２又は３のいずれかに記載のラジオトランシーバ装置において、 前記フィルタ手段（２）は、異なるタイプの移動電話装置のベース基地（ＢＳ１ 、ＢＳ２、ＢＳ３．．．ＢＳｎ）の数（ｎ）とその数が実質的に同一であるよう な送信信号（ＴＸ）をフィルタするための送信フィルタ手段（３、４、５）と、 受信信号（ＲＸ）をフィルタする少なくとも１つの受信フィルタ手段と、を備え ているラジオトランシーバ装置。 ５．請求項４記載のラジオトランシーバ装置において、前記フィルタ手段（２） は、いわゆるＱｕａｄｐｌｅｘｅｒタイプであって、異なるタイプの移動電話装 置のベース基地（ＢＳ１、ＢＳ２、ＢＳ３）の数（ｎ＝３）に対応するような数 （３）のバンドパスフィルタ（３、４、５）を送信フィルタとして備えており、 ここでは、バンドパスフィルタの１つ１つは各ベース基地（ＢＳ１、ＢＳ２、Ｂ Ｓ３）に対応しており、前記フィルタ手段（２）は、更に、１つの共通バンドパ スフィルタ（１２）を受信フィルタとして備えているラジオトランシーバ装置。 ６．請求項１〜５のいづれかに記載のラジオトランシーバ装置において、前記装 置は、順方向及び反射電力のための測定装置（２２）を備えており、前記測定装 置（２２）は、異なるタイプの前記移動電話装置のベース基地（ＢＳ１、ＢＳ２ 、ＢＳ３）に共通であって、アンテナで作用する電力を測定するよう構成されて いるラジオトランシーバ装置。