JPH0650653A - 調光窓を有する保存庫 - Google Patents
調光窓を有する保存庫Info
- Publication number
- JPH0650653A JPH0650653A JP4867092A JP4867092A JPH0650653A JP H0650653 A JPH0650653 A JP H0650653A JP 4867092 A JP4867092 A JP 4867092A JP 4867092 A JP4867092 A JP 4867092A JP H0650653 A JPH0650653 A JP H0650653A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- dimming
- door
- light control
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- Prior art date
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- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】 液晶物質と高分子を含んでなり、電界の印加
の有無により光の透過散乱を制御する調光材料を使用し
た調光窓及び該調光窓を制御するスイッチ機構を備えて
なることを特徴とする外部との温度差を有する物品の保
存庫。 【効果】本発明の保存庫は扉の開閉なしに保存庫内の物
品の状態等を確認できるため、保存庫の扉の開閉に伴う
電力等のエネルギーを最小限にすることが出来有用であ
る。
の有無により光の透過散乱を制御する調光材料を使用し
た調光窓及び該調光窓を制御するスイッチ機構を備えて
なることを特徴とする外部との温度差を有する物品の保
存庫。 【効果】本発明の保存庫は扉の開閉なしに保存庫内の物
品の状態等を確認できるため、保存庫の扉の開閉に伴う
電力等のエネルギーを最小限にすることが出来有用であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、調光窓を備えることを
特徴とし、外部との温度差を有する物品の保存庫に関す
る。
特徴とし、外部との温度差を有する物品の保存庫に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫、保存庫等、外部との温度差を有
する物品の保存庫において扉を開閉せずに内部の状態を
確認することは、省エネルギー、保存物品の安定性ある
いは防犯等の安全上、必要であるが、従来はショーケー
ス等で透明ガラス等を用いた透視窓しか提案されていな
かった。
する物品の保存庫において扉を開閉せずに内部の状態を
確認することは、省エネルギー、保存物品の安定性ある
いは防犯等の安全上、必要であるが、従来はショーケー
ス等で透明ガラス等を用いた透視窓しか提案されていな
かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし透明ガラス等で
は常に透視できるため美観上の問題等より、必要な時の
み透視できる調光窓、あるいは必要な時に不透明となる
調光窓が期待されていた。
は常に透視できるため美観上の問題等より、必要な時の
み透視できる調光窓、あるいは必要な時に不透明となる
調光窓が期待されていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するものである。すなわち、本発明は、液晶物質と
高分子を含んでなり、電界の有無により光の透過散乱を
制御する調光材料を使用した調光窓を有し、かつ該調光
窓を制御するスイッチ機構を備えてなる外部との温度差
を有する物品の保存庫、および、この保存庫が、冷蔵庫
または保温庫であることを要旨とするものである。
解決するものである。すなわち、本発明は、液晶物質と
高分子を含んでなり、電界の有無により光の透過散乱を
制御する調光材料を使用した調光窓を有し、かつ該調光
窓を制御するスイッチ機構を備えてなる外部との温度差
を有する物品の保存庫、および、この保存庫が、冷蔵庫
または保温庫であることを要旨とするものである。
【０００５】本発明に用いる調光窓に使用し得る調光材
料としては、例えば、特許公表昭和５８年第５０１６３
１号、特許公開昭和６０年第２５２６８７号、特許公表
昭和６３年第５０１５１２号、特許公開昭和６３年第２
７１２３３号、特許公開平成１年第２５２６８９号等に
提案されているもの等、少なくとも２枚の透明電極付基
板間に高分子中に液晶物質を分散あるいはマイクロカプ
セル等の形態で有してなるものが挙げられる。前記調光
窓はスイッチ機構のオン、オフにより、白色（光の散乱
状態）と無色透明の間の電界スイッチングに伴う変化の
他、二色性色素、等方性色素、顔料等を添加し、デザイ
ン等の目的に応じて、カラー状態と無色透明の間の変化
やカラー状態と他のカラー状態の変化等を選択出来る。
料としては、例えば、特許公表昭和５８年第５０１６３
１号、特許公開昭和６０年第２５２６８７号、特許公表
昭和６３年第５０１５１２号、特許公開昭和６３年第２
７１２３３号、特許公開平成１年第２５２６８９号等に
提案されているもの等、少なくとも２枚の透明電極付基
板間に高分子中に液晶物質を分散あるいはマイクロカプ
セル等の形態で有してなるものが挙げられる。前記調光
窓はスイッチ機構のオン、オフにより、白色（光の散乱
状態）と無色透明の間の電界スイッチングに伴う変化の
他、二色性色素、等方性色素、顔料等を添加し、デザイ
ン等の目的に応じて、カラー状態と無色透明の間の変化
やカラー状態と他のカラー状態の変化等を選択出来る。
【０００６】また、本発明に使用される調光窓は通常は
オフの状態であるので電気を消費せす、オンの状態でも
電気消費は少なく、また短時間であるので調光窓設置に
よる電力使用量の増加は、非常に少ないのも本発明の特
徴の一つである。本発明の調光窓を備える外部との温度
差を有する物品の保存庫としては、例えば、冷蔵庫や保
温庫が挙げられる。
オフの状態であるので電気を消費せす、オンの状態でも
電気消費は少なく、また短時間であるので調光窓設置に
よる電力使用量の増加は、非常に少ないのも本発明の特
徴の一つである。本発明の調光窓を備える外部との温度
差を有する物品の保存庫としては、例えば、冷蔵庫や保
温庫が挙げられる。
【０００７】本発明で言う冷蔵庫としては、例えば家庭
用の冷蔵庫、アイスクリーム等の商品を展示する冷凍シ
ョーケース、清涼飲料水等の商品を展示する低温ショー
ケース等の外部より低温で物品を収納する保存庫等であ
り、保温庫とは電気炊飯器、電気湯沸器、ホットコーヒ
ーや暖かいお茶等の飲物を展示する保温ショーケース
等、外部より高温で物品を収納する保存庫等である。
用の冷蔵庫、アイスクリーム等の商品を展示する冷凍シ
ョーケース、清涼飲料水等の商品を展示する低温ショー
ケース等の外部より低温で物品を収納する保存庫等であ
り、保温庫とは電気炊飯器、電気湯沸器、ホットコーヒ
ーや暖かいお茶等の飲物を展示する保温ショーケース
等、外部より高温で物品を収納する保存庫等である。
【０００８】従来の保存庫では、扉の開閉を行うごと
に、庫内の温度が変化し、その度ごとに庫内の温度を一
定に保つ為、電力を消費している。また庫内の温度変化
により、保存物品の保存可能期間が短かった。本発明の
調光窓を備えた保存庫においては、例えば、扉を開けず
に、外部にあるスイッチ等を利用することにより電界を
印加すれば調光窓が透明状態となり、内部を確認するこ
とが出来、扉の開閉は必要最小限にとどめることが出来
ることから、大巾な省電力を可能に出来るし、保存物品
の保存可能期間を延長できる。特に家庭用冷蔵庫は年
々、大容量化し、消費電力も増加しているが、本発明に
より、省電力を達成出来る。
に、庫内の温度が変化し、その度ごとに庫内の温度を一
定に保つ為、電力を消費している。また庫内の温度変化
により、保存物品の保存可能期間が短かった。本発明の
調光窓を備えた保存庫においては、例えば、扉を開けず
に、外部にあるスイッチ等を利用することにより電界を
印加すれば調光窓が透明状態となり、内部を確認するこ
とが出来、扉の開閉は必要最小限にとどめることが出来
ることから、大巾な省電力を可能に出来るし、保存物品
の保存可能期間を延長できる。特に家庭用冷蔵庫は年
々、大容量化し、消費電力も増加しているが、本発明に
より、省電力を達成出来る。
【０００９】また、調光窓には、その用途により、結
露、霜、氷等の付着が起きるが、その防止の目的、ある
いは断熱性を向上させる目的等で、調光窓の片面又は両
面に透明ガラス又は透明プラスチック等を一定の空間を
開けて積層し、断熱空気層を有する構造とするか、また
は、調光窓の片面又は両面に電気加熱手段や熱線反射手
段を設けるのが好ましい。ショーケース等で商品のショ
ーアップ等の目的で色合いを変化させる等着色が必要な
場合には調光材料に任意の色素を添加してもよい。
露、霜、氷等の付着が起きるが、その防止の目的、ある
いは断熱性を向上させる目的等で、調光窓の片面又は両
面に透明ガラス又は透明プラスチック等を一定の空間を
開けて積層し、断熱空気層を有する構造とするか、また
は、調光窓の片面又は両面に電気加熱手段や熱線反射手
段を設けるのが好ましい。ショーケース等で商品のショ
ーアップ等の目的で色合いを変化させる等着色が必要な
場合には調光材料に任意の色素を添加してもよい。
【００１０】本発明の実施態様の１例を図を用いて更に
説明するが、本発明はこの例に限定されるものではな
い。図１は、本発明の保存庫の１例である家庭用電気冷
蔵庫の斜視図である。６が冷凍部分の扉であり、１はそ
の取手である。７、８が２つに分割された冷蔵部分の扉
であり、２、３は各々の取手である。本例では７の扉に
４で示される本発明の調光窓を設置した。５は、該調光
窓を制御するためのスイッチであり、通常は５のスイッ
チがオフの状態で４の調光窓は不透明であるが、内容物
の有無を確認する場合は５のスイッチをオンとすれば４
の調光窓が透明となる。
説明するが、本発明はこの例に限定されるものではな
い。図１は、本発明の保存庫の１例である家庭用電気冷
蔵庫の斜視図である。６が冷凍部分の扉であり、１はそ
の取手である。７、８が２つに分割された冷蔵部分の扉
であり、２、３は各々の取手である。本例では７の扉に
４で示される本発明の調光窓を設置した。５は、該調光
窓を制御するためのスイッチであり、通常は５のスイッ
チがオフの状態で４の調光窓は不透明であるが、内容物
の有無を確認する場合は５のスイッチをオンとすれば４
の調光窓が透明となる。
【００１１】４の調光窓を、例えば更に６、８の扉の部
分に設置することも可能である。通常の使用状況から
は、扉面に設置するのが好ましい。また従来の家庭用電
気冷蔵庫は扉部分にボトル類等を収納する構造となって
いるが、本発明の場合には扉部分の調光窓部分には物品
を収納しないか、あるいは少ない構造とし、調光窓から
庫内が見渡せる構造とするのが好ましい。
分に設置することも可能である。通常の使用状況から
は、扉面に設置するのが好ましい。また従来の家庭用電
気冷蔵庫は扉部分にボトル類等を収納する構造となって
いるが、本発明の場合には扉部分の調光窓部分には物品
を収納しないか、あるいは少ない構造とし、調光窓から
庫内が見渡せる構造とするのが好ましい。
【００１２】
【発明の効果】本発明の保存庫は、扉の開閉なしに、保
存庫内の物品の状態を確認出来るため、保存庫の扉の開
閉に伴い、保存庫内の温度を保つ為の電力等のエネルギ
ーを最小にすることが出来、更に物品の保存期間を長く
できるために経済的に有用であるばかりでなく、防犯等
の安全上も有用である。
存庫内の物品の状態を確認出来るため、保存庫の扉の開
閉に伴い、保存庫内の温度を保つ為の電力等のエネルギ
ーを最小にすることが出来、更に物品の保存期間を長く
できるために経済的に有用であるばかりでなく、防犯等
の安全上も有用である。
【図１】本発明の実施例の冷蔵庫（斜視図）。
１ 冷凍部分の取手 ２、３ 冷蔵部分の取手 ４ 調光窓 ５ 調光窓のスイッチ ６ 冷凍部分の扉 ７、８ 冷蔵部分の扉
Claims (3)
- 【請求項１】 液晶物質と高分子を含んでなり、電界
の印加の有無により、光の透過散乱を制御する調光材料
を使用した調光窓及び該調光窓を制御するスイッチ機構
を備えてなることを特徴とする外部との温度差を有する
物品の保存庫。 - 【請求項２】 保存庫内部が外部より低温である冷蔵
庫であることを特徴とする請求項１に記載の調光窓を有
する保存庫。 - 【請求項３】 保存庫内部が外部より高温である保温
庫であることを特徴とする請求項１に記載の調光窓を有
する保存庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4867092A JPH0650653A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 調光窓を有する保存庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4867092A JPH0650653A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 調光窓を有する保存庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650653A true JPH0650653A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=12809765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4867092A Pending JPH0650653A (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 調光窓を有する保存庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650653A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8734315B2 (en) | 2007-02-07 | 2014-05-27 | Isotopen Technologien Munchen Ag | Apparatus and method for filling a medical instrument with a radioactive substance |
-
1992
- 1992-03-05 JP JP4867092A patent/JPH0650653A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8734315B2 (en) | 2007-02-07 | 2014-05-27 | Isotopen Technologien Munchen Ag | Apparatus and method for filling a medical instrument with a radioactive substance |
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