JPH06506521A - 可変式吸込口加圧装置 - Google Patents

可変式吸込口加圧装置

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JPH06506521A
JPH06506521A JP5512413A JP51241393A JPH06506521A JP H06506521 A JPH06506521 A JP H06506521A JP 5512413 A JP5512413 A JP 5512413A JP 51241393 A JP51241393 A JP 51241393A JP H06506521 A JPH06506521 A JP H06506521A
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バジッチ,タデューズ
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キャタピラー インコーポレイティド
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可変式吸込口加圧装置 技術分野 本発明は、一般的に油圧ポンプの吸込口に加圧された流体を供給することに関し 、特に、油圧ポンプの吸込口の圧力レベルを制御する制御装置に関する。
背景技術 加圧された流体を補語に分配するために、油圧ポンプが一般的に利用される。油 圧ポンプのポンプ室に[積極的な充填(ポジティブ・フィリング)」を確実にす るために、油圧ポンプに入力流体を供給する遠心ポンプ等の補助的な予圧ポンプ を使用することが周知となっている。「積極的な充填」を提供するために使用さ れる遠心ポンプの一例が、1977年5月29日にW、 Z、ルセフ等に付与さ れた米国特許公報第4014628号に開示されている。この装置では、遠心ポ ンプが加圧された流体を油圧ピストンポンプの吸込口に供給する。前記遠心ポン プは、前記油圧ポンプに機械的に連結された入力駆動装置の速度により主に決定 される所定の圧力にて操作される。
更に、周知なように、遠心ポンプは容積式のポンプではなく、制御された所望の 圧力レベルには操作できない。
油圧ポンプの吸込口に加圧された流体を供給するために、容積式のポンプを使用 する場合、前記油圧ポンプの吸込口に供給される流体の最大圧力レベルを所望の 圧力レベルに制御するためにリリーフ弁を使用しなければならない。所定も圧力 レベルで流体を供給する場合、システムの動力源は、油圧ポンプの吸込口に加圧 された流体を供給する予圧ポンプを駆動するために付加的な動力が当然必要とな る。油圧ポンプが大型になると油圧ポンプに供給される流体の流量も増加する。
一定の圧力レベルにおいて、予圧ポンプが供給する流量が増加すると、予圧ポン プを駆動するために必要となる付加的な動力も増加する。予圧ポンプからの流体 の圧力レベルが制御されれば、この付加的な動力はシステムの他の部分で利用す ることができれる。
油圧ポンプが低流量のレベルで作動しているときは、不必要な動力を消費しない ように、ポンプ室を適切に満たすために必要な圧力のみを流体に与えて油圧ポン プの吸込口に充分な流体を供給することが望ましい。
発明の開示 本発明の1つの特徴によれば、可変式吸込口加圧装置が提供され、入口ボートを 有する油圧ポンプに使用される。予圧ポンプが具備されると共に入口ボートに接 続され、そして油圧ポンプの入口ボートに加圧された流体を供給する。上記可変 式吸込口加圧装置は、可変式の圧力リリーフ弁と制御手段とを具備している。可 変式圧力リリーフ弁は前記予圧ポンプに接続され、前記制御手段が予圧ポンプか ら供給される流体の圧力レベルを変化させる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の1つの実施例の部分略示図および部分線図である。
図2は、本発明の他の実施例の部分略示図および部分線図である。
図3は、本発明の他の実施例の部分略示図および部分線図である。
図4は、本発明の他の実施例の部分略示図および部分線図である。
図5は、本発明の他の実施例の部分略示図および部分線図である。
発明を実施する最良の態様 図面、特に図1を参照すると、流体システムlOが図示されている。流体システ ムlOはエンジン12を具備している。エンジン12は、低遊動速度りと高遊動 速度Hとの間で、エンジン12の回転速度を制御するスロットル制御装置14を 有している。エンジン12に、入力駆動装置20を介して油圧ポンプ16と予圧 ポンプ18とが連結している。流体システムlOは、また、流体モータ26とポ ンプ16との間に接続された方向制御弁24を具備している。予圧ポンプ18は 、従来の方式で容器28からの流体を受ける。管路30を介して予圧ポンプ18 の吐出口32が油圧ポンプ16の吸込口34に接続される。可変式吸込口加圧装 置38が予圧ポンプ18に流体的に接続されており、予圧ポンプ18から吐出さ れる流体の圧力レベルを制御している。
入力駆動装置20は出力軸42を具備している。出力軸42はエンジン12の出 力側に連結されると共に、歯車装置28を介して油圧ポンプ44の入力軸44お よび予圧ポンプ18の入力軸46を駆動するように連結されている。
管路50が油圧ポンプ16を方向制御弁24に接続し、管路52が排出流れを方 向制御弁24から容器28に接続する。油圧モータ26は管路54.56を介し て方向制御弁24に接続されている。
従来型のリリーフ弁58が管路50に接続されており、管路50の流体の最大圧 力レベルを制御する。
本実施例の油圧ポンプ16は可変容量型のポンプであり、略示する回転斜板62 式の流量調節手段60を有している。回転斜板62は油圧ポンプ16の流量を最 小流量レベル(最小)と最大流量レベル(最大)との間で制御する。多くの例に おいて、最小流量は零流量である。然しなから、最小流量を零以外の流量とする こともできる。
流量調節手段60は、また、流体圧力補償手段64を具備している。圧力補償手 段64は、単一の管路66を介して負荷の単一の代表値を受ける。管路66は、 従来の方式で油圧ポンプ16の流体圧力補償手段64と方向制御弁24の間に接 続されている。
方向制御弁24は、従来の方式で中立位置から第1の位置および第2の位置に動 作するように構成されている。中立位置において、油圧ポンプ16からの出口は 容器28に連通ずる。第1の位置において、油圧モータ26を一方の方向に動作 させるように流体の流れが前記油圧モータに方向付けられる。第2の位置におい て、油圧モータ26を反対方向に動作させるように流体の流れが前記油圧モータ に方向付けられる。
可変式吸込口加圧装置38は、可変式圧力リリーフ弁68と制御手段70とを具 備している。可変式圧力リリーフ弁68は予圧ポンプI8からの流体の圧力レベ ルを最小圧力レベル(最小)と最大圧力レベル(最大)との間で制御する。
本実施例の制御手段70は付勢手段74を具備している。付勢手段74は、可変 式圧力リリーフ弁68に連結されたバネ76を有しており、該可変式圧力リリー フ弁68を最小圧力レベル(最小)と最大圧力レベル(最大)との間で制御する 。
付勢手段74と油圧ポンプ16の回転斜板62との間に機械的連結手段78が連 結されている。機械的連結手段78は、最大流量(最大)から最小流量(最小) に向けて動作する回転斜板62に応答して、付勢手段74の力を増加させて、可 変式圧力リリーフ弁68の作動圧力を最小圧力レベル(最小)から最大圧力レベ ル(最大)に設定する。
次に、図2を参照すると、流体システム10の他の実施例が図示されている。こ の実施例の流体システムlOは、図1に示した実施例の流体システムlOと酷似 している。従って、同様の要素には同じ参照番号を付す。図2の実施例と図1の 実施例との間で相違する部分のみ説明する。
図1に関して説明したポンプ16の回転斜板62と付勢手段74との間の機械的 連結手段78は、図2に示されていない。図2の制御手段70は速度検知手段8 0を具備している。速度検知手段80は、油圧ポンプ16の入力速度を代表する エンジン12の出力速度を検知すると共に、これに比例する電気信号を発生する 。
付勢手段74は、バネ76と電気制御式のアクチュエータ82を具備している。
速度検知手段80は、エンジン12の出力軸42の速度を検知する速度センサー 84を具備している。エンジン12の出力軸42はポンプ16の入力軸44に連 結しているので、エンジン12の出力軸42の速度はポンプ16の入力軸の速度 に直接的に比例している。速度センサー84は出力軸42の速度に比例した電気 信号を発生して、この電気信号を電線86を介して電気制御式のアクチュエータ 82に送信する。電気制御式のアクチュエータ82は、電線86を介して受信し た電気信号に比例する力をバネ76に作用する。これにより、この力に従って可 変式圧力リリーフ弁68の同圧力の設定値が変化する。
図3を参照すると、流体システムIOの他の実施例が示されている。この実施例 の流体システムlOは図1に示した実施例の流体システム10と酷似している。
従って、同様の要素には同じ参照番号を付す。図3の実施例と図1の実施例との 間で相違する部分のみ説明する。
ポンプ16の回転斜板62と図1に関して説明した付勢手段74との間の機械的 連結手段78は、図3に図示されていない。図3の制御手段70は、負荷信号検 知手段90を具備している。この負荷信号検知手段は、負荷りを代表する信号を 受けて、それに比例する液圧信号を伝達する。
付勢手段74はバネ76と油圧制御式のアクチュエータ92とを具備している。
管路94が信号管路66と油圧制御式のアクチュエータ92との間に接続されて いる。管路66内の油圧負荷信号は負荷りの大きさを代表しており、油圧制御式 のアクチュエータ92に管路94を介して伝達される。油圧制御式のアクチュエ ータ92は、管路94を介して受けた負荷信号に比例する力をバネ76に作用す る。これにより、この力に従って可変式圧力リリーフ弁68の作動圧力設定値が 変化する。
図4を参照すると、流体システムlOの他の実施例が示されている。この実施例 の流体システムlOは図1に示した実施例の流体システムlOと酷似している。
従って、同様の要素には同じ参照番号を付す。図4の実施例と図1の実施例との 間で相違する部分のみ説明する。
ポンプ16の回転斜板62と図1に関して説明した付勢手段74との間の機械的 連結手段78は、図4に図示されていない。図4の制御手段70は、スプール変 位検知手段98を具備している。このスプール変位検知手段は、方向制御弁24 の中立位置と第1または第2の位置との間の動作を検知すると共に、この検知さ れた動作を代表する比例信号を伝達する。
付勢手段74はバネ76と作用力伝達手段100とを具備している。スプール変 位検知手段98は、機械的リンク102と、動作変換装置104と、機械的リン ク106と、作用力伝達手段100とを具備している。制御レバー108により 、略示するスプール110が中立位置と、第1および第2の位置との間で動作す る。機械的リンク102が制御弁24の入力レバー108に連結されており、そ の動作を作用力伝達手段100に伝達する。ついで、これはバネ76に負荷を与 える。これにより、バネ76はレバー108の中立位置から第1または第2の位 置へ向かう動作に比例する負荷が与えられる。動作を変換する装置104は、機 械的リンク102から制御レバー108の何れかの方向の入力を受け、機械的リ ンク102からの入力動作に比例して、機械的リンク106を、そこから一方の 方向にのみ動作させる。
本実施例における作用力伝達手段100は、アンカー114に回動自在に取着さ れたベルクランク112と、力を伝達する棒体116とを具備している。棒体1 16はバネ76に連結している。検知された方向制御弁24のスプール110の 動作が、スプール変位検知手段92を介して伝達されたとき、作用力伝達手段1 00が、それに比例する力をバネ76に作用する。これにより、この力に従って 可変式圧力リリーフ弁68の作動圧力設定値が変化する。
図5を参照すると、流体システムlOの他の実施例が示されている。この実施例 の流体システムlOは、図1から図3に示した実施例の流体システム10と酷似 している。従って、同様の要素には同じ参照番号を付す。図5の実施例と図1か ら図3の実施例との間で相違する部分のみ説明する。図1から図3の実施例では 、略示されている方向制御弁24は手操作式の方向制御弁である。図5の実施例 では、パイロット操作式の制御弁24が図示されている。図5の制御弁24は従 来の方式でパイロット装置120により動作する。
パイロット装置120は、パイロット弁+22を具備している。このパイロット 弁は、管路124を介して予圧ポンプ18から加圧された流体を受ける。パイロ ット制御弁122は、管路126.12EIを介して、パイロット式の制御弁2 4の両側の端部に接続されている。従来の方式ては、パイロット制御弁122の 第1と第2の位置との間の動作により、加圧された流体がパイロット式の制御弁 24の各々の端部に方向付けられ、そのスプール110が第1と第2の位置間で 動作する。
ポンプ16の回転斜板62と、図1に関して説明した付勢手段74との間の機械 的連結手段78とが図5に図示されている。然しなから本実施例において制御手 段70は、また、速度検知手段80と、その電気制御式のアクチュエータ82と 、負荷信号検知手段90と、その油圧制御式のアクチュエータ92とを具備して いる。機械的連結手段78と、電気制御式のアクチュエータ82から出力される 力と、油圧制御式のアクチュエータ92から出力される力の各々は、並列的にバ ネ76に負荷される。こにより、可変式圧力リリーフ弁68の作動圧力レベルが 増加する。機械的連結手段78と、電気制御式のアクチュエータ82から出力さ れる力と、油圧制御式のアクチュエータ92から出力される力の各々を、独立に 個別にバネ76に負荷することかできる。従って、可変式圧力リリーフ弁62の 設定圧力値は、回転斜板62と、入力駆動装置20の速度の変化と、負荷りの大 きさの変化の何れかに応答して変化する。
図5において、機械的連結手段78と、電気制御式のアクチュエータ82と、油 圧制御式のアクチュエータ92の各々は、比例する負荷を並列的にバネ76に作 用するように示されているが、上述の装置では3つの全てが要求されることに対 して、そのうち何れか2つかバネ76に並列的に負荷を作用するようにしてもよ い。更に、図4に示すスプール変位検知手段98は、本発明の本質から逸脱する ことなく、機械的連結手段78と、電気制御式のアクチュエータ82と、油圧制 御式のアクチュエータ92の何れとも、並列的に作動させることができよう。更 に、図4では、スプール変位検知手段98は機械的連結装置であるが、本発明の 本質を逸脱することなく、スプール110および/または制御レバー108の変 位は、電気式のセンサー等の他の手段により検知することができよう。
産業上の利用可能性 図1に示す実施例において、エンジン12が高遊動速度Hで作動するとき、入力 駆動装置20は、油圧ポンプ16および予圧ポンプ18を各々の最大速度レベル で回転させる。予圧ポンプ18は容積式の(ポジティブ・ディスプレースメント )ポンプであるので、その吐出口32において加圧された流体の流れは、可変式 圧力リリーフ弁68の設定圧力値により制御される。
図示するように、油圧ポンプ16は可変容量式のポンプであり、その容量は、回 転斜板62により最小流量位置(最小)と最大流量位置(最大)との間で制御さ れる。本実施例において、回転斜板62は零流量である最小流量位置にて図示さ れている。然しなから、回転斜板62は他の位置でもよい。つまり、最小流量位 置は零流量である必要はない。
可変容量ポンプ16の回転斜板62の位置は、負荷りを代表し、信号管路66を 介して方向制御弁24から圧力補償手段64に伝達される負荷信号により制御さ れる。制御弁24が中立位置にあるので、信号管路66を介して圧力補償手段6 4へは負荷信号が伝達されない。従って、可変容量ポンプ16は、その最小流量 (最小)に維持される。制御弁24か、その作動位置の一方に移動すると、負荷 りを代表する油圧信号か信号管路66を介して圧力補償手段64に伝達され、方 向制御弁24の動作の程度により生じる圧力負荷要求を満足するように、回転斜 板がその最大流量位置に向かって動作する。
この構成において、回転斜板62の最小流量位置(最小)から最大流量位置(最 大)への動作により、バネ76に負荷される力が増加する。最小流量位置から最 大流量位置へ移動する回転斜板62により、バネ76への負荷が変化する。最大 負荷状態(最大)と最小負荷状態(最小)との間のバネ76の負荷の程度は、回 転斜板62の最小流量位置と最大流量位置との間の移動に比例している。
少なくとも1つの例において、エンジン12が発生する動力を節約するために、 前記回転斜板の角度が最大のときに、可変式圧力リリーフ弁68は103KPa  (15psi)の最小圧力設定値を有している。予圧ポンプ18を駆動するた めに要求される動力が、前記予圧ポンプからの吐出流れの流量と圧力の積に直接 的に比例するので、予圧ポンプに必要な動力は、圧力レベルが低い場合には著し く低くなる。同様に油圧ポンプ16の流量が零または零に近い流量である場合に は、油圧ポンプ16のポンプ室を満たすために加圧された流体の流量が小さくな る。油圧ポンプ16が最大流量位置に向けて動作するとき、その吸込口34で要 求される吸込流量が増加する。従って、油圧ポンプ16のポンプ室を満たすため に要求される流量を満足するために、予圧ポンプ18からの流体の圧力レベルを 増加する必要がある。これは、回転斜板62を最小流量位置(最小)から最大流 量位置(最大)に向けて移動させて、バネ76に負荷される力を増加することに より達成される。
制御弁24が中立位置に戻ると、信号管路66を介して伝達される負荷りを代表 する信号が遮断され、回転斜板62が最小流量位置に戻る。従って、バネ76に 負荷される力が最小設定位置に戻り、可変椎の圧力リリーフ弁68が最小圧力位 置に戻る可変式圧力リリーフ弁68が最小圧力位置にあるとき、予圧ポンプ1B からの流体の圧力レベルは著しく低下し、従って、エンジン12に要求される動 力が著しく低減される。圧力可変吸込口装置lOにより要求される動力が低減さ れることにより、節約された動力がシステムの他の部分で消費され、或いは、エ ンジン12の負荷が低減される。こうしてエンジン12に要求されるエンジンが 節約される。
図2の流体システムlOの作用は、回転斜板62とバネ74との間に設けられた 機械的連結手段87が存在しない点を除いて、図1に関して説明した作用と酷似 している。図2の実施例では、エンジン12の出力軸42の速度を検知するため に、速度検知手段80が設けられている。エンジン!2の出力軸42の速度は、 油圧ポンプ!6および予圧ポンプ18の各々の入力軸44.46の速度と直接的 に関連している。油圧ポンプ16への入力駆動装置20の検知された速度は、電 気制御式のアクチュエータ82に伝達される。アクチュエータ82は、入力駆動 装置20の速度に比例してバネ76に負荷を与える。従って、エンジン12が低 遊動速度して作動している間バネ76に負荷される力が最小レベルとなり、エン ジン12の速度が高遊動速度Hに向かって増加するにつれ、バネ76に負荷され る力は、エンジン12の速度の増加に比例して最大圧力位置に向かって増加する 。従って、エンジン12が低遊動状態にあるとき、可変式圧力リリーフ弁68の 設定圧力値が最小圧力レベルにあるので、可変式吸込口加圧装置38を作動させ るために必要な動力は低くなる。
本実施例の油圧ポンプ16は、可変容量ポンプとして図示されているが、本発明 の本質から逸脱することなく、油圧ポンプ16を定容量式ポンプにより構成する こともできる。図2の実施例の作用の他の特徴は、図1に関して説明した特徴と 概ね同一である。
図3の流体システムlOの作用は、回転斜板62とバネ74との間に設けられた 機械的連結手段87が存在しない点を除いて、図1に関して説明した作用と酷似 している。図3の実施例では、油圧制御式のアクチュエータ92は、管路66か ら管路94を介してアクチュエータ92にかかる負荷圧力の増加に応答して、付 勢手段74のバネ76に負荷を与える。従って、バネ76に負荷される力は、負 荷りにより表される負荷圧力の増加に比例し、可変式圧力リリーフ弁68の設定 圧力値が、それに比例して増加する。
油圧ポンプ16が負荷を受けていないとき、可変式圧力リリーフ弁68の作動圧 力レベルは最小位置にある。油圧ポンプ16が管路66を介して負荷信号を受け ると、付勢手段74のバネ76に負荷される力か増加して、可変式圧力リリーフ 弁63の作動圧力設定値か最小位置から最大位置に増加する。同様に、負荷圧力 信号が減少し或いは除去されると、可変式圧力リリーフ弁68の作動圧力設定値 が低下し或いは最小作動圧力レベルに戻る。油圧ポンプ16の圧力補償手段64 に負荷圧力が負荷されていないときは、予圧ポンプ18を作動させるために必要 な動力の程度は最低となる。
図4の流体システムIOの作用は、回転斜板62とバネ74との間に設けられた 機械的連結手段87が存在しない点を除いて、図1に関して説明した作用と酷似 している。図4の実施例では、スプール変位検知手段98が、方向制御弁24の スプール119の動作の程度を検知し、検知されたこの動作を作用力伝達手段1 00に伝達する。作用力伝達手段+00は、可変式圧力リリーフ弁68の作動圧 力設定値が、方向制御弁24のスプール110の動作の程度に応答して、最小作 動圧力レベルから最大作動圧力レベルに向かって変化するように、バネ76に負 荷を与える。
本実施例の流体システムlOの油圧ポンプ16は、可変容量ポンプとして図示さ れているが、本発明の本質から逸脱することなく、油圧ポンプ16を定容量式ポ ンプにより構成することもできる。既述の実施例に関して説明したように、方向 制御弁24が中立位置にあるとき。可変式吸込口加圧装置38は、その最小圧力 状態を維持する。方向制御弁25が中立位置からその最大流量位置に移動すると 、可変式圧力リリーフ弁68の作動圧力設定リンクが、最小作動圧力レベルから 最大作動圧力設定値に増加する。作動圧力レベルの増加は、方向制御弁24の中 立位置と最大作動状態との間における移動の程度に比例する。
図5に示す実施例の作用は、図1から図3に示した実施例の作用と似ている。然 しなから、図5の実施例では、方向制御弁24はパイロット式の方向制御弁であ り、その変位はパイロット装置120により通常の方式で制御される。パイロッ ト装置120のパイロット弁122は、管路124を介して予圧ポンプ18から 加圧された流体を受ける。
図1に示した機械的連結手段は、図5のそれと同様である。然しなから、図5の 実施例では、電気制御式のアクチュエータ82と油圧制御式のアクチュエータ9 2の各々が、機械的連結手段78と並列的に作用して、可変式圧力リリーフ弁6 8の作動圧力設定値を最小圧力レベルから最大圧力レベルに変化させるように、 バネ76に負荷を与える。図5の実施例では、エンジン12の回転速度の増加、 管路94を介して受ける負荷圧力信号の増加、或いは回転斜板62の最小流量位 置から最大流量位置への移動に応答してバネ76は負荷を受ける。バネ76は上 記3つの異なる作動状態からの負荷に支配されるが、バネ76に負荷される力は 、最小圧力設定値から最大圧力設定値に増加するだけである。
図5の実施例は、パイロット式の装置として図示されているが、該装置は、本発 明の本質を逸脱することなく、手操作により制御される制御弁を利用することも できる。更に、図4に図示するスプール変位検知手段98は、機械的リンク10 2をパイロット弁122の入力レバーに連結することにより、図5のパイロット 装置120を利用することもできる。
既述の説明から明らかなように、本発明の流体システムlOは可変式吸込口加圧 装置38を提供する。該装置38は、油圧ポンプ16のポンプ室を満たすために 充分な流量を供給しながら、流体システムIOの種々の作動パラメータに比例し て、予圧ポンプ18の作動圧力レベルを制御して、エンジン12に要求される動 力を節約する。
本発明の他の特徴、目的、利点は図面、明細書、請求の範囲から明らかとなる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流体システムに使用するための可変式吸込口加圧装置(38)において、 前記流体システムは、吐出流量を最小位置と最大位置との間で制御する回転斜板 (62)と、入口ポート(34)とを有する可変容量式の油圧ポンプ(16)と 、前記入口ポート(34)に接続されて前記油圧ポンプ(16)の入口ポート( 34)に加圧された流体お供給する予圧ポンプ(18)と、前記予圧ポンプ(1 8)からの流体の作動圧力レベルを制御するための可変式圧力リリーフ弁(68 )とを具備し、 前記可変式圧力リリーフ弁(68)は、その作動圧力設定値を変化させるための 付勢手段(74)を具備すると共に、前記予圧ポンプ(18)に接続されており 、 前記可変式吸込口加圧装置(38)は、前記回転斜板(62)と前記付勢手段( 74)との間に連結され、前記回転斜板(62)の最小流量位置と最大流量位置 との間における動作に応答して、前記可変式圧力リリーフ弁(68)の作動圧力 圧力を変化させる制御手段(70)を具備している可変式吸込口加圧装置(38 )。 2.前記制御手段(70)が、前記可変式圧力リリーフ弁(68)の前記付勢手 段(74)と、前記油圧ポンプ(16)の回転斜板(62)との間に機械的連結 手段(78)を具備している請求項1に記載の可変式吸込口加圧装置(38)。 3.前記付勢手段(74)がバネ(76)を具備している請求項2に記載の可変 式吸込口加圧装置(38)。 4.可変式吸込口加圧装置(38)は、更に、前記油圧ポンプ(16)に連結さ れた、該油圧ポンプ(16)を駆動する入力駆動装置(20)を具備し、 前記制御手段(70)は、前記入力駆動装置(20)の速度を検知し、前記入力 駆動装置(20)の速度に比例する電気信号を前記付勢手段(74)に伝達する ための速度検知手段(80)を具備する請求項1に記載の可変式吸込口加圧装置 (38)。 5.前記付勢手段(74)が、バネ(76)と、前記速度検知手段(80)から の電気信号を受け、前記可変式圧力リリーフ弁(68)の作動圧力設定値が、前 記油圧ポンプ(16)の速度に比例して制御されるように、前記電気信号に比例 する力を前記バネ(76)に負荷する電気制御式のアクチュエータ(82)とを 具備する請求項4に記載の可変式吸込口加圧装置(38)。 6.前記付勢手段(74)が、電気制御式のアクチュエータ(82)を具備し、 前記制御手段(70)が、前記油圧ポンプ(16)の速度を検知して、前記油圧 ポンプ(16)の速度に比例する電気信号を前記電気制御式のアクチュエータ( 82)に伝達する速度検知手段(80)とを具備し、 前記電気制御式のアクチュエータ(82)からの力と、前記機械的連結手段(7 8)からの力が、前記付勢手段(74)に並列的に作用し、前記可変式圧力リリ ーフ弁(68)の作動圧力設定値を制御する請求項3に記載の可変式吸込口加圧 装置(38)。 7.前記付勢手段(74)が、油圧制御式のアクチュエータ(92)を具備し、 前記制御手段(70)が負荷圧力検知手段(90)を具備し、該負荷圧力検知手 段が、負荷圧力を検知し、前記可変式圧力リリーフ弁(68)の作動圧力設定値 が前記負荷信号に比例するよに、前記負荷圧力信号を前記油圧制御式のアクチュ エータ(92)に伝達する請求項5に記載の可変式吸込口加圧装置(38)。 8.前記付勢手段(74)がバネ(70)を具備し、前記制御手段が、前記油圧 ポンプ(16)の前記流量調節手段と前記付勢手段(74)のバネ(70)との 間に機械的連結手段(78)を具備し、 前記油圧制御式のアクチュエータ(92)と、前記電気制御式のアクチュエータ (82)と、前記機械的連結手段(78)の各々が、前記バネ(76)に並列的 に作用して、前記可変式圧力リリーフ弁(68)の作動圧力設定値を最小圧力レ ベル(最小)と最大圧力レベル(最大)との間で変化させる請求項7に記載の可 変式吸込口加圧装置(38)。 9.前記制御手段(70)が、前記前記可変式圧力リリーフ弁(68)の作動圧 力設定値を最小圧力レベル(最小)と最大圧力レベル(最大)との間で変化させ るための付勢手段(74)と、スプール(110)の変位をに比例して検知し、 前記付勢手段(74)に検知された比例動作を伝達するスプール変位検知手段( 98)とを具備し、 前記可変式圧力リリーフ弁(68)が最小圧力レベル(最小)と最大圧力レベル (最大)との間で制御される請求項1に記載の可変式吸込口加圧装置(38)。 10.前記油圧ポンプ(16)の入口ポート(34)と並列的に前記予圧ポンプ (18)に接続可能なパイロット式の制御装置(120)を更に具備する請求項 1に記載の可変式吸込口加圧装置(38)。
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