JPH0650628U - 電動式ベッドにおける電動駆動システム - Google Patents
電動式ベッドにおける電動駆動システムInfo
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- JPH0650628U JPH0650628U JP8800892U JP8800892U JPH0650628U JP H0650628 U JPH0650628 U JP H0650628U JP 8800892 U JP8800892 U JP 8800892U JP 8800892 U JP8800892 U JP 8800892U JP H0650628 U JPH0650628 U JP H0650628U
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- Japan
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- receiving antenna
- receiving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤレスリモコンの受信アンテナをボード
近傍のフレームに設ける。 【構成】 ベッドフレーム3のボード4に近接した部位
に、受信アンテナ7を取り付ける。この受信アンテナ7
は、ベッドフレーム3に設けられたコネクタ受け8に受
信アンテナ7基部9のコネクタ10を接続して取り付け
る。前記コネクタ受け8は、ボード4両側に設け、受信
アンテナ7を選択的に装着するようにする。 前記受信
アンテナ7は、可撓性支柱14により構成し、頂部に受
信部15を設ける。この受信部15は、受信面が円筒の
外周状に形成され、広い範囲から信号が受けることがで
きる。 【効果】 リモコン手段からの送信信号が受信アンテナ
に確実に到達することができ、受信範囲が広く、様々な
使用状況に対応することができる。
近傍のフレームに設ける。 【構成】 ベッドフレーム3のボード4に近接した部位
に、受信アンテナ7を取り付ける。この受信アンテナ7
は、ベッドフレーム3に設けられたコネクタ受け8に受
信アンテナ7基部9のコネクタ10を接続して取り付け
る。前記コネクタ受け8は、ボード4両側に設け、受信
アンテナ7を選択的に装着するようにする。 前記受信
アンテナ7は、可撓性支柱14により構成し、頂部に受
信部15を設ける。この受信部15は、受信面が円筒の
外周状に形成され、広い範囲から信号が受けることがで
きる。 【効果】 リモコン手段からの送信信号が受信アンテナ
に確実に到達することができ、受信範囲が広く、様々な
使用状況に対応することができる。
Description
【0001】
本考案は、電動式ベッドにおける電動駆動システムに関するものである。
【0002】
近年、家電製品(テレビジョン、ステレオ等)、民生機器の操作手段として盛 んにワイヤレス方式のリモコン手段が取り入れられている。 そこで、電動式ベッドにおいても、ワイヤレス方式のリモコン手段を採用しよ うとする検討がなされている。 かかるワイヤレス方式のリモコン手段を採用すると、現行のワイヤード方式の リモコン手段に比較すれば、送信ケーブルに拘束されることなく操作が可能なの で、リモコン手段を手の届きやすいところに置くことができ、身体の不自由な患 者にとって打って付けの手段といえる。
【0003】
しかしながら、かかるワイヤレス方式のリモコン手段をベッドに適用するには 、リモコン手段からの送信信号が受信アンテナに確実に到達することが条件であ り、その受信アンテナをどこに配置するかが懸案事項となっている。 例えば、受信アンテナをサイドフレーム等、低い位置に設けると、布団等にリ モコン手段からの送信信号が遮られ、操作が不能となる。 また、リモコン手段を操作する位置によって、信号源から受信アンテナに至る 方向が異なり、これら異なった方向からの信号を受信できるように受信アンテナ を設定しなければならない。すなわち、患者が床部上において仰臥している状態 、背上げした状態、ベッドに横向きに腰掛けた状態、介護者によるベッド脇から の操作、そして、患者の左利き、右利きの違い、運動機能障害の程度等によって も、妨げられることなく、受信できるように考慮しなくてはならない。 さらに、ボードに取り付けるようなことになると、ボードが取外し可能なもの では、ボードが取外したり、取り付けたりするときに、配線の分離、接続等の手 間がかかることになる。 リモコン手段の送信信号を通常の電波によっても可能であるが、今度は信号が 届きやすく、ベッド本体から見えないところにおいても、操作することができる ので、誤って操作ボタンに触れてしまうと、床部が動作してしまうので危険であ る。 本考案は以上のような課題を基になされたものであって、受信アンテナをボー ド近傍のフレームに設けるようにした、電動式ベッドにおける電動駆動システム を提供することを目的とする。
【0004】
前記した課題を解決するために、本考案は、電動式ベッドにおいて、起動部の 操作を行うためのリモコン手段をワイヤレス方式とし、前記リモコン手段の操作 信号を受信するための受信アンテナをボード近傍のフレームに設けることを特徴 とする。 前述の構成において、受信アンテナを可撓性支柱により構成して頂部に受信部 を設けることができる。 また、前記受信アンテナをフレームの左右いずれかのサイドに選択的に装着可 能に構成することができる。
【0005】
患者は、寝ている状態でも背上げした状態でも、受信アンテナ頂部の受信部に リモコン手段を向け、操作することができる。 また、受信アンテナに物をぶつけたり、布団や足で押しつけたりしても、支柱 は可撓性を有しているので、破損を防ぐことができる。 さらに、患者の利き腕によっても、フレームの左右いずれかのサイドに選択的 に装着可能であるので、受信アンテナは受信が妨げられることなく、受信するこ とができ、起動部の操作が可能である。
【0006】
【実施例】 次に、本考案にかかる電動式ベッドにおける電動駆動システムについて、一実 施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。 図1に電動式ベッド1を示す。この電動式ベッド1は、脚部2に、ベッドフレ ーム3、ボード4、電動によって起伏調節可能な床部5を有している。 前記ベッドフレーム3は、幅寸法が床部5の幅より広く、床部5幅方向外側に 突出しており、上面に、側柵等の取り付け穴6が設けられている。 そして、ベッドフレーム3のボード4に近接した部位には、受信アンテナ7が 取り付けられている。 すなわち、この受信アンテナ7は、ベッドフレーム3に設けられたコネクタ受 け8に受信アンテナ7基部9のコネクタ10を基部9外側のねじ11によって締 め付け固定する構造である。なお、ベッドフレーム3上のコネクタ受け8は、ボ ード4両側に設けておき、受信アンテナ7を選択的に装着するようにして患者等 の利き腕、機能障害、そしてベッドの配置の仕方に対応するようになっている。 受信アンテナ7を装着しない方のコネクタ受け8は、キャップ12によって塞い でおくことができる。また、コネクタ受け8には、ベッドフレーム3内を通って 、後述するコントロール部に至るケーブル13が配線されている。
【0007】 前記受信アンテナ7は、可撓性支柱14、すなわち、例えば軟質性樹脂を用い た、又はばねを密着巻した可撓管により構成し、頂部に受信部15を有している 。この受信部15は、受信面が円筒の外周状に形成され、広い範囲から信号が受 けられるようになっている。
【0008】 ここで、図3に、電動式ベッド1の駆動系統16を示す。この駆動系統16は 、電動式ベッド1の床部5下方のベッドフレーム3に取り付けたモータ機構17 と、このモータ機構17を動作制御するためのコントロール部18とを有してい る。 前記モータ機構17は、駆動モータ19と駆動モータ19の起動により軸方向 に進退作動する起動パイプ20とを有し、起動パイプ20の先端に、起伏すべき 床部5の作動腕(図示せず)を連結している。
【0009】 そして前記コントロール部18には、ベッド床部5において患者の手の届く所 に置くことができるワイヤレス方式のリモコン手段21から、モータ機構17を 動作制御するためのスイッチ信号が導入されるようになっている。 すなわち、このリモコン手段21は、操作スイッチSw1〜Sw8からのスイッ チ信号を赤外線によって、前述の受信アンテナ7を介しコントロール部18に送 る構成である。
【0010】 次に本考案にかかる電動式ベッドにおける電動駆動システムについての作用を 説明する。 患者や、介護者は、ベッドの内外からリモコン手段21を操作し、起動部のモ ータ機構17を動作制御することができる。 すなわち、リモコン手段21の赤外線信号放射面を受信アンテナ7頂部におけ る受信部15に向け、操作スイッチSw1〜Sw8スイッチを操作するようにする 。 この場合、受信部15を受信アンテナ7頂部にもってきたので、布団他、障 害物によって信号が遮られることは少なくなり、患者は寝たままの状態でも背上 げした状態でも、リモコン手段21を患者の手の届く範囲に置いておけば、自在 に操作することができる。
【0011】 また、前記受信アンテナ7は、ボード4両脇のコネクタ受け8に選択的に装着 することができるので、患者の利き腕、機能障害の程度、ベッドの配置に対応す ることができる。 さらに、受信アンテナ7に物をぶつけたり、布団や足で押しつけたりしても、 支柱は可撓性を有しているので、破損を防ぐことができる。
【0012】
以上の通り、本考案によれば、リモコン手段からの送信信号が受信アンテナに 確実に到達することができ、しかも、受信アンテナを選択的にベッドフレームの サイド左右に装着できるので、一層受信範囲が広くなり、患者が床部上において 仰臥している状態、背上げした状態、ベッドに横向きに腰掛けた状態、介護者に よるベッド脇からの操作、そして、患者の左利き、右利きの違い、運動機能障害 の程度等によっても、妨げられることはなく、ワイヤレス方式の特質を大いに発 揮することができる。
【0013】
【図1】本考案にかかる電動駆動システムを適用した電
動式ベッドにおいて、受信アンテナを装着する際の要部
斜視説明図である。
動式ベッドにおいて、受信アンテナを装着する際の要部
斜視説明図である。
【図2】図1に示す受信アンテナの装着箇所の拡大説明
図である。
図である。
【図3】本考案にかかる電動駆動システムを示す駆動系
統図である。
統図である。
【符号の説明】 1 電動式ベッド 2 脚部 3 ベッドフレーム 4 ボード 5 床部 6 取り付け穴 7 受信アンテナ 8 コネクタ受け 9 基部 10 コネクタ 11 ねじ 12 キャップ 13 ケーブル 14 可撓性支柱 15 受信部 16 駆動系統 17 モータ機構 18 コントロール部 19 駆動モータ 20 起動パイプ 21 リモコン手段 Sw1〜Sw8 操作スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 電動式ベッドにおいて、起動部の操作
を行うためのリモコン手段をワイヤレス方式とし、前記
リモコン手段の操作信号を受信するための受信アンテナ
をボード近傍のフレームに設けることを特徴とする電動
式ベッドにおける電動駆動システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の受信アンテナを、可撓
性支柱により構成して頂部に受信部を設けることを特徴
とする電動式ベッドにおける電動駆動システム。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の受信アンテナ
をフレームの左右いずれかのサイドに選択的に装着可能
に構成することを特徴とする電動式ベッドにおける電動
駆動システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8800892U JPH0737612Y2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 電動式ベッドにおける電動駆動システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8800892U JPH0737612Y2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 電動式ベッドにおける電動駆動システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650628U true JPH0650628U (ja) | 1994-07-12 |
JPH0737612Y2 JPH0737612Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=13930794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8800892U Expired - Fee Related JPH0737612Y2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 電動式ベッドにおける電動駆動システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737612Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020879A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | France Bed Co Ltd | ベッド操作システム |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP8800892U patent/JPH0737612Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020879A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | France Bed Co Ltd | ベッド操作システム |
JP4629521B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2011-02-09 | フランスベッド株式会社 | ベッド操作システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0737612Y2 (ja) | 1995-08-30 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |