JPH0650616U - コンドーム補助器具 - Google Patents
コンドーム補助器具Info
- Publication number
- JPH0650616U JPH0650616U JP9428992U JP9428992U JPH0650616U JP H0650616 U JPH0650616 U JP H0650616U JP 9428992 U JP9428992 U JP 9428992U JP 9428992 U JP9428992 U JP 9428992U JP H0650616 U JPH0650616 U JP H0650616U
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- JP
- Japan
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- penis
- condom
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- around
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- Pending
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンドームを使用しての性交時において、陰
茎基部周辺の下腹部および陰茎基部周辺の陰嚢あるいは
陰茎根部と、女性泌尿生殖器または膣分泌液との接触を
遮断する。 【構成】 陰茎基部周辺の下腹部および陰茎基部周辺の
陰嚢を覆う円盤(1)と、一端がこの円盤に連続し、陰
茎根部を覆う円筒(2)とよりなる。
茎基部周辺の下腹部および陰茎基部周辺の陰嚢あるいは
陰茎根部と、女性泌尿生殖器または膣分泌液との接触を
遮断する。 【構成】 陰茎基部周辺の下腹部および陰茎基部周辺の
陰嚢を覆う円盤(1)と、一端がこの円盤に連続し、陰
茎根部を覆う円筒(2)とよりなる。
Description
【0001】
この考案は、性交時に通常通りにコンドームを使用するに先立って、男性が陰 茎に装着しておくことにより、コンドームを使用しての性交時に陰茎基部周辺の 下腹部および陰茎基部周辺の陰嚢あるいは陰茎根部と、女性泌尿生殖器または膣 分泌物とが遮断されるようにした、コンドーム補助器具に関する。
【0002】
従来、妊娠を回避し、かつ性交による感染症の伝染を防止する目的で男性が装 着する用具としては、陰茎のみを覆うコンドームが用いられてきた。しかし、今 まで陰茎根部から陰茎基部周辺の下腹部および陰茎基部周辺の陰嚢に至るまでを 覆うという技術思想はなかった。
【0003】
男性が装着する避妊具としては、コンドームが広く用いられている。その目的 は精液を遮断することによる避妊のほかに、性交により感染する、いわゆる性病 の予防がある。近年、HIVウイルス感染症、いわゆるエイズが世界的な問題と なり、それにともなってそのもっとも簡便かつ有効な予防法として、コンドーム の性病感染予防効果が注目されるようになった。とくに最近ではエイズ対策とし て、学校教育や、公共機関の宣伝により、コンドーム使用の促進が唱えられてい る。 性交時にエイズを媒介するのは、血液、精液および膣分泌液であると言わ れている。血液は、女性の月経、男性および女性の陰部を剃毛したあとの傷、性 交にともなう子宮や膣や陰茎などの擦過傷、あるいは男性同性愛者では性交に肛 門を使用することによる肛門括約筋および直腸粘膜の損傷などに、由来する。精 液は細胞成分である精子と、液性成分の精しょう(副生殖腺の分泌液)よりなり 、そのうちの精しょうは、射精にいたる前より漏出され、泌尿生殖道の洗浄およ び陰茎の膣への挿入を潤滑にする作用がある。膣分泌液は、女性の副生殖腺に由 来するものの他に、主として子宮頸管粘膜に由来する粘液を多く含む。 これらの、性交時にエイズを媒介する物のうちで、コンドームの装着によりそ の伝達がおおむね完全に遮断されるのは、射精時の精液のみにすぎない。男性に とって女性の血液や、膣分泌液は、陰茎頭部および陰茎体部にこそ付着すること が防止されるものの、コンドームを装着してもなお露出する陰茎基部周辺の下腹 部および陰茎基部周辺の陰嚢や、陰茎根部に付着することは防止され得ない。ま た女性にとっては、陰茎を膣に挿入する直前まで男性がコンドームを装着しなか った場合には、勃起により漏出した精しょうがコンドームにより覆われることの ない陰茎基部周辺あるいは陰茎根部に付着していることも多く、それが性交時に 女性泌尿生殖器に付着することは当然起こり得る。。つまり、避妊のみならずエ イズ予防を念頭においたとき、コンドームは未だ多くの問題点を持っている。 この考案が解決しようとする課題は、性交時に性交者間で血液、精液および膣 分泌液が伝達しないようにするためには、どのような手段を講ずればよいかとい う点にある。
【0004】
以上に説明した課題を解決するために、この考案は次のような構成とした。す なわち、陰茎基部周辺の下腹部および陰茎基部周辺の陰嚢を覆う円盤(1)と、 一端がこの円盤に連続し、陰茎根部を覆う円筒(2)とよりなる、コンドーム補 助器具である。
【0005】
性交時に通常通りにコンドーム(4)を使用するに先立ち、図2に示すとおり 、男性が円盤側より円筒(2)に陰茎(3)を挿入し、円盤(1)を陰茎基部周 辺に密着させる。次に、図3に示すとおり、コンドーム(4)を円筒(2)の基 部まで装着することにより、性交時に陰茎基部周辺の下腹部および陰茎基部周辺 の陰嚢あるいは陰茎根部と、女性泌尿生殖器または膣分泌物とが遮断される。つ まり男性および女性生殖器あるいはその周辺に付着していた血液、精液および膣 分泌液が、性交時に相手に伝達することを防止する。
【0006】
以下、この考案の実施例を、図面を参照しながら説明する。 図1は、この考案の一実施例を示す斜視図である。この実施例では陰茎器部周 辺および陰茎根部を覆う基体として、それぞれ円盤(1)および円筒(2)を採 用しているが、前者は多角形あるいは星形など、後者は多角柱あるいは漏斗状な どであってもよい。本実施例では、円盤(1)および円筒(2)の材質は、0. 5mmの軟質のゴムとし、両者一体形成としたが、必ずしも円盤(1)の材質と 円筒(2)の材質は、同質の物である必要性はない。また円盤(1)および円筒 (2)の材質は、ゴム、プラスチック、紙など、あるいは複数の材質よりなる物 など、自由に選択し得る。ゴムを利用するとその伸縮性により、陰茎の大きさの 変化に関わらず一定の装着性が得られ、またゴムの粘性により皮膚への密着性も 良い。紙を利用するとその原価が抑えられることから、製品が安く作れるという 利点はあるが、一定の強度や耐湿性をもたせることが必要となり、次善の手段で ある。
【0007】
この考案に係わるコンドーム補助器具を使用することにより、コンドームを装 着してもなお露出した陰茎基部周辺の下腹部および陰茎基部周辺の陰嚢や陰茎根 部と、女性生殖器との接触が遮断される。それにより、それらの部位の皮膚、粘 膜、陰毛に付着していた血液、精液、膣分泌液などが、性交者間で伝達されるこ とが防止される。つまり本考案に係わるコンドーム補助器具を装着し、その上か ら被せるように、コンドームを通常通りに装着し、もってコンドームおよび本考 案に係わるコンドーム補助器具を性交時に同時に使用することにより、コンドー ムのみを使用するのに比べて、現在世界的な問題となっているエイズが性交によ り拡大することをより積極的に防止することができる。 また、射精が終了し陰茎よりコンドームを除去するときに、精液で指が汚れる ことやコンドームに陰毛が巻き込まれるといった不快感が、エイズ防止の効果を 理解しているのにも係わらず、男性がコンドームを余り利用したがらないことの 一因となっている。本考案に係わるコンドーム補助器具を用いれば、射精終了後 に円盤の周縁部を前方に押し開き、屈曲させた円盤の裏面よりコンドームをつま むことにより、精液や陰毛に煩わされることなく陰茎よりコンドームを除去する ことが可能であり、男性のコンドーム装着に対する抵抗感が減少する。つまり、 学校教育や公共機関で押し進めている、コンドーム普及運動の一助となり得る。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の使用状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の使用状態を示す斜視図である。
【図4】本考案の使用状態を示す断面図である。
(1)は円盤 (2)は円筒 (3)は陰茎 (4)はコンドーム
Claims (1)
- 【請求項1】 陰茎基部周辺の下腹部および陰茎基部周
辺の陰嚢を覆う円盤(1)と、一端がこの円盤に連続
し、陰茎根部を覆う円筒(2)とよりなる、コンドーム
補助器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9428992U JPH0650616U (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | コンドーム補助器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9428992U JPH0650616U (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | コンドーム補助器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650616U true JPH0650616U (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=14106109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9428992U Pending JPH0650616U (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | コンドーム補助器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650616U (ja) |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP9428992U patent/JPH0650616U/ja active Pending
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