JPH06504100A - 襟元服飾品の止め具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 襟元服飾品の止め具 本発明は服飾特にネクタイやスカーフ等の襟元服飾品の不要な動きを抑えるため の止め具に関する。

及肛工亙１ ネクタイは従来　男性の服飾品の中で人目につく部分である。

最近の傾向で（よ　スカーフやまたネクタイまで襟元の服飾品として身につける 女性が増加している。このような襟元服飾品１上　目立つがゆえ］：、きちんと 、清潔（二　また着用者のシャツやブラウスの前部上に縦方向の適した位置にあ ることが重要である。

しかし残念ながら、このネクタイやスカーフを結んだ場合、着用者の首に対して 反対側にある端のうち少なくとも一つは押さえられていないのが普通である。押 さえられていないこの端は概して位置を保つのが大変難しい。またこの押さえら れていない部分がよく汚れたり、そこからその襟元服飾品がずれるということが 起きる。

従来技術の中には襟元服飾品を固定しようと試みたものがいくつかあるがその成 果には限度があり、それには数多く理由が挙げられる。例え１′Ｌ　タイピンは ネクタイを繰り返し傷つける上１：。

把持部かビン部のどちらかがなくなったり分離してしまうとそのタイピンは使用 できなくなる。タイバーも同様にネクタイの皺を恒常的に生じさせる。さらに、 タイピンもタイバーも、女性にとっては装飾具を着けるに受１′ｊ入れられない ものである。最も重要なことは、タイピン及びタイバーの両方ともが着用者の襟 元服飾品の縦方向の動きを限定するため１：、時にはその襟元服飾品が着用者の 首から引き落とされてしまったり、襟元服飾品の上部が着用者の首とタイピン又 はタイバーの間で大きな弓形になってしまうことがある。

襟元服飾品を固定するための他の先行技術に（上　ネクタイに永久に定着させて しまう止め具や、剛性であり弾性のない止め具がある。これら従来技術は従って 大きな成果を生んでいない。なぜなら、一番目の例では着用者の衣装の各々のネ クタイに一つずつ止め具を用意しなければならず、また、二番目の例では弾性の ない、つまり硬い止め具（上　着用者が着席したり動き回る際には着用者には大 変不快に感ぜら札　さら１ミ　ネクタイが着用者の姿勢や身体前部になじまない 。

最も重要なこと１友　従来技術によるネクタイ又は襟元服飾品の止め具の多くが 、ネクタイのクロスピースやスカーフの止め金部等がシャツのボタン上又は近辺 に来る場合など、着用者のシャツ又はブラウスへの止め具の取付位置及び装着条 件に制約を与えないことを考慮に入れていないことである。さら１：、従来技術 によるネクタイの締め具又は止め具は応用範囲が狭く、今日女性が身に着けるよ うなスカーフ等、他のタイプの襟元服飾品には使用できないことがある。加えて 、従来技術の止め具では着用者の被服に対して色や型の釣り合いを考えなくては ならない。

従って、襟元服飾品の止め具として必要とされるのは柔らかく、弾性のあるもの で、ネクタイ、スカーフ等の襟元服飾品に永久に定着させてしまうものでなく、 着用者が簡単にしかも快適に身に着けら札　着けているときには概ね目に入らな い止め具である。

曳哩Ω盟１ 本発明（よ　ネクタイ、スカーフ等のどのような襟元服飾品とも併せて着けるこ とができ、襟元服飾品の縦方向の動きは基本的に自由なままで他の方向への不要 な動きを抑える、新規な襟元服飾品止め具を特徴としている。加えてこの止め具 （友　着用者になじむことにより、着けていて快適でしかも目に入らない止め具 となっている。さらにこの止め具（表　止め具を取り付けるネクタイ又は襟元服 飾品の水平部材がシャツの止めボタン上又は近辺に来た場合に（よ　シャツの止 めボタンにはめ合う伸長されたボタンホール開口部間の所定距離があるのでこの 止め具を利用することができる。

従って、本発明が提供するの（上　均一形状の止めボタンを有したシャツの前部 に沿って着用される襟元服飾品の動きを抑えるための止め具であり、この止め具 は柔軟性を備えた単体の部材を含む。この柔軟性部材層　広幅の布及び緒や、ま た皮革など同様の性質を持つ有様の素材から形成される。この柔軟性部材は第− 及び第二端部を含む。

本止め具（友　着用者の着用する襟元服飾品に対して平行な縦方向に向けて置か ね、その襟元服飾品の押えを受けていない部分に対して近接して配置される。本 止め具（よ　その襟元服飾品の押えを受けていない部分上に水平方向に伸びた部 材に滑動可能に係合する。

さらに柔軟性部材層　その部材の第−及び第二端部近傍に第−及び第二の伸長さ れたボタンホール開口部を含む。該第−及び第二の伸長されたボタンホール開口 部の長手方向中心部は所定距離だけ隔てられている。この所定距離と（友　実施 例の一つで＋１　均一間隔の止めボタン間の距離にほぼ相当している。該柔軟性 部材（、ｔ、着用者のシャツの前部の第−及び第二の均一間隔の止めボタンに着 脱可能に取り付けら札　襟元服飾品の水平部材、ひいて（よその襟元服飾品でこ の部材の取り付けられた、押えを受けていない部分の縦方向の動きはある程度自 由とする一方で、他の方向の動きは概ね抑えるものである。

好適な実施例でｔ′Ｌ　柔軟性部材上の第−及び第二の伸長されたボタンホール 開口部の長手方向中心部間の所定間隔（よ　均一間隔のシャツの止めボタン間の 距離よりも大きい。

図面の簡単な説明 本発明のこれら及びその他の特徴及び利点（表　以下の詳細な説明及び図をもと にして、より理解されるであろう。

図において、　： 図１　＋、ｌｔ、本発明による襟元服飾品の止め具を、一部を切り欠いて示した 着用者のシャツの正面図である。

図２１上　本発明による止め具を示す、着用者が身に着けた状態の襟元服飾品の 一部を示す断面図である。

図３１．ｔ、本発明の襟元服飾品の止め具の概略図である。

図４（−Ｌ　襟元服飾品の水平部材が着用者の被服のボタン上又はその近傍に位 置した状態で用いられた場合の、本発明の襟元服飾品止め具の断面図である。

図５（友　本発明の襟元服飾品止め具を示した切欠き部を含んｔ二着用者が身に 着けた状態のスカーフの正面図である。

ｌ」Ω見農皇１贋 図１に示す本発明による襟元服飾品止め具］○（友　着用者（図示しない）のシ ャツ又はブラウス１４の前部１：、正しくは縦方向に着けられるネクタイ１２等 のあらゆる服飾品に用いることができる。本発明の襟元服飾品止め具１０１Ｌ　 その服飾品に付随する水平部材１６に滑動可能に取り付けられる。例えばネクタ イの場合、この水平部材（よ　ラベル又は同様の布製の部材を含む、一般にはネ クタイ前部のより広い部分に縫いつけられるか付着されており、通常ネクタイの テール部又は細くなった部分が通されるものである。

ネクタイ止め具１０は通常、広幅の布（ブロードルーム）、緘又は皮革等の柔ら かく、弾性のある素材により成る。また、第−及び第二の均一間隔のシャツの止 めボタン］８及び２０に嵌合させるための第−及び第二の伸長されたボタンホー ルを、その柔軟性素材は該部材の端近傍に含む。

図２の断面図により詳細に示されるよう１ミ　襟元服飾品止め具１０は着用者の ネクタイ１２及びシャツ１４の前部２２に対してほぼ平行な、縦方向に配置され る。止め具１０１ｔ、ネクタイ１２の前側部分２４に装着された水平部材１６に 滑動可能に係合する。

着用者は通常、ネクタイのテール部又は後側部分２６をこの水平部材１６に挿入 する。

前述のように、服飾品止め具］０はその端近傍にボタンホールとして機能する伸 長された切れ込みを含むが、これは止め具を第−及び第二の均一間隔のシャツの 止めボタン１８及び２０に着脱可能に取り付けるためである。この均一間隔で設 けられたシャツの止めボタン１表　矢印ｒｄ］で概ね示される所定間隔を隔てて 設けられている。実施例の一つで（友　止め具］０の伸長された切れ込み又はボ タンホールの長手方向中央部間の距離（表　均一間隔に設けられたシャツの止め ボタン間の所定距離ｒｄ］にほぼ等しい。

服飾品止め具］Ｏをネクタイの水平部材１６に滑動可能に取り付けることで、矢 印３０及び３１に概ね示される着用者の前部左横断する方向のネクタイの動きは 犬きく抑えられる一方で、矢印２８に概ね示される縦方向の動きはかなりの程度 自由なままである。ネクタイの縦方向の動きがかなり自由となったことで、着用 者の動き１：応じて、ネクタイ又は他の襟元服飾品が服飾品止め具１０の長手方 向に治って上下にすべることができ、結果として、襟元服飾品の見た目も良くな り、着用者の着心地も向上する。

例えＩ′Ｌ　着用者が着席している状態で（よ　ネクタイの水平部材がシャツの 止めボタン２０に向かってすべり落ち、着用者の襟元付近でネクタイがふくれ上 がったり曲がったりすることが防止される。同様１：、着用者が起立している状 態では水平部材１６がシャツの止めボタン１８に向かってすべり上がり、着用者 の首からネクタイが引かれて落ちてしまうことが防止される。このよう１：。

見苦しく曲がったり、着用者にとって不快となることなく、着用者のネクタイ又 は他の服飾品が着用者のシャツ又はブラウスの前部に沿って平らに保たれる。

図３に示すよう１：、襟元服飾品止め具］Ｏはその完成型において、広幅の布、 縁　また、皮革等の同様な素材を含む有様の素材から成る、長さが単一の柔軟性 部材３２を含む。この柔軟性部材３２に（よ　矩型、三角形、又は放射状に湾曲 した形状などの第−及び第二端部３４．３６を含む。止め具はさら（ミ　該柔軟 性部材の両端近傍に第−及び第二の伸長されたボタンホール３８及び４０を備え ている。前述したよう１：、本発明の実施例の一つで（表第−及び第二ボタンホ ール３８及び４０の長手方向中央部間の距離（友　均一間隔のシャツの止めボタ ン間の距離にほぼ等しい距離であるｒｄ］に概ね等しい。しかしながら好適な実 施例において１表　第−及び第二の伸長された開口部３８及び４０の長手方向中 央部間の距離ＬＬ　ｒｎＪ　を０．２５〜０．７５インチの範囲内としたｒｄ＋ ｎＪ　に等しい。

もう一つの実施例で（よ　止め具］０に（よ　その止め具の着用者を表したり、 製造者又は洋服店の商標を記すためのラベル、モノグラム　又は刺繍３３等を記 載又は印刷した表示部を含む。

伸長された開口部の長手方向中央部間の距離を、シャツの止めボタン間の所定距 離よりも大きくした本発明による服飾品止め具の利点を図４に示す。従来技術で （上　水平部材〕６がシャツの止めボタン１８の近傍又は近辺に位置した場合、 硬質の非弾性タイ止め具をこの水平部材に挿入することができなかったため、そ のその止め具を着けるのを断念したり、ネクタイの結び目を結び直したりしなく てはならず、そのあげく水平部材が結び目を結び直す前と同じ位置にくることが しばしばあつ翫ところが、伸長された開口部の長手方向中央部間の距離をシャツ の止めボタン間の所定の距離よりも大きくした本発明の服飾品止め具を着用する 場合に１上　部材の弾性により、またシャツのボタンを嵌合させる伸長された開 口部間の距離を大きくしたことにより、たとえ水平部材１６がシャツの止めボタ ン１８上又は近傍にきていても、着用者は容易かつ迅速に止め具１０ａを水平部 材１６に通すことができる。

本発明の服飾品止め具の使用（よ　ネクタイ等、水平部材が固定された服飾品に 限定されない。例え（′Ｌ　図５に示すよう１：、スカーフの両端５４及び５６ を把持して安定させるためのスカーフクリップ５２等の水平部材を用いてスカー フ５０等を着用するに１よ着用者］よ　本止め具をまずスカーフクリップ５２に 挿入し、次に着用者のブラウス又はシャツの前部の第−及び第二止めボタンに嵌 合させれＩｆ、本発明の止め具を利用することができる。

当業者による改良及び変更は本発明の範囲内であるとみなさ札以下の請求項によ る以外、本発明は何ら限定を受けるものではない。

フロントページの続き （７２）発明者　ロバートソン　ダーレンアメリカ合衆国、マサチューセッツ州 ０１７４１　、カーリスル、　マーティン　ストリート　１３４

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．多種の襟元服飾品のいずれにも使用可能であって、着用者の着用する襟元服 飾品の動きを、均一間隔で設けられた止めボタンを有したシャツの前部に沿って 制止するため、前記襟元服飾品に対して平行な縦方向に、かつ、前記襟元服飾品 の押えを受けていない部分近傍に配置され、前記襟元服飾品の前記押えを受けて いない部分に位置する前記襟元服飾品の水平部材に移動可能に取り付けられる止 め具であって、 第一及び第二端部を有した一定の長さの布様素材から成り、さらに、前記襟元服 飾品に固定されずに多種の襟元服飾品に使用可能な単一及び単体の柔軟性部材を 前記止め具が含み、前記単一及び単体の柔軟性部材は、前記第一及び第二端部に それぞれ近接する、着用者のシャツの前部上に均一間隔で設けられた第一及び第 二止めボタンを着脱可能に嵌合させるための、第一及び第二の伸長されたボタン ホール開口部を含み、前記第一及び第二の伸長されたボタンホール開口部の長手 方向中央部は所定距離だけ隔てられ、前記所定距離は前記均一間隔のシャツの止 めボタン間の距離に少なくとも概ね等しく、前記単一及び単体の柔軟性部材は前 記襟元服飾品水平部材の後方に移動可能に配置され、前記襟元服飾品水平部材及 び押えを受けていない部分の、前記縦方向に配置された止め具に沿った縦方向の 動きを自由とする一方、その他の動きはすべて概ね制止する止め具。
2. ２．前記第一及び第二の伸長されたボタンホール開口部の長手方向中央部間を隔 てる前記所定距離が、前記均一間隔のシャツの止めボタンの各々の間の距離より も大きい請求項１に記載の止め具。
3. ３．前記柔軟性部材が布で形成された請求項１に記載の止め具。
4. ４．前記柔軟性部材が皮革で形成された請求項１に記載の止め具。
5. ５．前記柔軟性部材が絹で形成された請求項１に記載の止め具。
6. ６．前記第一及び第二の伸長されたボタンホール開口部の長手方向中央部間の前 記所定距離が、前記均一間隔のシャツの止めボタン間の距離よりほぼ半インチ大 きい請求項２に記載の止め具。
7. ７．前記襟元服飾品がネクタイを含む請求項１に記載の止め具。
8. ８．前記襟元服飾品がネックスカーフを含む請求項１に記載の止め具。
9. ９．前記止め具がさらに表示部を含む請求項１に記載の止め具。
10. １０．前記表示部がラベルを含む請求項９に記載の止め具。
11. １１．前記表示部がモノグラムを含む請求項９に記載の止め具。
12. １２．前記表示部が刺繍を含む請求項９に記載の止め具。
13. １３．多種の襟元服飾品のいずれにも使用可能であって、着用者の着用する襟元 服飾品の動きを、均一間隔で設けられた止めボタンを有したシャツの前部に沿っ て制止するため、前記襟元服飾品に対して平行な縦方向に、かつ、前記襟元服飾 品の押えを受けていない部分近傍に配置され、前記襟元服飾品の前記押えを受け ていない部分に位置する前記襟元服飾品水平部材に移動可能に取り付けられる止 め具であって、 第一及び第二端部を有した一定の長さの布様素材から成り、さらに、前記襟元服 飾品に固定されずに多種の襟元服飾品に使用可能な単一及び単体の柔軟性部材を 前記止め具が含み、前記単一及び単体の柔軟性部材は、前記第一及び第二端部に それぞれ近接する、着用者のシャツの前部上に設けられた均一間隔の第一及び第 二止めボタンに着脱可能に嵌合させるための、第一及び第二の伸長されたボタン ホール開口部を含み、前記第一及び第二の伸長されたボタンホール開口部の長手 方向中央部は所定距離だけ隔てられ、前記所定距離は前記均一間隔のシャツの止 めボタン間の距離より大きく、前記単一及び単体の柔軟性部材は前記襟元服飾品 水平部材の後方に移動可能に配置され、前記襟元服飾品の水平部材及び押えを受 けていない部分の、前記縦方向に配置された止め具に沿った縦方向の動きを自由 とする一方、その他の動きはすべて概ね制止する止め具。