JPH06503981A - はき物、グローブ、ヘルメットおよびシールド用の空気膨脹式裏材 - Google Patents

はき物、グローブ、ヘルメットおよびシールド用の空気膨脹式裏材

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JPH06503981A JP4503339A JP50333992A JPH06503981A JP H06503981 A JPH06503981 A JP H06503981A JP 4503339 A JP4503339 A JP 4503339A JP 50333992 A JP50333992 A JP 50333992A JP H06503981 A JPH06503981 A JP H06503981A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 はき物、グローブ、ヘルメットおよび シールド用の空気膨張式裏材 発明の背景 本発明ははき物、帽子類のようなかぶり具、およびグローブ)のような着装品用 の空気膨張式裏材(lining)に関し、特に、ポンプを連結して裏材を加圧 しそして着装品内に空気を循環させるための単一の弁を有する、複数の区画室に 区切られた空気膨張式裏材に関する。該単−の弁は、圧力、従って該裏材の各区 画室の堅固さ、衝撃吸収性、安定性、弾性および快適さを制御するために圧力制 御するための圧力制御弁に連結する。
従来技術の簡単な説明 圧縮性の弾性材料、例えば気泡プラスチック発泡体、発泡ゴム等から形成された 、短靴および長靴用の靴の中底が提供されている。これらの靴の中底は限られた 衝撃吸収性を有するのみであるので、はき心地についての改良は僅かであるか又 は著しくない。
愚人かの従来の開発者は、つま足およびかかとの領域のいずれかに空気膨張式ク ッションを有する靴の中底を提示し、そして愚人かは上記の両領域の二つのクッ ショを換気する機構を有する。これらの例は次の通りである:英国特許第2.1 89.679号および同第357.391号、米国特許第3.180.039号 、同第2.716.293号、同第1.213.941号およびドイツ特・許第 3.144.207号。
あるはき物、特にスキー靴においては、外側の堅い外皮はプラスチックから成形 され、そして内部靴で裏打ちされている。外側の外皮の窮屈さに調節がされ、靴 の甲領域その他の部位を横切って空気袋が設けられ、そして該空気袋には該袋を 加圧するための空気ポンプが設けられているので、足のまわりに圧力を生じさせ 且つスキー靴にはき心地の良さを与える。米国特許第4.730.403号およ びドイツ特許第2.321.817号はこれらのスキー靴の代表的例である。
短靴用の水充填中底が最近商品名”ウオーク オンウォーター(Walk on  Water)”として市販されている。
これははき心地の良さを増大させるための試みであるが、水は重く、非圧縮性で あり、そして靴の中底は安定性について調節できず、衝撃吸収できない。更に、 水は凍結気候に使用するのに適しない。また、水漏れははき物的部を湿らせ、こ の内部は通気性でない。
別の最近市販された革新的商品は、米国特許第4.183゜156号、同第4. 340.626号および同第4.817.304号に開示されており、ここでは 空気膨張式中底又は靴底挿入物は、ハロゲン化炭化水素ガスを用いて永久的に膨 張されている。プラスチックを通じてのガスの拡散を防止するのは不可能なので 、膨張式挿入物又は中底は製造後間もなく圧力が急速に増加し、次いで圧力がゆ っくり減少するこ−1とが認められ、従って安定な状態を与えることができない 。空気膨張式部材の圧力も、用途および快適さの条件が変化することに応じて、 着用者が調節することはできない。
前述の従来の器具のいずれも、短靴又は長靴のはき心地の良さおよび歩き良さに 対して簡単で費用のかからない解決策を与えない。発泡体中底は限られた価値お よび限られた衝撃吸収性を有するにすぎない。スキー靴の加圧機構を含゛めて従 来の器具の残りは比較的複雑であり費用がかかり、そしてしばしば大きくなり過 ぎそして煩雑すぎる。従って、これらの器具は毎日の活動に受け入れ難い。
スポーツ用ヘルメットのようなかぶり具、特にフットボール用ヘルメットには空 気膨張式裏材を設けて、着用の快適さの改普がなされていた。しかしながら、こ れらの裏材は、外部からの空気ポンプを使用しなければならず、多数の区画室を 使用せず、空気圧力の調整に柔軟性がなかった。
発明の目的 本発明の目的は、加圧用に空気ポンプが一体化された、衣服および保護用道具、 例えばヘルメットおよびシールド(盾)又はスプリント(spl tnts)  、用の空気膨張式裏材を提供することである。
本発明の別の目的は、独立した圧力制御弁を備えた複数個の区画室を有し、これ により圧力、従って各区画室の裏材の軟らかさを制御できる、前述した空気膨張 式裏材を提供することである。
本発明の別の目的は、裏材の複数の区画室の各々を空気膨張用ポンプにおよび/ 又は圧力リリーフ弁化連結するのに使用できる単一の弁を提供し、これにより各 区画室内の圧力を別々に制御しそして調整することである。
本発明の更に別の目的は、費用のかからない構造を有する、前記の空気膨張式裏 材を提供することである。
本発明の更に別の目的は、分離され密閉室に分割され、各室に圧力制御弁および /または別個の空気ポンプが設けられた、空気膨張式裏材を提供することである 。
本発明の更に別の目的は、手動式に作動することができる一体化した空気ポンプ を備えた空気膨張式裏材を提供することである。
本発明の更に別の目的は、安定性を高めそして着用者にはき物の快適さを高める 、軽量の衝撃吸収性、弾性のはき物用裏材を提供することである。
本発明の更に別の目的は、アーチ形枕および着用者の足に適合した輪郭を有し、 好ましくは着用者の足をマツサージする、短靴、長靴およびサンダルのようなは き物用の空気膨張式の靴の中底を提供することである。
本発明の更に別の目的は、空気膨張式の靴の中底を含む空気膨張式裏材を提供す ることである。
本発明の他の目的は、通常の歩行が靴の中底を空気膨張させそして加圧し、そし て所望によりはき物的に加圧空気の循環を誘発するように計画的に2置した前記 の裏材および空気ポンプを有する、前記の靴の中底を提供することである。
本発明の更に別の目的は、前述した靴の中底および/又は上部裏材に空気循環溝 (チャンネル)および孔を設け、これにより通常の歩行運動が靴の中底およびは き物の中を空気循環せしめるようにすることである。
本発明の更に別の目的は、はき物に挿入することができる、靴の底、上部又は両 者用の空気膨張式裏材を提供することである。
本発明の更に別の目的は、空気ポンプで加圧できそして長靴内を空気循環させる ことができる空気膨張式の靴中底および空気膨張式上部裏材を与える、短靴又は 長靴等のはき物用の裏材を提供することである。
本発明の更に別の目的は、空気ポンプを用いて、圧力リリーフ弁で制御された圧 力に加圧された空気膨張式上部裏材を与える、短靴又は長靴のようなはき物用の 裏材を提供することである。
本発明の更に別の目的は、ポンプ作用を容易にしそしてはき物の衝撃吸収性を高 める内部バネを有する空気ポンプを備えた空気膨張式中底を有するはき物を提供 することである。
本発明の更に別の目的は、変化する着用者の重量および特別の運動に適合させる ために、調節可能なバネ力を与えるように交換できる内部バネを備えた、前述の 空気ポンプを提供することである。
他の目的および関連する目的は、本発明の下記の記載から明らかであろう。
本発明は、第1および第2のプラスチックシートから形成された、はき物および グローブおよび手袋のような着装量、およびその他の保護用道具(例えばかぶり 具、および腕、胴および脚のシールドやスプリント)用の選択された内側表面用 の空気膨張式裏材であって、該シートは該選択された内側表面、例えば短靴の底 、上側面又は背面、の形状および寸法を有しそして連続した継目で該シートの周 辺が結合され、これにより密閉された内部を形成する、上記の裏材を含む。該裏 材ははき物の一部又は挿入可能な裏材であることができる。この複数の連続した 継目は第1および第2の各シートの間に形成されて、密閉内部内に連通した複数 の管状通路を生じる。また、少なくとも一つの連続した継目が設けられ、該継目 は密閉した内部室を横断して、二つ又はそれ以上の分割された密閉内部室又は区 画室を形成する。該空気膨張式の裏材は、好ましくは中底の前もって選ばれた領 域内、好ましくはかかとの直下、に収容された空気ポンプを有する。このために 、プラスチックシート内に開口部を形成して空気ポンプを受容させ、そして開口 部の周りに好ましくは環状継目の形体の、連続継目を設ける。空気ポンプは大口 弁を有する可撓性、弾力性の球体であり、モして可撓性管に通じる排出口開口部 を有し、該可撓性管は好ましくは圧力制御弁まで延びそして次に空気膨張式靴中 底の内室まで延びている。圧力リリーフバルブは、空気膨張式靴中底内の圧力を 手動的に調節可能であるのが好ましい。圧力制御弁からの過剰の空気は靴中底の 下された溝に導入され、そこで靴中底内の密閉孔を通って靴内に排出され・る。
 本発明の他の態様においては、空気ポンプは手動操作用に、空気膨張式靴中底 の一つの側に設けるか、或いは靴中底に短靴又は長靴の上部を裏打ちするための 1個又はそれ以上の側部タブを設けることができる。これらの態様において、手 動式ポンプは側部タブ上に含ませることができる。
好ましくは、継目に上側および下側のシートを完全に通過して延びる複数個の貫 通穿孔が設けられ、空気および流体を、中底を通って流通させる。
[図面の簡単な説明] 第1図は、ポンプと調節自在リリーフバルブを有する空気膨張式くつの中底の平 面図である。
第2図は、空気ポンプおよび圧力リリーフバルブなしの第1図のくつの中底の図 面である。
第3図は、第1図の空気膨張式くつの中底とともに用いられるポンプおよびリリ ーフバルブ集合体を示す。
第4図は、第1図の空気膨張式の中底に用いる別の空気ポンプおよびリリーフバ ルブ集合体を示す。
第5図は、第1図の空気膨張式(つの中底の斜視図である。
第6図および第7図は、第1図の中底に用いられるポンプの断面図および平面図 である。
第8図および第9図は、第4図に示す別のポンプの断面図および平面図である。
第10図、第11図、第12図は、本発明に用いられる調節自在圧力制御弁の図 面である。
第13図は、ハンドポンプおよび圧力リリーフバルブを有する別の空気膨張式く つの中底の平面図である。
4s14図は、第13図に示すくつ中底、/%ンドポンプ、圧力リリーフバルブ の斜視図である。
第15図は、第13図に示す実施例に用いられる空気ポンプの断面平面図である 。
第16図および第18図は、第15図のポンプの逆止弁の断面図である。
第17図は、第16図の17−17− 線からみた図面である。
第19図は、第1.13図の19−19−線からみた断面図である。
第20図は、j[113,22,29図の20−20−線からみた断面図である 。
第21図は、くつの中底のまわりにライニング(裏材)を有する別の実施例の孔 を通る拡大断面図である。
第22図は、くつのかかとに空気膨張式側面タブを有する別の空気膨張式くつの 中底の平面図である。
第23図は、第24図の23−23−線からみた断面図であって、第22.29 .30図の別の空気膨張式くつ中底に用いられるハンドポンプを示す。
第24図は、第23図の24−24−線からみた断面図である。
第25図は、第23図の25−25−線からみた断面図である。
第26図および第27図は、第23−25図のポンプに用いられる逆止弁を通る 断面図である。
第28図は、第22図に示す空気膨張式(つの中底のかかとに配置された空気膨 張式側部タブの拡大断面図である。
第29図は、(つの甲の上に曲がる中間のおよび横の空気膨張式タブを有する別 の空気膨張式くつの中底の平面図である。
第30図は、空気加圧強制空気循環システムを有する空気膨張式ブーツライナー (裏材)を示す。
第31図は、第32図の31−31”線からみた拡大断面図であって、第30図 のブーツライナーの下で空気を循環させる空気吹込み器(ブロワ−)を示す。
第32図は、第31図の32−32−線からみた断面図である。
第33図は、別の空気膨張式くつの中底の平面図である。
第34図は、第33図の34−34′線からみた断面図である。
第35図は、第33図の35−35”線からみた断面図である。
第36図は、第33図の36−36′線からみた断面図である。
第37図は、第36図の37−37”線からみた断面図である。
第38図は、第36図の38−38”線内の領域の拡大凶である。
第39図は、第33図に示す空気膨張式(っの中底の斜視図である。
第40図は、別の空気膨張式中底の平面図である。
第41図は、第40図の41−41′線からみた断面図である。
第42図は、第40図の42−42”線からみた断面図である。
843図は、第41図の43−43′線内の領域の拡大図である。
第44図は、第40図の空気膨張式くっの中底の分解斜視図である。
第45図は、サンダル用の別の空気膨張式中底の平面図である。
第46図は、第45図の46−46′線からみた断面図である。
第47図は、第45図の47−47′線からみた断面第48図は、第45図の4 8−48′線からみた断面図である。
第49図は、第45図の空気膨張式中底の斜視図である。
第50図は、かかと部ポンプおよび離れた位置にある調節可能なリリーフ弁を有 する空気膨張式中底の平面図である。
第51図は、三つの内部室と、各基層の空気ポンプとを有する、空気膨張式中底 の平面図である。
第52図は、三つの内部室と、三つの夫々各室用の別個の離れた位置にある圧力 制御弁を有する、空気膨張式中底の平面図である。
第53図は、かかと部ポンプを有せず、三つの内部室と該三つの内部室の夫々用 の別個の手動式空気ポンプと第54図は、背部および中央部および横部の空気膨 張性室とアーク形枕部とを有し、各々が独立した空気ポンプと圧力リリーフ弁と を有する、別の空気膨張式中底の平面図である。
第55図は、かかとの裏材となりそして短靴の上部内側表面の甲側面となる、背 部および中央部および横部の空気膨張性フラップを有する、別の空気膨張式裏材 の平面図である。
第56図は、第55図に示された裏材とは別の空気膨張式裏材の図面である。
第57図は、第56図に示す上部裏材に適合する短靴の斜視図である。
第58図は、空気膨張式中底と、手動式ポンプおよびリリーフ弁とを有する上部 エアーバッグを備えた空気膨張式裏材の平面図である。
第59図は、第58図の裏材に適合する短靴の斜視図である。
第60図は、第58図に示す裏材とは別の裏材の平面図である。
第61図は、第60図の裏材に適合する、仮想線で示す短靴の斜視図である。
¥162図は、実線で示す短靴および第61図の裏材の斜視図である。
第63図は、別の空気膨張式中底の平面図である。
第64図は、第63図で示す裏材に適合する、実線で示す短靴の、斜視図である 。
第65図は、短靴の上部内側表面用の裏材を与える、背部および中央部および横 部の空気膨張式室を有する別の空気膨張式上部裏材の平面図である。
866図は、第65図に示す上部裏材に適合する短靴の斜視図である。
第67図は、本発明に使用する空気ポンプの縦断面図である。
第68図は、本発明に使用する別の空気ポンプの縦断面図である。
第69図は、靴の中底のかかと部に数個の室と空気ポンプとを有し且つ各室に別 個の圧力制御弁を有する空気膨張式中底を平面図で示す、本発明の一態様の組立 図(a+sembly view)である。
第70図は、二つの室を有し、各室が別個の圧力制御弁を有する、はき物用の上 部裏材の図面である。
第71図は、第69図の中底と類似するが空気ハンドポンプを用いて使用するた めの平面図で示した空気膨張式中底の組立図である。
第72図は、空気ハンドポンプを用いて使用するための、第70図の裏材と類似 した空気膨張式上部裏材の平面図である。
第73ないし76図は、空気膨張式上部裏材およびかかと部に空気ポンプを有す る空気膨張式中底を有し、それらの各々が多くの室と第76図に示すコネクター /圧力制御弁とを有するはき物を示す。
第77図は、手動式空気ポンプを用いて使用するための、第73図の裏材と類似 の空気膨張式裏材を示す。
第78図は、空気ハンドポンプを用いて使用するための、第70.72および7 4図の裏材と類似する空気膨張式上部裏材の平面図である。
第79および80図は、空気膨張式裏材のコネクター/制御弁を含む第73図の はき物用のっば(collar)ハウジングを示す。
第81ないし83図は、コネクター/圧力制御弁用の別のハウジングを示す。
第84図は、二つの室と靴の中底のヒール部に空気ポンプとを有し、各室は別個 の圧力制御弁を有する空気膨張式中底を平面図で示す、本発明の一態様の組立図 である。
885図は、第84図の中底と類似するが、空気ハンドポンプを用いて使用する ための空気膨張式中底を平面図で示す、組立図である。
第86図は、第42図に示す空気ポンプとは別の空気ポンプを、第40図の線4 2−42’に沿って切断した縦断面図である。
第87図は、第42および86図に示された空気ポンプとは別の空気・ポンプの 縦断面図である。
第88図は、空気ポンプ、および空気膨張式の中底および裏材を詳細に示す、第 73図の線88−88’に沿った縦断面図である。
第89図は、第88図に示す空気ポンプとは別の空気ポンプを示す、第73図の 線88−88’に沿った縦断面図で第90ないし98図は、空気膨張式上側裏材 、およびかかと部に空気ポンプを有する空気膨張式中底を設けたはき物を示し、 各々は複数の室と、該室を空気ポンプおよび/又は圧力制御弁に連結するための 二つのスイッチ弁を有する。
第99ないし102図は、第90ないし94図に示した態様に有効な単一スイッ チ弁の別の構造を示す。
第103図は、手動式空気ポンプと共に使用する、第90図の中底と類似の空気 膨張式中底を示す。
第104図は、第103図に示した中底と組合わせるのに有用な空気膨張式上側 裏材を示す。
第105図は、第103および104図の裏材を有するはき物の斜視図である。
第106図は、第103および104図の裏材と共に使用するための手動式ポン プの断面図である。
第107ないし110図は、グローブに適用した本発明の空気膨張式裏材を示す 。
第111〜117図は、ヘルメットに適用した本発明の空気膨張式裏材を示す。
第118図は、ボクサーのかぶり具に適用した本発明の空気膨張式裏材を示す。
そして 第119図は、保護用具に適用した本発明の空気膨張式裏材を示す。
[発明を実施するための最良の形態コ が平面図である。中底10は、実質的に同じ形状と寸法の第1シート12と同− 広がりの第2シート14とから形成される。第1および第2シート12.14は 爪先のまわり、中底10の側面、かかとおよびくつの甲のまわりの中間に延びる 連続周囲継目16で一体に結合される。
継目は、図面中で斜線領域で示されている。これは、継目領域を示すだけであっ て、断1を示すものではない。
第1および第2シート12.14は好ましくはプラスチックであり、最も好まし くは熱プラスチ・ツクであるので、従来の熱シーリングが継目を形成するために 用いられつる。最適熱プラスチツク材料は、ポリウレタンであるが、他の適当な 材料はエチレン、エチレンビニールアセテート共重合体、ポリエチレン、ポリプ ロピレン、ポリ塩化ビニ゛−ル等を含んでいる。天然または合成ゴムも用いられ つる。
第1シート12および第2シート14は、内側くつ底10を通る管状の相互接結 通路28を形成する複数の不連続継目34.36.37で一体に結合される。隣 接継目間の間隔は、通路28の寸法(直径)を制御する。また、継目のない広が りがアーチ桟部45および爪先桟部47のような空気桟部を形成する。桟部の寸 法および空間は、(つ中底を特別のくつに適用するさいの製造中に容易に変更さ れうる。したがって、従来のくつに一体のアーチサポートを適合させようとする 場合、アーチ形桟部は寸法を減少されうる。アーチサポートを与えるために、ア ーチ形桟部は平らまたはほぼ平らなくつ底を有するくつに用いるために拡大され うる。アーチサポートの堅固さは、中底内で空気圧の調節によって調整されつる 。
好ましくは、第17−ト12および第2シート14を完全に貫通しかつ継目領域 30によって完全に包囲された複数の貫通孔または孔32を有している。この目 的のために、継目は、第1、第2プラスチツクンートを通る各円形孔32を完全 に包囲する環状継目領域30を与えるように拡張されつる。第19−21に関連 して述べるように、第1、第2シートにそう各継目および継目付きチャネル(流 路)ならびに32は内側中底10の上下のチャネル間に連通をつくる。
図示するように、くつの甲はいくつかの縦不連続継目34.36.37を設けら れる。これらの継目は、中底10の爪先からく、つの甲を細分するほぼ横断不連 続継目38まで延びる。爪先は、追加の不連続継目40によって管状通路に細分 される。継目23は、この領域内で中底10の可撓性を改蓄するために、爪先と くつの甲との間の領域を横断して設けられる。これらの不連続継目の間隔、寸法 、数は、空気膨張式中底に嵌合されるくつの着用者に最大の履心地と便利さとを 与えるように大きく変更されつる。
空気膨張式内側中底10のかかとにおいて、連続ループ状継目42が、第1およ び第2プラスチツクシートを貫通する円形孔44を包囲する円形として設けられ てもよい。円形孔44は本発明の空気ポンプ50を受ける。
空気ポンプ50は、ちょう形弁56(後に詳述する)につながる底面にそった入 口を有し、また、圧力制御弁58に向かう一体の可撓性管48を通して空気を放 出するように働く。可撓管48は広い継目の下に置かれて、継目39によって内 側中底10の下面に形成されたチャネル内に定置する。逆止弁68は、圧力制御 弁58に接続された可撓管70と管48との間に接続される。
圧力制御弁58は、徨に詳述するように、空気膨張式中底10内の圧力を制御し 且つ固定して調整するために手動調節つまみ(ノブ)60を有している。圧力制 御弁58は、可撓管64に接続された排出ロア2を有している。可撓管64は、 連続周囲継目16を貫通し、第1と第2プラスチツクシートとの間の密封された 内部室に、好ましくは空気膨張式中底の爪先に直接に排出している。
プなしに、空気膨張式の中底10の平面図が示されている。図示するように、可 撓管64は周囲継目16をかいして連通していて、空気膨張式ライナー内に恒久 的に定置される。
第3図において、第1図に示す空気膨張式中底に用いられる空気ポンプおよび圧 力制御弁58の平面図が示されている。図示するように、空気ポンプ50は、底 壁の入口孔52を密閉する内部ちょう番弁56を有するほぼ平らな可撓性、弾性 球体66からできている。空気ポンプは、圧力リリーフバルブ58に接続された 短い可撓管70内に逆止弁68をかいして排出する可撓管48に一体に接続され る。圧力リリーフバルブ58は・2つの排出ロア2.74を有している。排出ロ ア2は、空気膨張式ライナー10の爪先内に排出する可撓管64に直接に連通し 、他方、排出ロア4は空気膨張式ライナー10から外部に排出する短い可撓管7 6に接続される。第1図に示すように、管76は広い継目領域51の下に好まし くは置かれて、中底10の下面に形成されたチャネル内に置かれ、これにより、 過剰空気がチャネルを通って流れるようにし、このチャネルで該空気は孔32を 経て中底10内を上方に流れる。これは、くつ内に強制空気循環をつくる。第2 人ロア4への接近が、調節つまみ60によって一定に調節される弁58の内圧調 整によって制御される。
第4図は、本発明に用いられる空気ポンプ57の別の実施例を示す。第、4図に 示す実施例においては、ちょう形弁および球体の底面の入口が取り除かれ、また 、入ロア8は可撓管のY枝部80内に設けられる。可撓管は逆止弁82に接続さ れてシステムへの新鮮な空気取入口として働(。構造の他のものは、第3図に関 連して述べたものとほぼ同じである。
第1図の空気膨張式中底10は第5図に斜視図で示されている。空気ポンプ50 を収納するかかとにある円形孔44と、中底の不連続継目間に形成された管状通 路とは、この図から明らかである。圧力制御弁58の寸法および位置ならびに調 節つまみ60はこの図の内に見られる。
第6.7図において、第1図に示す空気ポンプ50の構造を、詳細に説明する。
第6図は空気ポンプ50を通る断面図であり、また、空気ポンプ50に底壁の下 面上の複数の突起84が設けられて、その下面の下に自由な空気通路をつくるこ とを示す。空気ポンプ50の底壁は、単独の孔52を穿孔されて、空気ポンプの 内部への入口を与え、可撓プラスチックの単独のフラップ86がこの孔七に延び 、ちょう形弁56として機能するように一方の側線に枢結される。
第8.9図において、第4図に示されている別の空気ポンプ57はその底壁に突 起を有してはいなく、また、これらの機能が外部に装着された逆止弁82によっ て供給されるので、底壁内の孔52およびちょう形弁56を有していない(第4 図に関連して前述した)。
第10図から第、12図までは、圧力制御弁58を示す。
圧力制御弁58は、単独の貫通縦通路92を有するハウジング90を備えている 。通路92は、圧力弁に連通ずる慣通路94によって交差される。圧力弁は、横 通路94の弁座100に着座される弁部材としてポール98を有している1、ポ ール98は、つる巻きばね102によって正常閉鎖位置まで弾性偏倚される。つ る巻はね102は、慣通路94内に開口する内ねじ孔106内に受けられるねじ 調節プラグ104の端にスプリングスト、ツブ103を有している。プラグ10 4のねじ調節によって、弁座100にポール98を押し付けるばね102の張力 は一定に調節され、これにより、ポールを弁座から浮き上がらせるのに要する圧 力の程度を制御する。内ねじ孔は、排出口を通り可撓管76に排出する圧力弁か ら上流に連通ずる排出通路108を有している。
第13.14図において、空気膨張式中底の別の実施例が平面図で示されている 。この実施例は第14図において斜視図で示されている。第1および第2シート 12.14は、これらのシートのまわりに完全に延びかつ密封された内部室を形 成する連続周囲継目16で一体に結合される。可撓管64は継目内に形成される 。可撓管64は圧力調整弁58と手動空気ポンプ112に接続される。
これらの要素は、第15図から第18図までに詳細に示されている。空気ポンプ 112は、それが手で操作されて空気膨張式中底の加圧を許す位置において中底 10の中間に定置される。この位置において、ハンドポンプは着用者の足に接触 、またはこすったりしない。前述の実施例のように、第13図に示す空気膨張式 中底は、その面を横切る所定の位置で間隔をあけて複数の不連続継目134.1 36.137を有している。好ましくは、第1継目134は爪先から横にかかと まで延びている。かかとにおいて、半円形継目116は、周囲継目16まで延び る中間延長不連続継目118を設けられ、また、2つの追加の縦継目136.1 37はくつの甲を横切るかかとから中底の爪先まで延びる。複数の横断継目12 3は、第1と第2シートとの間で横に延びる管状通路を与えるように設けられる 。:れらの横断継目123は、中底10に可撓性能力を与える。アーチ形桟部4 5と爪先桟部47が設けられる。第20図において、継目116と管状通路11 9との下にある包囲空間139は、着用者の体重が継目116のまわりの領域に 置かれたときに、つぶれ、また、着用者の体重が取り除かれたときに、図示する 形状にたわむ。その結果、つぶれた空間139は歩行中に容積を連続的に変え、 したがって、くつ底の下のチャネルを下り、孔32を通る空気流を誘導する空気 ブロワー(空気吹込み器)として働く。
第15図から第18図までにおいて、圧力調整弁58と空気ポンプ112との小 集合体が説明される。第15図に示すように、圧力調整弁58は、第10−12 図を参照して前述したものと実質的に同じである。しかし、空気ポンプ112は くつの着用者の内(るぶしに対して横に置かれるほぼ長円形の可撓弾性球体12 0である。
両端において、空気ポンプ112には、可変設計および形状の逆止弁が設けられ ている。
第16図は、適当な排出逆止弁128を示す。弁128は、空気ポンプ112の 排出通路124を横切ってlかれたワッシャ132によって形成された弁室13 0を有している。垂直脚138を有するサポートスパイダ126は、弁室130 内に置かれ、また弁室130の底壁146のポート144に着座する平らな円板 142と弾性プラグ140とによって形成される弁部材を中央で支持する。
空気ポンプ112は、弁室150を横切って延びる環状ディスク152を有する 大口弁室150を有している。
このディスクは弁室内に固定される。支持脚138を有するスパイダ126は弁 室内に設けられ、また、円板142を有する弾性弁プラグを中央から定置する。
円板142は、環状ディスク152の口部154に着座しかつ大口弁の弁部材と して働く。可撓性弾性球体120の底壁158は、弁室150に連通する口部1 57を有している。
前述したように、第1および第2プラスチックシート間の種々の継目は、中底が 膨張されたときに、管状の通路を形成する。第19図は第1.13図の19−1 9−線からみた断面図であり、中底の膨張形状または外形を示す。前述したよう に、周囲継目16は上下シート12゜14を一体に固定し、他方、不連続内側継 目34,36゜37はほぼ管状の通路28およびアーチ形桟部45を形成する。
前述したように、第1および第2シート12゜14は、周囲継目16を越えて示 されている。それらは、フラップ156を形成する領域を除いて、周囲継目16 と同一面に切断されうる。継目16は、中底をくつ類に固定するために、継目ま たは接合領域を与えるのに十分な広さにつくられつる。
第19図は、集合体内の圧力制御弁58が第1.第2プラスチツクシートの上方 に折り曲がったフラップ156の下に配置され、これにより弁58と着用者の足 との間のいかなるこすれ接触をも回避する。弁は軟織物またはスポンジ層(図示 せず)によって増加されつる。前述したように、継目は中底10の下面に設けら れている同一空間内のチャネル155を形成する。これらのチャネル155は、 第1または第13図に示す継目のパターン上に連通網状に交差する。この連通網 は中底10に嵌合されたくつ内で強制空気循環のための分配器を形成する。
からみた断面図である。図示するように、半円形継目116は、かかとでかなり の寸法の環状管状通路119.22を形成する。前述したように、孔32が継目 を通り、第1および第2シート間で種々の位置で設けられ、また、空気及び/又 は水蒸気が、矢印線96によって示されるように孔を通過する。
第21図は、代表的な孔32を通る断面図である。第1シート12と第2シート 14との間の継目はこれらのシートを均等のバンドに溶接する。最適実施例にお いては、シート121.14が中底10の履き心地を強化するために、織物、プ ラスチックフオーム等の外層99.101によって覆われうる。また、必要に応 じて、外層101は、ライナー内に熱を保持するために、第30図のブーツライ ナーに特に適したアルミニウムフォイルシート間のポリプロピレンフィルムのよ うな反射性絶縁フィルム等の絶縁層であることができる。
第22図において、第13図に関連して前述したように、はぼ同じ構造を有する 空気膨張式中底162が示されている。しかし、この空気膨張式中底はかかとに 側部フラップ164を有している。フラップ164は、平らに折り曲げられ、平 面図で示される。図示するように、宵lおよび第2プラスチツクシートには、中 底のまわりの周囲継目16とともに好ましくは連続した周囲連続継目166と一 体にシールされた、後方に、延びる一般に長方形状のフラップが設けられる。さ らに、複数の縦継目168は、複数の内通路を与えるために、側部フラップ16 4内に設けられている。これらの継目は、膨張されたフラップの厚みが過剰にな らないように、薄いか狭い通路を与えるように接近して離隔される。側部フラッ プ164は、可撓管172を通して排出する破線で示された空気ポンプ170を 支持する。可撓管172はフラップ164内に恒久的に固定される。
第22図の実施例に用いられる空気ポンプ170は、第23−25図に断面図で 全体的に示されている。第23図は空気ポンプの平面図であり、また、球体17 4内部174を示す。管状T継手176は、ポンプ用の排出逆上弁178と放出 弁180とを含んでいる。管状T継手176のベース11182はポンプの球体 174の側壁184を貫通し、テネシー州ナツシュビルの5chrader人u tomotiVe社から市販されているタイヤ弁コア部品N017595のよう な従来の圧力放出弁180を受ける。管状T176の他端は球体170内に含ま れ、また、流体流の球体170内への防止するように向けられる小逆止弁178 を収納する。この弁は球体170からの空気を受け、また、可撓管172を通り 空気膨張式の中底までの通路用の管状T継手176内に空気を排出する。好まし くは、ベルクロバンド191がポンプをフラップ164に固定するように壁18 8の下1面に取り付けられる。
管状T継手176の第3#Aは、前述したように、可撓管172に接続する管1 86を受ける。球体174の底壁188は、大口弁として働(ように内底面上の 一方の側にそって枢結されたちょう形弁192を有する孔190の形体の入口を 有している。
空気ポンプ用の逆止弁178は、第26.27図に示されている。第26図にお いて、逆止弁178はその閉じた位置に示され、0リング194の形体の弁部材 が弁棒198によって弁座196に弾力的に印加(biased)される。弁棒 198はリテーナと弁室の底面との間でつる巻きばね202を受りるリテーナと して働く円板200から上端においで付属している。空気が管状T継手176内 に放出されたときに、空気は弾性ばね202の張力に抗して弁部材を追い出し7 、空気が管状T継手176内に流れ、可撓管172を通して第27図に示すよう に上気膨張式内側中底に流れるようにする。
第28図において、中底の側部フラップ164の拡大図が示されている。可撓性 排出管172は中央継目領域204を貫通ずる。領域204は、第23図から第 25図までに示す空気ボ〉プ170の集合体および管に対して安全性と支持とを 与えるのに十分な大きさになっている。空気ポンプ170は破線で示されている 。フラップ164を通る開口部206は、ポンプ170を可撓管172に固定す るための方法を与える。二の装着は、フラップ164に対して空気ポンプ170 の可撓性弾性球体が偏倚力を与える。
空気膨張式中底10は代案として、第29図に示す中央側部フラップ208およ び横倒部フラップ210のような1またはそれ以上の側部フラップを設けてもよ い1゜好ましくは、これらの側部フラップは十分な長さがあり、着用者の足の中 上に折り畳まれるように(つの甲に配置される。これらの側部フラップは、着用 者の足上に折り畳まれたときにそれらが一緒に締め付けられるように、それらの 端の各々においてベルクロのような鉤状織物取付体215を支持するバンド21 2を与えることによって一体に取り付けられうる。側部フラップの各々には密閉 された内部を形成する周囲継目214が設けられる。
その内部は、空気膨張式中底の周囲継目16の開口部216をかいして連4通し 1、これにより側部フラップ208.210が膨張される。中底ははき物の内側 くつ底に、適当な場合にははき物の上方の内側に、縫い付けまたは接着継目16 によりてはき物に固定できる。
一方の側部フラップ210は、破線で示される空気ポンプ170を支持する。ポ ンプは、第23−25図を参照して前述された。ポンプは、第1および第2プラ スチックシート間の中央密閉領域204内に固定される。好ましくは空気ポンプ は、空気ポンプの手動操作のために容易に手が届くようなくつの甲の領域に配置 される。この適用のために、開口部が外底の上方部に設けられつる。
第30図において、ブーツの全上方領域に対して空気膨張式ライナーと一体化さ れた空気膨張式中底224が示されている。中底224が単純化された図中に示 され、それは前述したすべての要素および特徴を有している。
この目的のために、中底224は、そのかかと部分の後方において、一体のフラ ップ226を有している。フラップ226は、垂直に折り畳んだときに中底の爪 先のまわりに完全に延びるようにするのに十分な距離で横方向且つ中央方向に延 びる3、好ましくは、この大きいフラップはブーツの上方用ライナーを形成する 。フラップ226は、中底の下で折り曲がり、中底に接着される同一空間のタブ 228を有している1、タブが湾曲した爪先のまわりに形成されなければならな いので、この同一空間のタブは折り目を形成せずに湾曲された面のまわりに折り 畳むように複数のV字形切欠き230を有する。垂直フラックロのような複数の 織物取付バンド234が設けられる。
このようにして、ベルクロのバンドはフラップ226の中央#A236に設けら れ、共同ベルクロバンドが横端238上にフラップ226の反対側に置かれ、中 底の爪先のまわりに巻き付けられたときにフラップ226の端を一体に固定させ る。好ましくは、フラップ240.242はブーツの甲に嵌合するようにくつの 甲の中央および慣側面に設けられ、また、各フラップには両側の同一空間のベル クロバンド244が設けられ、これにより、フラップが着用者の足の中上に折り 曲げられ、ベルクロ取付織物のバンドと一体に固定される。フラップ226のく るぶし領域246の上方部分は、好ましくは中央および横延長タブ248.25 0を有している。タブ248.250は両側に同一空間のベルクロバンド251 を支持して着用者のくるぶしのまわりにこれらのタブを固定させる。
空気ポ〉・プ170は、フラップ226内に設けられ、また、この空気ポンプは 第23−25図に示されたちのに類似した破線によって示され、かつ、第22− 29図に示される装着物に類似して装着される。さらに、中底のかかとは、くつ を通る強制空気循環を含む空気ブロワ−260を受ける開口を形成する連続円形 継目254を有している。ブロワ−への空気入口は、タブ226にそって延びか つ第30図において破線で示される可撓管25ブロワ−は11!! 3.1図お よび第32図に詳細に示され、また、新鮮な空気入口用の上述した可撓管256 を有している。新鮮な空気入口は、ブロワ−の可撓性球体260内の上方室25 8と、入口室262と、出口室264とに連通する。入口室262および出口室 264は横断壁266によって分離される。孔267.268が各隣接室262 .264の頂壁内にそれぞれ設けられ、空気ブロワ−の可撓性弾性球体260の 室258内に開口する。可撓性プラスチックシート材料のフラップ270が入口 室262に連通し、可撓性球体の底面にちょうつがいで結かれて、入口ちょう形 逆止弁として働(。可撓性シート材料の類似のフラップ272は、排出ちょう形 逆る。
第32図に示すように、好ましくは複数の孔274が出口室264の周囲に設け られて、中底の下で空気をくつ内に放出させるようにし、これにより空気膨張式 中底の管状通路間に形成されるチャネルを下って空気を強制する働きをし、空気 が中底の複数の貫通孔を通って循環されるようにし、中底の上下でくつを通して 強制空気循環をつくる。
第33図−39図に示す空気膨張式中底は、第1図に示すものにほぼ類似するが 、しかし多数の継目25が設けられ、これは継目間に形成された空気チャネル2 1の直径を減少させ、これにより中底の厚みを減少させる。
これは、中底が既存のはき物類に容易に挿入または取り出すことができるので、 既存のはき物類に中底を使用させることが望ましい。この効果は第34図に見ら れる断面図において明らかである。この実施例においては、周囲チャネル20は 、より大きい安定性と把持性を与えるために他のチャネル21よりもわずかに大 きい。第35図において、中底の甲を通る断面図がチャネル45.49を示し、 これらは大きい桟部を提供し、従ってアーチサポートを着用者に与える。
*36図は、第33図に示す空気膨張式中底の内部膨張ポンプ53を通る断面図 である。ポンプ53は膨張式室ポンプであり、また、中底が製造されるシート材 料を通る孔44を包囲する円形継目42によって形成された凹部またはくぼみ内 に嵌合する。このポンプ53は、その直径が孔44の直径よりも大きいので、穴 の下に保持される。ポンプ53は第6.7図に関連して述べたように、ポンプ5 0に類似し、空気通路用の間隙を与えるようにその下面に複数の突起84を有し ている。ポンプ53は、上方シート55が結合された底シート54を有するよう に形成される。好ましくは、底シートは環状平継目を与えるように相当の直径を 有し、その継目は中底の孔44を通して押し出すことを防止するように十分な幅 (第39図)を有している。可撓管59は空気ポンプ53に連通し、第33.3 9図に示す逆止弁68と圧力制御弁58とに通じる。ポンプ53の側壁内の六6 1は管59内に開口する。これらの要素は、第1図の同要素に関連して詳細に述 べた。
に詳細に示されている。そこに示されているように、空気ポンプの底壁54は、 スパイダー127によって支持された弾性プラグ129によって閉じられている 孔62を有している。部分的真空がポンプ53内に形成されたときに、ポンプの 室の膨張によって、空気が弁プラグ129を通過し、ポンプの室内に流れる。着 用者のかかとがポンプ53を圧縮したとき、プラグ129は孔62を密封し、管 59と逆止弁68とをかいして空気を強制する。好ましくは、弁構造は隆起円形 リブ87によって包囲されて、空気ポンプが完全に圧縮されたときに、スパイダ ー127およびプラグ129に損害を与えることを防止する。好ましくは、板4 1はポンプ53の上面の下に置かれて、この面を強化しかつ丈夫にする。
プラグ129は、中底または空気膨張式くつ底を有するはき物が洗濯されるとき 、水の浸入に対して入口孔を密閉するように働く。空気ポンプ53内に部分的に 真空がつくられないので、水がプラグ129を通過して進入できない。
第40図から第44図までにおいて、中底に対して支持下張りを有する空気膨張 式中底の実施例が示されている。この実施例ははき物用の着脱自在の中底用のも のである。それは特に有用であるが、しかし、はき物、特に陸上競技用はき物ま たはスリッパ、モツ力シン等の家内履物において恒久部材として有用である。現 在市場にあるいくつかのスリッパは、着脱自在な発泡体中底で満たされた空間パ によって分離される2つの織物底部を有している。この実施例は、発泡体底部の 代替物として挿入されうる。中底10は、第1図に関連して図示し述べてきたも のに実質的に同じである。第44図に示すように、中底は、その形状に一致する 周囲に完全に延びる上方に曲がった縁88を有する支持下敷き75と組み合せて 用いられる。空気ポンプ73は下敷き75とともに一体に形成され、第42図に 示すように、中底10の円形チャネル22が、上方に曲がった周囲縁88と空気 ポンプ73との間に形成された円形トラフ95内に受けられる。
代案として、空気ポンプは第8.9図に示すように分離して形成され、また、下 敷き75に組み付けられうる。
この実施例においては、空気ポンプへの入口弁が下敷き75の中間縁に設けられ る(第44図)。ポンプ73は、第4図に示すポンプ57に類似するY宇形端を 有する連通管48を有している。この連通管48は、下敷き75内に一体に形成 されうる。入口逆止弁82は(つ内に開放端を有している。出口または排出逆止 弁68は、圧力制御弁58に延びる管70に連結される。
jli41図に示すように、ポケーット77は(つの甲の領域にそって下敷きの 中間縁に隣接して形成される。このポケットは圧力制御弁58(第41.43図 )および逆止弁68.82(第44図)を受ける。ポケットは、ベルクロバンド 89によって閉じた状態に保持されうるフラップ156によって好ましくは閉じ られる。
本発明は、一体の空気膨張式くつ底としてはき物に用いられつる。第4.5図か ら第49図までは、はき物の恒久的部材として、本発明に含ませる。その目的の ために、サンダルまたは水底の靴が示されている。しかし、従来のくつまたはブ ーツの上方部分が図示する(つ底に恒久的に取り付けられうることは明らかであ る。このような用途においては、底は、第29.30図において示されるような 空気膨張式ライナーを有することができる。図示する用途においては、サンダル は、その下面に底を設けられかつ外底の上縁の雨中間横側面から延びる従来のス トラップとを設けられた従来の外底85を有している。
ストラップは、第46図に断面図で示されるように、外底85内−に形成されつ る。ストラップ81は着用者のアーチまたは爪先上に相互に接続し、また、この 目的のために、従来の方法で両嵌合面上にスロット101及び/又はベルクロ取 付バンド83を設けられつる。外底85は上面内の(ぼみ107を有することが でき、また、本発明の空気膨張式ライナー10がくぼみ内に受けられつる。この ライナーは、流通路21および爪先桟部47について述べたものと実質的に同じ である。好ましくは、ライナーは縫合、適当なセメントもしくは接着剤または溶 剤溶接によって外底85の上面に恒久的に固定される。
恒久取付は、空気膨張式の周囲線16にそって行われる。
代案として、空気膨張式中底は、中底の周囲線16の下側でかつ外底85の嵌合 周囲縁のまわりに加えられうるベルクロ取付織物バンドによって着脱自在に取り 付けら第48図に示す、ように、空気ポンプ73は、外底85内に一体に形成さ れうる。これは、ポンプがサンダルのかかとに一体になっているので、サンダル にとって特に有利であり、また、追加のフラップまたはバンドがポンプの装着の ために必要とされない。空気ポンプ73の側壁内の孔91は、入口逆止弁82を 有するY字形端(第4図)と管70に接続された排出逆止弁(図示せず)を有す る管48に連通ずる。第44.49図に示すように、管48は継目39の下にあ る。外底はくっの甲の領域に隣接して中央縁にそってポケットを好ましくは形成 されて、圧力制御弁58および逆止弁68.82を受ける(ぼみを与える。この ポケットは、中底10のフラップ156によって閉じられ、かつ、ベルクロ織物 バンド(図示せず)に固定される。い(っかの用途(例えば、海浜履物)におい ては、孔32は排除され、また、圧力リリーフ弁58から排出管76がくぼみ1 07の外側に向けられうる。第10図に示すように、管76は圧力リリーフ弁5 8の過剰圧力リリーフポート74に接続される。
第50図を参照すると、離れた位置の圧力制御弁58を有する、本発明による空 気膨張式中底の平面図が示される。このために、空気ポンプ逆上弁68から延び る可撓性の管70は、底部領域を越えて延びるのに十分な長さを有する。同様に 、制御された空気を弁58がら中底の密閉された内部室に導く可撓性の管64、 および過剰の空気を圧力制御弁58がら中底の下に導く可撓性の管76もまた、 底部領域を越えて延びるのに十分な長さを離れて位置するのを可能にする。例え ば、弁58は、着用者に容易に近づくことができる、短靴の上部の側部に位置す ることができる。所望により、可撓性の入口管71もまた、底部から離れた位置 まで延びるに十分な長さであることができる。
第51図を参照すると、前に第50図を参照して記述した中底は、横部フラップ 169および中央部フラップ173を設けることにより、更に変更されている。
これらのフラップは第22および28図のフラップ164および第29図のフラ ップ210と実質的に同じである。
これらのフラップは、第1および第2のプラスチックシートを重ねて延ばし、そ してそれらの周辺を縫い合わせて、密閉された内部室を与えることにより形成さ れ、そして各フラップ内に管状通路を形成する複数個の不連続継目168を有す る。好ましくは、各フラップに手動式の空気ポンプ170を、その出口が該フラ ップの密閉内部室に向くような位置に設ける。各フラップは、中底の密閉内部室 に開放した管状の通路216を少なくとも一つ有する。
中底は、中底の密閉内部室を完全に横断する継目179を有し、これにより密閉 された内部室181および183を形成する。密閉された内部室183は中底に アーチ形桟部を与える。別の連続継目167は更に内部室181を、前部又はつ ま先の密閉内部室165とかかと部の密閉内部室】63とに細分する。中央(又 は内側)側部フラップ173は密閉内部室183に開放した一つの管状通路を有 し、そして横側部フラップ169は密閉内部室181に開放した一つの管状通路 を有するので、手動式空気ポンプ]70を、密閉され細分された各内部室の空気 膨張圧を夫々穂立して調節するのに使用することができる2、かかと部ポンプは 、かかと部密閉内部室163に、制御圧力リリーフ弁で制御された空気膨張圧を 与える。圧力リリーフ弁58から放出される過剰の空気は、管76により中底の 下の排出口および靴の下敷き、例えば靴の外底、に送られ、ここで該空気は、中 底の下側面に形成されたチャンネルに沿って流れそして空気膨張式中底の孔32 を通過し、これにより、第1図を参照して前に記載したのと同じようにして、靴 内を空気循環させる。或いは、管76は靴の外側まで延びて、過剰の空気を靴の 外に排気することができる。
第52図を参照すると、三つの同じの細分された密閉内部室163.165およ び183は1個の空気ポンプ73により加圧され、そして各室は別個の独立した 圧力制御弁58a、58bおよび58cを有する。本出願において、圧力制御弁 は縦に一連に連結され、弁58aがらの過剰の空気は可撓性管76aによって次 の弁58bに送られ、そして圧力制御された空気は管64aにより、細分された 密閉内部室163に送られる。弁58bは、弁58aよりも僅かに低圧に設定さ れ、そして制御された圧力の空気を、管64bを通して密閉内部室183(アー チ形桟部)に排出し、そして過剰の空気を管76bを通って次の弁、58oに排 出する。後者の弁は、制御圧力の空気を管64cを経て密閉内部室165に排出 し、一方、過剰の、空気を、管76cを経て中底の下の位置、即ち、中底と靴の 底部との間、に送る。弁58aないし58cを連結して、かかと領域が最高圧、 つま光領域が最低圧、そして甲部領域が中間圧となるように示したが、これらの 領域の相対圧力は管64a、64bおよび64Cの排出口位置を切換えることに より変えることができる。また、第51図に関連して前に述べたように、弁58 からの過剰の空気は、靴内に、空気膨張式中底の下に排気して、靴内を強制空気 循環させるのが好ましい。
第53図を参照すると、本発明は、三つの分離した密閉内部室163.165お よび183を有する中底に適用した場合として示されている。内部室163およ び165は、各室内で管状通路を形成する不連続継目を有する。室183は継目 がないのが好ましく、これにより空気膨張式アーチ形桟部を形成する。各密閉内 部室は、中央部フラップ173、横部フラップ169およびかかと部フラップ1 53のような隣接するフラップを有する。
各フラップは、周囲が縫い合わされた第1および第2のシートから成る、重なる 付属物から形成され、そして複数個の不連続継目を有して内部の管状通路を形成 する。
各フラップは、加圧空気をフラップおよび底部の密閉内部室に排出する位置にあ るハンドポンプ170を有する。
ここで該内部室はフラップの管状通路と連絡している。
第54図は、第53図に示したものと類似するが、裏材の密閉内部室が、更に縦 方向の連続継目222および連続継目193によって細分されている、別の空気 膨張式中底の平面図である。ここで連続継目222はかかと部の内部室を右室1 95および左室197に分割し、そして連続継目193はつま先部の内部室16 5を右つま光重199と左つま光重201に分割する。室183は第53図を参 照して前に記述した通りである。裏材に形成されたこれらの室の各々は隣接する フラップ169.173.153.159および143を有し、そして各フラッ プは、手動式空気ポンプ170を夫々の室の内部に連絡する管状通路を形成する 複数の不連続継目を有する。
該フラップは、空気膨張式中底の周辺に沿って、便利な且つ目立たない位置にあ ることができるので、空気ポンプおよび関連する制御弁は、通常の活動を妨害し 得る構造体を設けることなく近づくことができる。
いくつかの適用においては、前記の空気膨張式中底のいずれかを、はき物の上表 面用の空気膨張式裏材と組合わせるのが望ましいであろう。或いは、空気膨張式 裏材をはき物の上部内側表面のみに設けるのが望ましい場合もある。かかる適用 において、第55図は、はき物の上方部分の内側表面のみを覆う適当な裏材22 7を例示する。この裏材227は、該裏材が中底をもたない以外は第30図の裏 材と実質的に同じである。この裏材227は、折りたたんだ時にフラップ226 が靴のつま先辺りに十分に延びて、短靴又は長靴のようなはき物の上方部用の裏 材を形成するに十分な長さだけ横方向および中央(内側)方向に延びるかかと部 フラップ226を有する。
フラップ226は、はき物の通常の中底又は空気膨張されていない中底の下に重 なることができ、そして該中底に結合又は縫い合わせることもできる、同−広が りのタブ228を有する。或いは、該タブは、はき物の上方部分の下端に向き合 って横たわるように折り畳むことができる。タブ228は、はき物の曲線状つま 先辺りに形成されなければならないので、この同−広がりのタブ228に複数個 のV字形ノツチ230を設けて、しわを形成することなくこの曲線面のまわりに 折り畳むことができる。このフラップ226にベルクロ(Velcro)のよう な織物製取付バンド234を複数個設けて、反対側の端部236および238を 確実に結ぶことができる。従って、ベルクロバンドはフラップ226の中央端2 36に設け、協同作用をするベルクロバンドを反対側のフラップ226の横端2 38に置き、これによりフラップ226の端部は、中底のつま先のまわりに巻い た時、しっかりと結び合わされる。好ましくはフラップ240および242は足 の甲の中央側面および横部側面に設けて長靴の甲の部分の上にぴったり合うよう にし、そしてこれらのフラップの各々に、反対の両側に同じ広がりのベルクロバ ント244を設けて、着用者の足の甲の上で該フラップを折り畳むことができそ してベルクロバンド取付織物で確実に結合させることができる。フラップ226 のくるぶし領域246もまた、同じ広がりのベルクロバンド251を有する、中 央方向および横方向に延びるタブ248おくるぶしの周りにこれらのタブを固定 させるのが好ましい。複数個の貫通孔32が裏材の第1および第2シートに形成 されそして連続した円形継目により囲まれて、裏材を貫通する換気穴を与え、空 気と湿気の自由な移動を可能にする。
空気ポンプ170がフラップ226内に設けられ、そしてこの空気ポンプは第2 3ないし25図に示されたものと同様に破線で示され、第22および29図によ り示された取付体と同様に取り付けられる。
第56図は、はき物の上方部分の内側表面のみに用いるための、別の空気膨張式 裏材を示す。この裏材203は、はき物の上部の内側部および甲部領域に横たわ るように意図された、従属した側部フラップ207および209を有するかかと 部フラップ205を有する。前部のノツチ257はつま先裏材を形成し、そして 裏材が屈曲してはき物の上部分の形状に適合するのを可能にする。
所望により、空気膨張式舌状体211を、裏材の従属したフラップとして設ける ことができる。好ましくは、手動式空気ポンプ171は、裏材の基部160上で 、かかと部フラップ205の上端に隣接した位置に設ける。ポンプ171は、第 67図および68図を参照して後に詳しく記述する。該基部は裏材の空気膨張さ れていない延長部であることができ、裏材の第1および第2シートのいずれか又 は両方から形成することができる。この空気ポンプは入口177および手動式圧 力リリーフ弁175を有する。或いは1、空気ポンプ、入口および弁は舌状体2 11の上端上に位置することができ、最も好ましくは、仮想線で示したように、 該舌状体の基部161上に位置する。該舌状体は曲がるようにノツチ259を有 することができる。タブ228を裏材の下端に沿って設けて、裏材をはき物の内 部表面に結びつけることができる。ノツチ230を、タブ228に可撓性を与え るために設けることができ、これによりタブをはき物に合わせた時、タブのしわ が避けられる。
第57図は、両枠皮219の中央端に沿った巨大217に慣用の締めひもを有す る運動靴213を示す。裏材203(第56図に示したもの)は陰蔽体線で示さ れ、ここでは靴内にありそして靴の側面で隠されている。空気ポンプ171は、 靴のかかとの後部から突出するように示されている。
第58図は、空気膨張式中底221、かかと部フラップ187、および前方のエ アパック286を有する別の裏材を示す。かかと部フラップ187は、密閉され た内部室を形成するように周囲継目を有し、そしてその上端に隣接し、好ましく はかかと部フラップ187の基部275上にある手動式空気ポンプ171を与え る。かかと部フラップ187は複数の不連続継目168を有して内部空気通路を 形成し、中央通路277は220の位置で空気膨張式中底221の密閉内部室に 開かれている。空気膨張式中底は、空気通路を形成しそしてかかと部桟部287 およびアーチ形支持枕部45のような枕を支持する複数の不連続継、目を有する 。
エアバッグ286は、裏材の第1および第2のシートから成り、周囲が継ぎ合わ された前方フラップにより形成される。継目はつま先で開いて、中底221と前 方エアバッグ286との間を連絡する空気通路288を与える0、空気は中底2 21とエアバッグ286の間を流れ、該エアバッグは足の上にあり、足の周りを 一定圧力に維持しながら靴内で足が曲がるのを可能にし、これによりきつい締め ひもの安全性を保持する。中底221とエアバッグ286との間の空気の流速は 、通路288の直径、即ち大きさ、により制御できる。好ましくはエアバッグに アーチ形継目145および曲線状継目154のような不連続継目を複数個設けて 、中央支持枕部271、横部支持枕部273および足の甲の上方の支持枕部27 6を形成する。エアバッグ286は、第59図に示すように各側部に延びて側部 裏材としても役立つ。所望により、中底221なしでエアバッグ286のみを設 けることができる。
第59図は、靴213に収められた第58図の裏材を示す。空気ポンプ171は 靴の、かかと部の上端に支持され、そして明確に図示するために、図面から入口 およびリリーフ弁を省略した。該靴は、巨大217を貫通する慣用の締めひも2 18および外底85を有する。中央支持枕部271は靴の中央側面および頂部に 沿って横たわり、そして横部支持枕部273は靴の反対側上の同じ位置にある。
支持枕部276は、靴の舌状体235の下部第60図は、空気ポンプ171を備 えたかかと部フラップ187を有する別の裏材185を示し、それらの全ては前 に第58図を参照して記載した通りである。空気膨張式中底221は中央の空気 膨張式フラップ223と横部の空気膨張式フラップ225とを有し、それらは、 密閉内部室を形成するように周囲が継ぎ合わされた第1および第2シートから成 る、同じ広がりを持つフラップで形成される。該フラップは管状通路を形成する 複数の不連続継目141を有し、該継目は該フラップの端部より前で終わって桟 部又はエアバッグ、280および282、を形成する。中底221の周りの周囲 継目は、中央および横部フラップの各管状通路に開放して空気流通性を与えるの が好ましい。中底221とエアバッグ280.282との間の開口部の大きさは 、制限性流通オリフィスを与えるように変えることができ、これにより中底22 1とエアバッグ280.282との間で圧力平衡速度を制御する。また、中底の かかと部は、かかと桟部の支持性および安定性を高めるために、中央に位置した 円形継目278を有することができる。
第61および62図を参照すると、第60図の裏材185が靴213内に納めら れている。靴は第61図では仮想線で外郭が示され、そして第62図では実線で 示されている。靴213は前述したように巨大217およびに沿って上方に延び 、靴213の中央枠皮の下に中央桟部280を有する。横部フラップ225は同 様に靴の横倒部上に延びている1、桟部280および282は締めひもを支持し そして調節可能な締めつけを付与するが、それらは空気ポンプ】71およびそれ に付随する手動式リリーフ弁175(第60図に示した)により制御される。
第63図は、空気膨張式中底221、ヒール部フラップ187、および基部27 5上の付随する空気ポンプ171で形成される空気膨張式裏材285を示し、そ れらの全ては前述した通りである。空気膨張式中底221はそのかかと端部が垂 直のかかと部フラップ]87に取付けられ、該フラップ187は、中底221の 密閉内部室と220の位置で連絡する管状通路を形成する不連続継目168を備 えた!量的部室を有する。かかと部フラップ187の基部275は、空気人口1 77およびリリーフ弁175を有する可撓性の球状空気ポンプ171を支持する 。該ポンプはかかと部フラップ187の密閉内部室に排気する。
中底221は複数の不連続継目109を有し、そして好ましくは第1シートと第 2シートとの間の継ぎ合わされない領域により形成されたアーチ形桟部45を有 する。
中底のかかと部に、円形の空気通路22および119を与える半円形継目116 を設けるのが好ましく、これらの全ては第20図を参照して前に記載した通りで ある。
第64図は、第63図に示した裏材285とぴったり合う靴213を示、す。該 靴は前に記載したものと同じである。図面は、靴のかかとの上方部分に沿った位 置にあるかかと部フラップ187を示し、中底221は外底85の上にある。
第65図は、靴、特に運動靴、の甲部用の別の裏材231の平面図である。この 裏材231は、1111シートおよび第2シートのいずれかであることができる ベースシート160を有し、該シート160は反対側のより小さいシートの周辺 に縫い合わされて、密閉された内部室を形成する。裏材231は、連続垂直継目 189により中央(内側)側室および横側室に細分することができる。
該中央側室および横側室は更に、連続継目245および247により、かかと側 室241,243と前側室249.252に細分される。側室の全ては、空気通 路を形成する複数の水平な不連続継目265を有する。空気人口177を有する 空気ポンプ284aおよび284bはベースシート160に取付けることができ 、好ま゛しくはそれに接合し、そして裏材231の室241および243の密閉 内部に排気する。圧力リリーフ弁175が各室内の圧力を制御するために設けら れる。
かかとの上にあるかかと部241および243は、選択位置で継ぎ合わされない で、裏材231の各側部にかかと部桟部232および233を形成するのが好ま しい。
好ましくは側部もまた、予め選択した継ぎ合わせない領域にアーチ形桟部263 および237を形成する不連続継目を有する。空気膨張式裏材の各前方部分には 別個の空気ポンプ”284、Cおよび284dが設けられ、これらのポンプは、 舌状フラップ255および253から延びる舌状体ベースシート131上に支持 される。舌状フラップは、第1および第2シートから成る同−広がりのフラップ により形成され、該シートはそれらの周辺が継ぎ合わされて、各空気ポンプが排 気する密閉内部室を形成する。
好ましくは、舌状フラップ253および255はまた、側部端に沿った、離れた 複数個のノツチ259を有して、空気膨張させた時にフラップに可撓性を与える 。同様に、ノツチ257を前方側部室249および252に設けてつま先車23 9を形成し、そして裏材231の曲げを可能にする。
裏材231は、空気膨張されていなく、靴又は靴の中底への取付体となる連続下 端バンド228を有する。ノツチ230を下端バンド228に設けて、裏材が靴 にぴったり合うように曲がらせることができる。
第66図は、第65図に示した裏材231にぴったり合う靴213を示す。靴2 13は前に記載したものと同じである。図示したように、空気ポンプ284a〜 284dは、靴213の外側で舌状体235の上端およびかかとの上部229に 位置する。空気人口177は靴の内側であることができるが、圧力リリーフ弁1 75は靴の外側にあって、靴213の外側から近づけるようにするのが好ましい 。裏材231は靴の甲部の内側表面全体を実質的に覆い、そしてつま先裏材23 9およびくるぶし部桟部232および233、並びに側部桟部237および26 3を含む。舌状フラップ253および255は重なりそして舌状体235に沿っ て横たわる。
第67図を参照すると、空気ポンプ171が示される。
空気ポンプは弾性の圧縮できる球体151から形成され、該球体は入口逆上弁で 閉じられる入口177を有する。
該球体はベースシート160上に支持され、そしてその口部を、排出逆止弁14 7を含む可撓管269の端部辺りに有し、これにより空気ポンプを形成する。圧 力リリーフ弁175が管269の枝部に設けられている。このリリーフ弁は、内 部バネにより通常は閉じた位置に印加(biased)される弁操作体を有し、 そして該バネの力に抗して該弁を開けるように押すことができるボタンを含む。
図面において、弁部材は、図示のために僅かに開いている又はその弁座から離れ て示されている。
第68図は、別の構造の空気ポンプ171を示し、ここで入口弁177は管26 9の枝部で、排気逆止弁147の直き上流に位置する。この構造において、入口 逆止弁177を含む枝管は、支持用ベースシート160を貫通して延びるか、或 いは該シート160のわきに導くことができる。逆177で示された以外の構造 の逆止弁、例えばベルネー ラボラトリ−社、オノ\イオ州、イエロースプリン ゲス、製のようなカモツノ1シ(duckbill)型の弁、或いはフラッパー 弁、が使用できる。
第69図を参照すると、多数個の独立した室、即ち後部室163、アーチ形室1 83、およびつま先車165、を有する空気膨張式中底35が示される。ライナ ーもま位置する空気ポンプ73を有する。連続した周囲継目16から延びた継目 179および167を互いに連結することにより、独立室が形成される。継目1 79は周囲継目16から延びて中底35のアーチ形領域を封じて、アーチ形桟部 として機能する、独立して調節可能な室183を与える。
新鮮な空気が逆止弁82を有する管71を通って空気ポンプ73に引き込まれ、 そして加圧空気が空気ポンプ73から、逆止弁68を有する管70を通って送り 出される。管70は一連の圧力制榎弁58aないし58e(弁58dおよび58 eは第70図に示した)の最初の圧力制御弁58aに連結する。これらの弁は第 10ないし12図に示した弁58と同じである。弁58aの制御圧力出口は管6 4aを介して中底の室163に連結されており、弁58aのリリーフ口(por t)は一連の圧力制御弁の次の弁58bに管76aによって連結されている。こ の弁の制御圧力出口は、管64bによってアーチ形室183に連結され、そして この弁のリリーフ口は、管76bにより次の弁58Cに連結される。弁58cの 制御圧力出口は管64Cによりつま先車165に連結され、そして弁58cのリ リーフ口は、第70図中に破線A−Aで示されるように、管76cにより上方ラ イナー(裏材)371に連結される。
第70図を参照すると、上部ライナー371はかかと部に連続した垂直継目18 9を有して、該ライナー371を横側部室3640と中央側部室362に分割す る。このライナーは第65図に示したライ+−231と同様であり、空気膨張式 舌状体の半分253および255、空気膨張式アーチ形桟部232および233 のような同じ構成要素を有する。図面を簡略化するため、第69図で中底の継目 に対して用いた断面描写法ではなく一本の実線で継目を示す。また、空気膨張式 中底35について示した32のような孔は側部裏材には図示しなかったが、かか る孔をこの裏材にも設けて、はき物全体中の空気循環を容易にすることも可能で あることが理解されよう。
圧力制御弁58dは、破線A−Aで示されるように、管76cを介して加圧空気 を受ける。弁58dは、管64dにより中央側部室362に連結された制御圧力 口、および管76dにより、一連の圧力制御弁の最後の弁58eに連結されたリ リーフ口を有する。弁58eは、管64eにより横側部室360に連結された圧 力制御口を、有し、そしてそのリリーフ口は管76eに排気する。
管76eは、破線B−Bで示されるように、空気膨張式中底35まで延びる1、 第69図を参照すると、管76eは中底35の下の空気チャネルに連結されて、 第19〜21図を参照して前述したように、靴および中底(孔32)の中を空気 循環させる。
第71図を参照すると、かかと部ポンプがない以外は外底85と同様の外底97 1にある中底43が示されている。この態様は第69図に示す空気膨張式中底3 5の代替物である。この代替の中底43は、第69図の中底163内にかかと部 桟部119を有する。この点に関して、中底43は第53図に示したものと類似 している。
核生成は空気ハンドポンプと組合せて使用される。該空気ハンドポンプは、第7 2図に示すように、空気膨張式側部裏材のE方部分上に設けることができる。第 72図は、裏材37】の甲部基部160に永久的に固定された空気ハンドポンプ 171以外は、第70図に示した裏材371と同じ裏材の図面である。管291 は空気ハントポンプ171から制御弁58aへと、破線C−Cで示すように延び る。その他の全ての点では、空気膨張式中底43は空気膨張式中底35と同じで あり、そして空気膨張式上部(甲部)裏材は第70図に示す空気膨張式上部裏材 371と同じである、。
第73ないし76図を参照すると、本発明の空気膨張式裏材(ライナー)を有す る完全な運動靴290が示される。該運動靴は外底85、巨大217および締め ひも218、並びに舌状体235を有し、外観は従来のものである。靴290は 、第73図に平面図を示す空気膨張式中底110と、第74および75図に示す 空気膨張式上部裏材373とを有する。
空気膨張式中底110は連続継目により5個の内部室に分割される。継目179 はアーチを囲んでアーチ形室183を形成し、そして継目167に連結して、中 底を前部165と後部163に分割する。後部163は継目222により中央( 又は内側)かかと室195と横かかと室197に細分、される。
前部165は継目193により、横つま先車201と中央(又は内側)つま先車 199に細分される。第69図に示される中底35を用いると、空気ポンプ79 はかかと部に位置して、加圧下の空気源を室の空気膨張用に供給し、そして空気 を靴内に循環させる。典型的な空気ポンプを切断する断面図が第88および89 図に示される。空気ポンプは管71およびそれに付随する逆止弁82を通って新 鮮な空気を受取り、そして加圧空気を逆止弁68および管70を通って排気する 。
管70および71も靴の後部中央(又は内側)側部内で上方に延びているように 箪75図に示される。管71はつばハウジング328内で終る。管70は靴の外 壁内のスリット261を通過して延び、該スリットは、管70のコイルを収納す るための内部室を靴の外壁内に与える。所望により、スリットの端はジッパ−を 用いて閉じるか、或いは弾性のクロージヤー又はベルクロ クロージヤー(図示 されていない)を用いて閉じることができる。
再び第73図を参照すると、中底の5つの別個の独立した室の各々は、コネクタ ー・′圧゛力制御弁および連結用空気管を備えている3、アーチ形室183はコ ネクター/弁304と管295を有し、中央つま先車199はコネクター77′ 弁306と管297を有し、横つま先車201はコネクター、/弁298と管2 92を有し、慣かかと室はコネクター/弁300と管294を有し、そして中央 かかと室195は、コネクター/弁302と管293を有する。
各コネクター7/弁、例えば304、の構造は第76図に詳しく示されており、 第76図はコネクター/弁304の部分断面図である。圧力制御弁339は、シ ュラダー オートモーティブ社(Shrader Automotive In c、)、ナシュヴイル、テネシー37202、から販売される弁と類似した慣用 の空気膨張式弁である。この弁339は、内部バネ(図示なし)により、弁座3 43に対して閉鎖位置に弾性印加される弁部材342を有する。弁部材342は 、弁を通って上端340まで延びる弁棒340に固定さね、該上端は弁を開ける 弁操作体として作用する。
弁339は外側ねじ山354を有し、該ねじ山はコネクターハウジング338内 にねじのかみ合いで収納される。
弁339の上端又は首部346は、取外し可能に管を取付けられるように、円錐 形である。弁339の下端はゴム環344を有し、該ゴム環はハウジング338 の内側肩部352に向かって着座して、コネクターハウジング内に弁339を弾 性!閉する。コネクターハウジングは、管295のような管を受け入れるように 、円錐形コネクター脚部347を有する。
再び第73.74および75図を参照すると、空気ポンプからの排気管70を、 コネクター/圧力制御弁集合体の首部346のいずれか一つに連結して、空気膨 張式中底の各室の圧力制御を可能にすることができる。靴の着用者が容易に連結 できるように、コネクター/制御弁集合体はっはハウジング328内に設けられ 、該/Xウジングは該コネクター/弁集合体を取付ける円形竪穴330を複数個 有する。管70は各コネクター/弁集合体を連結するのに十分な長さを有し、そ して管70の余分の長さ分は靴内のスリット261内に巻かれる。第75図に示 すように、室183および199まで延びる管295および297は、靴の上方 中央(又は内側)側部に位置する。
第74図は、横倒部360と中央側部362とを有する上部裏材が靴290に設 けられることを示す。この上部裏材は、連続継目247.189および245で 形成される4つの独立室を有する。該室は前部横倒室249、前部中央側室25 2、後部横側室241および後部中央側室243である。第65図に示される態 様では、前部室は空気膨張式半舌状体裏材253および255に連結される。
各独立室はコネクター/制御弁集合体と連結管とを有する。前部横倒室249は コネクター/弁集合体316と管326とを有する。後部横倒室241はコネク ター/弁集合体314と管324とを有する1、後部中央側室243はコネクタ ー/弁集合体312と管322とを有する。前部中央側室252はコネクター/ 弁集合体310と管320とを有する。第73および75図に示される管70は 、これらのコネクター/制御弁集合体の各々に連結して、上部裏材および中底内 の各室の圧力制御を可能にする。
中底の下および中底内に空気を循環させる備えがある。
空気循環は、中底の下に延びる管299(第75図にも示されている)に連結さ れたコネクター/弁集合体308に管70を連結することにより与えられ、肢管 299は空気膨張式中底の下側に形成されたチャンネルに排気し、該チャンネル は継目に沿って離れた貫通孔32により、中底を貫通して換気される。
第77および78図は、本発明の一態様を示し、ここで中底111が第73図に 示された空気膨張式中底110の代替物として示されている。この代替の中底1 11は、第73図の中底110に示された空気ポンプ79の代りに、後部室16 3内にかかと部桟部119を有する。
この点に関しては中底110は第53.54および71の中底に類似する。中底 111は空気ハンドポンプと組合せて使用される。空気ハンドポンプ171は、 裏材374の図面である第78図に示されるように、空気膨張式舌状体255又 は253の上部131上に取付けることができる。管291は空気ハンドポンプ 171から延び、上部裏材374のコネクター/弁311.313.315およ び317のいずれか、又はコネクター/弁296.301,303.305およ び307のいずれか、又は空気膨張式中底111のコネクター309(第77図 )に連結することができる。所望により、第75図の管70の収納用に示された スリット261と同様に、巻いた管291を収納するために、舌状体235(第 75る。第77および78図に示されるコネクター/弁は、第73および74図 で示されるコネクター/弁構造体が直角構造であるのに対して、入口端と出口端 が同軸である直線状である以外は、第73および74図で示されたものと本質的 に同じである。コネクター/制御弁から室に延びる全ての管は、着用者の足に直 接触れるのを避けそして起こり得る着用者の不快感を避けるために、空気膨張式 裏材と靴の外甲部(上部)との間に位置することができる。
つばハウジング328がかなり詳しく第79および80図に示される。つばハウ ジングはC字形チャンネルであり、その上壁に沿って孔を有してくぼみ330を 形成する。該ハウジングは、第75図に示されるように靴の後上部辺りに収容さ れ、接着性結合材334により又は永久的なステッチにより、靴に永久的に固定 することができる。第80図は、第79図の線80−80’に沿った断面図であ る。第80図は、つばハウジング328の垂直壁341が二つの水平な内部リブ 329を有し、該リブはコネクター/′制御弁ハウジング338(輪郭のみ示す )のリブ337の間に収納されることを示す。第80図はまた、′W70がその まま該制御弁の円錐形首部内に入れられることを示す。
別のつげハウジング332が第81および82図に示される。この態様において は、つばは傾斜したくぼみ330を有する先細の側壁351を有する。つばノ1 ウンンに取付けられる。永久的な接着性セメントもまた使用できる。コネクター /弁集合体358は第73ないし76図および80図に示したものと実質的に同 じであるが、脚部357は円錐状首部346と同軸であり、管の取付は用に直線 状配置構造を与える。295のような連結管が脚部357に永久的に連結され、 そして管70は制御弁の先細首部346に取外し可能に連結される。このために 、所望により円錐状連結スリーブ350を使用できる。つばハウジング328お よび332と同−又は類似するつばハウジングを設けて、第69〜72図に示し た弁58を収容することもできる。
第83図を参照すると、コネクター/制御弁集合体用の別のハウジングが示され る。このハウジングは、接着剤又はステッチ用ストリップ334を用いて靴の側 面に沿って固定するのに適合する。その前方端において、該ハウジングは締めひ も用目六として役立つ穴217を有することができ、これにより靴の側面を補強 する。該ハウジングは並列に連結された複数個の円筒状スリーブを有し、これに より、前述したコネクター/制御弁集合体318を取付ける竪穴330を形成す る。該ハウジングは可撓性の硬質ゴム又はプラスチックから製造することができ る。
第84図は、二つの別個の室、即ち前部室165と後部室163、のみを有する 空気膨張式中底114を示す。
後部室16..3はかかと部に連続継目で囲まれた貫通孔を有し、かかと部空・ 気ポンプ79を収容する。管が継目39の下に形成されたチャンネルを通って空 気ポンプから中底の横倒部まで延びる。管71は逆止弁82を通って該ポンプに 空気を入れ、そして管70は該ポンプから逆止弁68を通って空気を排出する。
逆止弁82および68は、第44図に示されるように、アーチ部の下にチャンネ ル77内に置(ことができる。しかしながら、図示したように、該逆止弁を中底 から離れて該管内に設けて、該弁が着用者の足に偏熱に接触するのを避ける。好 ましくは該弁82および68は、圧力制御弁について記載したように、第75図 に示されるホルダー328内に設ける。
中底114各室は独立して制御できる空気膨張系を有する:コネクター/弁30 4および管295は後部の甲部室と連絡し、コネクター/弁306および管29 7は前部室165と連絡する。管70はこれらの系のいずれかに連結して、着用 者が望む内部圧又は堅さを与えることができる。着用者が望むように室の圧力が 設定されたら、管70を取外しそして他の室を加圧するのに使用するか、或いは 管299に排気するコネクター308に連結することができる2、肢管299は 中底114の下側で延びて、中底の下側に形成されたチャンネルに空気を排出し 、靴中に空気を循環させる。中底114からの支持体(support)が着用 者のかかととアーチ部との間で均一に分布するので、後部室165ははき物に安 定性を与える。。
第85図は二基、中底115を示し、該中底は第84図に示されたものと本質的 に同じであるが、かかと部室は、1J84図の中底114に示された空気ポンプ 79の代りに、後部室163にかかと部桟部119を与えるように変更されてい る。この点に関しては、中底115は第53.54.71および77図に示した ものと似ている。
中底115は、第72および78図に示したような上部裏材および空気ハンドポ ンプと組合せて使用される。
第86図を参照すると、かかと部空気ポンプ73は円形空気膨張通路22内に収 容されて示されている。この空気ポンプは外底又は下敷75と一体である。該空 気ポンプは第42図に示された空気ポンプ73と類似するが、中底の上側シート 12と下側シート14が結合され、そして¥142図に示されたように穿孔され ていない。その代りに、空気ポンプ73の上側シートはシート12.14の結合 fil域の下にあり、そして好ましくはこれらのシートにのり付は又は結合され るので、該シートを曲げると空気ポンプの戻りを助ける。前に記載した、逆止弁 を有する外管と連絡する口部(port)91もまたこの図面に示されている。
第87図は空気ポンプ65の別の態様を示す。この態様において、中底は穿孔さ れ、そして空気ポンプ65の上層は孔44を通って延びている。空気ポンプが下 敷75の上側に形成された円形くぼみ27内に設けられ、そしてそれに永久的に 結合されている。空気ポンプ65は、空気ポンプ65の上層55の下側の板41 に向けて印加される内部らせん、コイルバネ26を有することができる。
該バネ26は空気ポンプの戻りを助けそしてそのポンプ作用を増大させる。また 、該バネは、はき物に増大した衝撃吸収性と弾性をも与える。
第88図を参照すると、中底と本発明の上部裏材とを有する靴のかかと部を切断 した断面図が示される。この図は、第73図の線88−88°で一般に描かれる 平面に沿ったものである。図示されるように、外底85は、内部リブ31で形成 される空気セル29を有するハニカム構造を有する。靴の間圧でもある覆い板3 3が該リブの上に横たわりそして該リブで閉じられて、封入空気セル29を与え る。該板33は、炭素又はグラファイト繊維強化プラスチックのような高強度の 耐摩耗性材料から成ることができる。該板33は、底部の重量を著しく増加させ ることなく底部の強度と硬さを増大させる。該板33は、らせんコイルバネ26 用のバネ保持体として役立つ中央くぼみ27を有する。空気ポンプ79は、第8 7図を参照して前に記載した空気ポンプ65と類似しており、そして中底内の収 容孔を通って延びる上層55を有し、そして上+155の下の板41を有するが 、そTLら全ては前に記載した通りである。
11188図もまた、中底と、はき物の甲の外皮365と内部裏材367との間 に収容された上部裏材373とから成る集合体を示す。前述したように、上部裏 材373はまた、継目265で形成される内部の空気膨張された通路289によ り形成される。好ましくは、上部裏材373は228のよ、うなタブを有し、該 タブは靴の外皮365および裏材367に結合されて、上部裏材373を所定の 位置に保持することができる。タブ228はまた靴の組立ての際に、外底85と 結合又は縫合することができる。この組立てで、所望により中底の周囲継目を上 方に折り曲げそして中底に上部裏材373および外底85を取付けるための面と して使用することができる。
第89図を参照すると、第88図に示したものとは別の本発明の一態様が示され る。この態様は、孔24がかかと部空気ポンプ93の直下で、かかと部の外底8 5と間圧33を通過する以外は、第88図に示した態様と本質的に同じである。
抜孔は、スリーブ46内にねじでかみ合されるプラグ67を収容するフランジ付 スリーブ46で閉じられる。プラグ67の下側にスロット69を設けて、その挿 入および取外しを可能にすることができる。
プラグ67は空気ポンプ93の内部への接近を可能にし、こねによりらせんコイ ルバネ26の交換を可能にする。
該バネ26は空気ポンプにより大きい弾性を与えそしてまた靴の弾性および衝撃 吸収性を増大させる。該バネ26を種々の圧縮強度のバネで交換して、靴を着用 者の1愈および特定の活動、例えばスポーツ、歩行、ランニング、バスケットポ ール等、並びにスポーツトレーニングに演習、に合わせることができる。構造体 のその他の部分は第88図に示したものと同じである。
第90ないし98図を参照すると、完全な運動靴376が、本発明の空気膨張式 裏材を有するものとして示されている。該運動靴は、第73〜75図を参照して 前に述べた裏材と同じ構造および実質的に同じ裏材を有し、第90〜98図に示 す同じ要素は第73〜75図の要素と同じ番号を有する。
第92図に斜視図が示される運動靴は、外底85、巨大217と締めひも218 、および舌状体235を有する。靴376は、第90図に平面図で示す空気膨張 式中底375、および第91図に示す空気膨張式上部裏材377を有する。
空気膨張式中底375は連続継目により5つの内部室に分割され、第73図を参 照して前に示しそして記載したものと同じである。継目179はアーチ部を囲み 、アーチ室183を形成しそして継目167と接続して、中底を前部165と背 部163とに分割している。背部163は継目222により中央かかと室195 と横かかと室197とに細分割される。前部165は継目193によって横つま 光重201と中央つま光重199とに細分割される。
空気ポンプ79はかかと部に位置して、室を膨張させそして靴内に空気を循環さ せるための、加圧された空気の源となる。典型的な空気ポンプの断面図を第88 および89図に示す。空気ポンプは新鮮な空気を管71と、それに連結した逆止 弁82とを通して受け取り、そして加圧空気を逆止弁68と管70とを通して排 気する。
管70および71は第92図に、靴の背部中央側部内で上に向いて延びている。
管70はセレクター弁380まで延び、゛抜弁は靴の中央上方領域に示される。
セレクター弁は回転可能な弁作動器を有する多重口弁であるので、空気ポンプ排 気管70は五つの配管、例えば中底375の各室に空気を供給する292.29 3.294.295および297(全て第90図に示されている)、および上側 裏材377の各室に空気を供給する管320.322.324および326(第 91図に示されている)の一つに連結することができる。セレクター弁はまた、 空気を配管299(第90図参照)に導くことができ、該配管299は裏材37 5の下を排気して、はき物の中底と底部との間のチャンネルに沿って空気を強制 循環させ、そこから空気は孔32を通って上向きに流れて、着用者の足を通過す る。
セレクター弁380の構造を第93ないし95図に示す。該弁は回転可能な弁部 品386を有する円筒状ハウジング384を有し、該ハウジングは、該ハウジン グ384内の5つの放射状口部の一つと一列に並んだ放射状口部400を有する 。セレクター弁部品386は、一対の翼で形成された外側表面上にハンドル39 8を有する。
弁ハウジングの後部カバー392は貫通する通路394を有し、該通路はハウジ ング384の内部に開口した孔395を有する。配管70の排気端は通路394 の一端および配管382に連結され、該配管382は貫通する通路394の反対 側の端部から第2のセレクター弁381に延びている。
弁部品386はまたリリーフ弁部品396を支持し、該部品396は、弁部品3 86内の中央孔を通過する中央支柱を有する、平らな円板の形状を有する。リリ ーフ弁部品396は圧縮ばね388によりハウジング384内に弾力的に固定さ れているので、セレクター弁380を介して連結された室内の空気圧は、リリー フ弁部品396を押すことにより放出することができる。圧力は支柱400を介 して連結された室からのみ解放することができるので、セレクター弁386が口 部400をハウジング内のどの放射状口部とも一列に並ばせない時には、裏材内 の全ての室は密封される。
第92図に示すように、第2セレクター弁381は靴の反対側の側部にも位置し 、そして配管382はこの弁まで延びる。第2セレクター弁381を第96〜9 8図に示す。この弁は第93〜95図に示した第1の弁と実質的に同じであるが 、但しこの弁の後部カバー391は単一の通路393を有し、これに配管382 が連結されている。
第99図を参照すると、運動砒が斜視図で示されており、該靴は舌状体に設けら れた単一のセレクター弁406を有する。この靴は、中底および上側裏材内に合 計9個の突気膨張室を有する。セレクター弁は第100ないし102図に示され る。該セレクター弁は弁380と基本的に同じ構造を有し、回転可能な弁部品3 86およびリリーフ弁部品396、内部圧縮ばね388を有する。
セレクター弁406のりウジフグ404は10個の放射状口部を有し、それらは 弁部品386の単一口部400と一列に並ぶことができる。空気ポンプの排気管 70は、セレクター弁406の後部カバー391内の単一の通路に連結される。
従って、単一のセレクター弁は裏材の9つの各室および管299に空気を供給し 、肢管299は空気をはき物の裏材と底部の間に排気する。セレクター弁406 は勿論、その他のいかなる接近可能な位置にあることができ、そして裏材の各室 にいかなる順序で連結されてもよい。また、色又は印刷物のような表示をセレク ター弁ハウジングに置いて、どの室がセレクター弁の特定の口部に連結されたか を確認することができる。
第103ないし106図を参照すると、二つのセレクター弁を有する本発明の別 の態様が示され、該二つのセレクター弁は靴の中底および上側裏材内に配置され た9個の室の各々に空気を供給し、そして該裏材の下に空気を循環させる。靴の 上部領域上の対向する両側に位置する第1セレクター弁380および第2セレク ター弁381を有する靴420が、第92図に示す態様と同様に第105図に斜 視図で示される。しかし、靴420においては、かかと部ポンプがハンドポンプ 410に置き換えられ、該ポンプ410は靴の舌状体又は靴のその他の便利な手 の届く位置に配置することができる。このハンドポンプ410からの排気用配管 370は、第92図を参照して記載したように、第1セレクター弁380および 第2セレクター弁381に配管382によって連結される。
第103図を参照すると、空気膨張式中底のかかと部は、背部室゛197および 195内の横断継目222の両側上に、かかと部空気ポンプではな(てかかと部 桟部119を有する。他の点に関しては、中底は第90図に示す中底375と同 じである。同様に、第104図に示す上側空気膨張式裏材418は、裏材の舌状 体上に支持された空気ハンドポンプ410以外は第91図に示す裏材377と実 質的に同じである。
空気ハンドポンプ410は第106図に断面図が示される。該ポンプは可撓性、 弾力性球体151を有し、空気を入らせるが空気の排出を封鎖する逆止弁177 で閉鎖される入口部を有する。排気用配管370は、該球体から空気を排出させ るが該球体に空気が入るのを防止する別の逆止弁147を含み、これにより該球 体を空気ポンプとして役立たせる。ポンプ410全体を上側裏材の舌状体用の基 部131上に支持することができる。
前述した通り、空気膨張式裏材はまた、グローブのような他の着装品にも使用で きる。該裏材を有するグローブは、自動車、自転車又はスキーのような、手の保 護が望まれる運動、又はぴったり適合するのが望ましい運動において特に有用で ある。
第107ないし110図はグローブへの適用を示す。
空気膨張式裏材422は、グローブの選択された内側表面の他に、グローブの背 部内側表面の傍に使用するのが好ましい。このために、第107図に示したよう な、本願に他の裏材として示した裏材422は、周辺端部の周りで継ぎ合わされ るか封止されたプラスチック製の第1および第2のシートで形成され、密封され た内部室を形成する。第107図に示す裏材422は、裏材422が手の裏側で 曲がるのを可能にする、長い縦の継目426および短い縦の継目427のような 複数個の不連続継目と、裏材422が指関節で曲がるのを可能にするように指4 30に沿って間隔を置いた複数個の横断継目428を有する、一つの内部室42 4を有する。同様に、横断継目432が手首領域434上に設けられて、該裏材 が空気膨張された時に該裏材の曲げを容易にする。
裏材422には空気ポンプ171が設けられており、該ポンプは第68図を参照 して前に述べた。空気ポンプ171は、圧力リリーフ弁178を含む可撓性管4 36により、裏材の内部室に連結されている。
グローブの裏材は、裏材438について示した又は第108図に示した、独立し て密封された内部室を有する。
この裏材438は、単一セレクター弁444から延びる管442により膨張空気 が供給される指部室440を有し、該セレクター弁444は前述のセレクター弁 381と実質的に同じである。裏材438はまた、管448により膨張空気が供 給される関節部室446と、管452により膨張空気が供給される親指部室45 0と、管456を有する裏部室454と、空気管460を有する手首部室458 とを有する。これら全ては第106図を参照して記載した空気ポンプ410によ り、所望の圧力に空気膨張させることができる。
第109図は、グローブ464における別の適用を単材462は、5つの縦割す された内部室に分割されている。該内部室466.468.470.472およ び474は、指部478の基底から手首部へ延ばされた縦の継目476によって 分割されている。該内部室は、管480.482.484.486および488 によって、膨張空気を供給される。肢管はそれぞれ、空気ポンプ410からそれ ぞれの該内部室へ、圧縮空気を誘導するためのセレクター弁381に連結されて いる。第96〜98図に関連してすでに言及されたように、セレクター弁381 は、該内部室のそれぞれの空気圧が他の内部室の圧力からは独立して別々に制御 されるよう、圧力リリーフ弁を含んでいる。第110図で明らかなように、該グ ローブ464は開口部490および492をそなえている。該開口部は、空気ポ ンプ410およびセレクター弁381を受け入れ、これらの部品への通路を提供 している。
第113〜117図は、自転車競走、オートバイ競走、フットボール、野球およ びボクシング等のスポーツに用いるヘルメットのようなかぶり具における本発明 の適用を示している。これらの適用で、頭部保護のためには硬質外殻がしばしば 用いられており、最大安全性と同時に、装着具合および感触に関わる問題に通常 つき当たる。
第111図に示されるように、ヘルメット裏材493は、左側面裏材496およ び右側面裏材498、後部裏材500、頂部裏材502および額部裏材504の ような、別々でしかも内部連結された複数の裏材として提供することができる。
該側面裏材には、着用者の耳のために、貫通孔520を設けることができる。該 裏材はすべて空気通路495.497および499によって内部連結されている 。該空気通路は、該裏材を構成する2枚のプラスチックフィルムのシート内の継 目によって形成されるか、或いは長さが短い可撓性管によって形成される。
該裏材は、圧力リリーフ弁178を備えた空気ポンプ171によって膨張し、こ れはすべてすでに説明されている。該空気ポンプ171および該リリーフ弁17 8は、該裏材496に排気する可撓性管506で該裏材に連結している。
次に、第112図を参照すると、もうひとつのヘルメット裏材485が、別々の 複数室に分かれた裏材を有するものとして示されている。該裏材は、管541を 通ってセレクター弁540へ排気する空気ポンプ410によって加圧される。該 セレクター弁は、該裏材485の分離されたそれぞれの内部室について一つずつ 、8つの排気口部を有している点を除いて、基本的にはセレクター弁380と同 様である。
1112図に示された適用では、側面裏材496および498が、可撓性管53 9および544を介してセレクター弁540と連通している。後部裏材500は 、該裏材を右室503と左室501とに分割する連続継目491を有している。
各部室は、それぞれ、管543および542を介して、該セレクター弁への独立 した空気通および507を形成する連続継目489を有する。各部室は、それぞ れ、管538および545を通じて、セレクター弁540と連通している。額部 裏材504もまた、継目487によって右室および左室、すなわち511および 509に分割されている。これらの各室は、それぞれ、管546および537を 通じてセレクター弁540と通じている。
第113図は、類似の裏材484を示している。しかし、ここでは、ヘルメット の各々の側面にある空気および裏材をそれぞれ制御することができるように、二 つのセレクター弁が、ヘルメットの各々の側面に、一つずつそれぞれ設けられて いる。そこで、セレクター弁383はヘルメットの左側に位置し、可撓性管11 2.514.510および508を通ってポンプ410(およびその連動リリー フ弁)から、裏材496およびヘルメットの左側の501.505および509 への通路を制御する。
セレクター弁385は、可撓性管534.536.532および530を介する 裏材498および、ヘルメットの右側にある室503.507および511への 通路を制御する。曲に説明した裏材のように、ヘルメットの裏材は膨張時に制御 された均等な厚みを与え、且つ膨張した裏材に可撓性を与えるため、518のよ うな横断する継目を有することが好ましい。側面裏材496および498は、耳 への音響伝達を与える貫通孔520を、当然有している。該裏材は、前に説明さ れたように、空気が裏材を通過することができ、着用者に快感を与えるよう、貫 通孔32を有することが好ましい。
第114〜117図には、典型的なヘルメット522が示されている。本発明の 該裏材496〜504は該ヘルメット522の内側にあり、内側の構成裏材53 1の下にあるので、点線内で示されている。本発明の該裏材が、多重管の断面と ともに、膨張状態で示されている。
それは、すでに説明した通り、該裏材の上方プラスチックシートと下方プラスチ ックシートの間の複数の横断する継目によって可能となる。該ヘルメット522 は、例えばポリウレタンのような弾性のある圧縮可能な発泡体からなる、従来の 衝撃吸収性内部層524を含むことができる。これは、例えばオートバイ競走者 用のヘルメットのように、潜在的に高度の衝撃に対して用いられるヘルメットに は、特に適用できる。又は、発泡体から成る該内部層524は、本発明の膨張式 裏材ですつかり置き換えてもよい。該ヘルメット522は、首と頭部開口部を取 り囲む柔軟な又は圧縮可能な発泡体からなる従来の縁帯552をも含む。
第114および117図に示されているように、空気ポンプ410は、該ヘルメ ット522の一側面に、その下部縁に隣接して配置することが好ましい。セレク ター弁383は該空気ポンプ410に隣接して位置し、第2セレクター弁385 は該ヘルメットの反対側に位置している。該空気ポンプ410は該ヘルメットの 外部表面から突出することができる一方、該セレクター弁を該表面と密着して配 置するのが好ましい。
第117図に示すように、該ヘルメット522は、従来の留め具手段を装備する ことができる。例えば留め具を受入れる孔526又はスナップ式留め具を設けて 、顔面マスク、ノーズガード、顎ガード、顔面シールド等を固定することができ る。また、顎ひもを固定するために、従来のスナップ式留め具528も使用する ことができる。
第118図は、ボクサーの保護用かぶり具のための裏材560を示している。該 裏材は、ボクサーの頭部を包み、下方に左および右側面、564および566と なってボクサーの両耳にかぶさる連続バンド562を有する。
該側面564および566の下端は、従来のベルクロタブ570のような付属物 を有する。符号568のような従来の顎ひもを支える。該側面裏材にある孔52 0は、ボクサーの耳に音響伝達を与える。
該帯562の反対端は、タブ(tab) 572および574を有し、該タブは 、該裏材を固定するための従来のひも用小孔576および、固定用のひもを受け る輪を形成するために折り返して縫い合わされた複数の短いバント578を有す る。
該裏材は、保護および着用感を良くするため、膨張式になっている。この目的の ために、該裏材は密閉内部室を形成するよう周辺縁をいっしょに縫合された第1 および2のプラスチックシートから成り、該裏材を加圧するよう、リリーフ弁1 78を伴った空気ポンプ171カベ設けられている。
第119図は、保護用具又はスプリントのための裏材580を示している。この 適用では、該裏材580 !!、裏打ちされる例えば長方形の部分のように、該 保護用具又はスプリントの選択された内側表面に適合する形を有している。該裏 材は、単一の室を有するが、又は符号584のような連続継目によって符号58 6および588のような複数の室に細分されることもできる。該裏材の可撓性お よび適合性は、連続継目584および不連続継目590のどちらか、又は両方に よって達成される。該裏材は、ベルクロバンド582、又は接着剤で、該保護用 具又はシールドにとり付けられている。該空気ポンプ410、セレクター弁58 1、および可撓性管585および587は、所望する着用感と快適さに合わせて 、又は着用者の四肢、例えばすね、前腕、手首等の動きに合わせて、着用者が室 586又は588の圧力を制御するのを可能にしている。ここに示す総ての裏材 に関して、快適さおよび該裏材の通気性は、複数の貫通孔32によって達成され る。
ここに示されたどの複数的部室裏材の適用においても、セレクター弁が使用者に 、独立したそれぞれの室の圧力を調節することを可能にしており、室はそれぞれ が個別に、空気ハンドポンプ又はかかと部空気ポンプに連結されている。過剰な 圧力はすべて、セレクター弁の中に位置するリリーフ弁部分を通って排出される 。かかと部空気ポンプについては、すべての室が好みの硬度にまで膨張した後、 セレクター弁380は、かかと部空気ポンプから排気された空気を下方および中 底全体に誘導するよう切換えることができる。循環空気は管70を、該セレクタ ー弁380を通って管299(第90および103図)に連結させることによっ て得られる。肢管299は、中底の下へ延び、継目に添って間隔をとって配置さ れた貫通孔32によって、中底全体に排気された膨張中底の下面に形成されたチ ャンネルの中へ排気する。
全ての態様において、外底85は適当なゴム又はプラスチック、例えばエチレン ビニルアセテート共重合体、ポリウレタン、エチレン等の連続又は独立気泡発泡 体を含めたもの、から形成することができる。
本発明は、通常の歩行活動で空気膨張させることができる、或いは小さいハンド ポンプの操作で手で空気膨張させることができる、空気膨張式の中底および上部 裏材という利点を与える。いずれの場合も、中底の硬さは注文でき、圧力制御リ リーフ弁で適正に制御できて、あらゆる所望の動作および疲労を避ける最高の快 適さのために、所望の柔らかさと弾力性を正確に確保できる。
裏材の各室内の圧力は、最も快適な圧力又は着用者に最高の動作を与える圧力に 正確に調節することができる。
第90〜92図に示したような態様において、いずれの室も、空気ポンプ排出弁 を空気膨張式中底の選択した管又は空気膨張式上部裏材の選択したコネクター/ 弁(310,312,314又は316)に連結し、そして空気ポンプを用いて 、着用者の足に加えられる圧力、例えば硬さ、によって決定される所望の空気膨 張圧が達成されるまで圧力をかけることにより、所望の圧力に調節できる。各室 内の圧力の微調節は、次に過剰の圧力を圧力制御弁から放出することにより達成 される。
空気膨張式中底はまた衝撃吸収性を与えそして歩行および走行効率を増大させる ことができる。何故なら、該中底は衝撃によるエネルギーを吸収し、そしてその エネルギーを弾性上昇(lift)の中で着用者に戻すからである。
空気膨張式中底はまた、はき物の安定性を増大し、そして捻挫等の事故又は傷害 を低減することができる。好ましい裏材は着用者の通常の歩行又はその他の活動 により自己空気膨張性であるが、裏材の内部圧は圧力リリーフ弁の設定で一定に 保持され、これにより裏材からの空気の減少、例えば欠陥のある又はすり減った 継目、又は裏材の材料の空気透過性などの種々の原因により生じ得る空気の減少 を、常に補償する。最後に、これらの全ての利点は、非常に軽量の中底および場 合によっては上部裏材を用いて確保される。上部裏材は所望により交換可能であ る。中底は交換可能な挿入物として形成するのが好ましく、これによりすり減っ た時又は損傷した時に交換できる。
圧力制御弁は、図示したように甲に隣接して又はアーチ部の下に位lするのが好 ましい。しかしながら、抜弁は十分に空間があるあらゆる他の位置に、好ましく は接近できる位置に、あることができる。
中底は複数個の孔を含んで、空気膨張式中底の下側と上側との間で流体連絡させ 、従って中底に吸収性を与えるのが好ましい。これにより、湿気は確実に空気膨 張した中底の頂部に蓄積しない。最も好ましい態様においては、中底は、通常の 歩行活動で作動して中底および靴の中に強制空気循環を誘発する強制空気循環ポ ンプを備えている。空気通路の屈曲および空気の循環は着用者の足の底にマツサ ージ作用を生じる。
空気膨張式裏材はプラスチックフィルム、好ましくはポリウレタン、の平らなシ ートから、型押および溶剤又は超音波又は加熱接着により継目を形成することに より、容易に製造できる。これらの中で、シートを熱プレスして継目を形成する 熱型押が好ましい。
FIG、 / FIG、2 FIG、22 FIG、 26 FIG、 27 FIG、2B FIG、29 FIG、33 FIG、34 FIG、35 FIG、40 FIG、43 FIG、45 FIG、4B FIG、49 FIG、52 FIG、53 FIG、56 FIG、57 FIG、5B FIG、 60 FIG、61 FIG、62 FIG、63 FIG、64 FIG、65 FIG、66 FIG、6B FIG、69 FIG、73 FIG、74 FIG、75 FIG、76 FIG、77 FIG、7B FIG、84 FIG、85 FIG、86 FIG、87 FIG、8B FIG、9/ FIG、93 FIG、94 FIG、95 FIG、 96 Flに、 c37 FIG、9B FIG、99 /:”IG、too rtc、tot FIG、102 FIG、103 FIG、104 FIG、105 FIG、106 FIG、107 FIG、10B FIG、109 FIG、/10 FIG、/13 FIG、114 FIG、/15 FIG、116 FIG、//7 FIG、118 FIG、 119 手続補正書 平成5年8月9日

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.着装品の内部に収容されて、該着装品の選定された内部表面を支持するため の、下記の構成部分を含むことを特徴とする空気膨張式裏材: 密閉内部室を包囲する可撓性壁材を有しそして該密閉内部室を少なくも2個の密 閉室に細分する少なくも1個の連続横断継目を備えた、空気収容部;複数個の口 部の一つを選択するように操作し得る弁部品を有し、そして該口部はそれぞれ該 密閉室の選定された室に配管によって連結されている、セレクター弁;該密閉室 の個々の室に連通して個々の該室内の圧力を調節する少なくも1個の圧力リリー フ弁;および空気ポンプの排気部を該セレクターの口部の入口部に連結する空気 ポンプの管状通路を有する空気ポンプ;これによって該空気ポンプは該密閉内部 室の該密閉室内に膨張圧力を供給でき、そして該セレクター弁は該空気ポンプの 排気を選択された該密閉室のいずれか一つに向けることができる。
  2. 2.該セレクター弁はセレクター弁のハウジングおよび該ハウジング内の複数個 の口部のいずれかと整列できる口部を有する回転式弁部品を含有し、これによっ て該セレクター弁は該空気ポンプの排気部をいずれの密閉室とも連結可能である 、請求の範囲1の空気膨張式裏材。
  3. 3.該セレクター弁が、該セレクター弁を通っていずれの該密閉室とも連結でき る圧力リリーフ弁を含有して該密閉内部室内の圧力を相互に独立して制御する、 請求の範囲2の空気膨張式裏材。
  4. 4.該圧力リリーフ弁が該セレクター弁のハウジング内に収容されそして出口部 を包囲する弁座を密封するリリーフ弁部品を含有し、そして該リリーフ弁を閉止 位置に作動させる弾性部材を含有する、請求の範囲3の空気膨張式裏材。
  5. 5.空気ポンプの管状通路によって該空気ポンプの排気部に平行に連結された少 なくも2個のセレクター弁を含有し、そして各セレクター弁は該裏材中の個別の 密閉室に連結された多数個の口部を有して、該密閉室に膨張圧力を供給する、請 求の範囲1の空気膨張式裏材。
  6. 6.各セレクター弁はセレクター弁のハウジングおよび該ハウジング内の複数個 の口部のいずれかと整列できる回転式弁部品を含有し、これによって該セレクタ ー弁は該空気ポンプの排気部をいずれの該密閉室とも連結可能である、請求の範 囲5の空気膨張式裏材。
  7. 7.各セレクター弁は、該セレクター弁のハウジング内に収容されそして出口部 を包囲する弁座を密封するリリーフ弁部品を有する圧力リリーフ弁を含有し、そ して該リリーフ弁を閉止位置に作動させる弾性部材を含有する、請求の範囲6の 空気膨張式裏材。
  8. 8.該空気ポンプが、空気ポンプの入口部を有する可撓性球体と、空気ポンプの 入口逆止弁と、セレクター弁に連結された管状通路と連通している空気ポンプの 排気逆止弁を有する空気ポンプ排気口部とを含む、請求の範囲1の空気膨張式裏 材。
  9. 9.該空気ポンプの入口部が可撓性の空気入口管と連通しており、そして該空気 ポンプの入口逆止弁が該可撓性の空気入口管中に存在する、請求の範囲8の空気 膨張式裏材。
  10. 10.該可撓性球体が該膨張式裏材の選定された位置に配置されている、請求の 範囲9の空気膨張式裏材。
  11. 11.該可撓性球体が該球体を手動操作できる位置の膨張式裏材に配置されてい る、請求の範囲10の空気膨張式裏材。
  12. 12.はき物用の裏材であり、該はき物の選定された表面は、舌状体、底部、は き物の背部および対向する内側部、およびこれらの組合わせを含む、請求の範囲 1の空気膨張式裏材。
  13. 13.該空気収容部が膨張式中底を提供する底部を含有する、請求の範囲12の 空気膨張式裏材。
  14. 14.該中底が中底を背部室、前部室およびアーチ部室に細分する少なくも2個 の連続横断継目を有する、請求の範囲13の空気膨張式裏材。
  15. 15.該裏材が、中底を中央部および横部の背部室ならびに中央部および横部の 前部室に細分する少なくも3個の連続横断継目を有する膨張式中底を含有する、 請求の範囲13の空気膨張式裏材。
  16. 16.該セレクター弁が少なくも4個の排気口部を有し、そして各排気口部は個 々の密閉室の一つと連通して・空気ポンプからの排出空気を密閉内部室の選ばれ た一つに相互に独立して向け、そこに膨張圧力を供給可能とする、請求の範囲1 5の空気膨張式裏材。
  17. 17.外庭およびこれに接合された外側の上部を有するはき物と、該はき物内に 内部の裏材として収容された請求の範囲16の空気膨張式裏材との結合体であり ;該裏材は、周辺部の継目によって継合わされた第一および第二のシートから形 成され、そして該膨張式裏材の外表面と該はき物の対向する内表面との間に膨張 時に外部空気チャンネルを形成する管状通路を該裏材内に構成する複数個の不連 続性継目を有し、そして空気ポンプから該外部空気チャンネルに伸長している空 気ポンプの管状通路を有し、これによって該はき物中に空気ポンプによる空気の 循環を可能とする、ことを特徴とする該裏材とはき物との結合体。
  18. 18.空気収容部が、周辺にそって継合わされた第一および第二のプラスチック シートによって形成され、そして該裏材中の前もって選定された位置に配置され た閉じた円ループ状継目によって包囲されている該第一および第二のシートを通 る開口部を含み、そして該空気ポンプは該開口部内に収容されている、請求の範 囲13の空気膨張式裏材。
  19. 19.該空気ポンプは空気ポンプ入口部および空気ポンプ入口逆止弁および空気 ポンプ排気口部および空気ポンプ排気逆止弁を有する可撓性球体を含み、該空気 ポンプ排気逆止弁は該セレクター弁に連結した管状通路と連通している、請求の 範囲18の空気膨張式裏材。
  20. 20.該開口部および閉じた円ループ状継目が底部のかかと部に配置され、これ によって該裏材付はき物の着用者の通常の歩行活動が該空気ポンプを作動させそ して該膨張式裏材を加圧する、請求の範囲19の空気膨張式裏材。
  21. 21.はき物中に挿入可能な完全な集成体として形成されている、請求の範囲2 0の空気膨張式裏材。
  22. 22.上記の可撓性球体内に収納されて、該球体を延長した位置に作動するらせ ん状コイルばねを含む、請求の範囲21の空気膨張式裏材。
  23. 23.上記の可撓性球体がその下面に孔を有し、そして該孔は該孔内に取外し可 能に収容された密封用プラグを含み、これにより該らせん状コイルばねの取外し および取替えを可能にする手段を与える、請求の範囲22の空気膨張式裏材。
  24. 24.上記の底部が周辺の継目により継合わされ且つ該裏材内に管状通路を形成 する不連続の複数の継目を有する第一および第二のシートにより形成され、そし て該第一および第二のシートは該周辺の継目に平行で且つ該不連続継目間の間隔 よりも大きい間用で該周辺の継目から隔れた第二の継目を含み、これにより、該 底部の周りに上記管状通路よりも直径が大きい周辺管状通路を与えて、該はき物 に安定性を付与する、請求の範囲13の空気膨張式裏材。
  25. 25.グローブの選ばれた内部表面用の裏材として使用するための、請求の範囲 1の空気膨張式裏材。
  26. 26.上記の選ばれた表面がグローブの背部である、請求の範囲25の空気膨張 式裏材。
  27. 27.上記のセレクター弁がセレクター弁ハウジングと、該ハウジング内の複数 の口部のいずれかと整列することができる口部を有する回転可能な弁部品とを含 み、これにより該セレクター弁は該空気ポンプの排気口部を該室のいずれかと連 結することができる、請求の範囲26の空気膨張式裏材。
  28. 28.上記のセレクター弁が、該セレクター弁を介して該密閉室のいずれかと連 結することができる圧力リリーフ弁を含んで、該密閉された内部室内の圧力を互 いに独立して制御する、請求の範囲27の空気膨張式裏材。
  29. 29.上記の圧力リリーフ弁が該セレクター弁ハウジング内に収容され且つ出口 を囲む弁座を密封し、そして該リリーフ弁を閉鎖位置に作動する弾性部材を含む リリーフ弁部品を有する、請求の範囲28の空気膨張式裏材。
  30. 30.背部、前部および指、並びに請求の範囲30の空気膨張式裏材を有するク ローブからなるグローブと裏材との結合体であって、該裏材は該グローブ内に背 部の内側裏材として該グローブ内に収容され且つ周辺継目により継ぎ合わされた 第一および第二のシートから形成され、該第一および第二のシートは複数の不連 続継目を有して、該裏材内に管状通路を形成する、上記のグローブと裏材との結 合体。
  31. 31.上記の空気ポンプが、空気ポンプ入口と、空気ポンプ入口逆止弁と、空気 ポンプ排気口部とを有する可撓性球体とを含み、該排気口部は該裏材の管状通路 と連通する空気ポンプ排気逆止弁を有する、請求の範囲30のグローブと裏材と の結合体。
  32. 32.上記の可撓性球体は、該可撓性球体を手で操作するために接近できる、該 空気膨張式裏材上の位置にある、請求の範囲31のグローブと裏材との結合体。
  33. 33.ヘルメットおよび請求の範囲1の空気膨張式裏材をその中に収容して含み 、該裏材は該ヘルメットの選択された内側表面を裏張りしている、ヘルメットと 該裏材との結合体。
  34. 34.上記の選択された表面が該ヘルメットの頂部、側部、前部および背部、並 びにそれらの組合わせの少なくとも一つであり、そして該裏材が上記の選択され た各表面用の別々の裏張り室を含む、請求の範囲33のヘルメットと裏材との結 合体。
  35. 35.該セレクター弁はセレクター弁のハウジングおよび該ハウジング内の複数 個の口部のいずれかと整列できる口部を有する回転式弁部品を含有し、これによ って該セレクター弁は該空気ポンプの排気部をいずれの密閉室とも連結可能であ る、請求の範囲34のヘルメットと裏材との結合体。
  36. 36.該セレクター弁が、該セレクター弁を通っていずれの該密閉室とも連結で きる圧力リリーフ弁を含有し、該密閉内部室内の圧力を相互に独立して制御する 、請求の範囲35のヘルメットと裏材との結合体。
  37. 37.該圧力リリーフ弁が該セレクター弁のハウジング内に収容されそして出口 部を包囲する弁座を密封するリリーフ弁部品を含有し、そして該リリーフ弁を閉 止位置に作動させる弾性部材を含有する、請求の範囲36のヘルメットと裏材と の結合体。
  38. 38.頂部、前部、背部および側部を有するヘルメットを、該ヘルメットの頂部 、側部、前部および背部ならびにこれらの任意の組合わせからなる少なくも1個 の選ばれた内側表面用の内部裏材として該ヘルメット内に収容された膨張式裏材 と共に含む、膨張式裏材にて裏張りされたヘルメットであり;該裏材は、選ばれ た各表面用の別々の裏材室を含みそして周辺の継目によって継合わされた第一お よび第二のシートから形成され、そして該シートは該裏材内に管状通路を形成す る複数個の不連続継目を有し;そして該裏材と連通して裏材内の圧力を調節する リリーフ弁、および該裏材に空気ポンプの排気口を連結する空気ポンプ用管状通 路を有し、該裏材内に膨張圧力を供給可能な空気ポンプを設備したことを特徴と する、空気膨張式裏材付ヘルメット。
  39. 39.該空気ポンプが、空気ポンプ入口部および空気ポンプ入口逆止弁を有する 可撓性球体、および該裏材の管状通路と連通している空気ポンプ排気逆止弁付の 空気ポンプ排気口部を含む、請求の範囲38の空気膨張式裏材付ヘルメット。
  40. 40.該可撓性球体が該可撓性球体を手動操作できる位置の該ヘルメット上に配 置されている、請求の範囲39の空気膨張式裏材付ヘルメット。
  41. 41.ボクサーの頭部を包囲する頂部バンドを、ボクサーの頭部のまわりに該ベ ンドを保持する左右両側の手段および該両側の下端にて支持される顎ひも手段と 共に含む空気膨張式裏材にて裏張りされたボキシング用のかぶり具であり、そし て該かぶり具は該両側部、前部および背部ならびにこれらの任意の組合わせから なる少なくも1個の選ばれた内側表面用の空気膨張式裏材を含有し;該裏材は周 辺の継目によって継合わされた第一および第二のシートから形成され、そして該 裏材内に内部通路を形成する複数個の不連続継目を有し;そして該裏材は該裏材 と連通して裏材内の圧力を調節するリリーフ弁、および該裏材に空気ポンプの排 気口を連結する空気ポンプ用管状通路を有する、該裏材内に膨張圧力を供給可能 な空気ポンプを設備したことを特徴とする、空気膨張式裏材付ボキシング用かぶ り具。
  42. 42.四肢上に着用する保護具に使用するための空気膨張式裏材であり、該裏材 は該保護具の内側表面に該裏材を保持する手段を含み;該裏材は周辺の継目によ って継合わされた第一および第二のシートから形成され、そして該裏材内に内部 通路を形成する複数個の不連続継目を有し;そして該裏材と連通して裏材内の圧 力を調節するリリーフ弁および該裏材に空気ポンプの排気口を連結する空気ポン プ用管状通路を有する、該裏材内に膨張圧力を供給可能な空気ポンプを設備した ことを特徴とする、保護具用空気膨張式裏材。
  43. 43.該裏材が、裏材を2個の独立した密閉室に細分する少なくも1個の連続横 断継目を有する、請求の範囲42の空気膨張式裏材。
  44. 44.入口部、複数個の出口部および複数個の該口部の一つを選択する操作が可 能な弁部品を有するセレクター弁;密閉室の選択された一つに各口部を連結する 複数個の配管;および該セレクター弁の入口部に空気ポンプの排気口を連結する 配管を含む、請求の範囲43の空気膨張式裏材。
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