JPH06503563A - 高眼圧の処置におけるピリジン誘導体の用途 - Google Patents

高眼圧の処置におけるピリジン誘導体の用途

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JPH06503563A
JPH06503563A JP4501939A JP50193992A JPH06503563A JP H06503563 A JPH06503563 A JP H06503563A JP 4501939 A JP4501939 A JP 4501939A JP 50193992 A JP50193992 A JP 50193992A JP H06503563 A JPH06503563 A JP H06503563A
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チェン、ジュン
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    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高眼圧の処置におけるピリノン誘導体の用途象唄p4 本発明は、高眼圧の処置(′″おける、ある種のピリノン誘導体の用途に関する 。
今朋ρ−貫章 眼圧降下剤は、多様な高眼圧症状、例えば術後およびレーザートラベクレクトミ ー後の高眼圧や、緑内障の処置において、並びに術前の補助薬として有用である 。。
緑内障は、眼圧の上昇1、−より特徴付けられる眼疾48 Tある。緑内障は、 その病因IJより1.1ρ発性または続f性七Iで分類されている、例えば、成 人の原発性緑内障は2、開1j々隅角納内障7:号)ろか、辛たは急セ:も1く は慢性の■I塞隅角緑内陣であl)得る。1続発性緑内1表は、ブトつ吸炎、+ +a内膜瘍または拡大[た白内障のような既任の眼疾、11!、から牛じ偽。
原発性開放隅角緑内障11.眼圧(IOP)のト昇を伴う視神経の疾、’?、で ある。この眼圧上界は、小柱網において房水流出抵抗が高まることに。〕、る[ ′/ヨンソシ、ギイー・エイチ(Johnsor+。I) H,)お、上びブ+ iベーカー、アー71..− エフ(Brubaker、 R,F、 ) グ“ −ラリコマ。アン!’ )(−ヴユー。メイヨ・コリン・・ブロク(Glauc oua: An overview、Mayo C11n、Proc)、Gl、 :59−67(1986)’]c。
慢性開放隅角緑内障においては、111i房および2の解剖学的構造は正常に見 えるが、房水の排出は妨げられろ、、急性または慢性の閉塞隅角緑内障において は、前房が浅(、遇過角が狭く、虹彩がンj、 l/ 、’/ 、’A管の入口 の小柱網を閉塞し得る。@石の拡張により、虹彩根部が隅角に対1.て前方に押 され、および瞳孔プロlりを起こして、病状をで進し得る。前房隅角の狭い眼は 、種々の重篤度の急性閉塞隅角緑内障に売る素因を有する。
続発性緑内障は、後房から前房、次いでンユレンム管へ、の房水の流れのいかな る妨害(−よっても起こる。前房の炎症性疾患は、膨隆虹彩における完全な虹彩 後癒着を起こすことにより房水排出を妨げ得、排液路を滲出物で閉塞し、得る。
他の通常の原因は、眼内腫瘍、拡大した白内障、網膜中心静脈閉塞、眼の外傷、 手術操作および眼内出血である。
すべての種類を考慮すると、緑内障は、40歳を超えるすべての人の約2%に起 こり、視力が急速に損われるまで何年間も無症候性であり得る。
百年にもわたって緑内障の処置に用いられてきたー薬物は、ピロカルビン[(3 S、4R)−3−エチル−4−+(1−メチル−IH−イミダゾール−5−イル )メチルl−3,4−ンヒドロ−2(3H)−フラノン]−rある。ピロカルビ ンは、毛様体筋の収縮を起こし、すなわち小柱網を開くように引き付けることに よって、房水流出抵抗を低下するムスカリン作動剤である[例えばハラニー、イ ー・エイチ(Barany、E、 H,)、インベスティゲイティブ・オフタル モロジー・アンド・ビンユアル”jf”l′エンス(Invest、Ophth almol、 )、1.712−727(1962):nびにカウフマン、ビー −エル(Kaufman、P、L、 )およびバラニー、イー・エイチ、インベ スティゲイティブ・オフタルモロシー・アンド・ビジュアル・サイエンス、1互 、793−807(1976)参照]。ピロカルビンは、安全で有効な薬物であ るが、虹彩括約筋の収縮による縮@(瞳孔ボイズの縮小)のような望ましくない 副作用を有する。しかも、ピロカルビンは作用持続時間が短(,1日4回投与し なければならないので、患者のコンプライアンスの問題が生じる。
そのような望ましくない性質の故に、ピロカルビンおよび他のムスカリン作動剤 の広範な適用は妨げられており、例えば房水生成の抑制のような異なる作用機序 の他の化合物が、この104間、選択される薬物となっている。
房水生成の低下によって作用する、よく知られた化合物は、エピネフリン(アド レナリンとも称される)、すなわち最も一般的な化学名では4−[1−ヒドロキ シ−2−(メチルアミノ)エチル]−1,2−ベンゼンジオールである。その1 体はアトルナリン作動性であり、そのジビハレートエステル誘導体のプロピン( propinc)と共に、臨床的に有用な抗緑内障剤である。しかし、それらの 化合物は、投与した患者の眼に散瞳、すなわち瞳孔の過度の拡張をも起こす。
ある種のエイコサノイドおよびその誘導体は、眼圧降下活性を有することが報訴 されており、緑内障の処置に使用寸゛る−とが提案されている。、エイコサノイ ド!、−;は、びその誘導1本は、多\のi育7的IS有用な化合物、伝えはプ ロスタゲラ〉/・、/およびその誘導体を包含1゛る。
欧州持許出願公告第:259621号、第295721号および第316718 号には、ムスカリン作動剤であるア1ノコリン′L1.2.5.6−テトラヒト ロー1−メチル−3−ビリ2・シカルホン酸メチルエステル]と構造的に類似の ある種の化合物が、アルツハイマー病のような認識障害の処置に適当であると開 示されている。。
発明の概要 ムスカリン作動剤の探索において、眼圧は有効1コ陣下するが、ピロカルビンお よびその類似体の望ましくない副作用は実質的に持たない化合物群を同定した。
そのような化合物は、式(1)。
二式中、Rは水素、または炭素原子数的1〜6の非環式炭化水素基であり、He tは、N、0およびSから選択する2個または3個のへテロ原子を有する5員複 素環であって、不置換であるか、または炭素原子数的10までの非環式炭化水素 基、もしくは炭素原子数的3−6の脂環式炭化水素基、もり、 < 1オーOR ,(R,は炭素原子数1〜・約6の非環式炭化水素基)で置換されている複素環 基である。]で示される。このような化合物および構造的に関連のある化合物は 、欧州特許第296721号(米国特許第4866077号)、欧州特許第31 6718号および欧州特許第259621号において、コリン作動剤アレコリン の構造的類似体として開示された。その開示された化合物は、脳におけるアセチ ルコリンの機能低下によって起こる疾患(とりわけ、アルツハイマー病)の処置 における使用を!味するものと(7て、強力なアセチルコリン活性を有すると記 載されているのであって、そのような化合物が眼圧降下活性を有するということ は、全く予想外のことである。
本発明は、高眼圧の処置j5法であって、P記載(I)(i!f換基は前記と同 意義)で示される化合物または薬学的に許容し得るその酸付加塩を、高眼圧の処 置に充分な量で眼に適用することを含んで成る方法に関する。
更に本発明は、高眼圧処置用の眼用溶液であって、高眼圧の処置に充分な量の前 記化合物(I)または薬学的に許容し得るその酸付加塩を、無毒性の眼科学的に 許容し得る液体賦形剤との混合物として含有し、計量適用に適した容器に充填し た眼用溶液に関する。
本発明は、 内容物を計量した形態で放出する容器;およびその中に入れた前記眼用溶液 を含んで成る薬剤生成物にも関する。
図面の簡単な説明 第1図は、ウサギの眼圧(IOP)に対するピロカルビンの作用を示す。ピロカ ルビン(10μg/20μl)C回)または食塩液(○)を眼房内注射し、所定 の時間後にIOPを測定した。
第2図は、ウサギのIOPに対するピリジン−1,2,3,6−チトラヒドロー 5−(5−イソキサゾリル)−1−メチル−エタンジオエート(試験化合物)の 作用を示す。試験化合物(10μg/20μl)(・)または食塩液(0)を眼 房内注射し、所定の時間後にIOPを測定した。
第3図は、ヨザルのIOPに対するピロカルビンの作用を示す。ピロカルビン( III)(200メ1g/μl)を局所適用した。対照の動物には、食塩液(○ )を投与した。
第4図は、ヨザルのIOPに対する試験化合物の作用を示す。試験化合物(20 0μg/]0μl)<・)を局所適用した。対照の動物には、食塩液(○)を投 与し第5図は、ウサギにおいて試験化合物により誘発するIOP降下に対するア トロビンの作用を示す。試験化合物(1(b1g/20μI)と共にアトロビン (5μg/20μl)を注射しく■)、NOPを測定した。試験化合物のみ(・ ンまたは食塩液(○)を投与したものと、値を比較する。
第6図は、ヨザルにおいて試験化合物により誘発するIOP降下に対するアトロ ビンの作用を示す。アトロビンを局所適用した(5μg/10μljC■)。試 験化合物のみ<200ug/l、0μl)(・)または食塩液(0)を投与した ものと、値を比較する。
第7図は、眼房内適用したピロカルビン(10μg/201IA’X■)により 誘発した瞳孔サイズの縮小を示す。対照の動物には、食塩液(0)を投与した。
第8図は、ウサギに眼房内適用した試験化合物(10μg/20μ/X・)によ り誘発した瞳孔サイズの縮小を示す。対照の動物には、食塩液(0)を投与した 。
第9図は、ヨザルの瞳孔サイズに対するピロカルビンの作用を示す。ピロカルビ ン(200μg/μl)(■)を局所適用した。対照の動物には、食塩液(○) を投与した。
第10図は、ヨザルの瞳孔サイズに対する試験化合物の作用を示す。試験化合物 (200I1g/μI)(・)を局所適用した。対照の動物には、食塩液(0) を投与した。
第11図は、ウサギにおいて試験化合物により誘発する縮瞳に対するアトロビン の作用を示す。10μg/20μlの試験化合物(■)または試験化合物と5μ gのアトロビン(・)を眼房内注射し、所定の時間後に瞳孔直径を測定した。対 照の動物には、食塩液(○)を注射した。
第12図は、ヨザルにおいて試験化合物により誘発する縮瞳に対するアトロビン の作用を示す。アトロビン(5μg/10μl)(■)を局所適用した。試験化 合物のみ(・)または生理食塩液(○)を投与したものと、値を比較する。
第】3図は、ネコの毛様体(■)または虹彩括約筋(・)の平滑筋の収縮に対す る試験化合物の作用を示す。
第34図は、試験化合物により誘発するネコの毛様体または虹彩括約筋平滑筋の 収縮に対する、アトロビン(白抜き記号)の作用を示す。組織は、実施例に記載 のように10nMのアトロビンと共にインキュベートした。試験化合物によって 誘発した収縮は、黒塗り記号で示す。
発明の詳細な説明 本発明は、ムスカリン作動剤アレコリンのある種の類似体が眼圧の降下を起こし 、瞳孔サイズに対する作用は非常に小さく、作用持続時間が長いという思いがけ ない知見に基づくものである。
本発明に従って使用する化合物は、下記構造を有する:[式中、Rは水素、また は炭素原子数1〜約6の非環式炭化水素基であり、Hetは、N、、OおよびS から選択する2個または3個のへテロ原子を有する5員複素環であって、不置換 であるか、または炭素原子数的10までの非環式炭化水素基、もしくは炭素原子 数約3〜約6の脂環式炭化水素基、もしくは−ORr (R+は炭素原子数1〜 約6の非環式炭化水素基)で置換されている複素環基である。]5員複素環基H etは、1個または2個の二重結合を有し得、好ましくは以下の基から選択する : 置換基の上記定義において、「非環式炭化水素基」は、飽和または不飽和であっ てよく、適当な鎖長を有する直鎖または分枝状の飽和または不飽和炭化水素基( 直鎖または分枝状のアルギル、アルケニルおよびアルキニル基を包含する)を意 味する。この定義において好ましいものは、アルキル基、とりわけ炭素原子数1 〜約6のアルキル基、例えばメチル、エチル、n〜およびイソ−プロピル、n− およびt−ブチル、n−およびイソ−ペンチル、n−およびイソーヘキシル基な どである。Rは、炭素原子数1〜4、とりわけ1または2のアルキル基であるこ とが好ましい。最も好ましい式(I)の化合物においては、Rはメチル基である 。R1の定義において、好ましい非環式炭化水素基は、炭素原子数が4までのも のである。
「脂環式炭化水素基」は、炭素原子数3〜約6の飽和および不飽和環式炭化水素 基を意味し、/クロプロピル、/クロペンチル、ノクロペンテニル、ンクロヘキ シルおよびンクロヘキセニル基などを包含する。
特に好ましい本発明の化合物群においては、複素環Hetは、イソキサゾール、 チアゾール、1.2.4−オキサンアゾール、1.3.4−チアノアゾールまた は1゜2.5−チアジアゾール環である。
以下の化合物が特に好ましい ピリジン−1,2,3,6−チトラヒドロー5−(5−イソキサシリツリー1− メチルーエタンノオエート。
ビリノン−1,2,3,6−チトラヒドロー5−C3−(n−ブチル)−1,2 ,4−オキサンアゾール−5−イル]−1−メチル−エタンンオエート;ビリノ ン−1,2,3,6−チトラヒド0−5−C3−(n−ヘプチル)−1,2,4 −オキサンアゾール−5−イル]−1−メチルーエタン/オニ−1ピリジン−1 ,2,3,6−チトラヒドロー5−(3−プロピル−1,2,4−オキサノアゾ ール−5−イル)−エタンジオエート:ビリノン−1,2,3,6−チトラヒド ロー5−(2−メトキ/−1,3,4−チアジアゾール−5−イル)−1−メチ ルーエタンノオエート。
ビリ/シー1.2.3.6−子トラヒドロ−5−(2−メチル−4〜チアゾリル )−1−メチル−エタンジオエート ビリノン−1,2,3,6−チトラヒトロー5−(3−メトキン−1,2,5− チアノアソール−4−イル)−1−メチル−エタンジオエート。
およびそれらの化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩。
式(I)で示される化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩は、通常の処置用量で は毒性でないアニオンを有する。好ましい酸付加塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、 硫酸塩、酢酸塩、リン酸塩、硝酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩 、乳酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩などである。薬学的に許容し得る酸付加塩の形 成のために適当な池の酸は、例えばフマル酸、安息香酸、二/象酸、Z匂ベチン 酸、ベンゼンスルホン酸などである。
式(I)の化合物は、1件もしくはそれ以上の前記欧州特許出願に特に開示され ているか、または有機化学における既知の方法によって、既知の化合物から合成 し得る。
本発明に開示した化合物は、有用な薬学的性質を示す。とりわけ、そのような化 合物は、強力な抗緑内障剤であり、現在臨床的に用いられている既知のムスカリ ン作動性抗緑内障剤(例えばピロカルビン)の持つ望ましくない副作用は実質的 に伴わない。更に、本発明の化合物の方が、作用持続時間が有意に長い。
少なくとも1種の本発明化合物または薬学的に許容し得るその酸付加塩の処置有 効量を活性成分として、通常の薬剤賦形剤と組み合わせることによって、薬剤組 成物を調製し得る。好ましくは、活性成分の少なくとも1種は、式(1)(置換 基は前記と同意義)の化合物である。処置有効量は通例、液体製剤巾約01〜5 %(W/V)である。
眼科的な適用のためには、生な賦形剤として生理食塩液を用いて溶液を調製する ことが好ましい。そのような眼用溶液のpHは、適当な緩衝系によって6.5〜 7.2に保つことが好ましい。このような製剤は、薬学的に許容し得る通常の保 存剤および安定剤をも含有し得る。
本発明の薬剤組成物中に使用し得る好ましい保存剤は、塩化ベンザルコニウム、 クロロブタノール、チメロサール、酢酸フェニル水銀および硝酸フェニル水銀を 包含するが、これらに限定されるものではない。同様に、本発明の眼用製剤中に 種々の好ましい賦形剤を使用し得る。このような賦形剤は、ポリビニルアルコー ル、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポロキサマ ー、カルボキンメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースおよび精製水を 包含するが、これらに限定されるものではない。
必要に応じて、または好都合に、浸透圧調整剤を添加し得る。浸透圧調整剤は、 塩、とりわけ塩化ナトリウム、塩化カリウム、マンニトールおよびグリセリンを 包含するが、これらに限定されるものではなく、眼科学的に許容し得る他の適当 な浸透圧調整剤も使用し得る。
眼科学的に許容し得る製剤が得られるのであれば、pH調整のためにどのような 緩衝剤および手段を用いてもよい。緩衝剤は、酢酸、クエン酸、リン酸およびホ ウ酸の緩衝剤を包含する。製剤のpHを調整するために、必要に応じて酸または 塩基を使用し得る。
同様に、本発明において使用するための眼科学的に許容し得る抗酸化剤は、メタ 重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、アセチルシスティン、ブチル化ヒド ロキシアニソールおよびブチル化ヒドロキシトルエンを包含するが、それらに限 定されるものではない。
本発明の眼用製剤が含有し得る他の佐剤成分はキレート化剤である。好ましいキ レート化剤はエデト酸二ナトリウムであるが、その代わりに、またはそれと組み 合わせて他のキレート化剤も使用し得る。
これらの成分は通例、次のような量で使用する・成分 量(%W/V) 活性成分 約0.1〜5 保存剤 0〜010 賦形剤 0〜40 浸透圧調整剤 0〜10 緩衝剤 0.01〜10 pH調整剤 q、s、(pH4,5〜7.5.)抗酸化剤 必要量 精製水 必要量(100%とする) 以下の実施例により、本発明の化合物の薬理学的活性を更に説明するが、実施例 は本発明を制限するものではない。
実施例1 眼圧降下活性のインビボ試験 方法 ピリジン−1,2,3,6−チトラヒドロー5−(5−イソキサゾリル)−1− メチル−エタンジオエート(「試験化合物」)またはピロカルビンを、ヨザルの 眼に局所適用(200μg/10μI)するか、またはウサギの眼房内に適用( 10μg/20μl)シた。対照動物は、賦形剤の食塩液で処置した。0〜6時 間の間、瞳孔直径およびIOPを測定した。IOPは二ニーマドメーター(pn eua+atometer) [ディジラブ/バイオラド(Digilab/  Biorad)]を用いて測定し、瞳孔直径はオプティスティック(Optis tick)定規[アラ−ガン(Allergan)]を用いて測定した。この試 験には、眼圧の正常な動物を用いた。
アトロビン(ムスカリン拮抗剤)で処理することによって、ムスカリン様活性を 測定した。ウサギに対しては、アトロビン5μgを試験化合物と共に注射し、ヨ ザルに対しては、試験化合物による処理の30分前に、アトロビン5μg(10 μl)を適用した。
眼圧(a+mHg)または瞳孔直径(+111)は、時刻Oの時点からの変化と して表した。
結果および考察 眼圧:ピロカルピンのようなムスカリン作動剤は、正常眼圧のウサギまたはヒト において、IOP降下を殆んどまたは全く起こさない[ミイチ、エイチ(Mii chi。
H)およびナガタキ、ニス(Nagataki、S、 )、ンエイ・オフタルモ ル(J。
−F loman)ら、オフタルミック・リサーチ(Ophthalmic R es、 )、18.34−37(1986):。ヨザルは、ピロカルピンに応答 する少数の種の中の一種である[ランプル(Lamble)ら、インベスティゲ イティブ・オフタルモロ/=・アンド・ビンユアル・サイエンス、1河、848 −8501976)]。
第1図に示す結果は、ウサギにおけるピロカルピンの作用についての前記知見と 一致する。眼房内注射したピロカルピン(10μg/20μl)は、眼圧降下作 用を示さなかった。むしろ、第1図に示すように、わずかに眼圧上昇活性が見ら れた。
本試験により、ウサギのIOPに対する作用は、試験化合物とピロカルピンとで は異なるということもわかった。試験化合物は、眼房内適用により、投与後5時 間で5mmHgのIOP降下をもたらした(第2図)。この活性は、6時間の試 験終了後も持続すると見られた。これにより、試験化合物はIOP降下を起こす ばかりでなく、作用持続時間もより長いことがわかった。
前記のように、ヨザルは、ピロカルピンに応答する数少ない正常眼圧動物の一種 である。予想通り、ピロカルピンは3時間で約3mmHgのIOP降下を起こし 、この作用はその後減弱した(第3図)。
試験化合物をヨザルの眼に適用した場合もIOP降下が起こり、5時間後および 6時間後にIOP降下が最大(4ma+Hg)となった(第4図)。ウサギと同 様にヨザルの場合も、作用は6時間の試験時間を越えて持続し、試験化合物の方 がピロカルピンよりも持続性であることがわかった。
ムスカリン作動剤のあるものがそのような作用を有するという知見は、特に正常 眼圧のウサギについては初めてのものである。そこで次なる疑問は、試験化合物 はムスカリンレセプターの活性化によってIOP降下を起こすのか、ということ であった。このことを、ムスカリン拮抗剤アトロビンで動物を前処理することに よって調べた。ウサギに試験化合物と共にアトロピンを注射した場合、IOPに 対する作用は部分的にしか抑制されなかった(第5図)。005%アトロビン溶 液を2時間毎に局所適用した場合も、抑制作用は見られなかった(データは図示 せず)。同様に、ヨザルの眼にアトロビン5μg/10μlを局所適用しても、 試験化合物の■○P降下作用の抑制は無かった(第6図)。このアトロビン濃度 は、ムスカリンレセプターにおける活性の完全な抑制をもたらすのに要する濃度 の数倍であるということに注目すべきである。そのような結果は、試験化合物の IOP降下作用機序は、ヨザルにおいてもウサギにおいても、専らムスカリンレ セプターを介するものであるとはいえないことを示唆する。
縮瞳・ピロカルピンおよび試験化合物のいずれも、ウサギにおいて縮瞳を起こし たが、ピロカルピンの作用の方が試験化合物の作用よりも大きかった(第7図お よび第8図)。いずれの場合も、最大応答は0.5時間後に得られ、その後の試 験時間にわたって回復した。
ヨザルに対するピロカルピンの縮瞳作用は強く、瞳孔の完全な閉鎖が24時間以 上も続いた(第9図)。これに対し、試験化合物による縮瞳ははるかに軽度で、 時刻0の時点に対する収縮は、1時間後に48%で、3〜6時間の間に15%に 回復した(第10図)。試験化合物の縮瞳作用は、いずれの動物においても、ア トロピンによって完全に抑制された(第11図および第12図)。このことは、 虹彩括約筋のムスカリンレセプターの関与を示唆するものである。
実施例2 インビトロの試験 方迭 ネコの新鮮な摘出眼から、虹彩括約筋および毛様体平滑筋を切採した。酸素95 %および二酸化炭素5%を通気したタイロード液[組成(HIM): NaCJ 137、KCl2.7、CaCl21.8、MgCl21.05、NaHCO3 11,9、NaHzP(LO042、D−グルコース5.6コの入った37℃の 臓器浴に、組織を入れた。組織の一端を浴内の鈎に固定し、他端は、ポリグラフ に接続したフォース・ディスプレイスメント(force displacem ent) トランスジューサーに取り付けた。組織を100〜200mgの張力 下に60分間放置して平衡化した。平衡化の後、組織を賦活するために最適以下 の濃度のベタネコール(10−30μM)を反復使用した。次いで、試験化合物 を浴に加えて濃度を高めてゆき(0,1−1000μM)、累積用量応答を起こ した。ムスカリン拮抗剤の作用を試験するためには、試験化合物で処理する前に 、組織を10%Mアトロピンと共に30分間インキュベートした。
作動剤活性を、ED、。(累積用量応答曲線において、最大収縮の50%の収縮 を起こす濃度)として表した。結果は、3回またはそれ以上の試験から得たもの で、平均値±S、E として表した。
結果および考察 この試験は、ピリジン−1,2,3,6−チトラヒドロー5−(5−イソキサゾ リル)−1−メチルーエタンンオエート(「試験化合物」)の、毛様体および虹 彩括約筋の平滑筋に対する活性を定量的に評価して、試験化合物の作用機序を理 解する目的で行ったものである。従来の研究によって、ムスカリン作動剤は毛様 体筋の収縮によりIOPを降下することが示されている[カウフマン、ビー・エ ルおよびバラニー、イー・エイチ、インベスティゲイティブ・オフタルモロジー ・アンド・ビジュアル・サイエンス、1互、793−807(1976)]。虹 彩括約筋に対するその作用により、望ましくない副作用である縮瞳が起こる。本 試験において、試験化合物は、毛様体および虹彩括約筋の平滑筋のいずれに対し ても、濃度に相関した収縮を起こし、ED、Qはそれぞれ30および20μMで あった。この化合物の活性は、ピロカルピンよりも小さかった(ピロカルピンの ED6.は、どちらの組織に対しても4μMであった)(第13図)。アトロピ ンは収縮を競合的に抑制したが、このことは、この化合物は前記組織のムスカリ ンレセプターを活性化するということを示唆するものである(第14図および第 15図)。しかし、アトロピンは、虹彩の応答を毛様体の応答よりも2.5倍強 力に抑制した。このことは、縮瞳は完全に、IOPは部分的にアトロピンに影響 されるという実施例1のインビボ試験のデータと一致すると考えられる。
実施例1および実施例2のデータは、試験化合物が二種の動物モデル(すなわち ウサギおよびヨザル)においてIOPを降下したことを明らかに示している。
ムスカリン作動剤に関してのそのような作用は、ヨザルにおいては既に示されて いたが[ランプル、ジエイ・ダブリュ(Lamble、J、 W、 )およびラ ンプル、エイ・ピー(Lamble、 A、P、 )、インベスティゲイティブ ・オフタルモロジー・アンド・ビジュアル・サイエンス、15.848−851 (1976)]、ウサギにおいてそのような知見を得たのは、今回が初めてであ る。緑内障処置に使用する化合物のスクリーニングの多くは、ウサギを用いて行 われる。従って、試験化合物およびその類似体がウサギのIOPを降下するとい う事実は、ピロカルピンに比しての有利性を更に高めるものである。試験化合物 は、ヨザルのJOP降下においてもピロカルピンより有効であったが、インビト ロの試験においてはピロカルピンよりも活性が低かった。インヒドロの試験によ り、それらの化合物は、アトロピン感受性レセプターを介してネコの毛様体筋の 収縮を起こし得ることも明らかになった。しかし、そのIOP降下作用は、非常 に高濃度のアトロビンによっても完全には抑制されず、このことは、試験化合物 はIOP降下のための別の作用機序を有し得ることを示唆する。そのような化合 物の非ムスカリン様活性は、これまで知られていなかった。
本発明に開示した化合物は、長時間にわたってIOPを降下することができ、1 0P降下活性に伴う縮瞳は軽度かつ短時間である故に、緑内障の処置に有用であ り得る。
上記の記載は、本発明の実施に使用し得る特定の製剤および方法に関する詳細な 説明である。本発明の眼用製剤の特定の組成、および高眼圧の処置におけるその 特定の用途に関する詳細な説明に基づいて、当業者は、他の製剤を調製し、場合 に応じた処置(処方、用量)を行うことができるであろう。すなわち、本明細書 中の前記詳細な説明は本発明の範囲を制限するものと解釈すべきではな(、本発 明の範囲は、請求の範囲によってのみ決定されるものである。
時間(時間) ヨザルのIOPに対するピロカルピンの作用時間(時間) 時間(時間) −た弘5 ウッ、ヤ6.お6.1.イい、0よ、316時間(時間) 一定し4 3.、Ale:おい□、イ、ヵ*、:よ、9えア。
時間(時間) 時間(時間) 時間(時間) 時間(時間) 試験化合物による虹彩括約筋または毛様体筋の収縮〃σ 、、g。
ヌ 呻 ト 積 勿 ソ ベ 謬 濃度(μM) 国際調査報告 国際調査報告 US 9108484 S^ 54363 1ympct/la^りIal窮べ耳眸−ne嘱蟲1s−ツ11211・psa uao51iフロントページの続き LK、 MC,MG、 MW、 No、 PL、 RO,SD、 S(72)発 明者 ルイス、グアダルーペアメリカ合衆国91720カリフォルニア州コロナ 、ジエントル・ドライブ1068番

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.高眼圧を処置する方法であって、式(I);▲数式、化学式、表等がありま す▼ [式中、Rは水素、または炭素原子数1〜約6の非環式炭化水素基であり、He tは、N、OおよびSから選択する2個または3個のヘテロ原子を有する5員複 素環であって、不置換であるか、または炭素原子数的10までの非環式炭化水素 基、もしくは炭素原子数約3〜約6の脂環式炭化水素基、もしくは−OR1(R 1は炭素原子数1〜約6の非環式炭化水素基)で置換されている複素環基である 。]で示される化合物または薬学的に許容し得るその酸付加塩を、高眼圧の処置 に充分な量で眼に適用することを含んで成る方法。
  2. 2.Hetは、ヘテロ原子として酸素と窒素、またはイオウと窒素を有する5員 複素環である請求項1記載の方法。
  3. 3.Hetは、イソキサゾール、チアゾール、1,2,4−オキサジアゾール、 1,3,4−チアジアゾールおよび1,2,5−チアジアゾール環から成る群か ら選択する請求項2記載の方法。
  4. 4.Rは炭素原子数1〜4のアルキル基である請求項3記載の方法。
  5. 5.Rはメチルである請求項4記載の方法。
  6. 6.複素環Hetは、不置換であるか、または炭素原子数1〜約8のアルキル基 で置換されている請求項5記載の方法。
  7. 7.前記複素環は、アルキル部分の炭素原子数1〜約6のアルコキシ基で置換さ れている請求項5記載の方法。
  8. 8.アルコキシ基は、アルキル部分に炭素原子を1〜4個有する請求項7記載の 方法。
  9. 9.Rは水素である請求項3記載の方法。
  10. 10.複素環Hetは、炭素原子数1〜約4のアルキル基で置換されている請求 項9記載の方法。
  11. 11.式(I)の化合物は、以下の化合物から成る群から選択する請求項]記載 の方法; ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(5−イソキサゾリル)−1− メチル−エタンジオエート; ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−[3−(n−ブチル)−1,2 ,4−オキサジアゾール−5−イル]−1−メチル−エタンジオエート;ピリジ ン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−[3−(n−ヘブチル)−1,2,4 −オキサジアゾール−5−イル]−1−メチル−エタンジオエート;ピリジン− 1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(3−プロピル−1,2,4−オキサジア ゾール−5−イル)−エタンジオエート;ピリジン−1,2,3,6−テトラヒ ドロ−5−(2−メトキシ−1,3,4−チアジアゾール−5−イル)−1−メ チル−エタンジオエート;ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(2 −メチル−4−チアゾリル)−1−メチル−エタンジオエート; ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(3−メトキシ−1,2,5− チアジアゾール−4−イル)−1−メチル−エタンジオエート;およびそれらの 化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩。
  12. 12.前記化合物は、ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(5−イ ソキサゾリル)−1−メチル−エタンジオエートまたは薬学的に許容し得るその 酸付加塩である請求項11記載の方法。
  13. 13.高眼圧処置用の眼用溶液であって、高眼圧の処置に充分な量の請求項1記 載の式(I)の化合物または薬学的に許容し得るその酸付加塩を、無毒性の眼科 学的に許容し得る液体賦形剤との混合物として含有し、計量適用に適した容器に 充填した眼用溶液。
  14. 14.式(I)の化合物は、以下の化合物から成る群から選択する請求項13記 載の眼用溶液; ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(5−イソキサゾリル)−1− メチル−エタンジオエート; ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−[3−(n−ブチル)−1,2 ,4−オキサジアゾール−5−イル〕−1−メチル−エタンジオエート;ピリジ ン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−[3−(n−ヘブチル)−1,2,4 −オキサジアゾール−5−イル]−1−メチル−エタンジオエート;ピリジン− 1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(3−プロピル−1,2,4−オキサジア ゾール−5−イル)−エタンジオエート;ピリジン−1,2,3,6−テトラヒ ドロ−5−(2−メトキシ−1,3,4−チアジアゾール−5−イル)−1−メ チル−エタンジオエート;ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(2 −メチル−4−チアゾリル)−1−メチル−エタンジオエート; ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(3−メトキシ−1,2,5− チアジアゾール−4−イル)−1−メチル−エタンジオエート;およびそれらの 化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩。
  15. 15.前記化合物は、ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(5−イ ソキサゾリル)−1−メチル−エタンジオエートまたは薬学的に許容し得るその 酸付加塩である請求項14記載の眼用溶液。
  16. 16.内容物を計量した形態で放出する容器;およびその中に入れた請求項13 記載の眼用溶液を含んで成る薬剤生成物。
  17. 17.以下の化合物から成る群から選択する式(I)の化合物を含有する眼用溶 液を含んで成る請求項16記載の薬剤生成物;ピリジン−1,2,3,6−テト ラヒドロ−5−(5−イソキサゾリル)−1−メチル−エタンジオエート; ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−[3−(n−ブチル)−1,2 ,4−オキサジアゾール−5−イル]−1−メチル−エタンジオエート;ピリジ ン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−[3−(n−ヘブチル)−1,2,4 −オキサジアゾール−5−イル]−1−メチル−エタンジオエート;ピリジン− 1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(3−プロピル−1,2,4−オキサジア ゾール−5−イル)−エタンジオエート;ピリジン−1,2,3,6−テトラヒ ドロ−5−(2−メトキシ−1,3,4−チアジアゾール−5−イル)−1−メ チル−エタンジオエート;ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(2 −メチル−4−チアゾリル)−1−メチル−エタンジオエート; ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(3−メトキシ−1,2,5− チアジアゾール−4−イル)−1−メチル−エタンジオエート;およびそれらの 化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩。
  18. 18.前記化合物は、ピリジン−1,2,3,6−テトラヒドロ−5−(5−イ ソキサゾリル)−1−メチル−エタンジオエートまたは薬学的に許容し得るその 酸付加塩である請求項17記載の薬剤生成物。
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