JPH06503166A - 宝石の識別、追跡及び回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 宝石の識５ｉ１゛跡及び回収装置 λ旦ニュ１ 本発明は、宝石を正確に識別でき、且つデータベースが形成されるように宝石に 関する情報を分類して記録し、もって盗難に遭った、或いは、紛失した後に回収 された宝石をそのデータベースと比較して正確に識別する装置に関する。

１に１１ 宝石の光学的指紋と呼ばれるものを提供する宝石分類識別装置が種々提案されて いる。光学指紋は正確であり、問題になっている宝石が予め記録された指紋を生 成する宝石と同じものかどうかの裁判所による決定に採用されている。

宝石の窃盗において、最も一般的な問題は、ある所有者から盗まれた特定の宝石 を盗まれた宝石であると正確に認定することである。この問題は、宝石にしばし ば保険が掛けられ、また、回収されても盗まれた宝石であると判定するのが困難 であるため、保険会社にとって特別な関心事である。保険会社は、過去において 詐欺の申立てに遭遇したこともある。従って、宝石の識別及び追跡には問題が残 る。

米国特許第３，９４７，１２０号は、宝石にレーザービームを当てその宝石の光 学反応を記録媒体、好ましくは写真媒体に記録する、宝石の光学的指紋を生成す る特別な装置を開示する。この装置は、複製可能であり、かつ、一定の光学反応 を示す検討中の宝石がほぼ同一の光学反応を示す、事前に識別された宝石と同じ ものであることを立証するに十分な証拠として裁判所に保管される宝石の指紋を 提供する。

本件出願は、特定の宝石指紋採取方法を開示するが、紛失若しくは盗まれたとさ れる宝石の識別にこの情報を実際に使用可能とする非常に大きな問題が残された まま本発明は、改良された宝石指紋記録装置及び記録された指紋を収集、分類し 、効果的な検索が可能なデータベースを形成する方法を提供する。

また、本発明は、警察官或いはその他の関係当局者によって回収された宝石を適 正に識別するため本技術を用いて遠隔にて走査し、得られる光学反応をデータベ ースの他の光学反応と比較し、盗まれた宝石が実際に事前に登録されている場合 にこれと照合する回収装置について記載する。

本発明は、宝石の追跡調査に顕著なインパクトを与えるとともに、盗品宝石の取 引を実質的に困難にする。

磨かれた宝石の再生可能識別パタンを生成する本発明による装置は、宝石の内側 の光ビームの屈折および反射特性の出力を生成するため周知の特定方法で位置決 めされた宝石にビーム光束を当てるための光ビーム照射手段と、反射した光ビー ムの相対寸法および位置を記録されるように、出力の選択された一部を記録する 記録手段とから成り、上記記録手段は、光ビームの強度を調整することによって 寸法測定の正確さが向上するよう、異なる光ビームの強度を自動的に調節する。

本発明の１つの特徴によれば、磨きをかけられた宝石の再生可能な識別パタンを 生成する装置は、宝石の内側における光ビームの屈折および反射特性の出力を生 成するため周知の特定方法で位置決めされた宝石にビーム光束を当てる光ビーム 照射手段と、反射した光ビームの出力の選択部分の相対寸法および位置を評価す る評価手段とから成り、上記評価手段は、宝石の光学反応の電子記録を生成する ため該選出部分を光学的に走査する。

宝石記録装置は、本発明によれば、宝石の光学評価値を電子的に受信して記録す る中央記録手段と、宝石の個々に認識可能な特性に基づいてその宝石をして光学 反応を生成せしめてその光学反応の電子信号を生成し、宝石の光学評価を電子的 に受信して記録する中央記録手段にその宝石の光学反応を転送することによって 宝石を光学的に評価する複数の光学検出ステーションとから成る。

本発明による宝石回収識別装置は、宝石の光学反応特性、宝石の特徴および宝石 の所有者を電子的に効率的に検索できる様式に分類して成る宝石データベースか ら成り、回収されたが識別する必要のある宝石の光学反応を感知して分類し、分 類された宝石と回収された宝石の分類された光学反応との一致をみるため該宝石 データベースを電子的に検索するを含む。

面の簡　な脱Ｂ 本発明の好ましい実施例は添付図面に示されているが、この中、 図１は、本発明の走査装置の概略図であり、そして図２は、宝石記録回収装置の 全体概略図である。

適実施　の−細な昔日 図１において符号２で全体を示される走査装置は、宝石１０に投射されるレーザ ービーム８を生成するレーザー４を有する。レーザービーム８は、第１の焦点レ ンズを通過し、ディスプレイ・スクリーン１６の中央孔を通り、宝石１０に当た る前に第２の焦点レンズ１４を通過する。米国特許第３，９４７，１２０号に記 載され、概略的に示されるような特定の方法で保持される宝石１０に当てられる レーザービームは、第２焦点レンズ１４によってディスプレイ・スクリーンに映 し出される光学反応１２を生成する。スキャナ１８は、ディスプレイ・スクリー ン１６に映し出された光学反応の直射光の進行領域外のスキャナ装置の一側に位 置しており、スキャナは、ディスプレイ・スクリーン１６の選択された直線部分 だけを視野に入れている。トラック装置２０は、スキャナをディスプレイ・スク リーンの横方向に段階的に移動させて、ディスプレイ・スクリーンに表示された 光学反応の完全な光学記録を提供する。トラック２０に沿うスキャナのこの制御 された移動は、コントローラ２２によって制御される。スキャナ１８からの出力 は、記録保存装置２４に記録される。こうして、特定の宝石１０から得られた光 学反応１２の完全な記録が記録保存部２４に格納される。

スキャナは、ディスプレイ・スクリーン１６の特定部分からの信号を正確に受信 できるチャーシト・カブルド・デバイス（ＣＣＤ）である。トラック２０に沿い ディスプレイを横切るようにスキャナを機械的に移動することにより、光学反応 の完全な評価が得られる。スキャナ１８のこの機械的移動は、スキャナのコスト を飛躍的に減少させるのに対し、スクリーン全体を検知するスキャナが何倍もの コストを要し、従って平均的宝石商が自己の店舗内に維持する現場装置を過剰に 高価なものとする。

宝石の販売時、自己の店舗内にこの装置を保有する宝石商は、宝石の持ち主、そ の住所、特定の力・ソト、色、重さ、正確に決定できる宝石のその他の特徴に関 する特定の情報を入力し、この情報をその特定の宝石の光学反応と合成する。モ デム２８は、正確に検索できるように引続き光学反応が分類される図２に示され る中央データベース４０に保管記録２４を転送するために設けられている。走査 装置２に接続されているのは、特定の宝石の光学反応１２のハードコピー及びキ ーボードから入力されるその他の情報を提供するプリンタ３０である。スキャナ １８は、特定の部分を走査する際に異なる光の強度に自動的に適合するよう調節 する手段を有する。スキャナは、光学反応中に見つかった個々のビームの寸法及 び位置を正確に検出するためのものである。これは、これらのビームの強度が写 真材料に記録され、非常に高いか低い強度の影響でビーム寸法が不正確に記録さ れる写真記録方式とは対照的である。よってスキャナ１８は、光学反応１２に生 成された光ビームの寸法および位置のより正確な評価を得るため異なる光ビーム の強度の変化に自動的に適応する。光学反応の段階的走査自体もこの強度修正に 寄与する。スクリーン全体を読み取り可能なスキャナも使用可能であり、変化す る強度に適応できる。

好ましくは、記録保存部２４は、争点部分の寸法及び位置が主たる重要事項であ るとき、光学記録が特にデータ圧縮に適しているのでデータ圧縮能を有する。デ ータ圧縮はラン・レングス・エンコープインク（ｒｕｎ　Ｌｅｎｇｔｈｅｎｃｏ ｄｉｎｇ）を含む種々の方法で行われる。

装置全体は、図２に概略的に示されており、分類部４２および分類された宝石の データバンク４４とを有する中央データベース４０から成る。このデータバンク ４４は、特定の保険会社又は所有者から盗まれるか紛失したと報告のあった宝石 のサブグループ４６と連携する。

回収された宝石は、符号５０で示される警察署の特定の現場装置で光学的に走査 され、これらの宝石の光学反応は、特定の所有者により盗難に遭うか紛失したと 届は出があった宝石のサブグループ４６と比較される。こうして、遠方の異なる 管轄地の警察署は、泥棒から回収した、或いは、盗まれた疑いのある宝石を、盗 まれるか紛失したと事前に届けられた宝石のデータベースと比較できる。

図２において符号４２の部位で実施される宝石の分類は、光学反応のハードコピ ーに大きな円で識別された光学反応の最大領域光ビームを識別する極座標方式に 基づいて行われる。最大領域光ビームは第１の光ビームとして識別され、残りの 光ビームは寸法によって段階的に識別される。最大の光ビームは、角度ゼロに位 置すると考えられ、その他の全ての光ビームは、主光ビームに対して作図される 。中心点からの距離も、正確な位置検出を行うため測定される。

この特別な分類装置は、盗品の疑いのある宝石の光学反応が分類され、その種々 の光ビームが再びこのような方法で描かれるので検索を大変便利なものとする。

ソフトウェアは、正確にこの反応を光ビームの特定の角度に基づき周知の反応と 比較し、次いで優勢光ビームと考えられる特定の光ビームの変化を比較する。こ れはソフトウェア内で実施でき、非常に効率的であり、実際の光学反応を数回検 索或いは置換することになる。幾つものあり得る一致が識別された後に、中心か らの距離ならびに遥かに詳細な反応特性について更なる比較を行うことが可能で ある。記録された光学反応の比較に基づき、専門家は、完全なる一致であるか否 かについての意見を提供できる。

お分りのように、上記装置は、国中若しくは領域中の全ての宝石商がこの現場装 置を保有していて、宝石の販売時にその宝石を評価すべく現場装置を使用してそ の宝石の正確な光学的指紋を採取すれば最も効率的に作用する。この記録は、次 いで宝石の中央データバンクに記録され、好ましくはデータバンクに電子的に転 送される。

特定の宝石の光学反応特性の圧縮は、一般的な技術をもって達成される。実際の 記録は、好ましくは、光学反応に生成される特定の光ビームの寸法及び位置に基 づいてなされる。ラン・レングス・エンコーディングはこのデータの圧縮に特に 適している。

本明細書において本発明の好適実施例について詳細に説明してきたが、これらの 実施例に本発明の精神若しくは別添の請求の範囲から逸脱せずに変更を加えるこ とが可能なことは、当業者の認識するところである。

ＦＩＧＵＲＥ　２ 国際調査報告 一一一一−＾”””ｌｌｌ１”　ＰｃＴ／ｌ’Ｊｋ　Ｑ＋ＪＭＡｊＡＵＳ−Ａ　 −４９３１６２９１：＋５−０６−９０　ＧＢ−Ａｌ）−８９０６７９６１Ｏ− ０５−８９ＧＢ−４１−ｊｌｅ０４４　Ｑｅ−１１−８’？ＪＰ−４２−１２９ ０５ＣＩｔ：＋　２２−１１−日９フロントページの続き （７２）発明者　ヴアニア、ダナ・ジエイカナダ　グー１ニス　２ジー３　オン タリオ、オタワ、ファースト・アヴエニュ

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．研磨加工された宝石の再生可能な識別パタンを生成する装置であって、 該宝石の内側の屈折および反射特性の出力を生成するため特定の周知の姿勢で配 置された該宝石にビーム光束を照射する光照射手段と、 反射した光ビームの相対寸法および位置が記録されるように前記出力の選択され た一部を記録する手段とから成り、 前記記録手段が目動的に異なる光ビームの強度の変化に適応するようなされた識 別パタン生成装置。
2. ２．前記記録手段が前記反射した光ビームの前記出力にデータ圧縮技術を適用す る手段を有する請求項１に記載の装置。
3. ３．研磨加工された宝石の再生可能な識別パタンの生成装置であって、 該宝石の内側の屈折および反射特性の光学反応を生成するため周知の特定姿勢に 配置された該宝石にビーム光束を照射する光照射手段と、 反射した光ビームの出力の選択された一部の相対寸法および位置を評価する手段 と、から成り、前記評価手段は、前記選択された一部を光学的に走査して該宝石 の前記光学反応の電子記録を生成するとともに、前記電子記録を遠方のコンピュ ータに転送する手段を有して成る識別パタン生成装置。
4. ４．前記評価手段は、集合的に該宝石の前記光学反応を表す前記光学反応のセグ メントを光学的に走査する請求項３に記載の装置。
5. ５．宝石の記録装置であって、 宝石の光学的評価を電子的に受信して記録する中央記録手段と、 該宝石の認識可能な個々の特徴に基づいて該宝石にその光学反応を生成せしめる ことにより該宝石を光学的に評価する複数の光学評価ステーションと、該宝石の 前記光学反応の電子信号を生成するとともに、該宝石の前記光学反応を前記中央 記録手段に転送して該宝石の光学的評価を電子的に受信して記録させる手段と、 から成る宝石記録装置。
6. ６．前記中央記録手段は、宝石光学反応を記録すべく受信した際、一定の光学反 応と前記中央記録手段に分類されて記録された光学反応との正確な比較を可能と するような形式で前記光学反応を分類する請求項５に記載の宝石記録装置。
7. ７．前記光学反応の分類は、照度の高い領域の寸法に従って分類することを含む 請求項６に記載の宝石記録装置。
8. ８．前記光学反応の分類は、照度の高い領域の寸法に従って分類すること、及び 、前記高照度領域に極座標を付与することを含む請求項６に記載の宝石記録装置 。
9. ９．前記電子信号生成手段の一部を形成する宝石の光学反応を生成するためデー タ圧縮技術を適用する手段を有する請求項５に記載の宝石記録装置。
10. １０．宝石回収識別装置であって、 電子的に効率的に検索できるような形式で宝石の光学反応特性、該宝石の特徴お よび該宝石の所有者に基づいて分類された分類宝石の宝石データベースと、回収 されて識別する必要のある宝石のディジタル化された光学反応を受信し、前記分 類宝石の１つと前記回収された宝石の前記ディジタル化された光学反応との一致 を見つけるため前記宝石データベースを電子的に検索する手段とから成る宝石回 収識別装置。
11. １１．前記分類宝石の前記宝石データベースは、盗まれるか紛失したと確認され た別の宝石グループに分割されており、前記回収宝石の前記ディジタル化光学反 応は、前記盗まれたか紛失した宝石の別グループと比較される請求項１０に記載 の宝石回収識別装置。
12. １２．研磨加工された宝石の再生可能な識別パタンの生成方法であって、 宝石の内側の屈折および反射特性の出力を生成するため周知の特定姿勢に配置さ れた宝石にビーム光束を照射する工程と、 異なる光ビームの強度変化に適応しながら反射光ビームの相対寸法および位置が 記録されるような方法で前記出力の選択された一部を記録する工程と、から成る 識別パタン生成方法。
13. １３．前記記録された選択部分を遠方のデータベースに転送する工程を含む請求 項１２に記載の方法。
14. １４．前記記録された選択部分を前記遠方データベースに転送する前にデータ圧 縮技術を適用する工程を含む請求項１３に記載の方法。
15. １５．宝石の記録方法であって、 宝石の光学評価を電子的に受信して記録する中央記録手段を設ける工程と、 該宝石認識可能な個々の特徴に基づいて該宝石にその光学反応を生成させること によって該宝石を光学的に評価する複数の光学評価ステーションを設ける工程と 、該宝石の前記光学反応の電子信号を生成し、該宝石の前記光学反応を前記中央 記録手段に転送して該宝石の光学評価を電子的に受信して記録させる工程と、か ら成る記録方法。
16. １６．前記中央記録手段は、記録する宝石光学反応の受領時、一定の光学反応と 前記中央記録手段に分類して記録された光学反応との正確な比較が可能となるよ うに前記光学反応を分類する請求項１５に記載の方法。
17. １７．前記光学反応の分類は、高照度領域の相対寸法および位置に従って行われ る請求項１６に記載の方法。
18. １８．前記光学反応の分類は、高照度領域の寸法に従って行われるとともに、前 記高照度領域に極座標が付与される請求項１６に記載の方法。
19. １９．該宝石の前記光学反応を生成するためデータ圧縮技術を適用する工程を含 む請求項１５に記載の方法。
20. ２０．宝石回収識別方法であって、 電子的に効率的に検索できるような形式で宝石の光学反応特性、該宝石の特徴及 び該宝石の所有者に従って分類された分類宝石の宝石データベースを形成する工 程と、回収されて識別することを必要とする宝石光学反応を受取り、前記分類宝 石の１つと前記回収宝石の前記光学反応との一致を発見するため前記宝石データ ベースを電子的に検索する工程と、から成る宝石回収識別方法。