JPH06502485A - ピンホール及び引裂強度に対する保護遮断材の試験方法及び装置 - Google Patents
ピンホール及び引裂強度に対する保護遮断材の試験方法及び装置Info
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- JPH06502485A JPH06502485A JP3512654A JP51265491A JPH06502485A JP H06502485 A JPH06502485 A JP H06502485A JP 3512654 A JP3512654 A JP 3512654A JP 51265491 A JP51265491 A JP 51265491A JP H06502485 A JPH06502485 A JP H06502485A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ピンホール及び引裂強度に対する
保護遮断材の試験方法及び装置
国の権益に関する陳述
本明細書に記載する発明は、食品医薬8局(FDA)との共同研究開発契約に基
づく研究開発の過程にてその一部は成されたものである。
発明の分野
本発明は、例えばコンドーム、手袋又は囲包部材のような保護遮断材において、
ミクロン或はミクロン以下の直径とされる微細孔を検出するための非破壊試験方
法及び装置に関するものである。更に詳しく言えば、本発明は、保護遮断材に交
流電流を付与し、この保護遮断材の導電率及び/又はクォリティーファクタ(q
uality factor)を測定し、そして、この測定された導電率及び/
又はクォリティーファクタを既定の限界値と比較することを特徴とする、保護遮
断材の非破壊試験に関するものである。
発明の背景
世界保健機関及び取締り当局は、例^ばコンドーム及び手袋のような保護遮断材
或はその製品の品質レベルに関して大きな関心を有している。この関心事は、こ
れら保護遮断材の使用者を、例えば、直径が約0.1μのエイズ(AIDS)ウ
ィルス及び直径が約0.12〜約0.15μのヘルペスウィルスのような、液体
を媒介とする病気から保護する緊急の必要性があるからである。最大の関心事は
、使用時の保護遮断材の破裂及び/又は引裂きに対する心配から開放されること
であり、又、例えば、上記病気を移すウィルスの透過を可能とするに十分な大き
さのピンホールのような孔の存在に対する心配から開放されることである。従っ
て、本発明は、このような保護遮断材の完全性を試験するために成されたもので
ある。特に、本発明は、保護遮断材の1ミクロン以下の直径を有した孔を非破壊
試験にて検出するために成されたものである。
高品質のコンドーム、手袋及び他の遮断材製品を製造するには、熟練された作業
員と特別な製造装置とを必要とする。
大抵の大規模なコンドーム製造プラントは、高度に自動化されており、且つ、個
々のコンドーム製造業者によって独自の設計が成されている。
ゴムの加硫方法は19世紀後期に開発された。これによって、コンドームの製造
において、動物の薄膜を使用する代わりにゴムを使用することが可能となった。
初期には、コンドームの原材料としては溶質ゴムが使用された。しかしながら、
溶質ゴム粒子の安定性が悪く、そのために初期には欠陥を持ったコンドームが高
割合で製造された。1930年代に、コンドームを液体天然ゴムラテックスから
製造することとなり、ゴム及びコンドーム製造業界に革命的変化をもたらした。
現在のコンドーム製造においては、濃縮され且つ安定化されたラテックスが浸漬
タンクに収容され、そして、このタンク内へとガラス又は金属製のコンドーム形
状をしたモールド或はマンドレルが、連続したコンベア装置により浸漬される。
次いで、モールドは、冷却されたラテックスを有するタンク内へと搬送され、そ
して、乾燥オーブン内へと配置される。ラテックスが被覆されたモールドは、次
いで、第2のラテックスタンク内へと浸漬される。コンドームの開放端部に、ブ
ラシにてリングを丸めて作り、その後、このモールドはオーブンへと搬送され、
更に乾燥と加硫が行なわれる0次に、コンドームは、モールドから水噴射或はブ
ラシにて剥ぎ取られ、そして完全性試験が行なわれる。
ゴム製のコンドーム或は手袋は、一般に、モールドを使用して種々の寸法のもの
が製造され、試験も又、種々の寸法のマンドレルにて行なわれる。ゴム薄膜は0
.02ミリメートル(mm)程度の薄いものが製造できる。しかしながら、製造
される大抵のゴム薄膜は、約0.04〜約0.07mm程度の厚さとされる。薄
膜が薄くなればなる程、使用者の感度は大となる。しかしながら、より厚い薄膜
は、より強(且つ孔ができ難(なり、それによって、品質レベルはより向上し、
従って許容品質レベルも増大する。
現在、コンドームを試験するためには二種類の主たる試験法がある。つまり、液
圧法と電気法である。この液圧試験法及び電気試験法は、両方ともラテックス(
最も一般的なコンドーム材料)の表面特性、及び試験に使用される液体の表面エ
ネルギによって影響を受け易い、コンドームの表面に何らかの孔が存在する場合
の湿潤性が、コンドームを貫通する流体通路形成の主たる決定因子となる。従っ
て、コンドームの欠陥、例えば孔に対する完全性試験は界面状態に依存する。
米国材料試験協会液圧試験法(ASTM D3492−83)によれば、コンド
ームには約300ミリリツトル(mL)の水を充填し、そして水漏れが目で観察
される。FDAは、このASTM液圧試験法を変形した試験法を使用している。
この試験法では、コンドームには300mLの水が充填され、そして開放端部が
閉鎖される。この水が充填されたコンドームは、次いで、吸水材上を転がされる
。その後、この吸水材上の水滴の存否が目で観察される。
コンドームは又、電気的スクリーニング法を使用して個々に試験される。例えば
コンドームに使用されているラテックスゴムのような無充填ラテックスゴムは、
極めて電気電導度の悪いものであり、そのために一般には、傷の無い即ち無欠陥
のコンドームには電流は流れない。電気的スクリーニング法では、コンドームは
、管状電極又はマンドレルに手で挿入され、次いで電解質溶液中を通過するか(
湿式法)、或は微細メツシュスクリーンを横切って通される。そしてこのとき、
電極と、電解液或はスクリーンとの間に電圧が印加される。コンドームに電流が
流れるか、そして/又は電流が増加した場合にはこのコンドームは取り除かれる
。
先に示したように、電気的スクリーニング試験は、二つの方式に分類される。つ
まり、乾式電気試験及び湿式電気試験である。転式電気試験は、高圧絶縁破壊試
験を特徴とする。
この試験では、コンドームは金属マンドレル(内部電極)に取り付けられ、そし
て外部1i極から高電圧が印加される。乾式電気試験は実際には、破壊されたコ
ンドームは一般には元に戻れない程度に損傷を受けるので、半破壊試験である。
湿式電気試験と考えられる試験には幾つかのものがある。
しかしながら、これら湿式電気試験は全て、直接或は間接にコンドームの孔を横
切る抵抗を計測している。この抵抗は、コンドーム被覆マンドレルから、電解液
を収容した金属製タンクへと直流電流を流した時の抵抗(直流抵抗)を直接計測
することによって、又、間接的には、充電されたコンドーム被覆マンドレルに残
留する電圧を成る時間経過した後に計測することによって請求められる。
直流抵抗測定法は、孔及び潜在的漏れ試験のために今日使用されている工業規格
となっている。しかしながら、この方法は、副次的効果、即ち、薄膜の孔位置に
て発生する大きな直流分極及び界面抵抗効果を受け易い。更に、この副次的効果
の大きさは、孔が微細になるにつれて増大し、その結果、測定の確実性が低下す
ることとなる。従って、より微細の孔、例えば直径がミクロン或はミクロン以下
のピンホールは、その実効直流抵抗が著しく増大することとなる。このために、
このようなピンホールを、前記直流抵抗測定法を使用して検出することはより困
難となる。特に、AIDSウィルス及びその他のミクロン以下の大きさのウィル
スに対する保護のために必要とされるレベルでの欠陥検出を行なう直流抵抗測定
法の信頼性は、取締り当局及び他の保健機関から今日問題視されている。
又、抵抗測定法は、時にはロット評価のための実験室試験として使用されてきた
。市販されているコンドームに対する実験室測定は、成る製造ロフトのものには
大小の孔を有したコンドームが幾つか存在し、又他のロットには何らかの欠陥の
あるコンドームは存在しないことを証明するものであったヶ従って、個々のコン
ドームを信頼性良く試験する方法が希求されている。
電流試験方法では、遮断材のインピーダンスの大きさが測定される。しかしなが
ら、これらの試験方法は、コンドームのキャパシタンス(静電容量)に起因した
、インピーダンスのリアクタンスに関する成分を含んでいる。更に、大抵の場合
に、製造業者は、電気試験における電解液として普通の水道水を使用している。
水道水はかなり抵抗が大きく、又、遮断材の孔の検出限界値は約60μから約8
0μにまで増大する。本発明は、保護遮断材に対する従来試験法の欠点を解決す
るものである0本発明の試験法は、接触水性相の表面張力低下作用によって、細
孔の充填、及び流体或はこの流体中の粒子の運送がラテックス遮断材の湿潤によ
り助長されるといる現象を利用するものである。
発明の要約
要約すれば、本発明の一態様によれば、保護遮断材の完全性を非破壊試験する方
法に関するものであり、この方法によれば、交流電流を保護遮断材に付与し、こ
の保護遮断材のりオリティーファクタQがめられる。このクォリティーファクタ
Qは、1以上の周波数にて測定される。このようにして得られたクォリティーフ
ァクタ測定値は既定のクォリティーファクタ限界値と比較される。
他の好ましい態様によると、本発明は、保護遮断材の完全性を非破壊試験する方
法に関するものであり、この方法によれば、交流を保護遮断材に付与し、この保
護遮断材の導電率Gがめられる。この導電率Gは、1以上の周波数にて測定され
る。このようにして得られた導電率測定値は既定の導電率限界値と比較される。
更に他の好ましい態様によると、本発明は、保護遮断材の完全性を非破壊試験す
る方法に関するものであり、この方法によれば、保護遮断材は導電性マンドレル
に取外し自在に配置される。このマンドレルは電気的インピーダンスを測定する
ための回路を備久ている。又、このマンドレルは導電性浴液中に配置される。こ
の浴液は電解液及び湿潤剤を有する。
浴液に交流が付与され、導電率及び/又はクォリティーファクタが計測される。
更に他の好ましい態様によると、本発明は、保護遮断材の完全性を非破壊試験す
る方法に関するものであり、この方法によれば、保護遮断材は、マンドレルとし
ても機能するモールドに直接形成される。この保護遮断材は、モールド・マンド
レルをラテックス浴に浸漬し、このラテックス被覆モールド・マンドレルをラテ
ックス浴から除去し、そしてモールド・マンドレル上のラテックスを硬化するこ
とによってモールド・マンドレル上に形成される0次いで、モールド・マンドレ
ル及び保護遮断材は、大略室温にまで冷却され、その後。
保護遮断材の完全性試験を行なう。
他の態様によれば、本発明は、保護遮断材の完全性を非破壊試験する装置に関す
るものであり、この装置は、保護遮断材のクォリティーファクタQをめるために
、交流を保護遮断材に付与するための手段を有する。この手段は、クォリティー
ファクタを1以上の周波数にて測定するために設けられる。このようにして得ら
れたクォリティーファクタ測定値は既定のクォリティーファクタ限界値と比較さ
れる。
更に他の態様によれば、本発明は、保護遮断、材の導電率Gをめるために、交流
を保護遮断材に付与するための装置に関するものである。導電率を1以上の周波
数にて測定するための手段が設けられる。このようにして得られた導電率測定値
は既定の導電率限界値と比較される。
更に他の態様によると、本発明は、保護遮断材の完全性を非破壊試験する装置に
関するものであり、この装置によれば、保護遮断材は導電性マンドレルに取外し
自在に配置される、このマンドレルは電気的インピーダンスを測定するための回
路を備えている。又、このマンドレルは導電性浴液中に配置される。この浴液は
電解液及び湿潤剤を有する。浴液に交流が付与され、導電率及び/又はクォリテ
ィーファクタが計測される。
更に他の態様によれば、本発明は、モールド・マンドレルに保護遮断材を形成す
るための手段を備えた装置に間するものである。
図面の簡単な説明
本発明を説明するために、現在好ましいと考えられる形態が図面に示される。し
かしながら、本発明は図示される配置及び装置に限定されるものでないことを理
解されたい。図面において、
図1は、本発明の一実施例に従った遮断材を試験するためのマンドレルの一部断
面図である。
図2は、本発明の一実施例に従った導電性浴液内に配置されたマンドレルの断面
図である。
図3は、本発明に従って使用されるインピーダンスアナライザの模式図である。
図4は、本発明の他の実施例に従ったマンドレルの一部断面図である。
好ましい実施態様の詳細な説明
好ましくは、本発明に使用される保護遮断材は手袋或はコンドームとされるが、
本発明は他のタイプの誘電性遮断材或は減衰性のある誘電性遮断材にも適用し得
る。保護遮断材は好ましくは、合成高分子物質、例えばポリウレタンとされる。
他には、保護遮断材としては、天然高分子物質、例えばゴムラテックス及び変性
ラテックスがある。更に、保護遮断材としては合成高分子物質と天然高分子物質
を組み合わせたものとすることもできる。
保護遮断材の外表面には、他の材料、例えば潤滑剤を設けるか、或は潤滑剤を少
なくとも一部に塗布することができる、本発明によれば、適当は潤滑剤としては
、例えばシリコーン油食品用銘柄品、水性プロピレングリコール、或はゲルのよ
うな液体潤滑剤、又は、粉末のような固形潤滑剤がある。
本発明に従えば、交流電流が保護遮断材に付与され、保護遮断材のクォリティー
ファクタ(quality factor) Q、及び保護遮断材の導電率(c
onductivity) Gがめられる。
Qは、電気回路における蓄積エネルギの散逸エネルギに対する比を表す、Qは又
、回路インピーダンスのりアクタンス部の、回路インピーダンスの抵抗部に対す
る割合を表す。従って、Qが高クォリティーファクタへと増大するにつれて、回
路インピーダンスの抵抗率は減少する。更に又、孔の無い遮断材の、特にラテッ
クス遮断材のクォリティーファクタは、ミクロンサイズの孔を持った遮断材のク
ォリティーファクタに比較してその大きさが著しく太き(なる。
好ましくは、クォリティーファクタは1以上の周波数で測定され、そしてこのク
ォリティーファクタの計測値は既定のクォリティーファクタ限界値と比較される
。このような既定のクォリティーファクタ限界値は、この値以下では保護遮断材
の完全性が低くなり、又、この値以上或は同等値では保護遮断材の完全性が高く
なるというクォリティーファクタ値とされる。
クォリティーファクタの変化、即ち△Qは、1以上の周波数で計測されたクォリ
ティーファクタから得ることができる、つまり、例えば一つの所定の周波数で得
られたクォリティーファクタをQlとし、他の所定の周波数で得られたクォリテ
ィーファクタを02とすると、このクォリティーファクタの差、Q、−Q、を得
ることによってめられる。そこで、ピンホールを有した保護遮断材の△Qと、ピ
ンホールの無い保護遮断材の△Qとが測定される。これら△Q°の比も又、保護
遮断材の完全性を示す指標として使用することができる。
同様に、導電率の変化、即ちΔGも、1以上の周波数で計測された導電率から得
ることができる。つまり1例えば一つの所定の周波数で得られた導電率をG、と
し、他の所定の周波数で得られた導電率をG、とすると、このた導電率の差、G
I−Gzを得ることによってめられる。そこで、ピンホールを有した保護遮断材
のΔGと、ピンホールの無い保護遮断材のΔGとが測定される。これらΔG゛の
比も又、保護遮断材の完全性を示す指標として使用することができる。
加つるに、導電率Gの大きさ及び周波数による導電率の変化ΔGが、既定の導電
率限界値又は導電率限界値の変化と比較される。このような既定の導電率限界値
又は導電率限界値の変化は、この値以上では保護遮断材の完全性が受容できず、
又この値以下では保護遮断材の完全性が受容できるといった値とされる。
約5ミクロン以下の半径を有した孔寸法では、低周波数(10〜500ヘルツ)
で得られるQの値は低く、周波数が約500ヘルツにまで増大するにつれてより
大きな値へと増大する。孔が小さければ小さい程、Qの値が増大する周波数は低
くなる。従って、Q、△Q、G及び/又はΔGは?Lt法の指標とし、で使用す
ることができる。
クォリティーファクタ測定値と導電率測定値との相関は、遮断薄膜の完全性を更
に保証するためのチェック手段として使用することができる。
例えば、ピンホールを存した保護遮断材とビンポールの無い保護遮断材に関して
二つの異なる周波数にて得たクォリティーファクタの差を取ることによって得ら
れた△Qは、Qの絶対的大きさとは無関係の測定値として比較し得る。このQ測
定値は、約数ミクロンから1ミクロン以下の範囲の寸法とされるピンホールに対
して、漏れ抵抗に対する感度が増大するので、このQ測定値が、むしろ直流イン
ピーダンス値よりは使用される。
保護遮断材の薄膜キャパシタンスと平行に接続された抵抗からなる、ピンホール
に対するインピーダンス測定において、ピンホールに対するこの測定感度が減少
することを、下記式に従って説明する。
ここで、Zはインピーダンス、Rはピンホールを通る抵抗(オーム)、Cは薄膜
のキャパシタンス(ファラッド)、そしてωは角周波数(99727秒)である
。
低周波数で、しかもラテックスで作製された保護遮断材の微細なピンホールにお
いては、リアクタンス部ωCが、電導部Gを支配している。ラテックスコンドー
ムのミクロンサイズのピンホールに対して周波数が増大するにつれて、導電部が
りアクタンス部よりより迅速に増大するにも拘らず、インピーダンスの大きさは
、1キロヘルツ以上の周波数においてさえ未だにリアクタンス部である。ラテッ
クスは、他の高分子遮断/絶縁材と異なり、一般に、周波数に依存した導電率を
示す。従って、インピーダンスの大きさは、Gの変化或はピンホールの有無には
比較的鈍感である。湿潤剤は、界面インピーダンス、例えば電極分極に起因した
インピーダンスを減少させる。本発明によれば、複数の湿潤剤を組み合わせたも
のが使用され、Qを著しく減少させる。しかしながら、インピーダンスのりアク
タンス部が未だに支配的である。
潜在的な引裂及び/又は破裂に対する保護遮断材の完全性は、圧力下における保
護遮断材の高分子構造の変化により評価することができる。これは又、誘電率の
変化を示す、更に又、引張状態では微細なピンホールが現れることがある。誘電
率及び抵抗の変化は、もし微細なピンホールが存在する場合には、異なる周波数
で測定されるQとGをも変化せしめる。従って、ピンホールの無い保護遮断材薄
膜における△Q及び/又はΔGの増大は、引裂或は破裂の可能性を持った問題の
ある薄膜であることを示す。このような測定は、個々の保護遮断材、例久ば各コ
ンドーム或は手袋について非破壊的に行なうには困難な測定法ではあるが、複数
群の保護遮断材の完全性について複数のサンプルを評価するには極めて有効に使
用することができろ。
本発明の他の態様によれば、保護遮断材の完全性を非破壊試験するための方法は
、保護遮断材を導電性のマンドレルに取外し自在に配置する工程を有する。本発
明に従ったコンドーム試験のためのマンドレル10の好ましい態様が図1に示さ
れる。手袋を試験するためのマンドレル12の他の好ましい態様が図4に示され
る。更に又、マンドレル10及び/又は12は、電気的インピーダンス、Q、Δ
Q、G及び/又はΔGを測定するために、参照番号13で示す電気回路を有する
。
マンドレル10及び/又は12は保護遮断材の完全性を試験するのに適した任意
の寸法とされる。又、マンドレル1゜及び/又は12は適当な導電性材料、例え
ば、ステンレススチール、金、導電性ガラス或は導電性セラミックにて作製され
る。マンドレル10及び/又は12は又、導電性膜、例えば金膜14にて被覆す
ることができる。
図1の好ましい実施例では、マンドレルIOはガラス16を有する。適当なガラ
スの一例としてはパイレックスガラス(PYREX、商品名)がある0図4に示
す他の好ましい態様では、マンドレル12は金膜14°にて被覆されたセラミッ
ク18にて構成される0図示するように、マンドレル1゜及び/又は12は電気
的インピーダンス、Q、△Q、G及び/又はΔGを測定するための電気回路13
を有している61i気回路13は、アナログ、デジタル、個々の部品、厚膜集積
回路或は薄膜集積回路、又はこれらの組み合わせたものとされる。図1に示すよ
うに、マンドレル10は一般に中空とされ、その結果、コンダクタンスコイル支
持ロッド22に取す付けられたコンダクタンスコイル20がマンドレル10の内
部に配置される。電気回路13からの電気信号は、幾つかの方法にて記録されそ
して評価される。例えば、高周波変調発振器が送信アンテナに接続され、又、受
信アンテナが情報の記録及び処理を成すためのコンピュータに接続される。マン
ドレル10及び/又は12のアンテナは特定の指向性を有しており、受信アンテ
ナは、同期して成るグループのマンドレルから所定のマンドレルを順次に読み取
るべく指向性が可変とされるものである。従って、ループアンテナのような種々
のタイプのアンテナがマンドレルの上部に配置され、当業者には周知の遠隔測定
システムの場合のように、信号が中央ステーションへと送信される。又、マンド
レルから中央ステーションへと電気信号を送信するためには、標準の技術を使用
することもできる。即ち、例久ば、マンドレル10及び/又は12の導線24及
び/又は24゛を介して電気回路13が、中央ステーション、例えばインピーダ
ンスアナライザへと、図3に示されるインピーダンスアナライザ導線27を介し
て配線される。もっと簡単な技術によれば、孔を有した保護遮断材及び/又は問
題を有した保護遮断材を指示するためのマンドレルの上に明滅する赤色灯を配置
することもできる。
Q或はGの測定感度を増大するために、マンドレル10及び/又は12の保護遮
断材の試験を、共振周波数で行なうのが望ましい。
図2に従えば、保護遮断材28を取外し自在に導電性マンドレルエ○°上に配置
した後、マンドレル10°は導電性浴液30内に配!される。浴液槽32内に収
容されたこの浴液30は、好ましくは電解液及び湿潤剤を有する。
導電性浴液30内の電解液は、浴液30の導電性を促進する6本発明に従って浴
液30内に使用される適当な電解液の一例としては塩化ナトリウム(NaC1)
がある。しかしながら、当業者には、他の適当な電解液も明らかであろう。本発
明によれば、電解液は、好ましくは、例えば約0.050〜0.154モルNa
C1の生理的濃度にて導電性浴液30内に存在する。
孔或は細孔を有した保護遮断材28が浴液30内に配置されると、導電性浴液3
0の一部は、孔を通過し、そしてマンドレル10’を湿潤する。その結果、マン
ドレル10°の。
孔−マンドレル界面においては表面領域が増大し、それによって、分極インピー
ダンスが減少する。従って、湿潤剤は、好ましくは細孔のためのクォリティーフ
ァクタを減少させ、それによって測定感度を増大させるために使用される。本発
明によれば、浴液30に使用される適当な湿潤剤は、界面活性剤及び/又はアル
コールを有する。界面活性剤は、非イオン(ノニオン)、陰イオン(アニオン)
又は陽イオン(カチオン)界面活性剤とすることができる。適当なアニオン界面
活性剤は5 ドデシル硫酸ナトリウムである。適当なカチオン界面活性剤は、ト
リアンモニウムドデシルプロミドである。
適当なノニオン界面活性剤は、ポリビニルピロリドン(PVP)である。好まし
くは、界面活性剤は、PvPである。本発明によれば、PVPの分子量範囲は、
好ましくは、約40.000〜約360,000とされ、より好ましくは約40
、oooである。本発明に従って使用可能な他の適当なノニオン、アニオン又は
カチオン界面活性剤は当業者には明らかであろう。
上述のように、湿潤剤はアルコールを有することができる。アルコールが他の湿
潤剤、例えば界面活性剤と併用される場合には、このアルコールは、界面活性剤
湿潤剤の溶解性及び湿潤性を増大せしめる。本発明に従えば、電解質浴液3゜に
使用される適当なアルコールは、浴液3oと混和できるアルコールである。好ま
しくは、このアルコールは、イソプロパツール及びエタノールを含む、より好ま
しくは、アルコールはエタノールである1本発明に使用される他の適当なアルコ
ールは、当業者には明らかであろう。
本発明に従えば、湿潤剤PVPは浴液中に、5%エタノールを有し、約0.5グ
ラム/リットル濃度で存在している。
更に、保護遮断材28の完全性を非破壊試験する方法において、交流が浴液30
に付与され、そして導電率G及びクォリティーファクタQが測定される。交流電
源は、浴液3o内に配置された電極とされる。浴液30に印加される適当な電圧
は約0.050〜約1ボルト(V)とされ、好ましくは、FJO,100Vであ
る。マンドレル10°の電気回路13°″は導線24″を介して中央ステーショ
ン、例えばインピーダンスアナライザ26に配線される。
本発明の他の実施態様によれば、保護遮断材は、保護遮断材の導電率及びクォリ
ティーファクタを測定するために使用されるモールド・マンドレルに直接形成さ
れる。「モールド・マンドレル」とは、最初はその上に保護遮断材が形成され、
次いでこの保護遮断材の完全性の試験が行なわれるようなマンドレルを意味する
。例えば、モールド・マンドレルは、適当な液体高分子物質、例えばラテックス
を収容した浴槽内に浸漬される。このラテックスが被覆されたモールド・マンド
レルはラテックス浴から取り出される。次いで、モールド・マンドレル上のラテ
ックスはこのラテックスが被覆されたモールド・マンドレルを適当な加熱装置、
例えばオーブンにて加熱することによって硬化される。この硬化工程にて、モー
ルド・マンドレル上のラテックス保護遮断材は加硫される。保護遮断材及びモー
ルド・マンドレルは、次いで、大略室温まで冷却され、その後、先にマンドレル
上にて保護遮断材の完全性試験に関連して説明したと同じ態様で、モールド・マ
ンドレル上の保護遮断材の完全性の試験が行なわれる。
本発明の他の態様によれば、ラテックス手術用手袋は、手術前及び手術時におい
てその完全性が監視される。手袋内の発汗は導電性界面を作り出し、その結果使
用者の手は、試験用マンドレルとして機能することができる。もし導電性物質が
無い場合にには、導電性界面を確実ならしめるために手に導電性浸液が使用され
る。例えば、手袋内の使用者の掌の部分に金属性被覆プラスチックが使用される
。更に、極めて薄い金属性被覆プラスチック手袋をラテックス手袋の内側に着用
することができる。
手術前に、外科医は殺菌された導電性溶液内に手袋をした手を浸漬する。測定さ
れたクォリティーファクタが、手袋が透過性であるか、そして/又は欠陥或は孔
を有するものであるか否かを指示する。もし、手術時に欠陥が生じ、そして外科
医の手袋をした手が導電性溶液、例えば血液内にある場合に、指示装置が警告を
発する。外科医は又、手袋をした手を殺菌された導電性溶液内に置いて試験する
ことにより、定期的に手袋をした手の完全性を点検することができる。
本発明の他の態様によると、外科医によって使用される保護遮断材の完全性を測
定するための軽量、小型の自蔵式装置を設計するのに、厚膜技術及び薄膜技術を
使用することができる。再充電可能の電源によるバッテリ作動式とすることによ
って、外科医は配線の煩わしさから開放される。
本発明は又、他の医療装置及び医療囲包部材における欠陥即ち孔の検出に関する
ものである0例えば、植え込み可能の被覆された装置、例えば体内の導電性媒体
内に配置されるベースメーカは、この装置を導電性溶液タンク内に配置して装置
の完全性を測定する測定装置を使用して試験を行なうことができる。
次に、本発明を以下に述べる実施例を参照して更に詳しく説明する0本発明はこ
れら実施例に限定されるものではな実施例1
以下の実施例では、0.0154モル(M)NaC11に解質溶液と、0.07
7モル(M)NaC1電解質溶液が使用された。
米国製ドロージャン(Trojan)及びドイツ製フロムス(Fromms)コ
ンドームに幾つかのミクロン大きさの孔を作った。これらの孔は、その位置を明
確にそしてその寸法を測定するために顕微鏡にて調べた。次いで、コンドームの
完全性が、湿潤剤を有する浴液にて、又、湿潤剤を有さない浴液にて測定された
。測定データは、PvPを使用した場合、孔を有するコンドームのクォリティー
ファクタは、欠陥の無いコンドームに比較して顕著な低下があったことを示して
いる。コンドームに300mLの水を充填して垂直に吊す、所謂A37M試験を
行なったが、コンドームの外表面に、目に見える水滴は観察されなかった。コン
ドームに300mLの水を充填し、開放端部を閉鎖しそしてコンドームを水平に
して吸収タオルの上を転動させる、所謂FDA試験を行なったが、吸収タオルに
湿った痕跡は観察されなかった。しかしながら、孔が存在することが知られてい
る場所に押し当てると、内部の溶液が微細液滴として滲みでてきた。コンドーム
をマンドレルに戻すと、pvp−it解液中にて再現性よく低クォリティーファ
クタを示した。
実施例2
顕微鏡の測定により、40μ、16μ及び2〜3μサイズの孔を含む種々の寸法
の孔がコンドームに形成された。液圧試験にては、2〜3μの孔は、孔欠陥の証
拠とはならなかった。手で極めて大きな圧力を加久た場合でさえ極僅かの液滴し
か孔からは滲み出ないので、この2〜3μサイズの孔は一部は閉鎖した状態にあ
り、その結果、孔直径はミクロン以下となっていると考えられる。測定されたQ
は、孔の無い場合より概略4倍小さいものであった。しかしながら、このQは、
より大きな孔のQ値に比較して、なお比較的大きいものであった。このことは、
顕著な孔欠陥を有さす、そしてなお2〜3μの孔を有したコンドームに対する値
に近いQ値を有した、極めて漏れ易い薄膜との混同を生じさせる。従って、溶液
とコンドームとの界面の湿潤を助長するために、PvPと併用して、他の湿潤剤
、例久ばエチルアルコールが使用される。この溶液は、毛細管作用により孔へと
引き込まれ、コンドームとマンドレルとの界面を温潤させる。これにより、孔を
通る導電率を増大せしめ、Q値を著しく減少させ、直径1ミクロン以下の孔寸法
の検出を向上せしめる。
実施例3
コンドームに1ミクロン以下の寸法を有した孔を形成した、5%のエチルアルコ
ールが0.077モルNaC1溶液と0.5g/L(7)PVPを含む試験タン
クに添加された。このような溶液におけるPvPとエチルアルコールとの組み合
わせにより湿潤が助長され、その結果直径1ミクロン以下の孔が低クォリティー
ファクタにて容易に検出可能であった。ASTM及びFDA液圧漏れ試験は、薄
膜に孔が無いことを示した。1ミクロン以下の寸法とされる孔の回りの薄膜を押
圧したが、この孔部分における液1れは無かった。直流Q測定値及び導電率は、
顕微鏡観察と写真とによって、直径1ミクロン以下の二つの孔が薄膜に存在して
いたことを証明した。
これらの実施例は、保護遮断材、例えば手袋とコンドームに孔が存在するか、し
ないかを決定するために二つの状態の装置が設計可能であることを証明する。Q
測定値は、特に数ミクロンの寸法の孔或は1ミクロン以下の孔に対して、交流イ
ンピーダンス値より遥かに大きな感度を有しており、孔及び欠陥を検出すること
ができる。コンダクタンスも又、孔及び欠陥を検出するのに使用することができ
る。
本発明は、他の形態でも実施可能であって、上記実施例に限定されるものではな
い。
FIG、 I FIG、 2
国際調査報告
フロントページの続き
(72)発明者 シュワン、バーマン ピーアメリカ合衆国 ペンシルバニア
19087ラドノール キンリン ロード 99
(72)発明者 プロウド、フレデリックアメリカ合衆国 ペンシルバニア 1
9006ハンテイングダン バレー ウニスリーアベニュー 937
Claims (66)
- 1.保護遮断材の完全性を非破壊試験するための方法であって、 (a)保護遮断材のクオリティーファクタQを求めるために保護遮断材に交流電 流を付与する工程;(b)1以上の周波数にて前記クオリティーファクタQを測 定する工程;及び (c)得られた前記クオリティーファクタ測定値を既定のクオリティーファクタ 限界値と比較する工程;を有することを特徴とする保護遮断材の試験方法。
- 2.クオリティーファクタ限界値以下のクオリティーファクタ測定値は、保護遮 断材の完全性が低いことを示し、そして、クオリティーファクタ限界値と同じか 或はそれ以上のクオリティーファクタ測定値は、保護遮断材の完全性が高いこと を示す請求項1の試験方法。
- 3.(a)電気的インピーダンス及びクオリティーファクタを測定するための回 路を備えた導電性マンドレル上に、前記保護遮断材を配置する工程; (b)電解液及び湿潤剤を有する導電性浴液中に前記マンドレルを配置する工程 ;及び (c)前記浴液に交流を付与する工程;を有することを特徴とする請求項1の試 験方法。
- 4.更に、電気的インピーダンスを測定するための回路を備えた導電性マンドレ ル上に、前記保護遮断材を配置する工程を有することを特徴とする請求項1の試 験方法。
- 5.更に、電解液を有する導電性浴液中に前記マンドレルを配置する工程を有す ることを特徴とする請求項4の試験方法。
- 6.更に、前記浴液に交流を付与する工程を有することを特徴とする請求項5の 試験方法。
- 7.更に、湿潤剤を有する導電性浴液中に前記マンドレルを配置する工程を有す ることを特徴とする請求項4の試験方法。
- 8.更に、前記浴液に交流を付与する工程を有することを特徴とする請求項7の 試験方法。
- 9.前記保護遮断材は、合成高分子物質或は天然高分子物質を有して成る請求項 1の試験方法。
- 10.前記保護遮断材は、少なくとも一部に潤滑剤が塗布されて成る請求項1の 試験方法。
- 11.前記電解液は塩化ナトリウムを有して成る請求項3の試験方法。
- 12.前記湿潤剤は界面活性剤或はアルコールを有して成る請求項3の試験方法 。
- 13.前記界面活性剤はポリビニルピロリドンを有して成る請求項12の試験方 法。
- 14.前記アルコールは前記溶液と混和し得るアルコールを有して成る請求項1 2の試験方法。
- 15.前記アルコールはエタノール或はイソプロパノールを有して成る請求項1 4の試験方法。
- 16.前記保護遮断材は手袋或はコンドームとされる請求項1の試験方法。
- 17.(i)モールド・マンドレルをラテックス浴に浸漬する工程;(ii)前 記ラテックス被覆モールド・マンドレルをラテックス浴から取り出す工程;(i ii)前記モールド・マンドレル上のラテックスを硬化して、このモールド・マ ンドレル上に保護遮断材を設ける工程;及び(iv)前記保護遮断材の完全性試 験を行なう前に前記モールド・マンドレル及び保護遮断材を大略室温にまで冷却 する工程;を有することを特徴とする、前記保護遮断材をモールド・マンドレル 上に形成するようにした請求項1の試験方法。
- 18.保護遮断材の完全性を非破壊試験するための方法であって、 (a)保護遮断材の導電率Gを求めるために保護遮断材に交流電流を付与する工 程; (b)1以上の周波数にて前記導電率Gを測定する工程;及び (c)得られた前記導電率測定値を既定の導電率限界値と比較する工程; を有することを特徴とする保護遮断材の試験方法。
- 19.(a)電気的インピーダンス及び導電率を測定するための回路を備えた導 電性マンドレル上に、前記保護遮断材を配置する工程; (b)電解液及び湿潤剤を有する導電性浴液中に前記マンドレルを配置する工程 ;及び (c)前記浴液に交流を付与する工程;を有することを特徴とする請求項18の 試験方法。
- 20.更に、電気的インピーダンスを測定するための回路を備えた導電性マンド レル上に、前記保護遮断材を配置する工程を有することを特徴とする請求項18 の試験方法。
- 21.更に、電解液を有する導電性浴液中に前記マンドレルを配置する工程を有 することを特徴とする請求項20の試験方法。
- 22.更に、前記浴液に交流を付与する工程を有することを特徴とする請求項2 1の試験方法。
- 23.更に、湿潤剤を有する導電性浴液中に前記マンドレルを配置する工程を有 することを特徴とする請求項20の試験方法。
- 24.更に、前記浴液に交流を付与する工程を有することを特徴とする請求項2 3の試験方法。
- 25.前記保護遮断材は、合成高分子物質或は天然高分子物質を有して成る請求 項23の試験方法。
- 26.前記保護遮断材は、少なくとも一部に潤滑剤が塗布されて成る請求項18 の試験方法。
- 27.前記電解液は塩化ナトリウムを有して成る請求項19の試験方法。
- 28.前記湿潤剤は界面活性剤或はアルコールを有して成る請求項19の試験方 法。
- 29.前記界面活性剤はポリビニルピロリドンを有して成る請求項28の試験方 法。
- 30.前記アルコールは前記浴液と混和し得るアルコールを有して成る請求項2 8の試験方法。
- 31.前記アルコールはエタノール或はイソプロパノールを有して成る請求項3 0の試験方法。
- 32.前記保護遮断材は手袋或はコンドームとされる請求項18の試験方法。
- 33.(i)モールド・マンドレルをラテックス浴に浸漬する工程;(ii)前 記ラテックス被覆モールド・マンドレルをラテックス浴から取り出す工程;(i ii)前記モールド・マンドレル上のラテックスを硬化して、このモールド・マ ンドレル上に保護遮断材を設ける工程;及び(iv)前記保護遮断材の完全性試 験を行なう前に前記モールド・マンドレル及び保護遮断材を大略室温にまで冷却 する工程;を有することを特徴とする、前記保護遮断材をモールド・マンドレル 上に形成するようにした請求項18の試験方法。
- 34.保護遮断材の完全性を非破壊試験するための装置であって、 (a)保護遮断材のクオリティーファクタQを求めるために保護遮断材に交流電 流を付与する手段;及び(b)1以上の周波数にて前記クオリティーファクタQ を測定し、そして、得られたこのクオリティーファクタ測定値を既定のクオリテ ィーファクタ限界値と比較する手段;を有することを特徴とする保護遮断材の試 験装置。
- 35.クオリティーファクタ限界値以下のクオリティーファクタ測定値は、保護 遮断材の完全性が低いことを示し、そして、クオリティーファクタ限界値と同じ か或はそれ以上のクオリティーファクタ測定値は、保護遮断材の完全性が高いこ とを示す請求項34の試験装置。
- 36.(a)前記保護遮断材を配置するものであって、電気的インピーダンス及 びクオリティーファクタを測定するための回路を備えた導電性マンドレル; (b)前記マンドレルが配置される、電解液及び湿潤剤を有した導電性溶液;及 び (c)前記浴液に交流を付与する手段;を有することを特徴とする請求項1の試 験装置。
- 37.更に、前記保護遮断材を配置するものであって、電気的インピーダンスを 測定するための回路を備えた導電性マンドレルを有することを特徴とする請求項 34の試験装置。
- 38.更に、前記マンドレルが配置される導電性浴液を備え、この導電性浴液は 電解液を有することを特徴とする請求項37の試験装置。
- 39.更に、前記浴液に交流を付与する手段を有することを特徴とする請求項3 8の試験装置。
- 40.更に、前記マンドレルが配置される導電性浴液を備え、この浴液は湿潤剤 を有することを特徴とする請求項37の試験装置。
- 41.更に、前記浴液に交流を付与する手段を有することを特徴とする請求項4 0の試験装置。
- 42.前記保護遮断材は、合成高分子物質或は天然高分子物質を有して成る請求 項34の試験装置。
- 43.前記保護遮断材は、少なくとも一部に潤滑剤が塗布されて成る請求項34 の試験装置。
- 44.前記電解液は塩化ナトリウムを有して成る請求項36の試験装置。
- 45.前記湿潤剤は界面活性剤或はアルコールを有して成る請求項36の試験装 置。
- 46.前記界面活性剤はポリビニルピロリドンを有して成る請求項45の試験装 置。
- 47.前記アルコールは前記浴液と混和し得るアルコールを有して成る請求項4 5の試験装置。
- 48.前記アルコールはエタノール或はイソプロパノールを有して成る請求項4 7の試験装置。
- 49.前記保護遮断材は手袋或はコンドームとされる請求項34の試験装置。
- 50.更に、モールド・マンドレル上に前記保護遮断材を形成する手段を有する ことを特徴とする請求項34の試験装置。
- 51.保護遮断材の完全性を非破壊試験するための装置であって、 (a)保護遮断材の導電率Gを求めるために保護遮断材に交流電流を付与する手 段;及び (b)1以上の周波数にて前記導電率Gを測定し、そして、得られたこの導電率 測定値を既定の導電率限界値と比較する手段; を有することを特徴とする保護遮断材の試験装置。
- 52.(a)前記保護遮断材を配置するものであって、電気的インピーダンス及 び導電率を測定するための回路を備えた導電性マンドレル; (b)前記マンドレルが配置される、電解液及び湿潤剤を有した導電性浴液;及 び (c)前記浴液に交流を付与する手段;を有することを特徴とする請求項51の 試験装置。
- 53.更に、前記保護遮断材を配置するものであって、電気的インピーダンスを 測定するための回路を備えた導電性マンドレルを有することを特徴とする請求項 51の試験装置。
- 54.更に、前記マンドレルが配置される導電性浴液を備え、この導電性浴液は 電解液を有することを特徴とする請求項53の試験装置。
- 55.更に、前記浴液に交流を付与する手段を有することを特徴とする請求項5 4の試験装置。
- 56.更に、前記マンドレルが配置される導電性浴液を備え、この浴液は湿潤剤 を有することを特徴とする請求項53の試験装置。
- 57.更に、前記浴液に交流を付与する手段を有することを特徴とする請求項5 6の試験装置。
- 58.前記保護遮断材は、合成高分子物質或は天然高分子物質を有して成る請求 項56の試験装置。
- 59.前記保護遮断材は、少なくとも一部に潤滑剤が塗布されて成る請求項51 の試験装置。
- 60.前記電解液は塩化ナトリウムを有して成る請求項52の試験装置。
- 61.前記湿潤剤は界面活性剤或はアルコールを有して成る請求項52の試験装 置。
- 62.前記界面活性剤はポリビニルピロリドンを有して成る請求項61の試験装 置。
- 63.前記アルコールは前記浴液と混和し得るアルコールを有して成る請求項6 1の試験装置。
- 64.前記アルコールはエタノール或はイソプロパノールを有して成る請求項6 3の試験装置。
- 65.前記保護遮断材は手袋或はコンドームとされる請求項51の試験装置。
- 66.更に、モールド・マンドレル上に前記保護遮断材を形成する手段を有する ことを特徴とする請求項51の試験装置。
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