JPH06502444A - オリゴ(2−アルケニルアズラクトン) - Google Patents

オリゴ(2−アルケニルアズラクトン)

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オリゴ(2−アルケニルアズラクトン)産業上の利用分野 本発明は2−アルケニルアズラクトンの酸触媒オリゴフリ化により得られる反応 性オリゴマーに関する。その新規な反応性オリゴマーは感圧接着剤における架橋 剤としての利用がある。
発明の背景 ビニルモノマーの付加重合反応はアニオン、フリーラジカルまたカチオン中間体 を含む。重合の反応機構は下のスキームで説明され、■は開始剤を表し、アスタ リスクは負の電荷、フリーラジカルまたは正の電荷を表し、Zは水素、ハロゲン または有機の基を表す。
生長: 停止: 重合の開始、生長および停止フェーズは、停止反応が不活性なポリマーの外に別 の重合連鎖を開始することができる活性な副生成物(上に1°*で示した)を与 える場合、いわゆる連鎖反応を構成する。
重合がアニオン、フリーラジカル、またはカチオン中間体を含むがどうかは、ビ ニルモノマー中のZの性質により決まる。多くのビニルモノマーはフリーラジカ ル開始により効I的に重合するが、大部分は重合するにしてもたった一種類の活 性中心によりイオン的に重合する。例えばメチルアクリレート(Z=CO2CH りはラジカルおよびアニオン開始により効率的に重合するが、カチオン的手段に よっては本質的に全く重合しない。一般的に言って電子密度を供与することによ り電子的および共鳴安定性を供給するZ基は、カチオン中間体を介しての重合を 促進し、一方電子を吸引するZ基はアニオンの中間体を安定化させる。
アズラクトン基は水素に比べて電子吸引性であり、2−アルケニルアズラクトン (2−才キサシリン−5−オン)はエチレンに比べて電子欠乏的である2−アル ケニル基を有するということは少なくとも二つのファクターにより示される。先 ず2−ビニル−4,4−ジメチルアズラクトン(VDM)はフリーラジカル技術 を用いて効果的に重合できる(ジェー・ケー・ラスムセン、ニス・エム・バイル マンおよびエル・アール・クレブスキイ、“ポリアズラクトン”、エンサイクロ ペディア・オン・ポリマー・サイエンス・アンド・エンジニアリング、11巻、 2版、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ、インク:ニューヨーク、1988年 、558〜571頁参照)。アズラクトン基1子供給/吸引の挙動およびVDM のイオン的な活性中心により重合する性質の指摘は、スチレンとのフリーラジカ ル共重合を調べることにより得られる。この実験が上m1文献中で行われた時ご e−値すなわちVDM中のビニル基の極性の指標は+0.65であると決定され た。メチルアクリレートについてのe値0,64との比較により(アール・ゼッ ト・グリーンリイ、“Q・アンド・e・バリュー・フォー・フリー・ラジカル・ コポリメリゼーンヨン・オン・ビニル・モノマース・アンド・テロゲシス1、ジ エー・ブランドラップおよびイー・エッチ・イマーガットにより編集されたポリ マーハンドブック、3版、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ ニスヨーク、1 989、n〜267〜n〜274を参照)、アズラクトン複素環はカルボメトキ シ基とおおよそ同じ電子吸引性を有し、アニオン中間体を安定化することが予期 される。
VDMtこおける2−アルケニル基の相対的電子欠乏性の別の表示はその13C −NMRスペクトルから得られる。ケー・ハタグ等、マクロモレキニラーレ・ヘ ミ−1178巻、2413〜2419頁(1971)は末端オレフィンの1−炭 素の共鳴の相対的位置を利用して、オレフィンがアニオン開始かあるいはカチオ ン開始により重合するかを予言するのに成功した。レフアレンスングナル(伝統 的なテトラメチルシランレフアレンと比較して193.7ppHll)として二 硫化炭素の130共鳴を用いて、これらの研究者は二硫化炭素共鳴から1100 ppアツプフイールド(すなわち右方へまたは高エネルギーで)の1−炭素の共 鳴を有するモノマーはカチオン性の中間体により重合することを認めた。約70 ppmで1−炭素の共鳴を有するモノマーはアニオン開始に応答した。VDMは このスケールでは64゜7 ])llffiでの1−炭素共鳴を示すので、2− アルケニルアズラクトンはアニオン重合技術には応答するがカチオン重合技術に は応答しないことを人は予言するであろう。
酸存在下にオリゴフリ化または重合する電子欠乏性のオレフィンについて報告が ある。トマリア等(ポリマー・ジャーナル、1980.12巻、661頁)は、 2−イソプロペニル−2−オキサシリン(IPO)のオリゴフリ化および重合を 最初に報告した、′様々な同定されないボーリマー、ゲル、またはオリゴマー状 シロップが2−アルケニル−2−オキサシリンを室温でブレンステンドの酸と単 に接触させるだけで容易に生成した“という観察によって動機つけられた。IP Oは、4.4−ジメチル誘導体について+0.34というe値(ポリマー・ハン ドブック、ll−271)および二硫化炭素から73ppmアップフィールドと いう13C−NMRの1−炭素共鳴により示されるように電子欠乏性のオレフィ ンである。彼らはトリフルオロメタンスルホン酸等の強いモノプロトン性ブレン ステッド酸存在下での環状ダイマーの生成、および硫酸等の強いジプロトン性ブ レンステッド酸を用いた時の低分子量(Mn=900〜2500)のポリマーの 生成を報告した。
これらの結果は下のスキームに要約される。
6員環ダイマーの例外はあるが、すべての提案された構造は2−インプロペニル −2−オキサジノニウム種のエノン様システムへの窒素のマイケル付加または1 .4付加、および次の窒素から炭素へのプロトン移動から生じる主鎖原子として のオキサゾリン窒素を含む。
同様にサエグサ等(ポリマー・ジャーナル、1987.19巻、557ページ) は、’H−NMRスペクトルに基づいて、2−ビニル−2−オキサゾリンおよび フルオロスルホン酸から作った2−ビニルオキサゾリニウムフルオロスルホネー トは、窒素が主鎖に存在する主たるモノマー単位(80%)と少量のビニル重合 した単位(20%)よりなる混合ポリマーを提供することを報告した。
マイケル単位 ビニル単位 発明の概要 短く言えば本発明は、そのうちの少な、くとも30モル%が2−アルケニル基重 合単位である2〜15の単位を有するアズラクトン官能性のオリゴマーを提供す る。2−アルケニルアズラクトンの新規なアズラクトン官能性のオリゴマーは主 に2−アルケニル基によって起るオリゴフリ化の生成物である。2−アルケニル 基のオリゴフリ化は主に炭素−炭素骨核セグメントを有するオリゴマーを提供す る。この方法でオリゴフリ化すると、新しい組成物は親核試薬と通常の開環で反 応できるアズラクトン基を有する。
本発明の他の要旨では、オリゴマーがルイス酸およびブレンステッド酸触媒が有 効である新規な方法により製造される。その反応性オリゴマーは、アズラクトン と反応可能な親核性の基を含んだポリマーの架橋剤として用途を有する。
主にマイケル単位が生成する2−アルケニル−2−オキサゾリンの酸触媒オリゴ フリ化および重合と対照的に、本発明の2−アルケニルアズラクトン(2−オキ サゾリン−5−オン)は主にビニル単位、すなわち炭素−炭素骨核を含むオリゴ マーを生じる。
本出願において、 “アルキル”とは1〜14個の炭素原子を有する飽和の直鎖または分枝鎖の炭化 水素から一個の水素原子を除去した後に残る一価の残基を意味し:“アリール” とは5〜12個の環原子を有する芳香族化合物(単環および多環および縮合環) から−個の水素原子を除去した後に残る一価の残基を意味し1.低級アルカリル およびアラルキル、低級アルコキン、N、N−ジ(低級アルキル)アミノ、ニト ロ、シアノ、ハロ、および低級アルキルカルボン酸エステル(ここで″低級“と はC−1〜c−4を意味する)等の置換芳香族類を含み:“アズラクトン″とは 式1の2−オキサゾリン−5−オン基および式Hの2−オキサジン−6−オン基 を意味し; ″シクロアルキル゛とは3〜12個の炭素原子を有する飽和環状炭化水素から一 個の水素が除去された後に残った一価の残基を意味し:“低級アルキル”とはC −1〜C−4のアルキル基を意味し;“マイケル付加′または′マイケル反応″ とは下の式中のトリフルオロアセテートイオン(]I[)によって説明される“ マイケルドナー”が下の式中のプロトン化した2ケルアクセプター′へ触媒的ま たは非触媒的に付加して、“マイケルアダクト”反応生成物(V)を生成するこ とを意味し:“マイケルアクセプター”とはマイケル反応における親電子的な反 応物を意味し“マイケルアダクトとはマイケル反応の生成物を意味し;“マイケ ルドナー”とはマイケル反応における親核的な反応物を意味し。
“オリゴ(2−アルケニルアズラクトン)”とは、付加が少な(とも1回起る( すなわちVDMの場合には少なくとも278の数平均分子量を有するダイマー) ことから約14回起る(すなわち約2000の数平均分子量を有する15マー) ことに生成物が特徴づけられる2−アルケニルアズラクトン類の重付加生成物を 意味し: ″オリゴ(VDM)“とは2〜15マ一単位を有するVDMのすべてオリゴマー を意味し:そして ”主に”とは少なくとも30モル%、好ましくは少なくとも50モル%およびよ り好ましくは少なくとも80モル%を意味する。
本明細書で初めて開示するように、VDMおよび他の2−アルケニルアズラクト ンモノマーは成る酸触媒にさらされる時オリゴフリ化を受けることが認められた 。酸触媒によりモノマーのオリゴメソ化/重合を行うことはカチオン性の中間体 を含むとi常考えられるのでこの結果は予期されなかった。
図面についての記述 図1は実施例1の部分的に加水分解したオリゴ(VDM)サンプルについて紫外 光吸収対時間を測定した高圧液体クロマトグラムである。
図2は、実施例3のオリゴ(VDMX2A)、実施例19のポリ(VDM)(2 B)および2−エチル−4,4−ジメチルアズラクトン(EDM)(2C)のフ ィルムのIRスペクトルの比較を示す。スペクトルはパーキン・エルマー983 レシオ・レコーディング・インフラレッド・スペクトロホトメーターを用いて得 た。
図3は、実施例ノオリゴ(VDMX3A)お、I−びボlj(VDM)(3B) の重+に素クロロホルム溶液の’HNMRスペクトルの比較を示す。スペクトル はパリアンXL−400スペクトロメーターを用いて得た。
図4は実施例3のオリゴ(VDMX4A)およびポリ(VDMX4B)の重水素 クロロホルム溶液の”C−NMRスペクトルの比較を示す。スペクトルはパリア ンXL−400スペクトロメーターを用いて得た。オリゴ(VDM)についての ノブナル対ノイズ比は8時間の期間にわたってトランジェントを記録することに より改良された。
図5は実施例22のオリゴffDMX5A)、ポリ(VDMX5B)およびED M(5C)のアセトニトリル溶液の紫外(UV)スペクトルの比較を表す。UV スペクトルはパーキン−エルマーモデル330スペクトロフオトメータを用いて 得た。
331nmにおけるオリゴ(VDM)にライての吸収は2.521/g−cmで あった。
図6は、実施例21(6A)、22(6B)、23(6C)および24 (6D )で略述した条件により調製したオリゴ(VDM)のサイズ排除ゲルパーミェー ションクロマトグラムの比較である。GPCはヒユーレット−パラカード109 0−LUS■装置を用いてテトラヒドロフラン溶液中で得た。用いたカラムセッ トは10゜000以下の分子量を有する物質の分離用に特別にデザインされた。
用いたカラムはジョルディ・アソシエート(ミリス、マサチューセッツ)からの 3つの500人カラム(lx5Qcm+2X25cm)であった。分子量データ はプレッシャー・ケミカル社(ビッッパーグ、ペンシルバニア)から入手できる ポリスチレンスタンダードを用いるキャリブレーションに基づ(。
発明の詳細な記述 本発明は、 A)一般式■、 (式中、 R1およびR2は独立に】−〜14個の炭素原子を有するアルキル基、3〜12 個の炭素原子を有するシクロアルキル基、5〜12個の環原子を有するアリール 基を表し、またはR1およびR2はそれらが結合する炭素原子と一緒になって4 〜12個の11!原子を有する炭素環式の環を形成し。
R3およびR4は独立に水素または低級アルキルであり:nはOまたは1であり 。
Azは2−位置に結合したアズラクトン基を示す記号であって、R1,R2、R 3、R4およびnは上に定義した通りであり。
Gは独立に水素、メチル並びに−CI(2CHGAZ、 CH2CG(AZ)C H2CHGAz、および−CHrCG(Ax)[CH2CG(Az)コI)CH 2CGAZ(pは0〜約12の整数であり、オリゴフリ化の程度は式■Jこ示し たオリゴマーについて約2000の全体の数平均分子量を超えないものとする。
)から選択された基であり。
rは0または1であり、そして qは1〜約12の整数である。) によって示される構造を有するオリゴマー、B)一般式■Aおよび■B。
V工工入 V工より (式中、 Xは、そのpKaが12以下であるブレンステッド酸の共有結合的に結合したカ ウンターイオンまたはゲーゲンイオンであるか、あるりはXは一般式■、(式中 、R5は水素またはメチル基であり、他のすべての記号は前に定義したとおりで ある。) の3−で4級化された2−アルケニルアズラクトン基であり、;AzおよびGは 、Xが3−で4級化された2−アルケニルアズラクトン基でない時には最大で一 つのGが式■Aにおいて水素またはメチルであり、式■B中においてGはHまた はCH,でないことを除いて、上に定義したとおりである。)、によって示され る構造を有するオリゴマー、C)一般式■、 (式中、Az、Gおよびqは上に定義した通りである。)によって示される構造 を有するオリゴマー、からなる群より選択される構造を有する新規なアズラクト ン官能性のオリゴマーを提供する。
本発明のオリゴマーは、式X。
(式中、R1,R2、R3、R4、R5およびnは上に定義した通りである。) の2−アルケニルアズラクトンの酸触媒オリゴフリ化により製造される。有用な 2−アルケニルアズラクトンには、2−ビニル−4,4−ジメチル−2−オキサ ゾリン−5−オン[2−ビニル−4,4−ジメチルアズラクトンまたはVDMと も呼ばれるコ、2−インプロペニル−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン−5 −オン、2−ビニル−4−エチル−4−メチル−2−才キサシリン−5−オン、 2−ビニル−4,4−ジメチル−1,3−才キサジン−6−オン、およびその製 造が米国特許第4.305.705号に開示されているものがある。好ましい2 −アルケニルアズラクトンはVDMC8NPE社、プリンストン、ニューシャー シーから入手できる)である。
ブレンステンドおよびルイスの酸性物質はオリゴフリ化の有効な触媒である。
ブレンステッド酸は古典的な水素供与性の物質であり、有用な触媒は比較的強い 酸性の約12以下のpeaのものである。有用なブレンステッド酸には硫酸、塩 化水素、臭化水素、ヨウ化水素、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、トリフル オロメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、過塩素酸およびエタンスルホ ン酸がある。有用なルイス酸(電子対受容体としてのそれらの役割においてブレ ンステッド酸を包含する)には、塩化アルミニウム、塩化亜鉛、三フフ化ホウ素 、五塩化アンチモン、四塩化チタンおよびヨウ素かある。一般にオリゴフリ化の 速度は触媒の酸の強さに直接関係する。しかし適当な触媒の選択のためにさらに 考慮すべきことは、非常に強い酸、たとえばpKa<3、がアズラクトンのオリ ゴマー生成物の安定性に及ぼす影響である。これらの非常に強い酸の使用はアズ ラクトンのオリゴマー生成物を水のない環境下で扱うことを必要とする。なぜな ら生成物はこれらの非常に強い酸の存在下偶然の水分で速やかに加水分解するで あろうからである。より弱い酸性の触媒の場合にはより長いオリゴフリ化の時間 が必要であるが、生じたオリゴマーアズラクトン生成物は加水分解に、鋭敏でな い。
好ましい触媒は2−ビニル(R5=H)置換アズラクトンの場合にはトリフルオ ロ酢酸および三フッ化ホウ素であり、2−イソプロペニル(R,’= CHs) llf換アズラクトンについてはエタンスルホン酸が好ましい。触媒の有用な量 は01〜50モル%(2−アルケニルアズラクトンを基準にして)、好ましくは 1.0〜25モル%、より好ましくは1.0〜10モル%である。
オリゴフリ化反応は溶媒なしに行うことができるが、コントロールの目的および 生成物の均一性のために溶媒を一般的に用いる。反応物およびオリゴマー生成物 の両方を溶解するための効果的な溶媒の要望とは別に、溶媒はアズラクトン復素 環について開環反応を受けることができるヒドロキシル、チオール、またはアミ ン基を含まない。有用な有機溶媒に嗅クロロホルム、ジクロロメタン、1.2− ジクロロエタン、トルエン、ジエチルエーテル、アセトン、メチルエチルケトン 、酢酸エチル、アセトニトリル、特に酢酸、およびそれらの混合物がある。溶媒 の性質はオリゴフリ化方法に影響し、溶媒の透電恒数を増すと一般に大きいオリ コメリ化速度が観測される。この観察についての可能な解釈は、オリゴフリ化し ている種がイオン的にチャージしており、イオンは大きい透電性媒体ではより安 定であるということである。酢酸はその大きい透電恒数のためおよびそれが最初 のマイケル付加(下記参照)によりエノール化可能な水素を作ることによりオリ ゴフリ化反応に実際に関与するので有効な溶媒として特に言及した。これらの溶 媒の有用な濃度は一般に反応溶液の0.9〜0.1重量フラクション、好ましく は07〜02重量フラクション、より好ましくは05〜0.3重量フラクション 反応温度は20〜100℃の範囲である。
対応する反応時間は、触媒、触媒濃度、溶媒、溶媒濃度、反応温度等の前に式へ たファクターにより変わる。一般に反応時間は数時間〜数日の範囲である。反応 の進行は溶媒と比べた2−アルケニルアズラクトンの消失を観測するガスクロマ トグラフィにより便利にモニターできる。
オリゴフリ化反応の複雑さは図1のhplcクロマトグラムから明らかであり、 30以上の生成物の存在が検出できる。これらのいくつかは図1における少ない トレースにより示され、電子が高度に非局在化された非常に異なった種類の構造 を示唆する。説明や反応機構に拘束されることを望まず本発明をできるだけ正確 な言葉で開示することを望むが、次の特徴は実験的な例により支持される。
1)オリゴフリ化するモノマーはプロトン化した2−アルケニルアズラクトンで あるということはアズラクトン官能基の窒素をプロトン化する(またはルイス酸 の場合には酸−塩基複合に携わる、議論を促進するため以後の説明ではプロトン のみを考える)ことができる強い酸のみが有効な触媒であるという事実により支 持される。また酸濃度(およびプロトーン化したアズラクトン)を増すことはオ リゴフリゼーションの速度は劇的に増加させる。
2)全体のオリゴフリ化はプロトン化した2−アルケニルアズラクトンへのマイ ケル付加により始まり反応性のケテナミナール構造を作る。不活性な溶媒中では プロトン化したモノマーはそれが反応できる2つの親核試薬、酸触媒のカウンタ ーイオンまたはゲーゲンイオン(X−’)および2−アルケニルアズラクトン( 下でVDMで表わす)、を有する。
ホ 之 コ ト 上のチャートにおいてMe=メチル、XおよびVDMは先に定義したとおりであ る。
上記反応の重要な面は、反応性ケテナミナールを生成する最初のマイケル付加が 強く奨励されるということである。何故なら、プロトンがアズラクトン窒素から もとの2−アルケニル基のα炭素に移った時、可能な互変異性平衡のためマイケ ルアダクトが安定化を受けるからである。この安定化が非常に重要であることは 、メチル化剤(p−トルエンスルホン酸メチル)がオリゴフリ化を開始する能力 のないことにより強力に支持される。メチル基の類似のシフトは一般に起こらな アズラクトン基に隣接する炭素上の水素が反応性のケテナミナール形ヘエノライ ズできオリゴフリ化に関与することができることは、位置2で飽和アルキル基を 有するアズラクトンのオリゴマーのフレームヮータへの導入により明確に支持さ れる(実施例27参照)。
ゲーゲンイオンまたはVDMがプロトン化したVDMに付加するかどうかはゲー ゲンイオンの性質および親核性により大部分決定される。例えばカルホキ/レー トイオンの場合、ゲーゲンイオン反応は非常に重要であるのに対しパーコレート サルフェートおよびトリフレート等のより強い酸のゲーゲンイオンについては、 ゲーゲンイオン反応はあまり重要でない。
3)ケテナミナールは次の方法でプロトン化VDMとのオリゴフリ化に携わる。
ケース1.ゲーゲンイオンのマイケル付加ナルティメート基からプロトンがなく なることは重要な問題である。VDMは系における最も強い塩基またはプロトン 受容体である。何故ならその正に荷電したフンシュゲートは次の方法で電荷非局 在化(2位置に飽和アルキル基を有する他のアズラクトンの場合可能でない)に より安定化するからである。
継続するオリゴフリ化はもとのマイケルアダクトの残存メチン水素または新しく 付加したVDMにおける2つの新しいメチレン水素から継続できる。
ケース2:VDMのマイケル付加 最初のマイケルアダクトはケース1で記載したゲーゲンイオンの方法でオリゴフ リ化するか、あるいはそれは環化して、最初のマイケル付加の正に荷電したマイ ケルアダクトへのC−(611環)またはN−(8員環)マイケル付加から生ず る6または8員環化合物を生成する。一度この環化が起ると、更なるオリゴフリ 化がケテナミナール部分および/またはBl構造のエノール化可能なメチン(6 員環中における)部分から起ることができる。
ケース20タイプのオl)コメリ化のさらなる特徴は、アダクトの最初の正に荷 電したアルキル化された〜’DM部分がオリコメ2ノ化の通程にわたって存続し ないことである。環化(C−またN−)およびプロトンの損失はオリゴフリ化の 後の段階でも起り、qが少なくとも2の時の式■または式■化合物等の大きい複 素環を同様に生じる。
背景部分で述べた類似のシステムと比較した本発明のオリゴマーの重要な特徴は 、本発明のオリゴマーが王に2〜アルケニル基によってオリゴフリ化する、すな わちそれらが前に示したようj=“ビニル単位”よりなることである。対照的に オキゾリン系はオキゾリン環窒素の2〜アルケニル基へのN−マイケル付加によ り作られる″マイケル単位“により専らまたは主に<80%)重合しまたはオリ ゴフリ化する。図3Aのオリゴ(VDM)についての’H−NMRスペクトルを 調べ3ppm以上の共鳴を積分することは最大でオリゴマー生産物の10%がマ イケル態位により構成されることを明らかにする。。
本発明の目的と利点は次の実施例によってさらに説明するが、これらの実施例で 述べた具体的な物質およびその量、並びに他の条件および詳細は本発明を不当に 限定するよう解釈すべきでない。実施例1〜18はオリゴ(2−アルケニルアズ ラクトン)を合成する方法における重要な変形を一般に扱い、実施例19〜28 はキャラタリゼーンヨンを扱い、実施例29は本発明のすリボマー生成物の一つ の利用を調べる。
実施例1 この実施例はVDMのオリゴフリ化を行うためのブレンステッド酸触媒の使用を 教示する。
vpM(350g、2517モル)、メチルエチルケトン(MEK、350g) 、2.6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノール(BHT、アルドリッチケミ カル社、ミルオーキー、ライスコンシンから入手できる。フリーラジカル重合を 防止するための安定剤として使用X0.70g)およびトリフルオロ酢酸(TF A、アルドリッチ・ケミカル社から入手できるX14.35g、0.126モル )をンールしたガラスびんに入れた。そのビンをアトラス・ラウンダーオメータ ー(アトラス・エレクトリック・デバイス社、シカゴ、イリノイから入手できる )1m60℃で225時装置いた。反応時間の間、反応物の最初に無色であった 溶液は赤色になった。オリゴメソ化の進行はMEK溶媒と比較したVDMの消失 を観察するガスクロマトグラフにより測定した。より高分子量の生成物への変換 率は978%であった。真空中での溶媒の除去はオレンジ色の砕けやすいフオー ム状の生成物を残した。生成物はhplc分析により多成分混合物であることが 示され、タロマドグラムを図1に示す。固体のアズラクトン官能性の生成物を2 2℃において70%の相対湿度に36時間さらし、その間に55μmにおけるア ズラクトンC=0は開環加水分解により消失した。サンプルを15cmx4mm のハミルトンPRP(ポリ(スチレン−コーンビニルベンゼン)、ハミルトン社 、レノ、ネバダから入手できるコカラムに注入し、0.1容量%のトリフルオロ 酢酸を含む水−アセトニトリル混合物で溶出した。0〜45分の間に溶出用溶媒 を水−アセトニトリル90:10から6040混合物へ変え、45〜60分の間 にその混合物を60・40から20:80に変えた。上のトレース10は210 nwの入射紫外光を吸収する成分を示し、−劣下のトレース12は可視光を示す 325nmの光を吸収する成分を示す。
とを教示する。
様々な触媒の活性を評価するための試験を22℃、酢酸エチル溶媒中(溶媒のt Xフラクション0.6)、5モル%の触媒を用いて行った。変換率は実施例1の ガスクロマトグラフィ法を用いて測定した。結果を次の表に示す。
2 過塩素酸 −872 3トリフルオロ酢酸 0.23 40 4 トリクロロ酢酸 0.66 40 5 ジクロロ酢酸 125 3 6 酢酸 4.76 <1 実施例7〜9 本実施例はルイスの酸性物質もオリゴフリ化を促進するのに有効な触媒である反 応は22℃でア七ト二トリル中で(#媒の重量フラクション=0.5)5モルに の触媒を用いて行った。変換率をガスクロマトグラフィを用いて測定した。結果 は次の表を示す。
8 三フッ化ホウ素ニーテレードア8 9 塩化亜鉛 21 実施例10 この実施例はオリゴフリ化速度の増加は反応温度を増加させることにより達成で きることを示す。
実施例3の方法を用いて、すなわち酢酸エチル中の40重量%のVDM、5モル %のTFA、24時間の反応時間で、変換率を3つの反応温度で測定して、−2 ℃では22%、22℃では43%および59℃で88%のV D Mがオリゴフ リ化を受けた。
実施例11 3 本実施例は触媒濃度の増加はオリゴフリ化速度を増加させることを示す。
0.1.0.5,0および7.2モル%のTFA濃度レベルを用いた外は実施例 3の方法を用いて、20時間後変換率はそれぞれ0110.42および59%で あっこの実施例はオリゴフリ化速度の増加は、増加した透電恒数(ε)を有する 溶媒を用いることにより達成されることを示す。
下の表に示した実施例は、様々な混合溶媒中での0.5MのVDM濃度、5モル %のTFA、22℃で7日、を用いて行った。
16 0:100 4.7 36 実施例17 本実施例は2−イソプロペニルアズラクトン類は同様にオリゴフリ化を受けるが 、その2−ビニルアズラクトン対応物より強い酸触媒を一般に必要とすることを 示す。
2−インプロペニル−4,4−ジメチルアズラクトン(IDM)はティラー等、 ジャーナル・オン・ポリマー・サイエンス、ポリマー・レター 9巻 187頁 (1971)の方法により合成した。IDMをVDMの代わりに用い、エタンス ルホン酸(pKa=0)をTFAの代わりに用いた外は実施例3の方法を用いた 。22℃での4日後、201%のIDMがより高分子量の生成物にオリゴフリ化 した。
・ 丁FAは同一条件下では有効ではなかった。
実施例18 この実施例は6員環2〜アルケニルアズラクトン化合物が同様にオリゴフリ化を 受けることを示す。2−ビニル−4,4−ジメチル−2−オキサジン−6−オン (V OX)はバイルマン等、ジャーナル・オン・ポリマー・サイエンス:ポリ マー・ケミストリー・エディノヨン、1984年、22巻、1179頁の方法に より製造した。
オリゴフリ化は酢酸エチル(溶媒の重量フラクション=0.6)中のVOXによ り、触媒として丁F 、A (5モル%)を用いて行った。溶液は70℃で19 時間加熱した。オリゴマー生成物への変換率は25%であった。
実施例19 本実施例はアズラクトン官能性基はオリメチレンもそのまま残ることを示す。
図2には3つの赤外スペクトルを示す。スペクトル2人は実施例3の方法によっ て製造したオリゴ(VDM)のフィルムについてである。スペクトル2Bはメチ ルエチルケトン(MEK)中で31.3%固体で開始剤としてアゾビス(インブ チロニトリルXAIBN80.5重量%)を用い60℃で18時間で製造したポ リ(VDM)のフィルムについてである。サイズ排除クロマトグラフィにより測 定した重量平均分子量は135.000であった。スペクトル2Cはラスムラセ ン等、ジャーナル・オン・ポリマー・サイエンス:ポリマー・ケミストリー・エ ディンヨン、1986年、24巻、2739ページの方法により製造した2−エ チル−4,4−ジメチルアズラクトン(EDM)についてである。
オリゴ(VDM)を2つのアズラクトンと直接比較する。一つは高分子量ポリマ ーの混合物であり、他は純粋な低分子量化合物であって2位置に飽和アルキル基 を含む。図2A、2B、および2Cにおける約1820cm”でのカルボニル吸 収ピーク、約1675cm”における炭素−窒素2重結合の伸縮吸収ピーク16 並びに約965および895ca+−’での指紋領域でのアズラクトン複素環に 帰せられる2つの吸収ピーク18および20の比較は、5c11以下の変動がこ れらの強い吸収領域での3つのすべてスペクトルの間に存在することを示す。
かの相違を示す。
図3はポリ(VDMX3B)とオリゴ(vDM)(3A)のIH−NMRスペク トルを示す。ポリ(VDM)スペクトル中の注目する価値のある特徴は高分子量 を示す広い共鳴および図3Bに示すように24ppmにおける主鎖のメチンの共 鳴22および1.6〜22ppmにおけるメチレンの共鳴24の相対的な位置で ある。オリメチレンおよびメチンについての1.6〜2.7ppI11からの予 期される共鳴領域26における多くの共鳴の外に、さらなる共鳴28が約4 p pmダウンフィールドに認められ、それはへテロ原子に隣接した、または比較的 ひずんだ環構造中に含まれたメチレン/メチンに帰せられる。
図4はポ’)(VDMX4B)およびオ!J:f(VDMX4A)(7)”C− NMRスペクトルを示す。ポリ(VDM)スペクトルは、24ppmにおけるg em−ジメチル炭素の共鳴30.32〜36ppm間のメチレンおよびメチン炭 素の共鳴32.65ppmにおける4級炭素の共鳴34.163ppmにおける C=N共鳴36、および180ppmにおけるC=0共鳴38を有し比較的まっ すぐである。オリゴ(VDM)は似ているがかなりの相異がメチレン/メチンお よびC=N領域に認められる。また1従来のアズラクトン ポリ(VDMX5B )およびEDM(5C)間の著しい相違を指摘する。後の2つのアズラクトンは 300nm以上で本質的に吸収を示さないのに対し、オリゴ(VDM)は300 止以上の重要な吸収(λmax=331)を説明する伸びた共役系を含む少なく とも少量のクロモホアを含む。
実施例21 本実施例は酸触媒反応の生成物は比較的低分子量成分よりなることを示す。
停止反応が欠如し、開始種がユニット−エフインエン/イと共に作用するシステ ムにおいては、重合度およびオリゴフリ化度(および究極的には数平均分子量) は次の関係を用いて付加ポリマーについて計算できる。
式中、 χN−重合度またはオリゴフリ化度 [M〕=モノマーのモル濃度 11コ=開始剤のモル濃度 従ってそのようなシステム中の分子量は開始剤濃度に全く鋭敏となる。
VDMのオリゴフリ化を酢酸エチル(溶媒の重量フラクション0.6)中で様々 な量のTFA開始剤を用いて行うと、しかしながら分子量は開始剤濃度に全く鋭 敏でないことが示された。次表のデータは分子量が予想される値に比べて非富に 低く、開始剤濃度に関係なく全く一定のままであることを示す。
A=すべてのオリゴ(VDM)サンプルは、キャラクタリゼー/ヨンのための非 反応性物質を作るために過剰のn−ブチルアミンとさらに反応させた。生じた開 環物質はジエチルエーテル中に2度沈澱させ、真空で乾燥した。
B−ゲルバーミニ−7ヨンクロマトグラフイー(GPC)は、一連のトーヨー・ ソーダ・マニフ7クチュアリング社のカラム(フェノメ不ノクス、ランチョ・パ ロス・ペルデ、カリホルニアから入手できるG3000、G2000およびG1 00O)、一つのミクロスチラゲル力ラム(つす−ソーダ・クロマトグラフィ・ ディヒジョン、ミリボア社、ミルフォード、マサチューセソッがら入手できる5 00人)、およびアナリティカル・サイエンス社(サンタ・クジラ、カルフォル ニア)によりリバックされた一つのウォーターズミクロスチラゲル力ラム(10 0人)を用いてテトラヒドロフラン(丁HF)溶液中で行った。分子量はポリス チレンスタンダードとの比較により決定した。
C=用いた手順はニー・アイ・フォーゲルのア・テキストブック・オン・プラク ティカル・オーガニック・ケミストリー′、3版、ロングマン・グループ・リミ テッド、ロンドン、1970年、1037ページに概略が示されたそれであった D=ペーパーフェイズオスモメトリー(V P O)はTHF溶液中でアロ・ラ ボラトリ−社(ジョリエソト、イリノイ)により行われた。
実施例22〜25 この実施例は開始用の酸および溶媒の性質等のファクターによるオリゴマー分布 の変化を示す。
下の表中の実施例はすべて、5モル%の開始用の酸および05の溶′a重量フラ クションを用いて22℃で行った。
これ等のサイズ排除クロマトグラムは、少量の中間分子量の生成物(約20.0 00)がある場合には生ずるが、大部分の生成物は2.000以下の分子量を有 することを明らかにする。
実施例2に の実施例は9までのオリゴフリ化度を有するオリゴマーについての具体的な証拠 を提供する。
実施例25のオリゴマーを結晶面に注ぎ、24時間風乾した(相対温度70%) 。
IR分析はアズラクトンカルボニル吸収は消失したことを示した。部分的に加水 分解したオリゴマーをシチオスライトールに溶解し、ファースト・アトム・ボム バードメント(FAB)マススペクトルにより調べた。スペクトル中の他のピー クの中で次のものが可能なアサインソフトを有するものであった。
ole 可能なアサインメント ロ 11 4(VDM)+3水+1 768 5(VDM)+4水+1 925 6(VDM)+5水+1 1082 7(VDM)+5水+1 1239 8(VDM)+7水+1 1396 9(’VDM)+8水+1 *=例えば4(VDM)+3水+1はアズラクトン環の3つが水で開環、すなわ ち加水分解している化学的にプロトン化されたテトラマーを示す。
m/e=質量/電荷 実施例27 この実施例はアズラクトン環に隣接する炭素上の水素は活性てあり、2−アルケ ニルアズラクトン残基により置換できることを示す。
重水素クロロホルム(3,94g)、EDM(1,41g、0.01モル)およ びTFA(1,25g、0011モル)を含んだ溶液を調製し、−78℃に冷却 した。VDM(1,39g、0.01モル)をインンデントなしに流れに加えた 。室温まで加熱すると、溶液は黄色にそしてわずかに粘稠になった。22℃での 3日後、I)(−NMRは通常のオリゴ(VDM)スペクトルの外に、導入され たEDMの−CHCH,−基を示す134ppm(テトラメチルンランに関して )に中心があるダブレットを含んでいた。インテグレーションは31%の荷電し たEDMが導入されたことを示した。エレクトロンインパクトを用いたGC−M S分析はEDM:VDMダイマー(1M/e= 280 )の存在を明らかにし た。この結果はアズラクトン基に隣接するメチレン水素はオリゴフリ化反応に参 加することができることを示す。
同様にラスムセン等、ジャーナル・オン・ポリマー・サイエンスポリマー・クミ カル・ニブイン3ン、1986年、24巻、2739頁の方法により調製した2 −インプロピル−4,4−ジメチルアズラクトンは上のEDMと同じ反応条件を 受けた。導入された2−イソプロピル物質についてのgem−ジメチル共鳴が1 .34ppmにノンブレットとしてIH−NMRに認められた。GC−MS分析 はm/e=294でVDMとの11付加物についての分子イオンを示した。この 実施例のデータはアズラクトン基に隣接するメチン水素もオリゴフリ化反応に参 加すこの実施例はオリゴフリ化は、プロトンまたは他のルイス酸等の容易に1, 3−ソフトできるイムモニウムイオンを作る物質についてのみ起ることを示す。
この試みではメチル基を除去できないインモニウムイオンを作る物質として用い た。VDMのオリゴフリ化をアセトニトリル溶液(溶媒重量フラクシヨン0.6 )中22℃で7.2.16.4および49.2モル%(VDMを基準にして)の p−トルエンスルホン酸メチルを加えることにより調べた。96時間後、反応を ガスクロマトグラフィーで調べ、説明されないVDMの対応する量はそれぞれ7 8.16.5および44.1モルにであった。かくしてメチル化剤は、未検出V DMに荷電したメチル化剤における1:1対応を説明す、るVDMとの反応によ りインモニウムイオンを生成するが、VDMはVDM−Me′″インモニウムイ オンと反応しない、すなわちオリゴフリ化を受けない。可能な解釈はVDMのV DM−Me−へのマイケル付加は本発明の酸触媒については可能な1.3−シフ トによる安定化を受けることができない不安定なケテナミナールを作るというこ とである。
この実施例は感圧接着剤の架橋剤としてのオリゴ(VDM)の利用を示す。
コポリ[イソ−オクチルアクリレートSN−ビニルピロリジノン:ヒドロキシエ チルメタクリレート(88・8.4 重量/重量/重量月の調製次の成分をガラ スびんに入れた: ) イソオクチルアクリレート(IOA) 66.0gN−ビニルピロ+J ジ ):/(NVP) 6.0gヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA) 3 .0g生じた溶液を窒素ス!ぐ−ジを用いて脱酸素し、シールし、55℃で24 時間ラウンダーオメーター中で加熱した。共重合体への変換は、溶媒と未反応モ ノマーを蒸発させた後、重量分析的に測定して98.8%であった。
オリゴ(VDM)の架橋剤としての評価生じた共重合体溶液をMEKの添加によ り33%固体まで希釈した。2つのコーティング溶液を作ったコ 1)オリゴ( VDM)を含まないコントロールおよび2)実施例3におけるようにして作った 、接着剤中のHEMAと等モル量のオリゴ(VDM)およびエタンスルホン酸[ オリゴ(VDM)を基準にして3モル%]を含んだ試験サンプル。その溶液をポ リエステシレフィルム(0,05關)に約0.25mmの厚さにナイフコートし 、空気循環オーブン中100℃で10分間乾燥して溶媒を除去し、架橋を行った 。乾コート重量は約64g/m1であった。生じた感圧テープの接着強度を標準 的な剪断強度試験により比較した(インチリム・フエデラル・テスト・メソッド ・スタンダード147.1963年3月12日)。その方法では500gの荷重 を5.4co+”の接着剤接触領域から吊し、テープがスチールの板から分離す るのに要した時間を測定し、3回の試みの平均として分で記録した。
結果を次の表に示す。
この実験のデータはオリゴ(VDM)を含む配合物はコントロールに比べ顕著に 増大した接着強度を有することを示す。
、本発明の様々な改変が本発明の、範囲と思想から離れることなしに当業者に明 らかとなるであろう。本発明は実施例に説明した例示的な態様に不当に制限され ないことを理解すべきである。
国際調査報告 erv/II(61/%Amフロントページの続き 州、セント・ポール、ポスト・オフィス・ボックス33427番(番地の表示な し)州、セント・ポール、ポスト・オフィス・ボックス33427番(番地の表 示なし)ボックス33427番(番地の表示なし)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.その少なくとも30モル%が2−アルケニル基重合単位である2〜15の単 位を有する2−アルケニル−4,4−二置換アズラクトンのアズラクトン官能性 オリゴマー。
  2. 2.A、BおよびCから選択される請求項1に記載のオリゴマーであって、Aは 式: ▲数式、化学式、表等があります▼VI(式中、 R1およびR2は独立に1〜14個の炭素原子を有するアルキル基、3〜12個 の炭素原子を有するシクロアルキル基、5〜12個の環原子を有するアリール基 を表し、またはR1およびR2はそれらが結合する炭素原子と一緒になって4〜 12個の環原子を有する炭素環式の環を形成し;R3およびR4は独立に水素ま たは低級アルキルであり;nは0または1であり; Azは2−位置に結合したアズラクトン基を示す記号であって、R1、R3、R 3、R4およびnは上に定義した通りであり;▲数式、化学式、表等があります ▼ Gは独立に水素、メチル並びに−CH2CHGAz、−CH2CG(Az)CH 2CHGAz、および−CH2CG(A2)[CH2CG(A2)]pCH2C GAz(pは0〜約12の整数である。但しGにおけるオリゴメリ化の程度は式 VIに示したオリゴマーについて約2000の全体の数平均分子量を超えないも のとする。)から選択される基であり; rは0または工であり;そして qは1〜約12の整数である。) によって示される構造を有するオリゴマーであり、Bは式: ▲数式、化学式、表等があります▼VIIA or▲数式、化学式、表等があり ます▼VIIB(式中、 AzおよびGは、式VIIAにおいて最大で一つのGは水素またはメチルであり 、式VIIBにおいてGは水素またはメチルでないという条件で、上に定義した とおりであり; Xは、そのpKaが1,2以下であるブレンステッド酸の共有結合的に結合した カウンターイオンまたはゲーゲンイオンであるか、またはXは一般式VIII▲ 数式、化学式、表等があります▼VIII(式中、R5は水素またはメチル基で あり、他のすべての記号は前に定義したとおりである。) の3−で4級化された2−アルケニルアズラクトン基である。)を有するオリゴ マーであり、 Cは式: ▲数式、化学式、表等があります▼IX(式中、Az、Gおよびqは上に定義し た通りである。)を有するオリゴマーである。
  3. 3.約278〜2000の範囲の数平均分子量を有する請求の範囲声1項または 第2項に記載のオリゴマー。
  4. 4.該オリゴマーが少なくとも30モル%の炭素−炭素骨核セグメントを有する 請求の範囲第1〜3項に記載のオリゴマー。
  5. 5.触媒的に有効な量の酸の存在下で少なくとも一つの2−アルケニルアズラク トンをオリゴメリ化して、主に2−アルケニル基重合単位である2〜15の単位 を有するオリゴマーを提供する工程を含んでなる請求の範囲第1〜4項に記載の オリゴマーの製造方法。
  6. 6.酸がブレンステッド酸またはルイス酸である請求の範囲第5項に記載の方法 。
  7. 7.ブレンステッド酸が1.2以下のpKaを有する請求の範囲第6項に記載の 方法。
  8. 8.ブレンステッド酸が、硫酸、塩化水素、臭化水素、ヨウ化水素、トリフルオ ロ酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸、p−トルエンスルホ ン酸、過塩素酸およびエタンスルホン酸よりなる群から選択され、またはルイス 酸が塩化アルミニウム、塩化亜鉛、三フッ化ホウ素、五塩化アンチモン、四塩化 チタンおよびよう素よりなる群から選択される請求の範囲第6項および第7項に 記載の方法。
  9. 9.2−アルケニルアズラクトンが、2−ビニル−4,4−ジメチル−2−オキ サゾリン−5−オン、2−イソプロペニル−4,4−ジメチル−2−オキサゾリ ン−5−オン、2−ビニル−4−エチル−4−メチル−2−オキサゾリン−5− オン、2−ビニル−4,4−ジメチル−1,3−オキサジン−6−オンよりなる 群から選択される請求の範囲第5〜8項に記載の方法。
  10. 10.アルケニルアズラクトンが2−ビモル−4,4−ジメチルアズラクトンで ある請求の範囲第5〜9項に記載の方法。
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