JPH0650124Y2 - 多刃式切断機のスライド切断刃 - Google Patents

多刃式切断機のスライド切断刃

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JPH0650124Y2
JPH0650124Y2 JP1988110459U JP11045988U JPH0650124Y2 JP H0650124 Y2 JPH0650124 Y2 JP H0650124Y2 JP 1988110459 U JP1988110459 U JP 1988110459U JP 11045988 U JP11045988 U JP 11045988U JP H0650124 Y2 JPH0650124 Y2 JP H0650124Y2
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blade
bands
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賢 平林
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株式会社平林
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は多刃式切断機のスライド切断刃に関する。
(従来の技術) 多刃式切断機はシリコン、水晶などのような硬質材料を
薄板状に切断したり、溝入れ加工したりする際に用いら
れる。この多刃式切断機は、薄い帯状に形成された多数
枚のバンドを所定の空隙をあけてスライド枠に取り付け
固定されたブレード部を有し、被加工品にバンドの刃面
を当て、スライド枠を前後に往復移動させることによっ
て、切断あるいは溝入れ加工等を施す。
ところで、スライド枠には多数枚のバンドが取り付けら
れるので、精密部品を形成する際等、被加工物を精度良
く加工するために、バンドの取り付け精度には高精度が
要求されている。
第3図(a)、(b)はブレード部を取り付けたスライ
ド枠の従来例を示す説明図で、1は取り付けられたバン
ド、2はスライド枠である。第3図(a)では、所定間
隔で配設されたバンドから成るブレード部の一方の側面
をスライド枠2上の固定ブロック3に当接させ、ブレー
ド部の他方の側面から締付ボルト4で締め付けてブレー
ド部を固定している。なお、ブレード部の全体的な取り
付けを微調整するため、ブレード部が取り付けられる一
方のブレード取付枠部はブレード部張設方向と直交する
方向に可動に形成される。
また、第3図(b)は上記例とは別にスライド枠の両外
側面に締付ボルト4を設け、両側面からブレード部を締
め付けてブレード部を固定するようにしたものである。
上記従来例で、第3図(a)に示す例では、固定ブロッ
ク3にブレード部の一方の端面を当接して位置決めする
のでバンドの取り付け精度はとりやすくなるが、締付ボ
ルト4で一方側からのみ締付けるので、多数枚のバンド
を取り付けるような場合は固定ブロックに近い側のバン
ドに対する締付力が弱まり、その結果複数枚のバンドを
スライド枠に固定する固定力、および取り付け精度が低
下するという問題がある。
また、第3図(b)に示す例では、ブレード部の両側か
ら締付けるので、個々のバンドに対する締付力は大きく
なるものの、基準になる位置がないため締付ボルトの締
め方によってブレード部が位置ずれして精度調整が困難
となる。
第4図はバンド間に所定の空隙をあけて複数のバンドを
積層して止め付けたブレード部の組み立て例を示す。隣
接するバンド間にはスペーサ5が挿入され、バンド間に
所定の空隙が設けられる。なお、スペーサ5側面にはバ
ンドの上下幅よりもやや広い間隔をあけて上下に透孔
6、6が透設され、スペーサ5の側端縁の中途には切欠
溝7が設けられる。前記透孔6、6にはスペーサ5全体
にわたってガイドロッド8が挿通され、前記切欠溝7に
はバンドの端部を規制する固定ロッド9が嵌挿される。
なお、固定ロッド9は各バンドの端部近傍に穿設された
位置決め孔を連通している。第4図ではブレード部の一
方側を示しているがブレード部の他方側の構成もまった
く同様である。
(考案が解決しようとする課題) 多刃式切断機は上記のように、多数枚のバンドから成る
ブレード部を取り付けるスライド枠を備えているが、多
刃式切断機による作業効率を向上させるため、たとえば
大型の被加工物であっても一度に加工できるように、1
回の作業で切断あるいは溝入れ加工できる範囲(有効
幅)を広くとることができる装置が要望される。
このように、一度に広い範囲が加工できるようにするた
めには、バンドを張る幅を広くして有効幅を広くとるよ
うにすればよい。バンド張り幅を広くすると必然的にバ
ンドの本数が増大し、当然切断枚数も増大することにな
る。
ところが、第3図に示すような従来の形状のままでバン
ド張り幅を増やすと、スライド枠にはきわめて多数のバ
ンドを取り付けなければならなくなり、このためにバン
ドに対する締付力が小さくなって複数枚のバンドをスラ
イド枠に固定する固定力が低下し、さらにその結果とし
てバンドの取り付け精度が低下するという問題点が生じ
る。
すなわち、第3図(a)に示すタイプのものではバンド
の張り幅を広くしてバンドの本数を増やすと、固定ブロ
ック3に近い側にあるバンドにたいする締付力が特に弱
くなり精度が悪くなるばかりか、バンドのスライド枠へ
の固定が充分でなくなってしまう。また、第3図(b)
に示すものでは、多数本のバンドを一度に扱うことにな
り、バンドの平行を出すなど取り付け上の調整が一層複
雑になって精度の維持がさらに困難になる。
したがって、従来のスライド枠の形状のままバンドの張
り幅を広げることは適正ではない。
そこで、本考案は上記問題点を解消すべくなされたもの
であり、その目的とするところは、バンドの張り幅を広
くとるよう多数枚のバンドを装着するにもかかわらず、
その多数枚のバンドを確実に固定できると共に、バンド
の取り付け精度も維持できる多刃式切断機のスライド切
断刃を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、本発明は、複数枚のバンドが両端部でスペー
サと交互に積層されると共に、ロッド等の挿通部材によ
って止め付けられて設けられたブレード部を、対向して
配された一対のブレード取付枠部間に取り付け、該一対
のブレード取付枠部を相互に離反させることで、前記複
数枚のバンドを平行に張設してなる多刃式切断機のスラ
イド切断刃において、二つの前記ブレード部と、該二つ
のブレード部が並列して取り付けられるように、前記一
対のブレード取付枠部のそれぞれのほぼ中央部に設けら
れ、一方のブレード部の端部側面が当接すると共に、該
一方のブレード部の端部側面に対向する他方のブレード
部の端部側面が当接する両側壁面を有する固定ブロック
と、該固定ブロックの側壁面との間で前記ブレード部端
部を、複数のバンドおよびスペーサの積層方に挟圧し、
積層された複数のバンドおよびスペーサを締めつけてブ
レード取付枠部に固定する固定手段とを具備することを
特徴とする。
また、複数枚のバンドが両端部でスペーサと交互に積層
されると共に、ロッド等の挿通部材によって止め付けら
れて設けられた二つのブレード部と、矩形に形成され、
多刃式切断機内で往復動するスライド矩形枠と、該スラ
イド矩形枠の内部でスライド可能に設けられ、前記ブレ
ード部の一端側が取り付けられる可動ブレード取付枠部
と、前記スライド矩形枠の前記該可動ブレード取付枠部
に対向する部分に設けられ、前記ブレード部の他端側が
取り付けられる固定ブレード取付枠部と、前記二つのブ
レード部が並列して取り付けられるように、前記可動ブ
レード取付枠部および前記固定ブレード取付枠部のそれ
ぞれのほぼ中央部に設けられ、一方のブレード部の端部
側面が当接すると共に、該一方のブレード部の端部側面
に対向する他方のブレード部の端部側面が当接する両側
壁面を有する固定ブロックと、該固定ブロックの側壁面
との間で前記ブレード部端部を、複数のバンドおよびス
ペーサの積層方向に挟圧し、積層された複数のバンドお
よびスペーサを締めつけて各ブレード取付枠部に固定す
る固定手段と、前記スライド矩形枠の前記固定ブレード
取付枠部に対向する部分である外枠部に設けられ、可動
ブレード取付枠部を固定ブレード取付枠部から離反する
方向に引っ張ってブレード部のバンドを張設する張設手
段とを具備すれば、多数枚のバンドを好適に固定するこ
とができると共に、多数本のバンド全体を好適に張設す
ることができる。
(作用) 固定ブロックの両側壁面のそれぞれにブレード部の端部
側面が当接され、積層された複数のバンドおよびスペー
サが固定手段によって固定ブロックの側壁面との間で挟
圧され、二つのブレード部が並列して取り付けられる。
二つのブレード部は、それぞれに対応する固定手段によ
って締め付けられるため、積層された複数のバンドおよ
びスペーサは積層方向へ確実に締め付けられ、ブレード
取付枠部に確実に固定される。また、固定ブロックの側
壁面がバンドおよびスペーサを取り付ける際の基準面と
なり、固定手段によって確実に固定されるから、多数本
のバンドであってもバンドの取り付け精度を低下させる
ことなく取り付けることができる。また、二つのブレー
ドの中間部のアキは固定ブロックの両側壁間の寸法に抑
えることができる。
このように、固定ブロックの両側にブレード部を取り付
けることで、一度に加工できるバンド張り幅を拡大する
ことができ、取り付けるバンドの本数を増大することが
できて加工能率を向上させることができる。
(実施例) 以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は、本考案にかかる多刃式切断機のスライド切断
刃の一実施例を示す説明図である。
図で10は全体形状が矩形に形成されたスライド矩形枠で
ある。12はこのスライド矩形枠10の中央開口部内で張設
されるバンドである。このバンド12、スペーサ5の形状
およびスライド矩形枠10に対する取り付け方法は前述し
た従来例と基本的に同様である。バンド12は従来の技術
の欄で説明したようにスペーサを介して所定間隔をおい
て積層された状態に止め付けられれることによりブレー
ド部11、11aを構成する。すなわち、バンド12は隣接す
るバンド間にスペーサを挿入して積層され、スペーサの
上下に透設した透孔にガイドロッドが挿入され、複数の
スペーサが揃えられると共に、バンド端に穿設された位
置決め用孔に固定ロッドが挿通され、その固定ロッドが
スペーサの側端面に設けた切欠溝に嵌挿されてバンド端
が揃えられて、複数のバンド12が所定の間隔をおいて積
層されて止め付けられたブレード部11、11aが構成され
ている。
10aは可動ブレード取付枠部であり、スライド矩形枠10
の内部でスライド可能に設けられ、ブレード部11の一端
側が取り付けられる。
10bは固定ブレード取付枠部であり、スライド矩形枠10
の可動ブレード取付枠部10aに対向する部分に設けら
れ、ブレード部11の他端側が取り付けられる。
14は固定ブロックであり、この固定ブロック14は、二つ
のブレード部11が並列して取り付けられるように、可動
ブレード取付枠部10aおよび固定ブレード取付枠部10bの
それぞれのほぼ中央部に設けられ、一方のブレード部11
の端部側面11aが当接すると共に、該一方のブレード部1
1の端部側面に対向する他方のブレード部11aの端部側面
が当接する両側壁面を有する。
すなわち、図で12は前記固定ブロック14の一方の側に配
されるバンド、12aは固定ブロック14の他方の側に配さ
れるバンドである。このように固定ブロック14を挟んだ
両側に所定間隔で配された複数枚のバンドからなるブレ
ード部11が取り付けられる。固定ブロック14の両側にあ
るブレード部11は、それぞれブレード部11の一方の端部
が固定ブロック14の側壁面にそれぞれ当接し、固定ブロ
ック14の両側壁面はブレード部11取り付けの際の位置決
めの基準面となる。なお、図面ではバンドを一部省略し
て示している。
固定ブロック14の両側に配されるブレード部11、11aの
取り付け構造はまったく同様で、可動ブレード取付枠部
10aでは、それぞれのブレード部11、11aの固定ブロック
14に当接する側と反対側の外側面を、可動ブレード取付
枠部10aの外側部に螺合された締付ボルト16、16aによっ
て締め付けることにより挟圧される。すなわち、固定ブ
ロック14の両側にある積層された複数のブレードおよび
スペーサは固定ブロック14の側壁面と締付ボルト16、16
a間で挟圧されて固定される。同様に固定ブレード取付
枠部10bでは、ブレード部11、11aの他端部が、固定ブロ
ック14の側壁面との間で、スライド矩形枠10に螺合され
た固定手段である締付ボルトによって、複数のバンドお
よびスペーサが積層方向に挟圧され、これによって複数
のブレードおよびスペーサが固定されている。
第2図はブレード部と固定ブロック14との取り付け状態
を示す。図のようにブレード部の側面は固定ブロック14
の両側壁面で位置決めされ、バンドとスペーサ5が交互
に積層され、スペーサ5にガイドロッド8が挿通されて
組付けられている。なお、スペーサ5を挿通するガイド
ロッド8の固定ブロック14側の端部は固定ブロック14に
固定される。9はバンド端に挿通される固定ロッドであ
る。
なお、スペーサを積層して保持する方法として、スペー
サの上下面に切欠を設けこの切欠にロッドを係止してス
ペーサを相互に支持することもできる。
る。
前記可動ブレード取付枠部10aはバンドの張力を調整す
るため前後に移動可能に形成されており、19はその可動
ブレード取付け枠10aを支持するレールであり、このレ
ール19上を可動ブレード取付枠部10aがスライドする。
18はバンドの張力設定用ボルトであり、スライド矩形枠
10の固定ブレード取付枠部10bに対向する部分である外
枠部10cの外側面にボルトの頭部が係止し、外枠部10cに
設けられた貫通孔を貫通してボルトの先端が可動ブレー
ド取付枠部10aに螺合している。この張力設定用ボルト1
8は、可動ブレード取付枠部10aを固定ブレード取付枠部
10bから離反する方向に引っ張ってブレード部11、11aで
積層されている複数のバンドを好適に張設でき、バンド
を張設する張設手段を構成する。また、張力設定用ボル
ト18は、本実施例では外枠部10cの3カ所に配設されて
おり、バンドを張設する際に枠部材の撓みが発生して
も、各張力設定用ボルト18の締付力を調整することで、
多数本のバンド全体を好適に張設することができる。
22はバンドの両端の上面に上方から当接して、バンドの
端部が浮き上がることを防止するための浮き上がり防止
カバーである。この浮き上がり防止カバー22はバンド両
端に設けられる。
なお、上記多刃式切断機では、スライド切断刃の下方に
被加工物を置く台が鉛直方向に上下動可能に設けられ、
この台の上方でスライド矩形枠10がバンドの張設方向と
平行に往復移動して加工するように構成されている。
上述したように、本実施例の多刃切断機によれば、バン
ドの張り幅を従来のスライド矩形枠にくらべて2倍程度
に拡大することが容易にでき、これによって加工効率を
大きく向上させることができるという特徴がある。使用
に際しては、大型の被加工物をそのまま加工するように
してもよいし、固定ブロック14を挟んだ両側のブレード
部11、11aに対応して1個ずつ被加工物をセットするよ
うにしてもよい。
固定ブロック14を設けたことにより、加工部分の中間部
にアキが生じるが、これは被加工物の配置によって、た
とえば被加工物の加工不要な端部が中間にくるように配
置することなどによって解消できる。また、二つのブレ
ード部の中間部のアキは固定ブロック14の両側壁面間の
寸法に抑えることができ、被加工材のロスを最小限にす
ることもできる。
上述したようにバンドの張り幅を拡大すると、当然取り
付けられるバンドの本数も増大するが、二つのブレード
部は固定ブロックを挟んで並列して取り付けられ、締付
ける各ブレード部の張り幅は全体の張り幅の半分になる
ため各バンドは適切に挟圧されて確実に固定できる。ま
た、ブレード部の一方の端側面が固定ブロックによって
規制されて位置決めされ、締付力も好適に確保できるた
め従来のバンド取り付けの際の精度と同等の精度で取り
付けることができる。
なお、上記スライド矩形枠のサイズおよびスライド矩形
枠に取り付けるバンドの本数、バンド間隔等は加工作業
に合わせて適宜設定できることはいうまでもない。
以上、本考案について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、
考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
(考案の効果) 本考案の多刃式切断機のスライド切断刃では、上述した
ように、固定ブロックの両側にブレード部を配置するよ
うに構成したから、従来のスライド切断刃に比べてバン
ド張り幅を2倍程度まで拡大でき、一度に加工できる有
効幅を大幅に増大させることができる。これにより、大
型の被加工物であっても容易に加工することができて加
工能率を向上させることができる。また、取り付けるバ
ンドの本数をバンド張り幅の拡大にともなって増大させ
ることができるとともに、多数本のバンドであっても精
度を落とすことなく取り付けることができて、高精度の
加工を可能にする等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る多刃式切断機のスライド切断刃を
示す説明図、第2図はブレード部の固定ブロックに対す
る取り付け状態を示す説明図、第3図(a)、(b)は
スライド切断刃の従来例を示す説明図、第4図は従来の
ブレード部の構成を示す説明図である。 5……スペーサ、8……ガイドロッド、9……固定ロッ
ド、10……スライド矩形枠、10a……可動ブレード取付
枠部、10a……固定ブレード取付枠部、10c……外枠部、
11、11a……ブレード部、12、12a……バンド、14……固
定ブロック、16、16a……締付ボルト、18……張力設定
用ボルト、20……調整ネジ、22……浮き上がり防止カバ
ー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚のバンドが両端部でスペーサと交互
    に積層されると共に、ロッド等の挿通部材によって止め
    付けられて設けられたブレード部を、対向して配された
    一対のブレード取付枠部間に取り付け、該一対のブレー
    ド取付枠部を相互に離反させることで、前記複数枚のバ
    ンドを平行に張設してなる多刃式切断機のスライド切断
    刃において、 二つの前記ブレード部と、 該二つのブレード部が並列して取り付けられるように、
    前記一対のブレード取付枠部のそれぞれのほぼ中央部に
    設けられ、一方のブレード部の端部側面が当接すると共
    に、該一方のブレード部の端部側面に対向する他方のブ
    レード部の端部側面が当接する両側壁面を有する固定ブ
    ロックと、 該固定ブロックの側壁面との間で前記ブレード部端部
    を、複数のバンドおよびスペーサの積層方向に挟圧し、
    積層された複数のバンドおよびスペーサを締めつけてブ
    レード取付枠部に固定する固定手段とを具備することを
    特徴とする多刃式切断機のスライド切断刃。
  2. 【請求項2】複数枚のバンドが両端部でスペーサと交互
    に積層されると共に、ロッド等の挿通部材によって止め
    付けられて設けられた二つのブレード部と、 矩形に形成され、多刃式切断機内で往復動するスライド
    矩形枠と、 該スライド矩形枠の内部でスライド可能に設けられ、前
    記ブレード部の一端側が取り付けられる可動ブレード取
    付枠部と、 前記スライド矩形枠の前記該可動ブレード取付枠部に対
    向する部分に設けられ、前記ブレード部の他端側が取り
    付けられる固定ブレード取付枠部と、 前記二つのブレード部が並列して取り付けられるよう
    に、前記可動ブレード取付枠部および前記固定ブレード
    取付枠部のそれぞれのほぼ中央部に設けられ、一方のブ
    レード部の端部側面が当接すると共に、該一方のブレー
    ド部の端部側面に対向する他方のブレード部の端部側面
    が当接する両側壁面を有する固定ブロックと、 該固定ブロックの側壁面との間で前記ブレード部端部
    を、複数のバンドおよびスペーサの積層方向に挟圧し、
    積層された複数のバンドおよびスペーサを締めつけて各
    ブレード取付枠部に固定する固定手段と、 前記スライド矩形枠の前記固定ブレード取付枠部に対向
    する部分である外枠部に設けられ、可動ブレード取付枠
    部を固定ブレード取付枠部から離反する方向に引っ張っ
    てブレード部のバンドを張設する張設手段とを具備する
    ことを特徴とする多刃式切断機のスライド切断刃。
JP1988110459U 1988-08-22 1988-08-22 多刃式切断機のスライド切断刃 Expired - Lifetime JPH0650124Y2 (ja)

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JPH0231655U JPH0231655U (ja) 1990-02-28
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