JPH06500707A - 商品、バウチャ等の登録、ブッキングおよび／または清算のためのサービスデスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 商品、パラチャ等の登録、ブツキングおよび／または清算のためのサービスデス ク 本発明は、請求項１の上位概念部に記載の形式のサービスデスクに間する。

このような形式のデスクは、たとえば空港出発ロビーにおけるチェックインカウ ンタとして知られており。

この場合、多数のサービスデスクが相並んで配置されて、いわゆるチェックイン ラインを成している。しかし、特に運航量の少ない時間帯では、チェックインカ ウンタの一部にしかオペレータが配置されていない光景が見受けられる。この場 所では、順番待ちの長蛇の列ができてしまうが、それに対してオペレータ不在の カウンタは空いたままである。

このような状況は搭乗客の不満を暮らせる。これらの搭乗客の大部分は傾繁に航 空機を使って旅行しており、したがって、フライト開始前に必要となる諸手続き を他人の補助なく済ませることができるはずである。

航空会社にとっても、現在の状況は同じ（不満足なものである。なぜならば、カ ウンタやそのデータ処理設備に高い投資を行なっても、利用度が少ないからであ る。

同様の問題は、販売業務用の商品登録兼清算ターミナル、つまりいわゆるチェッ クアウトターミナルにおいても生じる。このようなターミナルは、たとえばスー パーマーケットより知られており、この場所では多数のチェックアウトターミナ ルが相並んで配置されて、いわゆるチェックアウトラインを成している。この場 合にも、やはり特に閑散な時間帯では、チェックアウトターミナルの一部にしか オペレータが配置されていない光景が見られる。その場合、この場所では順番待 ちの長蛇の列ができてしまうが、オペレータ不在のターミナルを利用することは できない。

この場合でも、しばしば清算する商品が極めて少量しかないような顧客の大部分 は、同じく他人の補助なしで商品識別、たとえばバーコードマーキングを登録し て、請求額をクレジットカードを使って非現金で支払うか、または総額伝票の受 取り後に中央の会計で現金で支払うことができるはずである。商品店経営者にと ってチェックアウトターミナルの利用度に関しては、上で説明した航空会社のケ ースと全く同じ考えが該当する。

本発明のａｍは、冒頭で述べた形式のサービスデスクを改良して、前記欠点が回 避され、選択的に応待業務モードか、またはセルフサービス業務モードで使用さ れ得るようなサービスデスクを提供することである。

この課題は、請求項１の特徴部に記載の構成により解決される。

操作範囲は少なくとも２つの部分に分割されており、画部分のうち、第１の部分 は、常時サービスデスクの顧客側に位置しており、第２の部分はサービスデスク の顧客側とオペレータ側との間を移動調節され得る。

操作範囲の前記第１の部分は、読み取り可能なデータのための少なくとも１つの 読み取り器、特にＩＤカード、チェックカード等を読み取るためのカード読み取 り器と、データを手で入力するための入力キーボードとを有していると有利であ る０本発明によるサービスデスクの別の有利な構成では、操作範囲の前記ＩＩ２ の部分が、ディスプレイ装置と、データを手で入力するためのデータ入力装置と 、クーポンやバラチャやレシートのための発行装置とを備えている。

これによって、サービスデスクにおいてブツキングを行なって、このときにかか る費用を非現金でも支払うことが可能になる。ブツキングのために必要となるデ ータは、操作範囲の第２の部分に設けられた入力装置を用いてブツキングシステ ム、つまり一般にはデータも理装置に伝達される。このデータ地理装置はその後 に、ブツキング確認証やバラチャ、たとえばチケットや搭乗券を発行させる。顧 客はブツキング費用をクレジットカードを使って非現金で支払うことができる。

この場合、原書はクレジットカードを、操作範囲の第１の部分に配置されたカー ド読み取り器に差し込む。

同じく操作範囲のこの部分に位置する入力キーボードは、顧客によって個人のＩ Ｄ番号を入力するために利用され得る。

ブツキングデスクまたはサービスデスクの操作範囲の第２の部分が顧客に向けら れていると、顧客はブツキングを自分で行なうことができる。それに対して、サ ービスデスクがオペレータ側に向けられていると、ブツキングはオペレータによ って行なわれ、この場合、このオペレータは顧客に向い合って、サービスデスク の他方の側に座っている。この場合に顧客はブツキング手段にアクセスすること はできないが、しかしその後に、前述したようにクレジットカードを使って支払 を行なうことができる。

本発明によるサービスデスクのさらに別の構成では、操作範囲のｊ１２の部分に 、別の発行口が設けられており、この発行口からは、たとえばデータ入力装置に よる要求後に荷札、つまりいわゆるバッグタッグを取り出すことができる。

ブツキングレシートは既に前印刷されていてよく、データ入力装置による要求に 応じてストックコンテナから各発行口に供給され得る。しかし、発行口にプリン タが配属されている場合には、ブツキング固有のプリントアウトを顧客に提供す ることもできる。

本発明のさらに別の構成では、操作範囲のｊ１２の部分にも、プリントされた読 み取り可能なデータのための読み取り器が配置されていてよい、この読み取り器 を用いると、たとえば航空チケットにプリントされた、バーコード化されたチケ ット識別データを読み取ることができる。この場合、ブツキングシステムは、別 の場所で、たとえば旅行会社で発行されたチケットのチケット番号を所定のブツ キングに対応させることができ、しかも別の手動データインプットなしで、たと えば搭乗券を提供することができる。

データ入力装置は、最も単純なケースでは一般に公知のコンピュータキーボード である。しかしサービスデスクのさらに別の有利な構成では、データ入力装置が 、スクリーンの手前にタッチ感応式の面として構成されている。これによって、 このようなスクリーンはいわゆるタッチスクリーンターミナルとなる。これによ って、ブツキングデスクの操作は、特に原書にとって一層箇便となる。すなわち 、顧客はブツキングシステムへの入力を行なう際に、スクリーンに表示されたイ ンフォメーションを指でさし示すだけで済む訳である。しかし、自由にプログラ ミング可能なキー、つまりいわゆるソフトキーをスクリーンの縁部に配置するこ とも可能である。この場合、前記ソフトキーの機能はキーにそれぞれ隣接したス クリーン範囲に表示される。

本発明のさらに別の有利な構成では、！！１作範囲の前記第２の部分が、直立し たコラムに配置されており、しかも、操作範囲の第２の部分を支持する前記コラ ムの少なくとも１つの区分は、鉛直方向の軸線を中心にして回転可能であってよ い、これによって、サービスデスクの顧客側からオペレータ側への、もしくはオ ペレータ側から顧客側への、第２の操作範囲部分の移動調節が特に容易となる。

回転可能なコラム部分はターンテーブルに支承されているか、またはその下面で 底面の外縁部近くにローラまたはボールを支持していてよい、このローラまたは ボールは回転可能なコラム部分の回転時に、コラム部分の支持面に沿って転動す るようになっている。操作安全性を高める目的で、操作範囲の第２の部分が、オ ペレータに向けられた位置でも、顧客に向けられた位置でもロック可能であると 有利である。このようなロックは、オペレータによってしか操作され得ないよう な錠によって行なうことができるので、操作範囲の第２の部分の位置は顧客によ って変えることはできなくなる。

本発明のさらに別の有利な構成では、操作範囲の前記ｊ１２の部分の少なくとも １つの部分範囲が、傾けられた面状のパネルの形で構成されており、該パネルの 上縁部がコラム軸線に向かってずらされている。前記パネルのこのような傾斜に よって、操作が一層行ない易くなる。同じく、操作Ｉ［囲のｌＩｌの部分も、傾 けられた面状のパネルであってよい、この場合、操作範囲の第１の部分の傾斜角 度は、ｊ１２の部分の前記部分範囲の傾斜角度にほぼ一致している。操作範囲の 前記第２の部分が顧客に向けられている場合に、操作範囲の前記画部分のパネル が、互いに鈍角な角度を形成するようになっていることにより、操作容易性を一 層高めることができる。

サービスデスクのさらに別の有利な構成では、操作範囲のｆＩＩｋｌの部分が定 置に構成されている。この第１の部分は常に顧客に向けられていて、しかも運動 させられずに済むので、この構成は特に廉価に形成され得る。

本発明によるサービスデスクの前記説明は、特にサービスデスクがたとえば空港 におけるチェックインのためのブツキングデスクとして使用されるような場合の 構成に関するものであった６本発明によるサービスデスクを商品の登録および清 算の目的で使用するためには、サービスデスクの操作範囲の前記第１の部分が、 顧客とオペレータのアクセス範囲に配置された商品登録装置を有しており、前記 操作ｌ［Ｍが、専らオペレータにとってのみアクセス可能な第３の部分を有して いると有利である。この第３の部分は現金引き出しを収容するための収容部を有 していてよい、この現金引き出しは、サービスデスクに接続されたデータも理装 置と結合可能となる。商品登録装置は、たとえばオプティカルスキャナ式のバー コード読み取り器によって形成されている。

前記構成を用いると、顧客によって運び集められた商品を選択的に顧客自身によ って登録させるか、またはオペレータによって登録させることが可能になる。

請求額は現金によるか、また【よ非現金によっても支払うことができる。清算の ために必要となるデータは、前記第３の部分に位置するバーコード読み取り器お よび／または操作範囲の第２の部分に設けられた入力装置によって、清算システ ムに、つまり一般にはサービスデスクに接続されたデータ処理装置に伝達される 。

このデータ処理装置はさらに支払伝票、たとえばレシートを発行させる。顧客は クレジットカードを使って請求額を非現金で支払うことができる。この場合、顧 客は操作範囲の第１の部分に配置されたカード読み取り器にクレジットカードを 挿入する。同じく操作範囲の第１の部分に位置する入力キーボードは顧客によっ て、個人のＩＤデータを入力する目的で使用され得るサービスデスクまたは清算 ターミナルの操作範囲の第２の部分が顧客に向けられていると、顧客は清算を自 分で行なうことができる。それに対して、第２の部分がオペレータ側に向けられ ていると、清算はオペレータによって行なわれる。この場合、顧客は第２の部分 に設けら九たデータ表示手段とデータ入力手段と発行手段とにアクセスすること ができないが、しかし引き続き支払いをクレジットカードで、前述したように行 なうことができる。

現金引き出し用の収容部には、必要に応じてこの現金引き出しを装着することが できる。このことには、次のような利点がある。すなわち、サービスデスクが使 用されていない場合には、黍力的なこし開けを誘発するおそれのある現金引き出 しを設置しな（て済むようになる。しかし、現金引き出しがターミナルに不動に 配置されている場合には、セルフサービス業務位置に旋回させられた操作範囲の 第２の部分が、現金引き出しを遮蔽して、アクセス不能にするようになっていて よい、これによって、操作範囲の第２の部分がこの位置でロックされることに基 づき、現金引き出しに対するアクセスは遮断されている。

現金引き出しは、引き出しとして構成されていても、フラップカバーを備えてい てもよい、いずれの場合にも、現金引き出しは、引出し開口が顧客側とは反対の 側に向けられるように、つまり強盗を意図して、開かれた状態の現金引き出しに 手を突っ込まれることが回避されるように配置されていると有利である。

本発明のさらに別の有利な構成では、操作範囲の第２の部分が高さ調節可能であ って、しかも鉛直線に対する傾斜角度に関して旋回可能である。このことには、 次のような利点がある。すなわち、操作Ｉｉ囲のｊ１２の部分は、応待業務にお いて一般的に座っているオペレータに合わせても、セルフサービス業務において 立っている顧客に合わせても、エルゴノミ的に適正に調節され得る訳である。

さらに、第２の部分の上側には、鉛直な軸線を中心にして旋回可能な顧客用表示 装置が配置されていてよい。この顧客用表示装置により、応待業務においても顧 客に清算過程を見えるようにすることが可能になるので便利である。

本発明の別の特徴および利点は以下の説明から明らかになる。以下に、本発明の 実施例を図面につき詳しく説明する。

第ｔｇは、本発明によるブツキングデスクを、第２の操作範囲部分が顧客に向け られた状態で顧客側から見た斜視図を示しており、 第２図は、第１図に示したブツキングデスクを、第２の操作箱Ｍ部分がオペレー タに向けられた状態で見た斜視図を示しており、 第３図は、本発明による商品登録兼清算ターミナルを、第２の操作ＩＩ囲部分が 顧客に向けられた状態で顧客側から見た斜視図を示しており、 Ｍ４図は、夷３図に示した商品登録兼清算ターミナルを、第２の操作範囲部分が オペレータに向けられた状態で見た斜視図を示しており、 １１５図は、商品コンベヤベルトに組み込まれている商品登録兼清算ターミナル の別の実施例を、第４図に相当する状態で見た斜視図を示している。

第１図および第２図には、たとえば空港におけるチェックインカウンタとして使 用されるブツキングデスクが示されている。このブツキングデスクは主として、 八角形のコラム２として構成された定置のデスク部分４と、第２のデスク部分と から成っており、この第２のデスク部分は直立した八角形の第２のコラム８とし て構成されている。このコラムの上側の区分７は鉛直なコラム長手方向軸線６を 中心にして回転可能である。

両コラム２．８は基台１０に相並んで配置されている。

コラム８に隣接して、基台１０に並んで荷物コンベヤベルト１２が位置しており 、この荷物コンベヤベルトには、荷物秤が配属されていてよい。

定置のコラム２は上側１／３に、カード読み取り器１６と入力キーボード１８と を備えた第１の操作面１４を有している１回転可能なコラム区分７は同じく操作 面２０を有している。この操作面はクーポン等を発行するための発行口２２と、 荷札（バッグタック＞ＩｔＩの第２の発行口２４と、バーコード読み取り器２６ とを育している。コラム８には、ディスプレイ装置２８が配置されており、この ディスプレイ装置はデータ入力装置３０を備えている。このデータ入力装置はタ ッチ感応式のタッチスクリーン３２として構成されている０両操作面１４．２０ は同じ傾斜角度だけ各コラム２．８の外面に向かって傾けられており、この場合 、各上縁部３４．３６はコラム内部に向かってずらされている。操作面１４．２ ０とディスプレイ装置２８とデータ入力装置３０とは、−緒になって操作範囲３ ８を形成している。ブツキングデスクの顧客側４０では、操作範囲の下方に手荷 物置き場４２が設けられている。

第１１ｉ１には、ブツキングデスクが、操作範囲３８が顧客側４０に向けられた セルフサービス業務モードのためのセツティング位置で示されているが、第２図 に示したブツキングデスクは、応待業務モードに合わせてセツティングされてい る。このようなセツティングでは、１１！１の操作範囲部分を成す操作面１４だ けが顧客側に向けられていて、第２の操作面２０とディスプレイ装置２８とデー タ入力装置３０とから成る第２の操作範囲部分はオペレータ側４４に回転させら れている。前記両セツティングにおいて、両コラム２，８はその外面で互いに平 行に位置している。前記両コラムは寸法ｄだけ互いに間隔をおいて配置されてい るので、回転可能なコラム区分７の回転時に、このコラム区分の角隅は定置のコ ラム２に全く接触しない。

応待業務モード（第２図）では、顧客がオペレータに希望を伝え、場合によって は旭理のためにチケットを手渡す１次いで顧客は、荷物を荷物コンベヤベルトＩ ２に軟せ置くように要求される。ｊＩ２の操作Ｉ［＠部分を介して、オペレータ スタッフはブツキングシステムとの対話を開始し、原書にチケットや、場合によ っては搭乗券と荷物引換証とを交付して、青物に荷札を装備し、さらに顧客に料 金を告げる。顧客が料金を非現金で支払いたい場合には、顧客はクレジットカー ドをカード読み取り器１６に差し込んで、キーボードで個人のＩＤ番号を入力す る。これによって、ブツキング過程は終Ｔする。

セルフサービス業務モードでは（第１図）、顧客がデータ入力装置３０を介して ブツキングの希望、たとえばチケットの購入をブツキングシステムに入力し、こ の場合、顧客はディスプレイ装置２８の対応する表示および質疑応答によって支 援される。ブツキングの終了後に、顧客には料金が表示され、この料金を顧客は 、上で説明したようにして支払うことができる。その後に、顧客にはチケットが 発行され、さらに場合によっては搭乗券、荷札および支払額をプリントされたレ シートが発行される。

顧客が既にチケットを所持していて、「チェックイン」のみを行ないたい場合、 つまり顧客が荷物を預けて、搭乗券を入手したいだけの場合、原書はチケットを バーコード読み取り器２６に差し込み、この場合、チケットに設けられたバーコ ードマーキングが装置によって登録され得る６次いで、この顧客は予約したフラ イトの搭乗券と荷札とを受け取る。

本発明によるブツキングデスクは空港における使用に適しているだけでなく、一 般に公共輸送機関のオペレータによっても、また見本市や展示会またはスポーツ 競技会の主催者によっても使用され得る。また、本発明によるブツキングデスク は銀行業務において使用されても有利である。

有利な改良形では、第２の操作部分の上側に、鉛直な軸線を中心にして旋回可能 な顧客用表示装置が配置されていると有利である。この顧客用表示装置によって 、応待業務モードにおいても顧客に会計過程が見えるようになる。

第３図〜第５図には、商品登録兼清算ターミナル、つまりいわゆるチェックアウ トターミナルの形の本発明の別の実施例が示されており、以下にこれに関して詳 しく説明する。

第３図には、チェックアウトターミナル１００が斜視図で示されている。このチ ェックアウトターミナルはコラム形の下側部分１０２を有しており、この下側部 分には、コンピュータ（図示しない）が配置されている。下側部分１０２の上に は、上側部分１０４が位置しており、この上側部分は３つの部分に分割された操 作釦１０６を備えている。

第１の操作範囲部分１０８は商品登録面１１０を有しており、この商品登録面に は、商品登録窓１１２が嵌め込まれている。この商品登録窓１１２の下には、商 品に取り付けられた、読み取り可能なマーキングを登録するためのオプティカル スキャナ式自動バーコード読み取り器（図示しない）が位置している。この部分 は、顧客にとっても、サービスオペレータにとってもアクセス可能である。

第２の操作範囲部分１２６はケーシング１２８を有している。このケーシングは 、第４図の下側部分１０２の左側に取り付けられたコラム（１３０）に固定され ている。コラム１３０はケーシング１２８を、第４図で見てケーシングの左側で 支持している。ケーシング１２８はコラム１３０の上端部で、商品登録面１１０ に対して平行な旋回軸線１３２を中心にして鉛直面に対して旋回可能に保持され ている。さらに、ケーシング１２８はコラム１３０の長手方向軸線を中心にして 旋回可能であり、この場合、ケーシングの前方の下縁部は上側部分１０４の正面 側１１８に対して、選択的にほぼ平行か、または垂直に調節可能である。コラム １３０の自由な長さは可変であるので、商品登録面１１０に対するケーシング１ ２８の高さ位置を調節することができる。

ケーシング１２８の前［１３４には、ディスプレイ装置のスクリーン１３６と、 データ入力装置１３８と、支払伝票（レシート）のための発行口１４０とが位置 している。

＠３の操作範囲部分１４２は上側部分１０４の裏側１４４に位置している。裏側 １４４には、現金引き出し１４８のためのプレート形の収容装置１４６が配置さ れており、この収容装置は前記裏側からほぼ垂直に突出している。現金引き出し １４８は収容装置１４６への装着時に、この収容装置と機械的にロックされて、 下側部分１０２に位置するコンピュータに電気的に接続される。

第１の操作範囲部分は、さらにパネル１１４を有している。このパネルはチェッ クアウトターミナル１００の顧客側１１６で、上側部分１０４の正面側１１８に 配置されている。正面側１１８には、凹み１２０が加工成形されており、この凹 みには、カード読み取り器１２２と入力キーボード１２４とが位置している。

組織的な理由から、チェックアウトターミナルにおいて非現金払いが望まれない 場合には、パネル１１４を不要にすることができる。

第３図には、チェックアウトターミナルがセルフサービス業務モードのためのセ ツティングで示されている。このためにｊＩ２の操作範囲部分１２６は、ケーシ ング１２８の前方の下縁部が上側部分１０４の裏側１４４の上織部に直接にかつ 前記上縁部に対して平行に接触するように調節されている。ケーシング１２８は 充分後方に傾けられているので、顧客側１１６に立った顧客はスクリーン１３６ を完全に視界にとらえて、データ入力装置１３８と発行口１４０とに良好に手が 届くようになる。

商品登録兼清算過程は、次のようにして行なわれる二顧客は手を使って、購入し たい商品を商品登録窓１１２に擦過させ、この場合、商品に取り付けられた商品 識別コードが、下方に位置するバーコード読み取り器によって登録される。登録 過程をチェックするためには、登録された商品のデータ、たとえば商品名、価格 がスクリーン１３６に表示される。最後の商品が登録された後に、顧客はデータ 入力装置１３８で、「終了キー」と記されたキーを操作する。その後に、発行口 １４０から支払伝票、たとえばレシートが発行され、このレシートから請求額が 判る。商品店の組織形態に応じて、顧客は請求額を、出口に向かう途中で必ず通 過する支払会計で支払うか、またはクレジットカードを使ってチェックアウトタ ーミナル１００で直接に支払を済ませることができる。この目的のためには、原 書がクレジットカードをカード読み取り器１２２に差し込んで、入力キーボード １２４で個人のＩＤ番号を入力する。支払い過程の終了後に、顧客は発行口１４ ０から領収書を受け取る。

第４図には、チェックアウトターミナル１００が応待業務モードのためのセツテ ィングで示されている。

このためには、第２の操作範囲部分１２６がコラム１３０の長手方向軸線を中心 にして旋回させられ、この場合、ケーシング１２８の前方の下縁部は上側部分１ ０４の裏側１４４の上縁部に対して垂直に位置している。これによって、収容装 置１４６が自由にされるので、この収容装置には、現金引き出し１４８を装着し て、前記収容装置にロックすることができる。それと同時に、現金引き出しは下 側部分１０２に位置するコンピュータに電気的に接続される。このコンピュータ は公知の形式で会計過程に関連して現金引き出しカバー１５０の開放を制御する 。

ケーシング１２８は前記位置において、上側部分ｌＯ４に完全に並んで位置する まで側方に旋回させられている。これによって、現金引き出しカバー１５０は、 第４図に破線で示したように充分に開放旋回することができる。ケーシング１２ ８の傾斜、ひいては第２の操作範囲部分１２６の傾斜およびその高さは、オペレ ータ側１５２に座るオペレータのエルゴノミ的要件に応じて調節される。

応待業務において、商品登録兼清算過程は次のようにして行なわれる二顧客か、 またはオペレータが手を使って、購入する商品を上で説明したように商品登録窓 １１２に擦過させる。オペレータは上で説明したようにして登録過程を終了させ て、顧客に支払伝票を手渡す、顧客が現金で支払いたい場合には、よく知られて いるようにオペレータが、データ入力装置１３８に設けられた所定のキーの操作 によって現金量は取り過程および釣銭返却過程のために現金引き出し１５０を開 （、非現金支払の場合には、顧客がセルフサービス業務の場合と同様に手続きす る。

１１５図には、本発明によるチェックアウトターミナルのさらに別の実施例が示 されている。このチェックアウトターミナルでは、ケーシング１２８′の上側１ ６０に切欠き１６２が設けられている。この切欠きからは、直立管１６４が突出 しており、この直立管の上端部には、三角形の横断面を有するケーシング１６６ が固定されている。このケーシングは顧客用ディスプレイ１６８を有している。

顧客用ディスプレイ１６８は、第５図に示したチェックアウトターミナル１００ ’の応待業務モードのためのセツティングでは、顧客側１１６′に旋回させられ る。セルフサービス業務モードでは、顧客用ディスプレイ１６８が図示の位置に 対して９０’　だけ旋回させられるので、ケーシング１６６は切欠き１６２に嵌 合して、ケーシング１２８′は補填されて完全な直方体形状になる。

第５図からさらに認められるように、チェックアウトターミナル１００’　の上 側部分１０４′は、重版の商品コンベヤベルト１７０，１７２の幅に相当する奥 行き寸法を有している。現金引き出し１４８′だけが、オペレータ［１５２’　 で、コンベヤベルトによって形成された整合線の外部に配置されている。現金引 き出しカバー１５０と現金登録面１１０’　と商品コンベヤベルト１７０，１７ ２とは、−貫して延びる表面を形成している。

商品登録時にオペレータは、供給側ベルト１７０を介して近付けられた商品をつ かんで、この商品を商品登録面１１０’　に沿って搬出側ベルト１７２に押しず らす、このときに、オペレータは現金引き出し１４８′の現金引き出しカバー１ ５０に手と前腕とをつくことができ、これによって、疲労の少ない作業が保証さ れている。

全ての実施例において、移動調節可能な操作範囲部分は各位置で錠を用いてロッ ク可能であり、したがって、正式に許可された人間によってしか移動調節するこ とができな（なる、このことは、たとえばセルフサービス業務において、第２の 操作範囲部分によって現金引ぎ出しへのアクセスが遮断される場合に有効となる 。

国際調査報告 フロントページの続き （７２）発明者　グレイ、ローリ− イギリス国　ＲＧｌｌ　７ＤＸ　パークシャー　クラウソーン　ブロッカーズ　 コーナ（７２）発明者　メルフ、シュテファンドイツ連邦共和国　Ｄ−８０５０ フライジンク　エギルベルトシュトラーセ　３３ （７２）発明者　シュポルレーダー、　ディルクドイツ連邦共和国　Ｄ−４７９ ４ヘーヴエルホーフ　アレー　８

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. １．商品、バウチヤ等の登録、ブツキングおよび／または清算のためのサービス デスクであって、少なくとも１つのデータ表示装置と、データ入力装置と、クー ポン、レシート等のための発行装置とを有する操作範囲が設けられている形式の ものにおいて、前記操作範囲が少なくとも２つの部分（１４；２０，２８；１０ ８；１２６）を有しており、両部分のうち、第１の部分（１４；１０８）が、常 時サービスデスクの顧客側に位置しており、第２の部分（２０，２８；１２６） がサービスデスクの顧客側とオペレータ側との間を移動調節可能であることを特 徴とする、商品、バウチャ等の登録、ブツキングおよび／または清算のためのサ ービスデスク。
2. ２．操作範囲（３８，１０６）の前記第１の部分（１４；１０８）が、読み取り 可能なデータのための少なくとも１つの読み取り器、特にカード読み取り器（１ ６；１２２）と、データを手で入力するための入力キーボード（工８；１２４） とを有している、請求項１記載のサービスデスク。
3. ３．操作範囲（３８，１０６）の前記第２の部分（２０，２８；１２６）が、少 なくとも１つのディスプレイ装置（１２８；１３６）と、データを手で入力する ためのデータ入力装置（３０；１３８）と、特にクーポンやレシートのための少 なくとも１つの発行口（２２；１４０）とを有している、請求項１または２記載 のサービスデスク。
4. ４．前記発行口（２２，２４；１４０）のうちの少なくとも１つに、プリンタが 配属されている、請求項３記載のサービスデスク。
5. ５．前記第２の部分（３０）のデータ入力装置が、ディスプレイ装置（２８）の スクリーンの手前に、タッチ感応式の面（３２）として構成されている、請求項 ３または４記載のサービスデスク。
6. ６．操作範囲（３８）の前記第２の部分（２０，２８）が、読み取り可能なデー タのための読み取り器（２６）を有している、請求項１から５までのいずれか１ 項記載のサービスデスク。
7. ７．操作範囲（３８，１０６）の前記第２の部分（２０，２８；１２６）が、直 立したコラム（８；１３０）に配置されている、請求項１から６までのいずれか １項記載のサービスデスク。
8. ８．操作範囲（３８，１０６）の前記第２の部分（２０，２８；１２６）を支持 する前記コラム（８，１３０）の少なくとも１つの区分（７）が、鉛直な軸線（ ６）を中心にして回転可能である、請求項７記載のサービスデスク。
9. ９．操作範囲（３８，１０６）の前記第２の部分（２０，２８；１２６）の少な くとも１つの部分範囲（２０）が、傾けられた面状のパネルの形で構成されてお り、該パネルの上緑部（３６）がコラム軸線に向かってずらされている、請求項 ７または８記載のサービスデスク。
10. １０．操作範囲（３８，１０６）の前記第１の部分（１４；１０８）が定置であ る、請求項１から９までのいずれか１項記載のサービスデスク。
11. １１．操作範囲（３８）の前記第１の部分（１４）が、傾けられた面状のパネル として構成されており、該パネルの傾斜角が、操作範囲（３８）の前記第２の部 分（２０，２８）の前記部分範囲（２０）の傾斜角にほぼ相当している、請求項 ９または１０記載のサービスデスク。
12. １２．操作範囲（３８）の前記第２の部分（２０，２８）が顧客に向けられてい る場合に、操作範囲（３８）の前記両部分（１４；２０，２８）のパネルが、互 いに鈍角な角度を形成している、請求項１１記載のサービスデスク。
13. １３．操作範囲（３８）の前記第２の部分（２０，２８；１２６）が、オペレー タに向けられた位置と、顧客に向けられた位置とでロック可能である、請求項１ から１２までのいずれか１項記載のサービスデスク。
14. １４．操作範囲（１０６）の前記第１の部分（１０８）が、顧客とオペレータの アクセス範囲に配置された商品登録装置（１１２）を有しており、操作範囲（１ ０６）が、専らオペレータにとってアクセス可能な第３の部分（１４２）を有し ている、請求項１から１３までのいずれか１項記載のサービスデスク。
15. １５．前記第３の部分（１４２）が、現金引き出し（１５０）のための収容部を 有しており、前記現金引き出しが、データ処理装置と結合可能である、請求項１ ４記載のサービスデスク。
16. １６．移動調節可能な前記第２の部分（１２６）が、顧客に向けられた位置で、 前記現金引き出し（１５０）用の収容部（１４６）をカバーしている、請求項１ ５記載のサービスデスク。
17. １７．前記商品登録装置がコードスキャナを有している、請求項１４から１６ま でのいずれか１項記載のサービスデスク。
18. １８．前記第２の部分（１２６）に、該部分とは別個に位置調節可能な顧客用デ ィスプレイ（１６８）が配置されている、請求項１から１７までのいずれか１項 記載のサービスデスク。