JPH06500683A - セル式移動電話ネットワークにおいて移動電話へのインバウンド通話を確立する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 セル式移動電話ネットワークにおいて移動電話への介■□□□分野 本発明は、セル式移動電話ネットワークにおいて移動電話へのインバウンド通話 を設定する方法に関するものであって、上記移動電話ネットワークは、そのネッ トワークと共に登録された移動電話に関する位置及び加入者データを永久的に記 憶するためのホーム位置レジスタを備えており、上記ネットワークの地理的なカ バーエリアは小さな位置エリアに分割され、その各々は、移動スイッチングセン ターと、その位置エリア内に現在位置された移動電話に関する加入者データを一 時的に記憶するためのビジター位置レジスタとを備えており、各位置エリアの地 理的なカバーエリアは更に無線セルに分割され、その各々は、その無線セル内に 現在位置されているアクティブな移動電話と無線リンクを確立することのできる 少なくとも１つの固定の無線ステーションを備えており、第１の移動スイッチン グセンターは移動電話の加入者番号を受け取りそして通話ルート情報を与えるよ うに上記ホーム位置レジスタに要求し、次いで、このホーム位置レジスタは、そ の移動電話が現在位置されている位置エリア内のビジター位置レジスタからロー ミング番号を要求しそしてその受け取ったローミング番号を上記第１の移動スイ ッチングセンターへ進めて、その通話を上記現在位置エリアのスイッチングセン ターへ送り、更に、所望の移動電話へ送る方法に係る。

先行技術 セル式の無線即ち移動電話システムは現在色々のものが使用されているか又は開 発されており、このシステムの地理的なカバーエリアは、小さな個別の無線エリ ア即ちセルに分割され、無線即ち移動電話が１つのセル内にあるときに、そのセ ル内に位置された固定の無線ステーションを経て固定のネットワークと通信する ようにされる。このシステムに属する移動電話は、システムのエリア内であるセ ルから別のセルへと自由に移動する。１つのこのようなシステムはデジタル移動 電話システムＧＳＭ　（グループ・スペシャル・移動）である。その同じシステ ム内又は外部システム内の加入者がこのシステム内の移動加入者（移動ステーシ ３ン−ＭＳ）へ通話しようとするときには、固定のネットワークが移動電話ＭＳ の実際の位置に関する情報を有１−でいて適当な移動サービススイッチングセン ターＭＳＣへ通話を送ることができねばならない。６３Ｍシステムでは、例えば 、発呼加入者によってダイヤルされた番号に被呼ＭＳの実際の位置に関する情報 が含まれない。それ故、完全な接続を設定するためには、ＭＳの位置及びルート アドレス、即ちこの目的で使用される移動ステーションのローミング番号を決定 する必要がある。６３Ｍシステムでは、この情報はホーム位置レジスタ（Ｉ（Ｌ 　Ｒ）ｊ７か与えることができず、これは、位置データのような加入者データが 永久的に記憶されたデータベースである。それ故、ＭＳが現在位置されているエ リア内のＭＳＣへ通話を通せるようにするには、そのＨＬＲへの質問を構成する 必要がある。

６３Ｍシステムにおいては、複数の無線セルを構成する各位置エリアは、ビジタ ー位置！ノジスタＶ　Ｌ　Ｒを備えており、これは、加入者がＶＬＲのエリアを 訪問する間にその加入者及びそれに関するデータが記憶されるデータベースであ る。

Ｖ　Ｌ　Ｒは、ＭＳへ通話を通すために必要な情報を）Ｉ　Ｎ−Ｒに供給し、例 えば、ＭＳＣにおける通話の交換に関与する。

ルート情報、即ちルート番号を与えるモードは２つある。第１のモードにおいて は、Ｖ　Ｌ　Ｒが加入者の位置を更新するときにローミング番号を与えることか でき、このローミング番号はＨＬＲに記憶することができるうこの場合、ＨＬＲ はルート情報質問を受けたときに更に別の手順を経ることなくその記憶されたロ ーミング番号を返送する。

別のモードにおいては、ＨＬＲは、ゲートウェイＭＳＣ又は１つのＭＳＣにより 要求されたときに、現在ＭＳが位置されているエリア内のＶＬＲに、その通話の みに指定されたローミング番号を与えるように要求する。、ＨＬＲは、Ｖ　Ｌ　 Ｒによって与えられたローミング番号をその要求を発しているＭＳＣへ送り、こ れはローミング番号に基づいて適当なＭＳＣへ通話を通す。その通話がＭＳＣへ 通された後に、ＭＳＣはその位置エリアにおいて移動電話ページング手順を開始 し、ＭＳが位置されたエリア内の無線セル及び固定無線ステーションを見い出す 。ＭＳが見い出された後に、ＭＳＣは、この固定の無線ステーションによってＭ Ｓとの無線リンクを確立し、スビー・チ接続を設定する。

関連ＭＳか現在インアクティブである（例えば、加入者ターミナルがオフに切り 換えられた）ことを指示するデータがＶＬＲに含まれる場合には、ｖＬＲが上記 情報をＩ−Ｉ　Ｌ　Ｒに送る。ＭＳ加入者が別の電話番号への通話転送サービス を作動した場合には、ＨＩ、Ｒがこの通話転送番号をその要求を発しているＭＳ Ｃへ送信する。その後、ＭＳＣは、加入者が通話転送番号を有しているＨＬＲへ の質問を構成する。

介咀ｑ又旨 本発明の目的は、この形式のセル式移動電話システムにおいて通話設定手順を促 進することである。

この目的は、上記で述べた形式の方法において、上記移動電話から通話転送番号 〜の通話転送動作が行われることを検出（７た際に、ホーム位置レジスタは、少 なくともＪ１記通話転送番号が同じホーム位置レジスタの別の移動電話に属して いる場合に、新たなｏ−、ミング番号要求を独立して開始することを特徴とする 方法によって達成される。

前記したように、ＨＬＲは、ローミング番号が各セルに個々に指定されているシ ステムにおいてはローミング番号について関連ＶＬＲに要求を発する。従って通 話転送動作を行う必要が生じた場合には、公知システムでは、常にＨＬＲが、ル ート情報を要求しているＭＳＣへ通話転送番号（別の加入者の番号）を伝達する 。このＭＳＣは、他の加入者が属するＨ　Ｌ　Ｒへ新たなルート情報要求を再び 送信する。この既知の手順では、最初の加入者と他の加入者が同じＨＬＲに所属 しそしてそのときＶＬＲの１つから他の加入者に対してローミング番号を要求し ている同じ）（ＬＲに新たなルート情報が返送されるという事態が生じる。

本発明において、通話転送番号は直ちにＭＳＣに送られないが、それに続（ロー ミング番号要求は、全ての通話転送動作の場合か或いは少なくとも通話を同じＨ ＬＲの別の加入者へ転送すべきときかのいずれかにＩ（ＬＲによって独立して開 始される。これは、ＭＳＣを経て通話転送番号を送ることによって生じる余計な 信号を回避し、そしてインバウンド通話に対する設定手順を促進し、これは発呼 加入者に対する待機時間が短いことに反映される。

前記で述べたように、あるシステムでは、ローミング番号か前もって加入者に指 定され、ＨＬＲのデータファイルに記憶される。この場合には、ルート情報要求 を受け取ったときに、ＨＬＲは、ローミング番号要求をＶＬＲに送ることな（こ のローミング番号を確認として送信する。この形式のシステムにおいては、本発 明は、通話転送番号に対し通話転送動作がその関連ＭＳについて行われることを ＨＬＲが検出した際に、少なくともその通話転送番号が同じＨＬＲの別のＭＳに 属する場合には、ＨＬＲかその通話転送番号に既に指定されているローミング番 号をそのデータファイルから直ちに独立してサーチする。

以下、添付図面を参照し本発明を好ましい実施例について詳細に説明する。

Ｘ面９１巣在逸叫 図１は、本発明による方法を実施することのできるセル式移動電話システムを概 略的に示す図である。

図２は、既知の通話設定手順を示す信号図である。

図３は、加入者が同じＩ−（Ｌ　Ｒの別の加入者に通話転送動作を行うときの公 知の通話設定手順を示す信号図である。

図４は、加入者が同じＨＬＲの別の加入者に通話転送動作を行うときの本発明の 通話設定手順を示す信号図である。

大愚聾 以下の説明において、本発明による方法は、実際上本発明の主たる応用分野であ るデジタルＧＳＭ移動電話システムに関連して説明する。しかしながら、本発明 による方法は、他の同様の移動電話システム又は６３Ｍシステムの変形態様にも 適用することができる。ＧＳＭ移動電話システムの基本的な構成及び動作は、当 業者に良く知られており、６３Ｍシステムの仕様に比較的正確に決定されている 。以下、図１を参照し、本発明の説明に重要な６３Ｍシステムのある基本的な概 念とエレメントについて定義する。ＧＳＭ移動電話サービスを利用できるエリア をＧＳＭネットワーク（ＧＳＭサービスエリア）と称し、これは多数の国々をカ バーすることができる。ＧＳＭネットワークは、国家ＧＳＭネ・ｙトワーク（Ｐ ＬＭＮサービスエリア）に分割することができ、これは１人のオペレータがＧＳ Ｍサービスを提供するエリアを意味する。又、１つの国に多数のＧＳＭネットワ ークがあってもよく、それらのカバーエリアが地理的に重畳してもよい。以下の 説明において、移動電話システムは、主としてこのような「国家」移動電話シス テムを指すものとし、これは、他国の移動電話ネットワークと通信することもで きるし、或いは公衆交換電話ネットワークのような他の通信システムと通信する こともできる。

国家ＧＳＭネットワークは、１つ以上のＭＳＣサービスエリアを備えることがで き、これは１つの移動サービススイッチングセンター（ＭＳＣ）がサービスを提 供するエリアを意味する。ＭＳＣサービスエリアは更に１つ以上の位置エリアに 分割され、これは多数の無線セルによってカバーされるエリアである。セルとは 、システムの最小の地理的エリアを指すもので、これは１つ以上の固定の無線ス テーション即ちベースステーションを備え、所定のトラフィックチャンネルを使 用するものである。

通常、国家ＧＳＭネットワークは、１つのホーム位置レジスタＨＬＲを含んでお り、これは、位置データのような移動電話データが永久的に記憶されたデータベ ースである。更に、システムは、各ＭＳＣサービスエリアごとに１つ以上のビジ ター位置レジスタＶＬＲを備えている。このＶＬＲは、移動電話がＶＬＲのエリ アに訪問する間に移動電話データが記憶されるデータベースである。ＶＬＲは移 動電話ＭＳの位置に関する情報を１つの位置エリアという精度で有している。

次いで、ＨＬＲは、移動電話ＭＳが訪問するＶＬＲに関する情報を有していて、 その移動電話に終端する通話に対し電話ネットワークへのルート情報を与える。

次いで、ＨＬＲは、ＶＬＲから所要のルート情報を得る。ＨＬＲ及びＶＬＲは、 移動電話ネットワークの他のコンポーネントとの信号接続のみを有する。

本発明による方法は、簡単化のために図１に示すシステムに適用するものとして 説明する。各ＭＳＣサービスエリアは、その特定のサービスエリアの無線又は移 動スイッチングセンターＭＳＣと共に登録されたそれ自身のビジター位置レジス タＶＬＲを有している。図１には、２つのＭＳＣサービスエリアが示されており 、その一方は、移動スイッチングセンターＭＳＣＩ及びビジター位置レジスタＶ ＬＲ１を有し、そしてその他方は、移動スイッチングセンターＭＳＣ２及びビジ ター位置レジスタＶＬＲ２を有している。これら２つのサービスエリアのもとに は、１つ以上の位置エリアがあり、各位置エリア内のトラフィックは、多数の固 定無線ステーション即ちペーストランシーバステージ９ンＢＴＳを制御するベー スステーションコントローラＢＳＣによって制御される。上記の各無線セルは１ つのベースステーションＢＴＳを含み、１つのベースステーションコントローラ ＢＳＣが多数のセルにサービスする。セル内に位置する移動電話ＭＳは、この特 定セルのＢＴＳとの二重無線リンクを確立する。ベースステーションコントロー ラＢＳＣとＭＳＣとの間には信号接続及びボイスチャンネルか設けられる。

図１において、ユニットＭＳＣＩはベースステージシンコントローラＢＳＣ１を 制御し、これは次いでベースステーションＢＴＳ１及びＢＴＳ２を制御する。

これに対応して、他のサービスエリア内でも、ＭＳＣ２は、ベースステーション コントローラＢ５Ｃ２及びベースステーションＢＴＳ３及び４より成る位置エリ アを制御する。

一般に、ＧＳＭネットワークは、ゲートウェイＭＳＣと称する特定の移動スイッ チングセンターを経て、公衆交換電話ネットワーク（ＰＳＴＮ）　、別の移動電 話ネットワーク（ＰＳＰＤＮ）又はｌ５ＤＮネツトワークのような他のネットワ ークと通信する。ネットワークのＭＳＣの１つ又は多数（全部）はゲートウェイ ＭＳＣ（ＧＭＳＣ）として働くことができる。ゲートウェイＭＳＣ（ＧＭＳＣ） からネットワークの他のＭＳＣへボイスチャンネル接続を確立できる。ゲートウ ェイＭＳＣ（ＧＭＳＣ）は、更に、ホーム位置レジスタＨＬＲとの信号接続も有 する。次いで、ＨＬＲはビジター位置レジスタＶＬＲとの信号接続を有する。或 いは又、別のデータ送信システムのスイッチングセンター、例えば、ｌ５ＤＮセ ンターがゲートウェイＭＳＣとして働いてもよい。

図２は、ＧＳＭ規定に合致するようにインバウンド通話の設定を行う信号図であ る。ＭＳＣ，この場合はゲートウェイＭＳＣ（ＧＭＳＣ）は、別のネットワーク から移動電話ＭＳの国際電話番号（国際ｌ５ＤＮ番号）を受け取り、それを移動 電話ネットワークのホーム位置レジスタに送って、ルート情報を与えるように要 求する。或いは又、ＨＬＲが、別のデータ送信システムのスイッチングセンター 、例えばｌ５ＤＮセンターからルート情報要求を受け取ることもある。ＨＬＲの 側では、この特定のｌ５ＤＮ番号を有する移動電話ＭＳが現在位置しているビジ ター位置レジスタＶＬＲをそのデータファイルからチェックし、移動電話ネット ワークに使用されている国際移動ステージ３ン識別子ＩＭＳＩをこのＶＬＲに送 ることによってローミング番号を与えるようＶＬＲに要求する。図２においては 、ＶＬＲは、この通話に対し移動電話ＭＳにローミング番号（ＭＳＲＮ）を指定 し、これをＨＬＲへ送る。ＨＬＲは、そのローミング番号ＭＳＲＮをルート情報 としてゲートウェイＭＳＣ（ＧＭＳＣ）へ送り（又はそれを要求した別のスイッ チングセンター経過り）、これは、そのルート情報を使用することによって、イ ンバウンド通話を特定のＶＬＲのＭＳＣへ通し、このＭＳＣは、移動電話のＩＭ ＳＩ識別子を送信することにより、移動電話が位置しているべきＭＳＣサービス エリアの位置エリア内にある移動電話のベージングを開始する。移動電話は、ペ ージング信号を受け取ると、その受け取りを確認する。次いで、加入者Ｂに関連 した確証、暗号及び他の考えられる手順をＧＳＭ規定に合致するように行い、加 入者Ａと移動電話ＭＳとの間に通話を設定する。

移動電話ＭＳは、もし所望ならば、別の電話に対する無条件又は条件通話転送動 作を行うことができる。無条件通話転送動作においては、インバウンド通話が常 にＨＬＲに記憶された電話番号（通話転送番号）に送られる。条件通話転送動作 の場合には、例えば、ＭＳがαクチイブとして登録されていない（ターミナルが オフにされている）、ＭＳが応答しない、ＭＳがビジーである、等々のある条件 が満たされたときに、ＨＬＲに記憶された通話転送番号に通話が送られる。

図３の信号図は、被呼ＭＳから同じＨＬＲの別のＭＳへの通話転送動作があると きに既知の手順に基づ（ルート情報要求を示している。通常の状態において、被 呼ＭＳに到達することができそして通話転送動作が必要でないときには、手順全 体が図２のように続けられる。

ＭＳにアクセスできないときには、図３の手順は最初は図２と同様であり、移動 電話の電話番号を受け取った際に、ＭＳＣの１つ（例えばＧＭＳＣ）が移動電話 のｌ５ＤＮ番号をＨＬＲに送信することによりルート情報を与えるようにＨＬＲ に要求し、ＨＬＲは、それに応答して、その移動電話ＭＳが現在位置されている エリア内のＶＬＲにＩＭＳＩ識別子を送信することによりローミング番号を与え るよう要求する。しかしながら、この場合、ＭＳをアクセスすることができず（ 例えばＭＳはインアクティブである）、従って、ＶＬＲはこれに関する情報をＨ ＬＲに送る。ＨＬＲは、これか被呼ＭＳから別の電話番号へのアクティブな通話 転送サービスの登録を含むことを検出する（点Ｘにおいて）。これを以下通話転 送番号と称する。ＨＬＲは、この通話転送番号を、ルート情報を要求しているＭ ＳＣへ確認として送信し、ＭＳＣは、その通話転送番号を同じＨＬＲへ返送する ことによって再び新たなルート要求を開始する。その後、通話の設定は、図２の ように進められる。

図４の信号図は、図３に示す公知の手順に関連したＨＬＲとＭＳＣとの間の余計 な信号伝送を回避する本発明の手順を示している。図４において、ＨＬＲが被呼 ＭＳに到達できないというＶＬＲからの情報を受け取るまでは、図２及び３と同 様に信号伝達が行われる。ＨＬＲが被呼ＭＳから別の電話番号への通話転送サー ビスのアクティブな登録（通話転送番号）を含んでいることを検出すると、ＨＬ Ｒはこの通話転送番号をＭＳＣへ直ちに送信せず、その通話転送番号に伴う新た なローミング番号要求を常に独立して開始する。その通話転送番号に対応するＭ ＳがＨＬＲにとって未知である場合、即ち、ＭＳが別のＨＬＲに所属している場 合は、この新たなローミング番号要求が自動的に失敗となり、ローミング番号は 得られない。この場合に、ＨＬＲは通話転送番号をＭＳＣへ確認として送信する 。一方、通話転送番号がＨＬＲの加入者ＭＳに対応する場合には、ＨＬＲは、そ のＭＳが位置されているエリア内のＶＬＲにローミング番号要求を首尾よ（送信 する。ＶＬＲはローミング番号を返送し、図２のように通話設定が行われる。

この解決策は、上記の余計な信号伝達を解消し、ＨＬＲ内の１つの動作（ローミ ング番号要求）にしか影響しない。一方、通話送信動作が常にローミング番号要 求を開始するという点で欠点もある。

本発明による別の手順では、ＨＬＲは、通話転送番号が同じＨＬＲの別の加入者 ＭＳによって保持されているかどうかを常に最初にチェックする。他のＭＳが同 じＨＬＲの加入者である場合には、ＨＬＲがその通話転送番号に伴う新たなロー ミング番号要求を独立して開始する。その通話転送番号が同じＨＬＲの加入者の 番号でない場合には、ＨＬＲは新たなローミング番号要求を開始せず、その通話 転送番号を確認としてＭＳＣへ送信する。この解決策では、余計なローミング番 号要求の開始が回避される一方、ＨＬＲの多数の動作に影響を及ぼし、通話転送 番号の分析を必要とする。

上記したように、ＶＬＲによって行われる通話ごとの手順に加えて、ルート情報 を与える別の手順もある。この第２の手順においては、ＶＬＲか加入者の位置を 更新するときにローミング番号が加入者に指定され、この番号がＨＬＲと共に記 憶される。ローミング番号がＨＬＲと共に存在するので、ＨＬＲは、その加入者 データファイルから加入者番号に対応するローミング番号をサーチし、それを確 認としてＭＳＣに送ることができる。これにより、ｖＬＲにアドレスされるロー ミング番号要求か省略される。本発明の方法は、このようなシステムにおいて次 のように実施できる。即ち、ルート情報要求を受け取ったときに、ＨＬＲは、そ の移動電話から通話転送番号に対して行われる通話転送動作を検出し、そしてＨ ＬＲは、少なくともその通話転送番号が同じＨＬＲの別の移動電話に所属する場 合に、その通話転送番号に対して既に指定され記憶されたローミング番号をその データファイルから直ちに独立してサーチする。

本発明の方法を、特にＧＳＭ移動電話システムに関連して上記したが、同じ形式 の他の移動電話システム又はＧＳＭシステムの変形態様にも適用できることを理 解されたい。添付図面及びそれに関する説明は、本発明を単に解説するものに過 ぎない。本発明の方法は、その細部については、請求の範囲のみによって規定さ れるものとする。

ＦＩ３．４ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．セル式移動電話ネットワークにおいて移動電話へインバウンド通話を設定す る方法であって、上記移動電話ネットワークは、そのネットワークと共に登録さ れた移動電話（ＭＳ）に関する位置及び加入者データを永久的に記憶するための ホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）を備えており、上記ネットワークの地理的なカバ ーエリアは小さな位置エリアに分割され、その各々は、移動スイッチングセンタ ー（ＭＳＣ１、ＭＳＣ２）と、その位置エリア内に現在位置されている移動電話 （ＭＳ）に関する加入者データを一時的に記憶するためのビジター位置レジスタ （ＶＬＲ１、ＶＬＲ２）とを備えており、各位置エリアの地理的なカバーエリア は更に無線セルに分割され、その各々は、その無線セル内に現在位置されている アクティブな移動電話（ＭＳ）と無線リンクを確立することのできる少なくとも １つの固定の無線ステーション（ＢＴＳ１−４）を備えており、第１の移動スイ ッチングセンターは移動電話の加入者番号を受け取り、そして通話ルート情報を 与えるように上記ホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）に要求し、次いで、このホーム 位置レジスタ（ＨＬＲ）は、その移動電話（ＭＳ）が現在位置されている位置エ リア内のビジター位置レジスタ（ＶＬＲ１、ＶＬＲ２）からローミング番号を要 求し、そしてその受け取ったローミング番号を上記第１の移動スイッチングセン ター（ＧＭＳＣ）へ進めて、その通話を上記現在位置エリアのスイッチングセン ター（ＭＳＣ１、ＭＳＣ２）へ送り、更に、所望の移動電話（ＭＳ）へ送るよう な方法において、上記移動電話から通話転送番号への通話転送動作が行われるこ とを検出した際に、上記ホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）は、少なくとも上記通話 転送番号が同じホーム位置レジスタの別の移動電話に属している場合に、新たな ローミング番号要求を独立して開始することを特徴とする方法。
2. ２．上記ホーム位置レジスタが、上記ビジター位置レジスタ（ＶＬＲ１、ＶＬＲ ２）からのローミング番号を要求する際に、移動電話がインアクティブであると いう応答を受け取ったとき、及び上記ホーム位置レジスタが、被呼移動電話から その同じホーム位置レジスタに属する別の移動電話の通話転送番号へと行われる 通話転送動作を含んでいるときに、上記ホーム位置レジスタは、上記別の移動電 話が現在位属している位置エリア内のビジター位置レジスタ（ＶＬＲ１、ＶＬＲ ２）に、上記別の移動電話に対するローミング番号を与えるよう独立して要求す る請求項１に記載の方法。
3. ３．上記ホーム位置レジスタが、上記ビジター位置レジスタ（ＶＬＲ１、ＶＬＲ ２）からのローミング番号を要求する際に、移動電話がインアクティブであると いう応答を受け取ったとき、及び上記ホーム位置レジスタが、被呼移動電話から その同じホーム位置レジスタに属さない別の移動電話の通話転送番号へと行われ る通話転送動作を含んでいるときには、上記ホーム位置レジスタは、上記第１の 移動スイッチングセンターへ通話転送番号を送信する請求項１又は２に記載の方 法。
4. ４．上記ホーム位置レジスタが、上記ビジター位置レジスタ（ＶＬＲ１、ＶＬＲ ２）からのローミング番号を要求する際に、移動電話がインアクティブであると いう応答を受け取ったとき、及び上記ホーム位置レジスタが被呼移動電話からい ずれかの通話転送番号へと行われる通話転送動作を含んでいるときには、上記ホ ーム位置レジスタは、常にこの通話転送番号に伴う新たなローミング番号要求を 独立して開始し、それに応答して、 ａ）ローミング番号が得られた場合に、ホーム位置レジスタはそれを上記移動ス イッチングセンターへ確認として送信するか、又はｂ）ローミング番号要求が失 敗し、ローミング番号が得られない場合には、ホーム位置レジスタは通話転送番 号を上記移動スイッチングセンターへ確認として送信する請求項１に記載の方法 。
5. ５．セル式移動電話ネットワークにおいて移動電話へインバウンド通話を設定す る方法であって、上記移動電話ネットワークは、そのネットワークと共に登録さ れた移動電話（ＭＳ）に関する位置及び加入者データを永久的に記憶するための ホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）を備えており、上記ネットワークの地理的なカバ ーエリアは小さな位置エリアに分割され、その各々は、移動スイッチングセンタ ー（ＭＳＣ１、ＭＳＣ２）と、その位置エリア内に現在位置されている移動電話 （ＭＳ）に関する加入者データを一時的に記憶するためのビジター位置レジスタ （ＶＬＲ１、ＶＬＲ２）とを備えており、各位置エリアの地理的なカバーエリア は更に無線セルに分割され、その各々は、その無線セル内に現在位置されている アクティブな移動電話（ＭＳ）と無線リンクを確立することのできる少なくとも １つの固定の無線ステーション（ＢＴＳ１−４）を備えており、第１の移動スイ ッチングセンターは移動電話の加入者番号を受け取り、そして通話ルート情報を 与えるように上記ホーム位置レジスタ（ＨＬＲ）に要求し、次いで、このホーム 位置レジスタ（ＨＬＲ）は、上記加入者番号に対して既に指定されて記憶されて いるローミング番号をそのデータファイルからサーチし、そしてそのローミング 番号を上記第１の移動スイッチングセンター（ＧＭＳＣ）へ進めて、その通話を 適当な位置エリアのスイッチングセンター（ＭＳＣ１、ＭＳＣ２）へ送り、更に 、所望の移動電話（ＭＳ）へ送るような方法において、上記移動電話から通話転 送番号への通話転送動作が行われることを検出した際に、上記ホーム位置レジス タ（ＨＬＲ）は、少なくとも上記通話転送番号が同じホーム位置レジスタの別の 移動電話（ＭＳ）に属している場合に、上記通話転送番号に対して既に指定され て記憶されているローミング番号をそのデータファイルから直ちに独立してサー チすることを特徴とする方法。