JPH0650063Y2 - キャッシュトレイ - Google Patents

キャッシュトレイ

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JPH0650063Y2
JPH0650063Y2 JP1990066537U JP6653790U JPH0650063Y2 JP H0650063 Y2 JPH0650063 Y2 JP H0650063Y2 JP 1990066537 U JP1990066537 U JP 1990066537U JP 6653790 U JP6653790 U JP 6653790U JP H0650063 Y2 JPH0650063 Y2 JP H0650063Y2
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JP
Japan
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money
tray
cashier
customer
cash
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JP1990066537U
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JPH0428369U (ja
Inventor
幸太郎 川井田
Original Assignee
幸太郎 川井田
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、金銭の受け渡しに使用するキャッシュトレイ
に関する。
従来の技術 今日、例えばスーパーマーケットの大型小売店では、買
物客が店内に陳列された品物を自由に選び取り、出口近
傍に設置された所謂レジ係りで代金を支払うシステムが
採られている。したがって、客は必要な品物をレジ係り
のところに持って行き、そこで計算された代金を手渡す
ことにより品物を受け取るようになっている。
考案が解決しようとする課題 ところで、スーパーマーケットでは例えば夕方になる
と、夕食のための買物客でごった返し、レジ係りのとこ
ろには客の長い列ができ、各々の客は苛立つ気持ちを抑
えながら支払いの順番を待っている。このような支払い
時における客の滞留は勿論客数とレジ係りの対応人員と
の関係によるところが大きいが、代金の受け渡しのなか
にも大きな一因がある。客の代金支払いはレジ係りによ
る請求金額の計算後に行なわれるので、当然のことなが
ら客は請求額を知らされた後で必要な金銭を財布の中か
ら取り出すことになる。ところが、スーパーマーケット
では品物の値段が1円単位までの細かい金額になること
が多く、必然的に代金を紙幣と数種類の硬貨を混在させ
て支払うことになり、財布から特に硬貨を取り出すのに
多くの時間を要している。これはレジ係りの客一人に対
する仕事時間を大幅に増大させ、後ろに並ぶ客を必要以
上に待たせる結果となっている。
本考案はこのような従来の問題を解決するものであり、
金銭の受け渡しを能率良く行ない、客の支払い待ち時間
を短縮することのできるキャッシュトレイを提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は前記目的を達成するために、金銭の受け渡しに
用いるキャッシュトレイであって、底部とこの底部の周
辺に上方に向けて外側方向に傾斜するように形成された
外周部とからなり、この外周部に硬貨が通過可能なスリ
ットを設けたものである。
作用 本考案は前記のような構成により次のような作用を有す
る。すなわち、このトレイを例えばレジ係りの横にある
作業台上に置いて、この中に客が代金を入れるようにし
ておくと、客は財布の中から大まかな金銭を取り出して
トレイ底部上にばらけばよく、底部上において代金相当
金額を金種を選別しながら仕分けをすることができる。
したがって、金銭の支払いを迅速かつ確実に行なうこと
ができる。
また、トレイ底部上で仕分けされた金銭のうち、客側が
余剰金を取り出しておけば、レジ係りはこのトレイを一
方の手で持ち傾けることにより、底部上の代金となる硬
貨を外周部に沿ってスリットに案内し、スリットから外
側で構えた他方の手の中に流し出すことができる。これ
と反対に仕分けされた金額のうちレジ係りが代金相当分
を予め取り出しておけば、客側が余剰金の硬貨を同様に
スリットから流し出すことができる。したがって、金銭
の受け取りを迅速かつ確実に行なうことができる。
また、このトレイは外周部が上方に向けて外側に傾斜し
ているので、複数枚を重ねておくことができ、複数枚の
トレイをレジ係りの近傍に邪魔になることなく常備する
ことができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の構成を示すものである。第
1図において、1はキャッシュトレイであり、全体がJI
S A5判程度の長方形の皿状に形成されて、長方形(すな
わち矩形状)の底部2と、この底部2の各辺に上方に向
け外側方向に傾斜するように形成された外周部3とから
なり、外周部3の四隅、すなわち外周部3の辺と辺が出
会うコーナー部には、硬貨が通過可能なスリット4が設
けられている。このスリット4の間隔は500円玉が通過
できる程度になっている。また、底部2の長手方向ほぼ
中央部分の上面には仕切線5が設けられている。
次にこのキャッシュトレイの作用について第2図および
第3図を参照しながら説明する。なお、このキャッシュ
トレイ1は、本実施例では従来例で述べたようなスーパ
ーマーケットで使用するものとする。まず、このキャッ
シュトレイ1をレジ係りの横にある作業台上に置いてお
き、第2図に示すように、客に財布の中から手持ちの硬
貨6をすべてまたは適当な金額だけ取り出して、必要に
応じて紙幣7とともにトレイ底部2上に一旦ばらけても
らい、底部2上において客またはレジ係りが代金に相当
する金額を硬貨6を選別しながら仕分けするようにす
る。この場合、財布から取り出した硬貨6を底部2の仕
切線5を境に手前の側に寄せておき、請求額または端数
に相当する硬貨6を他方の側に移動させるようにするこ
とにより、仕分けを容易に行なうことができ、同時に客
およびレジ係り双方が代金および余剰金の確認を行なう
ことができる。したがって、従来のように財布の中から
代金分の金銭を必要な金種を探しながら取り出すことに
比べてはるかに迅速で確実な金銭の支払いを行なうこと
ができる。
そして、トレイ底部2上で仕分けされた金銭のうち、底
部2上の手前側の余剰金を、客の方で取り出せば、レジ
係りは底部2上に他方の側の代金を、第3図に示すよう
に、キャッシュトレイ1を一方の手H1で持ち傾けること
によりトレイ1上の硬貨6を外周部3に沿って任意のス
リット4に案内し、スリット4から外側に構えた他方の
手H2の中に流し出すことにより、金銭の受け取りを素早
く行なうことができる。これと反対にトレイ底部2上に
仕分けされた硬貨のうちレジ係りが代金を先に取り出し
ておけば、客の方は余剰金を同様にスリット4を通じて
手の中に流し出すことができ、また直接財布の中に流し
込むこともできる。
このように、前記実施例によれば、キャッシュトレイ1
を全体が長方形の皿状に形成し、底部2に仕切線5を設
けるとともに外周部3の四隅に硬貨6を流し出すための
スリット4を設けたので、代金の支払いの際に、客は財
布からすべてのまたは適当な額の硬貨を取り出してキャ
ッシュトレイ1内にばらけばよく、トレイ底部2におい
て必要額を仕分けすることにより、客およびレジ係りが
共に支払い金額を確認し合いながら金銭の支払いを素早
く行なうことができるとともに、金銭のキャッシュトレ
イ1からの取り出しをスリット4を通じて行なうことに
より金銭の受け取りを迅速かつ確実に行なうことができ
る。したがって、スーパーマーケットにおいて、レジ係
りと客との金銭の受け渡しをスムーズに行なうことがで
き、レジ係りのところに立ち並ぶ客の持ち時間を短縮す
ることができる。
また、このキャッシュトレイ1は外周部3が上方に向け
て外側に傾斜しているので、複数枚を重ねておくことが
でき、複数枚のキャッシュトレイ1をレジ係りの近傍に
邪魔になることなく常備することができる。したがっ
て、このトレイ1を次の客以降数名が予め保持して、各
々の客がトレイ1の中に大まかな金銭を準備しておくこ
とにより、また代金が分かっている場合には勿論必要額
だけを入れておくことにより、順番が回ってきたときに
金銭の受け渡しをさらに能率良く行なうことができる。
なお、本実施例では、キャッシュトレイ1をスーパーマ
ーケットで使用するものとして例示したが、他のサービ
ス業であっても金銭の受け渡しの際に同様に用いること
ができ、その受け渡しを迅速かつ確実に行なうことがで
きる。
またキャッシュトレイ1を長方形の皿状としているが、
他の多角形状でも円形状でもよく、同様の作用効果を有
することができる。いずれの形状であっても、底部に金
銭の仕分けを行なうのに適した大きなスペースを確保す
ることが望ましい。
考案の効果 以上のように、本考案のキャッシュトレイによれば、金
銭の受け渡しの際に、客が財布の中から大まかな金額の
硬貨を取り出してキャッシュトレイ内にばらけ、トレイ
底部上において代金に相当する金額を金種を選別しなが
ら仕分けするようにしたことにより、従来のように財布
の中から代金分の金銭を必要な金種を探しながら取り出
すことに比べてはるかに迅速で確実な金銭の支払いを行
なうことができる。また、キャッシュトレイ内に載せら
れた硬貨を外周部に設けたスリットを通じて外側に流し
出すことができるので、客側または店側における金銭の
受け取りを素早く行なうことができ、全体として金銭の
受け渡しを迅速かつ確実に行なうことができる。したが
って、例えばスーパーマーケットのレジ係りにおける客
の待ち時間の短縮を図ることができる。
また、このトレイは外周部が上方に向けて外側に傾斜し
ているので、複数枚を重ねておくことができ、複数枚の
トレイをレジ係りの近傍に邪魔になることなく常備する
ことができる。したがって、レジ係りでの混雑が始まり
出したときに、後ろに並ぶ客がこのトレイを自発的に手
にして予め必要な金銭を入れておけば、順番が回ってき
たときに金銭の受け渡しをさらに能率良く行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるキャッシュトレイの
斜視図、第2図および第3図は同キャッシュトレイの作
用を説明するための説明図である。 1……キャッシュトレイ、2……底部、3……外周部、
4……スリット、5……仕切線、6……硬貨、7……紙
幣。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金銭の受け渡しに用いるキャッシュトレイ
    であって、矩形状の底部と、この底部の周辺に上方に向
    けて外側方向に傾斜するように形成された外周部と、こ
    の外周部の辺と辺が出会うコーナー部に設けられた硬貨
    が通過可能なスリットと、底部の長手方向ほぼ中央部分
    の上面に設けられた仕切線とを備えたことを特徴とする
    キャッシュトレイ。
JP1990066537U 1990-06-22 1990-06-22 キャッシュトレイ Expired - Lifetime JPH0650063Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990066537U JPH0650063Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 キャッシュトレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990066537U JPH0650063Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 キャッシュトレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0428369U JPH0428369U (ja) 1992-03-06
JPH0650063Y2 true JPH0650063Y2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=31599330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990066537U Expired - Lifetime JPH0650063Y2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 キャッシュトレイ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4330655Y1 (ja) * 1965-07-28 1968-12-13
JPH061728U (ja) * 1992-06-08 1994-01-14 日産ディーゼル工業株式会社 ラジエータファンシュラウドの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0428369U (ja) 1992-03-06

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