JPH06500485A - 吸収体物品の形状及び吸収体物品の接着剤止め手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吸収体物品の形状及び吸収体物品の接着剤止め手段発明の分野 本発明は、形状の改善された、衛生ナプキンのような比較的薄型の吸収体物品、 及びこのような吸収体物品を下着に取り付けるための改善された接着剤止め手段 に関する。

発明の背景 本発明は、人体からの液体及び他の排出物を吸収してこれを包含し、身体及び衣 服が汚損しないように設計された、衛生ナプキン、パンティライナー、及び失禁 者用パッドのような吸収体物品に関する。本発明は、特に、比較的薄型で可撓性 のある衛生ナプキンのような吸収体物品、及びこのような吸収体物品を下着に取 り付けるための接着剤止め手段に関する。

月経又は他の身体からの排出物を収集するため、現在、種々の形状及び寸法の衛 生ナプキンが女性によって使用されている。

益々薄くなり、及びかくして更に快適であり、従来の衛生ナプキンと比べて目立 たない衛生ナプキンが開発されてきている。今日、中程度乃至大量の月経を吸収 して包含する容量を持つ薄型衛生ナプキンを開発することに努力が傾注されてい る。従来は、このような排出物は、比較的厚い衛生ナプキンによってのみ取り扱 うことができた。中程度乃至大量の月経を取り扱うのに十分大きい容量を持つ薄 型衛生ナプキンの例は、１９９０年８月２１日にオズボーンに賦与された米国特 許第４，９５０．２６４号に開示されており、これを参考のため本願に組み込む 。

更に、女性の尿性器及び臀部領域の形状にぴったりとする衛生ナプキンを提供す ることにも努力が向けられている。上述のオズボーンの特許に開示された衛生ナ プキンは、薄型衛生ナプキンの例として役立つのに加えて、このような解剖学的 に一致する衛生ナプキンの例としても役立つ。解剖学的に一致する衛生ナプキン の他の例が１９８８年３月３１日にケネス・バークレイ・ブエルに賦与された「 吸収体物品」という標題の米国特許出願第０７／１７５，８１７号に開示されて いる。ブエルの特許出願の開示は薄型衛生ナプキンに限定されたものではないけ れども、この特許出願を参考のため本願に組み込む。

現在使用されている衛生ナプキンは、これらの衛生ナプキンを着用者の下着に取 り付けるのに種々の手段を使用している。本発明は、衛生ナプキンを着用者の下 着即ちパンティに取り付けるための接着剤手段に関する。

（これらの接着剤止め手段は、本明細書中「パンティ接着剤」又は「パンティ止 め接着剤」と呼ぶことがある。）特に、本発明は、薄型衛生ナプキンで特に一般 的な問題点のうちの幾つかを解決することに関する。このような問題点には、薄 型衛生ナプキンの横方向縁部がロールオーバーしたりパンチングしたりする傾向 、及び各縁部がフリップオーバーしたりパンティ接着剤が着用者の外性器に接触 する傾向が含まれる。

以上の結果、上述の問題点を被ることが少ない、形状の改善された衛生ナプキン のような薄型吸収体物品についての必要が存在する。現在使用されている接着剤 止め手段に固有の欠点を克服し且つこのような薄型衛生ナプキンを着用者の身体 に馴染ませる、更に改善された接着剤止め手段についての必要もまた存在する。

従って、本発明の目的は、縁部及び端部のロールオーバーの問題点及びパンチン グの問題点を被ることが少ない形状を持つ衛生ナプキンのような薄型吸収体物品 を提供することである。

本発明の別の目的は、従来の薄型吸収体物品と関連したロールオーバー、パンチ ング、及び側部及び端部のブリッピングの従来の問題点を小さくする、接着剤止 め手段を提供することである。

本発明の更に別の目的は、薄型吸収体物品を着用者の身体に馴染ませる接着剤止 め手段を提供することである。

本発明のこれらの目的及び他の目的は、以下の記載を添付図面と関連して参照し 、考慮すれば更に明らかになるであろう。

発明の概要 本発明は、衛生ナプキンのような、薄型で吸収性のある解剖学的に一致する吸収 体物品、及びこのような吸収体物品を下着に取り付けるための改善された接着剤 止め手段を提供する。本発明の吸収体物品は、二つの表面、即ち身体面及び下着 面を有する。吸収体物品は、二つの端領域間に配置された中央領域を有し、更に 、長さ方向中央線及び横方向中央線を有する。更に、本発明の吸収体物品は二つ の間隔を隔てられた長さ方向縁部、二つの間隔を隔てられた端部、及び四つの隅 部を有し、これらは、互いに吸収体物品の周囲を形成する。好ましい実施例では 、吸収体物品の長さ方向縁部は吸収体物品の中央領域で互いに関して内方に弧状 になっており、端領域で外方に凸状になっている。吸収体物品の端縁部もまた外 方に凸状になっている。吸収体物品は、一般に約５■鱈こ等しいか或いはこれ以 下の厚さを有する。本発明の吸収体物品は、液体透過性の上シート、コアに面す る側及び下着側を有する耐液性の後シート、上シートと後シートとの間に位置決 めされた吸収体コア、及び吸収体物品を下着に取り付けるため後シートの下着に 面する側に設けられた接着剤止め手段を有する。

好ましい実施例のうちの幾つかにおいて、止め手段は二つの間隔を隔てられた長 さ方向に配向された接着剤のゾーンからなり、これらのゾーンは、好ましくは、 吸収体物品の長さ方向中央線の両側に配置された接着剤のストリップである。こ れらのストリップの各々は長さ方向寸法、横方向寸法、及び端を有する。これら のストリップは内側長さ方向縁部及び外側長さ方向縁部を有する。

各ストリップの外側長さ方向縁部は、ストリップの内側縁部よりも吸収体物品の 長さ方向中央線から遠くに配置されている。止め手段が二つの間隔を隔てられた 接着剤のストリップからなる好ましい実施例では、ストリップの内側縁部間の距 離は、吸収体物品の中央領域で約８１乃至約３０■である。本発明の第１の好ま しい実施例では、同じストリップの内側縁部と外側縁部とは本質的に平行である 。第２の好ましい実施例では、ストリップの各々の外側縁部と吸収体物品の周囲 との間の距離は、吸収体物品の長さ方向縁部に沿ってほぼ同じである。第１及び 第２の好ましい実施例では、ストリップの外側縁部間の距離は、吸収体物品の中 央領域で約４７■膳以上である。第３の好ましい実施例では、ストリップが全体 に弧状である。第３実施例では、ストリップは、中央領域におけるよりも吸収体 物品の端領域で更に間隔を隔てられている。第３実施例では、ストリップの外側 縁部間の距離は吸収体物品の中央領域で約３５−１以上である。端領域では、ス トリップの外側縁部間の距離は約４７１■以上であり、約９０１■に等しいか或 いはこれ以下である。第４実施例では、ストリップは全体に弧状であり、吸収体 物品の端領域で中央領域におけるよりも更に間隔を隔てられている。第４実施例 では、ストリップは、吸収体物品の中央領域で互いに関して内方に弧状になって おり、吸収体物品の端領域のうちの少なくとも一方で互いに関して外方に弧状に なっている。

図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を構成するものと認められる要旨を特定的に指摘し且つ明瞭 に特許請求する請求の範囲で終わるけれども、本発明は、実質的に同じ要素を表 示するのに同じ参照番号を使用した添付図面と関連して以下の説明を読むことに より更によく理解されるであろう。

第１図は、本発明の改良されたパンティ止め接着剤を示す、好ましい形体を持つ 衛生ナプキンの底面図である。

第１Ａ図は、接着剤のゾーンが多数の平行な接着剤のストリップ又は線からなる 、変形例の接着剤形体を持つ衛生ナプキンの底面図である。

第２図は、第１図に示す好ましい衛生ナプキンの第１図の２−２線に沿った概略 断面図である。

第３図は、変形例の接着剤形体を持つ衛生ナプキンの底面図である。

第３Ａ図は、接着剤のゾーンが一つしかない変形例の接着剤形体を持つ衛生ナプ キンの底面図である。

第４図は、他の変形例の接着剤形体を持つ衛生ナプキンの底面図である。

第５図は、他の変形例の接着剤形体を持つ衛生ナプキンの底面図である。

第５Ａ図は、ストリップの縁部の少なくとも一部がばらばらの直線状セグメント でできている、他の変形例の接着剤形体を持つ衛生ナプキンの底面図である。

第６図は、長さ方向に配向されたストリップが衛生ナプキンの長さ方向中央線の 両側に配置され、接着剤ゾーンが衛生ナプキンの隅部近くに位置決めされた、他 の変形例の接着剤形体を持つ衛生ナプキンの底面図である。

実施例 次に、添付図面、更に詳細には、本発明の使い捨て吸収体物品の好ましい実施例 である衛生ナプキン１０が示しである第１図及び第２図を参照する。本明細書中 で使用されているように、「吸収体物品」という用語は、身体の滲出物を吸収し てこれを包含する物品に関し、更に特定的には、身体から排出された種々の滲出 物を吸収し且つこれを包含するため着用者の身体に当てて又は着用者の身体の近 傍に配置される物品に関する。「吸収体物品」という用語は、衛生ナプキン、パ ンティライナー、及び失禁者用パッド（下着の股領域に着用する物品）を含もう とするものである。「使い捨て」という用語は、−再使用した後に廃棄されるよ うになった物品（即ち、洗濯又は他の方法で再生したり再使用されるようになっ ていない物品）に関する。第１図に示す衛生ナプキン１０は、本発明の改善され たパンティ止め接着剤１２を有する。本発明のパンティ止め接着剤１２は、本願 に参考のため組み込んだ特許において、「接着剤取り付は手段」と呼ばれること もある。

下着面１６から見た衛生ナプキン１０を第１図に示す。

下着面１６は、衛生ナプキン１０の装着の際に着用者の下着に隣接して配置され るようになっている。衛生ナプキン１０は反対側（第２図参照）に身体面１４を 有し、この身体面は、着用者の身体に隣接して着用されるようになっている。第 １図に示すように、本明細書の衛生ナプキン１０は、二つの端領域を有し、これ らの領域は第１端領域１８及び第２端領域２０として示されている。

中央領域２２が端領域１８と２０との間に配置されている。衛生ナプキン１０は 、衛生ナプキン１０の中央にある点Ｐで交差する長さ方向中央線ｌ及び横方向中 央線ｔを存する。第１図は、衛生ナプキン１０が二つの間隔を隔てられた長さ方 向縁部２４、二つの間隔を隔てられた端縁部（又は「端部」）２６、及び四つの 隅部２７を有し、これらが互いに衛生ナプキン１０の周囲２８を形成するという ことを示す。（長さ方向縁部２４及び端部２６は、各々が隅部２７の一部を構成 し、特定していないけれども、隅部２７は衛生ナプキン１０の別体の構成要素と 呼ばれることはないということは理解されるべきである。） 第２図に示すように、本発明の衛生ナプキン１０は、液体透過性の上シート３０ 、液体不透過性の後シート（即ち「障壁手段」）３２、及び上シート３０と後シ ート３２との間に位置決めされた吸収体コア３４を有する。

上シート３０は、その厚さを通して液体を吸収体コア３４に向かって容易に伝え ることができる。上シート３０は、身体に面する側（即ち「身体面Ｊ）３０ａ及 びコアに面する側３０ｂを有する。上シートの身体に面する側３０ａは、全体と して、衛生ナプキン１０の身体面１４を構成する。後シート３２は、吸収体コア ３４に吸収され且つ包含された滲出物が、衛生ナプキン１０と接触する着用者の パンティのような物品を濡らすことがないようにする。後シート３２は、コアに 面する側３２ａ及び下着側３２ｂを有する。後シートの下着側３２ｂは全体とし て、衛生ナプキン１０の下着面１６を構成する。

吸収体コア（又は単に「コア」）３４は体液を吸収する手段として役立つ。吸収 体コア３４は、身体に面する側（即ち「第１主表面Ｊ）３４ａ及び下着に面する 側（即ち「第２主表面Ｊ）３４ｂを有する。第１図及び第２図に示すように、本 発明の接着剤止め手段１２は、後シート３２の下着側３２ｂ上に配置されている 。

本発明の衛生ナプキン１０には、取り外し自在の剥離ライナ３６を含む当該技術 分野で周知の任意の随意の追加の要素を設けるのがよい。取り外し自在の剥離ラ イナ３６は、接着剤が乾燥しないようにするため、又は使用前に下着の股領域以 外の表面にくっつかないようにするため、接着剤止め手段１２を覆う。更に、本 発明の衛生ナプキン１０には、吸収体コア３４と上シート３０、後シート３２、 又はこれらのシートの両方との間に配置された芯層が設けられているのがよい。

第２図に示すように、本発明の衛生ナプキン１０には、好ましくは、上シート３ ０と吸収体コア３４との間に芯層が設けられる。

この芯層は、刷上シート（又は「払拭獲得シート（ｗｌｐｅａｃｑｕｌｓｉｔｌ ｏｎ　５ｈｅｅｔ）Ｊ　）と呼ばれ、参照番号３８が附しである。更に、本発明 の衛生ナプキン１０には、第４図に示す衛生ナプキンに設けられているように、 側フラップ即ち「翼部」３９が設けられているのがよい。

本発明の衛生ナプキン１０の構成部品即ち要素の（本願中に記載した好ましい形 状及び寸法以外の）特定の性質は、参考のため上文中で本願に組み込んだ特許に 非常に詳細に記載しである。中央領域及び二つの端領域の詳細な説明は、本願に 参考のため組み込んだ１９８７年９月１日にヒギンズに賦与された米国特許第４ ．６９０．６８０号に記載されている。上シート３０、後シート３２、及び吸収 体コア３４、及び随意の払拭獲得シート３８の性質の詳細な説明は、１９９０年 ８月２１日にオズボーンに賦与された米国特許第４，９５０，２６４号に収めら れている。

（上シート３０、払拭獲得シート３８（随意の湿式薄葉紙シート（ｗｅｔ−１ａ ｉｄ　ｔＩｓｓｕｅ　５ｈｅｅｔ＞　）　、及び上文中で論じた吸収体コア３４ は、オズボーンの特許では「吸収体手段」と呼ばれている。） 本発明の改善されたパンティ止め接着剤１２は、オズボーンの特許に開示された 値のうちの任意の値の撓み抵抗を持つ衛生ナプキンで使用するのに適している。

本発明の衛生ナプキン１０の撓み抵抗は、オズボーンの特許に記載された修正さ れた円形曲げ手順を使用して（勿論、衛生ナプキンに取り付けられた任意の随意 の取り外し自在の剥離ライナ３６なしで）計測したとき約７００ｇ程度又はそれ 以上であるのがよい。本発明の衛生ナプキン１０の厚さは、オズボーンの特許に 記載された値のうちの任意の値であるのがよい。しかしながら、好ましくは、厚 さは、オズボーンの特許に記載された試験に従って計測して約５膳■に等しいか 又はこれ以下でなければならない。この場合も、試験中、任意の随意の剥離ライ ナは外しである。

本発明の衛生ナプキン１０の構成部品は、以下の方法で互いに固定されている。

第２図に示すように、刷上シート３８は、好ましくは、参照番号４８を附した第 １取り付は手段で上シート３０のコアに面する側３０ｂに取り付けられている。

第１図に示すように、第１取り付は手段４８は、好ましくは、接着剤からなる。

この接着剤は、第２取り付は手段５０の端部に全体に垂直であるように第１図に 示しである横方向縁部を有する。第２取り付は手段即ち「コア取り付は手段」５ ０は、吸収体コア３４を後シート３２のコアに面する側３２ａに取り付けるのに 役立つ。コア取り付は手段５０は、好ましくは、長さ方向に配向された二つの間 隔を隔てられた接着剤のストリップからなり、これらのストリップは長さ方向中 央線ｌの両側に配置されている。第２図に示す好ましい実施例では、吸収体コア ３４は、超吸収体ポリマー材料層及び空気堆積薄葉紙（ａｉｒ−！ａｉｄ　ｔｉ ｓｓｕｅ）の積層体からなる。第３取り付は手段５２は、積層体の層を互いに結 合するのに役立つ。第２図は、第１図に示す好ましい衛生ナプキン１０の簡略化 した概略断面図であるということを理解すべきである。第２図では、衛生ナプキ ン１０の構成要素のうちの幾つかは、図示の目的で、隣接した構成要素から間隔 を隔てられているように示しである。

しかしながら、本発明の好ましい実施例では、上述の取り付は手段で連結された これらの構成要素は、実際には、互いに固定されている。

本発明の改善された接着剤止め手段１２を使用する衛生ナプキンの形状は変化さ せることができる。例えば、接着剤止め手段１２を上述の１９９０年８月２１日 にオズボーンに賦与された米国特許第４．９５０，２６４号に開示された衛生ナ プキンで使用することができる。しかしながら・接着剤止め手段１２は、他の形 体の衛生ナプキンで使用してもよい。好ましくは、接着剤止め手段１２が配置さ れた衛生ナプキンの形状は、上述のロールオーバーの問題点及びパンチングの問 題点を少なくする傾向がある。このような衛生ナプキンの好ましい実施例を第１ 図に示す。

第１図に示す衛生ナプキン１０は、中央領域２２で互いに関して内方に弧状にな っており且つ端領域１８及び２０で外方に凸状になった（互いに関して外方に弧 状になった）長さ方向縁部２４を有する。第１図に示すように、この好ましい衛 生ナプキン１０の端縁部２６もまた外方に凸状（即ち互いに関して外方に弧状） になっている。好ましくは、衛生ナプキン１０の縁部２４及び２６の湾曲の方向 及び曲率半径の両方は、装着を最適化し、縁部のロールオーバーの問題点をでき るだけ小さくするようにつくられている。第１図に示すように、これは、衛生ナ プキン１０の端領域１８及び２０で長さ方向縁部２４の曲率半径を増大すること 、即ち「真っ直ぐ」にすること、更に衛生ナプキン１０の端縁部２６を真っ直ぐ にすることによって行われる。（上述の縁部は、長さ方向縁部及び端縁部に丸味 が付けである従来の衛生ナプキンに関して真っ直ぐになっている。）第１図に示 す好ましい衛生ナプキン１０は、長さ方向中央線及び横方向中央線の両方につい て対称であるが、このような対称は全く必要がない。例えば、第５図に示すよう に、本発明の衛生ナプキン１０は長さ方向中央線１について対称であり且つ横方 向中央線に関して非対称であってもよい。好ましくは、本発明の衛生ナプキン１ ０は、少なくとも、長さ方向中央線に関して対称である。

この好ましい衛生ナプキン１０の寸法を変えることもできる。衛生ナプキン１０ の寸法は、以下に詳細に説明する接着剤止め手段１２を受入れるのに十分大きく なければならない。しかしながら、寸法は、衛生ナプキン１０の部分が接着剤止 め手段１２の縁部を越えて過度の距離延びることのないようにするため、接着剤 止め手段１２の寸法に対して大き過ぎてはならない。衛生ナプキンの長さ方向縁 部及び端縁部が止められておらず、接着剤止め手段１２の縁部を越えて過度の距 離延びている場合、これらの縁部は上述のロールオーバーの問題点を一層悪化さ せる。第１図に示す衛生ナプキン１０の好ましい実施例では、衛生ナプキン１０ の全長１１は、長さ方向中央線に沿って計測すると約２２７ｍ５である。他の実 施例では、衛生ナプキン１０の長さく並びに以下に挙げる寸法）は、上文中に記 載した目的が達成される限りにおいて、本明細書中に特定した量以上であっても よいし以下であってもよい。衛生ナプキン１０の最も幅広の部分（端領域１８及 び２０）での全幅ｗ１は、横方向中央線ｔに全体に平行な方向で計測すると約１ ０３ｍｍである。

衛生ナプキン１０の最も幅狭の部分（中央領域２２）での全幅ｗ２は、横方向中 央線ｔに全体に平行な方向で計測すると約８３ｓｖである。第１図に示すように 、上シート３０及び後シート３２が熱／圧力ニ程によって結合されている場合に は、衛生ナプキン１０の周囲２８の少なくとも一部の周りに「クリンプ付けされ た」領域４０が形成される。好ましくは、クリンプ付けされた領域４０の幅Ｗｅ は約６１である。

第１図に示す衛生ナプキン１０の周囲２８は、多数の湾曲したセグメント又は線 で形成されている。参照符号Ｓ１を附した内方に弧状になったセグメントは、衛 生ナプキン１０の中央領域２２に長さ方向縁部２４のこれらの部分を形成する。

参照符号Ｓ２を附した外方に凸状になったセグメントは、端領域１８及び２０に 衛生ナプキン１０の長さ方向縁部２４の部分を形成する。参照符号Ｓ３を附した セグメントは衛生ナプキン１０の隅部２７を形成する。参照符号Ｓ４を附した外 方に凸状になったセグメントは、衛生ナプキン１０の端縁部２６を形成する。上 述のセグメントの端は、セグメントの方向又は曲率半径が変化する場所に配置さ れている。これらのセグメントには好ましい曲率半径がつけである。衛生ナプキ ン１０の中央領域２２にある内方に弧状になったセグメントＳ１の中心は、横方 向中央線上に配置されており、約１００ｍｍ乃至３０ｔｘｔｘの、好ましくは約 １２７■の曲率半径ｒ１を有する。衛生ナプキン１０の端領域１８及び２０に長 さ方向縁部２４を形成する外方に凸状になったセグメントＳ２の中心は、長さ方 向中央線から約９４５ｍで横方向中央線から約７３ＩＩ１１のところに配置され ている。

外方に凸状になったセグメントＳ２の曲率半径ｒ２は、約５００１に等しいか又 はこれ以下であり、好ましくは約１４６１である。衛生ナプキン１０の隅部２７ を形成するセグメントＳ３の曲率半径ｒ３は、約１０ｍｍ乃至３０ｍｍであり、 好ましくは、約１７ｍｍである。衛生ナプキン１０の端縁部２６を形成する外方 に凸状になったセグメントＳ４の中心は、長さ方向軸線と横方向軸線の交点にあ る。端縁部２６を形成するセグメントＳ４の曲率半径ｒ４は、約５０ＩＩＩＩ＋ 乃至２００ｍ耀でなければならず、好ましくは、約１１０ｍｍ乃至２００ｍｍで あり、最も好ましくは約１１３１である。勿論、上述の曲率半径は各セグメント が隣接したセグメントと整合するように選択されていなければならない。

第１図に示すように、刷上シート３８は、好ましくは、衛生ナプキン１０と同じ 全体形状を持っている。刷上シート３８の寸法には、長さ方向中央線】に沿って 計測した約２０５１の長さ１２が含まれる。最も幅広の部分（端領域１８及び２ ０）での刷上シート３８の全幅Ｗ３は、横方向中央線ｔに全体に平行な方向で計 測すると約８１ｍｍである。最も幅狭の部分（中央領域２２）での刷上シート３ ８の全幅ｗ４は、横方向中央線ｔに沿って計測すると約６５ｍｍである。

刷上シート３８の周囲２８°は参照符号Ｓ１°、Ｓ２°、Ｓ３°、及びＳ４°を 附したセグメントで形成されている。

これらのセグメントＳＬ’、Ｓ２”、Ｓ３’、及びＳ４’の曲率半径にもまた第 １図で°が附しである。セグメントＳｌ’、Ｓ２’、Ｓ３°、及びＳ４’の夫々 の曲率半径は、以下の通りである。即ち、ｒｌ゛は約２０４＋ｕｇ、ｒ２°は約 １３５■、ｒ３°は約６　ｍｔｓｓ及びｒ４’は約１０２ｍｍである。

本明細書の衛生ナプキン１０の吸収体コア３４は、好ましくは、（上述のように ）積層体である。この積層体は、好ましくは、（第２図におけるような）横断面 でみてｒｅＪ字形状をなして折り畳まれた形体を持っており、第１図に示す平面 図で矩形をなしている。図示の好ましい実施例では、吸収体コア３４の長さは、 好ましくは、約１９１ｍｍであり、幅は約６５ｍｍである。

本発明の接着剤止め手段（即ち「止め手段」）１２の性質を以下に論じる。本発 明の接着剤止め手段１２は、上述の縁部及び端部でのロールオーバーの問題点及 びパンチングの問題点を小さくするか或いはなくすような形体を持つものでなけ ればならない。接着剤止め手段１２は、衛生ナプキン１０の少なくとも一部を衛 生ナプキン１０の長さ方向縁部２４に沿って着用者の下着と常に接触しているよ うに維持しなければならない。更に、接着剤止め手段１２は、衛生ナプキン１０ が着用者の身体の形状と一致する形状をとることができるようにしなければなら ない。好ましくは、接着剤止め手段１２は、衛生ナプキン１０を上述のブエルの 特許出願の第１１図に示されている形状と同様のＷ字形状に変形させることがで きる。更に、接着剤止め手段１２は、好ましくは、ブエルの特許出願の第１３図 に示されている衛生ナプキンと同様に、着用者の臀溝に少なくとも部分的に嵌ま り込むような形体をとらなければならない。（ブエルの特許出願のこれらの特定 の図面は薄型衛生ナプキンに限定されていない。） 接着剤止め手段１２の全幅は、着用者のパンティの股領域の全幅とできるだけ近 いのが望ましいということがわかっている。更に、本明細書中に記載した衛生ナ プキンの身体の形状と一致する性質に干渉しないようにするため、衛生ナプキン １０には、後シート３２が着用者の下着に取り付けられていない領域を長さ方向 中央線ｌに沿って設けるのが好ましいということがわかっている。

従って、着用者の下着に取り付けられていない後シート３２の部分は、着用者の 下着から分離できる。特定の理論で括られるのを望むものではないが、衛生ナプ キン１０の長さ方向中央線に沿った、後シート３２の一部の下着からの分離は、 上述の所望のＷ字形状を形成する衛生ナプキン１０の能力を助長する。このよう な分離は、長さ方向中央線に隣接した衛生ナプキン１０全体の部分が移動できる ようにし、及びかくして、所望のＷ字形状断面形状の中央部を形成する瘤状の特 徴をつくりだすのを助けると考えられている。

第１図に示す実施例では、接着剤止め手段１２は、接着剤のストリップ１２ａ及 び１２ｂのような長さ方向に配向された二つの間隔を隔てられた接着剤のゾーン からなり、これらのストリップは、衛生ナプキン１０の長さ方向中央線ｌの両側 に配置されている。本明細書中で使用されているように、「長さ方向に配向され た」という用語は、長さ方向中央線ｌとほぼ同じ方向に延びる寸法が横方向中央 線ｔとほぼ同じ方向に延びるゾーンの寸法よりも長いゾーンに関する。接着剤の 各ゾーンは、第１Ａ図に示すように、多数の平行な接着剤のストリップ又は線、 又はゾーン１２ａ及び１２ｂ内に任意の他の形体で配置された接着剤からなるの がよいということを理解すべきである。更に、ゾーン即ちストリップ１２ａ及び １２ｂは、連続的であってもよいし断続的であってもよい。ストリップ１２ａ及 び１２ｂを構成する材料は、本願に組み込んだヒギンズに賦与された米国特許第 ４，８９０゜６８０号に記載された材料のうちの任意の材料であるのがよい。ス トリップ１２ａ及び１２ｂは、（第１図におけるように）底側から見て任意の形 状であるのがよい。しかしながら、第１図に示す特に好ましい実施例では、スト リップ１２ａ及び１２ｂは、好ましくは、全体に矩形形状である。第１図では、 ストリップ１２ａ及び１２ｂは、更に、長さ方向中央線に平行である。好ましく は、ストリップ１２ａ及び１２ｂは、形状及び寸法が同じである。加えるに、ス トリップ１２ａ及び１２ｂは、好ましくは、衛生ナプキン１０の長さ方向中央線 ｌを中心に対称に配置されている。

ストリップ１２ａ及び１２ｂの各々は、二つの長さ方向縁部（全体に「縁部」と 呼ぶ）、即ち内側長さ方向縁部（即ち「内側縁部」）４２及び外側長さ方向縁部 （即ち「外側縁部」）４４と、２つの端部４６とを有する。

第１図に示すように、各ストリップ１２ａ及び１２ｂの外側長さ方向縁部４４は 、衛生ナプキン１０の長さ方向中央線ｌからその内側長さ方向縁部４２よりも遠 くに配置されている。更に、各ストリップ１２ａ及び１２ｂは、長さ即ち長さ方 向寸法１３及び幅即ち横方向寸法Ｗ５を有する。ストリップ１２ａ及び１２ｂが 矩形形状に形成されている場合には、これらのストリップ１２ａ及び１２ｂの長 さ方向寸法及び横方向寸法は、夫々ストリップ１２ａ及び１２ｂの幅に亘って及 び長さに沿って一定である。更に、ストリップが場所によって他の場所よりも幅 広であることも本発明の範鴫にある。同様に、幅に亘って計測したストリップの 長さは異なっている（例えば、ストリップの端部が湾曲している場合）。

第１図に示す本発明の好ましい実施例では、接着剤止め手段１２の正確な寸法は 以下の通りである。ストリップ１２ａ及び１２ｂの内側縁部４２間の距離ｄｉは 、約８ＩＩ１１乃至約３０ＩＩ１１（又は更に好ましくは、約８■乃至約１５ｃ ｍ）である。更に好ましくは、内側縁部４２間の距離ｄ１は、約１０■乃至約１ ２■である。最も好ましくは、内側縁部４２間の距離ｄ１は、約１１＋ｇ＋ｉで ある。内側縁部４２間の距離ｄ１は、少なくとも衛生ナプキン１０の中央領域２ ２において上述の範囲内になければならない。ストリップの内側縁部４２間の距 離ｄ１は、第１図のストリップ１２ａ及び１２ｂの場合には、ストリップの全長 に沿って同じであるのがよい。変形例では、ストリップの内側縁部４２間の距離 は、ストリップの内側縁部４２間の距離が衛生ナプキン１０の中央領域２２で上 述の範囲内にあり、内側縁部４２間の距離が端領域１８及び２０で異なっている ように、変化するのがよい。

第１図に示す実施例では、ストリップ１２ａ及び１２ｂの外側縁部４４間の距離 ｄ２　（即ち、接着剤止め手段１２の「全幅」）は、中央領域２２で約４７ｍｍ 以上でなければならない。好ましくは、外側縁部４４間の距離ｄ２は、中央領域 ２２で約５５ｍｍ乃至約７０ｍ５である。最も好ましくは、外側縁部４４間の距 離ｄ２は、中央領域２２で約６０１ＩＩである。ストリップ１２ａ及び１２ｂの 外側縁部４４間の距離は、好ましくは、衛生ナプキン１０の周囲２８から少なく とも６■でなければならない。

中央領域でのストリップの外側縁部４４間の間隔が約６０ｍｍである場合には、 接着剤止め手段１２の全幅は、現在着用されている多数のパンティの股領域の幅 とほぼ同じ幅になると考えられる。特定の理論で括られるのを望むものではない が、接着剤止め手段１２の全幅が着用者のパンティの股部分の幅と一致する場合 には、側方フリラビングが小さくなると考えられる。側方フリラビングの減少は 、ストリップのこのような間隔が衛生ナプキン１０をパンティの股の最も幅広の 部分で所定位置に保持しようとする傾向があるという事実に帰すことができるも のと考えられている。このような間隔は有用であると考えられる。これは、側方 フリラビングは、少なくとも部分的には、パンティの外側縁部、特にパンティ脚 部の弾性部分によって衛生ナプキンに及ぼされる力によるものと考えられるため である。

ストリップ１２ａ及び１２ｂの長さは、好ましくは、できるだけ衛生ナプキン１ ０の全長に近くなければならない。これは衛生ナプキン１０の端縁部２６を着用 者の下着に合わせて保持し、これによって、上述の端フリラビングの問題点を小 さくする。ストリップ１２ａ及び１２ｂの端部４６は、衛生ナプキン１０の各端 縁部２６から約３０■よりも大きくてはならない。好ましくは、端部４６は端縁 部２６から約２０ｍｍ以上、更に好ましくは約１０層−以上、最も好ましくは約 ６■以上遠ざかっていてはならない。しかしながら、ストリップ１２ａ及び１２ ｂの端部４６は、衛生ナプキン１０の端縁部２６に近過ぎてはならない。ストリ ップ１２ａ及び１２ｂの端部４６が衛生ナプキン１０の端縁部２６に近過ぎる場 合には、僅かな量の側方フリラビングにより接着剤が着用者の身体と接触するよ うになる。

ストリップの端部４６の衛生ナプキンの端縁部２６からの最小距離は約６１諺士 約３１である。（全ての計測は、ストリップの端部に最も近い衛生ナプキン１０ の周囲２８上の点について行われた。）第１図に示す本発明の好ましい実施例で は、ストリップ１２ａ及び１２ｂの長さ１３は、約２００鳳ｌ乃至約２０５−鳳 である。しかしながら、ストリップ１２ａ及び１２ｂの絶対長さは衛生ナプキン １０の全長に応じて変化する。

ストリップ１２ａ及び１２ｂの各々の幅はｄｌ、及びｄ２の値に応じて変化する 。上述の最も好ましい実施例（ｄｉが約１１１■でｄ２が約６０膳膳）では、ス トリップの各々の幅は約２４．５ｍ層である。本願に開示した他の実施例でのス トリップ１２ａ及び１２ｂのおおよその幅は、ｄ２からｄｉを減じ、その結果を 半分にすることによって決定することができる。

第３図は、本発明の改善されたパンティ止め接着剤１２の変形例の好ましい実施 例を示す。第３図に示す変形例では、ストリップの外側縁部４４と衛生ナプキン １０の周囲２８との間の距離は、衛生ナプキン１０の周囲２８全体に沿ってほぼ 同じである。好ましくは、ストリップの縁部４４及び端部４６と衛生ナプキン１ ０の周囲２８との間の距離は、衛生ナプキンの端領域１８及び２０に亘ってほぼ 同じである。第３図に示すように、ストリップの外側縁部４４と衛生ナプキン１ ０の周囲２８との間の距離もまた、中央領域２２で、衛生ナプキン１０の長さ方 向縁部２４に沿ってほぼ同じ（即ち均等）である。第３図に基づくこれらの実施 例では、ストリップの内側縁部４２間の距離ｄ１の範囲は第１図及び第２図に示 す実施例について説明したのと同じである。外側縁部４４間の距離ｄ２は、衛生 ナプキンの中央領域２２で約３５ｓｖ以上でなければならない。

第３図に基づ〈実施例のストリップの外側縁部及び端部は、衛生ナプキン１０の 中央領域２２におけるよりも衛生ナプキン１０の端領域１８及び２０で衛生ナプ キンの周囲２８に近くない場合、好ましくは、少なくとも近い。ストリップの外 側縁部４４は、中央領域２２において衛生ナプキン１０の周囲２８から（即ち長 さ方向縁部から）約６ｍｍ士約３■である。従って、外側縁部４４は、長さ方向 中央線に向かって内方に上述の６−■±３層厘の間隔よりも大きく間隔を隔てら れていてもよい。しかしながら、衛生ナプキン１０の端領域１８及び２０にある ストリップの縁部及び端部は、衛生ナプキン１０の端領域１８及び２０の周囲２ ８の部分から約６■１士約３■の距離間隔を隔てられていなければならない。

第３Ａ図は、第３図に示す本発明の改善されたパンティ止め接着剤１２の別の好 ましい実施例を示す。第３Ａ図に示す変形例では、接着剤止め手段１２は、二つ の別々の接着剤のストリップでなく単一の接着剤のゾーンからなる。第３Ａ図に 示す実施例は、衛生ナプキンの後シートが着用者の下着に取り付けられていない 領域を長さ方向中央線に沿って構成しないため、後シートを下着から分離する第 ３図に示す実施例と全く同じ性能を持たない。接着剤１２のゾーンは、ゾーンの 外側縁部４４及び４６から衛生ナプキン１０の周囲２８までの距離が第３図に示 すストリップについて衛生ナプキンの周囲２８の種々の部分について特定された 距離と同じである限り、任意のパターンをなして塗布された接着剤からなるのが よい。接着剤１２のゾーンの縁部と衛生ナプキン１０の周囲２８との間の（特に 端領域１８及び２０、及び衛生ナプキン１０の隅部２７での）間隔は、縁部及び 端部での上述のロールオーバーの問題点を小さくする上で特に重要である。接着 剤１２のゾーンは後シートの下着側３２ｂ上に印刷してもよいし任意の他の適当 な方法で塗布してもよい。

第４図は、本発明の改善されたパンティ止め接着剤１２の別の好ましい変形例を 示す。この第３の実施例では、衛生ナプキン１０には随意の側フラツプ３９が設 けられ、ストリップ１２ａ及び１２ｂは全体に弧状になっている。この特定の実 施例では、側フラツプ３９をなくしてもよい。第４図では、ストリップ１２ａ及 び１２ｂは、中央線領域でよりも衛生ナプキンの端領域で更に間隔が隔てられて いる。換言すると、この第３の好ましい実施例では、ストリップ１２ａ及び１２ ｂは互いに関して内方に弧状になっており、そのため、これらのストリップの縁 部は衛生ナプキン１０の中央領域２２で最も近くなっている。第４図に示すよう に、ストリップ１２ａ及び１２ｂの内側縁部４２及び外側縁部４４の両方が弧状 になっている。しかしながら、ストリップ１２ａ及び１２ｂの弧状の縁部の全て の部分が湾曲している必要はないということは理解されるべきである。更に、ス トリップ１２ａ及び１２ｂの長さ方向縁部４２及び４４は、二つ又はそれ以上の 隣接したばらばらの直線状セグメントからなってもよいし、又は隣接した直線状 セグメント及び湾曲したセグメントからなってもよい。

第３実施例では、ストリップの内側縁部間４２の距離ｄ１は、第１図、第２図、 及び第３図に示す実施例について説明したのと同じである。しかしながら、スト リップの外側縁部４４間の距離ｄ２は、第３実施例の接着剤止め手段１２につい て必ずしも同じではない。ストリップの外側縁部４４間の距離ｄ２は、衛生ナプ キンの中央領域２２で約３５ｍｍ以上でなければならない。しかしながら、中央 領域２２での外側縁部４４間の距離は、端領域でのストリップの外側縁部４４間 の距離以下でなければならない。好ましくは、ストリップの外側縁部４４間の距 離ｄ２は、中央領域２２で約４０■である。図面では、ストリップの夫々の縁部 間の距離には、衛生ナプキン１０の中央領域２２以外の場所で計測された距離を 参照すると、゛が附しである。端領域１８及び２０での夫々のストリップの外側 縁部４４間の距離ｄ２°は、約４７−１以上の距離から約９０１に等しいかある いはこれよりも小さい距離までの範囲内にある。

第５図は、本発明の改善されたパンティ止め接着剤１２の更に別の好ましい変形 例を示す。この第４実施例は、多くの点で第４図に示す実施例と類似している。

しかしながら、第４実施例では、衛生ナプキン１０は横方向中央線ｔを中心に非 対称である。第５図に示す衛生ナプキン１０は、第１端領域１８よりも長い第２ 端領域２０を有する。この衛生ナプキン１０は、第２端領域２０が着用者の後部 にくるように着用される。第５図に示す衛生ナプキン１０は、他の変形が可能で ある。例えば、第１端領域１８を第２端領域２０よりも長くつくり着用者の前部 で着用してもよい。変形例では、第１端領域１８が第２端領域２０よりも大きい ように、又は小さいように衛生ナプキン１０の両端を延ばすのがよい。更に、第 ５図に示す衛生ナプキン１０には随意の側フラツプ３９が設けられる。この特定 の実施例では、側フラツプ３９をなくしてもよい。側フラツプ３９をなくした場 合に衛生ナプキン１０の長さ方向縁部２４がとるおおよその形体を第５図に点線 で示す。

第５図に示す変形例の接着剤止め手段１２は、全体に弧状の二つのストリップ１ ２ａ及び１２ｂからなる。

（ストリップのうちの一方１２ａは、断続的であるように示しであることに注目 されたい。ストリップ１２ａは、断続的ストリップの単なる例として図示の目的 で示されている。このような断続的ストリップは、本明細書中に記載した実施例 のいずれにも使用でき、及びかくしてこの特徴は第４実施例に特有のものではな い。）ストリップ１２ａ及び１２ｂの形体は、第４図に示すストリップと、これ らのストリップの組が両方とも弧状であるという点で類似している。更に、スト リップ１２ａ及び１２ｂは、衛生ナプキンの中央領域２２で全体に内方に弧状に なっている。更に、ストリップ１２ａ及び１２ｂは、中央領域２２でよりも端領 域で更に間隔を隔てられている。好ましくは、第５図に示すストリップ１２ａ及 び１２ｂ間の間隔は、第３実施例について上述した範囲と同じ範囲内にある。し か１７ながら、ストリップ１２ａ及び１２ｂは、端領域１８及び２０で互いに関 して外方に弧状になっているため、第４図に示すストリップ１２ａ及び１２ｂと は異なっている。

第５図に示す衛生ナプキン１０は、端領域１８及び２０で異なる方向に弧状にな ったストリップを必ずしも必要としない。他の図面のいずれかに示されたストリ ップと同じ全体形体を持つストリップを第５図に示す形状と同様の形状を持つ衛 生ナプキンで使用することもできる。更に、第５図に示すストリップ１２ａ及び １２ｂの他の変形を第５図の衛生ナプキン１０について使用してもよい。例えば 、ストリップ１２ａ及び１２ｂを中央領域２２及び第１端領域１８の両方で同じ 方向に弧状にし且つ第２端領域２０で異なる方向に（第５図に示すストリップの 方向で）弧状にしてもよい。変形例では、ストリップ１２ａ及び１２ｂを中央領 域２２及び第２端領域２０の両方で同じ方向に弧状にし且つ第１端領域１８で異 なる方向に（第５図に示すストリップの方向で）弧状にしてもよい。更に別の変 形例では、端領域内に延びるストリップの部分を直線状にしてもよい。更にまた 別の変形例では、ストリップ１２ａ及び１２ｂは、二つ又はそれ以上の隣接した ばらばらの直線状セグメントからなってもよいし、又は隣接した直線状セグメン ト及び湾曲したセグメントからなってもよい。一部が直線状のセグメントからな るストリップの例を第５Ａ図に示す。

第６図は、本発明の改善された接着剤止め手段１２の更にまた別の好ましい変形 例を示す。第６図に示す変形例の接着剤止め手段１２は、ストリップ１２ａ及び １２ｂのような、長さ方向に配向された間隔を隔てられた二つの接着剤のゾーン を有し、これらのゾーンは衛生ナプキン１０の長さ方向中央線１の両側に配置さ れている。ストリップ１２ａ及び１２ｂは、少なくとも、衛生ナプキン１０の中 央領域２２で長さに亘って延びている。

第６図に示すストリップ１２ａ及び１２ｂは、全体に矩形であり且つ長さ方向中 央線に平行であり、及びかくして第１図に示すストリップと類似している。しか しながら、ストリップ１２ａ及び１２ｂは、他の図面に示すゾーン又はストリッ プのいずれかの形体又は本願中に開示された他の形体をとることができる。第６ 図に示すストリップ１２ａと１２ｂとの間の間隔は、第１図及び第２図に示すス トリップについて特定された間隔と同じである。ストリップが、第３図に示す弧 状のストリップのような、本明細書中に開示した他のゾーン又はストリップのう ちの任意のゾーン又はストリップの形体をとる場合には、ストリップ間の間隔は 夫々の実施例（この場合弧状の実施例）について特定されたのと同じでなければ ならない。

第６図に示す変形例の接着剤止め手段１２は、更に、少なくとも四つの追加の接 着剤の隅部ゾーン１２ａ°、１２　ａ　”、１２ｂ’、及び１２　ｂ　”を有し 、これらのゾーンの各々は、衛生ナプキン１０の一つの隅部２７に隣接して配置 されている。長さ方向中央線の各側で衛生ナプキンの各端領域には一つの隅部ゾ ーンがある。隅部ゾーンは、第６図に矩形（又は少なくとも多角形）であるよう に示しであるけれども、これらの隅部ゾーンは任意の形状であるのがよい。好ま しくは、衛生ナプキンの隅部２７に最も近い隅部ゾーンの縁部は、大まかにいっ て隅部２７と同じ形状を持っている。第６図に示すように、隅部ゾーン１２ａ’ 　、１２ａ”、１２ｂ’、及び１２ｂ”は、全体に、長さ方向ストリップ１２ａ 及び１２ｂよりも長さ方向中央線から離れて位置決めされている。従って、隅部 ゾーン及び長さ方向ストリップは、全体として、真っ直ぐでない。好ましくは、 隅部ゾーンの外側縁部４４′及び４４゛及び衛生ナプキンの周囲２８に最も近い これらの隅部ゾーンの端部４６°及び４６°。

は、周囲２８から内方に約６１１１±約３■の距離間隔を隔てられている。好ま しくは、第６図に示す実施例について、一つの隅部ゾーンの外側縁部４４から他 の隅部シー約３０１ｍに等しいか或いは約３０ｖ以下である。

本発明の特定の実施例を図示し且つ説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱 することなく種々の他の変形及び変更を行うことができるということは当業者に は明らかであろう。従って、添付の請求の範囲では、本発明の範喘のこれらの変 形及び変更の全てをカバーしようとするものである。

□１１−−−−−−−−◆　１゜ Ｆｉｇ、　ＬＡ Ｆｉｇ、　６ Ｉａｌｔｗｔｍａａｌ　ＡＨ＠ｌ−Ｎ＃　ρＣＴ／ＵＳ　９１１０６４００国際 調査報告 フロントページの続き （５１）　Ｉｎｔ、　Ｃ１，５識別記号　庁内整理番号Ａ６１Ｆ　１３１００　 ３５１　Ｆ　７１０８−４Ｃ（８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、　ＥＳ、　ＦＲ，ＣＢ、　ＧＲ，ＩＴ、　ＬＵ、　ＮＬ、　ＳＥ）、０Ａ （ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ 、ＴＧ）、ＡＴ、ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ，Ｃ３，ＤＥ、 　ＤＫ。

ＥＳ、　ＦＩ、　ＧＢ、　ＨＵ、ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＬＵ、ＭＣ， ＭＧ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎｏ、ＰＬ、ＲＯ，ＳＤ、ＳＥ、ＳＵ ＦＩ （７２）発明者　グラッキン、アリソン　ハークアメリカ合衆国オハイオ州、ワ イオミング、フォレスト、アベニュ、２１５ （７２）発明者　アモス、チャールズ　ウィリアム　ジュニア アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、フレスト、ロード、２４９７ （７２）発明者　ライリー、ラフアニル　ジョセフアメリカ合衆国オハイオ州、 シンシナチ、フラートン、１７３５

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．約５ｍｍに等しいか或いはこれ以下の厚さを有する吸収体物品であって、二 つの端領域間に配置された中央領域、及び一部が前記中央線領域を境界付け、一 部が前記端領域を境界付ける周囲を有し、液体透過性の上シート、コアに面する 側及び下着側を有する液体不透過性の後シート、前記上シートと前記後シートと の間に位置決めされた吸収体コア、及び前記吸収体物品を下着に取り付けるため 前記後シートの前記下着側上に設けられた接着剤止め手段を有する、吸収体物品 において、前記止め手段は、前記吸収体物品の端領域を境界付ける前記周囲の前 記部分から約６ｍｍ±３ｍｍの距離間隔を隔てられた外側縁部及び端部を持つ少 なくとも一つの接着剤のゾーンを有することを特徴とする、吸収体物品。
2. ２．２つの端領域間に配置された中央領域、長さ方向中央線、横方向中央線、二 つの間隔を隔てられた長さ方向縁部、二つの間隔を隔てられた端縁部、一部が前 記中央線領域を境界付け、一部が前記端領域を境界付ける周囲、及び約５ｍｍに 等しいか或いはこれ以下の厚さを有し、前記長さ方向縁部及び端縁部は弧状にな っており、前記長さ方向縁部は前記中央領域で互いに関して内方に弧状になって おり且つ前記端領域で外方凸状になっており、前記端縁部は外方に凸状になって いる吸収体物品であって、前記吸収体物品は液体透過性の上シート、コアに面す る側及び下着側を有する液体不透過性の後シート、前記上シートと前記後シート との間に位置決めされた吸収体コア、及び前記吸収体物品を下着に取り付けるた め前記後シートの前記下着側上に設けられた接着剤止め手段を有し、前記止め手 段は、前記長さ方向中央線の両側に配置された二つの間隔を隔てられた長さ方向 に配向された接着剤のストリップからなる、吸収体物品において、前記ストリッ プの各々は、長さ方向寸法、横方向寸法端部、内側長さ方向縁部及び前記内側縁 部よりも前記吸収体物品の長さ方向中央線から遠くに配置された外側長さ方向縁 部を有し、前記内側縁部間の距離は前記中央領域で約８ｍｍ乃至約３０ｍｍであ り、前記外側縁部間の距離は前記中央領域で約３５ｍｍ以上であり、前記外側縁 部及び端部は、前記吸収体物品の端領域を境界付ける前記周囲の前記部分から約 ６ｍｍ±３ｍｍの距離間隔を隔てられていることを特徴とする、吸収体物品。
3. ３．２つの端領域間に配置された中央領域、長さ方向中央線、横方向中央線、二 つの間隔を隔てられた長さ方向縁部、二つの間隔を隔てられた端縁部、及び約５ ｍｍに等しいか或いはこれ以下の厚さを有する吸収体物品であって、前記吸収体 物品は液体透過性の上シート、コアに面する側及び下着側を有する液体不透過性 の後シート、前記上シードと前記後シートとの間に位置決めされた吸収体コア、 及び前記吸収体物品を下着に取り付けるため前記後シートの前記下着側上に設け られた接着剤止め手段を有し、前記止め手段は、前記長さ方向中央線の両側に配 置された二つの間隔を隔てられた長さ方向に配向された内方に弧状になった接着 剤のストリップからなる、吸収体物品において、 前記ストリップの各々は、長さ方向寸法、横方向寸法端部、内側長さ方向縁部及 び前記内側縁部よりも前記吸収体物品の長さ方向中央線から遠くに配置された外 側長さ方向縁部を有し、前記内側縁部間の距離は前記中央領域で約８ｍｍ乃至約 ３０ｍｍであり、前記外側縁部間の距離は前記中央領域で約３５ｍｍ以上であり 、前記外側縁部間の距離は約４７ｍｍ以上であり、前記端領域で約９０ｍｍに等 しいか或いはこれ以下であることを特徴とする、吸収体物品。
4. ４．２つの端領域間に配置された中央領域、長さ方向中央線、横方向中央線、二 つの間隔を隔てられた長さ方向縁部、二つの間隔を隔てられた端縁部、及び約５ ｍｍに等しいか或いはこれ以下の厚さを有する吸収体物品であって、前記吸収体 物品は液体透過性の上シート、コアに面する側及び下着側を有する液体不透過性 の後シート、前記上シートと前記後シートとの間に位置決めされた吸収体コア、 及び前記吸収体物品を下着に取り付けるため前記後シートの前記下着側上に設け られた接着剤止め手段を有する吸収体物品において、前記止め手段は、前記長さ 方向中央線の両側に配置された二つの間隔を隔てられた長さ方向に配向された接 着剤のストリップを有し、これらのストリップは少なくとも吸収体物品の中央領 域の長さに亘って延び、前記ストリップの各々は、長さ方向寸法、横方向寸法端 部、内側長さ方向縁部及び前記内側縁部よりも前記吸収体物品の長さ方向中央線 から遠くに配置された外側長さ方向縁部を有し、前記内側縁部間の距離は前記中 央領域で約８ｍｍ乃至約３０ｍｍであり、前記外側縁部間の距離は前記中央領域 で約４７ｍｍ以上であり、更に、 四つの接着剤の隅部ゾーンを有し、これらのゾーンの各々は前記衛生ナプキンの 一つの隅部に隣接して位置決めされ、前記隅部ゾーンは、長さ方向ストリップの 外側縁部よりも長さ方向中央線から遠くに位置決めされた外側縁部を有し、前記 隅部ゾーンの前記外側縁部及び衛生ナプキンの周囲に最も近い前記隅部ゾーンの 端部は、周囲から内方に約６ｍｍ±３ｍｍの距離間隔を隔てられていることを特 徴とする、吸収体物品。
5. ５．２つの端領域間に配置された中央領域、長さ方向中央線、横方向中央線、二 つの間隔を隔てられた長さ方向縁部、二つの間隔を隔てられた端縁部、周囲、及 び約５ｍｍに等しいか或いはこれ以下の厚さを有する吸収体物品であって、前記 吸収体物品の前記長さ方向縁部及び端縁部は弧状になっており、前記長さ方向縁 部は前記中央領域で互いに関して内方に弧状になっており且つ前記端領域で外方 に凸状になっており、前記端縁部は外方に凸状になっており、前記吸収体物品は 液体透過性の上シート、コアに面する側及び下着側を有する液体不透過性の後シ ート、前記上シートと前記後シートとの間に位置決めされた吸収体コア、及び前 記吸収体物品を下着に取り付けるため前記後シートの前記下着側上に設けられた 接着剤止め手段を有し、前記止め手段は、前記長さ方向中央線の両側に配置され た二つの間隔を隔てられた長さ方向に配向された接着剤のストリップからなる、 吸収体物品において、 前記ストリップの各々は、長さ方向寸法、横方向寸法端部、内側長さ方向縁部及 び前記内側縁部よりも前記吸収体物品の長さ方向中央線から遠くに配置された外 側長さ方向縁部を有し、前記内側縁部間の距離は前記中央領域で約８ｍｍ乃至約 ３０ｍｍであり、前記外側縁部間の距離は前記中央領域で約４７ｍｍ以上であり 、前記中央領域で前記吸収体物品の長さ方向縁部を形成する内方に弧状になった セグメントは中心を横方向中央線上に有し、約１００ｍｍ乃至３００ｍｍ、更に 好ましくは約１２７ｍｍの曲率半径を有し、 端領域で前記吸収体物品の長さ方向縁部を形成する外方に凸状になったセグメン トは、長さ方向中央線から約９４ｍｍで横方向中央線から約７３ｍｍのところに 配置された中心を有し、最大約５０ｍｍ、更に好ましくは約１４６ｍｍの曲率半 径を有し、 吸収体物品の端領域を形成する外方に凸状になったセグメントは約５０ｍｍ乃至 ２００ｍｍ、更に好ましくは約１１３ｍｍの曲率半径を有し、 吸収体物品の隅部の曲率半径は約１０ｍｍ乃至３０ｍｍ、更に好ましくは約１７ ｍｍである、ことを特徴とする吸収体物品。