JP2001510711A - 調節可能なコンパウンド生理用ナプキン - Google Patents

調節可能なコンパウンド生理用ナプキン

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JP2001510711A
JP2001510711A JP2000503803A JP2000503803A JP2001510711A JP 2001510711 A JP2001510711 A JP 2001510711A JP 2000503803 A JP2000503803 A JP 2000503803A JP 2000503803 A JP2000503803 A JP 2000503803A JP 2001510711 A JP2001510711 A JP 2001510711A
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マクフォール、ロナルド・レイ
アール、ニコラス・アルバート
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、コンパウンド生理用ナプキンに関する。該コンパウンド生理用ナプキンは、吸収性用素および外側被覆を含む捕捉/貯蔵要素を具備する。該捕捉/貯蔵要素は、好ましくは、基底および頂部を有し;該頂部は、垂直方向で該基底と向い合う。該基底の幅は、該頂部の幅よりも広い。本コンパウンド生理用ナプキンは、更に、該基底に並置された捕捉/貯蔵要素に連絡する蓄積要素を具備する。該蓄積要素は、液体不透過性のバックシートとそれに対して接合された吸収性要素とを具備する。好ましくは、該蓄積要素は、バックシートと、該バックシートに接合されるトップシートと、該バックシートとトップシートの間に配置される吸収性コアとを含む。本発明のコンパウンド生理用ナプキンは、更に、該捕捉/貯蔵要素を蓄積要素に連絡する支持要素を具備し、ここで、該捕捉/貯蔵要素は該支持要素に滑動可能に連絡し、それらの末端縁部で接して、該支持要素は該蓄積要素に接合される。代替可能な態様において、該支持要素は、該蓄積要素の末端縁部に近づくにつれてより広くなるフレアであってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使い捨て生理用ナプキンに関する。ここで使用される生理用ナプキ
ンは、通常、生理期間中に女性により体の外部に着用され、経血および他の生体
排出物を受け止め包含するように設計された吸収装置であると見なされる。使い
捨て生理用ナプキンは、使用して汚れた後で、浄化や再利用がなされずに廃棄さ
れることが意図される。
【0002】
【従来の技術】
最も簡単な形態において、使い捨ての生理用ナプキンは、液体透過性生体接触
要素(トップシートまたはオーバーラップと称する場合もある)と液体不透過性
保護バリア(バックシート称する場合もある)との間に挿入された吸収性要素(
吸収性コアとも称する場合もある)を具備する。吸収性要素は、経血および他の
膣排出物を受け止めて包含する。該生体接触要素は、生体表面とのより快適なま
たは低い快適性で、乾燥した感触を提供し、同時に吸収性要素を通る流体の自由
な通過を容易にすることを目的とする。該保護バリアは、排泄または該吸収性要
素から漏れ出た経血または他の生体性流体によって、着用者の衣服が汚れるのを
防ぐことを目的とする。
【0003】 上述した3つの機能的要素に加えて、一般的に使い捨て生理用ナプキンは、着
用者が動いている際であっても、該装置がその目的とする機能を最も効果的に発
揮できる着用者の股領域に接することを助ける手段が提供されている。典型的に
生理用ナプキンは、接着性取り付け手段が提供されて、該装置を着用者の下着の
内側股領域に対して安定化する。
【0004】 従来公知の生理用ナプキンはそれらの目的とする機能を遂行しているが、それ
ぞれの従来の設計は、生体性流体を吸収すること、着用者の衣服が汚れるのを防
ぐこと、および/または着用者に対する肉体的な快適感の1以上におけるある不
足を問題としている。
【0005】 使い捨ての生理用ナプキンに関して、現在、少なくとも2つの一般的な種類が
存在する。そのような種類の第1は、多量な経血流出量に対する媒体の吸収を目
的としていることで識別されている。これらの生理用ナプキンは、比較的高い吸
収力を提供する。吸収力は、一般的に、該生理用ナプキンに比較的に厚く且つ大
きい吸収性要素を提供することにより達成される。比較的に高い吸収力を有する
と一方で、吸収性要素の大きさがある程度の着用時の不快感の原因となり得る。
【0006】 生理用ナプキンの第2の種類は、軽いまたは少ない経血流量を対象とするもの
であり、且つ一般的にパンティライナーまたはパンティシールドと称される。分
類群として、このような種類の生理用ナプキンは、第1の種類のナプキンに比較 して、より薄く、多少可撓性が高く、且つ一般的により快適である。しかしなが
ら、第2の種類の生理用ナプキンは、典型的に、第1の種類の生理用ナプキンの 吸収力よりも劣っている。
【0007】 生理用ナプキンの前述の2種類の利益を、単一のコンパウンド生理用ナプキン
に提供するための1つの試みが、一般的に譲渡されたデスマライス(DesMarais) に発行された米国特許第4,425,130号(1984年1月10日)に開示される。デスマライ
スのコンパウンド生理用ナプキンは、第1の月経用パッドとパンティプロテクタ ーとを具備し、2つの要素は、それらの事実上等しい完全長に沿って、もう一方
に関連して自由に動くように、それらの対応する末端でもう一方に対して接合さ
れている。第1の月経用パッドは、着用者から排泄された生体性流体の大部分を
吸収することを意図とし、同時に、該パンティプロテクターは着用者の衣服を汚
れから保護することを意図する。使用において、該第1の月経用パッドと該パン
ティプロテクターとの間には比較的に自由な動きが与えられ、それにより、該パ
ンティプロテクターが着用者の下着に対して付随している間も、該第1の月経用
パッドが着用者の股領域に対して隣接されている。該第1の月経用パッドと該パ
ンティプロテクターとの間の比較的に自由な動きが提供されることによって、第
1の月経用パッドは着用者の股領域に隣接して維持されるが、同時に、該パンテ
ィプロテクターは着用者の下着と連携したままである。第1の月経用パッドとパ ンティプロテクターとの間の比較的自由な動きが提供され、第1の月経用パッド が着用者の股領域の近くに維持されるかぎり、仮に、該第1の月経用パッドが該 パンティプロテクターの側部末端部を越えて側方に動いた場合に、この動きの自
由が安定性の欠如を招き、着用者の下着が汚れる機会を与えてしまう。更に、該
第1の月経用パッドと該パンティプロテクターの間の比較的自由な動きは、単独
で、それが着用者の膣開口部に排泄された生体性流体を捕獲するのには不十分で
ある可能性がある。
【0008】 米国法定発明登録H1614(1996年11月5日にMayerらの名前で公開された)は、
同じ長さを有した第1の吸収性要素と第2の吸収性要素とを具備したコンパウン
ド生理用ナプキンを記載している。該コンパウンド生理用ナプキンにより受け取
られる生体性流体の大部分を吸収ことを意図した該第1の吸収性要素は、吸収性
コアと該吸収性コアの上に重ねられた流体透過性トップシートとを具備する。該
第2の吸収性要素は、流体透過性トップシートと、該トップシートに接合した流
体不透過性バックシートと、および該トップシートとバックシートの間に配置さ
れた吸収性要素とを具備する。該第1の吸収性要素と第2の吸収性要素は同じ長
さを有し、隣り合う付着点の間の最長の連結していない距離が、その同じ長さの
75%未満の距離となるように、該第1の吸収性要素が第2の吸収性要素に貼り付 けられる。そのようなコンパウンド生理用ナプキンは、改良された吸収性と保護
性を提供しているが、そのような生理用ナプキンの装着は、個々の着用者の個人
的な要求に合うように仕立てることはできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、着用者の外陰部領域との改善された接触を有する生
理用ナプキンを提供することである。更に、本発明の目的は、広汎な着用者の運
動と活動レベルを通してそのような接触が維持される生理用ナプキンを提供する
ことである。その上更に、本発明の目的は、その構造から得ることのできる十分
な吸収力を効果的に使用できる生理用ナプキンを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、吸収性要素と外側被覆とを具備する捕捉/貯蔵要素と; 1組の向い合った末端縁部を有し、且つ液体不透過性のバックシートと、前記 バックシートに接合した吸収性コアとを具備する蓄積要素と; を具備する長手方向長と横向き幅とを有するコンパウンド生理用ナプキンであり
:且つ、 前記生理用ナプキンは、更に、前記蓄積要素の上に重なる支持要素[前記支持
体は、向い合う1対の末端縁部を有し、且つ前記捕捉/貯蔵要素を前記蓄積要素 に対して連絡している]を具備することを特徴とするコンパウンド生理用ナプキ
ンであって、 前記捕捉/貯蔵要素が滑動可能に前記支持要素に連絡され、前記支持要素の末
端縁部の1方が前記蓄積要素の前記末端縁部の1方に接合され、且つ前記支持要 素の末端縁部の他方が前記蓄積要素の前記末端縁部の他方に接合しているコンパ
ウンド生理用ナプキンである。
【0011】
【発明の実施の形態】
[発明の概要] 本発明は、調節可能な捕捉/貯蔵要素と蓄積要素とを具備するコンパウンド生
理用ナプキンである。本発明は、保護性と快適性との両方に対する個々の着用者
の要求に合うように、該捕捉/貯蔵要素を調節され得ることにより、汚れから着
用者の衣服を保護することと、着用者の肉体的な快適性とを提供する。該捕捉/
貯蔵要素は、最初に浸出されたと同時に経血等の生体性流体を捕え、且つ、吸収
性要素と外側被覆を具備する。好ましい態様において、該捕捉/貯蔵要素は、基
底と頂部を有し;該頂部は、該基底に垂直に向い合う。該基底の幅は、該頂部の
幅よりも大きい(即ち、該捕捉/貯蔵要素は角の丸い三角形の切断面を有する)
。好ましくは、該捕捉/貯蔵要素は、吸収性要素と外側被覆とを有する。特に好
ましい態様において、該吸収性要素は材料のウェブを具備し、これは、折り曲げ
られて、隣接する長手方向中央線を除き、壁を形成する折れ線の横方向の離隔距
離が該基底の横幅を限定する2つの層を有する1組の壁を形成する。また、その壁
は材料の2つの層を具備することから、該吸収性要素は、隣接する該長手方向中
央線よりもその壁部分の方がより堅い。該外側被覆は、該吸収性要素と支持要素
を覆っている(以下に考察する)。該コンパウンド生理用ナプキンは、更に、蓄
積要素を具備する。該蓄積要素は、好ましくは、液体不透過性バックシートとそ
れに対して接合する吸収材とを具備する。最適には、該蓄積要素は、バックシー
トと、該バックシートンに接合するトップシートと、該バックシートとトップシ
ートの間に配置される吸収性コアとを具備する。支持要素は、捕捉/貯蔵要素を
有し、その長手方向の位置調節を可能にする。好ましい態様において、該支持要
素は、その末端縁部に隣接して該蓄積要素に接合する。特に好ましくは、該捕捉
/貯蔵要素は、本発明のコンパウンド生理用ナプキンノン中心領域の長手方向の
長さよりも短い長手方向長を有する。或いは、その代わりとなる態様では、捕捉
/貯蔵要素は、角の丸い三角形以外の切断面を有することが可能であり、且つ該
支持要素は、該捕捉/貯蔵要素の末端部から該蓄積要素の末端部の方向に広がっ
ていてもよい。
【0012】 [発明の詳細な説明] 本発明は、調節可能な捕捉/貯蔵要素を有するコンパウンド生理用ナプキンで
ある。本発明は、保護と快適性との両方に対する個々の着用者の要求に合うよう
に該捕捉/貯蔵要素を調節することが可能であることにより、着用者の衣服を汚
れから保護することと、着用者の肉体的な快適性とを提供する。ここで使用され
る「生理用ナプキン」の語は、女性の外陰部領域に接して着用される装置であっ
て、生体から排泄される種々の浸出物(例えば、血液、経血および尿)を吸収お
よび保持することを意図とし、且つ1度の使用の後に破棄されることを意図した
(即ち、それは選択や他の再生若しくは再使用することを意図していない)装置
をいう。ここで使用される「コンパウンド生理用ナプキン」の語は、互いに接合
して単位構造を形成する別々の成分を具備する生理用ナプキンをいう。少なくと
も特に着用者の陰唇間の空間に留まる陰唇間装置も、また、本発明の範囲内であ
る。ここで使用される「外陰部」の語は、外部に見ることができる女性の生殖器
をいい、大陰唇、小陰唇、陰核、膣口および膣前庭に限定される。
【0013】 図1−3は、本発明のコンパウンド生理用ナプキン20の好ましい1態様を示
す。図1−3に示す通り、該コンパウンド生理用ナプキン20は、捕捉/貯蔵要
素30と、支持要素70に連絡する蓄積要素50とを具備する。該捕捉/貯蔵要
素が支持体要素70に対して滑動可能に取り付けられ、且つ支持要素70が蓄積
要素50に接合されていることにより、該捕捉/貯蔵要素30と蓄積要素50は
連絡している(ここで使用される「接合した」の語は、要素をもう1つの要素に
付着することによって、要素が直接にもう1つの要素に固定された形状と、同時
に、要素を他の中間要素に対して、または順次他の要素に付着される要素に付着
されることによって、要素を間接的に他の要素に固定する形態とを含む)。該コ
ンパウンド生理用ナプキンは、生体接触表面または生体側表面87と、衣服側表
面または衣服接触表面55との2つの表面を有する。該捕捉/貯蔵要素と蓄積要
素30、50は、それぞれ、一致する生体側表面と衣服側表面とを有する。該コ
ンパウンド生理用ナプキン20は、2つの中央線、長手方向中央線Lと、横断方 向中央線Tとを有する。ここで使用される「長手方向」の語は、該コンパウンド 生理用ナプキンが着用されたときに、立っている着用者を左半身と右半身に2分
する垂直面と(例えば、垂直面に対して略平衡に)一般的に一列に並ぶ該コンパ
ウンド生理用ナプキンの面における線、軸または方向をいう。ここで使用される
「横手」または「横向き」の語は、互換性があり、且つ該コンパウンド生理用ナ
プキンの面において、一般的に長手方向に対して垂直に配置する線、軸または方
向をいう。
【0014】 該捕捉/貯蔵要素30は、該捕捉/貯蔵要素30の周囲26を共に形成する側
端縁部24と末端縁部25を有する。該蓄積要素50は、蓄積層50と該コンパ
ウンド生理用ナプキン20の周囲23を共に形成する側端縁部21と末端縁部2
2を有する。支持用70は側端縁部71と末端縁部72とを有する。該コンパウ
ンド生理用ナプキン20は、第1の端末領域27、中心領域28および第2の端
末領域29とを有する。
【0015】 [捕捉/貯蔵要素] 捕捉/貯蔵要素30は、該コンパウンド生理用ナプキン20の構成部分であり
、着用者により排泄された生体性流体を最初に吸収することを意図する。図1−
3に示した好ましい態様において、該捕捉/貯蔵要素は、そのような流体の1部
分を貯蔵し、その残りを蓄積要素50に分布するために支持体70に配置するか
、またはそこに貯蔵するために直接に蓄積要素50に配置する。該捕捉/貯蔵要
素30は、吸収性要素34等の吸収手段33と、該吸収性要素34の上に重ねた
外側被覆32を具備する。(ここで使用される「上に重ねた」の語は、近接また
は並置されることを意味するが、必ずしも接触したり、また直接に連絡している
必要はない)。好ましくは、全体としての外側被覆32は液体透過性であるが、
しかしながら、他の態様では、外側被覆のある部分が液体不透過性であり、且つ
疎水性であることが企図されている。
【0016】 更に、捕捉/貯蔵要素30の総合的な形態は、該生理用ナプキン20の吸収特
性および着用者の総合的な快適性に影響を与えることが分かっている。その最も
簡単な態様(図示せず)において、該捕捉/貯蔵要素30は、支持要素70に乗
せたパンティライナーと同様の平面構造を有している。例えば、本発明の捕捉/
貯蔵要素30の簡単な実行は、外側被覆32と吸収性要素34とを具備し、これ
らは長手方向端部に沿って接合されており、夫々が、これらの間に配置された支
持要素70と平面的な配置を有する。しかしながら、好ましくはコンパウンド生
理用ナプキン20は、頂部15(即ち、少なくとも部分的に着用者の陰唇間の空
間に好ましくは据付ける捕捉/貯蔵要素30の部分)よりも幅の広い基底10を
有した捕捉/貯蔵要素30を具備する。出願人は、そのような構造が有効性と快
適性とを高めることを見出した。即ち、該捕捉/貯蔵要素30は、図3に示す通
りに、好ましくは角の丸い三角形の切断面を有する。そのような角の丸い三角形
の切断面は、吸収性要素34を折畳むことにより提供されてよく、それによって
、長手方向中央線Lの外側の部分は2層を具備し、そのような構造は、長手方向 中央線Lに近接する部分よりもより堅い吸収性要素34の「壁」を生じる。以下 に考察する通り、増加した剛性は、該捕捉/貯蔵要素30に対して弾性を提供す
る。また、1層と2層部分の間の異なる剛性は、頂部15を形成するために選択
的な折り畳み線を提供する。その様な折り畳みパターンも、また、図3に示して
おり、以下でより詳細に説明する。
【0017】 図3に記載するとおり、該捕捉/貯蔵要素30は、垂直な中央線200と、幅
Bを有する基底10と、該基底10に対して垂直に向い合い且つ幅Aを有する頂
部15とを有する。ここで使用される「基底」の語は、該蓄積要素50の身体側
表面87に近接し、最も広い幅Bを有する捕捉/貯蔵要素30の部分をいう(問 題となる何れの位置においても「幅」は、その位置で横手または横向きの寸法を
測定することにより得られる。従って、測定は一般的に垂直な中央線200に対
して垂直で、且つ横向きの中央線Tに対して平行に行われる)。基底10は、該
基底10が該頂部15の幅Aよりも大きな幅Bを有している限り、何れかの特定
の形態または幅に限定されることはない。
【0018】 該頂部15は該基底10と蓄積要素50に対して垂直に向い合う捕捉/貯蔵要
素30の一部分である。該頂部15は、何れの形態であってもよく、基底10の
幅Bよりも狭い何れの幅Aを有してもよい。好ましくは、該頂部15は、少なく
とも部分的に着用者の陰唇間の空間に快適に維持される形態やサイズである。従
って、図3に示すように、該頂部15は、好ましくは少なくとも部分的に湾曲し
、丸みが付与されまたは着用者の身体に対して快適であるような他の形態とされ
る。しかしながら、他の態様も企図され、ここで、該頂部15は平坦、先細、ま
たは概して非曲線であってもよい。
【0019】 該捕捉/貯蔵要素30の長さ40と幅41は、何れかの都合のよい寸法であっ
てよい。好ましくは該捕捉/貯蔵要素30の長さは、中央領域28の長さによっ
て限定される。そのような長さは、コンパウンド生理用ナプキン20のパッケー
ジに簡単な三重の折り畳みを与える。該捕捉/貯蔵要素30は、好ましくは約2
から約10cm長、より好ましくは約6から約9cm長、最も好ましくは約7.
5から約8.5cm長である。特に好ましい捕捉/貯蔵要素30は約8cmの長 さを有する。図1−3に示した該捕捉/貯蔵要素30の好ましい態様の幅41は
、本発明のコンパウンド生理用ナプキン20の着用時の快適性を与えるが、これ
は少なくとも該捕捉/貯蔵要素30の一部分が好ましくは陰唇間で着用されるか
らである。該捕捉/貯蔵要素30は、基底Bで好ましくは約0.5から約5cm
幅、より好ましくは約0.5から約4cm幅、最も好ましくは約0.5から約3
cm幅である。
【0020】 [捕捉/貯蔵要素の外側被覆] 好ましくは外側被覆32は、従順であり、柔軟な手触りであり、且つ着用者の
皮膚に対して非炎症性である。更に、上記に規定された通り、少なくとも該外側
被覆32の少なくとも一部分は、液体透過性であり、液体は容易にその厚さを通
り貫通することが可能である。適切な外側被覆32は、織布材および不織布材;
ポリマー材、例えば、穿孔成形熱可塑性フィルム、穿孔可塑性フィルムおよびハ
イドロホーミング熱可塑性フィルム等;多孔性発泡体;網状発泡体;網状熱可塑
性フィルム;および熱可塑性スクリム等の広汎な材料から製造され得る。適切な
織布材および不織布材は、天然繊維(例えば、木材または木綿繊維等)、合成繊
維(例えば、ポリエステル、ポリプロピレンまたはポリエチレン繊維等のポリマ
ー繊維等)から;または天然および合成繊維の組合わせから構成することが可能
である。
【0021】 該外側被覆32は、単一の要素であってもよく、または2以上の互いに接合さ
れた要素から構成されて外側要素32を形成してもよい。更に、外側要素32を
構成する材料の何れの部分もコート、ラミネート、処理または他の処理を行なっ
て、例えば、耐久性、可撓性、液体透過性または不透過性等の何れの所望する特
性も付与または高めることが可能である。
【0022】 好ましい外側被覆32は、多孔を有するように形成されたフィルムを含む。そ
れらが一般的に生体性滲出物を透過し、且つ依然として非吸収性であり、従って
、該フィルムを通しての液体の逆流と着用者の皮膚の再湿潤の可能性を減少する
ことから、穿孔成形フィルムは外側被覆32に好ましい。従って、生体と接触す
る成形フィルムの表面は、乾燥した状態で維持され、それにより生体の汚れを減
少し、着用者にとってより快適な感触を作り出す。更に、成形フィルムは、何れ
の流体もそこを通ることが妨げられる液体非透過性領域を提供する非穿孔部分を
容易に製造することが可能である。そのような成形フィルムは、トンプソン(Tho
mpson)に対して1975年11月30日に発行された米国特許第3,929,135号;ムラン(Mu
llane)らに対して1982年4月13日に発行された米国特許第4,324,246号;ラデル(R
adel et al.)らに対して1982年8月3日に発行された米国特許第4,324,246号;ア ールら(Ahr,et al.)らに対して1984年7月31日に発行された米国特許第4,463,045
号;およびバード(Baird)に対して1991年4月9日に発行された米国特許第5,006,3
94号に記載されている。これらの全ての特許は、引用されることによりここに組
込まれる。本発明の捕捉/貯蔵要素30の特に好ましい1つの外側被覆32は、 上記の特許の1以上に記載され、且つザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カ
ンパニー(The Procter & Gamble Company of Cincinnati,OH)により「ドライ・ ウェーブ」として生理用ナプキンで取り引きされている成形フィルムを含む。
【0023】 本発明の好ましい態様において、外側被覆32の少なくとも一部分である生体
側表面は親水性であり、それによって、仮に、該生体側表面が親水性でなかった
場合よりも早く、液体が該外側被覆32を通過することを助ける。これにより、経
血性流体が、吸収性要素34に流れ込み吸収されずに、該外側被覆32を流れ出
てしまう可能性を低くする。好ましい態様において、界面活性は、「不織且つ穿
孔フィルムカバーシートを有する吸収性製品」の名称の米国特許出願番号第08/4
92,352号(1995年6月19日に出願され、法定発明登録(番号は割り当てられていな い)として公開された。引用することによってここで組込まれる)に記載される通
りの成形フィルムのポリマー材料に組込まれる。或いは、外側被覆32の生体側
表面は、それを米国特許第4,950,264号(1990年8月21日にOsbornに対して発行さ れ、引用されることによりここに組込まれる)に記載されるような界面活性剤で 処理することにより親水性とすることが可能である。
【0024】 上記で限定した通り、該外側被覆32は、好ましくは吸収性要素34に重ね合
わされている。該外側被覆32と吸収性要素34との間の適切な流体移動を保証
するために、該外側被覆は、それらの共通の接合または中間面を通して、下にあ
る吸収性要素34に対して実質的に連続して接合されることが好ましい。該外側
被覆32を下にある吸収性要素34に対しての実質的に連続して接合することに
より、該外側被覆34は、減少した傾向を有し、使用時に吸収性要素34から隔
てられる。吸収性コアの外側被覆32からの分離は、外側被覆32から下層吸収
性要素34への流体の移動を阻害することが可能である。これにより限定するも
のではないが、該外側被覆32と吸収性要素34との間の噴霧接着、または接着
剤を線状若しくは点状に塗布するように接着剤で外側被覆32を吸収性要素34
に接合すること等の、何れかの適切な手段によって、外側被覆32は、吸収性要
素34に対して接合されてよい。或いは、または加えて、単に、該吸収性要素3
2を該外側被覆32で包装することにより、吸収性要素34の繊維を該外側被覆
32で巻き込むことにより、該外側被覆32を吸収性要素34に対して複数の分
離した個々の融着ボンドで融着することにより、または当業分野で公知の何れか
他の手段により、該外側被覆32を吸収性要素34に対して接合することが可能
である。好ましくは、融着接合または動的機械的接合として一般的に公知の熱、
圧力、または熱と圧力の組み合わせにより、外側被覆32を吸収性要素34に対
して接合する。そのような接合は、クリーら(Cree,et al.)の名前で1997年1月7 日に発行され、登録された米国特許第5,591,149号に一般的により詳しく記載さ れており、引用されることによってここに組込まれる。
【0025】 次に図3を参照すると、外側被覆32は、該捕捉/貯蔵要素30の吸収性要素
34を完全に包み込んでいることが分かる。該外側被覆32は、蓄積要素50に
隣接するシーム85を有することが図3に示されている。そのような構造はシー
ム85を何れの生体との接触からも遠ざける点で有利ではあるが、該図が、本発
明の範囲を制限するものではない。他の適切な態様も企図され、ここでは、該シ
ーム85は吸収性コアの何れの位置にでも配置できる。更に、生体性流体が滲出
したときに、該捕捉/貯蔵要素30はそれらを吸収するために機能することが可
能であり、且つ着用が快適である限り、該外側被覆32には何れの数でもシーム
、折り畳み、プリーツまたは接合を配置することができる。
【0026】 図4に示す通りのコンパウンド生理用ナプキン120であるもう1つの態様に
おいて、該外側被覆132が、吸収性要素134を取り囲み、直径Dを有する略
環状の切断面を有する代わりとなるべき捕捉/貯蔵要素130が提供される。本
発明のこの代替的な好ましい態様において、捕捉/貯蔵要素130は、約1.5
cmと約5cmの間の直径Dを有する。出願人は、着用者が使用時に該コンパウ
ンド生理用ナプキンを配置した時に生じ得る捕捉/貯蔵要素の回転による転置に
対して、略環状の切断面を有する該捕捉/貯蔵要素130は比較的に影響を受け
にくいことが明らかになった。
【0027】 [捕捉/貯蔵要素の吸収性要素] 本発明の吸収性要素34は、第1に、生体性流体が滲出した際にこれを吸収し
、その流体の一部分を維持し、そのような流体の残りを蓄積要素50で貯蔵する
ために分布させる機能を有する。更に、幾つかの好ましい態様において、該吸収
性要素34は、また、捕捉/貯蔵要素30の形態を維持するための成形要素とし
ても機能する。従って、該吸収性要素34は、一般的に、圧縮され、従順な、弾
性の、着用者の肌に対して非炎症性であり、且つ生体性滲出物を吸収、維持およ
び移送することが可能な何れの吸収性手段でもよい。該吸収性要素34は、少な
くとも約5グラムの生体性流体を吸収する能力を有するべきである。好ましくは
、該吸収性要素34は、少なくとも約10グラムの吸収能力を有する。該吸収性
要素34(即ち、捕捉/貯蔵要素30)の吸収能力は、該コンパウンド生理用ナ
プキン20の総吸収力の一部分を具備するのみである。コンパウンド生理用ナプ
キン2の吸収力の残りは、蓄積要素50により提供される(以下で考察する)。
【0028】 更に、捕捉/貯蔵要素30または蓄積要素50の吸収能力の何れかを変更する
ことにより、滲出物流体量の予測量を変更して、コンパウンド生理用ナプキン2
0の吸収力を適応する着用者のために変更することが可能である。該コンパウン
ド生理用ナプキンの能力は、2つの部分に分けられることから、当業者は、本発
明が設計者に与えられ、吸収性と快適性の両方に対する着用者の要望に適合する
生理用ナプキンを提供できるという融通性を認めることであろう。例えば、異な
る吸収能力は、夜間の使用を意図するものと比べて昼間の使用を意図するコンパ
ウンド生理用ナプキンのために、またはより成熟した女性による使用を意図する
もの(例えば、より大きな外陰部領域が、より大きな蓄積要素50により提供さ れる)と比べて、ティーンエイジの女性による使用を意図するコンパウンド生理 用ナプキン(例えば、より小さな陰唇間空間が、より小さな捕捉/貯蔵要素30 により提供される)のために利用される。或いは、相対的な吸収能力は、着用者 の月経周期の時期により決定される。例えば、着用者の月経周期の大量流出時期
のために設計された生理用ナプキン20において、生理用ナプキン20の吸収能
力の約50%から約75%は、蓄積要素50により提供することが可能である。
逆に、着用者の月経周期の少量流出時期のために設計された生理用ナプキン20
においては、捕捉/貯蔵要素30が、生理用ナプキン20の約50%から約10
0%の吸収能力を提供することが可能である。
【0029】 吸収要素34は、使い捨て生理用ナプキン、および他の使い捨て吸収性製品に
おいて通常使用される広汎な液体吸収材料から製造することが可能である。適切
な吸収性材料の例は、一般的にエアフエルトと称される微粉砕木材パルプ;クレ
ープセルロースワッディング、U.S.特許第5,217,445号(1993年6月8日にYoungら に対して発行された)等に記載される修飾架橋セルロース繊維;毛管路繊維(1993
年4月6日にThompsonらに発行されたU.S.特許第5,200,248号に記載の繊維内毛管 路を有する繊維);吸収性発泡体(例えば、高内部相エマルジョンまたはHIPE発泡
体、例えば、1993年11月9日にDesMaraisらに発行されたU.S.特許第5,260,345号 、1993年12月7日にDesMaraisらに発行されたU.S.特許第5,268,244号;1994年7月
19日にDesMaraisらに発行されたU.S.特許第5,331,015号;1995年2月7日にDyerら
に発行されたU.S.特許第5,387,207号、またはEddystone,PAのFoamexから入手可 能な名称Foamex08-8982で取り引きされるポリウレタン発泡体);発泡体を含有す
る付加コアは欧州特許出願第0 293 208 B1に記載される;スポンジ(U.S.Pat.Nos
.3,512,530および3,954,493並びにフランス特許2,203,827);熱接合エアレイド 材料(Richardsらの名前で1997年3月4日に発行されたU.S.特許5,607,414号に記載
される材料等);ポリウレタン、吸収性スポンジ;合成ステープルファイバー; 高分子繊維;ヒドロゲル形成高分子ゲル化剤;ピートコケ;ガラスファイバー、
または等価物若しくは材料の組み合わせを含む。代替的な適切な吸収コアの例は
、上記で引用したU.S.法定発明登録H1614(Mayerらの名前で1996年11月5日に公開
された)に詳細に記載される。上記で確認される参考文献の開示内容は、引用さ れることによりここに組込まれる。
【0030】 吸収性要素34として使用するために選択された材料は、好ましくは従順性、
柔軟性、快適性、圧縮性および弾力性を有し、生体への適合および捕捉/貯蔵要
素30の快適性を高める。捕捉/貯蔵要素30が通常の使用において被る比較的
小さな力の下でも変形するために、好ましくは吸収要素34は圧縮される。圧縮
性であることに加えて、捕捉/貯蔵要素30が陰唇および会陰の中または周囲に
改良されて密着できるために、吸収性コアを含む材料が好ましく適合する。使用
時に女性外性器により働く、一般的に比較的小さい力の下でも圧縮が可能であり
、且つ適合可能であると同時に、また、通常の着用時の力に供される場合には、
永久的には潰されないように、捕捉/貯蔵要素30に充分に弾力性を持たせるこ
とも重要である。
【0031】 図1−3に示される好ましい態様において、吸収性要素34は、所望する弾力
特性を捕捉/貯蔵要素30に提供する。特に、吸収性要素34を具備する材料は
、長手方向中央線Lの側部外側の材料を2層とするように折り曲げられる。この
維持配列は、図3に最も明確に示される。また、図3に示されるように、長手方
向中央線Lの両側に直接隣接する材料の2層の間には小さな間隙がある。結果と して、長手方向中央線Lに隣接する吸収要素34の部分と、長手方向中央線Lの
側部外側の部分との間の堅さが異なる。この堅さの相違は、結果として、長手方
向中央線Lに沿った選択的な折り曲げ線が生じ、捕捉/貯蔵要素30の好ましい
丸い三角形の切断面が可能になる。また、吸収性要素34の比較的堅い2層部分 は、それが、通常の着用時の力に曝される際に、捕捉/貯蔵要素30のつぶれを
防ぐために配される弾力性をも提供する。吸収性要素34の弾力特性は改良した
密着を可能にするのと同時に、それらは着用者に対して柔軟であり且つ快適であ
るべき製品のための要望に対して平衡を保たれるべきである。
【0032】 特に好ましい吸収性要素34は、上述し、上記で引用したU.S.特許5,607,414 に記載の熱接合性エアレイド材料を具備する。上述し、図3に最も明らかに示さ
れる通り、この材料は、好ましくは2層を形成するためにそれ自身を折り曲げる
。そのような折り曲げ方は、吸収性要素34に弾力性を提供するだけでなく、着
用者に対して目立たない吸収能力も提供する。特に、そのような折り曲げ方は、
捕捉/貯蔵要素30の長さに沿った生体性流体の分布を可能にし(吸収性要素3 4に沿った長手方向の流れのため)、同時に、少なくともその様な流体の一部分 を、着用者の眼に付き難い捕捉/貯蔵要素の内部に含有する(より低い層に横か ら流れるため)。
【0033】 図3に示す通り、本発明の好ましい態様は、一般的に三角形の切断面を有する
吸収性コア34を具備する。この態様においては、該吸収性要素34は、好まし
くは該捕捉/貯蔵要素30の所望する形態を維持するのを助けるように弾性であ
る。吸収要素34は、好ましくは生理用ナプキン20の長さの方向の広がり有し
て延出する。このコア構成は、捕捉/貯蔵要素30に頂部15の幅Aよりも広い
幅Bを有する基底10を提供する。しかしながら、吸収性要素34は、矩形、長
円形、台形、五画形、U字型、Z字の折り曲げ型等の広汎な形態を含み、且つ常
に捕捉/貯蔵要素30に頂部幅Aよりも広い基底幅Bを提供する。吸収性要素と
して環状の切断面有するを代替となる態様の例を図4に134として示す。
【0034】 [捕捉/貯蔵要素の代替可能な態様] 代替可能な態様(図示せず)において、吸収性要素34は、吸収性要素34と外
側被覆32との間に配置される捕捉層に包まれてもよい。該捕捉層は、滲出液の
吸上を改善することを含む多くの機能を提供できる。滲出液の吸上の改善により
、該捕捉層は滲出液を吸収性要素34の至るところに亘るより一層の分配を可能
にし、その様な滲出物を蓄積要素50に移動することを容易にする。該捕捉層は
、捕捉層に関して以下で更に記述されるような何れの材料も具備することが可能
である。特に好ましい捕捉層は、例えば、P−9の商標でシンプソンビルのファ
イバーウェブ社(Fiberweb Corporation of Simpsonville,SC)から入手可能な不 織布等の不織布を含む。好ましい態様において、捕捉層は、外側被覆層32と織
布を共に接合するための何れかの従来の手段によって接合されてもよく、最も好
ましくは融合接合により、上述したU.S特許5,591,149により充分に記載される通
りに接合される。
【0035】 代替可能な好ましい態様において、分離した弾性要素(図示せず)が提供され得
る。該弾性要素は、捕捉/貯蔵要素30の全体の長さに亘って延出してもよい。
或いは、該弾性要素は、捕捉/貯蔵要素30の長さの一部分にだけ延出してもよ
い。弾性要素の弾性は、好ましくは、吸収性コアにより吸収され含有される生体
滲出物の存在によって影響を受けない。弾性要素に維持される弾性は、捕捉/貯
蔵要素30が使用中に着用者の身体との直接な接触を維持することを可能にする
。更に以下で考察する通り、捕捉/貯蔵要素30が体の輪郭に適合し、女性の着
用者の暴露された性器と直接な接触を提供するように、弾性要素は捕捉/貯蔵要
素30に所望する弾性特性を提供する。暴露された女性性器との直接の接触は、
流体の迂回および/または捕捉/貯蔵要素30からの流出の可能性を伴なわずに
、着用者から捕捉/貯蔵要素30へのよりよい流体移動を提供するのを補助する
【0036】 例えば、図3を参照すると、弾性要素は、吸収性要素34と支持要素70との
間に提供され、身体との接着を改善するために、吸収性要素34を支持要素70
の上に乗せる。捕捉/貯蔵要素30は、単一の弾性要素または複数の弾性要素を
具備することが可能である。弾性要素は吸収性であってもよいが、しかしながら
、必ずしもそうである必要はない。弾性要素として使用され得るのに適切な材料
は、ナイロン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエステル、
合成ゴム、ガラス繊維および成形フィルム等の他の合成材料、またはゴム、スポ
ンジ等の天然材料を含み、並びに使用中の生理用ナプキンの通常の着用状態下で
の潰れを防げる何れの適切な材料であってもよいが、これに限られるものではな
い。好ましい弾性要素の1つは、フォーメックス(Foamex)から入手可能な商標が
フォーメックス08-8982であるポリウレタン発泡体を含む。該弾性要素は、長方 形、三角形、長円形、正方形、五画形、U字型、Z字の折り曲げ型等の広汎な形
態、または当該分野で公知の何れの他の形態で製造されてもよい。他の適切な弾
性要素は、1996年9月24日にカール L.バーグマン(Carl L.Bergman)の名前で発 行されたU.S.特許5,558,656および1997年1月7日にマック フォール(Mc Fall)の 名前で発行されたU.S.特許5,591,148に記載される。これらの特許の夫々の開示 内容は、引用することによりここに組込まれる。
【0037】 [蓄積要素] 本発明のコンパウンド生理用ナプキン20の第2の要素は、蓄積要素50である。 蓄積要素は、捕捉/貯蔵要素30により吸収され、支持要素70を通って分布された
生体性流体を受け止め且つ貯蔵する。以下の支持要素70に関する以下の記述にあ
る通り、生体性流体は、既に、捕捉/貯蔵要素30と支持要素70によりコンパウン
ド生理用ナプキン20の長手方向長の実質的な部分に沿って分布されているために
、蓄積要素50の貯蔵能力は、非常に効率よく使用される。結果として、該蓄積要
素は、比較的薄く且つ可撓性であり、同時に、有意義に多量の生体性流体を貯え
られる。
【0038】 蓄積要素は、図1に示す通り、一般的に長方形が可能である。しかしながら、
他の適切な形態には、長円形、砂時計型(図5)、ドッグ-ボーン型、非対称形およ
び他の当該分野で公知の形態を含むが、これに限定されるものではない。
【0039】 図1に示す通り、蓄積要素50は、好ましくは長さ60と幅61とを有する。蓄積要
素50は、好ましくは約20から40cm長、より好ましくは約20から35cm長、最も好ま
しくは約25cm長である。蓄積要素50は、好ましくは5から20cm幅、より好ましく は約5から15cm幅、最も好ましくは約7から12cm幅である。好ましくは、蓄積要素
50の幅は、捕捉/貯蔵要素30の基底の幅Bの少なくとも1.5倍である。より好ま しくは、蓄積要素50の幅は、捕捉/貯蔵要素30の基底の幅Bの少なくとも2倍で
ある。最も好ましくは、蓄積要素50の幅は、捕捉/貯蔵要素30の基底の幅Bの約
3から約8倍の範囲である。蓄積要素50は、好ましくは約20ミリメートル未満、よ
り好ましくは約15ミリメートル未満、更により好ましくは約7ミリメートル未満 、最も好ましくは約3ミリメートル未満のキャリパーを有する。
【0040】 図3に最も明確に示される通り、蓄積要素50は、好ましくは液体不透過性バッ
クシート54と、該バックシート54と接合されている液体透過性トップシート52と
、該トップシート52とバックシート54の間に配置される吸収性コア56とを具備す
る。図3に示す通り、該トップシート52は、蓄積要素50の生体接触表面87の少な
くとも一部分を形成し、該バックシート54は衣服側表面55の少なくとも一部分を
形成してよい。
【0041】 [蓄積要素のトップシート] トップシート52は、通常、生理用ナプキン、使い捨ておむつ等に使用される何
れかの流体透過性材料であってよい。トップシート52は、捕捉/貯蔵要素30の外
側被覆32で有用であるとして、上述された何れの材料であってもよく、これに限
定される物ではないが、不織布および穿孔成形フィルムを含む。好ましくは、ト
ップシート52は、上記の外側被覆32に関して記載されたのと同様な、ザ・プロク
ター・アンド・ギャンブル・カンパニー(The Procter & Gamble Company of Cin
cinnati,OH)により「ドライ・ウェーブ」として生理用ナプキンで売り出されて いる成形フィルムを含む。
【0042】 代替可能な好ましい態様において、蓄積要素50は、また、オズボーン(Osborn)
に対して1990年8月21日に発行されたU.S.特許4,950,264(引用することによりこ こに組込まれる)に記載される通りのワイプ捕獲層または第2のトップシートを具
備してもよい。その様な層は、配置され、吸収性コア42により吸収され、トップ
シート52と吸収性コア56の間に位置される生体性流体の改善されたマスキングを
提供する。蓄積要素50の第2のトップシートは、上述した捕捉/貯蔵要素30の捕 獲層に関して上述された材料の何れをも具備してよい。そのような層の適切な材
料は、2.5dpf未満のステープルデニールであり、且つ1平方メートル当たり約23 グラム(23gsm)の基本重量を有する親水性、熱接合性、カードポリプロピレン、 不織布材料であり、これはバラテック・ディビジョン・オブ・インターナショナ
ル・ペーパー(Veratc Division of International Paper,Lerisburg,PA)から入 手可能である。
【0043】 [蓄積要素の吸収性コア] 蓄積要素50の吸収性コア56は、捕捉/貯蔵要素30から移動、または捕捉/貯蔵
要素30を不意に迂回し得る吸収された流体による汚れから着用者の衣服を保護す
るために主に機能する。
【0044】 吸収性コア56は、吸収性要素34において有用であるとして上述された材料の何
れをも具備してよい。吸収性コア56は、使い捨て生理用ナプキン、おむつおよび
他の吸収性製品において一般的に使用される広汎な液体吸収性材料から製造され
る。適切な吸収し材料の例は、一般的にエアフェルトと呼ばれる微粉砕木材パル
プ、クレープセルロースワッディング、吸収性発泡体、吸収性スポンジ、合成ス
テープルファイバー、高分子繊維、ヒドロゲル成形高分子ゲル化剤、または何れ
の等価材料または材料の組合わせを含む。特に好ましい吸収性材料は、高分子ゲ
ル化剤または超吸収性ポリマーである。高分子ゲル化剤は、水や生体性流体等の
流体との接触において、そのような流体を吸収し、それによりヒドロゲルを形成
するような材料である。この様式において、吸収性コア56に排出された流体は、
高分子ゲル化剤により捕捉且つ維持され、それによりここでの製品に対して、高
められた吸収能力および/または改善された流体保持性能を提供する。
【0045】 図1から3に示す好ましい態様において、吸収性コア56は、エアライドティッ
シュの2層の間に配置された超吸収性高分子材料の層から構成されるラミネート である。そのような構造は、上述したU.S.特許4,950,264により徹底して記載さ れる。或いは、特に、比較的に厚い吸収性コア56を所望する場合には、該吸収性
コア56は、エアレイド繊維集合体を当該分野で公知の超吸収体高分子と共にまた
はこれを伴なわずに具備し得る。
【0046】 [蓄積要素のバックシート] 蓄積要素50のバックシート54は、好ましくは液体(例えば、経血および/また は尿)不透過性であり、且つ好ましくは薄い、可撓性可塑性フィルムから製造さ れるが、他の可撓性液体不透過性材料も使用してよい。ここで使用される「可撓
性」の語は、従順な材料であり、且つ人体の一般的な形態および輪郭に対して容
易に順応する材料をいう。使用時に、バックシート54は、吸収性コア56と着用者
の下着の間に挿入される。バックシート54の機能は、吸収性コア56から排出され
た滲出物が着用者の下着に接触することと、および汚れが生じこととを防ぐこと
にある。従って、バックシート54は、織布材料または不織布材料、ポリエチレン
若しくはポリプロピレンの熱可塑性フィルム等の高分子フィルム、またはフィル
ムコート不織性材料等の複合材料を含む。好ましくは、該バックシートは、約0.
012mm(0.5mil)から約0.015mm(2.0mil)の厚さを有するポリエチレンフィルムであ
る。典型的なポリエチレンフィルムは、クロペイ・コーポレーション(Clopay Co
rporation of Cincinnati,OH)によりP18-0401の名称で、且つエチル・コーポレ ーション(Ethyl Corporation,Visqueen Division ,Terre,IN)によりXP-39385の 名称で製造される。該バックシートは、好ましくは、エンボス加工および/また
は艶消し仕上げがなされ、より布に近い外見が提供される。更に、該バックシー
トは、依然として滲出物がバックシートを通り抜けることは防ぐのではあるが、
蒸気を吸収性コア56から逃すこと(即ち、呼吸可能性)も可能である。
【0047】 [蓄積要素の取り付け手段] 好ましい態様において、蓄積要素50は、接着性取り付け手段58等の支持手段ま
たは取り付け手段と共に提供される。接着性手段58は、着用者の下着またはパン
ティの股部分に本コンパウンド生理用ナプキン20を固定するための手段を提供す
る。従って、バックシート54の外側若しくは衣服側表面55の一部分または全部分
が接着剤で被覆される。好ましい態様において、接着剤58の少なくとも一部分は
、バックシート54の衣服側表面55に、蓄積要素50の長手方向側端縁部21に近接し
て配置される。そのような目的にために当該分野で使用される何れの接着剤また
は糊も、ここでの接着剤として使用することが可能であり、感圧接着剤が好まし
い。適切な接着剤は、センチュリー・アドヒーシブ・コーポレーション(Century
Adhesives Corporation of Columbus,OH)により製造されるセンチュリーA-305-
IV;およびナショナル・スターチ・アンド・ケミカル・カンパニー(National St
arch and Chemical Company of Bridgewater,NJ)により製造されるインスタント
・ロック(Instan Lock)34-2823である。適切な接着性ファスナーも、U.S.Pat.No
.4,917,697に記載される。
【0048】 感圧接着剤は、典型的には着脱可能な剥離ライナー59で覆われ、該接着剤が乾
燥したり、使用前にパンティの股部分とは異なる表面に対して接着するのを防ぐ
。また、適切な剥離ライナーも、U.S.Pat.No.4,917,697に記載されている。通常
、そのような目的に使用される商業的に入手可能な何れの剥離ライナーも、ここ
で使用することが可能である。制限するものではないが、適切な剥離ライナーの
例は、両者ともにアクロシル・コーポレーション(Akrosil Corporation of Mena
sha,WI)により製造されるBL30MG-A Silox E1/0およびBL30MG−A Silox 4P/0であ
る。本発明のコンパウンド生理用ナプキン20は、剥離ライナー59を取り除き、そ
の後、その生理用ナプキンをパンティに配置し、該接着剤58をパンティに接触し
てから使用する。使用中、該接着剤58は、パンティのその位置に生理用ナプキン
を維持する。
【0049】 [蓄積要素の集成体] 上述される通り、吸収性コア56は、トップシート52とバックシート54の間に配
置される。好ましくは、図3に示される通りに、トップシート52とバックソート
54は、一般的に吸収性コア56よりも大きな長さおよび幅寸法を有し、それにより
それらは、それらが適切な方法で互いに接合される吸収性コア56の端部を越えて
延出する。ここで使用される「結合」の語は、第1の要素を第2の要素に直接に接
合する形状と、第2の要素に順次付着した中間要素に対して第1の要素を付着す ることにより、間接的に第1の要素を第2の要素に接合する形状とを包含する。吸
収性コア56の末端縁部と側端縁部を越えるトップシート52および/またはバック
シート54の延出が、夫々、蓄積要素50の末端縁部22と側端縁部21を形成する。好
ましい態様において、該バックシート54とトップシート52は、図1に示すような
角の丸い長方形の形態を有し、当該技術分野で周知の取り付け手段によりそれら
が互いに直接に結合される少なくとも約1.0センチメートルの距離で吸収性コア5
6を越えて延出する。例えば、取り付け手段は、均一の連続した接着剤層、図案 化した接着剤層、別々の線若しくは点の接着剤、熱結合、加圧結合、超音波接合
、動的機械的接合、または当該分野で周知の何れかの他の適切な取り付け手段若
しくはこれらの取り付け手段の組み合わせであってよい。好ましくは、該取り付
け手段は、上述したU.S.特許5,591,149に記載の動的機会的接合を含む。
【0050】 [蓄積要素の代替可能な態様] 該蓄積要素50は、また、蓄積要素50の側端縁部21から外側に延出する羽根 (図
示せず)を有していてもよい。本発明のコンパウンド生理用ナプキン20の蓄積要 素50との使用に適切または適合する羽根を有する多くの生理用ナプキンは、ヴァ
ン・ティルバーグ(Van Tilburg)に対して1987年8月18日に発行されたU.S.Pat.No
.4,687,478;ヴァン・ティルバーグに対して1986年5月20日に発行されたU.S.Pat
.No.4,608,047;およびマティングリィに対して1986年8月26日に発行されたU.S.
Pat.No.4,608.047に記載される。これらの特許は、夫々、引用することによりこ
こに組込まれる。
【0051】 任意に、該蓄積要素は、着用者のパンティの側部を自然に包み込む要素を具備
することも可能である。本発明のコンパウンド生理用ナプキン20の蓄積要素と使
用するのに適した着用者のパンティの側部を自然に包み込む要素を有する生理用
ナプキンは、U.S.特許5,584,829(Lavashらの名前で1996年11月17日に発行された
)およびU.S.特許5,558,663(Weinbergerらの名前で1996年9月24日に発行された) に開示される。上述の特許の開示内容は、引用することによりここに組込まれる
【0052】 捕捉/貯蔵要素30と蓄積要素50の個々の要素は、本コンパウンド生理用ナプキ
ンが着用された際に、特に長手方向に伸長性(好ましくは伸縮性)のある要素から
なってよい。好ましくは伸縮性のコンパウンド生理用ナプキンは、その伸縮して
いない長さの約15%から約40%の間の長手方向への伸長が可能である。この伸長
性は、本コンパウンド生理用ナプキンが着用者の下着に付着された場合に、使用
時のより良好な適合性、快適性、および汚れの減少を提供する。伸長性要素を有
した生理用ナプキンは、オズボーン(Osborn)らの名前で1997年3月18日に発行さ れたU.S.特許5,611,790、およびオズボーンらの名前で1992年7月23日に出願され
たU.S.特許出願番号第07/915,284号(1993年に2月4日に公開されたPCT公開番号第
93/01786号)に記載される。前記の特許の開示内容は、引用することによりここ に組込まれる。感圧接着剤の利益とバックシートを組合わせた要素の例は、ファ
イドレイ・アドヒーシブズ・カンパニー(Findley Adhesives Company of Wauwat
osa,WI)により製造される配合#198-388として知られる広範接着フィルムである 。
【0053】 [支持要素] 図1−3にも示す通り、支持要素70は、捕捉/貯蔵要素30と蓄積要素50とに連
絡する。図1および2に最も明確に示される通り、捕捉/貯蔵要素30は支持要素
70に滑動可能に取り付けられ、且つ該支持要素70は、それらの夫々の末端縁部72
、22に隣接して蓄積要素50に接合する。捕捉/貯蔵要素30と支持要素70の滑動可
能な取り付けは、着用者が、生体性流体がその生体から滲出された場合に、生体
性流体を遮断するために最大の効力を発揮するように該捕捉/貯蔵要素を配置で
きるようにする。即ち、本発明のコンパウンド生理用ナプキン20が個々の着用者
の解剖学的構造および生活様式に対応して調整することが可能である。例えば、
夜間の着用で、着用者が、従来技術の生理用ナプキンからの背部の(即ち、臀部 の溝に沿った)漏れを度々体験する場合には、着用者は、蓄積要素50のより多く の部分が着用者の臀部の溝に配置され、前記背部からの漏れの危険性を少なくで
きるように、捕捉/貯蔵要素30を、支持要素70の沿った前方に位置することがで
きる。
【0054】 その最も簡素な実行(図示せず)において、該支持要素70は、捕捉/貯蔵要素30
と蓄積要素50とを滑動可能に連絡するのに適切な何れかの手段を具備する。例え
ば、支持要素70の単純な実行は、その長手方向末端22に隣接した蓄積要素50に対
して結合する長手方向に間隔を空けて離れた1組のストリングスを具備し得る。
しかしながら、好ましくは、図1−3に示した本発明の好ましい態様のためには
、支持体70は、連絡要素74と分布要素76とを具備する。該連絡要素74は、捕捉/
貯蔵要素30と蓄積要素50との間の第1の連絡要素である。即ち、捕捉/貯蔵要素3
0は、連絡要素74で長手方向の滑動ができ、着用者が所望する通りに蓄積要素に 関してそれを配置することを可能にする。また、連絡要素74は、生体性流体に対
して少なくとも多孔性であり、それらを捕捉/貯蔵要素30から分布要素76または
蓄積要素50までへの移送を可能にする。生体性流体が、捕捉/貯蔵要素30から蓄
積要素50まで移送された場合に、分布要素76は、長手方向に吸収した生体性流体
を分布させる。
【0055】 [連絡要素] 図1および2に最も明確に示す通り、連絡要素74は、長手方向中央線Lについ
て左右対称に配置され、実質的にコンパウンド生理用ナプキン20の長手方向完全
長に延出する。連絡要素74は、また、当業者に公知の手段を使用して夫々に末端
縁部72、22に隣接する蓄積要素50に接合される。例えば、連絡要素70は、熱結合
、加圧結合、超音波接合、動的機械的接合または他の何れか適切な取り付け手段
若しくは当該技術分野で公知のこれらの取り付け手段の組み合わせによって、蓄
積要素50に対して接合される。好ましくは、該取り付け手段は、上述したU.S.特
許5,591,149に記載の動的機械的(融着)接合を含む。
【0056】 捕捉/貯蔵要素30は、連絡要素74において滑動することを意図しているので、
該連絡要素は、比較的小さな摩擦係数を有するべきである。また、該連絡要素74
は、捕捉/貯蔵要素30の長手方向での配置を調節の妨げになる何れのたるみや突
起を持つべきではない。例えば、連絡要素74は、捕捉/貯蔵要素30を滑動するこ
とを困難にするような、何れの繊維も捕捉/貯蔵要素30において組合わせ得る繊
維を有する材料を具備するべきではない。また、上述した通り、連絡要素74の少
なくとも一部分は、生体性流体のために有孔であるべきであり、それによりその
様な流体を捕捉/貯蔵要素30から貯蔵要素50にまで移送することが容易になる。
【0057】 好ましくは、連絡要素74は、従順であり、柔軟な感触であり、且つ着用者に対
して非刺激性である。更に、上述した通り、連絡要素74の少なくとも一部分は、
液体が容易にその厚さを通り抜けることを可能にする液体透過性である。適切な
連絡要素74は、広汎な材料から製造することが可能であり、例えば、織布材料お
よび不織布材料;穿孔成形熱可塑性フィルム、穿孔可塑性フィルム、およびハイ
ドロホーミング熱可塑性フィルム等の高分子材料;多孔性発泡体;網状発泡体;
網状熱可塑性フィルム;および熱可塑性スクリム等である。適切な織布および不
織布材料は、天然繊維(例えば、木材または木綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリ エステル、ポリプロピレンまたはポリエチレン繊維等の高分子繊維等)を含み; または天然および合成繊維の組合わせからなってもよい。連絡要素74に特に好ま
しい材料は、捕捉/貯蔵要素30の外側被覆32に関して上述し、ザ・プロクター&
ギャンブル・カンパニー(The Procter & Gamble Company of Cincinnati,OH)か ら「ドライ-ウェーブ」として生理用ナプキンにおいて販売されている成形フィ ルムである。
【0058】 [分布要素] 分布要素76は、本コンパウンド生理用ナプキン20の長手方向長の一部分だけに
延出し、好ましくは、該分布要素76は長手方向中央線Lと横手方向中央線Tにつ
いて対称に配置され、少なくとも中央領域28の長手方向長に延出する。更に好ま
しくは、分布要素76は、部分的に第1および第2の末端領域27、29にまで延出し、
更に、蓄積要素50の可能な吸収量に亘り、吸収された生体性流体を分布する。
【0059】 分布要素76は、織布を互いに接合するための従来の何れかの手段により連絡要
素74に接合されてよい。例えば、分布要素76と連絡要素74は、均一な接着剤連続
層、図案化した接着剤層、または別々の線、螺旋若しくは点で配列した接着剤に
より固定されてもよい。或いは、取り付け手段は、熱結合、加圧結合、超音波接
合、動的機械的接合、または他の何れか適切な取り付け手段若しくはこれらの当
該技術分野で公知の取り付け手段の組み合わせを含んでもよい。好ましい取り付
け手段は、上述したU.S特許5,591,149に記載の動的機械的接合を具備する。
【0060】 適切な分布要素76は、広汎な材料から製造されてよく、例えば、織布および不
織布材料である。適切な織布および不織布材料は、天然繊維(例えば、木材また は木綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル、ポリプロピレンまたはポリエチ
レン繊維等の高分子繊維等)を含み;天然および合成繊維の組み合わせから構成 され得る。分布要素76として使用するための好ましい不織布材料は、カード、メ
ルトブロウン、またはスパンボンデッド不織布を含んでもよく、ここで、不織布
材料は、天然または豪勢繊維の何れかを具備する。分布要素76に特に好ましい不
織布材料は、平方ヤード当たり約0.68オンス(平方メートル当たり23グラム)の基
本重量を有する親水性、スパンボンデッド不織布材料、例えば、コロビン・GmnH
(Corovin GmnH of Penne,Germany)により供給されるコロリンドH23GSM(Corolind
H23GSM)等を含む。
【0061】 或いは、該分布要素76は、当該分野で公知の湿式レイ薄織物(wet laid tissue
)を具備してもよい。適切な薄織物は、3000平方フィート当たり約12ポンド(平方
メートル当たり19.5グラム)の基本重量を有し、ジョージア−パシフィック・コ ーポ(Georgia-Pacific Corp.of Bellingham,WA)からDST-1の名称で入手すること
が可能である。
【0062】 [代替可能な支持要素の態様] コンパウンド生理用ナプキン220、支持要素270として図5に示す本発明の代替 可能な態様において、支持要素は、捕捉/貯蔵要素230よりも大きな横手方向の 幅を有する。図5に示す通り、支持要素270は、捕捉/貯蔵要素230を通り抜ける
ところで圧縮される。結果として、生体性流体が、支持要素270に分布された時 に、捕捉/貯蔵要素230から移送された生体性流体は、長手方向と外側への両方 に広がる。これは、そのような流体は、蓄積要素250の生体側表面287のより大き
な部分に対して移送され、且つ蓄積要素250の吸収能力の利用により、蓄積要素2
50を含む材料の吸上特性への依存が少なくなる。
【0063】 セルロースまたは他の非熱可塑性材料を含む不織布は、この支持要素270の代 替可能な態様と使用することが適切であると同時に、熱可塑性材料は、上述のU.
S.特許5,591,149に記載の動的機械的接合を使用して、下層構造に対して容易に 結合可能であるために特に好ましい。代替可能な支持要素270のために特に好ま しい1つの材料は、捕捉/貯蔵要素30の外側被覆32に関して上述し、且つザ・プ
ロクター&ギャンブル・カンパニーにより「ドライ−ウェーブ」として生理用ナ
プキンで商品化されている成形フィルムである。
【0064】 本発明の特に好ましい態様を説明且つ記述したが、本発明の精神および範囲か
ら逸脱することなしに、これらに対して多様な他の変更および改良を加えること
が可能であることは当業者には明白であろう。従って、本発明の範囲内のそのよ
うな変更および改良の全てが、付随された特許請求の範囲に包含されることを意
図する。
【図面の簡単な説明】
本明細書は、特に指摘され且つ明確に本発明を権利請求した特許請求の範囲を
断定しているが、本発明が、以下の図面に関連する以下の記載(参照番号は同じ
図面に関する)によってよりよく理解されると考える。
【図1】 図1は、本発明のコンパウンド生理用ナプキンの好ましい態様の平面図である
【図2】 図2は、図1に示されるコンパウンド生理用ナプキンの側面図である。
【図3】 図3は、図2の切断線3−3に沿って得た図1および2のコンパウンド生理用
ナプキンの断面図である。
【図4】 本発明のコンパウンド生理用ナプキンの代替できる好ましい態様の断面図であ
る。
【図5】 本発明のコンパウンド生理用ナプキンの第2の代替できる好ましい態様の斜視
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 アール、ニコラス・アルバート アメリカ合衆国、オハイオ州 45247 シ ンシナチ、ベンヒル・ドライブ 3736 (72)発明者 ハイネス、レタ・マーゴリー アメリカ合衆国、オハイオ州 45215 シ ンシナチ、イースト・ミルズ・アベニュー 320 Fターム(参考) 4C003 AA21 EA00 EA02 EA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収性要素と外側被覆とを具備する捕捉/貯蔵要素と; 1組の向い合った末端縁部を有し、且つ液体不透過性のバックシートと、前記 バックシートに接合した吸収性コアとを具備する蓄積要素と; を具備する長手方向長と横向き幅とを有するコンパウンド生理用ナプキンであり
    :且つ、 前記生理用ナプキンは、更に、前記蓄積要素の上に重なる支持要素[前記支持
    体は、向い合う1対の末端縁部を有し、且つ前記捕捉/貯蔵要素を前記蓄積要素 に対して連絡している]を具備することを特徴とするコンパウンド生理用ナプキ
    ンであって、 前記捕捉/貯蔵要素が滑動可能に前記支持要素に連絡され、前記支持要素の末
    端縁部の1方が前記蓄積要素の前記末端縁部の1方に接合され、且つ前記支持要 素の末端縁部の他方が前記蓄積要素の前記末端縁部の他方に接合しているコンパ
    ウンド生理用ナプキン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンパウンド生理用ナプキンであって、前
    記捕捉/貯蔵要素が幅を有する基底と幅を有する頂部とを具備し、前記基底は前
    記蓄積要素と並置され、且つ前記頂部は前記基底に対して垂直方向で向かい合い
    、前記捕捉/貯蔵要素が一般的に三角形の切断面を有するように、前記基底幅は
    前記頂部よりも広いコンパウンド生理用ナプキン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のコンパウンド生理用ナプキンであ
    って、前記吸収性要素が熱結合、エアレイド材料および発泡体からなる群より選
    択されるコンパウンド生理用ナプキン。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のコンパウンド生理用ナプキンであって、前
    記吸収性要素がHIPE発泡体を具備するコンパウンド生理用ナプキン。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1項に記載のコンパウンド生理用ナ
    プキンであって、前記捕捉/貯蔵要素が捕捉層を具備するコンパウンド生理用ナ
    プキン。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れか1項に記載のコンパウンド生理用ナ
    プキンであって、前記捕捉/貯蔵要素が弾性要素を具備するコンパウンド生理用
    ナプキン。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のコンパウンド生理用ナプキンであって、前
    記弾性要素が、発泡体、好ましくはポリウレタン発泡体を具備するコンパウンド
    生理用ナプキン。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のコンパウンド生理用ナプキンであって、前
    記弾性要素が捕捉層に包まれているコンパウンド生理用ナプキン。
  9. 【請求項9】 請求項1から8の何れか1項に記載のコンパウンド生理用ナ プキンであって、前記蓄積要素が周囲を有し、更に、前記吸収性コアに配置され
    且つ前記周囲について前記バックシートに接合されるトップシートを具備するコ
    ンパウンド生理用ナプキン。
  10. 【請求項10】 請求項1から9の何れか1項に記載のコンパウンド生理用
    ナプキンであって、前記支持要素が、連絡要素と分布要素とを具備するコンパウ
    ンド生理用ナプキン。
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