JPH0649807A - 発光素子付樹木保護蓋およびその製造方法 - Google Patents

発光素子付樹木保護蓋およびその製造方法

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JPH0649807A
JPH0649807A JP4204795A JP20479592A JPH0649807A JP H0649807 A JPH0649807 A JP H0649807A JP 4204795 A JP4204795 A JP 4204795A JP 20479592 A JP20479592 A JP 20479592A JP H0649807 A JPH0649807 A JP H0649807A
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Masatoshi Matsuzaki
正年 松崎
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INFURATETSUKU KK
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    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/12Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries using renewable energies, e.g. solar water pumping

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、舗道等に植込まれる街路樹の根元
を覆うのに使用される発光素子付樹木保護蓋およびその
製造方法に関し、歩行者が夜間に安全且つ確実に歩行を
行え、電飾的に綺麗でデザイン的にも優れ、錆の発生が
なく、また保守管理や部品の交換が容易で時間と費用を
かからないようにすることを目的とする。 【構成】 本発明は、コンクリート9にて保護蓋本体1
を形成し、該保護蓋本体1に発光素子5を埋設した表示
部6を形成した構成により、夜間に歩行者が歩行する場
合に、発光素子5が発光して注意を喚起し、照明した
り、誘導することによって歩行者が縁石ブロック4に躓
いたり、転倒するのが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舗道、または学校、病
院、工場のような公共施設、住宅街等に植込まれる街路
樹の根元を覆い、保護するのに最適に使用される発光素
子付樹木保護蓋およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、舗道、または学校、病院、工場の
ような公共施設、住宅街等に植込まれる街路樹の根元を
覆うのに使用されるものとして樹木保護蓋があった。こ
の樹木保護蓋は植込まれる樹木の根元の周囲を囲む数個
の縁石ブロックと、該縁石ブロックの内側に形成される
係止段部に外縁部が載置可能であり、雨水を通過し、地
中に浸透させるための多数の孔を表面に開設した鋳鉄製
の数個の保護蓋本体とから形成される構造であり、そし
てこれ等の縁石ブロックおよび保護蓋本体とを敷設し施
工を行うのには街路樹を中心に前記縁石ブロックを街路
樹の根元を囲むように埋込み、その後数個の保護蓋本体
の外縁部を前記縁石ブロックの内側に設けた係止段部上
に載置することによって街路樹の根元を数個の保護蓋本
体にて覆うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の保護蓋本体は、鋳鉄製であるので、本来的に錆が発生
され、腐食し易いものであった。
【0004】これを防止するために頻繁に保護蓋本体に
防錆のための塗装を施す必要があり、保守管理や新たな
部品と交換するためには多くの手間と費用とがかかって
いた。
【0005】また縁石ブロックや樹木の根元を覆うため
の保護蓋本体は、例えば舗道等の路面Rよりも僅かに上
方に突出した状態で地中に埋込まれるので、歩行者が夜
間、歩行をする場合に歩行者は暗がりにおいて躓いた
り、転倒する等の危険性があった。
【0006】しかも従来の樹木保護蓋は、鋳鉄製である
ので、デザインを都市化に合わせて凝ったものにした
り、複雑なものを採用すると、必然的に金型が複雑にな
って型代が高価になっていた。
【0007】そこで本発明は、樹木の根元を覆う保護蓋
本体に発光素子よりなる表示部を形成して注意を促すこ
とにより歩行者が夜間に安全且つ確実に歩行を行うよう
になすとともに電飾にて綺麗になってデザイン的にも優
れ、また錆の発生や腐食がなく、保守管理や部品の交換
が容易で時間と費用ががかからず、型代も安価な発光素
子付樹木保護蓋およびその製造方法を提供するのを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、コンクリートにて保護
蓋本体を形成し、該保護蓋本体に発光素子が埋設された
表示部を形成するという手段を採用した。
【0009】また本発明は、型枠内の底板の所望位置に
接着剤を介して発光素子を天地逆にした状態で接着する
工程と、前記型枠内にコンクリートを打設して前記発光
素子を埋設する工程と、コンクリートの養生、固化後に
保護蓋本体を型枠から離型するという手段を採用した。
【0010】また本発明は、型枠内の底板の所望位置に
接着剤を介して発光素子を天地逆にした状態で接着する
工程と、前記発光素子相互と電源とを結線し配線する工
程と、前記型枠内にコンクリートを打設し、発光素子お
よび配線部を埋設する工程とから成ることを手段とし
た。
【0011】また本発明は、前記型枠の底板の所望位置
に取付孔を開設する工程と、該取付孔内に保持部品を挿
入する工程と、前記型枠内にコンクリートを打設する工
程と、該コンクリートの養生、固化後に保護蓋本体を前
記型枠から離型し前記保持部品に発光素子を組込む工程
とから成るという手段を採用した。
【0012】さらに本発明は、前記型枠の底板の所望位
置に取付孔を開設する工程と、該取付孔内に保持部品を
挿入する工程と、前記型枠内にコンクリートを打設する
工程と、該コンクリートの養生、固化後に保護蓋本体を
前記型枠から離型し前記保持部品に発光素子を組込む工
程と、前記発光素子相互を前記保護蓋本体の裏面に形成
される保持溝を通じて結線し、配線処理する工程とを含
むという手段を採用した。
【0013】
【作用】コンクリート製の保護蓋本体に、発光素子によ
って表示部が形成されるので、夜間の暗がりにおいて例
えば歩行者が歩行する場合に、発光素子が発光して注意
を喚起したり、照明して誘導することにより、街路樹を
略中心に周囲を囲んでいる縁石ブロックが舗道面から僅
かに突出している場合にも、躓いて転倒するのが防止さ
れ、安全な歩行に寄与する。
【0014】
【実施例】以下、図1乃至図6に従って本発明の一実施
例の詳細を説明する。1は街路樹Gの根元gを覆うため
の4つで1組をなす保護蓋本体であり、この保護蓋本体
1は繊維強化コンクリート2にて平面略L字状で全体の
組合せ形状が略正方形に形成される(図1および図3参
照)。1aは前記保護蓋本体1に多数、設けられた透水
孔であり、この実施例においては保護蓋本体1の上面に
縦横に配して略格子状に形成される導水溝3の交叉個所
に略平面十文字形に形成される。
【0015】1bは前記保護蓋本体1の内側隅角部個所
に平面略正方形に形成された街路樹挿入切欠部であり、
この街路樹挿入切欠部1bは図1および図3に示すよう
に、4つの保護蓋本体1を集合して組合せて街路樹Gの
根元gを覆った時に、全体形状を平面略正方形に形成す
ることにより、舗道、学校、病院、工場のような公共施
設、または住宅街に埋込まれた街路樹Gが街路樹挿入切
欠部1bから立設されるようになっている。
【0016】また図には示さないが、前記保護蓋本体
1,1;1,1に略対向して支柱挿入孔を設け、この支
柱挿入孔から土中内に支柱を挿入することにより、支柱
により街路樹Gを補強するようにしてもよい。
【0017】4は前記保護蓋本体1の周囲を囲んで支持
する縁石ブロックであり、この縁石ブロック4は敷設現
場において街路樹Gの根元gを囲むように床掘りされて
上方部4aが僅かに路面Rから突出するように、埋込ま
れ、内側には前記保護蓋本体1の外縁部を載置する係止
段部4bが設けられている。
【0018】5は前記保護蓋本体1にその上部が露出さ
れるように埋設される多数の発光素子であり、この発光
素子5により表示部6が形成される。この際、使用され
る発光素子5としては、例えば図4に示すように成型時
に型枠Kに倒立した時に転倒を防止する平らな上面部5
aを有する略直方体形状のLED が使用され、その大きさ
は例えば縦横の長さが約1〜1.5cm程度、高さが約
20〜25mm程度である。そして前記発光素子5から
の発光色としては赤、緑、黄色等の各種の色が使用され
る。
【0019】この表示部6としては保護蓋本体1が舗道
の街路樹Gの根元gを覆う場合には、舗道の町名、地番
を表示する数字、文字や花柄、鳥、獣等の生物の図形、
そのほか幾何学模様等が表示されることにより、歩行者
が夜間、暗がりにおいて舗道を歩行する場合に、街路樹
Gの根元gに躓く等の注意を喚起し、転倒を防止して安
全な歩行を保証するとともに、歩行の現在地を容易に把
握するほか、電飾により見栄えがしてデザイン的な装飾
価値を増すようにしている。
【0020】7は前記発光素子5を発光させるための電
源としての太陽電池であり、この太陽電池7は前記保護
蓋本体1の成型時に配線部8とともにコンクリート9に
埋設される。また電源としては保護蓋本体1に設けられ
る太陽電池7のほか、商用電源のような外部電源が使用
される。
【0021】こうして図1に示すような前記保護蓋本体
1を製造するのには、先ず第1工程として型枠K内の底
板K1 の所望位置に接着剤Sを介して発光素子5を天地
逆に倒立した状態で接着する(図4参照)。この際、発
光素子5は、平らな上面部5aを有し、縦横の長さが約
1〜1.5cm程度、高さが約20〜25mm程度の大
きさの略直方体に形成されているので、保護蓋本体1の
成型時における接着剤Sによる型枠Kに対する接触面積
を充分に確保でき、型枠Kに発光素子5を倒立した状態
で転倒を防止して接着剤Sによって発光素子5を強固に
接着することができる。
【0022】しかも発光素子5と電源とを結線して配線
するが、電源が太陽電池7である場合には太陽電池7を
同様に天地逆に倒立した状態で型枠K内に接着し、発光
素子5と結線して配線する。また電源が商用電源等の外
部電源である場合には敷設現場において発光素子5を配
線部8を通じて外部電源に接続するようにする。
【0023】その後第2工程として図5に示すように、
前記型枠K内にコンクリート9を打設して前記発光素子
5を埋設するが、この際配線部8は発光素子5と一緒に
埋設される。
【0024】さらに第3工程としてコンクリート9の養
生、固化後に保護蓋本体1を離型して図6に示すように
発光素子5を埋設した保護蓋本体1を得る。
【0025】本発明の一実施例は以上の構成からなり、
図1乃至図3に示すような保護蓋本体1を成型するのに
は、先ず、所望の表示、例えば舗道の町名、地番を表示
する数字、文字や花柄、鳥、獣等の生物や図形、そのほ
かの幾何学模様等を、発光素子5を倒立した状態でエポ
キシ系の接着剤Sを使用して型枠K内に倒立して天地、
逆にした状態で型枠Kの底板K1 の所望位置に接着剤S
により仮固定して描く。
【0026】この際、この実施例においては電源に太陽
電池7を使用するので、太陽電池7も型枠Kの底板K1
に接着剤Sを用いて仮固定する。しかも表示部6を描く
発光素子5相互を結線する配線部8を型枠Kの所定位置
に配線しておく。
【0027】その後図5に示すように、繊維強化コンク
リート2を型枠K内に打設する。
【0028】それからその繊維強化コンクート2の養
生、固化後に、図6に示すように型枠Kから保護蓋本体
1を離型することにより所望の表示部6を発光素子5に
て描かれた保護蓋本体1は形成される。このように繊維
強化コンクリート2の保護蓋本体1の所望位置に埋設さ
れる発光素子5は、何等の取付部品や位置決部品を必要
とせずに発光素子5を保護蓋本体1の所望個所に簡単に
且つ確実に取付けることができるばかりか、取付部品の
取付作業を必要としないで済むから、構造簡単で工程数
が少なく、容易且つ確実に保護蓋本体1を成型すること
ができる。
【0029】そして例えば、舗道、学校、病院、工場の
ような公共施設、または住宅街等に植え込まれた街路樹
Gの根元gを覆うための敷設方法は、街路樹Gの根元g
の周囲を平面略正方形に所定深さ床掘りして平面略正方
形の穴を形成する。次いで街路樹Gを略中心として床掘
りした前記穴の底部に砂利、砂、コンクリート等を敷固
めて基礎部Tを敷設する基礎工事を行う。その後に該基
礎部T上に縁石ブロック4を敷設して街路樹Gの周囲を
囲む。その後縁石ブロック4の係止段部4bに平面略L
字状に形成された4つの保護蓋本体1の外縁部を載せる
ことによって縁石ブロック4内に保護蓋本体1を組合せ
て街路樹Gの根元gを覆い、保護蓋本体1の敷設工事を
行う点は従来の敷設方法と同様である(図2参照)。
【0030】しかも街路樹Gの根元gを覆った保護蓋本
体1には多数の透水孔1aが設けられているので、この
多数の透水孔1aを通じて雨水は街路樹Gの根元gの土
中に浸透して行く。またこの透水孔1aは、通気性を有
してムレを防止したり、根腐れの発生を防止し、太陽か
らの採光も充分に得られる。
【0031】そして本実施例の保護蓋本体1には発光素
子5によって形成される表示部6が形成されているの
で、夜間、暗がりにおいて例えば歩行者が歩行する場合
に、発光素子5が発光して注意を喚起したり、照明して
歩行の誘導することにより、街路樹Gを略中心に周囲を
囲んでいる縁石ブロック4が路面Rから僅かに突出して
いる場合にも躓いて転倒するのが防止され、安全な歩行
に寄与する。
【0032】また発光素子5は、舗道の町名、地番を表
示する数字、文字等の表示部6を形成しているので、夜
間における歩行においても歩行者は表示部6によって表
示されている町名、地番から現在の歩行地域を認識する
ことができる。また花柄、鳥、獣等の生物や図形、その
ほかの幾何学模様等の表示部6を表示することができる
ので、その電飾により舗道のような殺風景な歩行面にお
けるデザイン的な装飾価値を高めることができる。
【0033】この際、表示部6を形成する発光素子5に
電力を供給する電源としては、太陽電池7の設置場所は
街路樹Gの木陰の下においても充分な日照を確保できる
縁石ブロック4の周辺に太陽電池7を設置することが望
ましく、太陽電池7にて太陽からの自然光によって電力
を起電してエネルギーの有効利用をはかることができ
る。従って電気代等の節約をはかることができる。また
電源としては、外部電源としての商用電力を使用するこ
ともできる。
【0034】しかも保護蓋本体1は、鋳鉄によって保護
蓋本体1を成型される従来品とは異なり、繊維強化コン
クリート2によって成型されるので、錆や腐食が生ぜ
ず、塗装を施す必要はなくなり、その手間および時間が
省ける。従って保守、管理は容易である。しかも繊維強
化コンクリート2によって保護蓋本体1は成型されてい
るので、単なるコンクリート材料を使用して成型される
ものより引張、圧縮、弾性等に優れ、強度は高くなり、
自動車の走行や地震が加わることによって引き起こされ
る振動や荷重が加わる場合にも構造堅牢になる。
【0035】さらに発光素子5相互間を結線したり、発
光素子5と電源との間を結線する配線部8は保護蓋本体
1の繊維強化コンクリート2内に埋設されるので、配線
部8は電気絶縁材料によって確実にシールされ、漏電を
確実に防止することができる。
【0036】また図7乃至図9は発光素子付樹木保護蓋
の他の製造方法を示したものである。この発明では、発
光素子付の保護蓋本体1を製造するのに、先ず第1工程
として型枠Kの底板K1 の所望位置に取付孔20を開設
する(図7参照)。この取付孔20は形成する表示部6
に応じて町名、地番を表す文字、数字、また花柄や鳥、
獣等の生物、さらには幾何学模様等の適宜模様に形成さ
れる。
【0037】次いで第2工程として該取付孔20内に保
持部品21を挿入する。この際、使用される保持部品2
1としては電気絶縁性に優れたプラスチック、ゴム等に
よって例えば筒状に形成されたものが使用される。
【0038】そして第3工程として前記型枠K内にコン
クリート9を打設する。この際、使用されるコンクリー
トとは繊維強化コンクリート2が使用される(図8参
照)。
【0039】その後第4工程として該コンクリート9の
養生、固化後に保護蓋本体1を前記型枠Kから離型し、
この保護蓋本体1に埋込まれた前記保持部品21に発光
素子5を組込む。
【0040】さらに第5工程として発光素子5相互を蓋
本体1の裏面に形成される保持溝1cを通じて結線し、
配線処理して配線部8となす(図9参照)。
【0041】このようにして発光素子付の保護蓋本体1
は形成されるが、舗道等への保護蓋本体1の敷設方法に
ついては上記説明と同様であり、歩行者が舗道を歩行す
る場合に、発光素子5が発光して注意を喚起したり、照
明して誘導することにより、街路樹Gを略中心に周囲を
囲んでいる縁石ブロック4が舗道等の路面Rから僅かに
突出している場合にも躓いて転倒するのが防止され、歩
行の安全は確保される。
【0042】また歩行者は表示部6によって表示されて
いる町名、地番から現在の歩行地域を認識することがで
きるので、迷子になることがなくなる。また花柄、鳥、
獣等の生物や図形、そのほかの幾何学模様を電飾により
照明することができるので、舗道のような殺風景な歩行
面における装飾価値を高めることができる点は上記発明
と同様な作用を奏するが、この方法発明においては保護
蓋本体1の保持部品21内に保持される発光素子5の取
付角度や取付位置を上記方法発明のものより正確に取付
けることができるとともに発光素子5や太陽電池7、お
よび保持溝1c内に保持される配線部8等の部品の交換
や補修が簡便になる利点がある。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、樹木の根元を覆
う保護蓋本体に、発光素子よりなる表示部を形成して注
意を促すことにより歩行者が夜間、安全且つ確実に歩行
を行うことができるとともに電飾によってデザイン的に
も優れたものになる。また保護蓋本体はコンクリートに
よって成型されるので、錆の発生や腐食がなくなり、塗
装を行う手間がなくなり、保守、管理や部品の交換が容
易になり、時間と費用とがかからず、型代も安価にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光素子付樹木保護蓋の一実施例を示
す平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】同じく使用状態を示す斜面図である。
【図4】特定発明の発光素子付樹木保護蓋の製造方法の
一例を示し、型枠の底板に発光素子を倒立して取付けた
状態を示す第1工程の断面図である。
【図5】同じくコンクリートを打設して発光素子を埋設
する第2工程を示す断面図である。
【図6】同じく保護蓋本体を型枠から離型する第3工程
を示す断面図である。
【図7】特定発明の発光素子付樹木保護蓋の製造方法の
他例を示し、型枠の底板の所望位置に取付孔を開設する
工程の断面図である。
【図8】同じく取付孔内に保持部品を挿入した工程を示
す断面図である。
【図9】同じくコンクリートの養生、固化後に離型し、
発光素子を保持部品に取付けた状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 保護蓋本体 1a 透水孔 2 繊維強化コンクリート 3 導水溝 4 縁石ブロック 5 発光素子 5a 上面部 6 表示部 7 太陽電池 8 配線部 K 型枠 K1 底板 S 接着剤 20 取付孔 21 保持部品

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートにて保護蓋本体を形成し、
    該保護蓋本体に発光素子が埋設された表示部を形成した
    ことを特徴とする発光素子付樹木保護蓋。
  2. 【請求項2】 前記コンクリートは、繊維強化コンクリ
    ートであることを特徴とした請求項1に記載の発光素子
    付樹木保護蓋。
  3. 【請求項3】 型枠内の底板の所望位置に接着剤を介し
    て発光素子を天地逆にした状態で接着する工程と、前記
    型枠内にコンクリートを打設して前記発光素子を埋設す
    る工程と、コンクリートの養生、固化後に保護蓋本体を
    型枠から離型することを特徴とした発光素子付樹木保護
    蓋の製造方法。
  4. 【請求項4】 型枠内の底板の所望位置に接着剤を介し
    て発光素子を天地逆にした状態で接着する工程と、前記
    発光素子相互と電源とを結線し配線する工程と、前記型
    枠内にコンクリートを打設し、前記発光素子および配線
    部を埋設する工程とから成る発光素子付樹木保護蓋の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記発光素子に前記配線部を介して接続
    される電源部が商用電源であることを特徴とした請求項
    4に記載の発光素子付樹木保護蓋の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記発光素子に前記配線部を介して接続
    される電源部が保護蓋本体に埋設される太陽電池である
    ことを特徴とした請求項4に記載の発光素子付樹木保護
    蓋の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記コンクリートは、繊維強化コンクリ
    ートであることを特徴とする請求項4に記載の発光素子
    付樹木保護蓋の製造方法。
  8. 【請求項8】 型枠の底板の所望位置に取付孔を開設す
    る工程と、該取付孔内に保持部品を挿入する工程と、前
    記型枠内にコンクリートを打設する工程と、該コンクリ
    ートの養生、固化後に保護蓋本体を前記型枠から離型し
    前記保持部品に発光素子を組込む工程とを含むことを特
    徴とした発光素子付樹木保護蓋の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記コンクリートは、繊維強化コンクリ
    ートであることを特徴とした請求項8に記載の発光素子
    付樹木保護蓋の製造方法。
  10. 【請求項10】 型枠の底板の所望位置に取付孔を開設
    する工程と、該取付孔内に保持部品を挿入する工程と、
    前記型枠内にコンクリートを打設する工程と、該コンク
    リートの養生、固化後に保護蓋本体を前記型枠から離型
    し前記保持部品に発光素子を組込む工程と、前記発光素
    子相互を前記保護蓋本体の裏面に形成される保持溝を通
    じて結線し、配線処理する工程とを含むことを特徴とし
    た発光素子付樹木保護蓋の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記コンクリートは、繊維強化コンク
    リートであることを特徴とした請求項10に記載の発光
    素子付樹木保護蓋の製造方法。
JP4204795A 1992-07-31 1992-07-31 発光素子付樹木保護蓋およびその製造方法 Withdrawn JPH0649807A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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