JPH064951Y2 - ふるい分け装置 - Google Patents

ふるい分け装置

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Publication number
JPH064951Y2
JPH064951Y2 JP4572890U JP4572890U JPH064951Y2 JP H064951 Y2 JPH064951 Y2 JP H064951Y2 JP 4572890 U JP4572890 U JP 4572890U JP 4572890 U JP4572890 U JP 4572890U JP H064951 Y2 JPH064951 Y2 JP H064951Y2
Authority
JP
Japan
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hopper
vibrating screen
chute
vibration
screen
Prior art date
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Application number
JP4572890U
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English (en)
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JPH045281U (ja
Inventor
雅俊 的場
鈴雄 茅場
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鐵工所 filed Critical 株式会社新潟鐵工所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は粉粒体のふるい分け装置に関するものである。
本考案は、同一粒度範囲内であっても粒度の偏析によっ
て製品の品質が低下するような材料、例えばアスファル
ト等のプラントにおいて特に有用である。
〔従来の技術〕
第2図は従来のふるい分け装置を示している。同図にお
いて、100は粉粒体が投入されるスクリーンである。
スクリーン100は振動を発生させるためのモータ10
1を備えた箱形の部材であり、その底面には、所定粒度
の粉粒体を通過させる網102が設けられている。そし
て、このスクリーン100は、ホッパ103の上部にあ
る投入口に防振ばね104を介して取付けられている。
この装置によってふるい分けを行う場合には、前記モー
タ101を駆動してスクリーン100を図中左右方向に
振動させる。そして、図中スクリーン100の右上方か
ら材料を投入する。網上材料は図中スクリーン100の
左端の開口部から排出され、網102を通過した所定粒
度以下の材料は下方のホッパ103内に投入される。
〔考案が解決しようとする課題〕 前記従来のふるい分け装置によれば、ふるい落とすべき
粉粒体の粒度をスクーン100の網102の粗さによっ
て所定粒度以下に定めてある。ところが、所定粒度以下
の材料のうちの細粒分105は、スクリーン100に投
入した後、短時間で網102を通過する。このため、第
2図に示すように、細粒分105は、スクリーン100
の材料投入側に近いホッパ103は一側方に片寄って投
入される。これとは逆に、粗粒分106は通過するまで
により長い時間を要するので、第2図に示すように、網
上材料の出口側に近いホッパ103の他側方に片寄って
投入される。このため、ふるい分けた材料をホッパ10
3に貯蔵する際に、第2図に示すように粒度の偏析が発
生していた。
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、振動式のふるい分け装置において、ふるい分けられ
た材料が下部ホッパに貯蔵される際に粒度の偏析が生じ
ないようにすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のふるい分け装置は、粉粒体が投入される振動ス
クリーンと前記振動スクリーンを通過した粉粒体が投入
されるホッパとを備えたあるい分け装置において、前記
振動スクリーンと前記ホッパの間にそれぞれ一次防振体
及び二次防振体を介してコモンベッドを設け、前記振動
スクリーンから前記ホッパに投入される粉粒体の偏析を
防止するための送りシュートを該コンモベッドに取付け
たことを特徴としている。
〔作用〕
振動スクリーンの振動力は、所望の減衰能を有する一次
防振体によって減衰されてコモンベッドに伝達し、さら
に二次防振体によって減衰されてホッパに伝達する。こ
のため、振動スクリーン振動力が直接ホッパ側及び送り
シュートに伝播することはなく、これらに損傷等の不都
合を与えることがない。また、振動スクリーンの振動力
に対する送りシャートの振動力は一次防振体によって任
意に調整できるので、送りシュートによる偏析防止の機
能を調整することができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す構造図である。
箱形の振動スクリーン1は、強制振動手段としてのモー
タ2を有しており、その底面には所定粒度の網3が設け
られている。そして、矢印で示すように、図中右側上面
の図示しない投入口から材料が投入され、図中左端面の
図示しない排出口から網上材料が出ていくようになって
いる。
前記振動スクリーン1は一次防振体としての一次防振ば
ね4を介してコモンベッド5の上面側に取付けられてい
る。
前記振動スクリーン1の投入口に近いコモンベッド5の
一端面には、送りシュート6が取付けられている。該送
りシュート6は、前記網3を通過した材料を受けて先方
へ送るための板状の部材であり、その本実施例における
長さは振動スクリーン1の半分弱程度であり、振動スク
リーン1の中央部へ向けて先端が下方に傾斜するように
設定されている。
また、前記振動スクリーン1の排出口に近いコモンベッ
ド5の他端面には、戻しシュート16が取付けられてい
る。該戻しシュート16は、前記網3を通過した材料を
受けて後方へ戻すための板状の部材である。その本実施
例における長さは前記送りシュート6とほぼ同じであ
り、振動スクリーン1の中央部へ向けて先端が下方に傾
斜するように設定されている。
前記コモンベッド5は、二次防振体としての二次防振ば
ね7を介して、投入口9が設けられたホッパ8の上端に
取付けられている。また、ホッパ8の排出ゲート10の
下方には、図示はしないが計量装置等が配設される。
以上の構成において、モータ2を駆動し、振動スクリー
ン1に材料を投入すると、振動スクリーン1の網3を通
過した材料がホッパ8に投入されていく。
ここで、振動スクリーン1の投入口側で網3を通過して
しまう細粒分は、送りシュート6でホッパ8の中ほどに
運ばれて投入される。また、振動スクリーン1の排出口
側にきて網3を通過する粗粒分は、戻しシュート16で
ホッパ8の中ほどに戻されて投入される。即ち、網3に
おいて一度分離された細粒分と粗粒分が、送りシュート
6と戻しシュート16によってホッパ8の中央に投入さ
れるので、従来のようにホッパ8内で粒度の偏析が生じ
ることはない。
また、本実施例によれば、振動スクリーン1の振動力は
一次防振ばね4によってコモンベッド5では約50%程
度に減衰し、二次防振ばね7では90〜95%程度まで
減衰する。従って、振動スクリーン1の振動力のうち、
ホッパ8に伝播するのは5〜10%だけなので、種々の
計量装置等が近傍に配設されているホッパ8に振動によ
る悪影響が生じることはない。
また、前記送りシュート6及び戻しシュート16が振動
スクリーン1に直接取付けてあれば、振動スクリーン1
による強制的な加振力の為に、送りシュート6及び戻し
シュート16に亀裂や脱落等のような強度上のトラブル
が発生することが考えられるが、本実施例では送りシュ
ート6及び戻しシュート16はコモンベッド5に取付け
てあるのでそのような不都合は生じない。
また、振動スクリーン1の網3の開き目によって送りシ
ュート6及び戻しシュート16上に供給される材料の量
が変化するので、送りシュート6及び戻しシュート16
の送り能力もこれに合せて調整する必要がある。このた
め、一次防振ばね1のばね定数を適宜に設定し、網3を
通過してくる材料の供給量に合せて送りシュート6及び
戻しシュート16の振動力を任意に調整すれば、網3の
目の粗密によるふるい分けの粒度範囲をどのように変え
ても、ホッパ8内に投入される材料に常に偏析が生じな
いようにすることができる。前述した一例では、送りシ
ュート6及び戻しシュート16の振動力を振動スクリー
ン1の50%としたが、一般的には振動スクリーン1の
振動力の40〜60%を残して送りシュート6及び戻し
シュート16に供給すればよい。
〔考案の効果〕
本考案のふるい分け装置によれば、振動スクリーンとホ
ッパの間に一次及び二次防振体を介してコモンベッドを
設け、このコモンベッドにシュートを取付けてある。
従って本考案によれば、シュートの強度面での安全性を
確保して、振動スクリーンでふるい分けられた材料を粒
度の偏析がないようにホッパ中に貯蔵することができ
る。そしてさらに、一次防振体の調整によって上記シュ
ートによる送り能力も調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構造図、第2図は従来
のふるい分け装置とその問題点を示す図である。 1…振動スクリーン、 4…一次防振体としての一次防振ばね、 5…コモンベッド、 6…シュートとしての送りシュート、 7…二次防振体としての二次防振ばね、 8…ホッパ、 16…シュートとしての戻しシュート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体が投入される振動スクリーンと前記
    振動スクリーンを通過した粉粒体が投入されるホッパと
    を備えたふるい分け装置において、 前記振動スクリーンと前記ホッパの間にそれぞれ一次防
    振体及び二次防振体を介してコモンベッドを設け、前記
    振動スクリーンから前記ホッパに投入される粉粒体の偏
    析を防止するためのシュートを該コモンベッドに取付け
    たことを特徴とするふるい分け装置。
JP4572890U 1990-04-28 1990-04-28 ふるい分け装置 Expired - Lifetime JPH064951Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4572890U JPH064951Y2 (ja) 1990-04-28 1990-04-28 ふるい分け装置

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JP4572890U JPH064951Y2 (ja) 1990-04-28 1990-04-28 ふるい分け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH045281U JPH045281U (ja) 1992-01-17
JPH064951Y2 true JPH064951Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31560162

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4572890U Expired - Lifetime JPH064951Y2 (ja) 1990-04-28 1990-04-28 ふるい分け装置

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JP (1) JPH064951Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160079236A (ko) * 2014-12-26 2016-07-06 주식회사 포스코 원료처리장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20160079236A (ko) * 2014-12-26 2016-07-06 주식회사 포스코 원료처리장치

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Publication number Publication date
JPH045281U (ja) 1992-01-17

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