JPH0649052B2 - 規制対象医療廃棄物の滅菌、破壊および包埋のための方法およびその装置 - Google Patents

規制対象医療廃棄物の滅菌、破壊および包埋のための方法およびその装置

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JPH0649052B2
JPH0649052B2 JP2508996A JP50899690A JPH0649052B2 JP H0649052 B2 JPH0649052 B2 JP H0649052B2 JP 2508996 A JP2508996 A JP 2508996A JP 50899690 A JP50899690 A JP 50899690A JP H0649052 B2 JPH0649052 B2 JP H0649052B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、本出願人が1989年6月9日に出願して現
在係属中の一連番号07/364,978の部分継続出
願である。
本発明は、歯科医院、病院そして各種医療関連施設から
破棄された医療器具などからなる規制対象医療廃棄物に
対する安全な取り扱いおよび処分に関するものである。
特に、人体に挿入されたり、体液に触れたりすることに
よって汚染され、取り扱い、破壊および保存するには危
険すぎる輸液セット、注射針、外科用メスあるいはバイ
アル瓶などのようなガラス製品などの規制対象医療廃棄
物を処理することに関するものである。
本発明の背景 政府各機関レベルでの環境保護規則では、汚染された医
療廃棄物も規制対象として含まれており、そのような廃
棄物は規制対象医療廃棄物として知られている。文明社
会において、そのような廃棄物を廃棄物貯蔵施設に貯蔵
したり、管理することは法律の範囲内にある。また、そ
のような廃棄物を確実に安全な方法で処分することは困
難であり、また実際にその安全性を確かめることは困難
である。滅菌に関していえば、例えばそのような廃棄物
をオートクレーブにかけたとしても、人為的なあやまち
が生じたり、滅菌が完全になされたかどうか確かめよう
がない。また、滅菌は、注射針や外科用メスのような鋭
利な物の危険性を取り除くものではないし、シリンジ本
体を粉々にして使用不可能にするようなものでもない。
使用済みの皮下注射用シリンジは、手術器具と同様に、
汚染されていたり、取り扱いが危険であり、処分しずら
く、水に浮いて運ばれ易いし、そして麻薬常習者が捜し
求めることから、もっと危険な廃棄物として考えられ
る。最近まで、医療施設では注射後にシリンジ本体から
注射針の部分を切断する必要性が求められていたが、こ
のようなことは機械的切断に伴う空気の流動による病原
菌の空気感染を引き起こす危険性がある。また、たとえ
注射針の部分を切断したとしても、その切断された汚染
注射針を手にして処分する必要がある。最近の規制で
は、このような汚染注射針はシリンジが付いたままで
「鋭利なもの」用ボックスと呼ばれる安全容器に入れる
ことを呼び掛けている。そして、この安全容器のままで
熟練された処理業者のところまで運ばれ、そこで処理さ
れる。しかし、このようなことはコストが高くかかり、
またトラッキングとして知られてるいいかげんな処理が
なされる。
従来の装置は、使用した時点で注射針に低電圧で高電流
を与えることによって注射針を変形させ、さらに白熱球
の熱で滅菌を行なうものである。このような装置は、危
険物を扱う医療関係者やその人たちを取り巻く環境を保
護するものであるが、外科用メス、ガラス器具あるいは
取り残されたシリンジの筒を取り扱うことができない。
したがって、医療施設は医療従事者のみならず社会全体
を汚染から守るために最善の努力を行なう一方で、汚染
された鋭利なものやシリンジ本体を安全なところへ運ば
なければならない。そのために最善の努力をすることに
よって、時間が有効に使われ、かつ処理費用が少なくな
ることが可能であろう。
また、従来技術では、鋭利なものを樹脂や熱可塑性プラ
スチックからなるゲルに埋めることによってその危険性
を少なくすることができる。例えば、米国特許第4,6
62,516号(Baker Sr. et al.)は、鋭利なものか
らなる廃棄物を回収するための箱を開示しており、廃棄
物はまず熱可塑性プラスチックからなる袋に閉じ込めら
れ、そしてオートクレーブされる。オートクレーブは、
従来のオートクレーブ方法とかわらず、時間的間隔を置
いて120℃で20−30分間、圧力下で蒸気をかけ
る。プラスチック袋やパネルは、オートクレーブの温度
で溶ける。そして、皮下用注射針やシリンジ本体を廃棄
物で包埋する。
しかし、最終産物は、いろいろな点で危険性が残ってお
り、処理前とかわらない取り扱いが必要である。まず、
前記処理がなされた廃棄物は、見分けがつく。今日の医
療廃棄物の大部分は、特に注射針のついたシリンジであ
り、液化したプラスチックに浮き易い。したがって、プ
ラスチックが固化しても針が飛び出ている場合があるの
で、見分けがつくだけではなく危険があり、たとえ滅菌
されていようとも法律による規制が必要である。しか
し、処理済み廃棄物は滅菌されたとはいえない。なぜな
ら、オートクレーブによる滅菌は、有限の時間のなかで
微生物が死に至るまで加熱された蒸気によってなされる
もので、プラスチックバックや液化プラスチックに包埋
されていると加熱蒸気が到達しないので、オートクレー
ブによる滅菌が不完全なものとなってしまう。したがっ
て、通常よりも長い時間と高温とによって滅菌を行なう
必要性が生ずる。しかし、適用可能な基準をすべて実施
したとしても、完全に滅菌されたかどうかは不確かであ
り、より安全な解決策が求められる。
安全に破壊することが困難あるいは危険性をなくすこと
が困難な医療器具廃棄物に関する現在の規制は以下のよ
うなことを呼び掛けている。(1)使用する際にできる
だけ手にする機会を減らすこと、例えば注射を行なった
場合は注射後ただちに「鋭利なもの」用ボックスにシリ
ンジを破棄すること;(2)廃棄物を容器に入れて密閉
し、内容物を明記すること;そして(3)数年にわたっ
て監視されながら貯蔵可能な特定の貯蔵所(一般には焼
却処分が実施可能なところ)へ、多額な資金をかけて熟
練した専門回収業者によって運ばれることを要求してい
る。このような運搬によって社会に要求される出費は膨
大な金額であり、このようなシステムだけを用いるとし
たら、やがて海岸や陸地を問わず世界中が貯蔵施設で溢
れてしまうだろう。
したがって、本発明は、医療廃棄物の処分に関して新し
い解決策を提供するものである。本発明の目的と態様
は、 使用直後の医療廃棄物を捨てるための容器で、従来のも
のと比較して費用が安いものを提供すること; 医療施設内で、容器のまま、汚染された内容物を出費を
抑えて確実に滅菌する方法を提供すること; 容器内のシリンジ本体を再使用可能な状態に粉々に粉砕
かつ再生不可能にすること; 破棄された注射針、外科用メスおよびガラス破片によっ
て怪我することがないようにすることと、これらのもの
が再利用されないようにすること; 人為的エラーによる不正確さを克服し、信頼性の高い滅
菌操作が可能な容器に閉じ込められた状態で滅菌操作可
能なシステムを提供すること; 危険性があるか、あるいは安全かどうかについて容易に
判断可能な生物学的指標を提供する容器に閉じ込められ
た状態で滅菌操作可能なシステムを提供すること; 流出させることなく容器および容器に閉じ込められた医
療廃棄物を処理するシステムを提供すること; ルーチンワクークで生ずる医療廃棄物を取りあえず、粉
砕、再利用不可能にし、そして少なくとも部分的に滅菌
した後に、最終的な滅菌システムによいって通常のゴミ
処理経路に投入可能な状態にすることを特徴とし、信頼
性が高く、相対的に低価格の方法およびその装置を提供
すること;そして もし必要ならば医療廃棄物を再利用可能となるようにし
て容器に閉じ込められた状態で滅菌操作可能なシステム
を提供することである。
本発明の簡単な概要 本発明によれば、「鋭利なもの」ボックス("sharps"bo
xes)と類似の大きさおよび形状をなす廃棄物処理容器
(waste disposal container)は、金属あるいは滅菌温
度よりも高い融解温度を有する加工プラスチック材から
なるものである。この容器は、温度カリブレート化、あ
るいは指標化可塑性プラスチック化合物からなる。これ
らの化合物は、生物学的汚染の滅菌に効果のある温度よ
りも高い温度に融解温度が設定されたものである。使用
済みの医療器具や、皮下注射に使用された注射針、外科
用メス、舌押さえ、ガラス製試薬瓶(バイアル)、チュ
ーブ類、注射針付きあるいはそれが取り外されたシリン
ジなどの一般的な廃棄物、さらには血液が付着されたガ
ーゼや抜かれた歯などは、通常の方法によって容器に集
積される。満杯になった容器は、適当な手段で加熱され
る。加熱手段としては、温度カリブレート化化合物(te
mperature-calibrated compound)の融解温度あるいは
その温度よりも高い温度で加熱可能な手段、例えばオー
ブンが挙げられる。化合物が液化されると、圧力が移動
可能な手段によって負荷され、事前に加熱された廃棄物
のなかへ加熱液体が流れ込む。容器の上部に穴をあけ
て、流れ込んだ液化化合物が移動可能な手段のところ
へ、あるいはその周りに出て来るまで流動を連続させ
る。そして、液化化合物を固化させることによって廃棄
物に付着していた細菌などの生物を死滅させることが可
能である。
本発明の一実施態様によれば、圧力を与えるために容器
を部分的に折りたたむこと ができる。あるいは、容器を圧縮させた形状にすること
が可能である。このような態様は、エラー・フリーで、
たいへん目につきやすく、かつ滅菌および包埋がなされ
たかどうかを同定することを可能とする。圧縮された容
器の圧力および封じ込めは、すべての廃棄物を融解した
物質のなかに閉じ込め、そして融解物は空所に流れ込
む。もし必要ならば、容器のサイズを小さくする前に、
容器の外側に危険の度合いを示す色あるいは文字を付け
ておく。
鋭利なものなどを包埋するために化合物が冷えて硬化す
るまで容器を新しいデザイン(new geometry)に保持
し、そしてその新しいデザインに固定させる。廃棄物と
して捨てられたシリンジを形成するプラスチックが融解
する温度よりもその化合物の融解温度のほうが高いの
で、シリンジは再生不可能な形状に変化して融解する。
このようにして、容器は危険なものではなくなり、通常
の廃棄物処理工程へ導入することが可能となる。また、
化合物および医療器具の金属部分を回収して再利用する
ことが可能である。
本発明の他の実施態様によれば、2つ以上の異なる温度
カリブレート化(高温および低温)媒体が空間および容
量の経済性から医療廃棄物処理容器に使用され、前処理
を可能とし、また少なくとも部分的に安全な状態で、日
々生ずる、あるいは時間ごとに生ずる廃棄物を貯えるこ
とが可能である。そのような場合、容器は完全に開いた
状態で、滅菌温度あるいは高温からなる媒体の容量によ
って危険を示すデザイン(幾何学的形状)となってい
る。追加の低融解温度からなる媒体は、容器の中に設け
られており、あるいはルーズな媒体、第二のプチスチッ
ク形状容器またはプラスチック製廃棄物などとして付加
されている。
容器のデザインを検討することは、下記に詳細に述べら
れているが、融解しない医療廃棄物や圧縮不可能な廃棄
物、例えば麻酔ビン(glass anesthetic)、血液バイア
ル(blood vials)、抜かれた歯や金属製器具などであ
り、その反対なものとしてはプラスチック製の注射筒
(シリンジバレル)、フレッキシブルなチューブ類、鋭
利なものボックスや血液が付着したガーゼなどがある。
本発明は、両方のタイプの廃棄物を対象としており、ま
たそれらのタイプの組合わさったものを扱う。
すでに述べた実施態様では、完全に廃棄物が満たされた
容器は、完全滅菌処理される。この実施態様では、2つ
のプロセッシング温度を有するオーブンによってマッチ された2つの異なる温度カリブレート化プラスチック媒
体は、最終的な動作を行なわう前に、廃棄物の容量を減
らすために安全性を損なわずに廃棄物を完全充填させ
る。つづけて、容器に廃棄物を投入する場合、例え少な
い量の廃棄物が毎回投入されようと、容器の全容量を増
加さえる。すなわち、100fl.oz.容量の容器は、約4
00fl.oz.(置換)の融解可能な圧縮可能物となり、そ
して200fl.oz.の非圧縮可能物となる。実質的にコス
トセービングとなる。
事前に加工された物質は、形状がわからなくなるほど粉
砕され、かつ使用不可能とされ、実質的に生物学的に活
性な物質からフリーな状態にされ、そして大部分が滅菌
された状態となる。突起した鋭利な部分とか危険な部分
がなくなって安全となるように、また容器の中に存在す
る死滅していない胞子がすべて消えてなくなるようにす
る。危険性の高い廃棄物を少しでも捨てる場合は、容器
が満たされていなくても処理をただちに実施する。この
際、最終的な滅菌段階まで進まなくてよい。
容器が満杯になった場合は、最終的な滅菌操作と終了工
程とをオーブンの温度を180℃以上にして実施する。
これによって生物学的な不活性化が全体的ななされ、ま
た容器に含まれるすべての突起物は圧縮によって包みこ
まれる。これによって、廃棄物は元の形状がわかなくな
り、また再利用不可能となり、そして危険状態を示して
いた容器の指標は、危険ではない状態を示し、その結
果、通常の廃棄物の処理過程によって廃棄可能となる。
本発明によれば、さらに圧縮工程を助けるために、オー
ブンによって捕捉的な力を与えることができる。また、
種々の安全機能(セーフテイ・インターロック)、自動
操作および重量測定などの機能をオーブンや容器に付加
することが可能である。
好ましい実施態様の記載 第1図ないし第4図をもとにして本発明の一実施態様を
説明する。容器10は、熱やパンクに強い材料からな
る。このような材料としては、例えば、ナイロンやテフ
ロンのような素材からなり、強度が高められた高融点を
有するプラスチックあるいは金属である。この容器は、
形態が円柱状をなすもので、テェンバーを限定する硬質
上側部分11と、皮下注射用の針、外科用メス、バイア
ル、抜かれた歯などの汚染された「鋭利なもの」("sha
rps")からなる医療廃棄物を受ける空隙12とからな
る。注射針が付いた、あるいは付いていないシリンジ本
体や、フレッキシブルなチューブ類、ニードルハブなど
も含まれる。このようなものは、ほとんどが一回だけし
か使用されないようなデイスポーザル・タイプのサーモ
プラスチック製品である。そして、このサーモプラスチ
ックは、約150℃ぐらいの高い温度を融点としてお
り、この温度でサーボブラスチック製の医療器具は変形
して再利用不可能となる。容器の上側部分13は、概略
円錐形をなし、その頂点に、円柱状の壁15によって相
対的に小径となるように限定された廃棄物導入口14が
形成されており、またこの口は取り外し自在な折り畳み
キャップ16によって閉じられている。
容器の下側また土台部分は、サーモプラスチックメジウ
ムを含む貯蔵スペース18が設けられており、またこの
部分はつぶされるようになっている。サーモプラスチッ
クメジウムはその融点が、細菌、ウイルスなどや、それ
ら微生物の胞子体を含むすべての微生物を殺すのに好適
な温度に一致するように調整されている。環境に対して
相対的に危険性が少なく、かつこの目的を達成するのに
好適な典型的材料は、直線状の、水酸化末端共重合体エ
ステルからなる合成樹脂で、160℃から200℃以上
の範囲内で完全に流動的になるものである。そのような
産物は、300℃に至るまでは蒸発しないかあるいは毒
性なものを生じないものが選ばれる。例えば、他の目的
のために製造されてはいるが、商標ダイナポールおよび
ジェット・メルトで知られているような材料が良い。ま
た、多くのアクリル樹脂が目的に沿うものであろう。
滅菌手段としての熱の効果について研究しているほとん
どの医学研究者が温度相関モデルについて述べている。
このモデルでは、研究対象の微生物の死(死亡時間)
が、時間と温度との関数としてプロットされる。このよ
うな研究によれば1分間以上、160ないし190℃の
温度処理によって生き残る微生物がいないことが示され
る。この件に関しては、文献:「Disinfection,Sterill
ization and Preservation」(Seymour S,Block,Lea &
Febiger,1983)を参照せよ。しかし、160ないし19
0℃よりも低い温度でも、その処理時間によっては微生
物を完全に殺すことが可能である。
したがって、融解する温度が160ないし190℃より
も低いプラスチックを使用したシステムも可能である。
しかし、好ましい実施態様では、接触させるだけで充分
微生物を殺すことができる温度を有するプラスチックの
が用いられる。また、本発明のシステムは、人為的なエ
ラーに支配されるタイミングを必要とすることなく、融
合のための熱を生ずるサーモプラスチックが液状の状態
から冷却されて固化されるまでの時間を表わした一定固
有時間を与える。
比較的低い比熱を持ちかつ湿度が小さい乾燥空気のよう
な気体媒体の中では、加熱のために高温とするか又はか
なりの時間をかけることが必要になる。本発明の好まし
い実施態様では、システム操作での人為的エラーの可能
性があるからであることから、もっとも熱に抵抗性を示
す形態である胞子状の微生物を急激殺す温度に液体媒体
があることが必要で、あた一連の操作が視覚的に確認で
き、一定の距離離れていても一目で確認でき、ヒトを取
り巻く環境を危険な汚染から防御することが可能となる
必要性がある。
サーモプラスチック材料が通気孔を有するキャップのと
ころに出現することは、全空隙12が融解したプラスチ
ックで満たされていることを示す。この空隙12におけ
る廃棄物の量がある範囲の値をとるという変動要因の可
能性に備えて、一例としてキャップを包囲するオープン
なカップからなるオーバーフロー貯留部13aを設ける
とともに、過剰なサーモプラスチックを供給する。
廃棄物17が部分的に空隙12を満たすような場合に調
整するために、円錐状の上部13は包埋過程で圧力によ
っておりたためられるようにされている。
第1−4に図示された実施態様温度カリブレーション化
(温度調整済)サーモプラスチック媒体19は、固体と
して図示されているが、被覆スクリーンを融解するのに
先立って粒状の物質または粒子をとることが可能であ
る。被覆スクリーンを融解するのに先立って粒子を保持
するために、パーフォレートカバー(図示せず)を材料
の上の容器に確実におかれる。
容器の土台部分18の壁は、サーモプラスチック媒体1
9の固形化によってその開口位置(第1図および第3
図)に固定されたアコーデイオンプリーツまたは変形に
よって折り畳み可能なものとなっている。また、同様の
媒体によって折り畳まれた位置(第2図および第4図)
に固定される。容器を自己作動(セルフ・アクチュエー
テイング)(熱存在下)のものとする場合、折り畳み壁
は折り畳まれる安定または静置した位置に回復するもの
であろう。さらに、もし追加の圧力が必要ならばスプリ
ング(第5図および第6図)を容器の内側または外側に
設ける。追加の圧力は、XまたY軸またはそれら両方の
軸上にある容器の壁あるいはオーブン全体あるいはその
一部分に含まれる熱縮合可能なプラスチックを利用する
ことから引き出される。
図示した実施態様における滅菌および包埋動作は、第9
図および第10図に示された特定のオーブン20によっ
てなされる。このオーブン20は、支持体22上に置か
れ、かつ穴が開いており波形となったプレート23を荷
なうコンプレッションスプリング21が設けられてい
る。また、波形プレート23の上には充填された容器1
0(第1図および第3図)が置かれている。スプリング
21は、容器のキャップ16上に圧縮された閉鎖オーブ
ンカバー24によって圧縮されている。スイッチおよび
サーモスタットによって調整される抵抗加熱ヒーター2
5によって温度カリブレート化サーモプラスチック媒体
19を液化するために加熱する。容器を傷つけるよりも
低くく、またサーモプラスチックを液化する程度に熱が
与えられると、媒体の融解が徐々に進行してゆく。その
時点で温度を廃棄物17に含まれる生物学的汚染物を破
壊する温度に事前設定された温度にある液化サーモプラ
スチックは、空隙12を埋めた廃棄物の隙間に流れ込ん
で行く。
生物学的汚染物は、液化サーモプラスチックに触れて破
壊され、またすべての鋭利な縁部又は端部は包埋されて
ゆく。容器の折り畳み可能な土台18を縮んで、その形
状と外観を変える。この過程で生ずる気体は、キャップ
16および適当なフィルター26を通って排気される。
このフィルター26は活性炭を含むものであり、例えば
オーブンのカバー24に設けられ、必要に応じてさらに
円柱状の排気筒26aを設ける。それとは違って、ある
いはそれと一緒に、外気に向けて排気可能な排気孔をオ
ーブンに設けても良い。このような排気孔は、従来のオ
ートクレーブに形成されているものである。冷却された
容器は、もはや危険なものではなく、通常の排気物処理
工程へ送ることが可能となる。容器に入れられたサーモ
プラスチックシリンジ本体は、カリブレートされた温度
よりも低い温度で融解され、その結果再利用不可能な、
滅菌された無形状の物体となる。
オーブン20は、位置感知スイッチ作動体(アクチュエ
ーター)28によって操作される。このアクチュエータ
ー28は、キャリアプレート23によって活性化される
のもで、すなわちキャリアプレート23が低い位置にあ
ると加熱を開始させ、またキャリアプレート23が高い
位置にあると加熱を終了させる(第9図および第10
図)。また、アクチュエーター28はカバー24と組合
わさっており、加熱サイクルが完了すると排気孔を開放
する。このカバーは、冷却サイクルが急がせる場合にス
プリングによって開いた位置に置かれており、そしてス
プリング21での残された圧縮は、容器を大気にさら
し、またより一層除去しやすいように配置させる。
サーモプラスチックからなる物体は、冷却されると、容
器を圧縮された状態で固定化させて、滅菌かつ非危険的
状態にする。もし必要ならば、第3図および第4図に示
されるように、土台の凹部分および凸部分にそれぞれの
状態に応じた注意書きが示されるようにして、それぞれ
「危険」および「安全」というような文字を描き、汚染
も含む広い意味での危険な状態を表わしたら良かろう。
また、「規制対象医療廃棄物」という言葉は、より本発
明の目的に沿った表示であろう。
すなわち、第3図のように土台18の凹部分に「危険」
と書いておき、また凸部分だけを利用して「安全」と書
いておけば、熱処理前は第3図のように土台18が延び
ているので、「危険」という文字が現われ、加熱処理さ
れると、土台が縮んで「安全」という文字が現われる。
このようにすることによって、サーモプラスチックから
なる媒体19は、接触滅菌可能な温度以上に融点が設定
されているので、まちがえることがなく、また視覚的に
滅菌終了が確認可能となる。
人為的過ちを防ぐために、加熱殺菌処理に要する加熱時
間に合わせて、温度低下に伴う冷却によってサーモプラ
スチックが固体化するまでの時間を考慮する。液化サー
モプラスチックの温度を、容易に殺す温度に達するよう
にするべきだが、固体相になるように冷却されていく時
間も考慮して、温度をそれよりも高く設定する。
第5図および第6図は、本発明にもとづく他の実施態様
を示す図である。容器30は、伸縮自在の土台31と上
部32とからなる。第1図ないし第4図に示された実施
態様のように、上部32の上側の部分33は円錐状をな
している。通常、廃棄物35によって満たされている上
部が載った土台31は、固形状のサーモプラスチック3
4によって満たされている。また、上側の部分33の頂
点に当たるところに折り畳たまれたカバー36が設けら
れている。サーモプラスチック34は、シリンジのよう
な未加工の廃棄物を回収するために開くことに対抗して
底部31および上部32を結合させることが可能であ
る。もし、必要ならば、2つの伸縮部分をコイル状スプ
リング37によってリンクさせ、このスプリングの一端
を上部32に連結させ、そして他端を土台部分31に連
結させる。容器を第9図および第10図と同様に配置
し、サーモプラスチックを液化して、滅菌と包埋とを行
なう。スプリングの力、重力またそれらの組み合わせに
よって第6図のようになる。上部の円柱部分にある警告
表示は、明らかに低部によってかくされてしまう。熱に
よって壊れる警告表示も利用可能である。
第7図および第8図を参照して本発明の他の実施態様を
開示する。ここでは、容器38は、円柱状の底部39と
円錐状の上部40とが一体となったものである。また、
円錐状の上部40には折り畳まれたカバー42に隣接し
て充填のための開口部41が形成されている。底部39
が開いて、そこにシーリングリング44を有するピスト
ン43が装着される。この底部は、サーモプラスチック
45によって満たされており、また空隙46は廃棄物4
7で満たされている。スプリングまたは他の内在するも
のまたは外部圧力手段、例えば第5図および第6図に使
用されているスプリング37に該当するものを使用す
る。そして、充填された容器を加熱する。加熱手段は、
例えば第9図および第10図に示されたオーブンで、液
化されたサーモプラスチックを廃棄物間の隙間に流して
第8図のようにする。
本発明の他の実施態様を第11図に示した。この図で
は、サーモプラスチックおよび廃棄物49を入れて密封
させるために容器48をオーブン(woven)のラップ4
8aまたはノンオーブンフイラメントまたはダンボール
へ納める。選ばれた領域または液化サーモプラスチック
が廃棄物を押圧うるのを許すと思われるところの構造へ
変形態を伝える。もし必要ならば、容器の容量を自動的
に異なる大きさに調整し、異なる置換特性を示すように
することが可能である。ラップは、折り畳み困難な材質
からなるものであろう。また、処理前および処理後の形
態の変化様式は、必要とされる滅菌完了の視覚的な確認
を可能とする。
第12図を参照すると、完全な鋭利なもの用容器50を
外側のラップあるいは外側容器なしにと温度カリブレー
ト化サーモプラスチックから形成する。廃棄物51で満
たした場合、折り畳まれたカバー52を有する容器50
をポッテイング容器53に落とし入れる。このポッテイ
ング容器53は、タッパー状の壁面を有しており、例え
ばテフロンからなる滑らかな面を形成している。装置を
オーブンでサーモプラスチックが液化される滅菌温度ま
で加熱してサーモプラスチックからなる容器50を溶解
させる。この時点で重力によって液化サーモプラスチッ
ク内に廃棄物が入りこみ包埋がなされる。冷却すること
によってサーモプラスチックが固形化し、注射針などが
突出していない不定形物が生じる。この不定形物をポッ
テイング容器53から取り除いて、従来の方法によって
環境的に安全な物質として破棄する。
融点を滅菌が可能なような温度に選択された温度カリブ
レート化サーモプラスチックの塊からなる容器として上
記した本発明の実施態様を利用する場合、より低い融点
からなるプラスチックは、付加的機能を達成する上で本
発明の目的の範囲内にある。例えば、シリンジ本体、フ
レッキシブルチューブ類などのように医療廃棄物それ自
体がサーモプラスチックからなる場合、温度カリブレー
ト化サーモプラスチックの量を少なくすることが可能で
ある。また、容器に融点の異なる二種類の温度カリブレ
ート化サーモプラスチックを用いることも可能である。
この場合、低温物質が低温度で液化する一方で、高温物
質はその実際の溶解および完全流動液化温度の両方に相
当する温度まで低温物質の温度を上昇させる。このよう
な態様は、最終産物における相対的に隙間のない構造を
形成するのに役に立つ操作容器の中での完全な流動性
(あるいは低粘性)を得るのに利用される。
第13図ないし第17図は、破壊し、使用不可能な状態
にし、少なくとも部分的に要求に応じて医療廃棄物を大
量に、あるいは小量で、滅菌するような多数の前処理サ
イクルを与える一方で、廃棄物処分容器内で利用可能な
最大空間を提供する本発明の実施態様を開示している。
すでに述べてような最終的な全体の滅菌、圧力・包埋、
そして容器の形態的変化のサイクルは、容器の理論的に
最大の容量に達する廃棄物の集積を待つことが可能であ
る。このような機能を達成するために、本発明によれ
ば、2つの温度カリブレート化サーモプラスチック因子
が同心的な関係にあるスリーブ54および55(第13
図)が金属性容器56内に固定されている。除去可能な
カバー57は、相対的に容量の大きい、例えば100f
l.ozの置換(displacement)(小さな医療廃棄物発生装
置の一ケ月間の容量)からなる容器内へ大量あるいは小
量の廃棄物を破棄するための大きな開口部を与える。前
処理はユニットの安全的作動寿命を増加させる。
カバー57は、移動可能な圧縮部材を含むもので、グリ
ップハンドルとして機能する立直した円筒状の中央部分
58を有する。また、この中央部分58は、円筒表面5
9に危険物が含まれていることを警告するための表示が
描かれている。また、この中央部分58は最終的な圧縮
サイクルを補助するような重さを有している。溝60
は、自動的になされる持ち運びのためのオーブンコンポ
ーネントによる自動的グリッピングを可能とするもので
ある。
2つの同心的なスリーブ54および55の融解温度は、
本発明の実施態様ではクリテイカルなものであって、ス
リーブ54は、廃棄物が最終的に求める滅菌温度、16
0℃ないし200℃において、高融点バルブでカリブレ
ート化される。スリーブ55は、低い融解温度、110
℃ないし150℃でカリブレート化され、医療廃棄物の
前処理に影響を与え、さらに破壊や、少なくとも部分的
な滅菌を行ない、そして再生が不可能な状態にする。
高融点プラスチックの形態および容量は、オーブンによ
って限定される最終処理のための選択された高温である
場合を除き、圧縮運動に対抗してカバーを安定ようにす
るように選択される。低温度サーモプラスチック55の
容量は、廃棄物の完全な包埋、危険表示の抹消、そして
圧縮カバー57の封止が実施されるようにして選択され
る。もし、廃棄物容器が使用に関して普遍的であるとし
たら、麻酔ガラス、血液バイアル、注射針、外科用メ
ス、抜かれた歯など(隙間に存在する)のような圧縮不
可能な廃棄物を扱えるようにする一方で、シリンジ本
体、フレッキシブルなチューブ類、外科用メスの把手部
分などのような圧縮可能なもの(実質的に溶けることに
よって容量が実質的に減少すると同時に容器に必要とさ
れるサーマルプラスチックの容量を増加させる)に対応
しなければならない。
100fl.ozの容量からなる容器56を考える。スリー
ブ55は50fl.ozの全置換を有する。したがって、容
器は最初の廃棄物取り込みのために50fl.ozのスペー
スをスリーブ55内に有する。50fl.ozのスペースを
満たす測定は、約25fl.ozの隙間空間を有している。
もし、したがって、容器がその2温度オーブン(第16
図および第17図)に置かれ、そして完全流動状態のた
めにスリーブ55を液化するのに必要とされる温度で操
作され、廃棄物は25fl.ozからなるプラスチックを
「消費」そして、より使用可能な容量を生ずる。内側が
使用可能な容器の隙間は、プラスチック製のスリーブ5
5が融解して狭い円筒から広い円筒に変化する。そして
それによって包埋された廃棄物は容器の下半分の部分と
25%追加した部分を占める(議論の目的のために薄い
スリーブ54を無視する)。これによって包埋プラスチ
ックを廃棄することができる。一連の廃棄処理は、理論
的に最大の容量(100fl.oz.)に十分達しない状態
で、相対的に小さなものは排出される。もちろん、特に
危険かつ小さな廃棄物が投入また施設が一晩休止した場
合は、空間が満たされなくても前処理操作がいつでも実
施可能である。
つぎに、サーモプラスチック製医療廃棄物のみを受け取
る空の容器について検討する。測定が示すところによれ
ば、そのような医療廃棄物を選択することは、それが溶
けた場合はそれが占めている空間が1/4減少すること
を意味している。したがって、もしそのような廃棄物が
第13図のような形態をした容器の空間を充填したとす
ると、50fl.ozの空間を廃棄物が消費したことにな
る。そして、溶けると約12.5fl.ozのサーモプラス
チックを減少させる。そのような仮説的実例の場合、ス
リーブ55は「鋭利なもの」を保護するにことに関して
は、なんら機能を示さない。しかし、それとオーブとは
ともにシリンジ本体のようなサーモプラスチック医療廃
棄物は安全かつ無駄な空間を使うことなく経済的に溶解
することによって破壊される。医学的サーモプラスチッ
ク廃棄物は、140℃よりも低い温度で液化することを
特徴とする。麻酔剤や血液に使用されるガラス製バイア
ル瓶(「鋭利なもの」として分類される)は、高温ある
いは低温の融点を有するサーモプラスチックを必要とす
る。
等式における他の基準は、すべてのサーモプラスチック
の沸点をさけるということである。通常、医療器具に使
われるプラスチック材料の沸点は約215℃で、気化さ
れた場合は毒性を示す。しかし、その限界よりも実質的
に低い温度で操作することによって本発明のすべての重
要な目的が達成される。
すでに述べたように、前処理は前操作が達成されるまで
のどのような工程にあろうと、ユニット内で実行され
る。例えば、第14図は、圧縮可能な、そして圧縮不可
能な廃棄物を含む医療廃棄物を少なくとも一回完全に装
填する前処理工程を示している。点線は、連続的に投棄
さらる事前に処理された廃棄物の量を示すものである。
スリーブ54も図示されている。
第15図は、最終工程の効果を示すもので、オーブンは
外側スリーブ54を融解させる最大温度で操作さえてお
り、また圧縮カバー57が放出されている。そしてすべ
ての危険な圧縮不可能な廃棄物は、スリーブ54−55
からなるプラスチックと医療廃棄物に含まれた融解可能
なサーモプラスチック部材とからなる混合物によって包
埋されている。例えば小径のクレアランスを金属製容器
56の壁に与えてカバーがプラスチックの中に沈んで行
く一方で、ガスを逃がすようにする。そして、カバーの
延長部分58の側壁59と容器56の内面との間に形成
されたリザーバー領域にプラスチックが出現する。この
ことによって、危険表示を消す一方で、カバーを固定し
てします。こうして完全に加工されたこの容器は、生物
学的にも物理的にも危険がなくなり、環境を汚染するこ
となく通常の方法で最終的に破棄処理することが可能と
なる。もし、必要ならばオープンメイル(open mail)
と通じて再利用することが可能である。
図16および17には本発明の他の実施例を示した。こ
れらの図は中間廃棄物コンテナー装置62について図示
したものであり、中間廃棄物コンテナー装置62は2−
温度処理オーブン63(概略して示してある。)上に配
置されている。この2−温度処理オーブン63は円柱状
の壁64と、ヒンジ状の遮断カバー65とから構成され
ている。カバー65は中間廃棄物コンテナー装置62の
カバーを収容する凹部66と、カバー65を押さえつけ
るためのピストン67(このピストン67は圧縮された
スプリング68によって押されている)と、カバー65
を固定するためのスプリング式の自動かんぬき69とか
ら構成されている。上記2−温度処理オーブン63はさ
らに、ベース70を備えている。このベース70は比較
的正確に温度を調節することができる電気加熱プレート
71を備えている。例えば、低温の範囲は110以上1
50℃以下で、高温の範囲は160以上200℃以下で
ある。手動スイッチ72、73はそれぞれ低温と高温と
に調節することができ、予め設定しておいた時間、例え
ば一時間かそれ以上またはそれ以下のサイクル、で高温
と低温とを調節する。オーブン63のいくつかまたは全
ての機能は自動制御が可能である。この自動制御は周知
の技術と安全装置を連動させ、温度の上昇、不適当な使
用方法を防止等の制御をする。
コンテナーユニット62は金属からなる円柱状のコンテ
ナー74を有する。このコンテナー74は上端75を備
えており、上端75の内部は挿入物76が取り付けられ
ている。挿入物76は比較的高温(160以上200℃
以下。)で柔軟にそして溶解する熱可塑性プラスチック
により形成されている。上記物質としては上述したもの
と同様なものを使用できる。挿入物76は、大きな中央
開口部78を形成している緩やかに下方に縮小している
壁77を形成しており、この開口部78を通して中間廃
棄物をユニットに入れる。さきに示した以外の挿入物7
6の外形としては当業者によって示唆されるものであろ
う。
ユニットカバー79(図13から図15のカバー57と
一致している。)はコンテナー74の直径よりも微かに
小さい外径を有する(ガス抜きのために)。さらに、円
形の斜面77aは挿入物76の外形上に形成されてい
る。中央のしっかりと取り付けられた部分80はオーブ
ン63の蓋の上記ピストンを押し付けているスプリング
によって上方に付勢している。ハザードグラフィクスは
それ自身の外壁81に現れる。そして、円形状の溝82
が形成されている。この溝82はかんぬき部材69を収
容できるものであり、この構造によってオーブン63が
開いたとき、カバー79が自動的に廃棄物コンテナーユ
ニット62から上がる。この廃棄物コンテナー内部に廃
棄物をいれると、まず比較的低温状態(110以上15
0℃以下。)の液化したサーモプラスチック83内に供
給される。
さきに述べたように、大量または少量の廃棄物を収容す
る。サイクルが到達する臨界のキャパシティーは挿入物
76をなす温度校正サーモプラスチックが融解するとき
の高温によって変化する。カバー79は落ちる(自重と
スプリング68の力により)コンテナー74上に配置さ
れる。これによって加熱された塊に加圧し、ハザードグ
ラヒクスを消し、すでに述べたように、コンテナーの外
形を変化させ、カバーをロックする。低温のプラスチッ
クの塊83の結合構造は、すでに図16または図17に
示した通りの固体の円形状のスラグであるであることは
理解できるであろう。もちろん、他の外形、つまり円形
のスリーブ状または小粒、リサイクルされたチップでも
構わない。その総量はデザインや使用ファクターに関係
している。低融点プラスチックの機能は、主として特に
中間廃棄物のある一種に関連したものである。つまり、
圧縮不可能で、溶解不可能で、尖ったガラスや金属であ
る。他の可能なものとしてはサブコンテナーであって、
このサブコンテナーには尖ったもの廃棄物発生の現場に
おいて収集することができる。コンテナーの製造に使用
できるサーモプラスチックの容量(特別な挿入物を使用
するか、壁の厚さを使用する。)はサブ−コンテナーの
鋭利なのを受け入れることができる容量に一致してい
る。そしてこれは廃棄物処理コンテナーにおけるカプセ
ルに入ったものや無効の空間を占めるおおよその正確な
量を提供し、また廃棄物処理容器内で廃棄物を包埋す
る。全体が詰まり鋭利なもの用のボックスを有している
サブ−コンテナーは廃棄物処理ユニットにおいて空の状
態に反対するように、簡単に廃棄物コンテナーに予備処
理のために、投げ入れることができる。
本発明を好ましい実施態様によって説明してきたが、も
ちろんこのような実施態様に限定されることなく他の態
様や変形例が可能であることは容易に理解されよう。例
えば、温度カリブレート化因子はプラスチック以外の材
料でもよい。例えば、そのような材料は死亡率を時間と
温度とからなる関数の曲線として表わすことによって適
当な温度を選択し、その温度に該当する融点を有し、か
つ適当な液相及び固相を示す物質を選択することが可能
である。また、汚染された廃棄物と接触可能となるよう
に運ばれることができる融解物質となることが重要であ
る。さらに、本発明において開示された好ましい実施態
様において、包埋は、ローリング、タンブリング、シェ
ーキング、バイブレーテイング、そしてエアエバキュエ
ーション装置によって促進することが可能である。容器
の部分的エバキュエーションは、廃棄物から生ずる気体
を吸引することによって、すべての隙間に液体状のプラ
スチックが流れることを促進によって、そして容器をゆ
がませる圧力を与えることによって実行される。このよ
うなひずみは、液体を廃棄物のなかに導入し、それと同
時に滅菌サイクルが完全になされることを容易に確認す
ることを可能とする。好ましい実施態様では、操作機能
は、オーブンと容器との間で分離される。例えば、オー
ブンは加熱と同様に圧力を調整するもので、すなわち、
スプリングは液化滅菌媒体を廃棄物へ押し出す。開示し
たように、いくつかのまたはすべての圧力は、例えば、
内在のスプリング37(第5図および第6図)、土台あ
るいは底部18の伸縮(第1図ないし第4図)またはあ
るプラスチックにみられる熱によるい縮合圧力によっ
て、単独で容器内に発生する。容器それ自体による化学
的な発熱によって、あるいは固体状プラスチックに焦点
を合わせたマイクロウェーブによって加熱することが可
能であり、このような手段による加熱によって固体状プ
ラスチックを液化することが可能である。また、プラス
チックは、カーボンジエレクトリックフイルターによっ
てそのような熱源により影響され易くなる。さらに、容
器の外側から液化滅菌媒体を注入するように、外部にな
んらかの部材を設けることも可能である。外側から液化
滅菌媒体を廃棄物で満ちた容器に注入することによっ
て、液体の流れによって隙間を満たし、また容器の変形
をもたらして、処理が完全に終了したっことをしめす表
示を与えることが可能である。したがって、本発明は、
以下のクレームによって定義されるが、それらに限定さ
れるものではない。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明にもとづく廃棄物容器の側面断面図で
あり、滅菌および包埋工程前の状態を示している。
第2図は、本発明にもとづく廃棄物容器の側面断面図で
あり、滅菌および包埋工程後の状態を示している。
第3図は、第1図に示した容器の側面図である。
第4図は、第2図に示した滅菌および包埋工程後の状態
にある容器の側面図である。
第5図は、本発明の別の実施態様にもとづく廃棄物容器
の側面断面図であり、滅菌および包埋工程前の状態を示
している。
第6図は、第5図に示した廃棄物容器の側面断面図であ
り、滅菌および包埋工程後の状態を示している。
第7図は、第5図に示した容器の側面図である。
第8図は、第6図に示した容器の側面図である。
第9図は、第3図に相当する満杯となった容器を有し、
かつ滅菌および包埋が可能な状態にあるオーブンの側面
断面図である。
第10図は、第9図のオーブンの側面断面図であるが、
滅菌および包埋後の容器の状態が示されている。
第11図は、本発明の他の実施態様の側面断面図であ
る。
第12図は、分離ポット型容器を用いた本発明の他の実
施態様の側面断面図である。
第13図は、本発明の他の実施態様の側面断面図であ
る。
第14図は、第13図にもとづく医療廃棄物容器の側面
断面図であって、2段階処理温度の低温側での事前処理
がなされたランダムに詰め込まれた医療廃棄物を含む容
器を示している。
第15図は、完全に満杯なって、最終的な高温処理剤滅
菌と圧縮サイクルがなされて実質的に密閉状態にされて
いる容器の側面断面図である。
第16図は、本発明の他の実施態様の側面断面図であっ
て、容器の取り外し自在な蓋を有する蓋を持つオーブン
を示しており、かつ少なくとも一回の事前処理の後に廃
棄物を投入することが可能な状態を示している。
第17図は、第16図に相当する本発明の他の実施態様
の側面断面図であるが、第二の処理のために蓋が閉まっ
ている。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱性を有し、かつ圧縮できる容器であっ
    て、廃棄物を収納する空間を有する容器と、 前記容器と結合され、融点の温度が調整された通常固体
    の熱可塑性化合物と、 通常は前記固体の熱可塑性化合物により第一の位置に支
    持され、前記化合物が液化されて、前記空間内の廃棄物
    の塊の周囲およびその中に流し込まれ、立証可能な生物
    学的な滅菌を行い、さらに、硬化して、廃棄物を内包し
    て固化させて単一の固形物となる際には可動となる可動
    容器部とを具備することを特徴とする医療廃棄物の滅菌
    および包埋のための装置。
  2. 【請求項2】前記融点が調整された熱可塑性化合物が、
    比較的短い接触により胞子状物を含む生物学的生命を破
    壊する温度に相当する温度の融点を有し、これによりこ
    の装置操作は、人間の間違いによる立証されない時定数
    によっては、実質的に左右されないことを特徴とする請
    求項1記載の医療廃棄物の滅菌および包埋のための装
    置。
  3. 【請求項3】前記容器が外側に目に見える手段を有し、
    この手段は、容器の可動部分の配置に応答するものであ
    り、かつ融点の温度が調整された熱可塑性化合物が、廃
    棄物空間に流入して廃棄物に浸透しこれを包埋したこと
    を示すものであることを特徴とする請求項1記載の医療
    廃棄物の滅菌および包埋のための装置。
  4. 【請求項4】廃棄物全体の内部および周囲に前記化合物
    を流し込み、包埋した樹脂の表面から尖った部材が突出
    するすることを排除するために、容器の内壁へ向けて樹
    脂に圧力を加えるために液相の融点を調整された化合物
    に圧力を加える手段を具備することを特徴とする請求項
    1記載の医療廃棄物の滅菌および包埋のための装置。
  5. 【請求項5】滅菌し包埋する間、廃棄物空間からの空気
    および蒸気を排出する通気孔手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の医療廃棄物の滅菌および包埋のため
    の装置。
  6. 【請求項6】容器により移動する過剰の液体の樹脂のた
    めのオーバーフロー貯蔵部を有することを特徴とする請
    求項1記載の医療廃棄物の滅菌および包埋のための装
    置。
  7. 【請求項7】前記容器の少なくとも一部分が前記融点の
    温度が調整された熱可塑性樹脂により形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の医療廃棄物の滅菌および
    包埋のための装置。
  8. 【請求項8】液相のときに容器の正常な状態を維持して
    廃棄物を収容させるために容器を取り囲む変形可能な補
    強手段を有することを特徴とする請求項6記載の医療廃
    棄物の滅菌および包埋のための装置。
  9. 【請求項9】前記補強手段は、容器の少なくとも一部を
    変形させて、滅菌の完了を示す目に見える幾何学的変化
    を提供することを特徴とする請求項8記載の医療廃棄物
    の滅菌および包埋のための装置。
  10. 【請求項10】廃棄物の集合物の内部に液相の化合物を
    流し込むことを補助するために、熱可塑性化合物に圧力
    を与えるための容器内の弾性手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の医療廃棄物の滅菌および包埋のため
    の装置。
  11. 【請求項11】容器の少なくとも一部分が変形可能であ
    り、この部分は、熱可塑性化合物が固相状態の間これに
    より支持されて比較的変形していない形状となって容器
    の内側空間を構成し、この部分は変形時には液相状態の
    熱可塑性化合物を廃棄物の集合物のなかに流入させ、そ
    の後に凝固させて、その部分を変形させ、包埋完了の表
    示と滅菌の立証をすることを特徴とする請求項1記載の
    医療廃棄物の滅菌および包埋のための装置。
  12. 【請求項12】前記容器が耐熱性を有し、かつ熱可塑性
    化合物の融点より高い融点を有することを特徴とする請
    求項1記載の医療廃棄物の滅菌および包埋のための装
    置。
  13. 【請求項13】可動部分の動きの前の危険な状態、およ
    びその後の安全な状態を示すしるしを有することを特徴
    とする請求項1記載の医療廃棄物の滅菌および包埋のた
    めの装置。
  14. 【請求項14】熱可塑性化合物を液化させるための容器
    を加熱するオーブンと、容器の可動部分へ駆動力を与え
    るためのオーブン内の手段との組合せを有することを特
    徴とする請求項1記載の医療廃棄物の滅菌および包埋の
    ための装置。
  15. 【請求項15】容器の可動部分を駆動する手段が、バネ
    を有することを特徴とする請求項14記載の医療廃棄物
    の滅菌および包埋のための装置。
  16. 【請求項16】滅菌された隙間の無い塊とするために、
    廃棄物のガスの吸引、容器の変形および液相熱可塑性樹
    脂の流れの増大の中から選択された機能を提供するため
    に容器に組合わせられるオーブン内のガス排出手段を有
    することを特徴とする請求項15記載の医療用廃棄物の
    滅菌および包埋のための装置。
  17. 【請求項17】圧縮可能並びに圧縮不可能な物体および
    融解可能な並びに融解不可能な物体から選択された医療
    廃棄物を滅菌および包埋させるための装置であって、 廃棄物チャンバーを構成する少なくとも二つの相補的な
    相対可動部分と、この廃棄物チャンバーの中に医療廃棄
    物を投入するための導入手段を有する容器と、 前記相補的相対可動部分を拡大チャンバーを形成する第
    一の幾何学的形状に保持する第一の融点調整済み熱可塑
    性媒体と、 容器中に配置され、融点が第一の熱可塑性媒体より低い
    ような第二の温度調節済み熱可塑性媒体であって、熱に
    よる液化において第二の熱可塑性媒体がチャンバー内の
    廃棄物体の中および周囲に流れ込み、その結果予備的な
    処理サイクルにおいて、追加の廃棄物体のために追加の
    チャンバー空間を作り出すと同時に、最初に充填された
    廃棄物体を少なくとも部分的に包埋および滅菌し、そし
    てこれにより、容器の理論的な容量に実質的に達した点
    へその後の廃棄物体が満たされた場合に、第一の熱可塑
    性媒体の液化の温度へ容器を加熱すれば第一の熱可塑性
    媒体が容器の相対的可動部分の拘束を解くようになって
    いる第二の熱可塑性媒体と、 前記容器の相対可動部分を相対的に変位させて内部の液
    化した樹脂へ包埋のための圧力を加え、処理サイクルの
    状態を視覚的に表示し確認することを可能とする手段を
    有することを特徴とする医療用廃棄物の滅菌および包埋
    のための装置。
  18. 【請求項18】第1の融点が調整された熱可塑性媒体の
    液化温度が、接触により実質的に全ての生物学的生命を
    破壊する温度の値に選択されていることを特徴とする請
    求項17記載の医療用廃棄物の滅菌および包埋のための
    装置。
  19. 【請求項19】前記容器がシリンダ状の基部を有し、前
    記第一および第二の融点が調節された熱可塑性媒体がそ
    れぞれ基部において同心の外側および内側のスリーブを
    有し、カバーパクト(pact)が外側スリーブにより移動
    し、かつ第一の熱可塑性媒体が液化した際に基部への入
    れ子式にはまり込ませる関係にあることを特徴とする請
    求項17記載の医療用廃棄物の滅菌および包埋のための
    装置。
  20. 【請求項20】前記第一の熱可塑性媒体が、少なくとも
    部分的に固定するように基部とカバー部とを連結する部
    材を有し、前記第二の熱可塑性媒体が容器内に配置され
    た液化可能な物質からなることを特徴とする請求項17
    記載の医療用廃棄物の滅菌および包埋のための装置。
  21. 【請求項21】前記相対的に可動な容器の一部が、危険
    な廃棄物であること図形で表示する最初に露出する表面
    を有し、この表面は、容器の一部が最終的な包埋の後に
    相対的に配置された際にその図形が消されることを特徴
    とする請求項17記載の医療用廃棄物の滅菌および包埋
    のための装置。
  22. 【請求項22】前記相対的に可動な容器の一部が、蒸気
    ガスと廃棄物チャンバーからの液化した熱可塑性媒体と
    を通過させるための通気手段を含み、前記部分はチャン
    バーから押し出された熱可塑性媒体を受けるためのオー
    バーフロー貯蔵部を有することを特徴とする請求項17
    記載の医療用廃棄物の滅菌および包埋のための装置。
  23. 【請求項23】相対的に可動な容器の一部を変位させる
    前記手段が、錘手段であることを特徴とする請求項17
    記載の医療用廃棄物の滅菌および包埋のための装置。
  24. 【請求項24】容器を支持するオーブンが、第一および
    第二の融点を調整された熱可塑媒体のそれぞれの融点に
    相当する2つの操作温度を有することを特徴とする請求
    項17記載の医療用廃棄物の滅菌および包埋のための装
    置。
  25. 【請求項25】前記オーブンが、相対的に可動な容器の
    一部へ力を加える圧縮手段を有することを特徴とする請
    求項24記載の医療用廃棄物の滅菌および包埋のための
    装置。
  26. 【請求項26】前記廃棄物容器が、耐熱性の容器とカバ
    ー部材とを有し、後者が基部を医療廃棄物で満たすこと
    を容易とするために取り外し可能であり、前記オーブン
    が取り外し可能なカバー部分と、容器のカバー部分を掴
    むオーブンカバー部分における取り外し手段とを有し、
    これにより両者が廃棄物容器へ入れることができるよう
    に同時に開くことを特徴とする請求項24記載の医療用
    廃棄物の滅菌および包埋のための装置。
  27. 【請求項27】医療用器具の廃棄物を包埋し滅菌するた
    めの方法であって、 (a)供給された廃棄物を容器内に蓄積する工程、 (b)容器と、融点が調節された熱可塑性化合物を加熱す
    る工程、 (c)融解した可塑性物を廃棄物の周囲および間に流し込
    んで空間を満たすとともに、材料の外側が廃棄物の突出
    を排除するように閉じ込めるようにする工程、 (d)材料を固化させて、全ての鋭い縁部や尖った先端が
    外側に露出しないように包埋された実質的に滅菌した塊
    を造る工程、 とを有することを特徴とする医療用廃棄物を包埋し滅菌
    するための方法。
  28. 【請求項28】融点が調整された熱可塑性樹脂の融点
    が、胞子形態のものを含む全ての生物学的生命が接触に
    より実質的に滅菌する温度に相当する温度であることを
    特徴とする請求項27記載の医療用廃棄物を包埋し滅菌
    するための方法。
  29. 【請求項29】固定部と、移動により縮小可能な閉ざさ
    れた空間を構成する可動部とを有する耐熱性の容器を用
    い、 第一の融点を調整された熱可塑性物体により動きを抑制
    し、 容器内に医療廃棄物を蓄積し、 可動な容器の一部を自由に動かすために熱可塑性樹脂を
    液化させるように容器を加熱し、 そして廃棄物の部材の突出の無い少なくとも部分的に滅
    菌された塊の中に廃棄物を隙間なく包埋するために廃棄
    物内に熱可塑性物体を移動させるために可動部分に圧力
    を加えることを特徴とする請求項27記載の医療用廃棄
    物を包埋し滅菌するための方法。
  30. 【請求項30】第一の熱可塑性物体より実質的に低い融
    点を有する容器内に収納された第二の熱可塑性物体を配
    置し、 第一の熱可塑物体を液化するために十分でかつ第二の融
    点より低い温度で容器を予備的に加熱させ、これによ
    り、容器内に追加の廃棄空間を発生させ、追加の廃棄を
    可能とすると同時に、蓄積された廃棄物の少なくとも部
    分的に予備的な包埋を起こさせることを特徴とする請求
    項27記載の医療用廃棄物を包埋し滅菌するための方
    法。
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