JPH0648939B2 - 植物栽培基材の製造方法 - Google Patents

植物栽培基材の製造方法

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JPH0648939B2 JP63506670A JP50667088A JPH0648939B2 JP H0648939 B2 JPH0648939 B2 JP H0648939B2 JP 63506670 A JP63506670 A JP 63506670A JP 50667088 A JP50667088 A JP 50667088A JP H0648939 B2 JPH0648939 B2 JP H0648939B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、発泡させた粘土または軽く焼成したセラミッ
ク材料から成る顆粒を20〜100 %含む、植物栽培基材の
製造方法に関する。
植物による物質代謝は本質的に次のような過程で行なわ
れる、即ち異化(呼吸)、同化(光合成)、栄養分代
謝、水分供給および発散である。植物の最適な生長に
は、環境的な影響(気候、光、等)に加えて、しっかり
とした支持、そして栽培基材からの連続的で十分な栄養
および水分の補給を必要としている。従って、栽培基材
の構成および構造は、生長の不可欠な要因である。
植物は、水を、光合成のための原料化合物としてだけで
はなく、物質代謝における重要な反応パートナーとして
必要としている。従って、植物の水含有量は高く、高等
な植物では、水の量が生命体の90%以上にもなる。植物
の中では、常に水が流れており、絶えず蒸発により、植
物の上部へと運ばれている。この水の損失は、相当する
量の水を摂取することにより調整しなければならない。
植物は、取水のために、本来全表面を利用することがで
きる。しかし、根を持つ植物は、栽培土壌から水を得
る。
鉱物および一部有機物も水溶液の形態で採取されるの
で、栄養分摂取は、大部分が水に結び付いた形でなされ
る。光合成の際に、COおよびHOから取り出され
て有機分子に組み込まれる炭素、酸素および水素に加え
て、植物は、その物質代謝のために他の元素も必要とす
る。即ち非金属として窒素、硫黄および燐、並びに金属
のカリウム、カルシウムおよびマグネシウムである。そ
の上、大部分の植物は、正常の発育のために、さらに微
量の元素、即ち鉄、マンガン、亜鉛、銅、ホウ素、モリ
ブデン、コバルト、並びに塩素およびケイ素、場合によ
ってはナトリウムおよびカリウムも必要とする。これら
の元素は、ほとんどすべて必須と考えられており、不足
すると、典型的な欠乏症状を起こす。多くの植物にとっ
て、地中にある必須元素はどれも十分ではない。その
上、その量は、互いに好ましい比率で存在しなければな
らない。また、栄養分と栽培基材との結合形態およびそ
の栄養分の利用可能性は、植物に栄養分を補給する際の
重大な変数となる。
従って、植物の健全な発育は、栽培基材の物理的および
化学的特性に大きく左右される。重要な物理的パラメー
タには、土壌の体積、鉱物学的組成に依存する栽培基材
の交換容量、栽培基材の粒度および構造、並びに様々な
要因により影響を受ける栽培基材構造の安定性などがあ
る。生長ホルモン、フミン、障害物質、抵抗物質などの
有機物質の含有量、および無機物質からの上記必須元素
の含有量が、栽培基材の決定的な化学的パラメータとな
る。
以前は、各種の植物の様々な要求に合わせるために、多
数の異なった土の混合物を植物栽培基材として使用して
いた。最近の十年間で、水および栄養分の補給を効果的
に管理できる、幾種類かの標準土壌および泥炭栽培基材
が実用化されてきた。さらに、特に室内植物栽培で、最
近、水栽培が益々盛んになっているが、そこでは、大体
が膨張された粘土顆粒から成る栽培基材に、植物が利用
できる形で栄養分を溶液にして与えなければならない。
その栽培基材は、適当な粘土を非常に高い温度で焼成し
て調製するが、その際、内部のガス発生により、材料が
膨張する、つまり不規則な気泡および細孔(空隙)が形
成される。
本発明の目的は、それぞれの植物の必要条件に簡単に、
効果的に適合させることができる、従来技術に比べて明
らかに改良された物理的および化学的特性を備えた植物
栽培基材を製造する方法を提供することである。
この植物栽培基材の製造方法は、45〜80重量部の粘土、
0〜50重量部の方解石、石英砂、ドロマイト、長石、耐
火粘土、添加剤としてセピオライト、15〜30重量部の
水、0.01〜0.03重量部の溶解剤(liquef action agen
t)並びに0.001 〜0.01重量部の界面活性剤を混合し、
それ自体公知の分散装置内で、圧縮空気を通して加圧下
で、室温〜95℃の温度で発泡させ、その際必要であれば
高粘土かつチキソトロピー性で、自己安定性の発泡懸濁
液を調整するため、溶解剤に反対作用する(溶解剤に対
してカウンターリアクトする)物質を加え、その後で、
必要であれば、その発泡した混合物を粘土の成形品に成
形し、その成形品を室温〜200 ℃の温度で乾燥させ、そ
の乾燥した粘土成形品を必要であれば粉砕し、粉砕物を
篩いにかけ、微細片は原料混合物に戻し、最後に、選択
された粒径の粘土成形品ないし粉砕した粘土成形品を、
該粘土成形品内の温度が600 〜1500℃、好ましくは700
〜800 ℃となる温度で焼成する各工程から成る。
この様な方法の基礎は西独特許第DE-PS3414965号に記載
されているが、そこでは、好ましくは0.01〜0.03重量部
の溶解剤を使用し、焼成温度も好ましくは最高1000℃に
限定している。本発明に係わる植物栽培基材の好ましい
製造方法をさらに説明するために、上記西独特許を参考
にする。
本発明においては、原料の発泡を、1.3〜10バール加圧
下で行ない、その圧力をノズルから出るまで保持する。
粘土成形品の成形および粉砕を、発泡混合物の押出しス
トランドを周期的に分断することにより行なうこともで
きる。
また、本発明において、粒径として、1〜5mmの範囲の
顆粒直径を選択することもできる。
本発明の好ましい実施態様では、顆粒が、粒径に関し
て、15〜30重量%、好ましくは25重量%が1〜2mmの直
径を持つ粒子で、40〜70重量%、好ましくは60重量%が
2〜4mmの直径を持つ粒子で、5〜20重量%、好ましく
は15重量%が4〜5mmの直径を持つ粒子で構成されてい
る。
さらに本発明では、顆粒の細孔(空隙)の直径が1mm未
満である。
本発明により製造されたものは、水栽培用の材料として
使用することができる。
さらに本発明により製造されたものは、花壇用腐食土と
して使用することもできる。
さらに、本発明により製造されたものは、栄養分、肥
料、および/または殺虫剤の貯蔵担体として使用するこ
とも可能である。
その際、多孔質のセラミック材料に有効成分溶液を吹き
付ける。
さらに、この吹き付けた多孔質セラミック材料に、始め
は硬化するが、水および/または根液の作用により、予
め決められた期間内に溶解する液を上塗りすることもで
きる。
また、上塗り溶液として、種々の組成の水ガラス溶液を
使用することもできる。この水ガラスはしばしば予め石
灰、チョークまたは石膏と反応させる。
本発明により製造されたものは、過度に酸性化した土壌
に対する長期緩衝剤として使用することもできる。
その場合、好ましくは、原料混合物に、焼成時にアルカ
リ性ケイ酸塩を形成するチョーク、ドロマイト等の物質
を加える。
さらにまた、本発明により製造されたものは、水槽の底
床として使用することもできる。
発泡粘土またはセラミック材料製の顆粒、特に前記西独
特許第DE-PS3414965号に記載されるような方法で製造し
た顆粒を上記のように使用することにより、全く新規な
植物栽培基材が得られる。以下に「発泡粘土顆粒」と呼
ぶ材料は、水栽培材料としても、花壇用腐食土への添加
物としても使用できる。後者の場合は、花壇用腐食土と
混合することもできるし、層状に撒くこともできる。
既に述べたような植物栽培に必要な必須元素は原料中に
存在し、製品中では植物が利用できる形で用意されてい
る。さらに他の条件を必要とする植物(例えば、花が咲
く植物の場合に、花形成にさらに燐を必要とする様な場
合)に対しては、適当な添加物により、配合を補完す
る、あるいはそれに相当する粘土を使用する。それによ
って、それぞれの用途に応じて最適な製品を調製するこ
とができる。
本発明に係わる発泡粘土顆粒の粒径構成により、顆粒内
で最適な液体搬送ないし液体交換が行われると共に、必
要な気体交換を可能にするために十分な空気透過性を備
えた、顆粒状の敷き砂利が得られる。この両者は、最適
な植物栽培の前提条件である。
1mm未満の範囲の大きさの細孔を設けることによって、
植物は、根の先端を顆粒内に押し込み、根毛を経由して
細孔から物質を摂取することができる。
この際に、細孔の大きさを1mm未満とすることにより、
植物の根の先端のうちで細かいものだけが顆粒内に入り
込めることとなる。細孔が大きいと、根のより太い部分
までが顆粒内に侵入してくることとなり、顆粒の多孔性
構造が破壊されかねない。実際、細孔から必要な物質を
摂取するには根の先端のみが入り込めれば十分である。
また、顆粒の高安定性を維持するには細孔が小さいこと
が好ましく、細孔が大きいと顆粒の安定性が損なわれる
こととなる。
このように、この材料は固有安定性が高いために、非常
に長い期間にわたって最適な空気交換(酸素補給)が達
成される集合構造が得られるが、これは植物栽培にとっ
て非常に重要なことであり、例えば病気予防にもなる。
均質な、特に上記の方法により最適な調節が可能な材料
構造およびその毛管力により、そこにある液体が一つの
ユニット内で常に一様に配分され、それによって、どの
場所においても同じように利用できるようになる。これ
によって、液体の過剰供給や不足を防ぐことができる。
そのため、従来の花壇用腐食土ではほとんど防ぐことが
できなかった、局所的な乾燥による、植物にとって有毒
な、栄養分の濃縮を避けることができる。また、均一な
空隙構造とすることにより、この材料の安定性が増すと
共に、必要な物質が顆粒から植物へと均一に分配でき
る。
さらに、貯蔵担体、長期緩衝剤あるいは水槽用の底床と
して本発明に係わる発泡粘土顆粒を使用する場合も、そ
の長所は同様に、この材料の均質な構造およびその毛管
力に由来し、そのためにそれぞれの目的にとって必須の
物質を自由に使用し、調整することができる。
本発明に係わる植物栽培基材用の顆粒を、前記西独特許
第DE-PS3414965号に記載するような方法で製造すること
は有利である。というのは、この方法は、セメントなど
の固化剤や結合剤を全く使用していないからであるが、
これらの添加剤はこの材料の新規な使用分野にとって好
ましくない物質、例えばカルシウム、燐、その他を含ん
でいることがあるからである。原料混合物は、少なくと
も0.3 バールの過圧下(すなわち、約1.3 バールの加圧
下)で発泡させるが、その際、発泡した材料を加圧下で
移動させるので、この圧力をノズルから出るまで保持し
なければならない。圧力が低下するとすぐに水の遊離部
分が減少し、材料の移動により細孔構造が壊されること
になる。
既に述べたように、西独特許第DE-PS3414965号に提案さ
れている方法を、発泡混合物を粘土成形品に成形し、乾
燥し、粉砕する代わりに、発泡混合物の押出しストラン
ドを周期的に分断するように変更することもできる。こ
れによって、顆粒を直接製造することができ、その後の
粉砕が必要なくなる。
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例 500 kgのレンガ用粘土、200 の水、400 kgのケイソウ
土、並びに80gのポリリン酸ナトリウム、100 gのドデ
シルスルホン酸ナトリウム、5kgの回収発泡粘土細片を
混合機に入れ、約5バールで約5分間強く攪拌して発泡
を行い、生じたチキソトロピー性が高い粘土懸濁液を成
形装置に入れ、直径1cmの棒にして、円筒状乾燥機に入
れる。予め200 ℃に加熱した円筒乾燥機で、この発泡粘
土材料を5分間乾燥した後、ロール粉砕機に送る。この
ロール粉砕機で、乾燥した発泡粘土材料を粉砕し、続い
て細かくなった発泡粘土材料を篩い装置で篩い分け、粒
径が2.5〜4mm粒子分は焼成炉に送り、粒径2.5 mm未満
の粒子分は原料混合物に戻す。焼成用の乾燥した発泡粘
土顆粒は、1450℃に加熱した連続炉に導入し、そこで滞
留時間4分間で焼成する。この焼成したセラミック製品
は、植物栽培基材としてすぐ使用できる顆粒に加工す
る。その際、pH値は7.2 、吸水能力は約130 重量%、内
部表面積は約180 m2/gおよび細孔の直径は0.8 mmであ
る。
以下、本発明に関連する事項を以下に項分け記載する。
1) 発泡させた粘土または軽く焼成したセラミック材料
から成る顆粒を20〜100 %含む、植物栽培基材。
2) 顆粒を、45〜80重量部の粘土、0〜50重量部の方解
石、石英砂、ドロマイト、長石、耐火粘土、融剤として
セピオライト、15〜30重量部の水、0.01〜0.03重量部の
溶解剤並びに0.001 〜0.01重量部の界面活性剤を混合
し、それ自体公知の分散装置内で、圧縮空気を通して加
圧下(1〜10バール)で、室温〜95℃の温度で発泡さ
せ、その際必要であれば高粘土の、チキソトロピー性
の、自己安定性の発泡懸濁液を造るために、溶解剤に反
対作用する物質を加え、その後で、必要であれば、その
発泡した混合物を粘土の成形品に成形し、その成形品を
室温〜200 ℃の温度で乾燥させ、その乾燥した粘土成形
品を必要であれば粉砕し、粉砕物を篩いにかけ、微細片
は原料混合物に戻し、最後に、粒径を選んだ粘土成形品
ないし粉砕した粘土成形品を600 〜1500℃、好ましくは
700 〜800 ℃の間の粘土成形品における製造温度で焼成
する方法で調製することを特徴とする実施態様1記載の
植物栽培基材。
3) 原料の発泡を、少なくとも0.3 バール過圧で行な
い、その圧力をノズルから出るまで保持することを特徴
とする実施態様1または2記載の植物栽培基材。
4) 粘土成形品の成形および粉砕を、発泡混合物の押出
しを周期的に中断することにより行なうことを特徴とす
る実施態様1〜3いずれか1項記載の植物栽培基材。
5) 粒径として、1〜5mmの範囲の顆粒直径を選ぶこと
を特徴とする実施態様1〜4いずれか1項記載の植物栽
培基材。
6) 顆粒が、粒径に関して、15〜30重量%、好ましくは
25重量%が1〜2mmの直径を持つ粒子で、40〜70重量
%、好ましくは60重量%が2〜4mmの直径を持つ粒子
で、5〜20重量%、好ましくは15重量%が4〜5mmの直
径を持つ粒子で構成されていることを特徴とする実施態
様5記載の植物栽培基材。
7) 顆粒の細孔直径が1mm未満であることを特徴とする
実施態様1〜6いずれか1項記載の植物栽培基材。
8) 実施態様1〜7いずれか1項記載の植物栽培基材
の、水栽培用の材料としての使用。
9) 実施態様1〜7いずれか1項記載の植物栽培基材
の、花壇用腐食土としての使用。
10) 実施態様1〜7いずれか1項記載の植物栽培基材
の、栄養分、肥料、および/または殺虫剤の貯蔵担体と
しての使用。
11) 多孔質のセラミック材料に有効成分溶液を吹き付
けることを特徴とする実施態様10記載の使用。
12) その吹き付けた多孔質セラミック材料に、始めは
硬化するが、水および/または根液の作用により、予め
決められた期間内に溶解する液を上塗りすることを特徴
とする実施態様11記載の使用。
13) 上塗り溶液として、組成の異なる水ガラス溶液を
使用することを特徴とする実施態様12記載の使用。
14) 水ガラスを前もって、石灰、チョークまたは石膏
と反応させておくことを特徴とする実施態様13記載の使
用。
15) 実施態様1〜7いずれか1項記載の植物栽培基材
の、過度に酸性化した土壌に対する長期緩衝剤としての
使用。
16) 原料混合物に、焼成時にアルカリ性ケイ酸塩を形
成するチョーク、ドロマイト等の物質を加えることを特
徴とする実施態様15記載の使用。
17) 実施態様1〜7いずれか1項記載の植物栽培基材
の水槽の床張りとしての使用。
フロントページの続き (72)発明者 ツェンピーク,クラウス ドイツ連邦共和国 ディー‐2810 フェル デン/アレル コルンブルーメンヴェーク 4 (56)参考文献 特開 昭50−46710(JP,A) 特開 昭56−50165(JP,A) 実開 昭61−146143(JP,U) 実開 昭57−164533(JP,U) 特公 昭54−39297(JP,B2) 独国特許出願公開2648119(DE,A) オーストリア国特許出願公告358311(A U,B)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】45〜80重量部の粘土、0〜50重量部の方解
    石、石英砂、ドロマイト、長石、耐火粘土、添加剤とし
    てセピオライト、15〜30重量部の水、0.01〜0.03重量部
    の溶解剤並びに0.001 〜0.01重量部の界面活性剤を混合
    し、分散装置内で、圧縮空気を通して加圧下で、室温〜
    95℃の温度で発泡させ、その後、その発泡した混合物を
    粘土の成形品に成形し、その成形品を室温〜200 ℃の温
    度で乾燥させ、その乾燥した粘土成形品を粉砕し、その
    粉砕物を篩いにかけ、その結果微細片は原料混合物に戻
    し、最後に、選択された粒径範囲を有する粉砕した粘土
    成形品ないし粘土成形品を、該粘土成形品内の温度が60
    0 〜1500℃の範囲となる温度で焼成する各工程から成
    る、空隙サイズが1mm未満の均一な空隙構造を有する、
    植物栽培基材として適した多孔性セラミック顆粒の製造
    方法であって、前記発泡を、1.3 〜10バールの加圧下で
    行ない、その圧力をノズルから出るまで保持することを
    特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】45〜80重量部の粘土、0〜50重量部の方解
    石、石英砂、ドロマイト、長石、耐火粘土、添加剤とし
    てセピオライト、15〜30重量部の水、0.01〜0.03重量部
    の溶解剤並びに0.001 〜0.01重量部の界面活性剤を混合
    し、分散装置内で、圧縮空気を通して加圧下で、室温〜
    95℃の温度で発泡させ、その際、高粘性でチキソトロピ
    ー性かつ自己安定性の発泡懸濁液を調整するため前記溶
    解剤に反対作用する物質を加え、その後、その発泡した
    混合物を粘土の成形品に成形し、その成形品を室温〜20
    0 ℃の温度で乾燥させ、その乾燥した粘土成形品を粉砕
    し、その粉砕物を篩いにかけ、その結果微細片は原料混
    合物に戻し、最後に、選択された粒径範囲を有する粉砕
    した粘土成形品ないし粘土成形品を、該粘土成形品内の
    温度が600 〜1500℃の範囲となる温度で焼成する各工程
    から成る、空隙サイズが1mm未満の均一な空隙構造を有
    する、植物栽培基材として適した多孔性セラミック顆粒
    の製造方法であって、前記発泡を、1.3 〜10バールの加
    圧下で行ない、その圧力をノズルから出るまで保持する
    ことを特徴とする製造方法。
  3. 【請求項3】前記焼成の工程を、前記粘土成形品内の温
    度が700 〜800 ℃の範囲となる温度で行なうことを特徴
    とする請求項1または2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】前記選択された粒径範囲が1-5 mmであるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の製造
    方法。
  5. 【請求項5】前記顆粒が以下のような粒度分布から成る
    ことを特徴とする請求項4記載の製造方法。 15-30 重量%が直径1-2mm;40-70 重量%が直径2-4 m
    m;5-20重量%が直径4-5 mm。
  6. 【請求項6】前記顆粒が以下のような粒度分布から成る
    ことを特徴とする請求項5記載の製造方法。 25重量%が直径1-2mm;60重量%が直径2-4 mm;15重量
    %が直径4-5 mm。
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