JPH064871B2 - 洗剤組成物、洗浄液およびその製造方法 - Google Patents

洗剤組成物、洗浄液およびその製造方法

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JPH064871B2
JPH064871B2 JP5807684A JP5807684A JPH064871B2 JP H064871 B2 JPH064871 B2 JP H064871B2 JP 5807684 A JP5807684 A JP 5807684A JP 5807684 A JP5807684 A JP 5807684A JP H064871 B2 JPH064871 B2 JP H064871B2
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    • C11D1/72Ethers of polyoxyalkylene glycols

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、布帛からの増大したグリース/油汚れの除去
を与えようとする界面活性剤の混合物を配合した洗剤組
成物および洗浄液に関し、詳細には陰イオン界面活性
剤、エトキシ化非イオン界面活性剤および脂肪族モノカ
ルボン酸のグリセリルモノエステルからなる界面活性剤
混合物を配合した組成物に関する。
発明の背景 改善された洗浄力または制御された泡形成を得るために
界面活性剤の混合物を有するクリーニング組成物を処方
することは、洗剤技術上周知である。更に詳細には、こ
の目的用の異なる界面活性剤を配合することは、良く理
解されており、そして多数の混合物、例えば非イオン界
面活性剤と陰イオン界面活性剤または双性界面活性剤と
の混合物、または陰イオン界面活性剤、非イオン界面活
性剤および陽イオン界面活性剤の混合物が、開示されて
いる。二成分型の混合物の典型例は、英国特許第1,3
99,966号明細書および第1,453,043号明
細書に記載されており、そして三成分混合物の例は、英
国特許第2,040,986号明細書、 第1,418,719号明細書、 第873,214号明細書および第641,297号明
細書によって与えられる。
陰イオン界面活性剤と、非イオン界面活性剤、特にエト
キシ化非イオン界面活性剤との組み合わせは、処方時に
比較的少しの束縛しか受けず、即ち通常の洗剤組成物の
他の成分との相容性上の問題を生じない。更に、エトキ
シ化非イオン界面活性剤が粒状組成物の10重量%を超
える量で存在しなければ、それらの加工は自由流動性製
品を与えるのに通常ではない尺度を必要としない。
しかし、陽イオン物質を包含する界面活性剤の組み合わ
せは、処方時および加工時の両方において困難を生ず
る。第四級アンモニウム塩が処方物の陰イオン成分と反
応する傾向は、周知であり、そして1以上の洗剤長さの
ヒドロカルビル基を含有する陽イオン塩は、陰イオン界
面活性剤および陰イオン光学増白剤との水不溶性複合体
を生成する。処方に応じて、これらの複合体は、洗浄液
中で懸濁されたままであるか懸濁されず、そして反応体
の有効さは減少されるらしい。陽イオン物質を含有する
組成物の加工は、これらの物質が存在していない組成物
の場合よりも簡単ではない。水性液体組成物は、特に0
℃に近い循環温度にさらされる場合に余り相安定ではな
く、そして陽イオン物質の噴霧乾燥粒状組成物への配合
は、乾燥工程時の高アルカリ性条件への露出から生ずる
劣化を回避するために注意を必要とする。不織シート基
体に界面活性剤および他の成分の実質上無水の溶融分散
液を含浸して洗濯洗剤添加剤製品を与える制御も、陽イ
オン界面活性剤の添加から生ずる粘度増大によって影響
される。従って、陽イオン界面活性剤なそれらを含有す
る洗剤組成物上に多数の特定の性能利益を与えるが、他
の界面活性剤型に比較しての高コストおよびそれらの配
合が負わせる処方および加工上の束縛は、このような利
益を与える別手段が見い出されることを望ましくさせ
る。
〜C14脂肪族カルボン酸のグリセリルモノエステ
ルは、或る種の陰イオン界面活性剤およびエトキシ化非
イオン界面活性剤と併用された場合に、陽イオン界面活
性剤を配合した組成物によってだけ得られると従来信じ
られていたのと同一範囲のグリース/油汚れ除去上の利
益を与えることができることが今や見い出されている。
脂肪酸のグリセリルモノエステルは、主として食品工業
において乳化剤として使用される界面活性剤であるが、
それらの低い水溶性は、水性媒体に使用しようとする洗
剤組成物での使用を限定している。英国特許第1,56
4,507号明細書は、C〜C14脂肪酸のグリセリ
ルモノエステル1〜50重量%および陰イオン界面活性
剤5〜50重量%からなる水浴フォーム組成物を請求
し、そしてエトキシ化ココナッツモノエタノールアミド
2〜3%をこのような組成物で場合によって配合する成
分として使用することを開示している。
日本特許出願第73500/73号は、N−長鎖アシル
化アミノ酸塩および場合によって金属イオン封鎖剤、例
えばEDTA,NTAまたはクエン酸塩の存在下におい
てグリセリルモノステアレートであることができる脂肪
酸非イオン界面活性剤からなる液体洗剤組成物を開示し
ている。英国特許出願第2,040,983号明細書
は、グリセリル脂肪酸エステルを陰イオン界面活性剤お
よび非イオン界面活性剤を包含する洗剤組成物用の抑泡
系の成分として使用することを教示している。グリセリ
ルエステルは、組成物を0.2〜0.4重量%の量で存
在する。
12〜C18脂肪酸のグリセリルモノエステルも、乾
燥機添加シート基体布帛柔軟組成物の成分として開示さ
れており、このような開示の例は、米国特許第4,00
0,340号明細書、米国特許第3,632,396号
明細書および英国特許第1,571,527号明細書の
ものである。
これらの開示にも拘らず、C〜C14脂肪酸カルボン
酸のグリセリルモノエステルが或る種の陰イオン界面活
性剤およびエトキシ化非イオン界面活性剤との組み合わ
せで布帛からの優れたグリース/油汚れ除去を与える能
力を有するという認識は、従来技術にはないらしい。
それ故、本発明の一面によれば、 (A) 組成物の5〜60重量%を構成し、かつ (1) 陰イオン界面活性剤、 (2) HLB9〜15を有するエトキシ化非イオン界面
活性剤、 (3) C〜C14脂肪族カルボン酸のモノグリセリル
エステル(グリセリルエステルは組成物の少なくとも
0.50重量%の量で存在する) からなる界面活性剤、 (B) 組成物の1〜50重量%の量の金属イオン封鎖
剤、 (C) 他の洗剤成分0%〜94%からなる、布帛からの
グリース状、油状しみ除去を与えるのに適した洗剤組成
物が提供される。
好ましくは陰イオン界面活性剤はエトキシ化されず、そ
してスルホネート型またはサルフェート型を有し、そし
て更に好ましい組成物においては、エトキシ化非イオン
界面活性剤はエトキシ化第一級C10〜C15アルコー
ルまたはエトキシ化C〜C12アルキルフェノールで
ある。
本発明の別の面によれば、前記のような組成物100〜
25,000ppmからなる洗濯液が提供される。
本発明の更に他の面によれば、前記のような洗濯液の調
製法は、金属イオン封鎖剤と一緒に界面活性剤混合物の
エトキシ化非イオン成分およびグリセリルエステル成分
からなる添加剤製品を陰イオン界面活性剤の水溶液に添
加することからなる。
発明の具体的説明 本発明に係る洗剤組成物は、3成分界面活性剤系および
金属イオン封鎖剤からなる。
界面活性剤系 これは、組成物の5%〜60%、好ましくは7〜20
%、最も好ましくは10〜15%を構成し、そして陰イ
オン界面活性剤、エトキシ化非イオン界面活性剤および
グリセリルエステル非イオン界面活性剤の混合物からな
る。
陰イオン界面活性剤 陰イオン界面活性剤は、洗濯洗剤で通常使用される1以
上の物質であることができる。好適な合成陰イオン界面
活性剤は、アルキルベンゼルスルホン酸、アルキル硫
酸、アルキルポリエトキシエーテル硫酸、パラフィンス
ルホン酸、α−オレフィンスルホン酸、α−スルホカル
ボン酸およびそれらのエステル、アルキルグリセリルエ
ーテルスルホン酸、脂肪酸モノグリセリド硫酸および脂
肪酸モノグリセリドスルホン酸、アルキルフェノールポ
リエトキシエーテル硫酸、2−アシルオキシアルカン−
1−スルホン酸、およびβ−アルキルオキシアルカンス
ルホン酸の水溶性塩である。
特に好適な種類の陰イオン界面活性剤は、例えば、それ
らの分子構造内に炭素数8〜22、特に10〜20のア
ルキル基またはアルカリール基およびスルホン酸エステ
ル基または硫酸エステル基を有する有機硫酸反応生成物
の水溶性塩、特にアルカリ金属塩、アンモニウム塩およ
びアルカノールアンモニウム塩である(「アルキル」な
る用語にはアシル基のアルキル部分が包含される)。本
発明の洗剤組成物の一部分を構成するこの群の合成洗剤
の例は、アルキル硫酸ナトリウムおよびアルキル硫酸カ
リウム、特にタローまたはやし油のグリセリドを還元す
ることによって生成された高級アルコール(C〜C
18炭素数)を硫酸化することによって得られるもの、
およびアルキル基が直鎖または分枝鎖配置内に炭素数9
〜15、特に11〜13を有するアルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムおよびアルキルベンゼンスルホン酸カ
リウム、例えば米国特許第2,220,099号明細書
および第2,477,383号明細書に記載の種類のも
の、および直鎖クロロパラフィン(三塩化アルミニウム
触媒作用使用)または直鎖オレフィン(フッ化水素触媒
作用使用)でのアルキル化によって得られたアルキルベ
ンゼンから生成されるものである。アルキル基の平均が
炭素数11.8である線状直鎖アルキルベンゼンスルホ
ネート(略称C11.8LAS)、およびC12〜C
15メチル分枝アルキルサルフェートが、特に価値があ
る。
他の陰イオン洗剤化合物は、C1018アルキルグリ
セリルエーテルスルホン酸ナトリウム、特にタローおよ
びやし油から誘導された高級アルコールのエーテル;や
し油脂脂酸モノグリセリドスルホン酸ナトリウムおよび
やし油脂肪酸モノグリセリド硫酸ナトリウム;および1
分子当たり1〜10単位のエチレンオキシドを含有し、
かつアルキル基が炭素数8〜12を有するアルキルフェ
ノールエチレンオキシドエーテル硫酸のナトリウム塩ま
たはカリウム塩である。
本発明で有用な他の陰イオン洗剤化合物は、例えば脂肪
酸基間に炭素数6〜20を有し、かつエステル基内に炭
素数1〜10を有するα−スルホン化スルホン酸エステ
ルの水溶性塩;アシル基内に炭素数2〜9を有し、かつ
アルカン部分内に炭素数9〜23を有する2−アシルオ
キシアルカン−1−スルホン酸と水溶性塩;アルキル基
内に炭素数10〜18、特に12〜16を有し、かつ1
〜12モル、特に1〜6モル、更に特に1〜4モルのエ
チレンオキシドを有するアルキルエーテルサルフェー
ト;炭素数12〜24、好ましくは14〜16を有する
オレフィンスルホン酸の水溶液塩、特に三酸化硫黄と反
応させた後、存在する如何なるスルトンも対応のヒドロ
キシアルカンスルホネートに加水分解されるような条件
下で中和することによって生成されるもの;炭素数8〜
24、特に炭素数14〜18を有するパラフィンスルホ
ン酸の水溶性塩、およびアルキル基内に炭素数1〜3は
を有し、かつアルカン部分内に炭素数8〜20を有する
β−アルキルオキシアルカンスルホネートである。
前記非セッケン陰イオン界面活性剤とアルカン鎖は、天
然物、例えばやし油またはタローから誘導でき、または
例えばチーグラー法またはオキソ法を使用して合成的に
生成できる。水溶性は、アルカリ金属、アンモニウムま
たはアルカノールアンモニウム陽イオンを使用すること
によって達成され得る。ナトリウムが好ましい。好適な
脂肪酸セッケンは、アルキル鎖内に炭素数8〜24、好
ましくは10〜22、特に16〜22を有する高級脂肪
酸の通常のアルカリ金属塩(ナトリウム塩、カリウム
塩)、アンモニウム塩、およびアルキロールアンモニウ
ム塩から選択され得る。好適な脂肪酸は、天然物、例え
ば大豆油、ひまし油、タロー、鯨油および魚油、グリー
ス、ラードおよびそれらの混合物から得られる。脂肪酸
は、合成的にも生成され得る(例えば、石油の酸化によ
り、またはフィッシャートロプシュ法による一酸化炭素
と水素添加により)。樹脂酸、例えばロジンおよびトー
ル油中の樹脂酸が、好適である。ナフテン酸も好適であ
る。ナトリウムセッケンおよびカリウムセッケンは、油
脂の直接ケン化により、または別個の製法で生成される
遊離脂肪酸の中和により生成され得る。タローおよび水
素添加魚油から誘導される脂肪酸の混合物のナトリウム
塩およびカリウム塩が、特に有用である。
好ましい界面活性剤系においては、陰イオン界面活性剤
は、エトキシ化されるべきではない。その理由は、この
ような界面活性剤が優れたグリース/油汚れ除去能力を
示すからである。好ましくは、界面活性剤は、スルホネ
ート型またはサルフェート型を有し、そして陰イオン界
面活性剤の混合物、特に重量比10:1から1:5、好
ましくは5:1から1:1.5、更に好ましくは5:1
から1:1のスルホネート界面活性剤とサルフェート界
面活性剤との混合物が、本発明で特に好適である。アル
キル基内に炭素数9〜15、特に11〜13を有するア
ルキルベンゼンスルホネート(陽イオンはアルカリ金
属、好ましくはナトリウムである)とアルキル基内に炭
素数10〜20、好ましくは12〜18を有するアルキ
ルサルフェートとの混合物が、特に好ましい。
エトキシ化非イオン界面活性剤 本発明で有用な非イオン界面活性剤は、平均親水性親油
性バランス(HLB)9〜15、好ましくは9.5〜1
3.5、更に好ましくは10〜12.5を有する界面活
性剤を与えるエチレンオキシドと疎水性部分との縮合物
である。疎水性部分は、脂肪族または芳香族であること
ができ、そして特定の疎水基と縮合されるポリオキシエ
チレン基の長さは、容易に調製されて、親水性エレメン
トと疎水性エレメントとの間の所望のバランスを有する
水溶性化合物を生成できる。
好適な非イオン界面活性剤の例は、次の通りである。
1. アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合
物、例えば直鎖または分枝鎖配置のいずれかに炭素数6
〜12を有するアルキル基を有するアルキルフェノール
とエチレンオキシドとの縮合物(前記エチレンオキシド
は、アルキルフェノール1モル当たり3〜20モル、好
ましくは5〜14モルに等しい量で存在する)。このよ
うな化合物内のアルキル置換基は、例えば重合プロピレ
ン、ジイソブチレン、オクテンおよびノネンから誘導さ
れ得る。他の例は、フェノール1モル当たり9モルのエ
チレンオキシドと縮合されたドデシルフェノール;フェ
ノール1モル当たり11モルのエチレンオキシドと縮合
されたジノニルフェノール;エチレンオキシド13モル
と縮合されたノニルフェノールおよびジイソオクチルフ
ェノールである。
2. 直鎖または分枝鎖配置のいずれかに炭素数8〜2
4を有する第一級または第二級脂肪族アルコールとアル
コール1モル当たり2〜15モル、好ましくは2〜9モ
ルのエチレンオキシドとの縮合物。好ましくは、脂肪族
アルコールは、炭素数9〜18を有し、そして脂肪族ア
ルコール1モル当たり2〜9モル、望ましくは3〜8モ
ルのエチレンオキシドでエトキシ化される。好ましい界
面活性剤は、線状である第一級アルコール(例えば、天
然脂肪から誘導されるもの、またはチーグラー法によっ
てエチレンから生成されるもの、例えばミリスチルアル
コール、セチルアルコール、ステアリルアルコール)、
または部分分枝である第一級アルコール、例えば2−メ
チル分枝25%を有するルテンゾール(Lutensols)、
ドバノール(Dobanols)、およびネオドール(Neodol
s)(ルテンゾールはBASFの商品名であり、ドバノ
ールおよびネオドールはシェルの商品名である)、また
は2メチル分枝50%を有すると理解されるシンペロニ
ック(Synperonics;シンペロニックはICIの商品名
である)またはリキチミカによって商品名リアール(Li
al)で販売されている50%よりも多い分枝鎖構造を有
する第一級アルコールから生成される。本発明の範囲内
に入る非イオン界面活性剤の特定例は、ドバノール45
−4、ドバノール45−7、ドバノール45−9、ドバ
ノール91−2.5、ドバノール91−3、ドバノール
91−4、ドバノール91−6、ドバノール91−8、
ドバノール23−6.5、シンペロニック6、シンペロ
ニック14、ココナッツアルコールとアルコール1モル
当たり平均5〜12モルのエチレンオキシドとの縮合物
(ココナッツアルキル部分は炭素数10〜14を有す
る)、およびタローアルコールとアルコール1モル当た
り平均7〜12モルのエチレンオキシドとの縮合物(タ
ロー部分は本質上炭素数16〜22を有する)である。
第二級線状アルキルエトキシレート、特にアルキル基内
に炭素数9〜15を有し、かつ1分子当たり11個ま
で、特に3〜9個のエトキシ残基を有するタージトール
(Tergitol)系列のエトキシレートも、本組成物で好適
である。
3. プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの
縮合によって生成された疎水性ベースとエチレンオキシ
ドとを縮合することによって生成される化合物。疎水性
部分の分子量は、一般に1500〜1800の範囲内に
入る。このような合成非イオン洗剤は、ワイアンドット
・ケミカルズ・コーポレーションによって商品名「プル
ロニック(Pluronic)」で市販されている。
本発明で使用するのに特に好ましい非イオン界面活性剤
は、アルコール1モル当たり3〜8モルのエチレンオキ
シドを含有するC〜C15第一級アルコールエトキシ
レート、特にアルコール1モル当たり6〜8モルのエチ
レンオキシドを含有するC12〜C15第一級アルコー
ルである。
グリセリルエステル界面活性剤 本発明で有用なグリセリルエステルは、C〜C14
肪族カルボン酸のモノエステル、特にC10〜C14
肪族カルボン酸のモノエステルである。カルボン酸は、
天然物、即ち植物油または動物脂肪から誘導でき、また
はオレフィン増生またはオキソ合成から合成できる。従
って、脂肪族基は、種類が飽和または不飽和であり、そ
して構造が線状または分枝であることができる。好まし
くは、脂肪族カルボン酸は、構造が線状または主として
線状であり、そして十分に飽和されている。
好ましい物質は、グリセリルモノカプレート、グリセリ
ルモノラウレートおよびグリセリルモノミリスチレート
であるが、C10,C12およびC14カルボン酸の配
合物のグリセリルモノエステルも、本発明の目的で好適
である。商業等級のグリセリルモノラウレートおよびグ
リセリルモノミリスチレートは、それらのロウ状物理的
特性および融点範囲(50〜70℃)が化学的に不安定
な洗剤成分、例えば漂白剤活性剤のプリル化形態用に有
用な結合剤物質にさせるので、特に好ましい。
グリセリルモノエステルの生成は、技術上周知であり、
通常、油脂の部分グリセロリシスおよびその後の分子蒸
留する包含する2段法によって実施される。モノエステ
ルは、グリセリルエステル成分の少なくとも90重量
%、最も好ましくは少なくとも95重量%を構成するこ
とが好ましいが、モノエステル含量70%のエステル
(残部の大部分が通常ジエステルであり、小部分がグリ
セリンおよび脂肪酸である)が使用され得る。トリエス
テル(即ち、出発油脂)はクリーニング負荷(load)を
構成するので、トリエステルの量は最小限にされるべき
であり、そしてエステル成分の1重量%を超えるべきで
はない。ケン化反応混合物からの所望のモノエステルま
たはモノエステル画分の分離は、通常、減圧蒸留によっ
て実施される。
短鎖長(C8〜C10)脂肪酸モノエステル物質の場合
には、グリセリンを適当な酸でエステル化することが更
に好都合であり得る。この技術は、合成的に誘導された
脂肪酸がモノエステルの合成に使用される場合にも使用
されなければならない。
本発明に係る洗剤組成物で得られるグリース/油汚れ除
去上の利益を与えるために、グリセリルエステル界面活
性剤は、少なくとも0.5重量%の量で存在しなければ
ならず、好ましくは少なくとも0.7重量%、通常少な
くとも1.0重量%の量で存在する。最も好ましくは、
グリセリルエステルは、組成物の少なくとも2重量%の
量で存在する。
本発明に係る好ましい界面活性剤系は、陰イオン界面活
性剤対グリセリルエステルの重量比15:1、更に通常
10:1、最も通常6:1を使用する。
グリセリルエステルの量が常時組成物の少なくとも0.
50重量%であるならば、界面活性剤系は、通常、系の
重量で、陰イオン界面活性剤30〜80%、非イオン界
面活性剤12〜60%およびグリセリルエステル2.5
〜30%からなるであろう。
本発明に係る洗剤組成物の他の必須成分は、組成物の1
〜60重量%、更に通常5〜50重量%の量で存在する
金属イオン封鎖剤である。金属イオン封鎖剤は、形態が
有機または無機であることができ、そして特性が水溶性
または水不溶性であることができる。
好適な無機ビルダー塩は、例えばオルトホスフェード、
ピロホスフェート、トリポリホスフェートおよび高分子
ガラス状ホスフェート、シリケート、カルボネートおよ
び水不溶性結晶性アルミノシリケート、例えば水和ゼオ
ライトA,XまたはPである。
配合できる有機金属イオン封鎖剤は、例えばアミノカル
ボキシレート、例えばニトリロトリ酢酸(NTA)、エ
チレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)およびジエチレ
ントリアミンペンタ酢酸(DETPA)およびこれらの
物質のメチレンホスホネート類似体NTMP,EDTM
PおよびDETPMPの塩、並びにポリカルボン酸、例
えば乳酸、グリコール酸およびそれらのエーテル誘導体
(ベルギー特許第821,368号明細書、 第821,369号明細書および 第821,370号明細書に開示);コハク酸、マロン
酸、(エチレンジオキシ)ジ酢酸、マレイン酸、ジグリ
コール酸、酒石酸、タルトロン酸およびフマル酸;クエ
ン酸、アコニット酸、シトラコン酸、カルボキシメチル
オキシコハク酸、ラクトキシコハク酸、および2−オキ
シ−1,1,3−プロパントリカルボン酸;オキシジコ
ハク酸、1,1,2,2−エタンテトラカルボン酸、 1,1,3,3−プロパンテトラカルボン酸および1,
1,2,3…プロパンテトラカルボン酸;シクロペンタ
ン−cis,cis,cis−テトラカルボン酸;シクロペンタ
ジエニドペンタカルボン酸、2,3,4,5−テトラヒ
ドロフラン−cis,cis,cis−テトラカルボン酸、2,
5−テトラヒドロフラン−cis−ジカルボン酸、1,
2,3,4,5,6−ヘキサンヘキサカルボン酸、メリ
ト酸、ピロメリト酸およびフタル酸誘導体の塩(英国特
許第1,425,343号明細書に開示)である。
高分子有機金属イオン封鎖剤も使用でき、例えば炭素数
2以下によって互いに離間されたカルボニル基少なくと
も2個を有しかつ平均分子量500〜2,000,00
0、更に好ましくは12,000〜1,500,000
を有する共重合体ポリカルボン酸は、 (a)一般式I (式中、X,YおよびZは各々水素、メチル、アリー
ル、アルカリール、カルボキシル、ヒドロキシルおよび
カルボキシメチルからなる群から選択され;X,Yおよ
びZの少なくとも1つはカルボキシルおよびカルボキシ
メチルからなる群から選択され、但しXおよびYはZが
カルボキシルおよびカルボキシメチルから選択される場
合にだけカルボキシメチルであることができ、そして
X,YおよびZの1つだけがメチル、アリール、ヒドロ
キシルおよびアルカリールであることができる)を有す
るポリカルボン酸単位および (b)(a)次 式 (式中、RはC〜C12アルキル基またはC〜C
12アシル基であり、Rは場合によってヒドロキシ置
換される) の化合物、 (b)次 式 (式中、RはHまたはCHであり、そしてRはH
またはC〜C10アルキル基であり、R,Rは場
合によってヒドロキシ置換される) の化合物、 (c)次 式 (式中、R〜Rの各々はHまたはR〜Rが一緒
に炭素数1〜20を有するようなアルキル基であり、R
〜Rは各々場合によってヒドロキシ置換される) の化合物および (d)次 式 (式中、Rはベンジルまたはピロリドンである) の化合物 から選択される単量体単位 からなる。
このようなカルボキシレートの高度に好ましい例は、
1:1スチレン/スレイン酸共重合体、ジイソブチレン
/マレイン酸共重合体、メチルビニルエーテル/マレイ
ン酸共重合体およびモル比1:1から1:4を有するマ
レイン酸/アクリル酸共重合体である。他の好適なポリ
カルボキシレートは、ベルギー特許第817,678号
明細書および英国特許第1,425,307号明細書に
記載のようなポリ−α−ヒドロキシアクリレートおよび
それらのラクトンである。
前記無機および有機金属イオン封鎖剤は併用されて、洗
浄力に影響を及ぼす各金属イオンの金属イオン封鎖を保
証できる。このような組み合わせの例は、主としてカル
シウムに対する不溶性ゼオライト、主としてマグネシウ
ムに対するポリカルボキシレートおよび主として重金属
イオンに対するアミノポリホスホネートの使用であろ
う。
場合によって配合される成分 本発明の組成物は、場合によって配合される広範囲の成
分によって補足され得る。
組成物の高度に好ましい成分である場合によって配合さ
れる主成分は、分子と会合され過酸化水素を有すると本
発明の目的で定義される過水和物型の無機過酸素漂白剤
である。アルカリ金属の過ホウ酸塩、過炭酸塩、過ケイ
酸塩および過ピロリン酸塩は、このような漂白剤の例で
ある。それらは、通常、組成物の5〜35重量%、好ま
しくは15〜25重量%の量で配合されて洗濯液中に漂
白剤50〜7000ppm、好ましくは300/2000p
pmを与える。
好ましい過水和物は、過ホウ酸ナトリウム1水和物およ
び過ホウ酸ナトリウム4水和物および過炭酸ナトリウム
である。過ホウ酸ナトリウムは、本発明に係る組成物へ
の添加がグリース/油汚れ除去能の増大を与えるので最
も好ましい過水和物である。
本発明に係る組成物に場合によって配合される高度に好
ましい成分は、有機ペルオキシ酸漂白剤前駆物質、所謂
漂白剤活性剤である。この種の化合物は、洗剤技術上周
知であり、例示の開示は英国特許第836,988号明
細書、 第864,798号明細書、 第1,586,769号明細書、 第2,040,893号明細書および欧州特許出願公告
第0062523号明細書に与えられている。高度に好
ましい前駆物質は、例えばテトラアセチルエチレンジア
ミン、テトラアセチルメチレンジアミン、テトラアセチ
ルグリコウリル、p−アセトキシベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、p−C〜Cアシルオキシベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、ペンタアセチルグリコースおよびオク
タアセチルラクトースである。前駆物質は、洗浄液な中
にペルオキシ酸からの有効酸素5〜50ppmを与えるよ
うに配合され、そして通常、過水和物対前駆物質のモル
比少なくとも1.5:1、好ましくは少なくとも2:
1、通常3:1から12:1の範囲内を与えるような量
で存在する。
汚れ懸濁化剤および再付着防止剤も、0.1〜10重量
%の量で本発明の組成物の好ましい成分である。メチル
セルロースおよびその誘導体、例えばカルボキシメチル
セルロース、カルボキシヒドロキシメチルセルロースの
水溶性塩および分子量400〜10,000を有するポ
リエチレングリコールは、本発明の通常の成分である。
微量の酵素は、組成物の通常の成分であり、使用するの
に好適なものは米国特許第3,519,570号明細書
および第3,533,139号明細書に記載の物質であ
る。
陰イオンケイ光増白剤は周知成分であり、その例は4,
4′−ビス−(2−ジエタノールアミノ−4−アニリノ
−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:
2′−ジスルホン酸ジナトリウム、4,4′−ビス−
(2−モルホリノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6
−イルアミノ)スチルベン−2:2′−ジスルホン酸ジ
ナトリウム、4′,4−ビス−(2,4−ジアニリノ−
s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:
2′−ジスルホン酸ジナトリウム、4,4′−ビス−
(2−アニリノ−4−(N−メチル−N−2−ヒドロキ
シエチルアミノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ)
スチルベン−2,2′−ジスルホン酸ジナトリウム、
4,4′−ビス−(4−フェニル−2,1,3−トリア
ゾール−2イル)スチルベン−2,2′−ジスルホン酸
ジナトリウム、4,4′−ビス−(2−アニリノ−4−
(1−メチル−2−ヒドロキシエチルアミノ)−s−ト
リアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2′−ジ
スルホン酸ジナトリウムおよび2(スチルビル−4″−
(ナフト−1′,2′:4,5)−1,2,3−トリア
ゾール−2″−スルホン酸ナトリウムである。
本組成物は、好ましくは泡調整成分も0.05%〜3%
の量で含有する。融点35℃〜115℃およびケン化価
100未満を有するミクロクリスタリンワックスが、好
ましい。ミクロクリスタリンワックスは、実質上水不溶
性であるが、有機界面活性剤の存在下で水分散性であ
る。好ましいミクロクリスタリンワックスは、融点65
℃〜100℃、分子量400〜1000、およびAST
M−D1321によって77℃で測定して少なくとも6
の針入度を有する。前記ロウの好適な例は、ミクロクリ
スタリンペトロラタムロウおよび酸化ミクロクリスタリ
ンペトロラタムロウ;フィッシャートロプシュロウおよ
び酸化フィッシャートロプシュロウ;オゾケライト;セ
レシン;モンタンロウ;ミツロウ;カンデリラ;および
カルナウバロウである。
米国特許第3,933,672号明細書は、本発明で好
適なシリコーン制泡剤を開示している。シリコーン物質
は、アルキル化ポリシロキサン物質、例えばシリカエー
ロゲルおよびキセロゲルおよび各種の疎水性シリカによ
って表わされ得る。シリコーン物質は、式 (式中、xは20〜2,000であり、そしてRおよび
R′は各々アルキル基またはアリール基、特にメチル、
エチル、プロピル、ブチルおよびフェニルである) を有するシロキサンと記載され得る。分子量200〜
2,000,000およびそれよりも高い分子量を有す
るポリジメチルシロキサン(RおよびR′はメチルであ
る)は、すべて制泡剤として有用である。側鎖基Rおよ
びR′がアルキル、アリール、または混合アルキルまた
はアリールヒドロカルビル基である追加の好適なシリコ
ーン物質は、有用な制泡性を示す。同様の成分の例は、
ジエチル−、ジプロピル−、ジブチル−、メチル−、エ
チル−、フェニル−、メチルポリシロキサン等である。
追加の有用なシリコーン制泡剤は、前記アルキル化シロ
キサンと固体シリカとの混合物によって表わされ得る。
このような混合物は、シリコーンを固体シリカの表面に
貼着することによって調製される。好ましいシリコーン
制泡剤は、粒径10ミリミクロン〜20ミリミクロンお
よび50m2/gよりも高い比表面積を有する疎水性シラ
ン化(最も好ましくはトリメチルシラン化)シリカと分
子量500〜200,000を有するジメチルシリコー
ン流体とをシリコーン対シラン化シリカの重量比1:1
から1:10で緊密に混合したものである。シリコーン
抑泡剤は、水溶性または水分散性の実質上非表面活性の
洗剤不透過性キャリヤーに好都合には剥離自在に配合さ
れる。
特に有用な抑泡剤は、西独特許出願DTOS第2,64
6,126号明細書に記載の自己乳化性シリコーン抑泡
剤である。このような化合物の一例は、ダウ・コーニン
グから商業上入手可能なDB−544であり、それはシ
ロキサン/グリコール共重合体である。
金属イオン封鎖剤として配合されない場合、洗浄液およ
びその調製用組成物の高度に好ましい成分は、0.01
〜4重量%、特に0.1〜1.0重量%の量のポリホス
ホン酸またはその塩である。洗剤ビルダー用に通常使用
される量の範囲よりも少ない前記配合量においては、ポ
リホスホン酸またはその塩は、漂白可能なしみ洗浄力上
の利益を与えることが見い出されている。
特に好ましいポリホスホネートは、式 (式中、各RはCHPOまたはその水溶性塩で
あり、そしてNは0〜2である) を有する。この種類の範囲内の化合物の例は、アミノト
リ−(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミンテトラ
(メチレンホスホン酸)およびジエチレントリアミンペ
ンタ(メチレンホスホン酸)である。これらのうち、エ
チレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)が、特に
好ましい。
本発明に係る洗剤組成物の別の好適な成分は、組成物の
0.015〜0.2重量%、好ましくは0.03〜0.
15重量%、更に好ましくは0.05〜0.12重量%
の量(マグネシウムの重量に対して)で添加される水溶
性マグネシウム塩である。好適なマグネシウム塩は、例
えば硫酸マグネシウム、硫酸マグネシウム7水和物、塩
化マグネシウム、塩化マグネシウム6水和物、フッ化マ
グネシウムおよび酢酸マグネシウムである。
処方物が粒状である場合には、抗ケーク化剤、例えばス
ルホコハク酸ナトリウムまたは安息香酸ナトリウムが所
望に応じて各種の量で配合され得る。美的成分、例えば
染料、顔料、光活性化漂白剤、例えばトリーおよびテト
ラスルホン化亜鉛フタロシアニン、および香料も、組成
物の通常の成分である。
本発明に係る洗剤組成物は、固体または液体であること
ができ、そして固体である場合には如何なる通常の形態
もとることができ、例えば噴霧乾燥またはアグロメレー
ション化粒子、棒またはタブレットであることができ
る。グリセリルエステルは、噴霧乾燥ベース粉末を調製
する成分と一緒に、またはベース粒状物への噴霧または
プリル化添加剤として噴霧乾燥粒状組成物に配合され得
る。一般に、エトキシ化非イオン界面活性剤と一緒に噴
霧乾燥ベース粉末に添加することが、噴霧乾燥粉末の調
製材料である水性スラリー中で遭遇する熱アルカリ性条
件下でのエステルのケン化を回避するために利用され
る。
有機ペルオキシ酸漂白剤前駆物質が組成物に配合される
本発明の好ましい形態においては、グリセリルエステル
は、漂白剤前駆物質を配合したプリルの調製用結合剤媒
体として使用される。これらのプリルは、典型的には直
径1〜1.5mmおよび長さ2〜5mmを有し、そして径方
向押出または軸方向押出、例えば欧州特許公告第006
2523号明細書に開示の技術によって調製される。こ
れらのプリルは、通常、乾式混合成分として噴霧乾燥ベ
ース粉末に添加される。
モノグリセリルエステル、例えばグリセリルモノラウレ
ートおよびグリセリルモノミリステートは、分枝鎖C
〜Cペルオキシ酸前駆物質のプリルを調製する際に特
に有用であり、そしてバッチ操作で50〜80℃のプリ
ル化温度および連続式操作条件下で55〜60℃のプリ
ル化温度で75〜90%の前駆物質量を得させる。対照
的に、通常の結合剤、例えばタローアルコールエトキシ
レートまたはポリエチレングリコールでの分枝鎖C
ペルオキシ酸前駆物質のプリルは、40〜50重量
%の結合剤量を必要とし、そしてプリル化法を実施する
のに必要な温度で変色する傾向がある。従って、本発明
の洗剤組成物面の特に好ましい具体的は、C〜C
ルオキシ酸前駆物質、例えばアルカリ金属線状または分
枝鎖C〜Cアシルオキシベンゼンスルホン酸塩また
はアシルオキシ安息香酸塩を含有するプリル用の結合剤
としてC10〜C14グリセリルエステル、例えばグリ
セリルモノラウレートを配合する。
本発明の別の面によれば、前記のような組成物100〜
25,000ppmからなる水性洗濯液が、提供され、そ
してこのような洗濯液は、組成物を水に直接溶解して洗
浄液を調製することによって常法で調製され得る。しか
し、本発明の更に別の面によれば、洗濯液は、本発明の
若干の成分を配合した洗濯添加剤製品が、残部を含有す
る予め調製された洗浄液に添加されることによっても調
製され得る。
このような洗濯添加剤製品は、各種の物理的形態、即ち
液体、粒状固体、タブレット、袋(pouches)または包み
(sachets)または含浸シート基体の形態をとることがで
きる。常にではないが典型的には、水性洗浄液は既に陰
イオン界面活性剤および場合によって金属イオン封鎖剤
も含有するであろうし、そして添加剤製品はエトキシ化
非イオン成分およびグリセリルエステル成分からなるで
あろう。或る種の好ましい具体例においては、添加剤製
品はそれ自体本発明に係る組成物を構成できるが、洗浄
液に添加されて洗浄性能の増進を与えようとされる。
本発明のこの面に係る添加剤製品は、本組成物の1以上
の成分並びにキャリヤー、例えば相容性粒状基体、可撓
性非粒状基体または容器からなることができる。相容性
粒状基体の例は、不活性物質、例えば粘土および他のア
ルミノケイ酸塩、例えば起源が天然および合成の両方の
ゼオライトである。他の相容性粒状キャリヤー物質は、
例えば水和性無機塩、例えばリン酸塩、炭酸塩および硫
酸塩である。
バッグまたは容器に封入された添加剤製品は、容器が乾
燥時にはそれらの内容物の導出を防止するが水溶液中へ
の浸漬時にはそれらの内容物を離脱するのに適するよう
に製造される。
この形態の添加剤製品の好都合な具体例は、容器に封入
された粒状固体組成物からなる。通常、容器は可撓性で
あり、例えばバックまたは袋であろう。バッグは、欧州
公告特許出願第0018678号明細書に開示のよう
に、不透水性保護物質で被覆されて内容物を保持する繊
維状構造を有する。或いは、それは、欧州公告特許出願
第0011500号明細書、第0011501号明細
書、第0011502号明細書、および第001196
8号明細書に開示のように水性媒体中で破断させようと
するエッジシールまたはクロージャーが設けられた水不
溶性合成高分子物質から形成され得る。好都合な形態の
水脆性クロージャーは、不透水性高分子フイルム、例え
ばポリエチレンまたはポリプロピレンから形成された袋
の一端に沿って配置され、かつシールする水溶性接着剤
からなる。
別の形態の添加剤製品は、組成物対基体の重量比1:1
0から30:1の非粒状可撓性基体と水離脱組み合わせ
の組成物からなる。ペルオキシ酸漂白剤前駆物質を配合
したこの種の添加剤製品は、英国特許第1,586,7
69号明細書および第2040983B号明細書および
英国特許出願第8,218,867号明細書に開示され
ている。
本発明のこの面の非粒状基体添加剤製品の具体例の以下
の説明は、本発明の1以上の成分、例えば陰イオン界面
活性剤および(または)金属イオン封鎖剤が不存在であ
ることがある処方物を包含する。しかし、このような場
合には、不存在の成分は、添加剤製品が添加される洗浄
液に存在しているであろうと想定される。
基体は、それ自体水溶性または水不溶性であることがで
き、そして後者の場合には洗濯サイクルの終りに洗濯機
から回収されるのに十分な構造一体性を洗浄条件下で有
しているべきである。水解体性である構造物、即ち水性
媒体中で不溶性の個々の繊維または粒子に破壊されるも
のは、本発明の目的には満足であるとは考えられない。
水溶性物質は、例えば或る種のセルロースエーテル、ア
ルギネートポリビニルアルコールおよび水溶性ポリビニ
ルピロリドン重合体であり、それらは不織繊維状構造物
および織成繊維状構造物にされ得る。好適な水不溶性物
質は、限定されないが、例えば天然および合成繊維、発
泡体、スポンジおよびフイルムである。
基体は、多数の物理的形態のいずれか1つ、例えばシー
ト、ブロツク、リング、ボール、棒または管の形態を有
することができる。このような形態は、消費者によって
単位使用しやすくあるべきであり、即ち所定量で、例え
ば個々のシート、ブロックまたはボールおよび棒または
管の単位長さで洗浄液に添加できるべきである。これら
の基体型の或るものは、1回または多数回使用用にも適
することができ、そして組成物対基体の重量比30:1
までの組成物負荷を設けることができる。
1つのこのような物品は、数回の洗浄サイクル時にその
有効使用を可能にさせるのに十分な添加剤を離脱自在に
封入したスポンジ材料からなる。この多数回使用物品
は、スポンジボールまたはブロックに添加剤組成物20
gを含浸することによって製造され得る。使用時に、組
成物は、スポンジの細孔を通して洗浄液に浸出し、そし
て通常の洗濯機内で泥水の布帛を処理するのに使用で
き、そして使用後洗濯機内に残り得るという利点を有す
る。
この種の添加剤製品の高度に好ましい具体例は、可撓性
シートを利用して洗濯機内の布帛の動きに合わせ、かつ
製品と製造時の取り扱い容易にさせる。好ましくは、シ
ートは透水性であり、即ち水はシートの一面から他面に
通過でき、そしてフイルム型基体の場合にはシートの穿
孔は望ましい。最も好ましい形態の基体は、織布または
不織布のシートまたは海綿状プラスチック材料の薄いシ
ートである。織布シートは、外科包帯またはチーズ布と
して既知の種類のもの用に使用されるような低繊維カウ
ント/単位長さの平織天然または合成繊維の形態をとる
ことができる。シート型基体上の負荷限定は、シートに
適用できる組成物の量を限定し、そして実際上、組成物
対シート基体の重量比は、通常1:2から15:1の範
囲内である。
前記のように、本発明で基体として使用できる好適な材
料は、とりわけ、例えばスポンジ、紙、および織布およ
び不織布である。
本発明で使用できる好適なスポンジ状材料は、シート状
の吸収性発泡体状材料からなる。「吸収性発泡体状材
料」なる用語は、三次元吸収性材料、例えば「ガス発泡
フォーム」、天然スポンジ、および複合繊維をベースと
する構造物(米国特許第3311115号明細書および
第3430630号明細書に開示)を包含することを意
図する。この種の特に好適な材料は、発泡体の海綿状内
壁が網目によって破壊されている親水性ポリウレタン発
泡体である。この種の発泡体は、米国特許第37940
29号明細書に詳述されている。この種の発泡体の好ま
しい例は、米国ペンシルバニア州エディーストーンのス
コット・ペーパー・カンパニーから登録商標「ヒドロフ
ォーム(Hydrofoam)」で入手できる密度0.596g/
立方インチおよび気胞数8〜40個/cm、好ましくは2
4〜32個/cmの親水性ポリウレタン発泡体からなる。
この種の材料の好ましいシートは、厚さ3〜5mmを有す
る。
この種の添加剤製品に使用するのに好ましいシート基体
は、ウェブまたはカード化繊維構造(繊維強度はカード
化させるのに好適である)を有するか繊維状マットから
なる接着結合された繊維状またはフィラメント状製品
[繊維またはフィラメントは、でたらめに、またはラン
ダムな配列(即ち、繊維の部分配向がしばしば存在する
カード化ウェブ内の繊維の配列並びに完全にでたらめの
分布配向)で分布されるか実質上整列される]と一般に
定義できる開口化不織布および非開口化不織布である。
繊維またはフィラメントは、天然物(例えば、羊毛、
絹、木材パルプ、ジュート、大麻、綿、リンネル、シサ
ル麻、またはラミー)、合成物(例えば、レーヨン、セ
ルロース、エステル、ポリビニル誘導体、ポリオレフィ
ン、ポリアミド、またはポリエステル)または前記のも
ののいずれかの混合物であることができる。
不織布の製造に使用される結合剤樹脂の選択は、各種の
望ましい特色を有する基体を与えることができる。例え
ば、布の吸収能力は、繊維結合工程においてそれぞれ親
水性結合剤樹脂、疎水性結合剤樹脂またはそれらの混合
物を使用することによって増大、減少または調整され得
る。更に、疎水性結合剤樹脂は、単独または疎水性−親
水性混合物の主要化合物として使用される場合に、添加
剤製品が自動洗濯機で使用される際に基体として特に有
用である不織布を与える。
基体が、スクリーン上にでたらめにまたはランダム配列
で沈積された繊維から形成された結合不織布である場合
には、組成物は、すべての方向に優秀な強度を示し、そ
して洗濯機で使用された場合に裂けたり分離したりする
傾向がない。
好ましくは、不織布は、水抄造または空気抄造され、そ
して標準布類潤滑剤で潤滑されているセルロース繊維、
特に再生セルロースまたはレーヨンから作られる。好ま
しくは、繊維は、長さ4〜50mmであり、そして1.5
〜5デニール[デニールは糸の長さ9000mの重量
(g)に対応する国際的に認められた糸尺度の単位であ
る]である。好ましくは、繊維は、少なくとも部分的に
でたらめに配向され、特に実質上でたらめに配向され、
そして疎水性または実質上疎水性の結合剤樹脂、特に非
イオン自己架橋性アクリル系重合体(1種または2種以
上)で一緒に接着的に結合される。好都合には、布は、
繊維70重量%および結合剤樹脂重合体30重量%から
なり、そして坪量10〜100g/m2、好ましくは24
〜72cm/m2を有する。
開口化不織基体も、本発明の目的用に有用である。基体
の反対表面間に延出する開口部は、通常パターン状であ
り、そして基体を製造するための繊維の抄造時に形成さ
れる。例示の開口化不織基体は、米国特許第3,74
1,724号明細書、第3,930,086号明細書お
よび 第3,750,237号明細書に開示されている。
好適なダイアモンドパターン開口化基体は、米国ニュー
ジャージー州ミルタウンの4コピー・マニュファクチュ
アリング・カンパニーからコードNo.SK650WFX
577で得ることができ、そしてポリエステル−木材パ
ルプ混合物からなり、坪量50g/m2および開口部約1
3個/cm2を有する。
またチコピー・マニュファクチュアリング・カンパニー
からコードNo.AK30ML1379で入手できる開口
化不織基体の別の好ましい例は、坪量40g/m2および
開口部17個/cm2を有するロプレックス(Rhoplex)RA
8結合剤で結合された3.0デニールの繊維の再生セル
ロースシート(繊維対結合剤比70:30)からなる。
同様の組成であるが繊維対結合剤比80:20および坪
量35g/m2である高度に好ましい正方形パターン開口
化基体も、チコピーBV(オランダ)から入手できる。
一般に、本発明の目的用の開口化布帛は、開口部10〜
20個/cm2、好ましくは開口部12〜18個/cm2を有
する。
基体シートの大きさおよび形状は、選択事項であり、そ
して主として用途の便宜に関連した因子によって決定さ
れる。このように、シートは、洗濯機または被洗浄布の
割れ目にトラップされるようになるほど小さくてはなら
ず、または販売用容器から分与しにくく、かつ包装しに
くいほど大きくてはならない。本発明の目的では、平面
積130cm2〜1300cm2のシートは許容可能であり、
好ましい面積は520cm2〜780cm2の範囲内である。
粒状基体の形態の添加剤製品は、そのまま使用できるか
それ自体水性液への添加用容器に封入できる粉末、フレ
ーク、チップ、タブレットまたはヌードルからなること
ができる。
更に通常、本発明のこの面に係る添加剤製品は、本発明
の1以上の必須成分に加えて他の洗剤成分を含有する。
場合によって配合されるこのような物質の種類および量
は、相互非反応性の要件により、そして基体がキャリヤ
ーまたは1キャリヤーとして利用される場合には基体と
負荷限定により拘束される。以下に後述のように、存在
するペルオキシ酸前駆物質と反応できる物質は、本発明
で有用な添加剤製品に配合できるが、前駆物質は空間的
に離間され、即ち他の反応体物質を含まないか実質上含
まない基体位置において配置されることが必須である。
場合によって配合される成分の許容量を決定する1つの
因子は、その物理的特性であり、即ち液体または固体で
あるかどうか、そして固体ならば結晶性またはロウ状で
あるかどうか、高いか低い融点または軟化点を有するか
どうかである。
場合によって配合される高度に望ましい成分は、融点3
0〜80℃を有するロウ性状の固体水溶性または水分散
性有機加工助剤である。最も好ましい加工助剤は、それ
らの容易な加工を可能とさせるために40℃よりも高い
軟化点および80℃よりも低い融点を有する。
好ましい加工助剤は、組成物の基体中または基体上への
配合時に可塑剤または増粘剤として役立ち、そして理想
的には溶融されて組成物が添加されている溶融液を調製
した際に50℃で30,000センチポイズまでの粘度
を有する混合物を与える非吸湿性固体である。
典型的な固体は、C14〜C18第一級および第二級ア
ルコールおよびC12〜C20の脂肪酸およびアルコー
ル1分子当たり15〜80個のエチレンオキシド基を含
有するそれらのエトキシレート、C12〜C20脂肪酸
のソルビタンエステルおよび分子量4,000〜10,
000のポリエチレングリコールである。微量の分子量
1,000〜4,000の低分子量グリコールも混合物
の流動性を制御するのに使用できるが、加工助剤の主成
分を構成するべきではない。前記のように、好ましい物
質は、低吸湿性のもの、特にC14〜C18飽和脂肪酸
である。
16〜C18脂肪酸および分子量4,000〜8,0
00のポリエチレングリコールは、化合物対加工助剤の
重量比が20:1から1:2の範囲内、特に4:1から
1:1であるような量で使用される場合に特に有効であ
る。
組成物を基体上に配合し、かつ基体から離脱する際に主
要な価値を有する場合によって配合される前記成分に加
えて、場合によって配合される前記の他の通常の洗剤成
分は、他の組成物成分に対して反応性でないならば、組
成物に配合され得る。このように、界面活性剤、泡変性
剤、キレート化剤、再付着防止剤および汚れ懸濁化剤、
光学増白剤、殺細菌剤、耐食剤、酵素物質、布帛柔軟
剤、帯電防止剤、香料および漂白剤触媒は、基体の負荷
限定によって負わされる束縛を受けやすい本発明の添加
剤製品によって、すべて洗浄液に導入され得る。
組成物が粒状または非粒状形態のいずれかの基体上に配
置されたペルオキシ漂白剤前駆物質からなる洗剤添加剤
製品においては、基体は好ましくは吸収性であり、そし
て組成物はその中に含浸される。
前駆物質の適用は、如何なる好都合な方法によっても実
施でき、そして多くの方法は、技術上既知である。
基体が不織材料またはシート状の発泡体物品からなる場
合には、組成物を融点80℃の相容性非吸湿性物質、例
えば前記加工助剤と混合して、界面活性剤が因溶体の形
態および(または)分散相として存在するロウ状固体を
与えることが好ましい。分子量4,000のポリエチレ
ングリコールの融点範囲およびロウ性状は、この目的用
に有用にさせる。
非イオン界面活性剤が組成物の成分を構成する場合に
は、それらの物理的性質は、他の固体成分が配合されて
いる液体媒体として、またはその一部分として使用可能
にさせる。
前記のように、前駆物質および反応性物質が互いに空間
的に離間されるならば、組成物に存在するペルオキシ漂
白剤前駆物質に対して反応性の物質は、前駆物質を含有
する洗剤添加剤製品に配合され得る。無機過酸素漂白
剤、例えば過ホウ酸ナトリウム1水和物または過ホウ酸
ナトリウム4水和物、過炭酸ナトリウム、過ケイ酸ナト
リウムまたは過ピロリン酸ナトリウムそしてまた尿素−
過酸化水素付加生成物は、この空間離間を必要とするほ
ど十分に反応性である物質である。
前駆物質および無機過酸素漂白剤は同一の非粒状シート
基体上に物理的に離間した位置に配合される場合には、
好都合な適用法は、それぞれと溶融物、懸濁液または溶
液を物質のばらばらの(discrete)バンドとして基体上に
沈積することである。このことは、分割押出ヘッドを使
用するが溶融物または懸濁液を基体の別個のウェブに適
用した後縦方向に接合することによって達成され得る。
好ましくは、漂白剤は、40〜90℃の範囲内の温度に
おいて溶融加工助剤(前記)中と固体粒子の分散液とし
て適用される。この技術を使用して、15:1までの分
散液対基体の重量比が得られるが、美的理由で繊維特性
の基体上の分散液負荷は、実際上10:1の重量比に限
定される。更に、前駆物質の配合用に必要とされる基体
表面積によって負わされる負荷限定は、漂白剤の量を
5:1未満に限定することがある。輸送時および(また
は)貯蔵時の漂白剤のバンドまたは領域と前駆物質の対
応バンドまたは領域との離間の対策も講じなければなら
ない。このことは、物質の層を基体の層間に介在させる
ことにより、または基体の積み重ね時に一致しない沈積
物質のパターンを作ることによって達成される。
粒状基体形態の洗剤添加剤製品の好ましい調整法は、組
成物のスプレーを溶液、分散液または溶融懸濁液として
回転ドラムまたはパン流動床、またはシュギまたはパタ
ーソン−ケリー型の回転ブレードミキサーにおいて粒状
基体の移動床上に適用する方法である。
本発明に係るシート基体添加剤製品の好ましい調製法に
おいては、溶融加工助剤に溶解または分散された組成物
は、ニップが下方向に大体同一速度を有する表面によっ
て形成されるように並んで配置されかつ反対方向に回転
する2個の水平ロールのニップによって形成されたトラ
フ内に保持される。溶融物質は、ロールの一方に広げら
れ、そしてその速度がロールと速度と同一でありかつ外
周と限定長さにわたって接触する基体の連続ウェブに移
送される。次いで、含浸基体は、その接触面が基体の方
向と反対の方向に移動するような回転方向を有する平滑
化塗布ロールによって接触される。この技術で使用され
るロールは金属製であり、そして加熱されて含浸混合物
を液相に維持する。
分枝C〜C10オキシベンゼンスルホネート前駆物質
を配合した製品においては、C〜C10ペルオキシ酸
の利益が実現できるように、C〜C10アシルオキシ
ベンゼンスルホネートは、好ましくは洗浄液内に有効酸
素少なくとも2ppm、好ましくは少なくとも5ppmの量を
与える量で存在すべきであることが見い出されている。
一般に、C〜C10アシルオキシベンゼンスルホネー
ト前駆物質対地のペルオキシ酸(例えば、過酢酸)前駆
物質の重量比は、C〜C10アルキルペルオキシ酸対
過酢酸とモル比1:1から1:10を与える重量比であ
るべきである。欧州での洗浄条件下においては、C
10アシルオキシベンゼンスルホネートが洗浄液内に
有効酸素5〜50ppmを与える配合物が、好ましい。
ヘビーデューティー洗濯目的で無機ペルオキシ漂白剤を
使用して溶液中に有効酸素50ppm〜350ppmの量を与
えることが普通である。しかし、有機ペルオキシ漂白剤
を使用する場合には、有機ペルオキシ化合物によって与
えられる有効酸素の量は、2ppm〜100ppmの範囲内で
あることができ、3ppm〜30ppmの量が米国での通常の
洗浄条件下で適当であり、一方20ppm〜50ppmの量が
欧州での洗浄条件下で更に通常使用される。有効酸素の
この量は、通常の洗浄サイクル時間、即ち使用すべき特
定の洗浄サイクルに応じて5〜25分以内で達成される
べきである。
使用時に20〜30の液体容量を有する洗濯機の場合
には、有効酸素のこのような量は、定量転化と仮定して
有機ペルオキシ化合物前駆物質1〜20gの配送を必要
とする。
本発明の各種の面は、以下の例で説明される。すべての
部および%は、特にことわらない限り、重量である。
12LAS:綿状C12アルキルベンゼンスルホン酸
ナトリウム C13LAS:綿状C13アルキルベンゼンスルホン酸
ナトリウム TAS:タローアルコール硫酸ナトリウム C14/15AS:C14〜C15アルキル硫酸ナトリ
ウム C12/14AS:C12〜C14アルキル硫酸ナトリ
ウム TAE:アルコール1モル当たりnモルのエチレンオ
キシドでエトキシ化されたタローアルコール A45:7モルのエチレンオキシドと縮合されたC
14〜C15第一級アルコール A236.5:6.5モルのエチレンオキシドと縮合
されたC12〜C13第一級アルコール GML:グリセリルモノラウレート GMM:グリセリルモノミリステート GMC:グリセリルモノカプレート PEG:ポリエチレングリコール(分子量は通常以下の
通りである) TAED:テトラアセチルエチレンジアミン NOBS:ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム ISONOBS:3,5,5…トリメチルヘキサノイル
オキシベンゼンスルホン酸ナトリウム アルミノケイ酸塩:式Na12(AlO・SiO
1227Oの水和ナトリウムゼオライトA ケイ酸塩:SiO対NaO比1.6を有するケイ酸
ナトリウム 硫酸塩:無水硫酸ナトリウム STP:トリポリリン酸ナトリウム 炭酸塩:無水炭酸ナトリウム CMC:カルボキシメチルセルロースナトリウム シリコーン化合物:ポリジメチルシロキサン85%、シ
リカ15% シリコーンプリル:80モル割合のエチレンオキシドと
縮合されたタローアルコール0.56部およびトリポリ
リン酸ナトリウム1.3部で造粒されたシラン化シリカ
とシリコーンとの重量比85:15の混合物0.14重
量部からなるもの MA/AA:マレイン酸/アクリル酸1:4の共重合
体、平均分子量80,000 MVEMA:平均分子量240,000を有すると信じ
られる無水マレイン酸/ビニルメチルエーテル共重合
体。この物質は、添加前にNaOHで予め加水分解され
た。
過ホウ酸塩:公称式NaBO・3HO・H
過ホウ酸ナトリウム4水和物 過ホウ酸塩1水和物:実験式NaBO・Hの無
水過ホウ酸ナトリウム漂白剤 酵素:ノボ・インダストリー ASによって販売されて
いる混合タンパク分解酵素/デンプン分解酵素 EDTA:エチレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム 増白剤1:4,4′−ビス(2−モルホリノ−4−アニ
リノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−
2:2′−ジスルホン酸ジナトリウム 増白剤2:ジナトリウム4,4′−(2−スルホナトス
チリル)ビフェニル DETPMP:モンサントによって商品名デュクエスト
(Dequest)2060で市販されているジエチレントリア
ミンペンタ(メチレンホスホン酸) EDTMP:ミンサントによって商品名デュクエスト2
041で市販されているエチレンジアミンテトラ(メチ
レンホスホン酸) 例1〜6 以下の組成物が調製される。
組成物は、次の通り調製される。陰イオン成分および金
属イオン封鎖剤成分が、ケイ酸塩、硫酸マグネシウムお
よび増白剤と一緒に噴霧乾燥されてベース粉末を調製
し、このベース粉末上にエトキシ化非イオン成分が液体
として噴霧される。このベース粉末に、過ホウ酸塩、抑
泡剤および酵素成分が添加される。後者の2成分は、キ
ャリヤー媒体中のプリルの形態である。最後に、香料
が、混合物上に噴霧されて最終製品を調製する。
TAEDまたはISONOBSが製品の1成分である場
合には、前駆物質は、欧州出願第0062523号明細
書に開示の技術によってキャリヤー媒体を使用してプリ
ルにされ、そして香料添加前にベース粉末と乾式混合さ
れる。
TAE80はTAED用の好適なプリル化媒体であり、
TAED:TAE80の重量比は6:1である。ISO
NOBSの場合、好ましいプリル化媒体は、ISONO
BS対グリセリルモノエステルの重量比7:1で満足な
溶液および物理的安定性特性を有するプリルを調製する
のに使用できるグリセリルモノエステルであるが、その
一部分である。
例8〜10 以下の組成(重量部g)を有する洗剤添加剤製品が、調
製される。
製品は、各々の場合、次の通り調製された。PEGおよ
びA45E7の溶融物が、約80℃で調製され、他成分
(香料を除いて)がその中に分散され、そして得られた
スラリーが、基体が接触しているアプリケーターロール
から基体に適用された。追加のロールが、室温に冷却さ
れて組成物を固化する前に、スラリーを広げるのに使用
された。次いで、香料が、含浸基体上に噴霧されて最終
製品を調製した。
これらの添加剤製品の各々は、沢山の布帛と一緒に自動
洗濯機に添加され、その製品ディスペンサーに以下の処
方を有する洗剤135gが添加される。
LAS 5.6 TAS 2.4 TAE11 1.0 STP 24.0 ケイ酸塩 6.0 MVEMA 1.0 EDTA 0.2 CMC 0.8 MgSO 0.4 酸素 0.35 増白薬剤1 0.23 増白薬剤2 0.02 過ホウ酸塩 32.0 ポリフィン 0.005 混合抑泡剤 0.4 硫酸塩+雑成分 19.095 水 6.5 洗濯機が満たされて(20)洗浄液を調製する場合に
は、溶解された組成物は以下の成分からなる。
例 7 8 9 陰イオン界面活性剤% 7.0 7.0 7.0 エトキシ化非界面活性剤% 4.1 4.0 4.1 グリセリルエステル% 1.3 1.3 2.6 金属イオン封鎖剤% 21.6 21.5 21.6 例10〜13 以下の処方を有する選択添加剤製品が、例7〜9の方法
に従って調製される。
例11の処方物の場合には、2種の別個の含浸混合物
が、調製され、そして2つの基体シートに含浸するのに
使用される。一方の混合物は過ホウ酸塩6.3g、A4
5E7(2.0g)、PEG6000(6.0g)およ
びPEG1500(2.0g)からなり、そして他方の
混合物は残りの成分からなる。次いで、各添加剤製品
が、例7に記載の洗剤処方物135gと一緒に洗濯機に
添加されて本発明に係る選択液を調製する。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) 組成物の5〜60重量%を構成し、
    かつ (1) 陰イオン界面活性剤、 (2) HLB9〜15を有するエトキシ化非イオン界面
    活性剤、 (3) C〜C14脂肪族カルボン酸のモノグリセリル
    エステル(グリセリルエステルは組成物の少なくとも
    0.50重量%の量で存在する) からなる界面活性剤系、 (B) 組成物の1〜50重量%の量の金属イオン封鎖
    剤、 (C) 他の洗剤成分0%〜94%を含むことを特徴とす
    る、布帛からのグリース状、油状しみ除去を与えるのに
    適した洗剤組成物。
  2. 【請求項2】陰イオン界面活性剤が、エトキシ化されな
    い特許請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. 【請求項3】陰イオン界面活性剤が、サルフェート型ま
    たはスルホネート型を有する特許請求の範囲第1項およ
    び第2項いずれかに記載の組成物。
  4. 【請求項4】エトキシ化非イオン界面活性剤が、C
    15第一級アルコールエトキシレートまたはC〜C
    12アルキルフェノールエトキシレートである特許請求
    の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】モノグリセリルエステルが、組成物の少な
    くとも0.7重量%の量で存在する特許請求の範囲第1
    項〜第4項のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】モノグリセリルエステルのC〜C14
    肪族アシル部分が、C10〜C14脂肪アシル部分であ
    る特許請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の組
    成物。
  7. 【請求項7】グリセリルエステルが、グリセリルモノC
    10〜C14脂肪酸エステルの混合物である特許請求の
    範囲第6項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】モノグリセリルエステルの原料が、モノエ
    ステル、ジエステルおよびトリエステルの混合物からな
    り、そしてモノエステルが混合物の少なくとも90重量
    %を構成し、残部主成分がジエステルである特許請求の
    範囲第6項および第7項のいずれかに記載の組成物。
  9. 【請求項9】金属イオン封鎖剤が、組成物の5〜50重
    量%の量で存在する特許請求の範囲第2項〜第8項のい
    ずれかに記載の組成物。
  10. 【請求項10】過水和物型の無機酸素漂白剤5〜35%
    を更に包含する特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれ
    かに記載の組成物。
  11. 【請求項11】酸素漂白剤が、過ホウ酸ナトリウム1水
    和物または過ホウ酸ナトリウム4水和物である特許請求
    の範囲第10項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】有機ペルオキシ酸漂白剤前駆物質を更に
    包含する特許請求の範囲第10項および第11項のいす
    れかに記載の組成物。
  13. 【請求項13】漂白剤前駆物質がグリセリルモノエステ
    ルによって一緒に結合された微粒状物質の乾式混合結合
    体の形態である特許請求の範囲第12項に記載の組成
    物。
  14. 【請求項14】結合体が、径方向または軸方向押出によ
    って調製されたプリルからなる特許請求の範囲第13項
    に記載の組成物。
  15. 【請求項15】(A) 組成物の5〜60重量%を構成
    し、かつ (1) 陰イオン界面活性剤、 (2) HLB9〜15を有するエトキシ化非イオン界面
    活性剤、 (3) C〜C14脂肪族カルボン酸のモノグリセリル
    エステル(グリセリルエステルは組成物の少なくとも
    0.50重量%の量で存在する) からなる界面活性剤系、 (B) 組成物の1〜50重量%の量の金属イオン封鎖
    剤、 (C) 他の洗剤成分0%〜94%を含むことを特徴とす
    る、布帛からのグリース状、油状しみ除去を与えるのに
    適した洗剤組成物100〜25,000ppmを含むこと
    を特徴とする水性洗浄液。
  16. 【請求項16】組成物100〜25,000ppmが溶解
    される工程からなる洗剤液の製造法において、陰イオン
    界面活性剤成分の水溶液を調製し、そしてそれに界面活
    性剤混合物のエトキシ化非イオン成分及びグリセリルエ
    ステル成分および金属イオン封鎖剤成分からなる添加剤
    製品を添加することを特徴とする洗濯液の製造法。
  17. 【請求項17】添加剤製品が、含浸可撓性シートの形態
    である特許請求の範囲第16項に記載の方法。
  18. 【請求項18】添加剤製品が、互いに空間的に離間され
    るように含浸可撓性シート上に別異のばらばらのバンド
    状物質として配置された過水和物型の無機酸素漂白剤お
    よびペルオキシ酸漂白剤前駆物質も配合する特許請求の
    範囲第17項に記載の方法。
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