JPH0648559Y2 - 音響制御装置 - Google Patents

音響制御装置

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JPH0648559Y2
JPH0648559Y2 JP19999487U JP19999487U JPH0648559Y2 JP H0648559 Y2 JPH0648559 Y2 JP H0648559Y2 JP 19999487 U JP19999487 U JP 19999487U JP 19999487 U JP19999487 U JP 19999487U JP H0648559 Y2 JPH0648559 Y2 JP H0648559Y2
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利久 中村
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電子楽器に使用されるフットボリューム等の
音響制御装置に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、音響制御装置、例えば電子楽器と共に使用するフ
ットボリュームには、その用途によって2種類の型式が
ある。その1つは、電子楽器の出力と増幅器との間に接
続され、アナログ信号の量を制御するもので、通常、入
出力とも単芯ケーブル、すなわちモノラルケーブルで接
続される型式である。他の1つは、シンセサイザ等にお
いて、変調制御としてフット−ボリュームに直流電圧を
印加し、ボリュームで分圧された電圧をシンセサイザ本
体内のA/D変換器などで読み取るもので、通常、1本の
2芯ケーブル、すなわち、ステレオケーブルで接続され
る型式である。
かかるフット−ボリュームが単独の機能を果たすものと
して別々に構成されている場合、使用者は2種類のフッ
ト−ボリュームを用意し、用途に応じてその都度選択し
なければならないという面倒があった。
また、上述した両機能を一体に具備しているフット−ボ
リュームでは、その本体上に設けられている機能切換ス
イッチによりいづれかの機能を選択しているが、比較的
価格が高いという欠点があった。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、上述した2種類の機能を備えてい
ながら、切換スイッチを必要とせず、取扱いが簡単でし
かも廉価な音響制御装置を提供することにある。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、在来型式の
異なる種類の接続用プラグのいずれが挿入されたかによ
って異なる機能が自動的に選択されるようにしたことを
要点とする。
[実施例] 以下、この考案の一実施例につき図面を参照して詳細に
説明する。
<実施例の構成> 第1図はこの考案を適用して構成したフットボリューム
の全体回路を示し、図中1及び2は、フットボリューム
での入力及び出力端子をそれぞれ図式的に示し、入力端
子1は、隣青銅板などを材料として、自由端がV字型に
形成され、互いに空間的に隔置して設けられている2つ
の接点L及びRを含んで構成され、そして出力端子2
は、前と同様にその自由端がV字型に形成されている接
点Tと、通常の状態では適当な絶縁部材3の先端が接点
Tに当接し、所定の位置を維持している導電性のバネ材
料からなるフィンガ4と、好ましくは導電性のバネ材料
からなり、通常の状態ではフィンガ4に接触していて、
そのフィンガ4と一緒になってスイッチSWを形成してい
る接触子Wとから構成されている。
また、入力端子1は、図示されていない単線プラグ又は
2線プラグのいづれでも受け入れるように適合されてい
て、単線プラグが挿入された場合での外部との電気的接
続は接点Lのみにおいて行われ、2線プラグが挿入され
た場合での電気的接続は接点L及びRの両方で行われ
る。これに対して出力端子2は、単線プラグのみを受け
入れるように適合されていて、単線プラグが挿入された
場合での外部との電気的接続は接点Tにおいて行われ、
フィンガ4と接触子Wとで形成されているスイッチSWは
切り離されることになる。
回路構成において、接点Tと接触子Wとは固定端におい
て共通に接続されていて、ボリュームVRの摺動子Sに接
続され、ボリュームVRの1端が接点Lに電気的に通じて
おり、その他端が接地されている。また、出力端子2で
のフィンガ4は入力端子1の接点Rに電気的に接続され
ている。
第2図は、第1図の回路の2通りの使用状態を表におい
て示し、No.1の状態は、入力側INPUTと出力側OUTPUTと
に、丸印で示す単線プラグ、すなわち、モノラルプラグ
が挿入された場合で、これは、出力側OUTPUTに接続され
た外部機器が制御されることを示している。また、No.2
の状態は、入力側INPUTに二重丸印で示す2線プラグ、
すなわち、ステレオプラグが挿入されて、出力側OUTPUT
には何も挿入されない場合で、これは、入力側INPUTに
接続されている本体機器が制御の対象になることを示し
ている。
<実施例の作用> 次に本実施例の作用について説明する。
以下の説明では、電子楽器本体が入力側INPUTに、そし
て外部機器が出力側OUTPUTにそれぞれ配置されていて、
フットボリュームによる制御対象は共に音量とする。
まず、第2図でのNo.1構成で示すように、入力端子1及
び出力端子2にモノラルプラグを挿入した場合、出力端
子2ではフィンガ4と接触子Wとで構成されているスイ
ッチSWが切り離されることになる。このため、入力側IN
PUTにおける電子楽器からの信号は入力端子1での接点
LからボリュームVRの上端に入り、その摺動子Sを通っ
て出力端子2での接点Tを経て出力側OUTPUTでの外部機
器へと伝達されることになる。また、ボリュームVRの摺
動子Sはフットボリュームの図示していない足踏みペダ
ルと機械的に連動されているので、、ペダルに対する足
の踏み込みにより、外部機器の音量を制御することがで
きる。
また、第2図でのNo.2構成では、入力側INPUTでの入力
端子1のみにステレオプラグが挿入されており、2線ケ
ーブルを経て一方の接点Lに入った信号はボリュームVR
を通り、出力端子2内でのスイッチSWを経て入力端子1
での他方の接点Rに戻り、2線ケーブルを介して電子楽
器本体へと伝達される。従って、ペダルを踏み込んでボ
リュームVRにおける摺動子Sの位置を変えることによ
り、電子楽器内部での制御対象である音量を変えること
ができる。
[考案の効果] この考案は以上詳細に説明したように、在来型式の異な
る種類の接続用のプラグのいずれが挿入されたかによっ
て異なる機能が自動的に選択されるようにしたため、2
つの機能を統合しているにもかかわらず、機能の選択を
切換スイッチなどで行う必要がなく、単にどの種類のプ
ラグを挿し込むか否かで機能の選択が自動的に行われ、
取扱いが簡単な上に、廉価であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用して構成したフットボリューム
の全体回路図、第2図は2種類のプラグの挿入状態と選
択される機能との対応関係を示している図である。 1……入力端子、2……出力端子、4……フィンガ、
L、R、T……接点、W……接触子、VR……ボリュー
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2線プラグを挿入されて、各線と電気的に
    接触する2つの接点を持つ第1の接続手段と、 単線プラグを挿入されて、その単線と電気的に接触する
    1つの接点を持つ第2の接続手段と、 上記第1及び第2の接続手段間に設けられ、その1端が
    上記第1の接続手段の一方の接点に接続され、他端が上
    記第2の接続手段の接点に接続され、上記1端か又は他
    端のいづれかが摺動可能になっている可変抵抗手段とを
    備え、 上記第2の接続手段は、自身に単線プラグが挿し込まれ
    ていない場合、それ自体の接点を上記第1の接続手段で
    の他方の接点と電気的に導通させるように構成されてい
    ることを特徴とする音響制御装置。
JP19999487U 1987-12-30 1987-12-30 音響制御装置 Expired - Lifetime JPH0648559Y2 (ja)

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JPH01105997U JPH01105997U (ja) 1989-07-17
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